最近のトピック 2006年5月 |
やりましたでありますよ、隊長っ!
さて、封印するかな、このゲーム(ぉ)。ちなみに推移グラフはこんな感じ。
……なんか絶対にサギだと思うんですけど、このゲーム(ぉ)。というか、スコア落ちてるのに若返るってのはおかしいだろ状態なわけですが;;。(← ま、実際問題として点数付けにはある程度補正をかけてるかもしれません。) 問題そのものはまだ 7 割ぐらいしか出てきてないんですけどね。いずれにしても二度と脳年齢測定はしないでしょう(ぉぃ)。
ところで、こちらのゲームもついにやりましたでありますよっ!!
……いやー、感無量。このゲーム、108 人の仲間を集めることができるんですが、その昔、PS でプレイしたときには流しプレイしたので全然足りなかったんですよね(集めなくてもクリアはできる)。今回はきっちり集めてみたんですが、まさに圧巻としか言いようが。いやはや、すごいすごい。さすがに全員の名前は覚えていないものの、キャラの姿を見ればだいたい分かるあたり、地に足の着いた物語になっているってことなんですよね。この手のやり込みゲーをきちんとやりこんだのはかなり久しぶり(何年ぶりか思い出せない;)ですが、それに見合う価値があるゲームと言えるかと。
もっともおかげでプレイ時間がすでに 30 時間を突破しているのはどうにかして欲しいわけですが;。っつーかこんなのやってるから睡眠不足になるのですよ、ええ;;。← ダメ人間;;
う゛ー、ゲームのおかげで微妙に睡眠不足でありますよ、隊長;。そんなわけで今日は軽い話題を一つ。
少し前の話ですが、女性誌の VoCE とかいう雑誌で 執事喫茶 の盗撮写真を掲載して店内の人たちをさらしものにしちゃった事件があったそうで;。詳細はこの辺のサイトが詳しいですが、主に 2ch 方面を中心に騒ぎになっていた様子。や、大手の出版社(ちなみに講談社)がこんな三流出版社みたいなことやっちゃダメだろうと思うわけですが、意外にこういう感覚って当事者の人たちにはないのかもしれないんじゃないかなぁと思ったりもするんですよね;。
Google を論じた「グーグル 既存のビジネスを破壊する」という本の中で、Google の危うさが語られていましたが、ここで指摘されている危うさとは、「Google が社会情報インフラを担うようになるにもかかわらず、公的機関のような公明正大な立ち振る舞いをする様子や意志が見られない」というもの。これと前述の問題って、結構近いものがあるような気がするんですよ。
端的に言えば、大きな企業になると、単に結果を出すだけではダメで、結果の正しさに加えてプロセスの正しさも求められるようになる、ってこと。それは法的な遵守はもちろんのこと、一般消費者に対する心理的なケアなども含まれる。そうしたところを一歩踏み外すと、みんなにそっぽを向かれてしまう。最近では Livedoor の事件、ちょっと昔だと東横インの高齢者向け設備の撤去などが挙げられますが、これらに共通する失敗は、「小さな企業のときにはお目こぼしを預かっていた部分を、大きな企業になっても引きずってしまった」ということなんですよねぇ。
大企業には大企業に求められる社会的責務がある……と言うとちょっと大げさかもしれませんが、最近いろんなところで口やかましく言われるようになってきているコンプライアンス(法令や社会的規範を遵守すること)もこういうことを考えればある意味当然かもしれません。
……っていうかメイド喫茶ぐらい安心して通える社会であって欲しいものです。(← 違うだろ、おい;)
や、そんなわけで今日はアニメ消化に引き続いて幻想水滸伝 II をぶっ続けでプレイ。基本的に PSP は自宅ではプレイしないと心に決めているわけですが、ぶっちゃけラチが開かない(← 全然終わらない;)ので諦めてプレイしてたわけですが……いやさすがに疲れた;。前回のエントリを書いたのが 5/3 ですが、一ヶ月近く経ってるのにまだ終わらないというのもなんともはや;。ちなみにプレイ時間はすでに 24 時間突破してます;;。が……
うぉ、バッドエンド;。
っていうか RPG でバッドエンドってどういうことよ?? 状態www。
と軽く晒してみましたが、実はこのバッドエンドへ至るイベントがなにげに神。っていうか自宅でプレイしてて良かったよ状態。電車内でプレイしてたら明らかに挙動不審者になるところだったり;。これ、素晴らしいイベントですねぇ。
「なんでだろうね……
キャロの街でわたしとゲンカクじいちゃんと3人で暮らしていた時は……
こんなことになるなんて思ってもみなかった……」
前のエントリにも書いたんですが、主人公のお姉ちゃんのナナミって、このゲームで唯一、一般人の感覚をずっと持ち続けてるんですよね。ハイランドの街で、平凡に暮らしていた幸せな日々。いつの間にか戦争に巻き込まれ、さらには主人公は解放軍のリーダに持ち上げられ、いつの間にか多くのモノを背負わされてしまう。責任として背負わされるものばかりが増えていくのに、どこまでいっても幸せな日々は見えてこない。苦しみだけがただひたすら続く日々。ナナミはそんな日々にただただ悩み続けるわけですが、このイベントでは、ナナミがついに、なにもかも投げ出して逃げ出そう、と言い出すんですね。
「ね、ね、ね、……どっか……どっかさぁ、遠い、遠いところ、
ハイランドも都市同盟も聞いたことないところまで、逃げようよ。
なんとかなるよ。いや、お姉ちゃんが、なんとかしてみせるから、どっか静かなところでくらそうよ。
ほとぼりがさめたらさ……ジョウイも連れ戻してさ……くらそうよ……
むかしみたいに……じいちゃんがいたころみたいに……」
けれどもナナミたちが、人々が殺されていくのを見ながらも、なにもかも振り切って逃げ出した結果、戦いはさらに混沌を増し、多くの命が奪われ、さらには軍の仕官の一人が命を落としてしまう。
「もう、良いでしょう。あなたにも分かったはずだ。あなたが多くの人々に必要とされていることを……
あなたは見たはずだ。多くの村が、そこに住む人々がどうなったか。
それでも行くとおっしゃるのですか? あなたを信じた人々はどうなる?」
「ごめんね、わたしが……わたしが言い出したわがままだったね……
みんな、なにもかもすてさって……逃げるなんて……わがまま……だったね……
どっちに行ってもいいんだよ。
お姉ちゃんは、どこにでもついていって……絶対守ってあげるから……」
ナナミかわいいよナナミ(涙)。
あ゛ー、なんていうのかなー、お姉ちゃんがいたらこんな感じなのかなぁ、とか考え込んでしまったり。
# そんな萌えるおねーちゃんが現実にいるとはとても思えませんが;;。
要するにナナミって、主人公の育ての母親代わりであり、キャラとしての魅力の本質って、行き着くところ彼女の母性本能にあると思うんですよね。や、お姉さんがここまでの母性本能を発揮するのって現実にはまずないんじゃないかと思うのですが(← 姉がいないのでよく分からん;)、弟である主人公に対する、底なしの愛情と優しさがとにかく突き刺さる。
先に挙げた CG は、自軍に戻らずに何もかも捨てて逃げ出し、ナナミと一緒に二人で静かに暮らしていくという選択をしたときのエンディングなんですが、ちゃんとこういうルートが用意されているのが素晴らしいです。(CG 一枚だけなんですが、電源を落とさないとメインメニューにすら戻れない、というあたりにこだわりを感じます。や、深読みしすぎかもしれませんが。)
# そして自軍に戻っていくときのシーンもまたいいんですよ、これが^^。
ナナミが求めていた、平凡だけど幸せな日常。なんにもなくても、ただみんながいること、それ自体が幸せになる。そんなささやかでちっぽけな望みと、どうにもしようのない戦争、そして大きなモノとの戦いというコントラストがとにかく素晴らしい。いつの時代も、ちっぽけな望みと平凡な幸せっていうのは最も手に入れにくいものなのかもしれませんが、そういうものががかけがえのないものに思えてくるあたり、やっぱり大作という名に相応しい一作。未プレイの方には是非お薦めしたいです……っていうかとにかくプレイすべし^^。
# と、ついやりこんで結構いい時間になってしまった.....とっとと寝よう.....;
ゆかりんコンサート博多参戦組のでじくま氏 & けろっちゃ氏はさすがにぶっ倒れぎみのご様子。っていうかいったい何本 UO 使ってやがりますかwwwww。(← ちなみにこの UO のサイリュームは一本 400 円ちょっとです;。) まさに血も汗も涙も枯れているようですが^^、なにはともあれ乙〜。
そんなわけで今日は引き籠もって家事全般 & 溜まったアニメとゲームの消化中なわけですが、今週、なにげにかなりいいものばかりじゃないですか。> アニメ ざっくり目に留まったものをいくつかピックアップしてみたり。
■ ストロベリーパニック
いやー、このアニメ、先日のアレのおかげでかなり色眼鏡つき視聴モードに入ってるわけですが;。今週、中原麻衣がクラスメイトにカサを貸してしまって予備がなくて途方に暮れているシーンで、
中原麻衣「どうしよう……わたし、予備のカサないの……」
清水 愛(あら……ということは……)ニヤリ
「いいえ、カサが帰ってくるまでの間、雨のときは私のカサで一緒に行きましょうか?」
っていうか清水 愛の心の声が聞こえた希ガス;。完全に脳内補完ソラミミモード;;。
……というかこの二人のキャラの名前、ナンデシタッケ?(ぉ)
■ 吉永さん家のガーゴイル 怪盗梨々
個人的に黄色いロングヘアがめっちゃ好みな梨々ちゃんですが(ぉ)、今週は思いっきり大活躍で嬉しいですねー^^。怪盗百式にあこがれる梨々のほのかな恋心がエッセンスになってるわけですが、双葉に怪盗は悪いことだと一刀両断されてムキになってケンカする梨々がめちゃめちゃ萌えるw。なんつーか、かわいいなぁ……。(← や、こういうベタなの好きなのですよ^^) それにしてもとにかくストーリー作りが丁寧。絶対に破綻しないと感じさせてくれるほどの安定感がいいです。
■ 機神咆哮デモンベイン
先週から始まりましたが、なにげになかなかいい出来。実は Windows 版はそれほど素晴らしい作品でもなかったんですが(無難すぎる一作、という印象)、アニメ版の方は「燃え」を前面に出してきているので、分かりやすい & 見ていて気分がいいですね。もともと原作はロボットものとしての『重量感』が感じられないテキストで今ひとつ盛り上がらなかった感があるのですが(特に戦闘シーンが上滑りしているというかなり厳しい事態に;)、アニメ版の方は問答無用にロボットの『重たさ』を描けているので全然印象が違いますね。なんというか、迫力が足りなかった筆力も、映像で見せるとこの迫力になるのか、という感じ。
原作ではあれもこれもと風呂敷を広げすぎて自滅した感があるので、アニメ版ではその失敗を繰り返して欲しくはないところ。分かりやすい機軸で一本スジを通してくれたらかなりいい作品になるかもしれません。
■ Fate/stay night #21 天地乖離す開闢の星
これが今週分では一番良かったかも。とにかく萌える燃える^^。
「こういう時ぐらい……頼っていいんだ……オレを……」
「違う……あたしの身などより……そんなものより……自分の命を……!」
「オレには……! セイバー以上に……欲しいものなんてない!」
と、ここで流れ出す BGM エミヤ。あいかわらずカッコ良すぎなのですが^^。
この BGM、ホントにここ一番でしか使ってこないのでシビれますねぇ。今までの 21 話の間でこの BGM が使われたのって、#14 理想の果て と今回の 2 回だけだったはず。……っていうか思わず見返しちゃったじゃないですか^^。> #14
シロウのカッコ良さって、とどのつまり彼の『男としての覚悟』にあるんだと思うんですよね。#14 ではアーチャーが、そして今回の #21 ではシロウが死地に追い込まれるわけですが、そうした極限の状況下でも、彼らは決してヒヨったことを言わない。極限状態に追い詰められたときに人はその本性を現すと言いますが、シロウやアーチャーのここ一番での言動がとにかくかっちょいい^^。というか同性の私から見てもシビれるわけで、アーチャーに人気が出るのもまあ当然だよなぁと思ったり。
それにしても後半戦、とにかく丁寧な作りで感心します。> Fate 前半戦のタルい展開に果たしてどうしようかと思ったわけですが、後半戦に入ってからというもの、作りも丁寧だし作品のテーマも取り違えてないし、とにかく安定してる良作ですね。惜しむらくは地上波=高解像度ではない、という点で、これが BS-i とかで放映されてたらかなり良かったんですけどねぇ。うむむ。
しかしそれはともかく……眠い;;。あ゛ーでもご飯作らないとですよ;;。なんか簡単なもの作ろう……
今日はゆかりん concert tour の千秋楽、博多公演。でじくま氏とけろっちゃ氏は今ごろ博多で遊びまくってる惚けてる頃でしょうがw、こちらはなにげにお仕事で午前様ですよ(涙)。っつーかですね、金曜日の夜に仕事を投げてくるお客さんってあり得なくないデスカ??; や、お客さんに愛されてると思う今日この頃ですよ、ええ。
# 仕方ないので iPod でデイジー・ブルーとか聞いてましたけどねー(涙)。
そんなわけで腹いせに……というわけでもなく、単に仕事がてら昨日引き取れなかったブツを get してきてみたり。
……っていうかいつプレイできるんですか私は;;。や、だってですね、今現在、並列処理してるのがどれだけあるかというとですね、
・脳を鍛える大人の DS トレーニング ← とりあえず三日坊主にはならなかった^^
・ニュースーパーマリオブラザーズ ← 非常に面白いけどプレイしてる暇なし;
・幻想水滸伝 II ← まだ終わらない……
・ニューレインボーアイランド ← なにげに面白いw
・School Days ← まあこれはだいたい終わってますが
・Kanon ← 久しぶりにリプレイしたくてインストールした。けど、インストールだけ;。
……書き出してみて自分でも思いましたよ、アホか、と;。これに加えてアニメが 20 本ぐらいあるわけですか……そりゃ頭に入らなくて当然ですわな……。← や、最近アニメはほとんど BGV と化してるワナ。そんなわけで D.C.II は買ったもののしばらく放置予定だったり。
# 考えてみれば前作の D.C. も購入したのは発売日、プレイしたのは 1 年後だった気が;;。
# あ゛ー、積みゲーは作らないようにしてるというのに;;。
そんなわけで今日は疲れたのでとっとと寝るですよ〜。というか親戚宅も行かねばならないのに時間ないな;;。
ps.
