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というわけで西友の買出しついでにこちらを get〜。
年末に出ていた(らしい)Kanon OP/ED。店頭で全く見かけなかったのでもしかしたら 2nd ロットかも。なにげに \1,575 とちょっと高めだったりするわけですが、見てみたら
・オリジナルのフルコーラス版
・テレビアニメ版
・2006 メモリアルミックス版(← これは新規収録)
の 3 バージョンで収録、という形になっていたり。……というかここまでやるんだったら vocal off 版とゲーム版までくっつけて欲しいものですが、まあそこまでというのも無理な注文かなという気もしなくもなかったり;。しかしこのジャケ、表面はあゆあゆ目立ちまくりですが裏側の名雪の方もかなりかわいいw。買ったとき気付かなかった;;。
で、早速聞いてみたわけですが。
……やっぱり名曲ですよ、この OP/ED は;。
AIR の OP/ED なんかもそうなんですが、曲自体の良さに加えて、自分の中に刻み込まれているトラウマかつてのゲームプレイの想い出が刺激される。や、このゲームに何度撃沈されたことだろうか、みたいな;。そしてやっぱり驚くのは、今、改めて聞いてみても曲そのものが全く色褪せていない。それは歌詞しかり、メロディラインしかり、編曲の作り込みしかり。8 年近くも前にこんな曲を作っていた I've の凄さを改めて感じさせられますね。
# しかし 2006 メモリアルミックスは結構微妙;。
# OP の方はキーが変わってるし、ED の方は光り物の音が歪んでるし;
# 彩菜さんもかなり歌い方が変わっちゃってるので、今だとこの曲にはちょっと合わないですね。
# やっぱり名曲のアレンジは難しいというかなんというか^^。
そういやアニメ版の Kanon、年末から見るタイミングを失って 3 話ぐらい溜まってるよーな。
明日あたりでもまったり楽しみますかねぇ? うむむ。
おおう、そういやこのネタ書くの忘れてた;。というわけで今日はこのネタを。
昨年の暮れに発売になった、AIR の Blu-ray Disc Box。Amazon の先行予約販売だと \22k ぐらいだったので思わず予約購入してしまったんですが、Playstation 3 の発売前に予約をかけたので PS3 買えなかったらどうしようかと戦々恐々(笑)。まあ幸いにして PS3 も買えたわけですが、さてさて果たしてどんなものかとプロジェクターの大画面で鑑賞してみたわけですが。
素晴らしい(涙)。
というか、アップコンバータを変えるだけでもこうも変わるものなのか、と驚き。
実は BS-i での本放送のときは、ヘンなアップスキャンコンバータを通している? せいなのか、エッジに変なノイズがかなり目立ってしまってたんですよね。かといって DVD だと解像度が低いので 70 インチとかに引き伸ばすと結構ボロボロ。で、まさか BS-i 放送と同じものを収録してるなんてことはないだろう、と思ってたわけですが、これはリマスタリング? というぐらいに安定した映像に。調べてみたら SD マスターからのアップコンバートらしい(特典ディスクの新作 OP は HD マスター)のですが、とてもそうは思えないぐらいに綺麗な映像。思わず「へぇぇ」と驚いてしまったり。
# でもジャギというかドットがしっかりはっきり見えます。(笑)
# まあそりゃそーだよな、みたいな^^。
BS-i の Kanon は AIR の頃に比べると随分と映像が改善されましたが、それでもまあイマイチではあるんですよね。実は DVD はすでに発売されてますけど BD-BOX 待ちモードだったり。きっと同じ人は結構いるでしょうねぇ……。
というわけで今日はぐっっっすり眠って明日の準備をいろいろしてみたりw。
というか、起きてからはたと気付いたら実は明日の委託受けの小銭の準備とかほとんどなんにもしてないじゃん、という驚愕の事実に気付いて慌てていろいろ準備。や、実は委託を受けるのは今回で 4 回目になるのでかな〜り余裕をかましてたんですが、冷静にいろいろと考えてみるとそこまで余裕かましてる状況じゃねーだろ状態であることに気付くワナ。いやだって、小銭の準備しようと思って入れ物だしたらこんな感じ。
うあ、前回の売上金そのまま手付かずで残ってるよ(笑)。でも久しぶりにサークルの準備らしいことをちょっとだけどできたので楽しかったり。いや実は委託受けしているサークルさんの方がものすご〜くマメな方なので、なにか準備作業をする余地がホントに全くない(笑)。ディスプレイ用品とか買い出したりするのが久しぶりで楽しかったり^^。なにしろ日常生活ではこういうのを見たり買ったりする機会って全然ないですからね^^。
しかし今晩はなにげに学生時代のアルバイト先の塾の忘年会へも参戦予定。しかも 23 時スタート;。例年だとコミケ参戦後に打ち上げかねて参加なのですが、今年はコミケ日程がずれてるせいで楽しい状況に。まあこういうお祭りこそが醍醐味なんですけどね〜w。
# でも明日のサークル打ち上げどうするかな^^。なんか考えねば。
とりあえず一日目終了〜。というわけで今日の戦果。
……ええっと、クッションとかコミックスとかはコミケじゃなくて帰りがけに買ったものですが;。しかし実際のところ今回はこれといって購入したいものもなくて、結局企業ブースも購入したのは CD 1 枚だけ。ホントはカレンダーとか欲しかったんですけど、なかなか気に入るものがない;。TYPE-MOON の Fate/Zero はちょっと欲しかったんですが、行列を見て諦め。これもどうせしばらく待てば店舗に並ぶわけですし^^。
# しかし今朝はむちゃくちゃ寒かったです。
# 気温はそれほどでもないものの風がとんでもなくて、体感温度がすごいことに;。
で、今日は帰りがけに 3 日目のサークルで使うテーブルクロスを調達。や、今回も 3 日目に知人のサークルさんの委託を受けて売り子さんやるわけですが^^、テーブルクロスを梱包し忘れてたみたいなので買ってきたり。しかし意外にこの手の布が手に入らなくてびっくり。昔、私がサークルやってた頃(10 年ぐらい前;)は割とこの手の布のメートル売りっていろんなとこでやってたんですが、今もあるにはあるけどあんまり柄がなかったり趣味が良くなかったり。何軒か回ってみたけどやっぱりいいのがなくてこの辺の柄で手を打ったのですが、
新宿の Loft って閉店なんですか?!;
や、三越の 3〜5F に入ってるんですが、この不況の煽りを受けてか閉店するようで;。テーブルクロスも 2 割引でしたが、ピンクリウムが 30% off だったので一瞬惹かれました。や、買わなかったけど;。
# 1/14(日)で閉店するみたいですが、まだちょろちょろとモノは残ってるみたいなので
# 興味のある方は行ってみるといいかも、ですねー。
さてさて、昨日一昨日とあんまり寝てないので今はかな〜り音夢音夢ねむねむだったり;。
ちょっといろいろ作業あるけどいったん仮眠してからにしますか……
あ、ありえない寒さなんですけど。(笑)
や、毎年我ながらよくやるなー状態;;。
でもまあ今年も頑張りまっす。というわけで軽く現地からエントリでした^^。
というわけで昨日はこちらのコンサートに参戦してきたり〜。
ゆかりん初のクリスマスコンサート、Pinkle ☆ Twinkle Party。ええっと、簡単に説明すると、クリスマスイブ前日の横浜というどう考えてもデートスポットとしか思えない場所で改めて忠誠を誓わせられるというゆかり国国民の半強制イベント……というのは冗談ですが^^、UO(ウルトラオレンジサイリューム)40 本程度を装填して気合い入りまくりで戦いに臨むでじくま氏、そしてけろっちゃ氏(ぉ)、本郷氏と 4 人で参戦してきたり。や、昨晩はその後私の家でみんなで遊んでいて午前 5 時w だったので、とても blog エントリをまとめられずにえらい遅れたエントリ up となりました。っつーかまだ眠いよ……;
で、とりあえず一言で感想をまとめると。
微妙、激しく微妙;。
いろんなものが噛み合っていない、ちぐはぐコンサート;。なんというかいったいどうしちゃったの、状態;;。
いやこのコンサート、個々のパーツは全然悪くないどころかものすごくいい仕事をしていたと思うんですよね。それは主役のゆかりんしかり、ダンサーしかり、バンドメンバしかり、ねこさんしかりw、スタイリストさんしかり、さらには物販していた売り子さんしかり。けれどもあらゆるものが噛み合っていない、それゆえにすべてのものが悪循環に陥って spoil されてしまっている、という印象。いくつか例を挙げてみると、こんな感じ。
・曲セット
コンサートのトーンを決める重要なしょっぱなの曲が、ある意味では非一線級の Picnic。かと思えば超一線級の童話迷宮とか Princess Rose を第 2 セットの中間と第 4 セットの初めに配置して浪費(=ごく普通の流し曲として利用=極めてもったいない)という意味不明の曲並び。最初の中途半端な展開をずるずるとひきずって、最後まで完全にスイッチが入り切らずに終了してしまったという印象があります。全体の曲セットは CCC に近いのですが、流れ順がちぐはぐな印象を受けました。
・ライブバンドソロパート
かなり技量のある人たちを揃えてるなーという印象はあったものの、彼らのソロパートが完全に独立したものとして『浮いて』しまっている;。なぜにヘビメタ;;。や、単体としては決して悪くない(むしろ良い^^)んだけど、それがコンサートの一連の曲の中に収まっていないんですよね。イメージとしては、ロリ甘ゆかり王国にやってきた傭兵部隊。確かに実力はあるけれど、どこまでもゆかり王国になじめずに終わった、という感じ。単に上手な演奏をするだけならオケ(レコーディングされたもの)と大差ないと思うんですよね。もちろん彼らも極力ゆかり王国に合わせるように頑張ってくれたとは思うのですが、「めろ〜ん」ぐらい事前に打ち合わせておこうよ、と正直思いました;。
・バックダンサー
CCC にしろ FBD にしろゆかりんのコンサートはバックダンサーの数がかなり多い、という印象があったのですが、今回はなぜかバックダンサーさんの数がかなり少なめ。少ない人数でよく頑張っているなとは思ったのですが、ライブバンドにスペースを取られているので舞台に一度に上がれる人数に限りがある。ライブバンドの方々とのなじみが悪かったせいもあってか、バックダンサーの数が減ったことによって全体的に寂しいステージに見えてしまったような気がします。
・客席の参加
CCC (Cutie Cutie Concert)に参加したときに初めて思い知ったことですが、コンサートというのは舞台だけで作るものではなくて、舞台と客席みんなで作り上げていくもの。例えば Fancy Baby Doll で、観客が「世界一かわいいよ」とコールを入れる部分に対してゆかりんが「どうもありがとー」と切り返す。あるいは神曲といわれる "Little Wish" ではダブルアンコールのときに二番を客席みんなに合唱してもらうように誘導する。こういう『客席の参加』はものすごく重要なんですが、でもこういうのって「絶対に失敗させてはならないようにする」のが原則だと思うんですよ。なぜって失敗したら苦い思い出として残ってしまうから。実際、Little Wish では大半の人が2番の歌詞を歌うことができなかったわけですが、もともと Little Wish は CCC のときのあの思い出があるからこそ神曲なわけで、PTP の苦い思い出がこれに加わることになってしまったのは残念としか言いようがなかったり。
加えてラストの締めも噛み合ってなかった;。ダブルアンコールでクリスマスネタをさんざん振っておいて、神曲である恋天使(恋の天使舞い降りて、やまなこの曲)が来るかと思ったら Little Wish;。いや、恋天使はおそらく大人の事情で使えないんだろうし、ダブルアンコールでは既出の曲から選ばざるを得ない(ライブバンドの人たちはコンサート曲しか練習してないはず)のは分かるのですが、肩透かしを食わせないようにするために客席の期待値をうまくコントロールすることも重要だと思うんですよね。あの会場のどんよりした「びみょ〜」な空気はちょっとなんとも言いがたいものがありました;。
# ちなみにさらに会場もかなりダメダメで、2F と 3F の後方席はまともに舞台が見えない;。
# これは横浜国立大ホールそのものの設計ミスらしいんですが、だとしたらそれを見越して
# 舞台の上段をうまく使うとか、スクリーン映像を凝るなどの工夫をしたら良かったのに;。
……と、つらつらと問題点を書き連ねたのですが、最初に書いたとおり、コンサートを構成する『個々のパーツ』は特に悪くないんですよ。けれどもなぜこんなにも問題点多発しまくりなコンサートになってしまったのかというと、多分それは全体を束ねるバックストーリーやイメージ、一言で言えば「コアコンセプト」がないからだと思うんですよ。
曲目リストを見返してみると、このコンサートの基本トーンはおそらく「クリスマスパーティ」なんじゃないかと思うんですが(タイトルも PTP = Pinkle Twinkle Party)、でも、そもそもこのパーティをどういうものに仕上げたかったのか? そこのところがものすごくぼんやりしていたような気がするんですよね。例えばライトな人たち、コアな人たちのどちらをメインに据えて考えるのか、あるいはパーティの雰囲気は「楽しくて明るい」感じなのか「しっとり落ち着いた」感じなのか。ライブバンドを使うならどういう方向でその魅力を引き出そうとするのか。ゆかりんのイメージはベタなロリ甘で行くのか大人の魅力も演出するのか(服装だけ取るとロリ甘だがバラード系の選曲は必ずしもそうではない)。一言でパーティといってもいろいろあるわけで、そういった基本的な方向性(軸足)の部分が一貫せず、あれもこれもといろいろと詰め込んでみたら噛み合わせがごっちゃになって「よく分からないものになっちゃった」、という感じがするんですよね。その結果、トータルとして見るとパッチワークのようになってなって、客席側も流れにどう乗ればいいのか分からず戸惑っているうちに終了してしまった、そんな感じを受けました。
# なんというか、開演が 25 分押しだったという時点からすべての歯車が狂っていた、という
# ような妙な空気もあったような気がします。一つのものが狂いだすと全部のものが崩れていく、
# とでもいうような感じ。
なんでこんなふうになっちゃったのか、その原因はよく分からないです。制作が替わってゆかりんにまだ馴染んでなかったとか(← 実際に変わってるのかどうかは不明ですが;)、会場の費用が高くて舞台にお金をかけられなかったとか、企画がうまくまとまらなくて予算取りがうまくいかなかったとか、複数方面から「大人の事情」による口出しが入って収集がつかなくなっちゃったとか、企画段階での練りこみが甘かったとか、いろいろと想像は膨らみますが、でも結論としてはまとまりのない幕の内弁当になっちゃった気がするんですよね。部分最適の結果が全体最適とは限らない(=個々のパーツがどんなに良くても全体として最高のものになるとは限らない)、といいますが、まさにその好例になっちゃったんじゃないか、という気がします。
それだけに、個々のパーツとなった方々がそれぞれにプロフェッショナルな仕事をこなしていたのが非常に好感でもあり、また口惜しくもありました。例えばゆかりん本人はあいかわらずきっちりと仕事をこなすし(カメラに対して作っていた表情も随分上手くなったなぁという印象)、ライブバンドも上手かったし、バックダンサーの踊りも人数の少なさをカバーするぐらいに頑張っていた。開場 30 分前までリハをやっていたと言ってましたが、たぶん最後の最後までちょっとでもよくするためにみんなで頑張っていたのでしょう。けれども、根底の部分での構成の悪さはどんなに表面を取り繕ってもカバーしきれない。個々人の努力が垣間見えるだけに、本当に残念でもあります。
うーん、基本的にこういうコンサートはやっぱりいい思い出で締めくくりたいもので、辛口エントリはホントは向いていないことはわかってるんですが、やっぱりイマイチだったものを素晴らしいとは書けない人なので;、ありのままに書いてみました。客席の微妙な雰囲気はなによりステージ上の人たちが一番感じているところでしょうから、今回のまずかったところを踏まえて次回以降でさらにランクアップしたコンサートが実現するといいなー、と思いました。
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[2006/12/24 19:12 追記]
でじくま氏のところにいつもながらの超高密度レポートが up されたので、興味のある方は是非どうぞ〜。
……というかいつもながら愛あるエントリですな〜;。さすがは王国国民です^^。
というわけで本日の収穫物〜。
ここ最近妙に帰りが遅くてなんか久しくとらに買出しに行ってなかったわけですが、ちょろっと立ち寄ったらとんでもないことに;。いったい何冊買い込んでいるんだよと小一時間、というかそれ以前にいったいいつ読むのかと(ry
それにしても驚いたのはレジのアホみたいな混雑っぷり。街中はクリスマスシーズン一色なのにここだけどうしてやたらと殺伐としてますか状態;;。どうみてもレジが片付くまで 30 分近くかかりそうな気配なんですが、ここぞとばかりに DS Lite 取り出してドラ(ry
# しかし自分用にクリスマスプレゼントという人はかなり多いのか;。
# まあ少なくともここで買うものが誰かへの贈呈用というものは考えがたいわけですが;
そんなわけでいよいよ明日はいよいよゆかりんコンサート。こちらも臨戦態勢はバッチリでありますよ〜。UO はないし、ぬいぐるみもでじくま氏からのプレゼントですけど;。
しかしさらさらっとこういうものがコミケ用品のごとく出てくるようになったあたり、我ながらかなり微妙に終わってる気がしますです、はい;。
# でも体調あんまりよくないんだよなー;。結局のどが完治せず、という;;。
おとぎ銃士赤ずきんの OP テーマ、ようやく Princess Rose に変更されましたね。というわけで今日は無限ループ中。この曲かなり歌詞がいいなーと思ったら A's エンディングの Spiritual Garden の歌詞を書かれた方なんですね。なるほど納得、という感じ。
でもって、それはともかく。
ちっちゃな白雪、GJ!(笑)
というかこの作品見てて初めて素晴らしいと思える話にヒットしたような気が^^。
この作品っていろんな意味で掴みどころのない作品で、子供向けにも中途半端、かといってヲタ向けにもヌルすぎ、という非常によく分からない作品作りだったわけですが、今回はちっちゃな白雪姫で大きなお友達の心をわし掴み(笑)。くっ、どうしてそんなにピンポイント的に私の好みを突いてくるんだ、みたいな(違)。
ECO やりながら流し見するぐらいがちょうどいい作品ですが、終盤に向けてもうちょっと頑張って欲しいところではありますね。適度なヌルさは子供向けならでは、だとは思いますが。
というわけでようやく到着〜。Pinkle Tinkle Party のチケット〜。
結果。……orz。(涙)
や、2F 最後方近くの席なわけですが、まあ中央付近なので全体を見渡せてよし、ということにしよう;。
# っつーか超高倍率のゆりしー off に当選して運気を使い果たしたような気が;。
# ……と、非科学的なことを書いてみるテスト。
まあさすがにオフィシャルクラブ会員なのでチケットが手に入らず血涙を飲む、ということはないものの、やっぱりせっかくのクリスマスなので良席で見たいというのは本音ではありますね。
……全体が見渡せるからこそのサプライズを期待しよう。うん。(笑)
や、本屋に並んでたのでデフォルト購入。
この本、1 巻目のときにあまりのひどさ素晴らしさに思いっきり吹いたびっくりしたんですが、さらに妄想が加速していく心あたたまるハートウォーミングな展開に頭を抱えるワナ。
お……お兄ちゃんからキスされまくり……
……あたし、お兄ちゃんの“カノジョ”になっちゃったんだ―――
ど……どど、どーしよ―――
あたしたちこれからどーなっちゃうの〜〜〜?
いやそれは私が聞きたいんですけど状態(苦笑)。まあ 1 巻のときの衝撃に比べれば 2 巻はかわいいものですが(← そーゆー問題デハナイ;)、ホントに理解に苦しむのはこれを中学生の女の子向け雑誌に連載していったいどうするのだろう、というコト。確かに一般的に妹属性は妹がいない人に付くと言われる(?)ので、お兄ちゃん属性は兄のいない人に付くのかもしれないですが……ってお兄ちゃん属性なんてこの世にあったっけか、状態;。ま、トータルとしてみればごく無難な少女漫画に仕上がってるので設定のエキセントリックさに比べると作品としては無難なオチだなぁと思うんですが、ちょっと考えてしまったのはラストのまとめ。
「どうして“オタク”って嫌われるんだろう?」
「んー……一部の一人の……人目をかえりみない傾向が要因なんじゃないかな?」
「たしかに……一人で家にこもっていればそうなってしまうのもわかるけど……
オタクだって一人で生きてるわけじゃない。
漫画もアニメも……それが世に送り出されるまでには多くの人の手が関わっているんだ。
人との関わりをおざなりに考えちゃだめなんだよ。」
……いややぶうち先生、正直これはどーかと思いました;。
コミュニケーション能力不全は確かにヲタの持つ典型的な特徴の一つではありますが、本人起因の問題だけでなく、風評やイメージなどの外的要因も含めて様々な要因が絡み合っている。このコミックスに出てくる主人公の理一はなぜ『隠れヲタ』で、まあち(真綾)はなぜそれを周囲の友達たちにひた隠しにして隠蔽しようとしたのか。しょせん漫画なんだから最後にはカミングアウトした二人がスムーズに認められてハッピーエンドという、どう考えても漫画としか思えないベタ展開で構わないのですが、逆にそうするのならこういう問題について切り込むのは避けるべきではないか、と思います。言いたいことも気持ちも分からなくはないのですが、単純化して語ることが危険な問題もある、と思うんですよね。
# 私も会社関係では一応カミングアウトしてない人間ですが、理由は単にめんどいから;。
# 会社には役職だけで接し方を変える人が必ずいるものですが、それと同じように、属性や趣味だけで
# 接し方を変える人も多少は存在するわけで、そんなところにいちいち力を注ぎたくないっす……;
それにしてもやぶうちさん、このコミックスでなんと 40 冊目だそうですが、やはり凄いなぁという印象。まあ実力を鑑みれば当然の結果なのかもしれないですが、それにしても凄い。ベテラン作家としてこれからも頑張って欲しいところですね。
今月下旬はゆかりんコンサート * Pinkle ☆ Twinkle Party * に参戦予定。や、なんでもチケットは本日発送らしいんですが、良席当たっててくれよー状態。もう祈るしかないわけですが、今年は特に良運を使った記憶もないのでいい席が当たっていることを期待しよう……
というわけで今日はせっかくなのでつらつらと * Pinkle ☆ Twinkle Party * 曲セットの予想をしてみたりしてたのですが、いや難しいですねぇこれ。つらつらと考え出したらあっという間に数時間が経ってるワナ;。しかもなまじ手ごまが多い上に考えるべき変数が多すぎてあっちやったりこっちやったりでまるでまとまらず。でもとりあえずえいやっとリスト作ってみたり。でじくま氏と同じような系列で作っても仕方がないのでこちらは敢えて大穴狙いで。
[A ブロック]
Princess Rose → fancy baby doll → 惑星のランデブー
[B ブロック]
Angel Pride → Sugar Time Trip → Sweetest Love
[C ブロック]
童話迷宮 → 笑顔の宝物 → Happy Loop!
[D ブロック]
さよならをおしえて → miss you → Spiritual Garden
[E ブロック]
Little Wish 〜first step〜 → Honey Moon → Cutie Cutie → 恋せよ女の子 → Candy Smile
[アンコール]
プレゼント → Baby's Breath
以下、セット予想のポイント。
・コンサート全体のトーン
真っ当に考えれば B〜D ブロックはややしっとり系にするべきとこですが、メジャーどころの曲目数の多さ、ゆかりんへの期待感、DVD 化、そしてクリスマスというところを考慮すると、「クリスマスをみんなで明るく楽しく祝おう」というトーンになると推測。コールや飛びが入れられる曲を A, E に振りつつ B, C も明るめの曲で固めてくるのではと推測。またスローテンポの曲はポイントを絞って利用する方向で検討。
・A ブロック
コンサートタイトルから Princess Rose が先頭 or トリのどちらかでしょうが、トリにした場合、先頭に配置できる曲が実は難しい。Sugar Time Trip(歌詞から推測)を先頭配置というパターンが考えられるけど 2004 年にすでに使われたパターンであることに気付くワナ;。っつーか知らないですよそんなの;。候補である童話迷宮はイントロ部が短い上に曲調が子供っぽいので、いくらメジャーでも使わないだろうと推測(恋せよ女の子も同様)。この点、Princess Rose はイントロ部を伸ばせるので CCC のような舞台効果を何かしら入れられる。よってこれらを総合して Princess Rose からスタート。
さらに fancy baby doll, 惑星のランデブーと連続燃料投下。実は E ブロックが飽和ぎみなので、CC か FBD のどちらかを A ブロックに配置転換してくると予測。
・B ブロック〜 C ブロック
新旧織り交ぜながら進めるブロック。曲だけで言うならデイジーブルーとか入れて欲しいとこですが、今回は開催時期が時期だけに歌詞の内容で切り落とされる or 選択される曲があると推測。正直予測がつかないですが、とりあえずこの辺を選択してみる。ANMIAX が提供についていることから赤ずきんの曲セットは外してこないと考えるとどこかに固めてくる?
・D ブロック
最低限に押さえ込まれたしっとりゾーン。今回は Amazing Kiss などの曲調のものが落とされると推測。
・E ブロック
Princess Rose が頭に使われると今度はトリの曲に困るのも事実。惑星のランデブーを A ゾーンに掃き出すかわりに超ハイテンポ曲 Candy Smile での締めを予測。というかこの辺の定番曲はほぼすべてトリ経験があるので逆算するとこれしかない、と推測。
・アンコール
オーラスをしっとり系にするか明るく締めるかが問題ですが、会場に雪を降らせる類の演出をするのなら前者。がしかしこれはすでにでじくま氏予測済みなので、ここは逆張りで後者を推測。となると実は使える曲がほとんどない。心に残ってなおかつ明るい曲で、となると既出ですが原点回帰を狙って Baby's Breath をオーラスとして予測。ファーストライブで使われているパターンですが、まあさすがにこれは時効でしょう、と。
総論……むちゃくちゃムズい(笑)。っつーか分かるかこんなもん、と。
ここでは衣装変えのタイミングまでは予想に入れてないのですが、結局メジャー変数として、歌詞の意味、曲調、曲の色、テンポなどがあって、さらに既出/未出、衣装や演出との整合性などを同時に考える必要があるわけなので、そんな簡単に予想できるわけないじゃん、という感じ。ただ、縛り(既出パターン)が多くなってきているのも事実なので、あとはそれをどの程度緩めるかによって決まってくるんでしょうね。
……というかどれだけ考えても当たる気がしません^^。や、だってそもそもどれが新曲なのかもろくに覚えてないような人なので;;。(← いやまー私的には気晴らしに参加できれば十分なのですよ〜、と微妙にやる気のない発言をしてみるテスト(苦笑)。)
# というわけでせんせー、添削おねがいします。(ぉ)
というわけで先ほどけろっちゃ氏と Messenger で会話。っつーか Messenger で会話していると地球って案外ちっちゃいなとか実感するわけですが、
けろっちゃ氏「こんなもの書いてみました。」
けろっちゃ から 第2回ゆり花OFF会備忘録.doc の受信を完了しました。
けろっちゃ氏「おおっ、海を渡った。」
いやそれ違うからw。というわけでコメントとしては長文すぎるとのことなので、エントリとしてあげておきます^^。
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第2回ゆり花OFF会備忘録
12月2日、17時開始、16時半集合とのことで時間通りに集合場所へ。私が到着したときにはすでに30人近くが行列を作っていました。ちなみに、ここは年配の方々が行きかう商店街の裏道。ここに若い男ばかりが行列を作っていれば嫌でも人目を引きます。一人がおばあちゃんに声をかけられて「お話会があるんですよ」と答えていました。
ちなみに、あかね☆さんは最後に登場。大物は満を辞して現われるのか、単にやる気がないのか、Wii疲れなのか。
行列待ちの間に有志の人が持ってきたゆりしー誕生日(12月9日)お祝い色紙にみんなで寄せ書き。
一気に会場入りして受付が混雑するのを防ぐために数名ずつ入場。入り口で本名とハンドルを伝え、アンケート用紙を貰い、話題の(?)参加費1,000円を納めます。通常はスタジオとして使われているらしい、20メートル四方くらいの部屋に靴を脱いだ上で通されます。入って正面に、白い服を着た人が座っているなぁー、と思ったら、これがゆりしー。予想外の登場(登場していません)にびっくり。
他の参加者も、あまりの恐れ多さのため反対側の壁を中心に張り付いている有様。見かねたゆりしーの「どこに座ってもかまわないんで、もしなら前に来てくださいー」発言。発言内容はともかく、鳩2ラジオでおなじみのあの声が生で聞けたことに感激。で、私を含めた数名がふらふらと前のほうに。ええとっ、ゆりしーの言葉に従っただけなんだからねっ、ゆりしーをかぶりつきで見たいわけじゃないんだからっ、勘違いしないでよね。
最後に入ってきたあかね☆さんが、受付から私の座っている位置を見てぎょっとしていたのが印象的でした。
アンケートの内容は「@ハンドルネーム、Aクリスマスの思い出は? B最も印象に残っているクリスマスプレゼントは? C最近起こった面白いニュースは?」。こちらを直接ゆりしーに手渡しで提出。最終的に全員提出していましたが、そのチェックに余念のないゆりしー。
で、アンケートで思い出したんですが、クリスマスシーズンなんですな、今。部屋のデコレーションもそれを意識した形です。天井にたくさんの風船がつるされており、中央には直径1メートル程度の大きな風船が。ゆりしーの手書きで「Merry Christmas」と書いてあります。ゆりしーの座っている隣には風船でクリスマスツリーが作られていました。ゆりしーが白トナカイのコスをしていたのはblogでも有名ですが、スタッフの方にもサンタの格好をした方が。
ついでに会場の様子をもう少し書くと、長テーブルが3つ。その上にジュースやサンドイッチ、お菓子(もちろんうまい棒含む)、ジュースが並べられています。未成年の方もいるようで、アルコールはなし。
全員分のアンケートが出たところで、オフ会開始。まずは出席を取るわけですが、当選者40人全員がフル参加。前回は5人欠席だったということで、今回の人が暇なのか、それとも前回の成功を聞きつけて出席率がよくなったのか。いずれにせよ素晴らしいことです。
で、出席確認は受付で申告したハンドルネームで。ゆりしーが名前を呼んで、返事するというスタイル。うーん、お楽しみ会だなー。難しいお名前の人も多い中、私とあかね☆さんはゆりしーに優しいハンドルネームだったと思いますた。
次に、会の最初ということで先ほど回収したアンケートの中からいくつかを読み上げます。私が覚えている範囲で。
・クリスマスの思い出
「起きたら夜でした」「男二人で鍋をつついていて、お互いに顔を見合わせてため息」「起きたら夜だったんで、みたらし団子を買いにいきました。昨年の話(ゆりしー)」「振られました(スタッフ)」という、予想通りの傷をなめあう展開に。
後は、子供の頃サンタの顔を見たらおじいちゃんだったとか、サンタにトラップを仕掛けておいたらお父さんが引っかかりましたという、大人の階段を昇った思い出が語られていました。ちなみに、後者のトラップを仕掛けた方は、参加者で唯一の女性。
そんな中で、スタッフの女性が、「クリスマスにプロポーズされました、観覧車で」という告白に会場がようやく暖かい雰囲気に包まれます。ちなみに、このお二人は幼馴染みと言うことで、「リアルこのみ&たかくんなんだよー」とはゆりしーの弁。なんでも鳩2アニメをお二人で見ていたそう。どうぞお幸せに。
・クリスマスのプレゼント
ゆりしーのおうちはご本人の誕生日が12月9日なのと、「仏教徒だから」という理由でクリスマスプレゼントはなしだったとのこと。どうしてもと頼みこんでようやくおいてあったプレゼントが「ヘレン・ケラー」。いい御両親じゃないですか。子供にとっては嬉しくないけど。
・近頃のニュース
まずは「今日来るときに電車の信号事故があって間に合うか心配でした(後で調べたところ西武線が遅れていたらしい)」という日常ネタ。ちなみに、ゆりしーもこの日、会で振舞うはずのうまい棒を家に忘れてきて遅刻したとのこと。会場の鍵はゆりしーが所持していたようで、寒空の下を待たされたスタッフの皆様、ご苦労様でした。
それ以外は、「ToHeart2を見てゆりしーのファンになりました」「ゆりしーファンクラブに入りました」という感じのもの。ちなみに、ゆりしーファンクラブ入りしている人は全体の2〜3割。...これは多いのか少ないのか...。今日来てくださった方でファンクラブに入っている方はチェックしてますよー、とのことですが、それ以上の勧誘は行わず。
続いてのコーナーは、ゆりしーの朗読会。前回はゲストの方がいらっしゃって演奏があったとのことですが、個人的にはこちらのほうが嬉しかったです。
で、机の上に置いてあった子供向けの童話の絵本を取りあげて朗読開始。タイトルは「マッチうまい棒売りの少女」。マッチを擦って夢を見る代わりにうまい棒の穴を覗いたり、火が消える代わりにうまい棒がしわしわになってしまったりとバリエーションが加えられていましたが、大まかなストーリーは同じ。御丁寧に絵本のタイトルをマジックで消して「うまい棒」と書き直すのはともかくとして、自分で改変したストーリーで吹き出してしまうのはNGだと思います...。
何はともあれ、現役の声優さんの朗読を2メートル程度の好位置で聴けるとはまさに至福のひと時。そうそう、少女の声がこのみだったところは笑うところでいいんですよね。
次は、参加者とゆりしーでゲーム。黒髭危機一髪で勝ったら景品プレゼント、負けた場合はデコピン、しっぺ、平手打ちのいずれかから選ぶ、勝っても負けても美味しい勝負です。ちなみに、黒髭が飛んだほうが負けとなります。
3人が順番にゆりしーと対決しましたが、最初の二人が負け。二人とも平手打ちされていました。せっかくだから根性注入するくらい叩けばいいのに、ゆりしーは優しいなぁ(ぉぃ)。3人目は勝って、ゆりしーサイン入りのぬこ絵本を貰っていました。
ここからはフリータイム。で、このタイミングでゆりしーにお土産を渡す列が。大体半分くらいの人が何かしらのものを持ってきていました。うまい棒関連グッズを持ってきている人や自筆の手紙を渡している人などが多かったです。
私個人は、ネタ要素も含めて、以下のものを用意して行きました。
・炊きたて一膳withお米券
以前仕事中にゆりしーblogを見ていたとき(仕事しろ)、ホカ弁ご飯が写っているの気づいて購入した一品。この茶碗を使うとお米と水を入れて電子レンジで15分暖めるだけでご飯が炊き上がります。ランニングコストもほとんどかかりません。せっかくなんでお米券もお付けしました。仕事を休んでお米屋さんまで買いに行ってきましたよ(仕事し(以下略))。
ちなみに、ホカ弁の件はゆりしーも否定しませんでした。持って行ってよかった。
・ユータンストラップ
最近発売されたUFOと宇宙人を自動的に探査するキーホルダー。なんでも、地球外生命体は地球人と比べて体内物質の構成比率が違うとか。ということで、宇宙人嫌いながらも二言目には宇宙人という単語が出るゆりしーのために、仕事中にネットで注文してみました(仕事(略))。
ゆりしーもこのストラップは知っていたそうで、静御前ともよく会話に登場していたそうです。幸い売っている場所が分からなかったということで進呈してよかったです。ご本人曰く「自分が身に着けていて宇宙人反応が出ると嫌だ」とのこと。
・05年夏コミ記念ToHeart2パスネット
オフ会前日に手持ちのリュックサックを整理していたら出てきた一品。私のリュックは四次元ポケットですか? これは発売日の朝に、職場を抜け出して新橋駅まで買いに行きました(仕(ry))。現時点で2枚手持ちがあったため1枚をゆりしーに進呈。
御本人もレアモノということは御存知のようで、さらに「ゆりかもめ」パスネットに反応していました。確かにゆりしーとゆりかもめっていろいろと縁が深いですし。
とまぁ、下手な鉄砲も状態でプレゼントを持っていった私。それに対してあかね☆さんは事前に「シャンパンかなんかでいいでしょ」というやる気のない発言。ということで、先に並んでもらい、その後で私が...と思いきや、blogにあがっている2時間かけたデコレーションシャンパンが登場。ゆりしーも「せっかくだから飾りますねー」と風船クリスマスツリーの横に置いていました。なんだ、その「勉強してないと言いながらもテストでよい点を取るガリ勉」は(誉)。あかね☆ちん、恐ろしい子。
さて、あかね☆さんと私は最後から3番目と2番目だったわけですが、オーラスは誕生日ケーキを差し入れた女性の方(例のサンタさんにトラップを張った方)。急遽部屋の明かりを消して、ろうそくに火をつけ、みんなで歌を歌ってお祝いしました。
で、フリータイム...の前に、参加者から提案が。ゆりしー御本人がデコレーションしたクリスマスケーキ、恐れ多くて誰も切り分けられないんで、切り分けてもらえませんか、とのこと。このため、ゆりしーが分割したわけですが、もともと20号程度のケーキ、16分割するのが関の山。40人いる参加者全員に行き渡るわけがありません。ということで、入刀が終わるや否や群がる参加者、思わず逃げ出すゆりしー。なんだ、この色気より食い気状態は。ゆりしーかわいそうです。><
結局、私達はケーキにありつけず。若いモンはいい、若いモンは(遠い目)。
ちなみに、サンドイッチ(ゆりしー作成?)やうまい棒(ゆりしー持ち込み?)は美味しくいただきましたよ。
本当のフリータイムになり、各テーブルを回って参加者と懇談するゆりしー。人垣ができあがっている状態のため、私達は寄り付くことができませんでしたが、ToHeart2、アイマス、ラブげっChuなどの話で盛り上がっていた模様。
20分くらいのフリータイムが終わり、いよいよオフ会も終盤に。
くじ引きでサイン入りグッズをプレゼント。小さなサンタの置物5つ、天使の置物2つ、謎のインド人人形1つ、あと会の間にゆりしーが使っていたおもちゃのマイク(これは飛び入り)、最後に今ゆりしーが着ているトナカイ着ぐるみ(中身はついてきません)。すみません、いろいろな意味でキワモノが多いんですけど。ちなみに、私はいの一番にサンタの置物をゲット。握手をして頂戴しました。Yurikaのサインと「ゆり花日和 H18.12.2」が書かれています。我が家の家宝にいたします。あかね☆さんははずれ。ま、最後の服が当たっても正直困るんですが。あ、もちろん服は後で着替えた後に進呈だそうです。
オーラスとして、部屋の中央にある大きな風船をゆりしーが割って終了。中から小さな風船が大量に出てきました。私も記念に1つ貰ってきましたが、風船の中に風船ってどういうしくみなんだろ。
ここで、会合はお開き。出口でゆりしーが一人一人と握手をしつつおしゃべり。私は、母方の実家が三島でゆりしーの実家の修善寺と近いこと、父が他の実家が秩父でゆりしーの好きな長瀞と近いことという微妙なネタで1分ほど会話していました。その間ずっと握手してくれるゆりしー。いやぁ、いい思い出になりました。
外に出てスタッフの人と少しおしゃべりしました。会が始まる前に少ししゃべりかけたときには皆さんやや緊張気味でしたが、終わってからは肩の力が少し抜けた感じでした。「次があるかどうかは祐里香ちゃん次第、これからも応援よろしくお願いします」とのこと。何はともあれ、手弁当で会を盛り立ててくださったスタッフの方々、本当にありがとうございました。正直、何か手土産を持っていけばよかったと悔やまれる始末。
参加者の人も、変に空気を読まずにつまみ出される人もおらず、比較的感じのよい人が多かったですね。平均年齢25歳くらいと見ましたが、廉価な参加費から懸念されたひどい荒らしのいなかったようで、雰囲気は決して悪くありませんでした。