あ、ついでに Web 拍手コメントへリプライ。
> まちばりさん的には歓迎に非ずなんですか? >百合声優カップル
いや別にそんなことはないです、というかどうでもいい、というか;。
ただまあ売れない芸能人じゃあるまいし、そんなことしなくてもいいじゃ? とは思いますが;;。
というわけで本日の収穫物〜。
や、飲み会だったので D.C.II は捕獲できず;。他のゲームも消費できてないのでプレイする時間などまったくないわけですが、とりあえず触りでも、ということでプレイしてみたり。
た、楽しい〜〜っwwww。
あまりにもユカイなんですけど、これwwww。
割と簡単かと思いきや、実際にプレイしてみるとこれがなかなかに難しいですね。クリアするだけならさほど難しくないですが、ちゃんとコイン集めたりしようと思うとかなり大変。でもそれが楽しいww。いやー、スーパーマリオの名前を冠するだけのことはあるゲーム、という印象ですね。
任天堂のゲームって、ハードウェアスペックに頼らずに面白さだけをきちんと凝縮しているのがいいんですよね。このゲームにしても、DS のハード性能を活かしきっているかと言われれば決してそんなことはない(むしろゆるゆる)のですが、そんじょそこらの PSP のゲームよりよっぽど面白い、というのは、ゲームとしての練り込みの良さに他ならないのだろうな、と思ったり。こういうゲームがたくさん出ているハードウェアが長期的には勝つ、そんな気がします。
しかしコミックス類の借金が一通り片付いたと思ったら、今度はゲームが;;。とっとと幻想水滸伝 II も片付けないと、ですねぇ。
っていうかいいのかこれっ?! いいんですかっっっ?!;;
・「ストロベリー・パニック」での中原麻衣と清水愛のキスシーンがシングル「秘密ドールズ」特典DVDによりガチだったことが判明し百合声優カップル殿堂入りへの期待が高まる
http://blog.livedoor.jp/blur66430/archives/50474120.html
ぜっっっったいにフリだけだと思ってたのにマヂですかぁぁぁっっ;;。> ストロベリーパニック ED
で、やっぱり amazon の方もとんでもないことに;;。
いやなんつーか、仕事とはいえよくやるなぁとしか言いようが……っていうかあり得ないんですけど;;。
なんか微妙に昨日はくらーいエントリだったので、今日は明るいエントリを^^。そんなわけで DLP ネタを一つ。えーと、まずは前回までのあらすじ(ぉ)。
リアルマイシスターの華麗なる FAX 予約によって朝っぱらからキャラダイを楽しむアホ兄妹。Storyteller's Cafe では焦らしプレイを味わいながらもチーデーとさんざんいちゃごろして大満喫、すでにご満悦となった二人は今回の目標の一つである Space Mountaint に向かって Disneyland Park を足早に歩いていたわけですが、中央広場に差し掛かったとき異様な光景が。
実はここ、パーク中央広場の右側に位置する Plaza Inn というお店。雰囲気的には TDL のクリスタルパレスに似てるレストランで、DLP の入り口からスペースマウンテンの方向に向かうちょうど途中にあるんですね。ここは唯一パーク内でキャラクターブレックファーストをやってるお店なんですが……ちょっとマテ、なんですか 店の外からでも分かるようなあの窓の向こう側のうじゃうじゃといるキャラクターたちは;;。
まちばり「あれ……? この店、なんかやたらキャラクターがうようよいるように見えない??」
ゆき 「おおっ、チーデーじゃんっ? ミニーもいるっ?!」
まちばり「……なんか凄くない?? う、うーん、どうする? 明日のキャラダイ。こっちの方が良さそうじゃない??」
翌日の朝はすでに Goofy's Kitchen のキャラダイを予約済み。かといってさすがに最終日の朝に DLP のここまで来ている余裕はない(ロス → 成田のフライトはすべて午前中なので、一番遅いノースウェストの便でも Anaheim を 9 時には出ないと間に合わない)。でも Goofy's Kitchen ならホテルにある上に、巡回バスは Official Hotel を最後に廻ってくるのでギリギリまで時間は取れる……理屈上は計算が合う……ニヤリ(ぉ)。
ゆき 「玉突きで Goofy's Kitchen を最終日の朝にして、明日の朝ここに来てみるとか?」
まちばり「せっかくここまで来たんだし、やるしかないよねぇ?」 (← ぉぃ;)
というわけで、急遽ホテルのフロントで予約を変更してもらって、翌朝に襲撃。(← アホな兄妹だ;;;)
……なぜか店先で待たされること約 10 分;。ようやく店内に入れたわけですが……うーわー、なんですかこの見渡す限りキャラたちばっかりという異様な光景はっ^^。しかも入れ替わり立ち替わり矢継ぎ早に次々と無尽蔵に出てくるキャラたち;;。っつーか昨日のあのシケた Storyteller's Cafe はいったいなんだったんだよ状態なんですけどっ;;。
心して見よ、この惨状をっ。(ぉ)
だー、キリがない……っていうかお願いだから食事させて(爆)。や、まさに名実ともに食事どころの騒ぎじゃないよこれ状態;;。フロア内を見回してみると、ざっと数えても常時 3〜5 キャラぐらいはいるという凄まじい状況だったり。ミニーちゃんなんか 2 回も巡回してきたり、周囲の子供たちは騒ぎまくりですよw。(← オマエモナー^^)
ちなみに食事はブッフェ形式でこんな感じ。ミッキーワッフルとかあります。味はまあ普通かなー、可もなく不可もなく。← あ、アメリカとしてはかなりいい方です^^。
それにしても Storytellers Cafe とのあまりの違いに驚いたわけですが、いったいなんでこんなに違うんだよと再度キャラダイの紹介を見返してみると……。
・ストーリーテラーズカフェ (グランドカリフォルニアンホテル) 朝食のみ、チップ&デールとその仲間たち
・プラザ・イン (パーク/メインストリート) 朝食のみ、ミニーとそのお友達
なるほどこの「お友達」とか「仲間たち」とは格下キャラのことですか(爆)。Plaza Inn にチーデーは出てきても Storytellers Cafe にミニーちゃんとかが出てこないのはそういうワケですか。や、さすがはネ○ミ王国、序列付けがはっきりしてますなぁ;。確かに Plaza Inn にも国王 Mickey は出てこないわけで;;。
じゃあいったいミニーちゃんの旦那さんはどこで何をしてるのかと思って食事を終えてお店を出てみると……
こんなところで浮気ですか、Mickey 君(違)。(← ちなみにここは Plaza Inn の真ん前です;)
# しかし、一緒に乗っていた女の子たちが微妙に固まっていたのがなんとも^^。
# これ、いい思い出になりそうですよねぇ。主に親御さんたちの
いやー、それにしてもこの Plaza Inn は本気でとんでもないキャラダイでした;。手加減という言葉を知らないだろ君たちは状態;。Storytellers Cafe で満足しきってた自分たちにはかなり強烈なインパクトでしたよこれ^^。いったいここだけで何人といちゃいちゃごろごろしたことやら。ちょっと無理があったものの、無理しても来た甲斐はあった、という感じですね。キャラクター数では間違いなくトップなので、キャラ好きの人や子供さん連れであればとにかくお薦めできるキャラダイ。っていうか DLP 行ったら一度は行っとけ状態ですよ、なんていうかいろいろショックを受けるので^^。
今日は仕事帰りにでじくま氏と惑星のランデブー。……っつーかつい 5 日ほど前に名古屋でも逢ったような気がするのは気のせいですかそうですか;。いや、単に先日買い占めておいたピンクのサイリュームを引き渡してきただけなんですが、このピンクのサイリュームってなかなか在庫がないんですよねぇ。東急ハンズやロフトをこまめにチェキしてるんですが、意外に持ちも悪い(ぶつけて壊してしまうこともあれば発色が悪くなることもある)ので、見かけたときに買い占めておかないと、いざ必要なときに入手できなくなるワナ。週末の福岡遠征のために必要だというので引き渡してきたんですが、そもそもそれ以前に、手持ちのサイリュームがないという事態そのものがあり得ないのですが(笑)。> けろっちゃ氏
# ま、そんなわけで週末は福岡凱旋公演を楽しんできてください^^。> けろっちゃ氏 & でじくま氏
さてさて、そんなわけで今日の本題。先日の書評 blog エントリ(年収 300 万円時代を生き抜く経済学)への Web 拍手でこんなツッコミが;。
> blog を拝見していると、まちばりさんって社会的にかなり勝ち組なんじゃないかと思えてくるのですが
> (そしてそれに納得し得るだけの説得力がこの blog から感じられるのですが)
> 素朴な質問として、まちばりさんって何歳なのでしょうか?
> 具体的な年齢は流石に聞けませんが、とりあえず30歳を超えられているのかが気になる次第であります。;
あ゛ーう゛ー;。とりあえず、いわゆる男性版の負け犬であることは間違いないのですが;。
でも世の中一般の負け犬はもっとちゃんとしてるよな……なので実のところはただのタチの悪いヲタ;。
# 一応捕捉しておくと、負け犬 = "30代以上・未婚・子ナシ" の女性を指す言葉。
# 酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』という本で有名になった言葉ですね。
# これ、ぶっちゃけ男性にも全く同じ論理が当てはまるんですが、これはまた別のエントリで。
でもって、私が勝ち組なのかという話について。一般に勝ち組というのは年収を基準にして切り分けられてますが、私はそれって正しくないと思うんですよ。つまり、勝ち組って収入だけでは測れない、と私は思ってるんですよね。私は収入に加えて、さらに以下のような属性を持っていることが「勝ち組」であることの条件だと思ってます。
・自分だけが働くのではなく、プロデューサやマネージャとして他人に動いてもらうことによって所得を生み出せる人。
・モノを消費するのではなく、(二次加工物ではなく一次創作物を)生み出すことのできる資質を持つ人。
少し捕捉すると、まず、自分ひとりの腕一本で稼ぐ職人気質を持つ限り、いわゆる勝ち組になることは難しい。実際、例えば赤松 健のような売れっ子漫画家しかり、都築氏のようなクリエイターしかり、こういう人たちって、実は超一流の職人であるだけでなく、同時にプロデューサやマネージャとしての資質を持っている。まずそういう資質が必要。
そしてもう一つは、消費タイプ(ヲタクタイプ)ではなく創造タイプ(クリエイタータイプ)であること。例えば私は生粋のアニヲタですが、アニヲタであること=消費者として常に「お金を吸われる側」の立場にいることになるんですよね。つまり、消費することではなく、生産すること、創造してモノを作り出すことができるという資質が必要。(これは広義には会社を起こすといった資質も含まれますね)
で、私にはそのどちらの属性もないんですよ;。
だから、長期的には沈んでいくであろうことが見えている。というわけで、勝ち組ではない;。
……えーと、今どき流に言うとプチ勝ち組?(違) まあ要するに、当面の年収が多少高いだけで安定はしてない。だから、いわゆる世の中一般に言われるような勝ち組ではない……というのが正直ベースのホントの話、です。
余談ですが、私にとっての問題(ジレンマ)は、周囲の人はそうは見てくれない & 思ってくれない、という点なんですよねぇ。もう時効だと思うので書いちゃいますけど、会社で私の行く末を案じてくれる年上の人たちが、私のことを見かねて;たまに女性を紹介してくれることがあるんですよね。で、数年前に何人か実際に逢ってみたこともあるのですが、ぶっちゃけトークで言えばもう勘弁してください状態だったんですよ。や、あなたの好きなのは私の肩書きとお金なのね、という;。
まあでも分からなくもないのです、それも。かつてリアルマイシスターにさらりと「お兄ちゃんから仕事取ったら何にも残んないじゃん」と言われましたが(← 言われた当人も納得してしまって何も言い返せないワナ;)、そういうパターンってお金の切れ目が縁の切れ目なわけで。そりゃまあ私なんかに興味を持ってくれる人なんてそうなんだろうなぁと自分も納得してしまうわけで、それ以来 会社関係で紹介されても一切お断りさせていただいていたり。や、気遣ってもらえるのはものすごく嬉しいんですけどね;。
# というか、パートナーにお金を求めるのなら、まずは親が財産を持ってる人を探すべきだろと思ったり。
# や、今だとどっちかといえばその方が確実性が高いんじゃないかと思うんですけどねぇ……。
一般に、勝ち組/負け組って仕事の出来不出来で切り分けられてますけど、でも本来、仕事なんてしょせんは RPG (ロールプレイングゲーム)にすぎない。仕事でもらった賞なんて、ゲームの全国大会で優勝したのと同じ価値しかない。っつーか、そんなものは自分のプライドにはならないと思うのですよ。むしろ自分にとっては、CLANNAD のネタバレゲームインプレみたいなものを書くことが出来た(ただし未完成(ぉ))、みたいなことの方がよっぽど誇りに思えるわけです……が、概してこういう考え方をすること自体が勝ち組ではないことの証左(と同時に負け犬であることの証左;)だと思うんですよ。
結局のところ、私のようなプチ勝ち組のタイプ(= 当面の一時的な給与が良いものの、基本的には「使われる者」の側にいて、将来性がない中途半端なタイプ)に最も必要なものは、目先の数字に惑わされて気が緩んでしまないようにすること(= 将来的に稼ぎ続けられるとは思わないようにする)じゃないかと思ったり。や、もらえるものはきちんともらうことは当然ですが(そんなところで遠慮しても仕方がないので;)、それを自分の長期的な実力と勘違いしないようにすることが重要じゃないかと思ったりします。こと、近い将来にも Web 2.0 モデルへの移行に伴う余波も考えられるし(これについてはまた別エントリで)、今の時代はプチ勝ち組であることは何の保証にもならないと思う今日この頃。
中途半端なエセ勝ち組は慎ましく生きていくのが一番です……というかそれ以外の選択肢など最初から存在しないと思ったり;。まあ、私の場合はわがままに好きなこと好き勝手やってるんですから、そもそも贅沢なんか言っちゃいけないとも思うんですけどね^^。
というわけで今日の収穫〜w。
なんか一日フライングしてるような気もしますがまあいいことにします^^。そんなわけで今日買ってきたのは今期の OP テーマの中でもトップクラスにお気に入りな 2 枚、「吉永さん家のガーゴイル」と「ひぐらしのなく頃に」。や、後者は全く見てないのですが(← ゲーム未プレイなので;)、OP はとりあえず買わねば状態。藍蘭島のコミックスは……いわゆる惰性(ぉ)。
吉永さん家の OP テーマって作曲 & 作詞が Funta さんなんですが、私、この人たちの楽曲ってかなり好きなんですよねぇ。有名どころだと ななか6/17 OO テーマの「素直なまま」とか、ぴたテン OP テーマの「Wake up Angel 〜ねがいましては∞なり〜」。さらに遡るとドクタースランプの OP テーマ「顔でかーい」も実はこの人たちだったりするのですが^^、アップテンポの明るい曲が多くてかなり好み。今回は本人たちではなく声優さんたちが合唱してますが、呪文のような音律を踏みながら綺麗に伸びていく高音域の歌声が聞いてて心地よい。ハートウォーミングな作品にぴったりのいい曲ですね、これ。
今週分のガーゴイルもさっき見てましたが、ちょっとした暖かいストーリーをイヤミなくさらりと流すこの作風がいいですね。今クール開始のアニメとしてはハルヒなどに並ぶ名作だと思うんですが、この作品のように、「尖っているわけではない名作」って見ていて気分が和むのでいいですね〜。
……っと思ったら、おおお〜、吉永さん家の方は OP/ED のカップリングじゃないですか。や、この手のシングルって私はカップリング曲をまず聴かないんですよね。なにげに吉永さん家のガーゴイルって ED もかなりいいので嬉しい限り。や、思わぬ拾い物ですよこれ^^。
ひぐらしは……とりあえず明日にしよう、なんか気分が暗くなりそうだし;。
New スーパーマリオがやりたい今日この頃なわけですが、なにげに DS が全く手に入らず;。こまめにお店を廻ってみたものの普通に売り切れでどうしようか困ってたわけですが……
でじくま氏「あ゛ー、うちに使ってない DS ありますよ。差し上げます。」
あいかわらず太っ腹ですな〜^^。がしかし、ゲームが終わったら速攻で邪魔になりそうな気配なのですが(苦笑)。とはいえいくつかやりたいゲームもあったので、早速買ってきたのがこれ。
脳を鍛える大人の DS トレーニング、とりあえず 1 作目。いやー、こういうの好きなんですよね^^。で、早速プレイしてみたり〜。
だぁぁぁぁっっ;
っつーかどういうことですかこれっ、絶対壊れてますよっ(逆ギレ)。
いやー、これ納得はいかないけどなかなか面白いゲームですねぇ。まだちょろっと触っただけなんですが、毎日 10 分ぐらい遊んで脳を活性化しよう! という類のもので、すぐには全部のゲームがプレイできないというのがミソ。毎日続けていると徐々にロックが外れていっていろんなゲームが遊べるようになっていく仕様。よくできてますねぇ。
しかし単純な四則演算をひたすら高速に片付けていくようなものもあるんですが、なにげに掛け算九九が鬼門。いや、落ち着いてやればすぐに出てくるんですが、ぱっと出てこないことがあるんですよ。掛け算九九なんて普段まるで使ってないわけで、いやー、まさかこんなことになろうとは状態;;。
……一週間後とかにどうなってるのか自分でも楽しみです。三日坊主にならないとイイナ(違)。
そんなわけで、今日は結局 例大祭もスルーして自宅に引きこもって日長一日これを読んでみたり。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。昨年出た本ですが、すでに 160 万部を売るベストセラーで、夏からはドラマ化も予定されている有名な本。実は買ったのは数ヶ月前なんですが、かなり分厚い本ということもあってなかなか食指が動かず。で、今日読んでみたわけですが……やっぱり一日かかってしまった;。いやだって 400 ページ超だし、もともと活字はめっちゃ苦手なんですよ私;;。(← ラノベですらあっさり積み上がる;)
どんな本かを(乱暴だけど)ひと言で言ってしまえば、母親が自分に向けてくれている愛情になかなか気付くことができなかった、ある一人の男の親不孝と親孝行の物語。著者リリー・フランキー氏(ちなみに 42 歳の独身男性らしい)の半生を淡々と語った本で、放蕩息子としか言いようのない自堕落な生活の末、母親がガンを煩ったことによって始めて日々の物事をリアルに感じ、かつて母親が自分に向けてくれていた愛情とこの世の理に気付いていく、というもの。
形態としては長編小説ですが、自伝を含んだエッセイに近いもので、女性が読んだ場合と男性が読んだ場合とでは感想が変わってきそうな一冊。おそらく女性であれば、この著者の母親(中川 栄子さん)の、母としての在り方と我が子への無私の愛情の深さに感動するだろうし、男性であれば、著者であるリリー氏(中川 雅也さん)の姿に共感するのではないか、と。人によって生まれ育ちは全然違うだろうけれども、人間誰しも母親から生まれてくる。そして多くの人は母親から受けた愛情を共通的に持っているはずで、本書で語られるエピソードの数々の中に、自分の過去と重なるものを感じる人はきっと多いはず。決して優れた筆致とは言えない(調べてみたらこの人、推敲もしない書きっぱなしのようで、文章としては決してよいとは言えない)のですが、逆にそうであるが故の生々しさもあり、それが琴線に触れてくる作品だと思うんですよね。
ノンフィクションのエッセイなので、あれこれツッコミを入れたり中身を細かく解説したりするのはあまりに野暮というもの。加えてこの本はベストセラーなので読んだことがあるという人も多いと思うので、今回は純粋なインプレをつらつらと書いてみたり。
この本、巷では「泣ける本」と言われてる様子。……や、自分も泣いたけどさ(爆)。けれども本来こういう本って、泣ける話として、つまり物語として消費しちゃいけないものだと思うんですよね。一番大切なことは「気付くこと」であり、この本はそのきっかけを与えてくれる本、だと思うんですよ。
例えば、「人間は誰しもいつか死ぬ。もしかしたら明日、交通事故で死ぬかもしれない。」ということは、誰しもが頭では理解している。けれども、明日死んだとしてもホントに後悔が残らない、と言えるかどうか? なるべく後悔せずに済むように、日々我々はいったい何をしているのか?
自分の身内が死ぬ、母親が病気になる。それは誰にでも起きる当たり前でありきたりなことなのだけど、
実際にその現実が自分の眼前に現れるまではリアリティを感じてはいなかった。 (p.228)
いつまでもそこに居続けてくれるとか、まだ余裕があるとか、まだ時間があるとかいった根拠のない自信。我々の日々の身勝手な行動の多くは、そうした慢心から産まれやすい。けれども、いざ時計が動き始めたとき、あるいは突如何かが起こったときに、その起こったコトの大きさに大慌てしてしまう。……これって人間のどうしようもないサガみたいな部分でもあるんですよね。試験の直前になるまで勉強しない受験生しかり、出産上限年齢直前になって子供が欲しくなって慌てふためく女性しかり、仕事の忙しさにかまけて挨拶に行かなかった恩師の訃報を聞いて後悔する社会人しかり。どれもこれも、他人からすれば「そんなの前から分かってたでしょ?」という類のものだけど、人間の惰性って怖いもので、ホントににっちもさっちもいかなくなるまでそのことに気付けない or 気付いていても行動に変えられないことが多い、と思うんですよ。
でも、誰かが死ぬ物語に感動したり共感したりできるのに、身近な人の死を思いやることができないとしたら、それほど悲しいことはないじゃないですか。そういう意味で、ゲームにしろこの本にしろ、こういう物語に接したときには何らかの形で自分を振り返ったり考えたりするきっかけにするべきじゃないか、と思うんですよね。後悔先に立たず、とは言いますが、出来る限り後悔なんかしたくないじゃないですか。それなりの覚悟というのは、いつでもしていなくちゃいけないことなんじゃないか、と思うんですよ。(や、それでも後悔は残ってしまうものですけどね。)
アメリカでは 9.11 テロをきっかけに、家族を大切にする人が増えたという話を聞いたことがありますが、そういう『気付き』を与えてくれる『きっかけ』はいろんなところにあるはず。この本を読んで『感動』するだけで終わってしまったとしたら、それはちょっとというかかなり違うんじゃないかと思う。もちろん、なすべきことややるべきことに気付いたからといってそれが出来るとは限らないし、なにもかもがうまく行くわけじゃないけれど、こういう本がマスメディアによって『消費される物語』に仕立て上げられてしまったとしたら、それは悲しい話のように思えます。
さすがに私の場合はこの本で初めて両親の愛情に気付いた……とかいうことはないですが;、その昔、教え子の女の子から、自分の母親が脳梗塞で倒れてしまったという話を聞いてホントにショックを受けたことがあります。その子は昔から母親思いの子だったのでなおさらショックで、それがきっかけで両親 & 妹の家族 4 人でラスベガスに行ってきたんですよねぇ……。「親孝行したいときには親はなし」という言葉をこの時ほど強く感じたことはなかったりします。
# ……といいながら、現在の自分、なにげにめっちゃ親不孝してるわけですが;。
# すいません放蕩息子で;;。
どれだけ仕事で成功するよりも、ちゃんとした家庭を持って、
家族を幸せにすることの方が数段難しいのだと、言った。 (p.32)
や、家族とか家庭っていろいろな形があるんでしょうけれども、今の時代、『普通』(普通の家庭、普通の生き方、普通の幸せ、etc.)というのが最も手に入れるのが大変で、最も価値のあるものなんじゃないか、と。母親の栄子さんがリリー氏に宛てた遺書を読んで、なおさらそんなことを思ったり。なんというか、いろいろな意味で考えさせられる一冊ですね。いい本でした。
今日は昨日の疲れがたたって一日中ぐったり状態。加えて夕方に買出しに行ったら思いっきり土砂降りにやられてさらにぐったり(涙)。っつーか今日は小雨じゃなかったんかよ〜っ;。> 天気予報 そんな傷心を癒してくれるのは今週のくーちゃんなわけですが、
「さっきのナマケモノ、ケンちゃんだったんだ……つまんないの。」
一刀両断かよ、おい(笑)。いやー、「処置なし」とか言ってのけるあみちゃんといい、本気でどんどんひどいアニメになってるよなぁ状態(褒め言葉)。ちなみにそんなアニ横の作者の前川さん、なにげにリアルマイシスターと同い年らしいんですが;。この作者さん、感性としては私と同世代のような気がするわけですが;。
しかし横目でアニメを見てるとやっぱり中身は頭に入らないですねぇ。ホントに流してるだけ状態になりつつも机の中の細かい書類などを片付けていたわけですが……
あ゛ー;。やっぱり出てくるアニヲタグッズの残骸;。引越しのときにかなり片付けてたはずなんですが、まだまだ結構残っていたり。「信州・おおまち」のタオル……あ゛〜、アレですか;。フォーニのガレキもよく破損せずに残ってたなぁ状態。さらには机の中から大量の現金が……20 万円近くもあったんですが、全部小銭;。えーと、いわゆるタンス貯金?(違います)
# というか、私のところだけじゃないはず;。 > 小銭タンス貯金
ところで昨日の名古屋の fancy baby doll コンサートですが、なにげにでじくま氏のレポートが凄まじいことに;;。っつーかとんでもなく細かすぎるのですが(笑)。いやー、これをメモ書きと記憶から復元しているっつーのは才能の無駄遣い素晴らしいとしか言いようがなかったり^^。
でじくま氏「ちなみに、まだFC会員ページには入れませんか?」
まちばり 「えーと、全くチェキしてませんが。っつーか何?;」
でじくま氏「Fanclubページに行けばIDとpassを求められると思います」
まちばり 「というか全く知らなかったんですが^^。> FC 会員ページの存在」
でじくま氏「会員しか「びじゅある動画」「すたっふ日記」などは見られませんので。」
っつーか言われなければ絶対に気付いてなかったと思います(爆)。← 似非国民だ;;
しかし名古屋にパペット持っていってないのは許せません。似非国民の私ですら持って行ってるのにさー(違)。
# というか今回の出張、海外旅行に行くのか?? みたいなとんでもない荷物になってたわけですがー;。
明日はホントは例大祭へ参戦予定だったけど、ちょっとスルーするかなぁ……読みたいものもいくつかあるし。
行くぜ! 年金!
……っていうか平日からなにやってますか自分;。
というわけで、会社の出張日を画策調整して、さらに途中で仕事を放りだしててきぱきと仕事を片付けて名古屋のゆかりんコンサートに参戦してきましたよ自分。
# え゛ー、分かってるから皆までゆーな(爆)。
# や、仕事の都合でホントに行けるかは直前まで不明だったんですけどね、そこは根性でw。
さすがに出張疲れの身体に飛び曲三連発(candy smile → 惑星のランデブー → fancy baby doll)はかなり無茶がありましたが、でもめっちゃ楽しかったw。amazing kiss や恋せよ女の子なんかはコールがきっちり入るとかなり楽しいですね。適度に体動かすのでホントにいいストレス発散になります、はい。
コンサート終了は 21:15、そこから新幹線の最終で東京に移動して、自宅帰りは夜中の 1 時、そしてさらに自炊(← まともな店が開いてない以上作るしか;)。や、さすがに疲れました;。詳細レポは主犯のでじくま氏がそのうちまとめるはずなので、ここでは雑談をいくつか。
・ UO (Ultra Orange)
今回、でじくま氏にもらってこんなものを投入してみたり。
写真の右側にあるのが通称 UO (ウルトラオレンジ)と呼ばれるサイリューム(の残骸)。一発 400 円で持続時間はたったの 5 分。とんでもなく明るくて目立つので、ここぞという曲で投入される一品。……なんですが、実際に「恋せよ女の子」で投入してみるとこれが予想以上にとんでもなく明るすぎ;;。うかつにも同時にまとめて二本折ってしまったんですが、ご近所迷惑としか言いようのない明るさにさすがにビビったり。でも無意味に盛り上がりますねぇ、これww。パペット片手に UO 振ってるのは確かに面白かったです^^。> でじくま氏
・国民登録
……っていうかなぜに私がこんなものを;;。
いわゆるゆかりんファンクラブの会員証。っつーか某氏が実家暮らしだからとか言っていつまでたっても入会しないから私が登録しちゃったじゃないですか;。まあこれは完全にコンサートのチケ取り用ですね。会員番号は 4000 番台。……っていうかそんなに国民いるのかよ;。しかしまさかこの歳になってこんなものに入るとは全く想定してなかったですけど;。
というわけで blog ネタにしたので会員証は差し上げます。チケット申し込みのときはまとめて作業よろですw。> でじくま氏
# 非国民いうなーw。
さて、今回の全体的な感想を軽くまとめてみたり。
この人のコンサートに何回か行ってみて思ったことですが、この人ってホントにファンを大切に思ってる人 & ファンを大切にできる人なんだなぁ、と。おそらく遅咲きの桜だからこそファンを殊更に大切にするのかもしれないんですが、こういう人って意外と少ないんじゃないか? と思うんですよ。
その昔、ある漫画家さんが、第一線から退いた後になって、連載中に返すことが出来なかったファンレターに一つずつお返事を出した、とかいう話を聞いたことがあるのですが、これって結構(というかかなり)微妙じゃないかと思ったんですよね。おそらく、連載をしている最中は忙しくて返事を出すどころの騒ぎじゃなくて、せめて良い作品を作ることで恩返しをしよう、とか思っていて、手が空いてきたので心残りになっていたお返事を出そう、ということだと思うんですけど、それってどうなんだろう? と思ったりするんですよね。だってファンの立場からすれば、その漫画家さん個人に興味があるんじゃない。その『マンガの作者』に興味があるのだから、一番輝いているときにお返事をもらえなきゃその価値は半減しちゃう。だから、後になって返事を返すのって、気持ちとしては分かるけどかなり微妙じゃないかと思うんですよ(や、返さないよりはずっといいとは思いますが)。つまり本来は、忙しいときにこそファンを大切にしなくちゃいけないんじゃないかと思うんですよ。
もちろん実際問題として、どこまでのことができるのかという話はある。舞台の上から大勢のファンに向かって出来ることなどたかがしれている。けれども、アンコール後の閉幕でマイクを床に置き(← 本来はこんなお行儀の悪いことはやっちゃいけないはず)、まばゆい照明に手をかざしながら一生懸命に客席の顔を見て、時間の許す限り丁寧に手を振っている姿が私にはものすごく印象的でした。私は他の人のコンサートに行ったことがないので分かりませんが、ここまで丁寧に時間をかけてファンに挨拶をする人も少ないんだとか。この人にとっては、ファンの人がホントに心の支えなんでしょうね。(というか、そういう人だからこそ little wish の歌詞に感極まってしまうのでしょうけど。)
# なんかこういうシーンを見てしまうと、ホントに場違いな人間が混ざっているような
# 気がして申し訳なくなるわけですが;。> 自分 CCC の little wish のときしかり;。
ファンがたくさん出来て人気が出てくると、往々にして気の緩みや思い上がりがつい出てくるものですが、この人の場合はそういうところが一切感じられないんですよね。いつまでも頑張りつづけようとする姿を見ると生暖かく応援したくなるし、自分も頑張らなきゃ、という気になります。歳を取っても頑張ってる人を見ると、ホントに励まされますね。(というほど歳を食ってるわけでもないですが;。> ゆかりん)
そんなわけで東京に引き続いて 2 回目のコンサートだったのであんまり楽しめないかなぁと思ってたんですが、UO サイリューム投入とかでかなり楽しめました。まあおかげで体力的にはボロボロなわけですが(加えて足がめっちゃ痛い;)、明日はゆっくり休もう……っていうか今も本気で眠いわけですが;;。でも眠気を押してなんとか blog を書いてみたり。
# で、それはともかく、なに直前になってドタキャンしてやがりますか(笑)。> けろっちゃ氏
# 来週はちゃんと福岡に参戦してきてくださいw。
先日、ハレ晴レダンスがオリコン daily ranking で 2 位になるという快挙を遂げたわけですが、それに併せて長門有希役の茅原実里さんの blog が荒らされてた様子。や、趣旨はどんな感じかというと、要するにオリコン 2 位という快挙を成し遂げたのは全部 2ch とか VIP 板によるブームというか特需のおかげだから感謝しろ、とかいう荒らし。
なんかこれ読んだときに「??」と違和感を覚えてしまったんですよね。え゛? そんなの当たり前では?? みたいな。が、考えてみたらそれは作り手に対する消費者側の根深い誤解によるものなんだろうな、ということを思ったり。
まあ荒らし書き込みを真面目に取り上げて議論しても仕方ないんですが、要するにこの非難の根底にあるのは、「この CD が売れたのは中身が良かったからだなんて思い上がるなよ」っていうもの。けれども、モノ作りに携わっている人であれば、そんなことは普通言われるまでもなく常識として分かってることだと思うんですよ。つまり、売り上げが良かったからといって、自分の作ったものがモノとして良かったからたくさん売れたんだ、なんて思ってる作り手なんて、厨房じゃあるまいし普通はそうそういないでしょ、と。
実際、何らかのモノ作り(特に一般消費者向け)に携わったことがある方ならすぐに実感することだと思いますが、あるモノがどれだけ売れるのか、って、ものすごくいろんな要素が絡み合うんですよね。もちろん製品やサービスが良い方が売れやすいのは確かですが、製品やサービスが良いからといって必ずしも売れるとは限らないのが今の世の中。マーケティングしかり、プロモーティングしかり、あるいは時代の流れやタイミングしかり、いろんな要素が混ざり合った結果として初めて売り上げが決まってくる。確かに作品そのものは作った人だけのモノかもしれませんが、売り上げ枚数といったものは、それに関わった『みんな』のものだと思うんですよ。それは、いわゆる企画やプロモーションを行った『作り手』だけじゃなくて、周囲に購入を勧めたりするクチコミしてくれた消費者なども含めての『みんなのもの』じゃないかと思うんですよ。
そもそもハレ晴レダンスのようなバイラルマーケティング(クチコミベースで良さが伝わり、たくさんモノが売れていくというもの)って、『消費者の立場でありながら作り手側と同じ立場に立てる』面白さがあるからこそ成功するわけだし、あるいはコンサートやライブなどでの『一体感』もまた、同様なところにポイントがあると思うんですよね。だから、今回のハレ晴レダンスの場合は、(実際に何位になるかは不明ですが^^)ブームの仕掛け人たちをもひっくるめて万歳、とかしても全然良いという類のものだし、それぐらいのことは作り手だって分かってると思うけどなぁ……と。実際問題、思い上がってるようなクリエイターって、なんにもしなくても自ずと淘汰されるんじゃないかと思ったり。