そして、最後にゆりしー。終わった後に、今回の会合の目的が何だか考えてしまいましたが、逆にそれが目的だったのかと思い至りました。つまり、あかね☆さんが書いている通りまったく商売っ気がない会合でしたが、これは敢えてそのようにしたんだろうな、と。いままでいくつかのイベントに参加している我々ですが、このように商業的でなく、逆にお手製でファンの人を純粋に楽しませようとしているイベントは初めてですし、おそらく今後もないかと思います。常識的に考えて、我々消費者へのサービスに、それ相応の対価を要求するのは当たり前ですし、ゆりしーほどの人ならば不可能なことではないはずです。そうしなかったことが、ゆりしーの良心であり、魅力であり、他の人にはなかなか真似できないことだと思いました。このようなひたむきさに対して、参加者は楽しむだけでなく、ゆりしーに対して何かできることはないかという姿勢をとることは自然な流れだと思います。「イベントでの観客との一体感」というフレーズはある意味月並みですが、それを実に的確に達成していたのが今回のオフ会でした。このようなアトホームな会合を催し続けるのはいろいろと大変でしょうが、一ファンとして是非とも頑張ってほしいところです。
最後にもう一回。スタッフの皆さん、ゆりしー、本当に楽しいひと時をどうもありがとうございました。
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……というかこれが愛の違いなのか状態;。
なんというか、でじくま氏とけろっちゃ氏のレポートってその精度の高さにも驚きますが、まさに愛にあふれるレポートは素晴らしすぎるとしか言いようが^^。いやはや、参りましたでありますよ隊長〜。
というわけで、今日は朝っぱらから Kanon #09 を鑑賞してたわけです。が。
ぐはっ。
っていうかいきなりクリティカルヒットで撃沈ですか状態……。
いやー、なんというか桁外れに丁寧な描写。一瞬の気の緩みもなく 30 分のフィルムを作り上げるとこうなるのか、という感じ。カットひとつひとつの作りがものすごく丁寧なんですよ。しょっぱなの「春が来て」で撃沈されるのは当然として(ぉぃ)、神がかっていたのが飯塚さんの演技。ちょっとずつ変化していく真琴の病状を、ものすごく丁寧に演じてる。
加えて美汐の描写も素晴らしいですね。
「私はそれ以来、こんな人間になってしまいましたが……
相沢さんは、どうか、強くあってください……」
Kanon のメインテーマは過去のトラウマとそこからの脱却。このシナリオでは美汐がそのテーマを担っているわけですが、そこを疎かにすることなくきっちり描いてきているのはちゃんとわかってるなー、という印象。坂本真綾さんの演技も見事。やはりこういうフィルムを見ると、2 クール作品でよかったなと思えますね。丁寧な描写をするために取りこぼしなくきっちり描くためにはどうしても尺が必要、ということを感じさせられます。や、多分これでもかなり一生懸命詰め込んでるんだと思いますが(無駄が全く感じられないので)、無理のある詰め込み感もなく綺麗に描いているのが嬉しいところ。
いや〜、なんかこんな精神状態でこれから出張というのがある意味自分でも信じられないわけですが(ぉ)、とりあえずとっとと仕事片付けて帰ってきて真琴編オーラスに臨みたいと思います。はい。
そんなわけで今日はこちらに参戦してきてみたり。……っつーか Wii といいこのオフ会参戦といい、海外出張直前に何をやってるんだ自分;。
や、写真だけ見てもさっぱり何のことか意味不明だと思いますが;、これ、声優の落合祐里香さんのオフ会。や、声優さん自らが自身のオフ会を企画 & 開催というのは客観的には激しくどうよ? という気もしなくもなかったのですが、激戦のチケット争奪戦を潜り抜けてけろっちゃ氏とダブル当選を果たして参加した結論から言えば、
やるじゃん、ゆりしー。(笑)
けろっちゃ氏に誘われての応募 & 参戦でしたが、いやー、ものすごく雰囲気のいいオフ会になりましたね。
会場はといえば、どこぞの商店街ビルの地下にある演劇の稽古場。ここを借り切ってのオフ会だったんですが、かなり小さい会場なので参加者 40 人が入るとちょうどいっぱいかな、という感じ。けれどもその狭さが逆にみんなに親近感を湧かせる要因にもなっていて、終始おだやかで暖かい雰囲気が漂ってましたね。
全体構成としては、トークコーナー、朗読コーナー、ゲーム大会、フリートーク、プレゼント抽選会、というものすごくオーソドックスなもので、トータル 2 時間ぐらい。季節柄、クリスマスをイメージしたオフ会になっていましたが、朗読コーナーでは「マッチ売りうまい棒売りの少女」でゆりしーが自ら微妙に吹き出してしまうとか^^、フリートークでは参加者側からの色紙プレゼント & Happy Birthday ケーキプレゼントというサプライズもあったりして、結果としてはものすごくバランスの取れたオフ会に。や、商業ベースのイベントと違ってかっちりした構成でないところがまた魅力的で、無駄な堅苦しさもなく、楽しい雰囲気のまま 2 時間が過ぎ去ったような感じ。
# でも抽選会のオーラスのプレゼントはさすがにサービスしすぎか、と;。
# 内心「当たったらいったいどうするよ?;」とかなり焦ってたり。(しかも微妙にカスってた;;)
まあしかし、これだけはツッコミ入れさせてください。
なんで最前列に陣取ってるんですか;;。> けろっちゃ氏(笑)
っつーかやる気まんまんですよ、けろっちゃ氏。会場に入った瞬間に思わず吹き出しそうになったり(笑)。
# ちなみに私は最後方でまったりと見てましたが^^。
や、けろっちゃ氏は数週間前からイベントへの投入物を入念にネットで探してたわけですが、私の方は海外出張がいきなり入り込んできたおかげでとてもそれどころじゃなくなってしまったり;。やむなく慌ててシャンパンを一本調達してみたんですが、あまりにも味気なかった & 今回は手作り感漂うオフ会なので、せめてものフォローアップということでこちらも手作り感満載で挑んでみたり。
# はいはい、そこの人、アホな子とかツッコミ入れないよーにw。
# というか昨晩 100 円ショップで買い込んだものを使って駆け込みで夜なべして作ったのは秘密だ(爆)。← っていうか何やってますか自分;。
# でもまあ実際のところ、この超激安 off 会で持参品なしというわけにもいかないですよ;。
さて、なにはともあれ総評を。
参加率 100% という驚異的な出席率になった今回のオフ会ですが、第一線で活躍している声優さんをここまで間近で見られるというのは初めての経験で、にもかかわらず終始おだやかな雰囲気でオフ会が進行したのは非常に素晴らしかったです。もともとゆりしーといえば ToHeart 2 のこのみのとろけるヴォイスが魅力的な方ですが、さすがに地声はこのみ声じゃないにしてもものすごく澄んだ声で、やっぱり凄いなぁ、と感心。もともとこのみのような声が有名な方ですが、予想通り実際のところはどちらかというと妹系じゃなくてお姉さん系の方だなという印象で、生ゆりしー(笑)を見られたのは貴重な経験でしたね。
ただ、終わったあとでちょっと考え込んでしまったのは、やっぱりいろんな意味でもったいない人だなぁ、ということ。今回のオフ会って、参加費たったの 1,000 円というある意味ではあり得ない激安オフ会だったんですが;、40 人の参加者では 4 万円しか費用回収できないわけで、会場費だけでも吹き飛びそうな金額。じゃあゆりしー FC の入会申し込みが行われているかといえばそれも全くなくて、商売っ気まったくなしのオフ会だったんですよ。
それは彼女らしいといえば彼女らしい魅力の一端だし、だからこそものすごく雰囲気のよいオフ会になったんだと思うのですが、半面で商売っ気がなさすぎるのもまた不安になるんですよね。ただでさえ声優さんの世界は弱肉強食の世界でしょうし、今回のようなオフ会は非常に楽しい半面、いつまでも同じ形態で続けられるのかというときっとそうでもない。あまりにもファンサービスが行き過ぎるのも、「細く長く」続けることができなくなるという意味において、ちょっと不安なんですよね。ゆりしーって『一品もの』の声優さんですが、うまく歯車が噛み合っていない部分があってそれで損をしているような印象もあり、そういう意味でこれからも頑張っていって欲しい声優さんだなぁ、と思います。
なにはともあれ、こういうこじんまりした声優さんのオフ会に参加するのは初めてでしたが、非常に楽しかったです。残りの細かいフォローとツッコミはけろっちゃ氏にお任せすることにしたいと思います(ぉ)。
# ……っていうか明日から海外出張なのでこれから最後のパッキングやらねばですよ;;。
# blog 書いてる場合じゃないよー、というのが本音なところなのですが、でも書く(ぉぃ)。
や、この前の日曜日はゴトゥーザ様のトークショーイベントでご満悦モードだったわけですが、家に帰ってみたら ゆかりん FC の Mellow Pretty からなにやら郵送物が。おお、そういやぼちぼち年末のコンサートのチケット発送だったっけか、と開けてみると。
ぐあっ;。っていうかわ〜すれてたっ状態(苦笑)。
そうそう、前回の FC イベのときに全員と記念撮影をするという脅威のファンサービスをやったんですよね。で、そのときの写真が FC 側の費用持ちでわざわざ発送されてきた、という素晴らしいサプライズ企画。
# にしてもゴトゥーザ様トークショーイベントの直後に送られてくるというのは狙ってますか?
# ……ってそんなわけありませんがw、ゆかりん一筋のでじくま氏に言わせると私やけろっちゃ氏はDD認定らしい。
# そそそ、そんなことないですよ??; でも今度の土曜日も別の声優さんのとこに行くわけですが;;。
や、すっかり忘れたころに郵送されてくるというあたりは仕様なのかなんなのか分かりませんが^^、どちらにしても「よくやるなぁ」状態。そういや先日のゴトゥーザ様イベントで隣り合わせになった方から青山学院で行われた大原さやかさんのイベントの話を聞きましたが、学園祭イベントにもかかわらずわざわざ参加者全員と握手したりとかサインを書いてちょっとしたイタズラをしてみたりとか結構地味な努力をしていたご様子。最近、特に若手の女性の声優さんって昔に比べて爆発的に増殖してるのでいろいろ大変なんでしょうねぇ……。っていうか私も名前が覚えきれないよ状態ですが、さすがに;。
そういえば先日のゴトゥーザ様トークショーのエントリでこんな Web 拍手を頂いたわけですが、
> 生協とかすごいですよね。つい2年くらい前まで通っていた自分も驚きです。。。
ということはつい最近の話なのですか;。> あの建物 しかしあの駒場を見てしまうと本郷の方は……というのはちょっとあるかも。や、確か本郷の方の建物って文化財に認定されているものが結構あって、建て替えたくても建て替えられない、という話を聞いたことがあります。内装に関してはさすがに実験器具なんかを入れることもあってかなり手を入れているらしいですが、躯体の方に手が入れられないのではいろいろ限界もあるでしょうね。
……とはいえ私が通っていた当時から比べると圧倒的にどちらも綺麗になってますけど;。
っつーか大学なんて卒業してから行くことなんて滅多にないですからねぇ。高校の先生とかはなんとなくご挨拶に行きたくなるものなのですが。
……らしい(笑)。私も過去にエントリをいくつか書いていて(これとかこれとか)、まあ正直なところ「やっぱり来たか」という印象ですが、こげどんぼさんのオリジナル作品のアニメ化はぴたテンに続く2作品目ですかね? いずれにしてもかなりいい作品なので期待せずにはいられないところ。
しかしはたと気付けばなかよしのアニメ化作品(or タイアップ企画)、ここ最近、むちゃくちゃ増えてますね。かみちゃまかりん、地獄少女、まもロリ、シュガルン、プリキュア。しゅごキャラ!あたりもアニメ化狙いの作品じゃないかと推測しますが、結構頑張ってるなぁという印象。外部招聘した作家さんたちが幅を利かせていて生え抜き作家さんの活躍がイマイチなのがちょっと残念ですが、とはいえ紙面全体が上向き加減なのはいいことでしょう。
# ……そういや松沢まりさんがなかよしに移籍とかいう噂がありましたが、結局ガセだったんですかね?
# ホントだったらかなり期待、だったんですが;。
というわけで、久しぶりに行ってきましたよ東大にっ^^。
東京大学アニメーション研究会主催の後藤邑子さんトークショーイベントにけろっちゃ氏と共に参戦。や、駒場キャンパスに行くのなんて大学時代以来なのでまさに BACK TO THE 東大 だったわけですが、よもやこんなヲタイベントで再び駒場を訪れることになろうとは。トークショーで使った教室も「おおお、ここで論理学とか受けた記憶あるぞ」状態だったりして思わず苦笑。っつーかですね、こんな大入り満員になってる教室なんて見た記憶ねーよ状態(笑)。や〜、さすがは超人気講師ゴトゥーザ様だなぁ、とめがっさ感心^^。
実は大学のサークル主催のトークショーみたいなものに参戦するのは初めてだったのでどんな感じかなー、と思ってたんですが、学生さんたち主体なのによく頑張ってるなぁ、という印象。毎年いろんな方をお呼びしてるそうですが、調整含めてかなり大変だろうなぁ、と思ったり。せっかくの機会なのでゴトゥーザ様には手土産も持参してみたり。けろっちゃ氏発案で、酒豪ゴトゥーザ様向けに後藤酒蔵から取り寄せたお酒でありますw。
しかしやはりゴトゥーザ様、素晴らしすぎるとしか言いようが(笑)。ややたどたどしい司会役の学生さんをしっかりフォローしつつもうまく会話を進めていくあたりはさすがだなぁと感心。ご本人の Web サイト見てるとジーンズ姿での息子とのツーショット写真が眩しいんですが^^、スカート姿もめちゃめちゃ似合ってる方だなぁとこちらも感心。こういう幅の広さと奥の深さがゴトゥーザ様の魅力そのもの、なんでしょうねぇ。
# さすがに過去の経歴が面白い方はトークもなかなかに面白い。
# 欲を言えば 50cc のバイクの改造話はもうちょっとツッ込んだ方が面白かったかも(笑)。
それにしても声優さんってやっぱり凄いですねぇ。や、今回、おとボクのキャラソンの早口言葉を即興で実演してくれたんですが、凄まじい活舌の良さ。しかもあのとろけるヴォイスでそれをこなすんだからさすがとしか言いようが。椅子に座っていると出来ないからとわざわざ席を立って始めたあのマシンガントークには圧倒されました。いや〜、やっぱり凄いですねぇ。
……で、せっかく駒場に来たので 10 年ぶりぐらいにキャンバスをうろついてみたり。っていうか懐かしいなー状態。
さすがに私が学生時代のときにあった駒場寮は取り壊されて、現在はすっっかりオシャレな建物に。生協の書籍部・購買部や図書館も新たな建物に移管され、さらにはめっちゃ綺麗な食堂まで……っつーかここホントに東大デスカ??; 思わずけろっちゃ氏と一緒に食事してみるテスト。
いいくにつくろうジンギスカ〜ン(違)。しかし安い;。サイドメニューつけても 600 円ちょっと? 値段の割に味もいいし、なにより食堂自体が綺麗。独立行政法人化された影響がこんなところにも現れてるんですかね?
なにはともあれわざわざ東大までご足労いただいたゴトゥーザ様、そして企画・実行の東大アニ研の皆様、ホントにお疲れさまでした。や〜、楽しいイベントでありました。これでお茶碗三杯は頑張れますw。
いろいろお片づけ〜。ええっと、片付け前と片付け後。
……っつーかどの本持ってるのか分からないのはさすがに問題だろ、というわけで片付けてみたわけですが、やっぱり根本的な問題は次々と買い足すことにあるんだよな、と思う今日この頃。というわけで今日は巡回がてらこちらを購入してみたり。
Really? Really! の主題歌、Remember memories。や、ゲームについてはスルーどころか作品名すら知らなかった(ぉ)わけですが、YURIA さんの歌う主題歌ということで指名買い。や、YURIA さんの曲はアニメ版 SHUFFLE! の OP テーマ「YOU」がなにげに神で、それ以来基本的には指名買いしてるんですが、今回も作曲・編曲の良さが光る一曲に仕上がってますね。ちょっと驚いたのが作詞で、西又葵さん。……ってイラストレータの方じゃないですか^^。おいおい大丈夫か??と心配になりますが、YOU などには及ばないながらもよくまとまってる歌詞、という印象。や、出来る人は何をやってもそれなりには出来てしまう、ということですか;;。
しかし SHUFFLE! といえばあのどう見ても病気としか思えないバリバリ依存症な楓さまが最強 & 最萌えなわけですが(ぉ、Really? Really! ってあのゲームの続編なんですね;。微妙に気になるけど、もともとアニメ版しか見てない人間なので果たしてプレイできるのかが謎なところ。……っつーかオフラインゲーは久しく良作に当たってないのでなんとなく距離を取っちゃってますね。うーん、時間があればいろいろトライしたいわけですが。
……っつーわけで明日は楓さまに会ってきたいと思います〜。(違
# あ、CD のついでに今さらですがのだめを 3 冊ほど購入してみたり。
# や、古典的作品なんでしょうがとりあえず読むだけ読んでみるかな、と。
# ……でも多分私の守備範囲じゃないような気がするんだよなー;;。
というわけで引き続いて #07 も鑑賞したわけですが……
げ、撃沈された……;。
っつーかですね、ものみの丘から残光のコンボはキツすぎというかヤバすぎ;;。
いよいよ京アニの本領発揮。前半戦が完全に詰め込み勝負になってたので後半戦からいよいよ真琴ルート突入だろうと思ってたんですが、しょっぱなからこのクォリティなのかよ状態。……というかこの破壊力は TV 版 AIR に匹敵するものが;。
「おい真琴、風邪引くぞ。帰ろうぜ。
……おまえは俺たちの家族なんだから。」
本気で強烈なんですけどこれ;;。映像効果がここまで効くものとは正直思ってなかったです。
考えてみれば Kanon の真琴シナリオって、AIR や CLANNAD へと繋がっていく物語なんですよね。血の繋がりではない『家族』の情景の原型はここにあったんだよな、と見返してみて思ったり。映像化されてみると、見守る母親像としての秋子さんの存在が、作中でものすごく大きなウェイトを占めていることも実感できます。
天野美汐、ピロもついに登場していよいよ真琴編突入ですが、あと 2 話かなと思って調べてみたらなんと #10 まで。まだ 3 話もあるということは本気でじっくりと描いてくれそうな気配で期待が高まります。ちなみに #08 〜 #10 のサブタイトルは #08 追憶の幻想曲〜fantasie〜、#09 子狐の子守歌〜berceuse〜、#10 丘の上の鎮魂歌〜requiem〜。#08 の予告編もわかってらっしゃる状態で、さすが京アニGJ!、としか言いようがなかったり。
いやはや、年末は何度撃沈されることやら;。AIR の BD-BOX と併せてじっくり堪能します^^。
というわけで今日はおうちに引きこもって豪華三点盛りを食しながらマンガを読んだりするぐーたら生活だったり(ぉ。
# ちなみに私の家では冬場には上の 3 つが常備されてて、牛丼もいつでも作れます。
# やはり昔から言われてるようにイチゴサンデーが鬼門ですね。
# って、あ゛ー、しまったバニラアイスじゃなかった;。ツメが甘い;;。
そんなわけでようやく先週分の Kanon を鑑賞したわけですが。
ぐ、ぐぉぉぉぉぉ;;。
っていうか強烈にめちゃめちゃかわいすぎるんですけど状態;;;。
いやだってですね、あゆあゆ むちゃくちゃかわいい、と思ったら名雪もめちゃめちゃかわいいワナ、と思ったら栞がめがっさかわいいさらなるワナ;;。うお〜、これいったいどうしろと状態なんですけどっ。
# というか、ちびあゆの頬に朱がさしてるのは反則だ、とw。
「祐一くん、あのね……。
ありがとう……。」
「ボク、祐一くんといると……
楽しかったときのこと、思い出せるから……」
うぉぉぉぉぉぉ、も、萌える;。っていうかよくもまあ毎週毎週これだけ萌えるネタを投下できるものだと;;。
というか、この子供時代の子供らしい淡い恋愛感情の描写がものすごく上手い。こういうのをこのクォリティで映像化されると、なんというか幼い頃の思い出を刺激されますね。
にしても今回素晴らしかったのは声優さんの演技。や、あゆあゆのうぐぅ七変化に始まり、名雪も真琴も栞も最強としか言いようが;。名雪とか真琴はある意味上手くて当然、という気がしますが、見事だったのが栞。
「わ。……そんなことする人きらいです。」
「ホントにわたしにもわからないんです。
わからないその答えを探しに来ている、という答えはどうですか?」
素晴らしい、というかかなり参りました;;。この声優さん(佐藤 朱さん)ってぶっちゃけ声優としての基本的な活舌にかなり問題がある。……なんだけど、声の演技にものすごく感情が乗っかってるんですよ。それはおそらく Kanon という作品の声優さんとしては最も重要な資質で、ここまでの声優さんの演技を聞いているとマリ姉と佐藤さんの二人が頭一つ飛び出ている印象があります。(深い感情が乗るべきセリフが今のところこの二人に多い、というのもありますが)
シナリオ面もゆったりとした展開に見えながら詰められるものはきっちりと詰めてきている感があって、2 クールで余裕がある分、日常描写も存分に行われていますね。なんとなく中だるみしそうなものですが、コミカルな日常劇をきっちり描いているので意外とダレない、という感じで頑張ってます。……っつーかギャルゲの日常劇もきっちり描くとこうも楽しいものか、という感じ^^。
や、せっかくだし 2 話連続で見ようかと思ったんですがトラップされてループ中で先に進めないワナ^^。このクォリティの作品は見るのもなかなか大変ですw。
えーっと、先日の某 off 会で某氏から薦められたコミックスを読破。
なんか表紙は激しく彩度が高めな気がしましたが、とりあえず表紙のイラストがかわいいのは確かなのでざっと読んでみたわけです。が。
……すいません、吊っていいですか?;。orz
えーと、とりあえず原文ママで引用してみるテスト。
オレたちの傑作! 悩殺ユイリの等身大チョコだ!!
ゆりりんがくわえるチョコを無事食べることができたらきっと妄想癖から解放されるよ!!
ちょっwwwww、あ、ありえなさす;;。というかこれはどう見ても & どう考えても少コミとかそっち方面の漫画なのでは状態。もともとイラストレータだった方のようですが、それにしてもちょっと頭を抱えてしまうようなストーリーのような気が。
や、この方っておそらく画力に限って言えば川村さんや立川さんと同等あるいはそれを超えるような実力の持ち主。描き込みの細かさや丁寧さなども『超』をつけていいほどの一流。全般的にイラストにくどさがありますが、リキを入れて描いていることが伝わってくるので好感材料ではある。……けれども少女漫画に欠かせないある種の『美しさ』がないように思うんですよ。
もちろん断片的に取ってみればかなり素性のいいセリフも結構ある。例えばこれ。
「ちょっとみんな……そんなこといってる場合じゃないでしょ……!?
飼ってる動物がいなくなったんでしょ……!?
動物だって一つの命なんだよ!? それが危険にさらされてるかもしれないってゆーのに!!
ただ女のコにうわべだけのやさしさと色気をふりまくだけなんて、ホントの王子さまじゃないよ!
あたしがモコをさがしてくる!!」
こういう決めゼリフなんかがすっと出てくるにもかかわらず(しかも画力が高いので迫力もある)、Web 上での人気投票も冴えなかった様子だし、コミックスも 2 巻という短命。いろんな要因があるでしょうから一概に言えるものでもないでしょうが、なんというか個別にはいい要素が結構あるのに、どうしてそれらを束ねるとあさっての方向に行ってしまうのか謎……というような印象があります。そもそもなかよしって原作/作画の分業が一つの強みなんだから、こういう人にこそ優れた原作つき作品を引き当ててその実力を存分に発揮して欲しいと思うわけですが、んー、おそらくそんな単純な話でもないんでしょうね、きっと;。
# というか非常にもったいない作家さんだなぁと思うんですけどね。
# イラストに華があるので、ハマればものすごくハマる(ヒットする)作家さんなんじゃないか、と。
# ただストーリーについては……さすがにこれは本来の読者層でも求めてない気がする、という。
# 逆ハーレムで微妙にやらしい、みたいな作品を狙ってるんだとは思いますが;。
それにしてもちょっとこのコミックスはいろんな意味で衝撃でした。や、なかよしも随分変わったんだなー、と;。
せっかくいいモノを持ってる作家さんなので、うまく舵取りしてヒットして欲しいものです。
というわけで三連休最後の今日はけろっちゃ氏とでじくま氏を呼び寄せてすきやき鍋 & Kanon 鑑賞会〜。
や、実は冷蔵庫の中には たいやき+アイスクリーム+肉まんが備蓄されてるので、牛丼とイチゴサンデーを買ってきて不健康なパーティという手もあるにはありましたが、さすがにどうよ? というわけで今年初めての鍋を仕込んでみたり。しかし外食と違って自宅の作り込みだと名実共に倒れるまでお肉を食べられるわけですが、
……さすがにこの量の買い込みは疲れました;。や、それでもたったの三人分だったわけですが、主婦の人はやっぱり大変だよな〜と思った今日この頃。そりゃ旦那さんの理解がなければ怒るわけですよ;(苦笑)。
# もっともすき焼きじゃなきゃ自宅で鍋なんかやろうとは私も思いませんが;。
# や、今半の割り下を使って作るんですが、味付けとかの余地が皆無なので^^。
# あ、あと自分的な備忘録。このパーティの場合の分量 (3 人分) サイドメニューなし。
# 肉 900g、ネギ 3本、焼き豆腐 1丁、割り下 2本、春菊 2束、しいたけ 6個、卵 6個。
そんなわけで食事終わってからのんびり Kanon 鑑賞会。私もようやく #5 を鑑賞したわけですが、まずはひと言。
あいかわらずテロップが最高。(笑)
というか毎回狙いすぎ。ちなみに今週は真琴とお風呂場で出くわすシーン(苦笑)。
これはテロップが出始めた瞬間に次のシーンの予測を立てるのが面白い遊びということですか^^。
今回はテンポの良さが秀逸な一作でしたが、節目節目で見せる祐一のカットがなかなかいいですね。真琴をさんざんからかいながらも布団をかけつつ優しい声をかける姿とか、栞の頭をちょっとなでてみるシーンとか。祐一がヒロインたちよりもちょっとだけ『上』の立場に立つ事で、上手い具合に少女たちのガイド役になっている。
そしてこれは凄いなぁと思うのは、見事な各キャラ並列処理。おそらくこれ、Kanon(Canon, 主旋律とその同系の旋律をずらし重ね合わせた形式)というタイトルのごとく、各キャラを五月雨式に片付けていくという構成を取るんでしょうね。や、どう考えてもそれはイバラの道としか思えないんですが、万が一これが成功したらとんでもないことになるかもしれず。真琴ルートに入っていくことはほぼ確定のようですが、いや果たしてどこまで行けるのか。まずルートとしての独立性の高い真琴、舞、佐祐理、美汐の 4 キャラを片付けてくる(これらは麻枝氏によるルートで、あゆルートとの独立性が高い)と思いますが、まだ美汐も出てきてないですし。うむむ。
ところで今週、いよいよ AIR の BD-BOX の発売予告が流れてましたが、\30k という値段はともかくいやがおうにも期待してしまうのは完全新作映像オープニング。ロングバージョンが 2 つ収録されているらしく、いやこれ買わないわけいかないじゃないですか、状態;。PS3、発売日に買わないとまず手に入らないだろうと思えるだけに今週は激戦かも……; うーん。
# あー、ちなみに BD-BOX は今 amazon で予約しちゃいましたよ....;
# 25% off の \22k だったらもう買ってしまおう、みたいな^^。
先日のエントリの関連でこんなものを見つけたり〜。
・天空の城ラピュタ検定!!!
http://minna.cert.yahoo.co.jp/tgp/626
で、結果。
(10問中9問正解 正解率90%)
シーンから会話の内容まですべて覚えていますね。
まさにラピュタ博士!^^
ちっ。
一問落としたか……どっちか怪しいなーと思って振りなおしたヤツを外した;。微妙に悔しい;。
そんなわけで懲りずにもう一発。
・続・天空の城ラピュタ検定-完結編-
http://minna.cert.yahoo.co.jp/tgp/698
で、結果。
(10問中6問正解 正解率60%)
ラピュタがかなりお好きなはずです^^
これだけ解れば十分過ぎると思います^^
ラピュタについて語り合いたいですね^^
くっ。orz
微妙に敗北感。合格率 5.7%ってのも結構高いのか低いのか;。なんとなく分かるけど今一歩の詰めが難しいですねこれ。
# しかしラピュタはめっちゃ好きだったなー。いったい何回見直したことやら;。
これ、なにげに検定問題を作成できるみたいなので、でじくま氏にはゆかりん検定とか作ってみてもらいたいですw。……何人が解けるのかは激しく知りませんがww。
今日(すでに昨日;)はリアルマイシスターのお誕生日。実家にちょろっと立ち寄ってケーキを投入してきたり。
や、当然のようにリアルマイシスターは彼氏くんとおいしいお食事だったよーですが;、こちらはといえば食材を買い出していつものよーに自炊。こんな感じ。
……いいもん、白菜おいしいもん(違)。
# といいつつしっかりケーキも食べたのはナイショですが。
# リアルマイシスターが見たときにはケーキの数が減っていたはずw。
# しかし我ながら芸がないな…… >タカノ 次回はもうちょっとなんか考えよう;。
というわけでようやく遅ればせながら先ほど Kanon 第 4 話を鑑賞したわけですが。
かかかかか、かっ、かわいいっっっっ;;。> ちびあゆあゆ
プロジェクターの巨大スクリーンの前で萌え転げてしまうワナwww。
っつーかですねっ、そのぺろりは反則ですっっっっ(違)。
ちびあゆあゆが動くとこんなにもかわいいのかということを強烈に痛感させられたわけですが、まさに天使の微笑みとはこのことか状態w。いやもーどうしようかというぐらいにかわいかったわけですがw、素晴らしかったのは作画だけではない。ついに京アニ本領発揮か? と思わせてくれる見事な出来。個別シナリオに突入しているわけでもないのに、各カットの間の取り方が上手で、見ていてずるずると引き込まれる。特に最後の真琴とあゆのやり取りは見事でしたね。
# でも秋子さんの靴脱ぎっぱはどうかと思いました。
# あれはかなーり違和感あったんですが、なんか意味あるんですかねぇ?;
晴れ袖姿の女の子たちがいたのも成人式の休日という原作通りの作り込みだし、やればできるじゃん? 状態。#3 で予告編を見たときには微妙に心配になりましたが、これを見てしまうと全然問題なさそう、と思えますね。今週は栞の出番なしでしたが、あゆ/名雪/真琴/舞の完全ルート重ね合わせ攻略モードをどんな感じでアレンジしてくるのか、これからちょっと楽しみですよ、ええ。
というわけで昨日の Messenger での話ですが。
けろっちゃ氏「そういや、明日あたり深大寺に行こうかと思いますが、いかが?」
まちばり 「ま た ネ タ か よ 、 お い 。 」
けろっちゃ氏「お、何だか分かります?」
いや全く不明だったわけですが、けろっちゃ氏が言い出すからには聖地訪問以外にはあり得ない、というわけで今回はくじびきアンバランスの聖地へ巡礼してきたり。いやおかしい、今日は一日引きこもってネトゲ廃人(ry
まずは手近なところで井の頭公園から。ここはエンディングに出てくるシーンですね。
# というかさすがに休日なのでめがっさ人多すぎ……;
そして吉祥寺の丸井の前から出ているバスに揺られて深大寺へと向かってみたり。ここ、くじアンの第 1 話に出てくるバス停なわけですが、そのまんまじゃん状態w。お手元に第 1 話がある方は冒頭の映像と是非比較のほどを。
↑ぐあー、しまった撮影の向きが逆....; ちなみにこれはけろっちゃ氏の手。
深大寺なんて馴染みのない方も多いでしょうが、天台宗別格本山の仏教寺院で、東京では浅草寺に次ぐ古い歴史を持つ由緒正しきお寺だったり。……って、すいません、なんとなくウンチクっぽく書いてみましたが自分でも全く分かりませんごめんなさい;。えー、詳しくはこの辺の Wikipedia とかで調べていただきたいわけですが、今回は聖地訪問が目的なのでお寺には目もくれずに時乃ちゃんたちが食べてたお蕎麦屋さんを探してみたり。や、この辺は深大寺そばが名物なので実はお蕎麦屋さんがめちゃめちゃたくさんあるんですが……
すいません、見つけられませんでした;。
っていうか 10 軒以上当たってみましたが、この近辺じゃないんじゃないかと想定してみたり。(どう見てもアニメ版に出てくるのはその辺の街中のお蕎麦屋さんに見える;) 仕方ないのでその辺のお蕎麦屋に入ってみたり。
まあ別に聖地でもなんでもないお蕎麦屋さんでしたが、さすがに行列が出来てるだけあって普通においしかったです。がしかしこれでは聖地訪問担当の面子にかかわる! というわけで近場にある温泉を襲撃。
またかよ、おい;。
……というかけろっちゃ氏、ホントによく見つけてくるな;;。彼の索敵能力の高さは凄まじいとしか言いようが。
# しかし温泉入るのなんて久しぶりでしたが、たまに入ると気持ちいいですね^^。
# この温泉、ゆかり姫のラジオでネタにされているか否か話題になりましたが、おそらくこれは
# ネタ的にスルーなんじゃないかなぁと思ったり。や、お好み焼きとはちょっと訳が違うし。
で、ひと風呂浴びて適当にビールを飲んだくれた後は吉祥寺に移動して焼き鳥食いまくりw。
ここ、吉祥寺の有名な焼き鳥屋さんのいせやというお店。実は本店の方はかつてでじくま氏や本郷氏と共に数年前に食い荒らした食べに行った記憶がありますが、建物の老朽化で 9/25 に閉店して高層ビルに立て替える予定なんだとか。あのいかにも昔らしい雑駁な雰囲気のある店舗が非常に良かったんですが、さすがに時代の流れには逆らえなかった様子。とはいえ井の頭公園店は昔のまま残っているらしく、そこで思いっきり食い荒らして食べてきました。二人でアルコール含めて \3,800 ほど。や、安い;;。まあ味は割と普通なんですが、こういうお店があるのが吉祥寺ならではの魅力、なんでしょうね。
というわけでぼちぼち weekend は終了。また明日からはお仕事がんばるでありますよ〜w。
今日は一日ひきこもって本とかいろいろ消化中〜。でも引きこもりなのでお料理は欠かせませんw。
っつーかさすがにホワイトシチューとかは普通においしく作れるようになりましたねぇ。今回はじゃがいものかわりににんじんを増量してみましたが、あんまりじゃがいも好きじゃないからこっちの方がいいな……
# っと思ったらなにげにホワイトソース缶の備蓄が減ってるし;。
# 今度まとめ買いしておこう....
というわけで今日の戦果はコミックス 13 冊、ECO クエスト 10 個、ネットラジオ 3 本、アニメ 4 本といったところ。さすがに食事しながら ECO のクエストを消化しつつアニメ見てたときには我ながらアホかと思いました;。そんなわけで読んだ本の中から適当に 3 つほどピックアップ。
・もどって!まもって!ロリポップ
まあアニメ化記念だし、ということで買ってみたわけですが、いやこれものすごくこなれてますね。かなり感心。ストーリー自体は非常にオーソドックスかつ脈絡がないのひと言に尽きるんですが、非常に感心するのがシチュエーションの作り方。男の子にドキドキしたい女の子向けのシチュエーションの作り方が上手い。ちなみにどんな感じかというと、タイタニックよろしく豪華客船の上で修羅場wとか、不思議の国のアリスよろしく小人化してゼロと一緒にドキドキ体験とか、もうあまりのベタさ加減に思わず苦笑してしまう;。けれども小学生ぐらいの女の子だと、ストーリー展開の論理性よりも感性に訴えかけるような作りが重要で、そういう『売れる作品としてのツボ』がきちんと押さえられてますね。
イラストのクォリティの高さもびっくりで、これが今どきの標準クォリティなのかとかなり驚き。やはり売れる作品は違うということですか;。……しかし中身はないので1冊読み切るのにたったの15分って果たしてどうよ、とも思いましたが;;。
・ゴーストハント
とりあえず 3 冊ざっと読んでみましたが、こちらもストーリーが深くて面白いですね。この作品、もともとラノベの人気小説(悪霊シリーズ)の漫画化だったそうですが、原作と作画が分かれていることのメリットって、要するに専業化によってそれぞれの高スキルが活かせるところにあるんですよね。それがそもそもの分業の意味でもあるわけですが、この作品の場合はオカルト方面の知識もベースラインがちゃんとしていて、ホンモノとニセモノをうまく組み合わせつつ、オカルトホラー探偵ものに仕上げてきているあたりはかなり good。もともと原作が人気を集めていただけのことはあるなぁ、という感じの作品で、3 冊(ちなみに 1 冊 1 ストーリーになっている)ともさらっと面白く読めました。
ただ、これはやはりアニメ版の方がいいですね。小説だと想像力を掻き立てられますが、漫画だと中途半端に映像が入ってくるので今ひとつ『怖さ』が足りない(← これは漫画家の実力の問題というよりも紙メディアのメディアとしての限界ですが)。この辺、アニメ版はよく出来ていて、映像の持つ力をうまく使っている感があります。作りもなかなかカッコいいし……というか名塚さん萌えw。この原作やコミックス版だけ見てると名塚さんを当てるというのはなかなか思いつかないですが、当ててみると確かにキャラに合ってますね。かなり不思議。
・ヨイコノミライ
でじくま氏に薦められて読んでみた一作ですが、今日いちばんの大当たり作品。どんな話かというと、ひと言で言えば夢と希望を持つ若者たちが、過酷な現実に打ちのめされていく、というお話。題材的には非常によくある「ありがちな」話であるにもかかわらず、羊さん ヲタクたち特有のディスコミュニケーションの描写が上手で、この手の話が大好きな自分(ぉ)としては見逃せない作品。気軽に読み始めたつもりが一気に話に引き込まれてしまって、気付いたら 4 冊を一気に読破。めちゃめちゃ面白かったです。
採り上げられている人物は、極めてよくある『ヲタク』たち(日和見エロ助、なんちゃって批評家、妄想暴走腐女子、プライド高いリスカちゃん、他人見下し系ロリっ子、ゴスロリっ子、粘着系臆病者)。彼ら・彼女らは見事なまでにヲタクによくある『コミュニケーション不全症』を発揮していて、その描写のイタさは(ギャグ的要素を一切排除しているため)ストレートに自分に突き刺さってくる(ぉ)。しかしこうしたヲタク特有のディスコミュニケーションはこの作品においてはギミックでしかない。この作品で描かれているもの、それは若者達の絶望の回避と挫折の先送り。
彼らは、まだ見ぬ未来に恋して憧れて、夢や希望の中に自分を見出すことで力強く生きていく。けれどもそれは、現実を直視せず、挫折を先送りするからこそ成立するロジック。現実を知らずにお気楽に過ごす連中を見て、すでに現実に打ちのめされて傷ついた青木 杏はそれを許せずに打ち砕こうとする。
やっぱり、私の思った通り、なの……?
夢は、人が実力を知るまでの妄想で、
身の程を知れば打ち砕かれて、それで終わり、……なの……?
「いいえ? なんでそう人のせいにするんですか?