加えてモノを書いたことのある人間として素直な感想を言うと、実際に自分の書いた本を他の人に薦めてくれる人がいるっていうのは、めっちゃ嬉しいことなんですよね。だってそれって、モノ自体が良かったということのなによりの証拠じゃないですか。売り上げなんていくら良くても、ホントに自分の書いたものが良かったものなのかどうかなんて分からない。けれどもそういう「周りに薦めてくれる人がいる」というのはなにより自分の作ったモノが良かった証そのものだし、そういう人がいてくれるのはなにより嬉しい話じゃないですか?? ……とか思ったりするのは私だけですかね?^^
ちなみにハレ晴レダンスは結局 weekly では 5 位だったとか。や、なかなか素晴らしい成績じゃないですかww。
立川 恵さんの blog で紹介エントリを見かけた NHK スペシャルの番組。せっかくの地デジハイビジョンだし、ということで録画しておいたのを見てみたり。
・NHK スペシャル プラネットアース
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060507.html
5 年間近くに渡ってイギリス BBC と NHK の共同チームで撮影したもので、地球上の様々な環境とそこで息吹く命のドラマを描き出すというシリーズもの。気付いたのが遅くて #1, #2 を見逃してしまい、見られたのは #3, #4 の 2 話なんですが、まずは感想。
凄い……。
問答無用で凄い。自然と生命の大きな流れに圧倒される、その感覚がとにかく素晴らしい。
普段、自分は『都会』に生きているわけで、日常生活の中で大自然を感じるようなことってほとんどない。けれども、この番組は、自分たちが『地球』という大きな物語の中の存在である、ということを改めて想起させてくれる。大きな自然と生命、そして地球という大きな物語の中に存在しているちっぽけな自分。その大局観を、ハイビジョンの鮮明な映像で見事に描き出した素晴らしい作品なんですよ、これ。
特に素晴らしかったカットをそれぞれから挙げると、
・第3集「洞窟 未踏の地下世界」
メキシコ・ユカタン半島の水中洞窟。海水が流れ込んで水没してる洞窟にダイバーが水中カメラと共に潜っていく映像なんですが、洞窟の中で淡水と海水が層を為してるシーンが素晴らしかった。屈折率が違うので、水中に界面があるような映像になってるんですよ。あんな神秘的な映像を目の当たりにしたのは何年ぶりだろう……凄かった。
・第4集「乾きの大地を生きぬく」
サハラ砂漠(ニジェール)で砂嵐が襲ってくる映像。砂嵐ってアニメとかでは見たことがありますけれども(ナウシカとか?;)、実物があんな壮絶なものだったとは……実際の映像を見るのは始めてだったのですが、「これが砂漠??」みたいな感じ。しかも砂嵐が通り去った後にスコールのような雨というのも、言われてみれば納得ですが映像で見るとかなり衝撃的。さらに宇宙から見た映像もあったのですが、宇宙からも見えるほど凄いものなんですねぇ。
一部にグロテスクな気持ち悪い系の映像もあるのでダメな人はダメかもしれないんですが;、その気持ち悪さすらも地球という生命の物語の一部なのかと感じさせられる。自分が普段住んでいる日常がいかに小さいものなのか、そして地球というちっぽけな惑星ですらも、自分がまだ見たことのない、そして想像もつかない大自然がこんなに広がっているのか……センセーショナルな作品ではないにもかかわらず衝撃的な作品で、見終わった時には文字通り心を揺さぶられました。なんというか、大きな物語に触れて、見終わったあとに胸がいっぱいになる感覚を味わったとでも言うか、そんな感じ。こういう大自然って問答無用に人を感動させる力があるんだなぁ、と思います。
実際のところ、この手の番組って私はまず滅多に見ないんですが、ちょっと興味を惹かれて見てみたらこれほどのものとは正直舌を巻きました。ハイビジョンとプロジェクターの大画面がこれほど映えるソースは久しぶり。NHK スペシャル、映像の世紀なんかもそうでしたが素晴らしいものを流してくれますね。拍手。
で、第1集・2集を見逃してどうしようかと思ってたんですが、どうも BS-HiVision で放送する様子。
<本放送>
■2006年5月22日(月)午後9時〜10時40分
第1集「生きている地球」、第2集「淡水に命あふれる」
■2006年5月23日(火)午後9時〜10時40分
第3集「洞窟 未踏の地下世界」、第4集「乾きの大地を生きぬく」
<再放送>
■2006年6月5日(月)午後4時〜5時40分
第1集「生きている地球」、第2集「淡水に命あふれる」
■2006年6月6日(火)午後4時〜5時40分
第3集「洞窟 未踏の地下世界」 、第4集「乾きの大地を生きぬく」
この作品、めっちゃお薦めなので BS-HiVision が見られる方は是非見て欲しいです。できればハイビジョンで(← 多分、ぜんぜん見栄えが違います)。第1、2集はタイトル的にものすごく惹かれるので来週の再放送が楽しみです^^。
というわけで今日はこんな本の書評を書いてみたり。
いや私も今でこそ給料はかなりもらってますが、正直なところ将来に渡って今の給与水準が続くとは全く思えない上に医者なんかと違って安定してるわけでもなし、10 年後とか 20 年後とかにいったいどうなっているのかと考えるとめっちゃ不安になるんですよね。や、もちろん今でも赤字になるわけでは全くないのですが、一人暮らしって何もしてなくても生活費が固定的にぼろぼろ出ていくわけで(← 当たり前;)、やっぱり生活するのは何かと物入りだなぁと思う今日この頃。半年ぐらいで引越し出費前の貯蓄水準まで巻き戻せたものの、「このペースの貯蓄で将来的に果たしていいのか?」とか考え出すとキリがない;。結局のところ、一番大切なのは『身の丈にあった生活をする』(=支出が膨らまない生活をする)ことなのは間違いないわけで、その辺で何かヒントが得られるかな? と思って本屋で手に取ってみた本だったり。
この本、書いてあることはものすごく明瞭。まず、世界全体を見たときの平均世帯年収は 300〜400 万円。つまり、今の日本人の給与水準は高すぎる。小泉内閣がやったことはアメリカ型社会への構造転換だから、おそらく今後の日本の給与水準は以下の 3 つに階層化する(しかも各層は固定化して階層間の移動はますます難しくなる)、というんですね。
@ 1 億円以上稼ぐような一部の大金持ち
A 年収 300 万円前後の世界標準の所得層
B 100 万円台のフリーター層
で、さすがにBだと生活できないからAになろうよ、と言ってるわけですが、この中で@の人たちしか幸せになれないのかというとそんなことはなくて、実際、ヨーロッパなどではAの人たちが悠々自適に幸せに生きているし、江戸時代などを振り返れば多くの人たちは幸せだった。にもかかわらず、今の時代になぜAの人たちが幸せになれないのかというと、一つは身の丈にあった生活をしていないこと、そしてもう一つが、人生で楽しめる「自分にとっての何か」を見つけていないことだ、っていうんですよね。
特に前者の指摘は非常に興味深くて、日本は物価が高いから、給与が高くても豊かさはないんだという言論に対して、それは違う、とはっきり書いている点。日本の物価が高いのは、たいていの場合は高いモノを消費しているから(=ぜいたく品を当たり前のように享受しているから)だ、というんですよ。日本であっても、中国製の衣服を着て、アジアの野菜とオーストラリアの牛肉を食べてれば生活費なんてそれほどかからない。世の中にある「モノ」には大きな価格差があるけれど、安い方を買っても価格差ほどの品質差はない、というんですね。(グローバル化というのは全世界で同一のものが同一コストで入手できるようになることだ、という指摘は目から鱗。なるほど。)
ではなぜこれが出来ないのかというと、それは要するに生活に対するつまらないプライド(見栄)があるから。それを気にしなくなるために最も良い方法はなにかというと、自分が本当に楽しめる(打ち込める)何かを作ることだ、というんですね。実際、何かを目指して頑張ってる人は、毎日カップラーメンでも文句なんか言わないじゃないか、と。そういうものがない人は、つまらないところで張り合って、それが無意味なプライドになっちゃうんだ、と。
いやー、これ、すごいよく分かる感覚ですね。だってこれ、アニヲタグッズを買うために食費や生活費を切り詰めるという感覚そのものじゃないですか(爆)。豪勢な家に住む、カッコいい車に乗る、おしゃれな服を着る、おいしいものを食べる。これらは多くの人にとっては当たり前の欲だと思うんですが、こういうのってエスカレートしだすと本気でキリがない。あんまり切り詰めすぎるのもまた問題でしょうが、どっかで妥協しないといくらでも欲が膨らんでしまい、そして一度欲が膨らんでしまうと、それを戻すのがとてつもなく難しくなる。収入が増えたのに合わせて支出を増やすことって、非常に危険なことなんですよね。(概してそういうことをやってしまう人は多いですが;。) だから、生活水準を上げすぎないようにする(身の丈にあったものにする、場合によっては下げる)ことがものすごく重要だ、というんですよ。
や、この blog を見てれば明らかなように私は結構な浪費家ですが、そうはいってもヲタクって実にお金がかからない趣味でもあるんですよね;。いやもちろんヲタクだって DVD とかを買い漁ればそれなりにお金かかるんでしょうけど、でも、車、ゴルフ、習い事、アウトドア、インテリアなどの一般的なハイソな大人の趣味に比べたら圧倒的に低コスト。だって日帰りスキーに一回行くお金で、コミックスなら数十冊は軽く買えてしまう。たまに会社の同僚とかに、数十万円のソファーを買ったとかいう話を聞きますが、正直言って絶対額の高さに本気でぎょっとしてしまうんですよ。だってそんなの 5000 円のチーデークッションでいいじゃん、みたいな(違)。でもおそらく一般の人は、そんな安っぽい生活には耐えられないんじゃないか、ヲタでもない限りそういう生活には苦痛を覚えるんじゃないか、とも思うんですよね。
……と、そんなことを思って読んでたら、ちょっとマテ、この人も十分なヲタじゃないか、と;。や、実はこの著者の人、ミニカーや食玩のコレクターらしくて、こんなことを書いてるんですよ。
もちろん、集めているのは B 級品ばかりだから、コレクター仲間にまず金持ちはいない。
そして、私が「友情」を感じるのは、そうした人たちなのである。
思わず苦笑。実はこの著者の人ってかなりのお金持ちで、年収だけ見たらとんでもない勝ち組高給取りの一人なんですが、にもかかわらず生活費が全くかさまないのは要するにヲタだからじゃないのか、と;。いやー……なんかこれ読んで妙に安心しちゃったり。ヲタはどこまで行ってもヲタなのだ、みたいな(ぉ)。(← すいません、めっちゃ失礼な発言ではありますが^^。でもこの人が言うように、いわゆる勝ち組お金持ちの人との会話が噛み合わない、というのはものすごくよく分かる感覚;。)
確かにお金って天下のまわりもので、「ないと困るもの」で「いくらあっても困らないもの」の類ではある。けれども仮にお金があったとしても、生き方と合わせて考えないと、ホントに無用の長物になっちゃうものだよなぁ、とは思います。行き着くところ、生き方の話そのものと言えばそのとおりですけど、身の丈に合った生活、っていうのはものすごく重要なこと。正直、今は身の丈以上だと思ってるだけに、生活感覚が緩まないようにしなくちゃなぁ、と再実感させてくれる一冊ですね。
しかしその昔、一生を終えるにはどのぐらいのコストが必要になるのか(=どれぐらいの貯蓄が必要になるのか)と計算してみようかと思ったんですが、結局ライフプランがないとまるで算出できないことに気付いて諦めたんですよね。普段の日常生活では、
@ 無駄な出費は避ける(=積みゲーは避ける)
A 大きな支出は避ける(=セレブな趣味は持たない)
B 勉強のための支出は惜しまない(=自分への投資は別枠扱い)
C 出費はランニングコストベースで考える(=単価が安くても利用頻度が低いものは割高とみなす)
あたりには注意してるんですが、じゃあそういう生活で貯蓄は十分なのか? というところになるとさっぱり見当がつかない、というのが正直なところ。まあ幸い実家がごく普通の家だったのでセレブな趣味は一切ないし(やりたいとも思わない;)、一人身ならどうにでも収支は合わせられるんじゃないか? と思ったりもしますが、でも実際問題としてせめて路頭には迷わずに済ませたいものです;。
# お金の計算が苦手な人って、どこまで行っても苦手なのかもしれない、と思う今日この頃;。
というわけで iPod nano、先日購入して以来ずーっと使ってますが、おかげでネットラジオの消化が進む進むw。いやなるほどこれよく出来てますねぇ、確かに便利。iPod ってポータブルオーディオのデファクトスタンダードになりつつありますが、使ってみて納得、という印象。ナビゲーションが思っていたよりかなり使いやすいですね。
4GB といった大容量のデバイスに曲などのデータを放り込んでいく場合、問題になるのはその分類方法。例えば CD を MP3 として取り込んでいく場合にしろ、あるいは文書や画像ファイルを保存していく場合にしろ、通常、我々はツリー型分類と呼ばれる方法で構造化することが多い。ま、簡単に言えば、フォルダを掘ってそこにデータを突っ込んでいく、という方式ですね。みなさんの PC でも、普通はそうやってデータが管理されているでしょう。
が、この方法、データが少量の場合には問題ないんですが、大量になってくると目的のデータが探しにくくなる、という欠点がある。特に、フォルダの階層が 4 階層ぐらいになってくると、もはやどこに何があるのか分からなくなることが多かったり、またそもそも階層化の設計に失敗すると、「うわ〜ん、ゆかりんの楽曲だけ一箇所に集めたいんだけど、作品別に分けちゃったから今さらできないよ」な状態になってしまう。
かといって、検索エンジンを使う方法では、横串に目的となるファイルを瞬時に探すことはできても、「なんとなくこの系統の曲を探したい」という曖昧な検索が出来ない。こうしたニーズを解消するために、iPod が採用しているナビゲーションが、ファセット型分類と呼ばれる方式なんですよ。
iPod シリーズをお使いの方ならご存知でしょうが、iPod ではある特定の曲を探すとき、アーティストやアルバム名、プレイリストといったいろいろな『角度』や『視点』からアクセスすることができる。これは下図のように、曲データそのものは階層化せずに完全にフラットに管理しておき、そのデータに付与された『属性情報』を元に検索をかけていく、という方式なんですね。