私はちょっとした本音を掘り出しただけです。
先輩達が本当の友人なら、とっくにわかっていた事を。」
杏は持てる才能のすべてを使って皆を貶めようとするけれども、彼女こそ過酷な現実に最も傷ついているキャラ。そしてまた、反吐が出そうになる甘ったれた偽善を許せず他人を切り刻みながらも、その一方でそうした偽善(=夢や希望)に心の底では惹かれているキャラでもある。だからこの作品の最後は、杏がもう一度自分の原点を見つめなおすという『解毒』によって幕を閉じる。
確かに夢や希望は、願っているときが一番楽しく、そして美しいものでしょう。そして現実が往々にしてそんなに甘くないということもその通り。そして夢を見失えば、それによって道を見失う。この作品の最後では、夢は形を変えながら紡いでゆくものだ、とあるけれど、要するに自分の原点を見つめ直すこと。本当に大切なものは何なのか、多分それはものすごく『単純なこと』なんですが、それを思い出すことによって再び自分を取り戻して先へと歩んでいく、という物語は、オーソドックスでありがちながらも非常によい話だったと思います。……っていうかこういう話は大好きなんですよ私。(笑)
っと、つらつらと書いていたらもうこんな時間に;。そんなわけで今日は落ち。
さてさて、今日はなぜかでじくま氏と自宅で Kanon 鑑賞会;。や、#3 をリアルタイムで、とかいう話になって、じゃあ食事でもしながら鑑賞会でもやりますか、とかいう話になったわけですが、
なんで二人で仲良く自炊なんてしてやがりますか;。
っつーかなぜ平日の夜から西友で仲良く一緒に食材の買い込みとかしてるんだろ自分;。
# まあ実際には自炊といいつつほとんどなんにも作ってませんけど;。
# というか野菜洗ったぐらい?(笑)
と、まあそんなわけで二人で真夜中の Kanon 鑑賞会だったわけです。が。
名雪こわ〜い。
というかそういう見方すると名雪こわすぎるんですがww。呪詛連発なんですけどこの人(笑)。
しかし第 3 話にして微妙にクォリティが落ち始めているあたりは非常に気になるところ。特に A パートでは若干崩れ気味な作画とか、背景に対するキャラの縮尺の狂いとか、全体的に作り込みの甘さが目立つ。や、AIR でも第 3 話で水が濁った件で激しく不安にさせられたものですが、ちょっとあのときとは違ったタイプのもの(単純なコスト不足というよりは細部まで気が行き届ききっていないという印象)なので心配になりますね。そしてさらに心配なのは 4 話目以降の展開。予告編を見る限り、これって各キャラ完全に同時攻略なのではないかと思われるんですが、それはかなりイバラの道なのではないか、と推測。いやこれホントにどうなるのやら。
ただ、今回の話は中盤の栞のカットがなかなかに良かったです。CM 直前の雪の舞う裏庭のカット、そして祐一との会話での栞の声色。CV の佐藤 朱さんは声優としての力量と技量にやや疑問はあるものの、演技で非常に頑張っている様子が感じ取れるのが good。特に前回→今回と通して見ると、その声色の違いがものすごく明確になっていてよいですね。
いずれにしても、もし各キャラ並列進行だとすると、7〜8 話あたりまではこのままだらだら進行が進むのでは、という気もするので本格的に話が進みだすのは来月以降かもしれませんね。確かにいきなりどれかのキャラが舞台から降ろされたらめちゃめちゃ不満に思う人多そうだし、こういう展開になるのは仕方ないのかも;。
まあ、いい意味でみんなの期待を遥かに超えてくれるのが京アニなので頑張って欲しいところです。
そんなわけで今日は最近読んだコミックスでよかったものの感想をいくつか。
・NANA 16 巻
いやー、なんつーかいい感じに壊れてるとしか言いようがないかも;。> ナナ
歌っても、歌っても、歌っても。
声が嗄れて行くだけ。苛立ちは収まらない。
他人は自分の思い通りになんかならない。
泣いても、叫んでも、すがりついても。
分かってる。だけどあたしはそれがどうしてもおもしろくないの。
レンが大事なものを大事に思ってあげられない。
相手の望みを叶えてあげられなくて苦しい。
自分の望みを叶えてもらえなくて寂しい。
そんな二人が一緒にいて楽しいわけがない。
ここ最近のモテブームで増殖中なハチに比べると、ナナのようなタイプは私の職場とかにはほとんどいないような気がしますが、ナナも結構ろくでもない;。ハチ(奈々)の方が、「自分がかわいくて他人を省みないタイプ」であるのに対して、ナナの方は「他人が自分の思うとおりにならないと気がすまないタイプ」。一刀両断してみれば、ぶっちゃけどちらもただの極度のわがままでしかないわけで、いくら理論武装しても結局のところ『決して相手を受け入れられない』というところに代わりはない。
このハチとナナの属性って、女性特有の『ろくでもなさ』の本質を鋭く突いてるようにも思いますが、時代の波をうまく掴んでいる作品だなぁとは思いますね。……と、この話題は微妙にきな臭くなるので回避;。
・ローゼンメイデン 7 巻
アニメ版とはまた違う流れに突入しつつありますが、なにげに神セリフ連発。
「言葉にできる寂しさは、誰かが慰めてくれます。
言葉にしない悲しみは、自分で乗り越えていくしかないのです。」
いやこれは見事なセリフ。ジュンにかけられるセリフなども本質をビシっと突いてくるセリフがいくつかあってなかなかいい作品に。特にモノづくりに関する発言は、ともすると作者のセリフの代弁にもなりかねないのできわどいものになることも多いのですが、この作品でのセリフはむしろ作家としてのある種の潔さを見せるものになっているのでかなり good。
で、コミックスではないですが。
・G's Magazine 11 月号
某氏が激写されていた某雑誌(笑)のついでに買ってみた雑誌。
や、この手の雑誌を買うのは久しぶりですが、この値段でフィギュアつきですか;。とりあえず組み立ててみるテスト。
……っていうかなかなかよく出来てるなぁ;;。いつも不思議に思うんですが、これって原価いくらぐらいなんですかね? これぐらいのサイズになると結構なお値段なんじゃないかという気がするのですが。(← 仮に 100 円だとしても雑誌の値段の 1 割ですからねぇ;。)
や、どっちがおまけなんだというツッコミは当然アリかと思いますが。
というわけで昨日の続きをつらつらと。Kanon……はすでにさんざん書いてるのでスルーで;。
・らぶドル
西又さんのキャラが動くのはいいとして、あのやる気のない OP と、いきなり大昔のアイドルアニメ時代 or 子供向けアニメを彷彿とさせるようなライブを延々とやる作品ってどうよ? と;。でもぱっと見た感じ、ストーリーはそんなに悪くなさげかも。
・ときめきメモリアル Only Love
激しく今さら感のあるアニメ化。さすがにタイトルがタイトルなので見てはみましたが、これは一応オンライン版準拠? なんですかね? 一応、キャラの雰囲気的には詩織様とか光を踏襲してるんでしょうけど、作品として何を&どこを狙っているのかがよく分からず。なんか速攻で切り落としてもいいような気がするのは気のせいですかご主人様;。
・コードギアス 反逆のルルージュ ★★★
さすがは大河内一楼 & 谷口悟朗、いきなり第一話からビシビシと伝わってくる作品。
「どうせ、どれだけ背伸びしたって……世界は、変わらない。」
ブリタニア帝国の圧倒的に強大な力で押しつぶされ、それこそ虫ケラ同然に扱われてしまう日本人たち。生活はもちろん名誉も名前も奪われて、ブリタニア帝国に隷属することでなんとか生き繋ぐ日々の中で、家族や友人たちをブリタニアによって奪われた主人公が、人の身に余る強大な力を得てしまう、という物語。強大な力とテロリズムという構図、そして大きな物語の中での個人の在り方を問う、というテーマ設定になるのではと思いますが、これってある意味プラネテスにそっくり、という気も;。とはいえ、いったいこれをどのように仕上げてくるのかは興味ありますね。
・BLACK LAGOON The Second Barrage
前作見てませんが、とりあえず軽く見てみたり。
「誰だったかしら、にいさま? 究極の愛はカニバリズムだと言ったのは? 江戸川乱歩?」
「違うよ姉さま、彼はネクロフィリアだったんだよ。」
金朋さんにこのセリフ喋らせた人、神(笑)。でも別にこの二人が主人公ってわけじゃないのか;;。
・ネギま!? ★
実は原作を無視してキャラ設定だけもらってきたアニメ化だ、という話を聞き、さらによく見てみれば新房監督(なのは第1クール監督)だなぁということもあって軽く見てみたわけですが……これ、まるっきりぱにぽになんですけどwwww。「まほら戦隊バカレンジャー」って……お、おーい;;。や、とりあえずちょっと面白かったのでもうしばらく様子見^^。
おまけで最近の続投作品の件。
・N・H・K にようこそ!
なんかごく普通の恋愛話に突入しているような気がしなくもないので激しく微妙なんですが;、第 1 クールのラストはなにげに良かったですね。
「違うよ! 佐藤君は路傍の石なんかじゃないよ! 人間だもの!
……そうよ、血も肉もある、ダメ人間だもの!
あたしが初めて見つけた、あたしより、よっぽどクズなゴミ人間だもの!
呪いのように惨めなヒッキーだもの! あたしには絶対、佐藤君が必要だもの!」
……には思わず爆笑したクチですが^^、素晴らしかったのはここに続いた山崎のセリフ。
「あ〜、佐藤さん。もうこれぐらいにしましょう。
僕らには、自殺なんてドラマチックな事件に関われる資格はありません。
どんなに落ち込んでも……苦しんでも……いつものバカバカしい日常に帰ってくるだけです。
もし帰ってこれらなくても、どこかでバカバカしく死ぬだけです。
……ドラマチックな死は、僕らには相応しくありませんよ……。」
結局、ひと言で言えば、ドラマなんてないという話。それは夢も希望もないといえばそうだけれど、身の丈を超えた夢はしょせんは夢で、マンガのようなドラマなんて起こるはずがない。それを認めるところが生きることの起点になる、というメッセージは、冷徹なメッセージながらもどこか暖かさを持ったように感じられる……のは私だけですかそうですか(笑)。
まぁ、いいです。牧野さんの声が萌えるので。
……っていうか牧野さん、歌も上手いが声の演技も上手い。坂本真綾さんを彷彿とさせますね。
だいたいざっと見終えたかなぁと思うので、今日は新番組の話あれこれ。
・ギャラクシーエンジェる〜ん ★★
あいかわらず OP テーマ最高(笑)。アメコミ風味の OP もなかなかこなれてる感じ。中身については……えーと、ナンデシタッケ?(ぉ) やってることは前作と同じなんだけどキャラが総とっかえになってるのでまだ頭に入ってこない感じ。とりあえずリコが男嫌いだってことは覚えたw。余談ですが、この作品の声優の平均年齢って 19 歳らしい。……わ、若い;;。
ところでこの番組、なにげに HDTV ですね。前回分をデジタルストリーム録画してみたんですが、めちゃめちゃ綺麗。BS-i と違って映像もジャギなしで安定してます。地デジ恐るべし;。
・DEATH NOTE
無難……というか無難すぎるほど淡々とアニメ化されているという印象。とりあえず続投しようかなとは思いますが、正直どうでもいいかなー、という感じも。
・けよりな
TBS アニメフェスタで見たときには結構作画も良くて動きもいいじゃん? と思ったんですが、実際に落ち着いて自宅で見てみると割と微妙かもしれず;。とはいえ BS-i としてはかなり映像も綺麗(もともと HDTV っぽい)ですね。
実はコミックス版も購入して読んでたりするんですが、フィーナ姫との出会いのシーンは、アニメ版よりもコミックス版の方が印象的ですね。こっちが原作準拠?なんじゃないかと思いますが、姫の美しさが表現しきれてなかった気が。こういう『一目惚れ』のシーンの描出ってもともと難しい、と思うんですけどね^^。
・くじびきアンバランス
全然期待してなかったんですが、CV は全般してかわいいかもw。OP テーマがモモーイじゃなくなってしまったのが残念ですが;。
・地獄少女 ★
作品のフォーマット自体は前作とたいして変わってないですが、第1話からとんでもなくえげつない描写が。さすがに濃塩酸をたらすという描写はやりすぎでは;。(← もともと化学をやってた人間なのでさすがにちょっとシャレにならない恐ろしさがひしひしと;) 虫の描写も気持ち悪すぎるというかエグすぎるというか、ここまで徹底しているのは凄いなぁ、と。
・Gift ★
見るまでは全く期待してなかったんですが、ちょっと見てみたら意外に面白い。作品設定がどんな感じかというと、主人公たちの街で生まれた者だけに与えられる不思議な魔法のような力 "Gift"。お互いの想いが通じ合っているときにだけ叶う魔法のようなもので、想いが伝わっていないと歪んだ形で発現する、という設定。
「でもダメだった。やっぱり一緒にいられなくなれば、気持ちも離れてしまうんだ。」
「バカじゃねぇの、お前? 一緒にいられなくなったら気持ちが離れるなんて、どこの誰が決めたんだ?
……分かったよ、どうして Gift が歪んじまったのか。」
「それは美穂が……」
「違うね。気持ちを途切れさせてしまったのはお前の方さ。
その美穂ちゃんに直接聞いたのか? 気持ちが離れたなんて勝手に思い込んだのはお前だろ?
オレは信じてるぜ。いつまでも気持ちは変わることはないってな。
たとえ離れ離れになっても、気持ちは離れない。会えばまた昔のようにやり直せる。オレはそう信じている。」
……ってまるで少女漫画みたいなセリフなんですけど;。しかしこういうベタだけど割と筋のいいセリフがすらすらっと出てきたあたり、多少は期待できる作品なんじゃないかなー、ということで続投。や、単に清水愛 vs 宮崎羽衣のガチバトルが見たいだけかもしれませんがw。
・ゴーストハント ★
っていうか主人公の CV の名塚さんが神(← またか、とかいうツッコミはなしで^^)。思えば名塚さんのデビュー作は同じくなかよしの「だぁ!だぁ!だぁ!」だったわけですが、今やこんなに素晴らしい萌え声優に(ぉ)。昔ながらのホラー作品っぽいですが、見ていると原作の設定がきめ細かい様子で、割とよく出来てるんじゃないか、という印象。先日コミックスも買ってきましたが、すいませんまだ読んでません;。UHF 枠のまもロリと比べると随分優遇されてるアニメ化だなぁと思うものの、作品の筋の良さではこちらの方が数段上、という印象も。一昔前のヒット作らしいのでとりあえず続投。
っと、今日はとりあえずこれぐらい。残りはまた明日^^。
というわけで行ってきました、カードキャプターレモンホールへw。
……っていうか渋谷に行くこと自体、果たして何年ぶりなのか状態ですが、参戦してきたのはこちら。
いわゆるゆかりん王国祭、もといオフィシャルファンクラブイベント。や、国民登録はしてるものの非国民な私が参戦するのはどうよ状態なわけですが、せっかく FC に登録してるわけだし参加しないのももったいなかろう、ということで参加してみたり。
でもって感想。や〜、なかなかよく出来てますねぇ。いろいろ考えて作られているなぁ、と。
この手のファンクラブイベントに参加すること自体、大昔のキティファンクラブイベント以来のような気がするんですが(って何年前だよ^^)、いわゆるアイドル声優(?)のファンクラブイベントはちょっと毛色が違うわけでどんな感じかと思ったわけですが、まさかパペットはおろかサイリュームすらも不必要なイベントになるとは思ってもおらず。や、簡単に言っちゃうと、文字通りだらだらとゲーム大会をやるような、超まったりイベントだったんですよ;。
詳細なレポは着実に姫様のフラグを立てつつあるでじくま氏(笑)がアップしてくれるでしょうから私の方は割愛しますが(ぉ)、
・生・お姫様に質問(会員からの質問にゆかりが答える)
・大運動会(参加者の中から何人かをピックアップして、壇上でテトリス大会とかつなひきとか借り物競争を^^)
・ミニコンサート(アコースティックアレンジされた曲をまったり 3 曲)
・記念写真撮影会
とまあこんな構成で、しかも手前 2 つだけでイベントの半分以上の時間を消費^^。いやはや、あのハイテンションコンサートとはうってかわっての超まったり進行で、途中の大運動会では思わず寝落ちしそうになかなか面白いイベントでした。(ぉぃ)
全体を通して感心したのは、巨大なイベントでありながらも、なんとかファンとの距離を短く保とうとするイベントの構成。要するにこの FC イベントって「ゆかりとなんか楽しいことして遊びませんか?」的なものなんですが、人数が数百人規模ならともかくも、2000 人近くともなればどうしても物理的距離は離れてしまう。でも、大運動会の借り物競争ではゆかりん自ら 2F 席まで人を集めに来てみたり、あるいは比較的大人数の人たちを壇上に集めてみたり、さらには撮影会で参加者全員と写真を撮る(わざわざ参加者に郵送してくれるらしい)など、ほんの一瞬であってもゆかり姫に距離数メートル程度まで(笑)お近づきになれるような機会を作っている。この手の他のイベントに出たことがないので比較はできないものの、確かによく出来てるなぁ、と感心させられますね。
半面で結構微妙だったのは、まったりしたイベントなのに微妙にまったりしてなかったことかも;。や、なんか意味不明な表現ですが^^、このイベントって「ゆかりと楽しいことして遊びませんか?」的なものであるけれども、全体的にゆかりんがピリピリしているような印象を受けたんですよね。要するに、神経を研ぎ澄ましてお仕事している、と。もちろんこの規模ともなればヘマをしたり下手なことを言わないように細心の注意を払わなくちゃいけないわけですが、そのピリピリ感が感じられてしまって、なんかこちらも微妙にリラックスできず;。大人数のイベントであることと、短い距離感の中でみんなで楽しもうということとがそもそも相反しているので無理もないんですが、だったらいっそコンサートみたいなものの方が割り切った中で楽しめるよなぁ、と思わなくもなかったり。
さらに思ってしまったのは、やっぱり「かわいい系」の路線で売り続けるのは無理があるよなぁ、という点;。コンサートの合間の MC とか、ラジオぐらいの長さだとあまり気にならないんですが、あの可愛い系なトークを延々と続けられるとさすがに微妙に苦しい、という気が;。ちょっと上手い具合に立ち位置を変えていかないとそうそう長続きしないのでは? と心配になったり。(← まあこれは今に始まった話ではないのですが;。でもなかなか難しい問題なので解決させようがないのかもしれず。)
とはいえ、イベント全体に渡る細かい気配りであるとか(でもミニスカの女の子へのフォローで暖簾を使うのはさすがに無理がある^^)、ゆかり姫と参加者とが形作る、微妙にヌルい雰囲気はなかなかに良かったです。来年……も参加するかどうかは結構微妙かなー;。や、基本的に忠誠度が高いほど楽しめるようなイベントなので、やっぱり予備知識なしでも楽しめるコンサートの方が私には向いてるかも、と思ったり。
いずれにしても次は 12/23(土) の WINTER LIVE ですね。さてはて、どんな感じになることやら、です。
[2006/10/08 01:00 追記]
そそ、書き忘れてましたが、会場にあったガチャガチャは激しく微妙(苦笑)。なんか 100 円グッズみたいなものが出てきましたが、さすがにこれはどうよ? 状態だったり;。被害を広げる前に 1,000 円で打ち止めにしておきましたが、イベントのお値打ち感に比べるとこのガチャガチャはなんかものすごく違和感があったかも、です。
[2006/10/08 13:00 追記]
でじくま氏の blog に超精密なレポートエントリが上がってます。雰囲気が分かるので一読してみるといいかも。それにしてもあいかわらずこの超高密度なエントリをメモ書きだけから起こせるでじくま氏の記憶力の良さは凄まじいとしか^^。
明日も朝から仕事ですがリアルタイム鑑賞。で、まずはひと言言わせてください。
名雪かわいいよ名雪。
っつーか拗ねてる名雪とかめちゃめちゃかわいいんですけどっ^^(笑)。
# がしかし、くるくる回ってるあゆあゆもかわいい^^。
とりあえず 2 ループしましたが、さすがに素晴らしい出来。2 クールものなので超高密度というわけでもないし、第 1 話の終わり方も AIR などに比べるとパンチには欠ける。けれども作りそのものはとにかく丁寧、原作の行間の補い方がいいですね。
# この作品ではやたらと違和感があるサービスカットでテロップが流れたのは微妙に苦笑^^。
# これは……狙ったんだよなぁ、多分(笑)。
というわけで、「夜はおやすみなさい、だよ?」。
……ま、本番は第 2 話以降ですね。来週以降に期待でありますよ隊長w。
というわけで今週からぼちぼち新番組がいろいろ始まってるわけですが、ようやく前クールのアニメをだいたい消化。ざっと感想を書いてみたり。
・ラブゲッCHU!ミラクル声優白書
どう考えてもアホな作品にもかかわらず、なぜか不思議な魅力があって、気付けば 2 クール通して見てしまった作品。キャラ設定も展開も、10 年以上前の「よくある」典型的なアニメ作品の作りそのもので、どこかしこにレトロ臭の漂う作品でしたが、とはいえ筋書きそのものに無理がないので違和感なく見られてしまう作品ではありました。どうということのない作品だけれども、こういう安定した作品というのも重要だよなぁ、と感じさせられる一作でしたね。
・ゼロの使い魔
1 クールでは限界がある作品ですが、総じて言えばくぎみーツンデレが際立っていた作品、ですね(ぉ)。こじんまりまとめてくれていたので悪くなかったと思うものの、夏のこたつさんに言わせると原作のキーポイントのいくつかを外しているので微妙だとか。単体作品として見ている分にはさしたる違和感もなく見られた感があり、ちょっと原作が気になります。どんな感じなのやら。
・アニマル横町
第 3 クールで時間帯移動してからはアニメオリジナル要素が入るようになりましたが、アニマル横町らしい毒舌トークの連発で最後まで非常に楽しい作品に。ゴールデンタイムのアニメとしては標準的な 4 クール作品でしたが、通してみれば非常にいい作品でした。アニメの打ち上げで作者の前川さんが感涙したそうですが、ただでさえトラブルの起きやすい原作つき少女漫画作品を、原作らしさを失わずにアニメ化することに成功したアニメ版スタッフの手腕と作品に対する愛情は素晴らしいとしか言いようが。類希なるホントにラッキーな作品だったんじゃないか、と。
ちなみにアニメ版スタッフからご本人に贈られたプレゼントがこちらにアップされてますが、こんなの貰ったらそりゃ泣きますよねぇ^^。まさに人生のハレの日というか、そんな感じだったんじゃないかと。終わってしまうのが惜しい作品ですね。
・まもって! ロリポップ
激しくどうよ? と思いつつも気付いてみれば全話見てしまった作品。ゼロとイチイに守られるきっかけとなったクリスタルパールという「つながり」を失ってしまったニナが、ゼロやイチイと一緒に居たい、そして逆に二人を守りたい、という自らの意志を掴んでいくというオーソドックスな展開で、最終話はすっと腑に落ちる作品でした。……が、昨今のアニメではまず滅多にお目にかかれない色パカなど、アニメ制作の品質管理にはかなりお粗末な面があったのも事実。原作の素性の良さに助けられたアニメ作品、という感じかもしれません。
ところでこの作品、OP テーマがテンポ良くてメロディラインが結構好きなんですが、歌詞はなかなかにとんでもない開き直りモード全開だったり。サビメロは「ホントの恋が一つだなんて 最後の最後に決めればいいじゃない〜♪」(笑) その他にも、ワガママもそこまでおおっぴらにしなくてもみたいな歌詞連発。いやー、一度カラオケで全部の歌詞を確認してみたいものです^^。
・いぬかみっ!