この検索方式は Web でも使われていて、例えばぐるなびなんかを考えていただくと分かりやすいんですが、地域から検索、予算から検索、利用目的から検索、料理の種類から検索、といった具合にいろんな角度や視点からお店を検索できるじゃないですか。こういう検索方式をファセット型分類検索と呼ぶんですが、こうした検索を行う際に肝になるのは、データにあらかじめ適切な属性情報を付けておくこと。要するに、お店の住所とか電話番号だけでなく、料理のタイプ、利用目的、お客さんの層、予算といった各種の情報をきっちり管理しておかないと、ファセット型分類検索ってうまくいかないんですね。
iPod の上手いところは、MP3 の属性情報を使ってこのファセット型検索を実現した、という点。属性情報をユーザに付けさせる方法だと、ユーザが面倒くさがってやらないわけですが、MP3 の属性情報であれば(特にアメリカなんかだと CDDB なんかが発達しているので)手作業で付与しなくても勝手に付与される。この手軽さをうまく実現したのが iPod なんですね。
今でこそファセット型分類を用いたデータアクセス方式は決して珍しくないんですが、これを 2001 年の段階で携帯プレイヤーとして実現したというのは頭いいなぁとしか言いようがなかったり。もちろんデザイン性などが売れている要因の大きなところだとは思いますが、こうした UI 周りにもちゃんとした工夫がなされてますねぇ。さすがです。
あと、ジョグダイヤル式(というかくるくる回して選曲する UI)は最初はめっちゃ使いにくいと思ったんですが、大量の曲を高速に検索する方法としては確かにボタン方式より圧倒的に使いやすいですね。これも頭いいなぁ……売れるモノにはやっぱりちゃんとした理由がある、ってことでしょうね^^。
なぁぁぁにぃぃぃぃ。これ、完全にノーチェキだったわけですがかなりやりたいかも;;。
・ニンテンドーDS
New スーパーマリオブラザーズ
上のサイトからリンクされてるサイトにいくつかムービーがあったので見てみましたが、うおー、無性にプレイしたい(笑)。や、Gameboy では発売済みのマリオブラザーズをほとんど片っ端からプレイしたんですが、やっぱりめちゃくちゃ面白かったんですよねぇ。ムービー見てても昔のテイストが全く失われていなくて、やー、めっちゃプレイしたい;;。
しかしこういうのを見ていてつくづく思いますが、やっぱりゲームってハードウェアスペックの問題じゃないな、と。先日、PS3 の発表会が E3 であったそうですが、発売日もさることながら価格が正直あり得ない(ちなみに 7 万円弱)。問題なのは、7 万円に見合ったゲームが供給できるかどうかに尽きるわけですが、XBOX360 ですら有り余るハードウェア性能を持て余している感がある。けれどもハード性能が上がっても中身のゲームが面白いかどうかはまったく別の話。シンプルだけど面白いゲーム、ってホントにたくさんあるんですよねぇ。
ドキドキぱにっくライブラリー、なんてまさにその典型例だと思うわけですが、いずれにせよこの手の「スジのいいゲーム」はもっとたくさん出てきて欲しいところ。そういう意味では、DS はハードウェア対決になりつつある据え置き型ゲーム機とは一線を画した「ゲーム屋ならではのゲーム機」になりつつあるのかもしれません。
・田村ゆかり fancy baby doll tour 5/13 大阪公演@大阪厚生年金会館
http://ameblo.jp/digikumacha/entry-10012454287.html
つい先ほど up された、で・じ・くまっちゃ氏による昨日の大阪ツアーレポ。えーと、ひと言言わせてください。
細かすぎ。(笑)
いやもー凄すぎですよこのレポ^^。
というかでじくま氏の凄いところはこれを簡単なメモ書きと暗記だけでやってしまうところ。いやー、終わったあとに食事しながら書き起こしたメモ書きが 11 ページもあるそうですが、凄まじい暗記力としか言いようが;。まさに脳内レコーダ & プレイヤー状態^^。
しかしこういう詳細レポは読んでて楽しい。特に雰囲気が伝わってくるレポは、読んでてその場に居合わせなかったのが残念に思えてくるので非常にいいですね〜。次回以降にも期待w。
ふと気付いたらいろんな方からコメントがたくさん付いてたり;。すすす、すみません〜、新ネタ仕込みでしばらく手一杯だったので、レス遅れてごめんなさい状態;;。というわけで、さきほどまとめてコメント返し。なんか GW 過ぎてからアクセスも 1 割ぐらい増えてるし、たくさんの方に読んでいただける & コメントいただけるのはめっちゃありがたい話です^^。
せっかくなのでアクセス履歴もさらしてみると、こんな感じだったり。(縦軸はその日の訪問者数)
11 月末のは虹のツインズへの大手サイトからのリンク、1 月からのリンク増大は智代アフターのインプレエントリへのアクセスのせいですね。GW 前後のアクセス数増加はよく分からず。しかしこれが株価グラフだったら(ry
あと、ついでに Web 拍手にもリプライ〜。
>> ・トイレに離席する前には必ず机の上を整頓
> これって普通にやりませんか? どちらかと言うと
>> ・会社のメールの検閲(機密情報の漏洩防止のため)
> こちらの方が私には「そこまでやるか」といった感じです。
> 会社によって違いはあると思うのですが。
もちろん会社によって程度にも違いはありますが、多くの大企業では後者は割と普通に行われています。ただ、個別に一通ずつ人手でチェックするのはさすがにコストに見合わないので、普通はフィルタリングソフトなどを使って機械的にチェック。というか手作業でやってたらさすがに暇人では;。
前者に関しては仕事の内容によるかもしれません。機密書類を日常的に扱っている場合には、机の上の書類をいったん片付けて、というのは割と基本かもしれず。コンピュータ使ってる場合にはスクリーンロックは基本ですね。というか Messenger ログ見られると困るかも、私。(ぉぃ)
なにはともあれ、これからもゆるゆる〜なエントリ上げますので、適度にツッコミよろですー^^。
そんなわけで昨晩は真夜中なのにリアルマイシスターの自慢話を聞かされるワナ;。
ゆき 「おつー。」
まちばり「おつー。で、どうよ?」
ゆき 「超〜楽しかった!!」
まちばり「なーwww。くそー、いいなぁ^^。」
ゆき 「ビックサンダー・スペマ・ホーンテッド・カリブは2回ずつ、あとは結構ほとんど1回ずつ乗って、ハニハンも乗れたし」
まちばり「ハニハンいいなぁ。乗ったことないんだよ;。」
ゆき 「ハニハン、凄い不思議な動きをする乗り物だったよ。私も初。」
ゆき から C:\Documents and Settings\akane\My Documents\受信したファイル\画像 017.jpg の受信を完了しました。
ゆき 「あ、ハニハンじゃない方の画像送っちゃった。でもまぁこんなカンジで満喫。(笑)」
いきなり彼氏とのツーショットの写真送りつけてくるとはどういう了見ですかあなた(爆)。
ゆき から C:\Documents and Settings\akane\My Documents\受信したファイル\画像 008.jpg の受信を完了しました。
ゆき 「あ、こっちこっち。」
まちばり「どっちが本題の写真だよ(苦笑)。」
ゆき 「いや、どっちも。TDLいーーーだろーーーーな雰囲気が伝われば。(笑)」
ちっ、ケンカ売ってますかあなた。いやー、心優しい妹を持つと楽しいですよ、ええ(涙)。
ゆき 「そんなお兄様にお土産がございます。近々取りに来てね。」
いやー、心優しい妹を持つと楽しいですよ(嬉)。← ダメ兄貴; まあそんなわけで、今日はアニメフェスタのチケット購入帰りに実家に立ち寄って get してきたわけですが。
ゆき 「これこれ〜、はい、おみやげ。」
ほほう。で、中身は?^^
GJ。> リアルマイシスターw
というか、わかってるじゃん、私のツボを(笑)。菜箸、トング、キッチンクロス、ミッキー型抜きの 4 点セット。トングは微妙に使う機会ないなぁと思ったわけですが(一人暮らしじゃさすがに使わん;)、いやー、めっちゃかわいいじゃん。仮に実用性がなくても鑑賞性は高いというのがミソですね、これは^^。あいかわらずセンスいいもの見つけるなぁ。
しかし DLR でミッキーのティーボールを見つけたとき、こういうセンスのいい実用品っていいなぁと思ったわけですが、やっぱり TDR にはこの手の実用品って結構あるんですねぇ。その昔、TDR に行ったときにはマジックグッズとかクッキーとかその手のものしかないような記憶があったんですが、単に目が行ってなかっただけなのかもしれず;。ワールドバザールで買ってきたらしいですが、こういうのはいいですね。
ゆき 「実はさー、ミッキーのまな板とかもあったんだよねー。」
まちばり「え゛ー、なぜ買ってこなかったんだよー。」
ゆき 「だって重いじゃん。」
……ま、そりゃそーだわな;。
なにはともあれ、めっちゃ thanks でしたよ〜。キッチンクロスは早速使ってますw。
普段なら優雅な読書の午後……なわけですが、今日はこいつのせいでめっちゃ眠い;。
っていうか今朝は早起きしてチケット購入のためにアニメイトに行ってきたんですよ、ただし地元のアニメイトじゃなくて郊外のアニメイトに;。や、この TBS アニメフェスタって年々チケット取るのが大変になってきてて、都心のアニメイトだとどこも長蛇の列が出来るワナ。徹夜組すらいるらしいですが、郊外のアニメイトだと割と余裕があるらしく、開店 1 時間前からとかでもそこそこの良席が確保できるんですよね。そんなわけで、わざわざ電車に 1 時間近く揺られて買いに行ってきてみたり。
しかし今回は、でじくま氏はゆかりん姫コンサート遠征のために戦力外通知、けろっちゃ氏は何を血迷ったか仕事を誤って入れたせいでこちらも戦力外通知(前から言ってたじゃん……(笑))。思わぬ戦力ダウンに「観鈴ちん、ぴんち」でしたが、本郷弥生氏をはじめとする優秀なスタッフ陣により無事チケ確保でありますよ^^。
# こういうところで層の厚さを感じるのは果たしてどうか、と;。
# しかし今ごろでじくま氏は大阪でゆかりんコンサート参戦ですか。うらやま(ry
ま、今回の目玉はなんといっても京アニ版 Kanon でしょうね。さすがに AIR のときのようなショックを受けることはないでしょうが、なにはともあれ期待w。
や、今日は溜まった本をぼちぼち消化してたら、ちょっと昔の日経ビジネスで、行き過ぎた社内管理の話が載ってて非常に面白かったり。どんな話かというと、最近、日本版 SOX 法やら個人情報保護法やらで、とにかく企業内の管理体制の強化が問われるようになってきたんですけど、さすがにこれはやりすぎだろみたいなものが横行してる、という話。
・会社内への USB メモリの持込禁止(機密情報の持ち出し禁止のため)
・私物 PC の利用禁止(Winny などによる情報漏えい防止のため)
・会社のメールの検閲(機密情報の漏洩防止のため)
まあこの辺はよく分かるわけですが、
・トイレに離席する前には必ず机の上を整頓
・空港よろしく金属探知ゲートを通ってから会社のフロア入り
・施錠できるケースにノート PC を入れて、それを施錠できるロッカーに収納
いやそこまでするのか状態なわけですが、さらに行き過ぎるとこんなのまであるらしい。
・(本人の不注意で)ある社員が転倒骨折したら、正しい歩き方に関する指導があった
さすがにこれはネタじゃないかと思ったんですが、昨今の過剰な管理主義を鑑みるとあながちネタとも言い切れないところが怖い。いや事実だったらどこの笑い話ですかと言いたくなるような話ですが、ここまで行かなくても名刺などの個人情報の取り扱いについては多少うるさいルールがどこの会社にでもあるでしょう。
なぜこうも管理主義がエスカレートしてしまうのか? 日経ビジネスでは、それはルール作りが目的化してしまうからだ、と説明していましたが、この説明だけだとちょっと粗っぽくて、もう少し突っ込んで考える必要があるんじゃないかと思うんですよね。
ちょっと話が逸れますが、その昔、吉野家の社長さんがアメリカ産牛肉の輸入に関して、こんな名言を言ってた記憶があります。
「安全と安心は違う」
(とりあえず例えの良し悪しは横に置いておきますが)アメリカの牛肉だって、大半は大丈夫なんですよ。問題なのは、だからといって全部が全部大丈夫なわけではない、ということ。食品を食べる以上ある程度のリスクはつきものですが、そのリスクと検査コストのトレードオフによって、『このぐらいの確率で大丈夫』という妥当な落としどころを決め、それをもって安全とするんですよね。本来、安全というのはなにもかも全部が大丈夫、という意味ではなくて、ある一定の確率以下にリスクが押さえ込まれている状態のことを言うんですよね。
これに対して消費者が感じる「安心」というのは心理的なものだから、(それが天文学的な低確率であったとしても)大丈夫じゃないものがひとつでもあると簡単に損なわれてしまう。けれども、それはコストに見合わない過剰品質である、ということも忘れちゃいけないんですよ。食べ物を食べる以上リスクはあるわけで、取り立てて狂牛病だけバカみたいに騒ぎ立てるのは、心理的には分かるけれども理論的には正しくないんですよね。
で、振り返って考えてみると、組織においてトラブルがない、ミスがないというのは、実はめちゃめちゃリスキーな状態なはずなんですよ。なぜって、そんなことあり得ないから。ルールを増やしたところで現場の人間がそんなものを全部覚えていられるはずもない。実際、ルールはたくさんあるけれども現場では USB メモリは持ち込み放題、個人情報も逃げ道ばっかりで、実態として全然ルールが守られてない、なんてことはよくある話。実際には、ミスゼロ = ミスがあっても隠蔽されている状態、と考えるのが適切なんですよね。
本来、人間はミスを犯すものだし、大人数の企業であればどうしても「ろくでもない輩」が紛れ込んでしまうもの。そうした回避が難しいミスや、ごく一部の人たちがしでかすトラブルを、ルールや規則によって 100 % 回避することは原理的にできないんですよ。にもかかわらずそれをゼロに押さえ込もうとすると、非現実的なルールが大量に積み上げられてしまうことになる。さらに悪いことに、こういう状況になると現場の人間も罰則を恐れてミスを隠蔽しようとしてしまう。
思うに、こういうときに現場で運用できないようなルールを作った人が罰せられないことが結構大問題じゃないかと思うんですよね。実際にこうしたルールがあったにもかかわらず情報漏えいが起きた、というときに罰せられるのは、おそらくルールを作った人ではない。ルールを作った人は、「こういうルールがあったにもかかわらず、守らなかったヤツが悪い」と言う。でもそもそも現場が守れないようなルールを作ったのが悪いんじゃないか? というツッコミは、本来当然あってしかるべきなんじゃないか、と。