最後の最後まで下品で終わったような気がするのは気のせいですかご主人様;。確かに少年誌なんでプチエロは分かるんですが、だからって下品にする理由はよく分からない、としか言いようが。ほっちゃんももう少し仕事選んだ方が……という感じ。でもなんだかんだといって最後まで見てしまったのは名塚さんが神だからですかそうですか^^。
・ストロベリー・パニック
第 1 クールの ED のインパクトが強すぎました。以上。(ぉ)
・ARIA The NATURAL
終わってから振り返ってみると、妙に存在感の薄い作品のように感じられるのは私だけ?; 見ている側がこういう作品作りに慣らされてしまった、というところが大きいと思うんですが、ネタ的にいいネタを連発するのが難しい作品ではあるんですよね。いくつか非常によいお話もあった半面で、どうということもなかったお話も多くて、平均化しちゃうと「ごく普通」みたいな評価になってしまうのがもったいない作品でしたね。
・うたわれるもの
一方でこちらは「あれ? このゲームってこんなに良かったっけ?」状態に;;。原作はただのハーレムゲーだったのに、きちんとストーリーを描き込んでみたら普通に面白いシナリオに。やっぱり原作ではゲームパートの存在が大きかった分、シナリオの存在感が薄れてしまった感がありますね。ラストのビターエンドもベタベタですが悪くなかったです。柚木さんと沢城さん、そして小山さんの名演技も見事でした。
しかしこの作品のホントに凄いのはやっぱり「われものラジオ」ですよねぇ;。第 3 回目あたりから聞いてますが、完全に柚木さんによる小山さん攻略番組と化してたり^^。いきなり好感度 max からスタートしてる柚木さんも凄いわけですが、ゲストで来た大原さやかさんすらも好感度 max というあたりに爆笑。ただ、今度ラジオ関西での放送が始まるらしく、このぐだぐだトークが時間制限でなくなってしまうのかと思うとかなり微妙。編集さんに頑張ってもらって、アニメ版はそのまま今まで通りにやって欲しいんですけど、そういうわけにもいかないですかね?;
あと、NHK は最終回がまだなので最終評価は保留しますが、なにげに良かった気がするのは気のせいですか;。まあこれは来週の最終回を見てから、ということで。
でじくま氏からのメールで知りましたが、コミケ準備会代表の米沢嘉博氏がお亡くなりになられたとのこと。
・コミケの中心人物、米沢嘉博氏(漫画評論家)死去
http://www.sankei.co.jp/news/061001/bun003.htm
最初に聞いたときにはさすがに何かの間違いだろうと思って複数のソースを確認しましたが、コミケットのオフィシャルサイトにも訃報が掲載されていました(http://www.comiket.co.jp/info-c/C71/061001.html)。いやこれはなんというべきなのか……。
岩田さん(イワエモン)がお亡くなりになったときもショックでしたが、米沢さんといえばまさにコミケというより同人界の顔とも言える存在。コミケットカタログなどで語られる米沢さんのコメントがいつも立派であったことが想起されますが、53 歳というまだまだこれからの時にこんな形で亡くなってしまうとは……。面識があるわけでもなく、たまに名前を見かける程度しかなかったとはいえ、私にとってもコミケットは人生の半分以上を共に歩んできた大きな存在なだけに、言葉を失ってしまいます。
一つの時代が終わる、というのはこういう感覚なのかもしれませんが、岩田さんと一緒に、これからも天国からコミケの行く末をずっと見守っていて欲しいものです。月並みな言葉しか出てきませんが、今まで本当におつかれさまでした。故人のご冥福をお祈りします。
そんなわけで今日は昨日に引き続いてけろっちゃ氏と向かい酒。微妙に昨晩は 3 時間ぐらいしか寝てない気がしますが、にもかかわらず身体が動いてしまうのがなんともはや状態。で、せっかくなのでついでに聖地訪問もしてきてみたり〜。
や、いわゆる School Days の聖地、西国分寺。何度か快速電車で通過したことはあったものの降り立つのは初めてだったんですが、やー、そのまんまですな;。でもって、けろっちゃ氏に引き連れられるまま、武蔵野線に乗って北府中に連れられて行ったわけですが、
うーわー;;
って、めっちゃガクブル状態なわけですがwww。(← すいません、School Days やってないと意味不明だと思いますが;)
# けろっちゃ氏「で、○○○○も念のため持ってきてますけど?」
# まちばり 「いや、さすがに捕まったらシャレにならないでしょそれ;。(爆)」
# ……とかいう危険なセリフがやり取りされたとかなんとか。(ぉぃ)
ま、それはともかく、今週からの Kanon の放映開始記念に本題の昭和記念公園を襲撃……するも入園時刻を over(涙)。やむなく遠距離撮影でありますよ隊長w。
ここは去年の 3 月に襲撃していて、そのときには中に入ったんですよね。ちょっと写真を引っ張り出してみるとこんな感じだったり。
ちなみにここは最終入園時刻が 16:00、閉園時刻が 17:00。よって夜中は入れません;。そんなわけで栞と一緒に夜中の噴水を見るカットはどう考えても不法侵入(ry
しかし自称ヒッキーの私からするとたまに外に出て光合成するのはやっぱり健康にいいですねw。聖地訪問などのネタがないとなかなか外に出ないわけですが(ぉ)、昭和記念公園なんかは普通にのんびりできる公園なので今度はしっかり時間を取ってのんびり遊びに行きたいものです。
……多分行かないだろうけど。(ぉぃこら^^)
というわけで今日の収穫〜。
……ってあれ?; この人、なかよしじゃなかったっけか;;。征海未亜さんってご存知ない方も多いでしょうけど、スーパードールリカちゃんとか東京ミュウミュウとかのコミックスをかなり長い間描かれてた作家さん。私の場合はミュウミュウが受け付けなかったのでスルーしてた作家さんなんですが、以前、この人はオリジナルものがいい! と聞いてたので、この機会に積まれっぱなしになっていたこちらを先に読んでみたり。
こちらはなかよし増刊号に掲載されてた作品みたいなんですが、まず一言。
凄い。
おいおい、この凄まじいクォリティの高さはいったいなんなんだと小一時間。
ストーリー自体は地獄少女みたいな感じで、空から降ってきた「天使のケータイ」を使って願いをかけると、たった一つだけなんでも願い事がかなえられてしまう、けれどもそれで幸せになるか不幸になるかはその人次第、というよくあるホラーものの設定。……なんですが、ストーリーラインがむちゃくちゃ上手いんですよこれが;。しかも 4 本収録されているのにどれ一つとして『決まったフォーマット』がないというバラエティーに富んだストーリー群。ハズレが一本もないというのは凄いとしか言いようが。
子どもってきらいなの。
夢見がちで自分勝手で……
だけど……
あの子はほんのすこし、おとなになったみたいね。
少女漫画の醍醐味の一つは、少女たちの心の繊細さだと思うんですが、そうした壊れやすい繊細な心の機微が描ける作家さんというのは実際問題として非常に少ない。恋する気持ち、わがまま、妬みや嫉み、思いやり、そうした様々な感情が入り混じった「存在感」のある少女たち。それが見事なストーリーラインの中でほんのちょっとだけ成長していき、『恋する心』を身をもって理解していく。それはいわば、思い出に残る『非日常的な体験』。
どれもかなりの逸品なんですが、個人的には Wish 2 と Wish 3 あたりがお気に入り。特に 3 本目の作品は「泣いてホントの恋を知る」タイプの作品で、こういうのはやっぱりぐっと来るものがある。また作品全体を通して言えることですが、作品そのものがものすごく緻密。や、絵そのものは決して上手いわけじゃないし(微妙にデッサン狂いぎみとかもある)、「華」のある絵ではないんですが、イラスト全体でストーリーを作り上げてる感があるんですよ。服装のセンスや髪型をストーリーラインと併せて効果的に変化させていったりする様子は、オーソドックスながらも実に見事。計算立てられた緻密な作品作りは、立川 恵さんの短編ものなんかを彷彿とさせるところがあります。や、こういう「感性と計算」とを併せ持った作品って非常に少ないんですよね。
いやはや、予想以上の快作だったのでとにかく驚きました。少女漫画が嫌いじゃない人にはかなりお勧めできる一冊です。本屋で見かけたら是非。
で、最初に書いた恋きゅーの方も読んでみたんですが……んー、個人的にはイマイチかなぁ、こっちは;。ベタベタなロリ萌え作品なんですが、なんというかフォーマットがお約束すぎて味気のない作品、という印象。読者ニーズには合ってるのかもしれないんですが、自分的には激しく微妙。すでになかよし増刊号での Wish の連載は終わってるようですが、Wish みたいなセンスのある作品を描ける人は少ないし、こういう作品も少ないので非常にもったいない感じがします。うむむ。
どうするよ、これ;;。
局名 | 番組名 | 日付 | 曜日 | 時刻 |
テレビ東京 | ときめきメモリアル〜OnlyLove〜 | 10/03〜 | 火曜 | 01:30-02:00 |
千葉テレビ | らぶドル〜LovelyIdol〜 | 10/03〜 | 火曜 | 02:10-02:40 |
日本テレビ | DEATHNOTE | 10/04〜 | 水曜 | 00:54-01:24 |
テレビ東京 | ゴーストハント | 10/04〜 | 水曜 | 01:00-01:30 |
日本テレビ | NANA | 水曜 | 23:25-23:55 | |
BS-i | 夜明け前より瑠璃色なCrescentLove | 10/05〜 | 木曜 | 02:30-03:00 |
BS-i | Kanon | 10/06〜 | 金曜 | 01:00-01:30 |
TBS | あさっての方向。 | 10/06〜 | 金曜 | 01:55-02:25 |
東京MXテレビ | Gift〜ギフト〜eternalrainbow | 10/06〜 | 金曜 | 03:00-03:30 |
キッズステーション | くじびき♥アンバランス | 10/07〜 | 土曜 | 00:00-00:30 |
TBS | 銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜 | 土曜 | 02:25-02:55 | |
テレビ東京 | おとぎ銃士赤ずきん | 土曜 | 09:00-09:30 | |
テレビ東京 | ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! | 土曜 | 10:00-10:30 | |
東京MXテレビ | 地獄少女二籠 | 土曜 | 22:00-22:30 | |
BS日テレ | NIGHTHEADGENESIS | 土曜 | 23:30-24:00 | |
テレビ神奈川 | 乙女はお姉さまに恋してる | 10/08〜 | 日曜 | 00:30-01:00 |
テレビ神奈川 | らぶドル〜LovelyIdol〜 | 10/08〜 | 日曜 | 01:30-02:00 |
テレビ東京 | おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜 | 日曜 | 09:30-10:00 | |
テレビ東京 | ギャラクシーエンジェる〜ん | 10/02〜 | 月曜 | 02:00-02:30 |
は〜、めっちゃ疲れたけどようやく読破w。
いや〜、いろんな意味で脱力^^。当然のように奈々(ハチ)の腐りっぷりに開いた口が塞がらない。なにがひどいって、タクミとレイラの仲を疑い始めたかと思いきや、自分に都合のいいストーリーを組み立てて言い訳をし始めるという凄まじさ。挙句の果てには、タクミには人としての情がない、でもノブだったらこんな心を満たしてくれるかも? なんであんないい人を傷つけちゃったんだろう? とか言い出し始めてちょっかいを出し始める。
「どこまで本当でどこから嘘なのか分からなくて……
信じてた人に裏切られたショックってそー簡単に消せるものじゃないし……
だからもしかしたらノブも……
新しい彼女が出来たとしても、同じ様に辛い想いを引きずるんじゃないかな……
この先タクミと顔あわせることだって何度もあるだろうし……
あたしはタクミを選んだけど、ノブを本気で好きだったことも嘘じゃなかったって……
ちゃんと話して分かってもらう事が、あたしに出来る唯一のつぐないかもしれないよ……
でもそれって結局自己満足? よけい傷つける?
どう思う? 淳ちゃん……」
いったいこいつはなんなんですか状態;。いやもう腐ってるにも程があるんですけど;;。淳ちゃんはこの問いかけに対して難しい問題だね、と答えるわけですが、そんなのその行動が相手に対する思いやりゆえの行動なのか、それともそれを隠れ蓑にした自分に対する言い訳(自分の罪悪感を祓うための行為)なのか、ただそれだけの問題。
奈々が腐りきってる理由の根底には、そういう『言い訳』が立つような行動で他人を傷つけてしまう(そしてそれで自分がラクになろうとする)ところにあるんですよね。相手を傷つけた罪は一生背負っていかなくちゃいけないものだし、奈々にできる『償い』は、ノブに分かってもらうことじゃない。ノブの辛さが身を持って分かるというのであれば、その罪と辛さを一生背負っていくことが、彼女に許される唯一の罪滅ぼし。いやもうそんなの当たり前じゃないかと言いたくなるわけですが、それでも奈々はノブにあれこれ言い訳しようとする。で、「だから……もうほんとにいいから」と言われて受け流されて、初めて彼女は気付くんですね。
だから何? ノブの為に?
言い訳だ……
今さら何を言っても自分を擁護する言い訳にしかならないよ。
あの時……
信じ合えていたはずのノブに疑われた事が悲しくて、何も言えなくなった。
ノブと一緒にいたはずのナナが、来てくれなかった事も寂しかった。
あの時、あたしがタクミを選んだのは、
子供の為とかノブの為とかじゃなかったんだ。
あの時タクミが一番優しくしてくれたから。それだけだ。
あたしはいつもそれだけ。自分の事だけ。
独りぼっちになるのが怖いだけ。
そうした紆余曲折を経て、ブレていた軸足が、ようやく少しずつ固まってくる。そんな中で投げかけられる、奈々(ハチ)のセリフに対するナナの励ましの言葉が素晴らしいんですよね。
「ほんとに家出する気なの?」
「分かんない。昨日はちょっと熱くなりすぎて暴走しちゃったし、頭冷やしてじっくり考えるよ。」
「延長線か? おもしれえ」
「何がおもしろいのよっ!」
「くじけるなハチ公。人生は七転び八起きだ。立ち上がり続けりゃ勝つんだよ。」
いえ、お母さん。
タクミは猫かぶってるけど本当は暴君だし女たらしだし、
そんな毎日毎日幸せってわけにはいかないのよ。
でも昨日と今日は幸せ。
明日は泣くかもしれないけど、明後日はきっとまた笑える。
それでいいんだ。
日々の暮らしってそういうものだよね。
何があっても希望を捨てなければ、明日は来る。
うおー、めちゃめちゃいい作品じゃないですか(爆)。
なんかリアルマイシスターに聞いた話だと、映画版 NANA に出演した宮崎あおいが二作目については降板したそうですが、確かに奈々(ハチ)は事務所としてはやらせたくない役でしょう。けれどもどん底から這い上がるその姿には、同情の余地はないけど共感できるものがある。
結局のところ、奈々って、本人の心の持ち方一つだけで幸せになれるかどうかが決まると思うんですよ。だって、ぶっちゃけ内情を知らなければ奈々の歩んだ道のりはシンデレラストーリーそのもの。白金台の豪邸に何不自由なく暮らしている奈々(ハチ)が、あたしは幸せじゃない、恵まれてない、みたいなことを言い出すその姿は、
ふざけんな。
のひと言に尽きる。愛もお金も子供も、何もかも全てを手に入れられる場所にいながらなにを寝言を言ってやがりますかとしか言いようがないんですよね。けれども、転んで転んで転びまくって、ようやく人並みどころか普通の人では辿り着けないような幸せに向かって歩き始めた奈々は、多分、今の時代ならではのシンデレラストーリーなのでしょうね。
随所に見られる未来のショットから想像するに、レンとナナが失踪してしまって、トラネスとブラストの両方が瓦解して終了、というオチなのかなぁという気がしますが、果たしてどんな展開になるのやら。なかなか後半は読むのが進まなかったですが、でも全体を通した感想を言えば「読んでみて悪くなかった」という印象ですね。こういう「どん底から這い上がるストーリー」ってかなり嫌いじゃないのですよw。(自分には出来ないですけどね;。)
というわけで今日はお外に出かけて get してきたこちらを一つ。
……っていうかなにげにコゲどんぼさん直筆サイン入り(笑)。や、普通にサイン入り!とかいって平積みされていたので「おお、珍しいなぁ」と思いつつ買ったわけですが、先ほどご本人の blog を見たら実は営業活動でいろんな書店を回ってたようで、そのときに直筆サイン入りの本を投下していった(or 在庫にサインを入れた)様子。っつーかお前が買ってどうすんだよと後から自分でツッ込みを入れましたが(← 本来はちっちゃな子向けですよねぇ;)、もともと今日お出かけしたメインの用事はこれを get するためだったので許してくださいダンナ状態(苦笑)。そんなわけでせっかくなのでタイムリーにエントリを書いてみたり。
# といっても私はサイン本だからって手心を加えたりしないあたりが容赦ないわけですが^^。
前作のかみちゃまかりんはこのエントリに書いたんですが、前シリーズはかなりきれいに終わっていたので果たして新シリーズはどうなることかと多少心配もしてたんですが、結論としてはひとこと。
や、非常によく出来た少女漫画ですよこれ。
っつーか、もうすっかり正統派少女漫画家さんじゃないですか、コゲどんぼさん^^。
実はかみちゃまかりん chu の第 1 話は読者投稿で 1 位を取った、とご本人が blog にも書かれてるんですが、この 1 巻を通して読んでみると、なるほど人気が出るのもこれは当然、という印象の作品ですね、これ。端的に言えば、作品に華があるんですよ。いくつか要素をピックアップして書いてみるとこんな感じ。
・キャラ配置
少女漫画は逆ハーレムのキャラ配置(やたら男が出てきてヒロインにめろめろ〜ん)が基本ですが、こういうのって単にイケメンな男がたくさん出てくればいいわけじゃないんですよね。それぞれに性格の振り分け(すなわちキャラ配置としての色分け)が必要なんですが、その基本がちゃんと出来ている。メインの和音くんはクールだけれども、考え方は昔ながらの男尊女卑タイプ(=男は女を守るべき)で、ちょっと恥ずかしがり屋さん。新キャラの久我 神くんはちょっと軽めのチャイドルで、いかにもなナンパタイプのキャラ(← これはこの後でちょっと変えてくるでしょうけど)。そして最後の錦織みちるは、頼れるおにーさんタイプのしっかりもの。つまり、ちゃんと多様な読み手の好みに合わせられるように、いろんなタイプの魅力を持つキャラを登場させていて、その描き分けも出来ている(キャラの魅力を出せている)んですよ。