こうしたことを鑑みれば、本来はこういうアプローチが正しいはず。
・最小限のルールで最大の効果を上げるようなピンポイントのルールを作る。
・仮にミスが発覚しても、それがある一定以下(管理しきい値以下)の場合には評価上不問とする。
本来、こういうのはリスクとコストのトレードオフで、想定されるリスクによる損害の大きさに応じてかけられるコストなども変わってくる。けれどもいずれにせよ科学的(統計的)なアプローチは必須……なのですが、意外にこうした取り組みは工場の生産現場などにおける品質管理に比べるとかなり遅れている、という印象があります。もちろんそんなに話が単純でないことは私も百も承知しているのですが、少しでもそういう方向に近づけていかないと、現場が疲弊するだけなんじゃないかなぁと思う今日この頃。……や、うちの会社も最近うるさくて面倒になりつつ^^。
自宅に帰ってみると、いきなりリアルマイシスターからの Messenger。
ゆき 「やっほほう。」
まちばり「やっほー。」
ゆき 「明日ディズニーランド行く。へっへっへー、いいだろぅぅぅ。」
なーにーww。っていうか何事かと思ったらいきなり自慢話ですか;。
ゆき 「9時開園だから8時45分に待ち合わせたんだけど、普段私がそんな時間に起きないの知ってるから「気合入ってるなー」って言われた(笑)」
まちばり「はぁ?? > 08:45待ち合わせ ありえねぇ……。」
ゆき 「うん、これでも譲ったんだよ。」
おいおい、譲ってそれかよ;。普段いったい何時に起きてるのか暴露したくなるワナ。← 人のことは言えませんが;
まちばり「しかし今の Disneyland はフリフリ大作戦ではないのか?w」
ゆき 「そ、ふりふり大作戦。」
まちばり「で、フリフリの服は?w」
ゆき 「いや、服は彼氏規制でふりふり出来ない。(笑)」
まちばり「マジかー?!(笑) >彼氏規制 それこそありえねぇw。」
# 注:念のため書いておきますが、私と DLR に行ったときには全力でフリフリでした;。
# えー、証拠写真はこの blog のいたるところに;;。
ゆき 「ぢゃっ、早く寝ないといけないからばいびーん。」
ってホントにただの自慢話ですか;。しかしどうしてこう、そのまま blog ネタになるチャットログになってやがりますか;。> リアルマイシスター ま、なにはともあれ今までの疲れを癒すべく、思う存分楽しんできてくださいな〜^^。
# ちっ、50 周年が終わるまでに DLR にもう一度……はさすがに多分無理だなぁ;。
余談ですが、TDR のパスポート、9 月から値上げらしいですね。1 day パスポートや年パスなどが軒並み値上げ。逆に 3 days や 4 days パスポートは値下げという合わせ技。いやー、上手いですね。実際、DLR に行ったときに思いましたが、長期滞在旅行のときにパスポートが安いと、かなり嬉しいし印象がものすごく良くなるんですよね^^。こういう一見さんの旅行客はもともと他のところでかなりお金を落としてくれる人たちだし、加えて日本だと長期滞在のお客さんは結構少ないだろうから、パスポートを多少値下げしてもトータルではあんまり懐は痛まないはず。一方で値上げ幅が一番大きいのが年パスというあたりも、取れるところからきっちり取るという戦略がはっきり見て取れる。非常に分かりやすい値段調整ですね。
そんなわけで今日はこれですよ、これw。
というか、発売日、すでに一日過ぎてるじゃんということにはたと気付く驚愕のワナ;。慌てて買いに行ったわけですが、見事にラスト 1 枚。すかさず手に取ったわけですが、なにげに横から羨望の眼差しが;。……ごめん、これだけは譲れない(ぉ)。で、感想。
ビバ! 後藤 邑子さん。(違)
というかですね、後藤さんのソロパートがなんつーかこれまた^^。苺ましまろの能登さんソロパートもある意味強烈でしたが、この後藤さんのソロパートも good(笑)。みくるがそのまんま素で歌ってるとしか言いようが。ある意味、どこにでもありそうでどこにもない声なんですよねぇ、この人。
それにしてもとにかく聞いてて楽しい曲。あの振り付けのダンスにも中毒性がありますが、やっぱりそもそもの曲がいい。OP 曲もそうですが、どちらもサビの部分がものすごく耳に残ります。ネット上では「ハッピー☆マテリアル」以来の、発売週オリコン 1 位運動が発生してるわけですが、果たして今回はどうか? ちなみに amazon では余裕で一位だったらしいし、さらに GW 直後でメジャータイトルもないわけで、この曲ならもしかしてもしかすると、かもしれずw。や、ある意味めっちゃ楽しみですよ^^。
# ちなみに私は普通のお店で買ってないので、多分オリコンにカウントされません;。
# うわー、非協力的でごめん;;。
今日は帰ってきて溜まったビデオを消化してたんですが、地引網(=ジャンル指定でアニメまるごと録画設定)にひっかかった録画物を軽くチェキしてたら千葉テレビで あんみつ姫の再放送が。な、懐かしすぎる;。OP の「恋はくえすちょん」とか懐かしすぎるんですがwww。しかし今さら見返してみるといろいろな衝撃が……。
・おニャン子クラブの「恋はくえすちょん」、かなり歌が凄まじいことになってるのですが;。
いやはや、今って作画にしろ音楽にしろ、基本水準がめっちゃ上がってるんですねぇ……。
・え゛? これってなかよしで連載? って、あ゛あ゛、竹本 泉さんかぁぁぁっ^^。
そういえばそうでした。や、パイナップルみたいとかめっちゃ好きでしたねー(笑)。
・ちょっとマテ、あんみつ姫って小山茉美さんだったっけか?
まるっきりミンキーモモにしか聞こえないワナ。この人の声も特徴的ですよねぇ。
……って、さすがにあんみつ姫の話題について来られる人は少なそうなので今日の本題;。
そんなわけでデスノ 11 巻。毎回新刊が出ると数巻さかのぼって復習する必要があるコミックスなわけですが(っていうか話が複雑すぎて覚えてられない;)、これまたよくもこれだけの緻密なストーリーラインを毎回組み立て上げてるなぁと感心することしきり。や、「考えなければ答えは出ない」だそーですが、話が複雑すぎて考えるどころじゃないというか、ついていくのでようやっと;。論理の抜け漏れがあるかどうかなんてとてもじゃないけど考えられない、みたいなとこが。そういう圧倒感がいい作品。
デスノを見ていて非常に面白いなぁと思うのは、論理一辺倒かと思いきや、そこに不確定要素を持ち込んで話を揺らしてる点なんですよね。冷徹無比で目的のためなら手段を選ばない論理の塊ライトと、頭はいいけど感情で動いてしまう高田やミサ。後者の要素が最初に持ち込まれたときには思わず唸らされたり。今回の高田 vs ミサといい、それに動じてイラつくライトの構図。さらには単なる勝ち負けではなく、プライドをかけた男同士の勝負。この辺は実にうまいなぁと感心させられます。いやホントにこの原作者はいったい何者なんだろうか?? と。なんつーか、この人こそまさに神だろう、みたいな^^。
それにしても今回は、シナリオのところどころに適度に復習をさしはさんでくれているので読みやすい。や、読者を振り落とさないようにするための策でしょうけど、さほど違和感なくさしはさんでいるのが good。私はコミックスで追いかけているので次巻待ちですが、7 月発売ですかー。うーん、とんでもないペースですね;;。なにはともあれ期待。
な゛ー、GW 中の不摂生がたたって毎晩寝つきが悪いワナ;。とっとと昼夜反転の時差ボケ生活をなんとかせねばと思うわけですが;、なかなかさくっとは戻りませんねぇ。うむむ。そんなわけで今日は軽めの話題を一つ。
ちょっと昔の話ですが、巡回先の のりさんの日記で面白いエントリがあったので軽くツッコミ入れてみるテスト。や、細かいとこは読んでみていただきたいわけですが、ひと言で言えば、blog で自分のことさらすなんて考えられないよ、とかいうお話。
考えてみるまでもなく、私の場合は毒電波垂れ流しな blog をだらだらと書いてるわけですが、かといって、別に自分のことを不特定多数に晒してるという気はあんまりないんですよね。多分その理由は 2 つあって、
・書けることと書けないことは、それなりに自分の中で線引きしてる。
・この blog を読んで不快感を覚えたりするような相性の合わない人は、多分この blog を読んでない。
ということなんじゃないかな、と。
私はネットの世界って、パソコン通信の時代からインターネットの時代に移行した頃から、徐々に意味が変わってきたと思うんですよ。その昔、夏のこたつさんと話してるときに、いったいどんな人が私の blog を読んでると思うか? という私の質問に対して、「オフラインの友人や知人、またはファンか信者^^」とか即答されたことがあるんですが、表現の良し悪しはともかくとして;、多分これ、今のネットの姿の本質を突いてるんじゃないか、と思うんですよね。
パソコン通信の時代は、良くも悪くも nifty-serve とか pc-van とかの『限られた空間』に、老若男女様々な人が集まってくるモデルだった。だから、年齢詐称やネカマなんてのは当たり前だし、荒らしが来るのも当たり前。だって、そこ以外に行くところがないんですから。ところが、パソコンが使いやすくなってインターネットの時代になると大量の人が流れ込んでくるようになると、別にイヤな人たちとは顔を合わせる必要がなくなる。つまり、興味のないものとかイヤなものはそもそも読まなくてもいいような状態になっちゃったんじゃないか、と思うんですよ。
# そういえば nifty-serve も終了しちゃいましたねぇ……。しみじみ。
実際、みなさん自身もどんな blog を読んでるのか? となると、声優とか芸能人とかの有名人を除けば、おそらくは自分の嗜好や感性に合ってるとか、個人的な知り合い or 友人 or 兄妹だとか、面白いエントリが多いとか、そういうところを中心に選んでるんじゃないか? と。というかなにより実際問題として、自分がそういう blog しか読んでない;。そうすると、多分、この blog の読者層のメインは、私と似たようなひきこもりヲタか Imaginary Children 感性の人たち、となるんじゃないか(ぉぃ)と思うんですよね。おそらくパソコン通信の時代だったら、うちの blog って荒らしに徹底的に叩き潰されてる;と思うんですが、それが起こらないのは、おそらく上述のような理由なんじゃないかなぁと思います。要するに、こんなちまっこい blog を叩いてもめんどいだけ、と;。(← や、だからって荒らさないでくださいね、お願いですから;)
まあ、個人の心境とか日常生活とかをどこまで書くのか or 書けるのかはどちらかというと個人の性格の問題でしょうけれども、ネットや blog がこれだけ一般化してくると、少なくとも書き手の個性なり感性なりが出てない blog が面白くないのは確かだと思ったり。そういう意味では、のりさんの日記は十二分すぎるほどに個性的だと思えたりするわけですが、のりさんのように、自分をネタにせずにサイトの個性を出せるってのは凄いことだと思います。っていうか、本来は私の blog みたいに自虐ネタとか生活とかをネタにするのは最後の手段なんですよ、きっと^^。
……と思ってたら、先日遊びに来た大学時代の友人からの Web 拍手コメント。
> ○○です.充実していますね.もっとも,私には..
や、ヲタじゃなきゃ絶対に無理です、うちの blog は;。← ちなみにこの友人はカタギです。っていうか無理して読まなくても;;。
# で、それはともかく、のりさん、生きてますか〜? ちょっと心配になった;。
# blog とか日記とかって、止まると心配になりますよねぇ。
# や、私も何回か blog 止めちゃったことがありますが、やっぱり心配されましたし;;。
そういえば GW 中にちょろっと倉庫に行ってきたり。実は 10 年ほど前、実家が引っ越すとき、片付け切れない荷物を親戚宅の近くの倉庫に入れておいたんですが、未だみんな放置状態。さすがにぼちぼち片付けようかという話になって、先日漁ってきたわけですが……
う゛ーわ゛ー(笑)。や、予想はしてたけど、出るわ出るわとんでもないモノが次々と;。塗り絵も十分アレですが、マリーベルコンパクトなんていったいどうするつもりなのやら状態^^。でもめっちゃ好きな作品だったんですよねぇ。方向性が違う作品としては他にもっといい作品は山ほどありますし、作画とかボロボロなんですが、子供向け作品としてはものすごくいい作品でしたねぇ。なんでお前が見てるんだよというツッコミはなしで
続いて設定資料集の類。確か高校生の頃、パソコン通信でらんま 1/2 の脚本ネタの募集があって、応募したときにお礼でもらった品だったような記憶が^^。ちなみに私のハンドル名「まちばりあかね☆」の下半分は、らんま 1/2 の天道あかねからもらってたりします。高校時代からずーっと同じ名前を使ってるんですが、さすがに今は昔のようにネカマ女性と勘違いされることはなくなったり;。(← その昔、コミケで売り子していたときにリアルマイシスターが私と間違えられたという実績が;) や、いいかげんこのハンドルも変えたいけど今さらもう変えられないんですよねぇ;;。
ってこれまたすごいものが;。これ、うちのタマ知りませんか? のすごろくゲーム。って実はこれ、私のじゃなくてリアルマイシスターの持ち物。私はこんなもんがあったことすらすっっかり忘れてました;。
ちょっ……いつのだよこれ(爆)。っていうかかき丸とかケシ丸とか懐かしすぎ^^。加えてこのジグソーパズル、いつどこで手に入れたのやら。しかもほとんど日焼けもしていないあたり、我ながら保存状態は完璧としか言いようが。うーん、これは自分を褒めてあげていいのでしょうか?(いけません)
う゛わ゛わ゛わ゛っ(笑)。巨大ダンボールひと箱分のぬいぐるみですよこれ。しかも隙間に見えるお人形さん、これってシルバニアファミリーじゃなくてメイプルタウン物語の人形じゃないですか;。これまた凄いというかなんというか。
ちなみにこんなに大量のぬいぐるみ(パペットもある;)が残っているのは、大学時代に UFO キャッチャーで大量捕獲したせい。さすがに引越しのときに大半を処分しましたが、当時はこの倍ぐらいの量のぬいぐるみが大学の研究室に大量に持ち込まれていたとかなんとか;。……今から考えるととんでもなく風紀を乱していたような気がしなくもありません。……教授、ごめんなさい;;。
しかし、この手のグッズって今から考えるとなんでそんなものを買ってたんだろうという実用性のカケラもないシロモノばかりですが(苦笑)、思い入れのある作品だからこそ湯水のようにお金を投入してたわけで、やっぱりこういうのを見返すと当時の思い出がよみがえりますね。いったいいくら投資したのかは聞くな、ということで
ま、もはや保存しておくにも限度があるのでほとんど処分しちゃうつもりですが、タマのパペット類はどっかに飾っておこうかなぁと思う今日この頃。や、ウサギさんだけじゃなくてネコさんもー、みたいな?(違)
# でも、まんだらけあたりで高値で引き取ってくれないかなぁ……
# もしかしたらプレミアついてるかもしれないし?^^
そんなわけで、GW 最終日の今日はおうちに引きこもってずっとお仕事。GW 中に片付けてしまいたかったお仕事も予定通り終わって、明日からはまた別のテーマに取り組もうかな、といった感じなわけですが、終わってみると GW もあっという間ですねぇ^^。ま、なんだかんだで先週はバタバタしてたわけですが、先週のゆかりんコンサートがえらい遠い昔に思えたりするあたり、終わってるとしか言いようが;。そんなわけで今日は軽い小ネタできょうのばんごはん。
私は割とパスタ好きなので昼食なんかにはよく食べるんですが、自宅ではあんまり作らないんですよね。や、なかなかうまく作れないってのが大きな原因なわけですが;、それでもたまーに食べたくなるわけで、ちらちらとレシピを調べてたら、実はカルボナーラが作れそうな気配。普通のカルボナーラって生クリームと牛乳で作るんですが、私はどちらも苦手(少なくとも牛乳はほとんど買わない)なんで、自宅に備蓄してる材料じゃ作れないなぁと思ってたんですよね。が、なんか調べてたら、パルメザンチーズとワインと卵黄で作れるとか。要するにチーズを溶かしてからめてコクを出す、という戦略らしい。なので早速 try してみたり〜。
う゛、さすがに作りすぎ。サラダは完全に余計だったかも;。とりあえず試食してみましたが、なるほど確かにカルボナーラの味。まあ普通に食べられる味ではあるんですが、でもやっぱりお店との差が歴然としますねぇ。カルボナーラは実家のそばにおいしいお店があったりするのでますます評価が厳しくなるワナ;。これならにんにく&赤唐辛子パスタとかの方が全然いいかも。やっぱり手軽に外食でおいしいものが食べられるヤツはなるべく作らないようにしよう……;
それにしてもこのカルボナーラ作るのに、パルメザンチーズを 30 g も投入してるんですが、それってあの緑の缶の約半分なんですよね。なんかどうりでお腹がもたれてるわけで;、うーん、明日、会社行くのやだなぁ……(ぉぃ)。
そんなわけで今日は久しぶりに大学時代の友人と飲み。場所を転々としながら延々 12 時間以上も喋り続けたんですが、当然のように終電も逃してしまって現在は隣の部屋で仮眠中……ううっ、夜中まで引き回してごめん(笑)。というか、私の友人の中では数少ない既婚者なんですが、うわー、奥さん、旦那さんを引き回してごめんなさい状態^^。えーと、もし奥様がこの blog 読まれてたら、この場でお詫びしておきます;。
私もかなり飲んだので酔っ払いモードなのですが、blog は絶対更新するぞー、というわけで友人には隣の部屋に寝てもらって自分は blog エントリを書いてみたり(ぉぃ)。
実はこの友人、全くヲタ属性がない、優等生を絵に描いたような凄い人で、私が心から信頼できる友人の一人。大学時代には実家に泊まりに遊びに来たこともあって、私の両親や妹とも面識がある友人。修士でとっとと大学を出た私と違って、彼は研究者として大学に残ったんですが、久しぶりに会って話してみると、やっぱり道は違えどさすがだなぁと唸らされることしきり。← や、結婚してる友人は彼ぐらいなので、そういう意味でもいろいろと世界が違うぞとしか言いようがなかったわけですが^^。
まあ結婚話はともかくも、少し考え込んでしまったのがこんな話。私は結局、大学での研究に馴染めなくて大学を出てしまった人間なのですが、彼になぜ研究に情熱を燃やせるのか? といった質問をしたところ、あっさりひと言。
「見えないものを見えるようにしたいから。」
いやー、なんかすっかり 目から鱗 状態。言われた瞬間にすっと腑に落ちたんですが、結局のところ、科学(サイエンス)の究極の目標って上のひと言で尽きるような気がするんですよ。私も中学生とか高校生の頃はそういう情熱を持っていたと思うんですが、いつの間にか受験勉強とかに毒されて、「正解のない問題はない」といった錯覚に陥っちゃって、子供の頃の情熱をすっかり忘れてしまったのかもしれず。もしそのことに早くに気付いていたら、また違った人生があったかもなぁ、なんてことを思ってしまった今日この頃。
# いやまあ別に、今の人生に後悔してるわけでもないんですけどね^^。
さてさて、そんなわけで今日は彼からの素敵な贈り物が。
うわー、この透明ティーポット、めちゃめちゃ欲しかったんですよねw。マグカップで台無しとかいうツッコミはなしで 奥さんの selection だそうですが、めっちゃありがとうございますっ^^。ちょうど買おうと思ってたところなので、これはものすごく助かりました。お茶も美味しかったです^^。ごちそうさまでしたー。
今日は晩ご飯に "はんばーぐ" を作ったわけですが、ブラウンソースのレシピをちょっと変えてみたら味が激変するワナ。なんかかなり良かったので思わずメモメモ〆。バターを少し溶かし込んだだけなんですが、こんなに味がよくなるとはなかなか油断なりませんねぇ。というわけで今日はでじくま氏と共に参戦した昨日のコンサートのレポを軽くまとめてみたり。詳細レポはでじくま氏のとこを参照していただくことにして、私の方はポイントをかいつまんでいくつか。
ひと言でまとめれば、構成に強いこだわりが感じられたコンサート、という印象。初日への参加は曲順が全く分からない(=コールセットを覚えられない)のでかなり不利かと思ってたんですが、いやむしろ逆に初日は初日の面白さがあるんですね。次々と有名曲が出ていく中、残り何曲ぐらいで、どの曲が残っていて……というのを推測しながら聞いていくのはかなり面白かったし、なんといってもしょっぱなの Little Wish 〜first step〜 → Cutie Cutie → Honey Moon の名曲コンボはあり得ないのひと言に尽きる。以降も番狂わせとしか言いようがない曲順に翻弄され、アンコールになったときには全く予想が付かない状況に追い詰められたのがとにかく楽しかったですねー。
# ま、この辺はでじくま氏に言わせれば修行が足りないということかもしれませんが;。
# いやでもさすがに有名曲しか覚えてないわけで;;。
個人的に嬉しかったのが、神曲デイジー・ブルーが中盤に配置されたこと。歌詞の中身を考えれば本来オープニング一発目ではないんですが、ラジオの OP 曲などに使われてるんで、しょっぱなに配置してくるかなぁと思ってたんですよね。けれどもちゃんと二幕(水色ゾーン)にエア・シューターとセットで配置してくれたのは嬉しい限り。じっくり聞けたのでよかったですね。
アンコール前締めの惑星のランデブー → fancy baby doll の跳び曲二連発はデスマーチとしか言いようがないわけですが^^、この辺も「観客を跳ばせてストレス発散」というセオリー通りの展開で嬉しいところ。そして最後はバラード締めというハートウォーミングな締めくくり。正解を振り返ってみれば、この構成しかあり得ないという曲順に落ち着いているところはさすが。前回の CCC クラスのような過剰なコストの掛け方はしていないものの、凝った照明プログラムや 6 着の衣装など、かけるべきところにはちゃんとお金をかけているので、決して見劣りしないところは凄かったですね。まあこの辺は「一度クォリティを上げちゃうと落とせなくなる」ものなんですけどね^^。
ちなみにご参考までに、fancy baby doll の曲セットリスト。
・第 1 セッション(ピンク系衣装)
01. Little Wish 〜first step〜
02. Cutie Cutie
03. Honey Moon ← 2 日目は Fortune of Love に変更されたらしい
MC1. 免許話、アンメルツ
04. Spiritual Garden
・第 2 セッション(水色系衣装)
05. デイジー・ブルー
06. エアシューター
・第 3 セッション(オレンジ系衣装)
07. 宵待ちの花
08. 月のメロディー
MC2. 2F に登って廻る、光源氏話、佐藤博之、妹キャラ、多重国籍、偵察、親子
09. 夢見月のアリス
・第 4 セッション(黒系衣装)
10. Amazing Kiss
11. Cursed Lily
12. Black cherry
・第 5 セッション(公募衣装、赤系)
13. 童話迷宮
MC3. ランブルローズ、mixi
14. Ever-Never-Land
15. Baby's Breath
16. 恋せよ女の子
17. candy smile
18. 惑星のランデブー
19. fancy baby doll
・アンコール(会場限定 T シャツ)
20. picnic
MC4. めろーん。
21. 優しい夜に
……や、MC とかは現場にいなかった人にはなんのことかさっぱりだとは思いますが;。あー、そういえば童話迷宮がなかなかの名曲でした。8/2 発売らしいですが、期待度大^^。
そんなわけで今回はでじくま氏からチケット配給を受けての参戦でしたが、現地で武器の支給が^^。
っていうか 2 匹目ですか^^。> 恋せよ女の子うさぎパペット 別売りパペット専用 T シャツまで配給とはさすがです。布教活動にあやかってありがたく頂戴したわけですが、せっかくなのでおうちに飾ってみたり〜。
……なんか一歩間違うと頭のおかしな人の部屋のような気もしますが今さらですかそうですかww。
ところで昨日の打ち上げ会では本郷弥生氏からこんなプレゼントを頂いたり。
本郷弥生氏「いやネズミ担当はまちばりさんかと思いまして。」
なー^^。というわけでありがたく blog ネタにさせていただきます。ってグラス一個じゃネタにならないよなぁと思ったわけですが、
ボク達 5 人の仲間に 4 種類の底マーク、全部で 20 通りのグラスだよ!
さあ、集めよう!
……は?? と思って底面を見てみると。
おいおい;。側面イラストと底面イラストの組み合わせで 20 通りですか。しかしこれ 20 個コンプしていったいどうするんだよ状態かも。コ○ミのときメモマグカップだってここまであこぎじゃなかった気がするんですがー;;。
[2006/05/06 01:50 追記]
……と、このエントリ書いた後、でじくま氏と Messenger で話してたんですが、なにやら 2 日目はしょっぱなの Little Wish でゆかりんが泣き出してしまったとか。いやあの曲、ホント名曲なんですよねぇ。ここに歌詞と MIDI データがありますが(正確には歌詞が微妙に違う first step というものですが)、なんというかめちゃめちゃ優しい歌詞。
ゆかりんは前回の Cutie Cutie Concert でもこの曲で涙を流してしまったのですが、このときの一件についてはこの曲の歌詞を作られた椎名可憐さんのこの blog エントリが詳しいですね。ゆかりんのように、こういう『大衆に向けて仕事をする』タイプの人(アイドルとか作家とか声優とか音楽家とかの芸術家全般ですね)って、めちゃめちゃ sensitive だと思うんですよ。だからある時にはめっちゃわがままだったり、あるいは怒りっぽかったり、ちょっとしたことでめちゃめちゃ傷ついたり落ち込んだり不安になったり。多分そういう『触れ幅』は人一倍大きいんじゃないか、と。そういう人たちの中でも、特に『真面目』属性を持っている人だと、仕事などに対してストイックな分、精神的にものすごく追い詰められやすい。そんなときの心の支えと、それへの感謝の気持ちを優しく歌ったのがこの Little Wish なんじゃないかな、と思うんですよ。
歌詞自体は、別にアイドル声優とファンというベタな読み方をしなくても、普通に彼女と彼氏みたいな読み方でも十分に意味が通じるものなので解釈にはかなり幅がありますけど、究極的にはこの歌って、人と人の心が支え合っていく歌だと思うんですよ。だから気持ちがいっぱいいっぱいのときに聞くと、やっぱりうるっとくる曲ですね。作詞の方もかなり苦労されたようですが、CCC の檸檬色サイリュームもあって、十二分な神曲になりましたね。
というわけでコミティア 76 への参戦も完了してとりあえずラッシュは完了。やー、なんというかいろいろ疲れました;。ぼちぼち無茶が出来ない歳になりつつあるなぁと実感する今日この頃……というか眠気が強烈に;;。
冷静に考えたらろくに食事してなくて、どうにもお腹が減って帰りがけに鯛焼きを買ってみたり。
「どれになさいますか?」
「えーと、とりあえず右から左まで全部。」
しまったついコミケ買いを;。っていうか余りは冷凍で備蓄しときゃいいやと思ったんですが、冷静に考えたら白玉入りのヤツがあるんですよね。これは冷凍できないよなぁ……というわけですでに 3 個食べました。← 夕飯どうするんだよ、おい;;。
そんなわけで今日のコミティアの収穫ですが。
冊数的にはこんなものだろう、という感じ……と思ったら、ありゃりゃ、本のタイトルでスペルミスのヤツが;。まあ同人誌だと仕方ないかもと思うんですが、商業誌でも中学生レベルの単語のスペルミスをたまに見かけるんですよね。些細なことなのでどうでもいい類のものですけど、この手のケアレスミスは微妙に恥ずかしいし、私もモノ書きとしては他人事ではないので注意しないと、ですね;。
ついでに知り合いのサークルさんに立ち寄って初の商業誌コミックスにサインをしてもらってみたりしたわけですが、サインするのぜんぜん慣れてないなぁ状態^^。や、私も人のことは全く言えなくて、最初にサインを求められたときには「いったい私にどうしろと?」状態だったわけですが(というかそれ以前に専門書で直筆サインを求められるってどうよ?状態;)、最初は恥ずかしいけど、慣れるとこれはこれで結構面白いです。……といっても両手で足りるぐらいしか求められたことないですけどね^^。
さて GW もあと 2 日。ゆかりんコンサートレポとか、溜まってるタスクをさっさと片付けないとですよ〜w。
05/04(Thu) 12:00 起床。朝の 5 時まで仕事していたのが微妙に体調に響いているような;。
05/04(Thu) 15:00 といいいながらもなんとか出撃準備完了。
05/04(Thu) 17:30 でじくまっちゃ氏と合流、会場へ移動。配給品として白パペットを get(笑)。
05/04(Thu) 18:00 会場に到着。なぜか体力回復、っていうか気力で回復w。
05/04(Thu) 18:45 fancy baby doll コンサート開始。っていうか一曲目から Little Wish という番狂わせがっ?!