そしてもう一点重要なのは、これらのキャラの取り扱いが基本的に『対等』である、という点。や、どういうことかというと、『本命』以外の男キャラが『当て馬』として設定されることも多いんですが、この作品ではそういう扱われ方をしていない。『本命』はちゃんといるけど、本命とくっつけるための『当て馬』としてキャラを配置しているわけではない。
この辺のことは当たり前といえば当たり前なんですが、意外にちゃんとできていない作品も多いんですよね。
・イラスト
ぺらぺらとページをめくって思ってしまったこと。「ぴたテンの時とはトーンの消費量がえらい違うな」(笑)
や、これは冗談ですが^^、要するにページに余白が全くないんですよね。これって実はかなり普遍的な法則だと思うんですが、売れてる漫画家ほどページがびっちり描かれてることが多いんですよ。例えば種村有菜さんの紳士同盟†とか、前川 涼さんのアニマル横町なんかを見てもそういう傾向がある。この作品の場合は、くどすぎるぐらいのトーンと効果線の嵐なんですが、逆にここまで徹底的な作り込みをするからこそ(真面目にマンガを読む子供たちから見て)読み応えが出てくる。実際、単純に要素一つ一つを取ってもとにかく凝っていて、例えばコマ割り線が普通のペンで描かれてるのがごくわずか、というあたりからもそれは伺える。
こうした細かい作り込みって、人気作品=お金が潤沢にあってアシさんがたくさんいて……というような物量の違いから来るもの、と思われるかもしれませんが、多分それは違う。これは私の推測ですが、おそらくこれは純粋な創作力の違いから来るものじゃないか、と思うんですよね。例えば、ページが白い(物理的に白いという意味ではなく、単にトーンが貼られているだけといった、『情報として何も含まれていない部分が多い』という意味)漫画家さんに、もっと作り込みを細かく……といっても、おそらくそこにどんな情報を足せばいいのか分からない可能性が高い。ここまで細かい作り込みが出来るというのは、それだけ作家としての引き出しが大きい、ということを意味するのだと思います。……っつーかあのぴたテンの白さを知ってる人からするとこの作り込みの細かさはある意味で脅威です;。
・セリフ
逆ハーレム作品であれば、当然のように男の子のセリフに女の子がドキドキさせられなくちゃ困るわけですが、女の子をドキドキさせるようなちょっとしたセリフがちゃんと大量に盛り込まれてますね。
「何があっても守る。守るためならなんでもする。
家族(あいつら)のためなら、オレはどうなってもかまわない。」
「アホかおまえ。
取られたらうばいかえすに決まってんだろ!」
こういうセリフがなかなかにイイ。……とはいえ、全体的に言うとちょっとやりすぎな感はあるかもしれず。本来、こういう決め台詞というのは、適切なシチュエーションで魂の籠もった本音の言葉として出てくるからこそ効果がある。けれどもこういうセリフが 1 つのエピソードの中に 4 つも 5 つも出てくるとさすがに作品が浮ついて見えるし、そのキャラに芯がないように見えてしまう;。まあ女の子はこの手のだだ甘セリフが好きなものでしょうから、ニーズには合致してるんでしょうが^^、私的には結構な減点要素ですね。
関係ないですが、エクサルシス(exalsis)って言葉って一般用語? なんですか? なんとなく意味は分かるけど辞書にも載ってないし。教えてエラい人。
・ぷちエロ
少女漫画といえど昨今はエロは基本になりつつありますが;、そうはいってもなかよしくらいの読者層になると適度なぷちエロ加減が重要になってくる(← や、親から「読んじゃいけません!」認定されると困るし^^)。……なんですが、ここがものすごく上手い。なにがって、メインの和音くんはクールで男尊女卑だからそんなぷちエロなんてするはずがないキャラ造詣なのに、酔っ払うと適度なえろえろモードに突入するという設定。酒のせいにするってどこぞのセクハラ親父の言い訳かよっ!と思うわけですが、こういう形にすればキャラの魅力を保ちながらぷちエロを入れられるわけで、なるほど上手いなぁ、という印象。
・ストーリー
キャラ設定上、花鈴ちゃんと和音くんは前世で夫婦という設定で、しかもママ4よろしく未来から二人の娘もやってきてしまう。この辺のラブラブ幸せハッピー路線の設定はお約束といえばお約束なわけですが、やってきた娘のおかげで二人がラブラブになった直後にいきなりの爆弾発言。
「ね……未来の私たちってどんな感じ? き……きかせて?」
「パパ……知らない女の人とでていっちゃった……
ずーっとずーっと帰ってこないの……」
思わず爆笑www。う、上手すぎるwwww。や、これ落とし方も上手いんですが、和音くんはこの話を聞いていなくて、花鈴しかこれを聞いていないというのがミソ。こういう少女漫画らしい伏線をギャグを使いながらもきっちりと織り込んでいるあたりはさすがに上手い。
……と、あれこれ書いてきましたが、もちろんここに書いたことなんて作品全体の要素の一部でしかない。けれどもこういう『当たり前』のことを当たり前にこなし、さらに作品としても魅力があれば、そりゃ売れないわけがない。実際問題として、ここに書いたような内容って、例えばネギま!なんかと全く同じなんですよ。あの作品も多様なニーズに答えるための多彩なキャラ、細かい描き込み、ぷちエロなどなど、上述したのと似たような要素をたくさん持ってますが、こういうものを作り上げる実力を備えた作家って、やはり業界全体を見回しても少ないわけで、大したものだなぁ、とは思います。
とはいえ減点要素がないわけではなくて、(ネギま!なんかと同じなんですが)作り込みや描き込みが細かすぎて、たまについていけなくなることがある、という点はやっぱり減点要素。そしてもう一つは、セカンドターゲットを狙うための要素が作品に混ざっている(ように思える)という点ですね。例えば episode 3 の扉絵では花鈴が赤ちゃんのコスプレしておしゃぶり咥えてるんですが、さすがにそこまでやると意味不明。(いや、一応ちっちゃくなっちゃうエピソードなんですけどね、だからっておしゃぶりはさすがにどうか、と;。それはかなり特殊なニーズです;;。)
前作のかみちゃまかりんを読んだときはまだ昔の少年誌のテイストを残していたのでこういうのもアリかなと思ってたんですが、今作の chu ぐらいに少女漫画してるのなら、むしろ少年誌向けのテイストは完全に捨てて欲しい、と思ってしまう。や、要するに少女漫画家として超一流になれるのなら、セカンドターゲットは狙わなくていい(むしろそういうテイストは積極的に排除した方がよい)、と思うんですよねぇ。まあ私が気にしすぎなのかなー、という気もしますが。
ま、そんなわけでつらつら書いたらとんでもない量になっちゃいましたが^^、これだけあれこれ書けるのも作品の密度と質の高さゆえ、というもの。次巻以降にも期待、ですね。もともとコゲどんぼさんの作品はリアルタイムで読むよりも一気読みした方がよいと思うので、積極的に第 1 巻だけお薦めしてよいのかどうかは疑問ですが、前作がなかなか良かっただけに今作も期待しちゃいますね。これからも本誌連載を頑張って欲しいものです。
# って、これについてはもう一つ書きたいことがあるけどそれはまた別エントリにしよう;。
や、何話なのかは知りませんがだらだらとまもロリ鑑賞中。ぶっちゃけ作品の出来は褒められたもんじゃない(ロス○ユニバースの再来w)なわけですが、BGV にはちょうどいいので適当に流していたわけですが……
うーわー、このエピソードまでこの出来なのか……ギザカナシス;。
ちなみにタイトルは「〜ゼロ&イチイ〜出会いとキズナ」、まあ要するにゼロとイチイの出会いのエピソードなわけですが、原作のこのエピソードはキラリと光るものがあったんですよね。(というか、これを読んでなぜこの作品がウケるのか、というのがよく分かったというか。) が、しかし。
「姉さん、オレじゃないだろ? さ、涙を拭いて。姉さんの一番の笑顔で、あの人を見なくちゃ。
さ、行って。あの人の元へ。幸せは、あの人が持ってきてくれるから。幸せにね、姉さん。」
……って、せっかくのセリフもそんな畳み掛けるように早口で言ったらもったいなさすぎじゃないですか;;。
や、別にこの作品に限らず、少女漫画原作のアニメ化作品が失敗する原因の多くは、少女漫画特有の『行間』をうまく映像化できないから、だと思うんですよね。ストーリーラインで魅せるタイプの作品と違って、少女漫画の多くは、あるストーリーやキャラクターそのものを楽しむというよりも、そのキャラクターたちが語ったセリフによって沸き起こる感情とか、あるシチュエーション下におけるキャラたちの心情を想像して楽しむといった具合に、『行間』に作品の本質があることが多いと思うんですよ。ところが、マンガと違ってアニメは読み手に速度を強制してしまう。この辺のことをよほど意識しながら映像化しないと、ストーリーラインの上っ面をなぞるだけアニメになってしまう。
思い返せば、立川 恵さん原作の怪盗セイント・テールもよく出来ていたのは最終話だけだったわけですが、やっぱりよほどのスキルがないとこういう少女漫画原作のアニメ化というのはうまくいかないものですね。……まあ、セイント・テールと違って「脚本」というテロップがちゃんと使われているだけまだマシなのかもしれませんが;;。
# ちなみに、怪盗セイント・テールでは後半クールで「脚本」というロールに相当するものとして
# 「採録」という名前が使われていたんですが、冷静に考えるとこれも凄い話だよな……(苦笑)
さてさて、今日はこの本の感想をひとつ。
白い死神モモと使い魔の黒猫ダニエルの、哀しくて優しいストーリー。アニメ版はもうとっくに終了してますが、コミックスはぼちぼち続いてますね。……といっても買ったのは随分前のような気も;。
「これから死ぬ人間が他人のこと考えられるワケないじゃん。
あれ……愛とかなんとかいってごまかしてるだけじゃん。
誰かを好きになったら、生きていたいって思うに決まってる。」
人の生き死ににかかわるエピソードは琴線に触れやすいものですが、この巻の最初と最後の対のエピソード「スノウリバース」と「しちがつなのか」がなかなかいいんですよ。主人公の誠剛は、高校のとき、彼女を病気であっけなく失ってしまう。
この言葉は七星がいなくなったあと、俺を苦しめるだろう。
でも……
「いいんだ。」
大事なものは、いつだってここにある。
七星を失った後、絵描きを目指していた誠剛は彼女をモデルにした絵を出展。満足のいく作品を作り上げたものの、優勝作品との才能の違いを見せ付けられて絵描きになることを諦め、学校の教師になる。こうしたプロセスを経て彼は過去の痛みを消化していくのですが、それは人間としての年輪を重ねることに他にならない。
そんな彼が学校で出会った一人の生徒。アズリというその少女は、両親を事故で失ってしまって立ち直れずにいるんですが、彼女から過去の絵のことを問われて、彼はこんなふうに答えるんですよね。
「ちゃんとあいつが生きてたこと、確かめたかった。」
「今は……忘れてないの……?」
「忘れないよ。」
そして誠剛はアズリの一人ぼっちの寂しさや悲しさを発散してあげるんですが、それはかつて彼自身が通ってきたプロセスそのもの。悲しみを忌避するのではなくて、ちゃんと受け止めて消化していく、そういうプロセスが 2 つの連編を通して綺麗に描かれていたのが非常に印象的でした。センスのあるいい作品ですね。
というわけで今日はこちらに行ってきてみたり〜。
や、童話迷宮発売記念のポスターお渡し会 兼 握手会。といっても実際に当選したのはでじくま氏で、私は応募すらしていなかったり;(苦笑)。かなりの高倍率抽選だったにもかかわらず見事に当選したのはやはり愛のなせる業ですかそうですかw。彼のあまりの気合の入れっぷりに思わず遠目であの人あたまおか(ry 声援を送っていましたが^^、握手会自体、かなり久しぶりなんだとか。ゲマの方では 100 人ぐらいの握手会になってたそうですが、にもかかわらずみんなお行儀も良くてなかなかいいイベントだったらしい。
# 後から詳しい話も聞きましたが、ゆかりん、その単語は反応しちゃダメだよ状態^^。
# 話を聞いて全力でツッ込んでしまったり;。
で、彼がお楽しみの間に時間つぶしに私とけろっちゃ氏で襲撃してきたのはこちら。
とらのあなの 2F に出来たネコミミ喫茶「Cafe With Cat」。実にどうということのない喫茶店でしたが(苦笑)、カップなども全体的にかわいらしくまとまってるし、なにより建物自体が出来たばかりなのでとにかく綺麗で清潔感がありますね。やってきたネコミミさんがなぜ片っ端からドジっ娘属性 標準装備だったのはかなり謎でしたが;、隣のカップルの彼女さんの方がオムライスを注文していてなかなか面白いことになっていたのに思わず吹き出しそうになってました。や、一般人はこういう反応するのかー、みたいな^^。
そして握手会を終えたでじくま氏と合流して、本日最後の打ち上げはこちらw。
っていうかお約束ですな(苦笑)。注文したのはゆかり焼きとゆかりサラダw。さすがに With Cat でパフェを注文していたけろっちゃ氏は微妙に撃沈気味でしたが^^、現地の様子は聞けば聞くほど楽しいとしか言いようがなかったり。
それにしてもゆかり姫、ちょっと最近はハードスケジュールですね。10 月頭は FC イベント、12 月 23 日は横浜パシフィコでコンサートと過密スケジュール。正直なところこの秋・冬はコンサートなしでも良かったと思うんですが、潰れないことを祈るばかり。過労にならない程度に頑張ってもらいたいところです。
というわけで今日はこちらの書評をー。
えーと、すいませんいわゆる表紙買い(笑)。中身はさっぱり不明でしたが、とらで押してる様子だったので買ってみたわけですが、これがなにげにめちゃめちゃかわいい(笑)。
実は表紙だけ見たときにはよくある萌えマンガだろうなぁ、と思ってたんですが、これがちょっと違う。4 コママンガなんですが、ネコ同士が話しているとき(ネコの視点)のときには、表紙のような「擬人化された」キャラの形で描かれて、人間の視点でネコを見ているときには普通の動物の姿で描かれる、という変わった作り。で、作品のコアは何かというと、
ネコ萌えマンガ(笑)。
や、ネコを飼った人だったらこれはめちゃめちゃ共感するだろうなぁ、というエピソードがたくさん詰め込まれているし(ちなみに私自身はないですが、親戚の家がネコを飼ってるので多少は分かる;)、擬人化されてるネコたちの会話も、ある意味では飼い主の妄想炸裂みたいなところがあってめちゃめちゃ楽しい^^。
確かに萌えマンガと言ってしまえば他ならぬ萌えマンガですが、全体に漂う『ほのぼの感』がものすごく心地よい一作ですね。かなりお薦めできる一作かも、です。
えーと、そんなわけで先日買ったコミックスをつらつら読み中なわけですが、とりあえず今日はこちらの 2 冊の書評をー。
■ マリア様がみてる 6 巻
マリみてのコミックスって以前のエントリにも書いたんですが、原作と全く同じ話なのに、新しい発見があるんですよね。原作のエッセンスをうまく抽出して、コミックスという全く新しいメディアの上に再構築している。原作つき作品でありながら原作と同じ、またはそれ以上に訴えかけてくるものがあるというのは素晴らしい。コミックスという媒体であるが故に容易に物語を俯瞰できるという面もあるし、文字媒体とはまた違った魅力がある。「朱いカード」のエピソードは原作でも結構お気に入りのエピソードなんですが、これなんかも原作以上に『有無を言わせぬ説得力』があるんですよ。
私も彼女のように自分をアピールすればよかった。
傷つかないように自分を安全な位置に置いて、見つめるだけ。
それでは思いが通じるはずがない。
私はずっと祥子さんが好きだった。
拒絶されてもいい。体当たりでぶつかればよかったんだ。
今からでも……まだ間に合うだろうか?
このセリフも、セリフ一つを取れば確かに原作通りといえばその通り。けれども原作以上にダイレクトに切ない感情が繊細に伝わってくるのは、やはりコミックスの持つ表現力の強さゆえのもの。AIR のアニメ版なんかもそうでしたが、視覚や聴覚といった五感に訴えかける要素が多いとより心が強く動かされますね。(もちろん中身が伴ってこそ、ですけど。)
■ いぬかみっ! 2 巻
とりあえず最初にひと言。
なでしこ、GJ!(違)
というかアニメ版で名塚さんの声がインプリされてるおかげでめちゃめちゃかわいく見えるんですがww。
しかしアニメ版はあまりの下品さに耐え切れずにまともに見られてませんが、このコミックス版の出来の良さにはいつもながらに舌を巻く。とどのつまり何がいいかというと、主人公である川平啓太が『いいヤツ』であること、なんでしょうね。
「―――ねぇ、なでしこ。
啓太様ってさ、女の子にだらしないどうしようもない人だけどさ、
薫様にどっか似てるね。」
コミックス版の場合はとても啓太が女にだらしがない性格には見えないわけですが;、ポイントごとでちゃんと優しさが織り込まれているところが素晴らしい。コミックス版の松沢まりさんの女性的な感性ならではのものだと思いますが、読んでてほっと一息つけるような優しさがあるんですよね。アニメ版にも激しく見習ってもらいたいものですが;、コミックス版の方はアニメ版が終わってももうしばらく続けて欲しいですねー。いい作品だし。
というわけで今日はちょっとお買い物〜。
しかしメッセやらソフマップとかぼちぼち巡回してきたわけですが、mixi 見てみたら知人が似たようなルートを巡回していて危なすぎるとしか言いようがなかったり。で、帰りがけに一人だし久しぶりなのでアキハバラデパート 1F でお好み焼きを食してみようかと思ったり。……が、なにげにぜんぜん変わっちゃってるじゃないですか(涙)。
うーわー、違うよー、自分が食べたいのはあのチープな正方形の立ち食いお好み焼きなのに(笑)。なんか秋葉原がどんどん自分の知らない街になっていくようですよ(違)。夏のこたつ氏と話したら、フレッシュジュースがなくなってしまったとかいう話をしてましたが、確かにあれもアキハバラデパート内からはなくなっちゃいましたね。私も子供のときに飲んだ記憶があるんですが、まあ街は変わっていって当然のものとはいえやっぱり少し寂しいものが。(← でもどっちも変わったのはかなり前のはず;。や、最近アキハバラデパートに入る機会って全然なかったので。)
それにしても、今の秋葉原はどっちかというと原宿みたいな印象がありますね。や、もちろんぜんぜん違うんですが、なんというか毎日コミケのお祭りモードみたいな雰囲気がある。ストリートパフォーマーもいればメイドさんも大量発生。迂闊に歩いているといつどこで撮影されているのか分からないという怖さつき(笑)。なんというか、メイドさんが大通りを歩いていて違和感がないというあの街の光景はさすがの私もちょっとおかしいと思いました。(オマエガイウナー)
ま、そんなわけで今日の収穫物。
や、なんで今さら Kanon かとツッ込まれそうですが、私が持ってるのはなにげに 95/98 用のみだったりするワナ。XP 上でプレイすると音楽がまともに再生できないんですよね;。そんなわけで X ゲー版と全年齢版とをまとめ買い。や、後者だけで十分なわけですがせっかくなのでご祝儀買い。しかしコミケのバスタオルはこのジャケのイラストだったのか……
Kanon の方はなんとか時間を取って、アニメ版の前にいくつかルートをリプレイしてみる予定。今プレイすると果たしてどうなんだろう?ってのをどうしても知りたい、というのもあるので。さてはて?
というわけでフライングゲット。(笑)
やー、今日はなかなか仕事から上がれずにじたばたしてたわけですが、早速鑑賞。
いやー、これヤバい、ヤバすぎ;;。すでに何度リピートしたか分かりませんが、OP で撃沈されまくるワナ;。っつーか OP から先に進めないんですが状態(笑)。TBS アニメフェスタで見たときにもショックを受けたわけですが、リピートしてみてもやはりショックを受けるほどの素晴らしい出来栄え。持ってて良かったプロジェクターですよ(笑)。
# というか TBS アニメフェスタよりも自宅の方が圧倒的な大迫力なんですがww。
OP だけでなく、プロモ映像類もなかなか good。prelude 用に新作プロモ映像が一つ用意されてるんですが、さすがに素晴らしい出来栄え。や、AIR と違って今回は本放送まで 1 ヶ月ぐらいしかないので生殺しの期間もたかがしれてるわけですが^^、こんなもの見せられたらどうやったって期待しちゃうじゃないですかw。しかもなにげにマリ姉GJだし(笑)、他の声優陣を抑えて演技力トップというのはこれはどうしたものかと小一時間^^。
今回は総作画監督の池田さんのインタビューが入ってましたが、さりげなく顎アニメがなかったことにされていることに爆笑^^。いやまあ気持ちは分かるし局も違うけど、それはちょっと反則のような気も(笑)。さらに映像テロップ中のキャストの並び順にも思わず苦笑。
月宮あゆ:堀江由衣
水瀬名雪:國府田マリ子
川澄 舞:田村ゆかり
美坂 栞:佐藤 朱
沢渡真琴:飯塚真弓
おいこらっ、繰上げ当選かよっ^^(笑)。> 川澄 舞 いやー、CV 効果恐るべし。まあある意味当然と言えば当然なんですが、飯塚真弓さんの扱いがあまりにかわいそうなんですけど状態;。
それにしても OP といい ED といい、これだけでかなりおなかいっぱい状態。是非 DVD の特典としてフルサイズバージョンをつけて欲しいところですが、作品発売から 7 年も経ってからこんな映像を見られるというのはめちゃめちゃ幸せな話ですね。いやー、生きてて良かった状態ですよ、ええ^^。
# と同時に、未だ泣きゲージャンルでこの作品が最強と呼ばれている事実にも驚愕するわけですが;。
# や、まあ原体験の強烈さというところが大きいとは思いますけどね。
というわけで今日はこの書評。っつーかしまったあろうことか平日に一気に 5 冊読み。無茶ありすぎ状態;。
で、感想をひと言。凄い。いや一気読みに駆り立てるだけの内容でもあったけど、ここまで容赦ない徹底した物語を作り上げられると、ただただ凄いとしか言いようがない。前回のエントリの 1 〜 5 巻の感想で、自分を愛してくれる人は欲しいけれども他人を愛することはできないという重度の恋愛病の奈々が、他人を愛するということをどうやって知っていくのかが物語の焦点になるだろう、と読んではいたのですが、こんな話になるとは想定していなかったというのが正直なところ。
# や、結構ネタバレが致命的にもなるかもしれないので、読む気がある方は避けた方がいいかもです。
5 巻〜 8 巻あたりでは、タクミとノブとの間で揺れ動いていく物語のストーリーラインが珠玉の出来。や、あらすじでまとめるとロクな話じゃないんですけどね。だってざっとまとめるとこんな感じ。
・5 巻のラストでは発情モードの奈々の心の隙間にトラネスのタクミが付け入り、お持ち帰りされて食われてしまう。
・しかし奈々はノブに本心から愛されて、彼に鞍替えしようとする。
・けれども彼女はタクミと決別することができず、タクミを拒めずに関係を切ることができない。
・しかしどう考えてもタクミと一緒にいて、自分が幸せになれるとは思えない。奈々はあれこれ考え出す。
・その関係を知りながらも、ノブは奈々に自分の気持ちを伝える。
・奈々はきっとこれが自分の未来の幸せに違いないと、タクミとの関係を切ってノブと恋人になろうとする。
・ノブと付き合うようになって、初めて奈々は他人をいとおしく思う気持ちや自分の過去の過ちを理解し始める。
・が、ほどなく妊娠が発覚。しかも状況的に明らかにタクミの子;。奈々とノブとの仲が破局する。
もうこの子はいったいどこまで落ちれば気が済むんだろう状態で、徹底して奈々を貶めていくそのストーリーラインはやややりすぎ感もあるほど。彼女はノブと恋人になって、初めて他人をいとおしく思う気持ちを理解し始める。
でも……なんだろうこの気分……なんか……すっごく愛しいかも。
優しくしてあげたい。そばにいてあげたい。
力になってあげたい。抱きしめてあげたい。
彼が望む、全ての事をしてあげたい。
今まであたしは男の人に、それをしてもらう事しか考えてなかった。
それが大きな間違いだったのかもしれないな。
にもかかわらず、タクミの子を身篭ってしまうことですべてが破綻する、という展開がとにかく上手い。
「奈々……子供ができたってほんと?
なあ、ちゃんとおまえの口から聞きてえんだ。おれの子かもしれないし隠す事ねえだろ。
おまえがタクミと切れたばっだったってのはおれだって知ってんだし。」
「ごめん……なさい……」
「なんで……謝るんだよ……切れてなかったのかよ、あいつと!
弁解してくれよ……嘘でも……全部信じるから……」
「ごめんなさい……」
特にこのシーンはとにかく強烈。多分、この子が本気で自分のこと、自分の生き方を反省したのはこれが初めてなんですよ。彼女はとにかく自分が一番かわいいから、絶対に自分のことで他人に本気で謝ったりなんてしない。ここまでどん底に落ちて、自分の大好きになった人の気持ちと想いを踏みにじって、裏切って、初めて彼女は自分の過ちに気付く。過去の過ちをすべて誤魔化してきた奈々が、自分の子供を身ごもることで、自分の身勝手な行動をついに誤魔化せなくなったんですよね。それはまさに大魔王の正義の鉄槌。
奈々はせっかくの幸せもことごとく掴み損ねてしまうけれども、彼女が重度の恋愛病である以上、それはもうしょうがないんですよ。だからどちらかというと、奈々の場合は、逆に妊娠などによってどうやっても逃げられない状況を作った方が、かえって彼女の良い面が出る。そうでもしなければ、彼女は恋愛ゲームから足を洗って現実に還ることができないから。
彼女は妊娠というどうにも逃げようのない状況に追い込まれ、白金台の豪邸で何不自由のない生活を送りながらも心が満たされない日々を送り始める、そしてもうタクミと生きていくしかないんだと決めたときに、初めて恋愛ゲームを卒業して、現実を受け容れるんですよね。
「ねえ淳ちゃん、見て。きれいな月が出てるよ。
……あたしね、淳ちゃん。あの満月の夜が、たぶん人生で一番幸せなひとときだったよ。
欲しいものが全部手に入ったような気がして、夢と希望で胸がいっぱいになって、
未来がキラキラ輝いて見えたの。
あんな翳りのない幸せに満たされる事はきっともう二度とないよ。」
すっ、凄い。
いやこんな神みたいな珠玉のセリフをここで味わえるとは全く思いも寄らず。っつーか泣ける(涙)。奈々もようやく気付けたのか、と。夢見ることをやめられなかった奈々がようやく現実をありのままに受け容れる。それは妥協とか諦観と呼ばれることもあるかもしれないけれども、奈々の場合にはここまで追い込まれなければ現実を受け容れることができなかった。
# といっても、どう見ても世間的には玉の輿の勝ち組なわけですがw。
でも、作中でちらっと書かれてるんですが、実は奈々の場合、ホントはノブみたいなタイプじゃなくてタクミみたいなタイプの人じゃないと絶対に心からは好きになれないんですよねぇ。彼女は追い詰められて、泣きながら震える声で淳ちゃんに告白する。
「淳ちゃん……あたし……べつに子供の為に無理に結婚するわけじゃないんだよ……
あたしほんとは……タクミの事好きなの……」
「分かってるって……良かったよ、自覚してくれて。」
「なんで……? あたしノブの事が好きだったはずなのに……」
「気のせいだよ。あんたは自分にチヤホヤしてくれる男なら誰でも良かったんだよ。」
「違うもん!」
「ノブにすまないって気持ちも分かるけど、お金の為とか子供の為とか割り切るよりずっと健全だよ?」
「でも……割り切ってる方が楽だったし……
なんであたしが自分から好きになる人は、浅野さんとかタクミとか、自己中でろくでもない男ばっかりなの?
なんで章司とかノブとか、あたしを大切にしてくれる人を大切に出来ないの……?
だいたい章司に愛想つかされたりしなきゃきっとずっと平和でそれが一番よかったのに……
こんなんじゃあたし一生幸せになんかなれないよ。」
淳ちゃん、あなたあまりにも的確すぎるよ状態;;。彼女がノブを好きになったのは、一種の打算(理性による恋愛)なんですね。それ自体は大きな問題ではないけれど、彼女は相手をありのままに見ることができないから、深めていく愛情を構築できない。だから、ノブが自分に向けてくれる愛情を心地よく思うけれど、その後に彼を知っていくことで彼を本気で好きになっていくことができない。彼女が好きなのは、自分に向けてくれている『愛情』の部分だけであって、相手そのものを深く愛していくことができないし、自分に向けてくれている『愛情』に飽きると放置プレイになる(← これは章司のケース;)。
にもかかわらずなぜあんなろくでもないタクミに惚れるのかといえば、理由は簡単、奈々が胸キュン(死語^^)するのは彼みたいなタイプだから。けれども相手がろくでもない人であることもよく分かっていて、どんなに金持ちでもこんなひどい男に惚れるなんて最低女のすることだとも思っている。でも自分はいい子でいたい。だから理性がブレーキをかける。(← 最低の「いい子ちゃんでいたい子」病ですよこれ;)
中途半端な理性と、抗うことができない本能。
本能から好きになれない相手にときめくことはできても愛情を深めていくことはできない、まさに重度の恋愛体質。
……そりゃ一生幸せになれなくても当然でしょう;;。
結局、彼女に必要なものは、『適度なところで諦める』ことなんですよね。ただ、恋愛で諦めるのか、結婚生活で諦めるのか。彼女のような恋愛体質の場合は、おそらく恋愛で諦めるよりも結婚生活で諦めた方がよいのかも。なぜなら、恋愛で諦めてしまうと彼女は次のステージに進むことができないけれども、恋愛で諦めなければ次のステージに進むことができるから。
「それは嫌! あたしは自分の家庭を持ちたいの!
何があろうとタクミと子供と 3 人で幸せを築いて行くって決めたんだから!」
これもいいセリフですね。状況が人を変えていく、それを見事に描いている珠玉のシーンだったんじゃないか、と。
でもこれ、今どきの女の子には絶対にウケるだろうと思うんですよね。というかどちらかというとこの手の物語が嫌いな私ですら情にほだされるのだから、自分がこの上なくかわいい今どきの女の子が、こんなにも『不幸』な奈々のことがかわいくないはずがない。
や、傷ついても傷ついても「全力で愛して愛されたい」という思いを決して諦めない純粋さと無謀さは、確かに女性にとっての至上命題でしょう。そして誰にも犯されえない自己撞着を持つがゆえの美しさにナナが惹かれるのも無理はない。けれどもあらゆる方面で指摘されているように、その先の物語を紡いでいくことができないタイプの恋愛、いわゆるモテブーム自体、すでに多方面で指摘されているように「恋愛してなきゃ女じゃない」という負け犬を食い物にする女性誌によって煽られたムーブメント。分かっていてもやめられない恋愛中毒、そのツケがこんな形でしか清算できない奈々の姿を見て、同情の余地は全くないけれども、同情の念はやっぱり湧きますね。純粋に、あ゛ー、かわいそうだなぁ、と。……ま、同情するだけですが(ぉ)。
10 巻以降、話の焦点はナナの方に移っていってますが、まだ流産という飛び道具が残っているだけに、元の木阿弥になるという構図も十二分に考えられるんですよね;。や、想像の遥か斜め上を行ってくれてるので全く油断ならないわけですが(← っつーか奈々は絶対に懲りないキャラだ;)、11 巻以降でそういう展開になっていないことを祈ろう....;
というわけで今日はこれに参戦してきてみたりー。
毎年恒例の TBS アニメフェスタ。例年、ミニライブで大いに盛り上がるイベントなのですが、今年はギャルギャルしい(死語)ライブもなく、終始おとなしいイベントになってましたね。(← どっかから苦情でも来たのだろうか;) 毎回長時間に渡るイベントになるので、今回は好みでない作品は適当に切り落として休憩しながら参戦してみたり。例年の話ではありますが、フルカラーのパンフレットつき、これだけの長時間イベントにもかかわらず \2,500 っていうのはホントに良心的でたいしたものです。そんなわけでいくつか軽く感想を。
・あさっての方向。
なんというか、第一話だけだとなんとも評価しづらい作品ですね。大人になりたい女の子と、中身がまるで子供のような女性。願い石の力でかたや大人の女性に、かたや子供の女の子に、という作品なんですが、こうした内面的な設定を描くのにまるまる一話を使っていて、なんというかもったいない、という印象。全体的に密度が薄い、という感じを受けました。話が面白くなるかどうかはもうちょっと見てみないと分からないですねぇ;。
・Rozen Maiden oubertune
なにやら激しく今さら感のある番外編。っていうかまだ作ってたのか状態;。ouberture(オーベルチューレ)というのは「序曲」とかの意味みたいなので、おそらくは過去の話に遡るのかもしれないですね。しかし田中理恵さんの水銀燈の一人芝居はなかなか good。笑いを取るツボも押さえてるし、こういうの結構好きなんですよねぇ。
・Winter Garden
デ・ジ・キャラットの新作アニメ。デ・ジ・キャラットの約 10 年後の設定で、大人になったでじこの純愛ラブストーリー。まるでギャグっけなしの直球勝負の少女漫画ですが、個人的にはサプライズの一発ネタでしかないんじゃないかと思ったり。や、お話そのものの出来は非常に良くて、まさに甘酸っぱい純愛ストーリーとでも言うべきものなんですが、でじこのキャラ設定を引き継ぐ理由がさっぱり分からない、という印象。全体的に作り込みは丁寧(ぷちこの冴えまくったツッコミの小ネタとか)でしたが、それを越えるモノがあるわけでもないので、ものすごく中途半端な作品になっちゃってる印象がありました。まだ放映未決定だそうですが、お話自体は良かったのでとりあえず見るだけ見てもいいかな? という印象。しかし Winter Garden って松田聖子さんのカバー曲なんですか。全然知らないなぁ……(ぉ)
・夜明け前より瑠璃色な Crescent Love
予想外に良く出来てたギャルゲアニメ。中身はというとかなり薄味な印象ですが、コミカルに仕上がっているので、見ていて普通に楽しい作品。作画クォリティの高さや表情の豊かさには結構感心しました。OP テーマがかなりスローテンポな曲だったのがちょっと心配かな、と。
余談ですが、本郷弥生氏によると、この作品の略称は「けよりな」だそうな。……めっちゃ言いにくい;;。
・Kanon
今回のメインディッシュ。というかこれを見るためだけに参戦したようなものですが、その出来はといえば
さすが京アニクォリティ。
いや、素晴らしいとしか言いようがないですね、これ。
まずしょっぱなの OP からして神。Last regrets を BGM に、各ヒロインの名作ショットをこれでもかというぐらい大量投入。フラッシュバックのごとく紡がれていくカットの数々にいきなりノックアウトされるワナ。AIR の OP を最初に見たときにも驚愕しましたが、この Kanon の OP はさらに上を行っている感あり。とにかく素晴らしい……っつーかこれは反則ですよ京アニさん;;。
そしてさらに驚いたのが、名雪役のマリ姉の演技が神。っつーかマリ姉いったいどうしちゃったよ??状態なぐらいに素晴らしい。演技指導(?)で大化けした AIR の川上さんもそうでしたが、なんというか、一つ一つのセリフの後ろに隠された名雪の感情が垣間見えるような名演技で、これにはとにかく驚き。
その一方で微妙だったのが、あゆ役のほっちゃんの演技。「うぐぅ」を違和感なく喋っているあたりは見事でしたが(いろんな「うぐぅ」をちゃんと使い分けて喋っているあたりも good)、かわいく喋ることに手一杯になってしまっていて、うまく感情が込められていないという印象がありました。しょっぱなのあゆのモノローグや祐一の名前を聞いてから別れるあたりのくだりはもうちょっと万感の思いを感じられるように頑張って欲しかったところ。十二分に及第点ではありますが、なまじフィルムのクォリティが高いだけにちょっとフィルム負けしてるな、という印象がありました。
全体として作画力の高さは言うに及ばず、演出効果や CG などは AIR の時代からさらに磨きをかけた感もある。加えて第 1 話を見ていると、原作では描ききれていない「北国の風景」などもうまく追加されていたりして、どちらかというと、原作の忠実なコピーというよりもリメイクとかリニューアルといった印象もある。けれども決して原作のイメージを損なっていないし、今後の期待が高まりますね。ただ一点、不安要素を言うと、この作品における『奇跡』を履き違えたシリーズ構成になるんじゃないか?という不安はあります。もともと Kanon という作品はルート構成上、あゆとその他のキャラが排他になっているので果たしてマルチキャラのシナリオをどう組み立て上げてくるのかは興味深いところなんですが、もともとこの作品の『奇跡』はご都合主義ハッピーエンドではないというところに大きなポイントがある。ここをきちんと読み取った上で作品を組み立てられるか、というところがポイントになるのですが、AIR ではその辺が致命的に読み取れていなかったので一抹の不安は残ります。
# まあ、AIR と違って Kanon の方は優れたシナリオ解釈や論考が多数あるので、その辺を参考にしていればきっとひどいことにはならないと思うのですが。……って私も Kanon のシナリオ解釈・考察は一度ちゃんと書きたいなぁ;。
OP/ED は今週出る予定の prelude に入っているようなのでこちらも期待度大。
・余談
会場ではコミケの売れ残りと思わしき Kanon グッズセットが売られてましたが、私はコミケで買ったのでついでに開封してみたり。
で、このラフ画集なんですが、後半に掲載されている水瀬家の間取り図が面白い。あ゛ー、なるほどこういう間取りになっていたのか、と。や、ゲームでも断片的にしかカットが出てきてなかったんで「?」だったんですが、玄関が二重になってたりとか、なるほどと頷かされる部分もたくさん。こういうのを見るとやはり楽しいですね。
そんなわけで、先週から立て続いていた夏祭りも今日で一段落。や、明日あたりからはぼちぼち真面目にお仕事復帰ですw。
というわけでコミケの収穫一発目のエントリはこれ〜。
……ひと言言わせてください。ひどすぎ(褒め言葉(笑))。
や、思わず吹き出してしまう箇所もいくつか^^。
今回見事なのは例文の構成。複数の例文の組み合わせでコンボを決められたときには果たしてどうしたものか、と^^。あいかわらず、覚えるべき単語よりも含まれている他の単語の方が難しい例文といい、
It is said that if you join that religion you can stay 17 forever.
っておいおい、出演者に最適化されてる例文ってどうよ? といい、いつものことながらライターの見事な手腕に驚かされます。付属のブックレットもなかなか凝ってて、こういう無意味な悪ノリは好きですねー。上手いです^^。
……そういや最新刊は買ってないんだよな。買っても絶対に積むだけに違いないですが;。
つわものどもが夢の跡?? ……って、昨年も同じこと書いた気がしますが^^。
というわけで無事にコミケ終了。今回も三日目は、私が商業&同人通して一番のお気に入りの某サークルの作家さんの売り子委託を受けてサークル運営。無事に定時で引き上げて、さっきまででじくま氏 & けろっちゃ氏と打ち上げでジンギスカン食いまくり & アルコール飲みまくりでめっちゃ酔いまくり。
……だったわけですが、こんなに気分のいい酔いはなかなか味わえるもんじゃないですよww。だってだってですね、
・サークルの売り上げの会計ミス、完全にゼロ。(売上金 10 万円以上でミスゼロって普通有り得ませんw)
・お願いされていたサークルさんの買い物、パーフェクト。(外周壁が 20 ぐらいあってミスゼロも有り得ませんw)
・自分の買出し、もちろんロストゼロ。
いやもう、でじくま氏もけろっちゃ氏も限りなく優秀すぎるとしか言いようがwww。かつてサークルをやってたときにはめちゃめちゃ苦労してたのに、まるであれがウソだったかのよう。加えて、委託元のサークルさんもものすごく優秀 & 的確。販売数の読みがものすごく正確で、搬入数に無駄が全くないんですよ。「もしかしたら売れるかも?」とつい余分に持ち込んでしまうのがサークル運営のよくある姿なだけに、ここまで満点に近いサークル運営 & 買出しができるというのはもうめちゃめちゃ感動。さらには西サークル方面に関して夏のこたつさん & りゅうくんさんの協力を得て、まさに Perfect & Perfect な収穫を達成。これを為し得たのも、委託元のサークルさん、そしてでじくま氏 & けろっちゃ氏、夏のこたつさん & りゅうくんさんのチームプレイのなせる業でしょう。関係者各位にめっちゃ thx でありますよ隊長w。もーめちゃめちゃ気分良すぎですwww。
そんなわけで私の収穫物はこちら。
や、まさに 欲しいものはみんなここにあるよ 状態。いつもながら買出し部隊の優秀さにはホントに頭が下がりますが、いやはや、見事な収穫ですよホントにw。
それにしても、今回はシャッター前行列のそばにサークルが配置されていたのですが、開場前シャッター行列についてはもうちょっと運営の工夫があってもいいかも、と思いました。今回はシャッター前のブロックをうまく封鎖したり、嫌がらせの台車通過をしたりするなどの工夫でなんとか人を散らせるように頑張っていたわけなんですが、結局のところは徹夜行列と同じでいたちごっこなんですよね;。今回は人を散らせるために『マグロの巡回』(周辺ブロックを人々がひたすら歩き回る)をやらせていたのですが、人が動いている分、(サークル設営をしている人間としては)なんとなくうろうろしているよりもむしろ危ない、という印象も受けました。絶対的な答えはないと思うんですが、加熱するシャッター前行列をどう制御するのかは難しいところですね。(といいつつ、私がいたところはかなり上手くやっていたみたいですが)
ま、思い返してみれば、人生の半分以上はコミケに参加してるわけですが^^、年 2 回ぐらいはこういうアホな無茶をやるのもやっぱり楽しいものですw。ここ数日のスケジュールは思い返してみてもまともな人間のやることじゃないとは思うわけですが、こういう毒抜き & 発散はなにげに重要かもしれないと思う今日このごろ。ま、自己肯定であることは確かですがw、こんなに気分のいい酔いが味わえるんなら安いもんですよ、隊長ww。
そんなわけでさんざん遊び惚けたので、明日からは再びちょっとは真面目にお仕事しよう....^^
細かい購入物品レポートはまた後日に改めて。
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