05/04(Thu) 21:00 コンサート終了、いやはや初日コンサート面白いですねぇ。
05/04(Thu) 21:30 けろっちゃ氏、本郷弥生氏と合流して二次会へ。24 時間営業のお店に入ってヲタトーク炸裂。
05/05(Fri) 02:30 ふと気付くとなぜか 5 時間経過;。さすがにみんな疲れてきたので解散。
05/05(Fri) 03:00 自宅に帰宅。が、なぜかけろっちゃ氏同行。そして定番の DPL v2.0 開始。
05/05(Fri) 04:30 DPL 大会、プロジェクター大画面で未だ継続中。← 今ココ
……っていうかハードすぎるような気がするのは気のせいですか;。さすがに眠気が;;。
いやはや、今日(というか昨日)のゆかりんイベント、ネタ盛りだくさんでなかなかに充実していたわけですが、さすがに今はくたくたなのでレポートは今晩にでも;。これからさくっと仮眠してコミティアですよ〜w。
いや〜、今日はめっちゃいいお天気でまさにハレの日ですねー。夕方から明日にかけてイベント二連戦、要するにゆかりんコンサート → コミティアのコンボなわけですが、コールまだ覚えきれてない;。新曲 CD もデイジー・ブルーにトラップされっぱなし<だったし;。さすがにこれでは希少チケットをプレゼントしてくれたでじくま氏に申し訳が立たないので、現在 DVD と CD で復習中(← いわゆる前日徹夜型;)。
一昨日、従弟がうちに遊びに来たときに Cutie Cutie Concert の DVD を流しながら少し話したんですが、声優さんのコンサートっていうとだいたいこんな感じらしいですね。(← ちなみにこの従弟は(過去形ですが)重度のマリ姉ヲタ;) 私はゆかりんのコンサートしか行ったことがないので分かりませんが、CCC は割とよくある構成だとか。Spring Fever のような小さな会場の方がオフレコというかヤバめトークが出てきて面白いんだよねぇ、というあたりも歴史は繰り返す状態らしい^^。ま、そんなもんかもしれないわけですが。
ところで田村ゆかりというと、彼は True Love Story 2 で初めて名前を覚えたらしいんですが、いやときメモ 2 の方が先じゃない? とかいう話になって確認してみたところ……
・True Love Story 2 (君子) 1999 年 1 月 21 日発売
・ときめきメモリアル 2 (伊集院メイ) 1999 年 11 月 25 日発売
おお、ホントだ。TLS2 の方が先なんですねぇ。ちなみに私が田村ゆかりを認識したのはギャラクシーエンジェルかも。ちなみにこれは 2001 年……遅い;。割と特徴ある声ではあるんですけどねぇ;。
そんなわけで臨戦態勢は整ったので、いつでも出撃可能でありますよ、隊長w。
……昨晩 Messenger ででじくま氏と話さなかったらあやうく忘れてるところでしたが;;。> 黒うさぎパペット
まちばり 「あ゛ー、ヤバい、忘れるとこでした;。>パペット」
でじくま氏「あとはサイリウムの点灯確認などまだやってないので…。一応多めに宜しくです。」
まちばり 「おつかれー。明日はよろしく。」
でじくま氏「死にに行きます」
なんでだよ(笑)。といいつつ今日はでじくま氏の誕生日らしい。いやまさにハレの日の誕生日に最高のプレゼントで萌え尽きるってヤツですかwww。ま、なにはともあれ私も楽しんできまーす^^。(← や、彼は全国ツアー追っかけ行脚らしいですが、私は今回だけですし^^)
そういえばでじくま氏によれば会場では前日から徹夜行列が出来てたそうですが、なんでコンサートでそんなもんが出来てるんだよと思ったら、要するにイベント限定グッズの購入列ですか。さすがというかなんというか;。
ふう、今日はゆっくり寝て(← 昼ご飯だけ食べて二度寝し直して 15 時間ほど;)すっかりリフレッシュ。や、寝てるとなんか損した気分にもなるのも確かですが、適度に疲れを取らないと頭が回転しなくなるので仕事にならないんですよねぇ;。久しぶりに十分睡眠を取ってから家でずっと仕事してたんですが、効率、自分でも驚くほどめちゃめちゃいいんですが^^。ちょっと風邪っぽかったのも回復したし、やっぱり睡眠は大事ですね〜。
というわけでネタがないので;、今日は DLR のお話を。
Character Dining、通称キャラダイ。いわゆるキャラといちゃいちゃごろごろしながら食事そっちのけで撮影とかサインをねだりまくる ちょっと頭のおかしい 非常に優雅なお食事なわけですが(ぉぃ)、初回襲撃時には行けなかったこともあって、前回のリアルマイシスターとの襲撃時には事前予約まで取って襲撃。といっても、実際にキャラダイができる場所は以下の 5 箇所だけ。
・プラザ・イン (パーク/メインストリート) 朝食のみ、ミニーとそのお友達
・アリエルズ・グロット (カリフォルニアアドベンチャー) 昼食・夕食、プリンセスアリエル
・PCH グリル (パラダイスピアホテル) 朝食のみ、リロ&スティッチ
・グーフィーズキッチン (ディズニーランドホテル) 朝食・昼食・夕食、グーフィーとその仲間たち
・ストーリーテラーズカフェ (グランドカリフォルニアンホテル) 朝食のみ、チップ&デールとその仲間たち
夕食はショーの時間帯と重なったり、宿泊客以外には解放してなかったりするので、キャラダイを狙えるのは実質的には朝食のみ。そんなわけでまずはチーデー狙いで Grand Californian Hotel の Storytellers Cafe を襲撃してみたり。
このカフェのあるホテル、キャラクターをフィーチャーしている他のホテルとは違って、とにかく格調高い高級感溢れるホテル(当然お値段も高いですが;)。隠れミッキーすらたったの二ヶ所らしく、ロビーは暖炉なんかもあったりするムード溢れるホテルだったりします。
となれば当然お店の方も格調高くて、入ってみればとにかく落ち着いた雰囲気のいいお店。下の写真が店内の様子ですが、調度品もセンスいいし、ビュッフェ形式の食事も割と良い。店内も広くて、ゆったりとしたテーブルでまったりコーヒー飲みつつ食事ができます。ちなみにホテルは高いですが、キャラダイ自体は普通のお値段です^^。
が、しかし。
待てど暮らせどチップもデールも出てこないんですが;;。いや、キャラは確かに出てくるんですよ、マイナーなキャラたちが次々と;。
や、右がタークなのはかろうじて分かるわけですが、左側はあらいぐまラス○ル?(絶対違います;) ……っていうかちょっとマテ、冷静に考えてみると土曜日の朝なのになんかまわりに全然お客さんがいないんですけど;。いやそうはいってもまさかチーデーが出てこないなんてゆーことはさすがにないでしょ、というわけでコーヒーで粘ること約 20 分。おお、ついにチップが回ってきましたよ〜、って隣の席のお客さんにチップがトラップされるワナ。っていうかお隣さん、やる気まんまんなんですけど;。や、日本人の女性 2 人だったわけですが、普通に一眼レフで写真撮りまくり。さ、さすがはマニア;。
# ちなみにこのお二人と思わしきお客さん、パーク内のパレードとかで何回か見かけました。
# いやなんか凄まじいレンズつけてパレードの撮影していたような;;。
そんなわけでチップ君、ようやく解放されて我々のテーブルに来てくれたわけですが、いきなり私からデジカメを奪ったと思ったら……
チップ自分撮り。
ってあんた器用すぎるよっっっwwwww。
これには思わず爆笑しちゃったんですが、とにかく上手すぎ。いやだって、なんにも確認なしで一発撮りでパシャリですよ? しかも上の写真、トリミングとか全くなし。いやー、さすがですチップ君、ダテにいたずら好きを名乗ってないですねぇ^^。そんなわけで、兄妹そろって記念写真をパチリと一枚。
や、この後、デールも巡回してきたわけですが(こっちは前にアップしたので割愛;)、なるほどキャラダイってこういう構成になっているのかと感心したり。いや実はキャラダイの予約をしたときに、7:20am という中途半端な時間を指定されたんですよね。で、よっぽど混雑してるのかと思って行ってみたらガラガラで、どうなってるのかと思ったら、要するに食事が一段落した頃にキャラがまわってきて、じっくりといちゃいちゃごろごろできるように時間を設定してくれたんですね。あー、なるほどよく出来てます、さすがは Disney Quality。
# とゆーわけでシマリスたちとたわむれて「これで旅行の目的の 8 割達成しちゃったねぇ」とか
# リアルマイシスターと話してたわけですが、これが実は大間違い。が、それはまた次回;。
Storytellers Cafe のいいところは、割とお客さんが少ないので、落ち着いて食事できる上に、ゆっくりキャラクターといちゃいちゃごろごろ出来る点。ホテルそのものもそうですが、お店自体も他のキャラダイのお店に比べて客層が高く(このお店、もともと子供向けではないです;)、お客さん自体が少ないので写真撮影なんかもかなりゆったり出来ます。今から思い返せば初めてなのでキャラダイに慣れてなかったのが悔やまれますが^^、写真持っていってサインしてもらうとか、いろいろ出来たかもしれません。
次回に襲撃するときにはここのホテルでもいいかなぁ……いやそうそう行く機会なんてないと思いますけど;。
# というわけで今からやたらと遅い晩ご飯作り & お仕事しよう....(← 微妙どころかかなり昼夜反転気味;)
幻想水滸伝 I に続いて II をプレイ中。仕事の移動時間などにちょろちょろプレイしているのでなかなか遅々として進みませんが、すでに 12 時間突破……するもようやくちょうど半分といったところ。I はさくっと消化プレイでしたが、II は夏のこたつさんからちゃんとプレイしろ命令が出たのできっちりプレイしてるわけなんですが、とりあえずひと言。
ちょっ……このゲームってこんな神ゲーだったか??;;
いや確かに良かった記憶はあるんですが、なんというか改めてリプレイしてみると神ゲーのひと言に尽きる。プレイ開始直後から風格の違いを見せ付けてくるという凄まじさなんですが;;。
基本となる骨格自体は 108 人の仲間が登場する群像劇なんですが、戦争に巻き込まれていく様々な『個人』が折り重なることによって生まれていく歴史の重さが、作品の至るところから伝わってくる。明確な善と悪が存在するわけでもなく、そして誰しもが望んで戦っているわけではない。何のために戦っているのか? なんでこんな戦争をしているんだろう? そうやって正気に戻った瞬間に、何もかも投げ出したくなるような感覚。それがうまく描けている。
主人公の親友であるジョウイが、ミューズ市のアナベルになぜ戦うのかと理由を問うたところ、彼女はこういうふうに言うんですよね。
「戦いからは何も得られはしない。ただ、失わぬために戦うのさ。」
戦争という大きな流れの中では、人々の命は軽んじられ、時として取引の道具や策略の生贄とさせることすらある。けれども、立ち返ってみればそこにあるのは一人一人の命。逆らうことのできない大きな流れと、その中でのちっぽけな個人の物語との対比、それがとにかく素晴らしい作品なんですよ。そしてなにより素晴らしいのはなんといっても……
ナナミかわいいよナナミ^^。
や、うかつにも年上お姉ちゃんのナナミに萌えまくってるんですがこれってどーよ?(爆)
作品の主人公と義理の姉であるナナミ。二人はハイランド王国にあるキャロの街で平和に暮らしてきた、ごくごく平凡な姉弟だった。にもかかわらず戦争に巻き込まれ、さらには運命のいたずらで真の紋章を与えられた主人公は、ついには新同盟軍のリーダーにまで抜擢されてしまう。そこに居合わせたナナミは、それに納得できずに物凄くうろたえてしまう。
「ちょ、ちょっと、ちょっと待ってよ。なんで? なんでなの?
なんかおかしいよ。どうして? 説明してよ。」
リプレイしてみて非常によく分かったのですが、ナナミって、このゲームで唯一、一般人としての感覚をずっと持ち続けるキャラなんですよね。戦争に巻き込まれていく中では、あれこれ考えずにその状況を受け容れてしまった方が、ずっとラクでいられるし、辛くない。けれどもナナミは、意味を見出せないこの戦争の中で、ずっと悩み続けるんですよ。なんでこんなことをしてるんだろう? って。ミューズ市から逃げ延びて野宿をする中で、ナナミが主人公にこんなことを語るシーンがあります。
「あのさぁ、あのさぁ、どこか遠い所へ行かない?
こんな戦いばっかりのところは逃げ出してさぁ、どっかの山の中でさぁ、かりとかしてくらすんだよ。
畑もちょっとたがやしてさぁ、3 人でならなんとかなるよ……」
「……うそ。ごめん……そんなことできるわけないよね……ジョウイをおいて……」
「つかれたなぁ……もう寝るね。おやすみ……」
戦争という大きな流れの中では、個人のそんなちっぽけでささやかな願いすらも叶えられず、生きることで精一杯にならざるを得ない。この「どうしようもない」感覚が、ものすごくよく描けている。
そしてそれと同時に、どんな状況になったとしてもお姉ちゃんとして変わらずにいてくれるその様子が、ものすごく幸せに、そして愛しく感じられる瞬間があるんですよ。主人公はどんどん出世して偉くなっていくけれども、お姉ちゃんのナナミだけは、いつまでたってもこの新同盟軍のリーダーを「しょうがない世話の焼ける弟」として扱ってくれる。どんな状況になっても、絶対に自分を特別扱いしてくれない。それは本当の家族の姿そのものなんですが、そういう『側に変わらずにいてくれる存在』がものすごく有難く、そして幸せに思えるその瞬間や感覚を、非常によく描けてると思うんですよね。
「もー、しょうがないなぁ」みたいな雰囲気でナナミにたたき起こされる幸せっていったらありゃしません(笑)。
# っていうか、お姉さんがいる人ってどういう感覚なんですかね?^^
# 私は長男なのでこの辺はイマイチよく分かりませんが。
と、ナナミの魅力を熱く語ってみたわけですが^^、このゲーム、ナナミに限らずとにかく魅力溢れるキャラが多いです。おそらく主人公が一番魅力に乏しい(というか没個性的な)キャラなんですが、他のキャラにはとにかく魂が宿っていると感じさせてくれるし、なんてことのないセリフのひと言ひと言に重みがある。夏のこたつさんいわく「個人的には史上一押しの RPG」だそうですが、確かにそうだと感じさせてくれる一作ですね。
ちなみに現在はようやくグリンヒルに入ったところですが、いやはや、まだまだ時間がかかりそうですねぇ^^。
# しかしさすがに今日は眠い……明日はゆっくり寝て明後日に備えねば;。
今朝は会社を休んで早起きして成田山にお参りに。例年、両親や妹は親戚と共にお参りしてるんですが、私はここ 10 年近く行ってなかったりするワナ。や、年始に倒れた祖母の具合が良いうちにという話もあり、私も久しぶりに行ってみてもいいかなぁなどと思って久しぶりに行ってみたりしたわけですが……
あ゛れ゛? 石段ってこんなに短いんだったっけか?;
いや、私ってただでさえ記憶がゆるい人間なんですが(← ほんの数年前のことすら普通に忘れる;)、子供の頃に来たこの石段ってとんでなく長かった & 高かったような記憶があるんですよね。それがいまや階段を登り切るまで 1 分とかからず、やってきた大本堂もこんなに小さかったんだったっけか状態。なんか無意味に拍子抜け。まあそんなもんなのかもしれませんが;;。
しかしその昔、参拝の方法やら手水の手順やらをいろいろ母親や祖母から教わったような記憶がありますが、お恥ずかしながらもうすっかり忘れちゃってますね。いやそれ以前に寺院と仏閣の違いとか……とまではいきませんが;、この辺の一般常識もかなり怪しくなりつつあったり。こういう知識は普段の日常生活では滅多に出てこない & 必要ない知識なだけに簡単に忘れちゃうわけですが、礼儀作法と同じくある程度は知ってないと恥ずかしい類のものなんですけどね;。うむむ。
あ゛〜、まったくもうなにやってますか自分;。微妙な敗北感;;。
や、いわゆる iPod nano 4GB 版。iPod shuffle を買ったのが 2 月(このエントリ)なので、実に 2 ヶ月で買い替えるハメになるとは(涙)。ここ二週間ぐらい迷ってたんですが、結局「ポイント還元 2 %」の言葉に負けて購入。(← ポイントで購入したかったので還元率が低いほど得した気になるという。いやまあ、得した気になるだけですけど;。)
shuffle で完全に誤算だったポイントは以下の 2 つですね。
・曲順の制御が不完全にしかできない。
基本的にシャッフル用途にしか使えないので、曲も階層化できないし再生順番も転送順番通りにならない。……というかせめてこれはなんとかしてよ状態;。どうも shuffle は他の iPod とは異なる特殊なデータ保持をしているらしく、フリーウェアとかの一般の転送ツールも使えないんですよね。
・ネットラジオにハマる;。
これは全く予想もしてなかったんですが、shuffle だと首から常時かけていても問題ない重さなので、料理しながらネットラジオとかを聞くようになったんですよ。がしかし、ネットラジオをシャッフルされちゃたまりません(爆)。や、バックナンバーとか聞くとかに順番通りに再生されないのはかなり致命的な上に、普段聞く曲との入れ替えなんかも面倒……。
ネットラジオがなければたいした問題にはならなかったんですが、このキラーコンテンツは自分でも全く予想してなかったんですよねぇ。う゛〜ん、そういやデジカメの FX7 も半年ぐらいで F10 に買い換えるハメになったし、この辺、我ながら読みが甘いとしか言いようが;。まあ、使ってみないと意外と分からない面もあるんですけど、微妙に悔しいかもしれず;。
ちょろっと使ってみた感触ですが、やっぱりユーザインタフェースは少し使いにくいかも。なんとなくカッコいいインタフェースではあるんですが、目的の曲に辿り着くまでの操作性とかレスポンスという意味で考えるとちょっと慣れが必要、という印象。でも、外見とかパッケージングはとにかく感心するほどセンスがいいですね。開封するときのワクワク感みたいなものがちゃんと備わっている商品だからこそここまで大ブレイクしたんでしょうけれど、この辺はやっぱりさすがです。> Apple
というわけで shuffle は普通のストレージデバイスに格下げして、現在 iPod nano にゆかりん曲やら未視聴分ネットラジオやらをあれこれロード中。念のために 4GB 版を買いましたが、やっぱりあっという間に 1GB 突破。や、これでコンサートに向けて準備は万全ですよ、曲はまだ覚えてないけど(汗)。
あ゛、あ゛たたたたた;。なんか微妙に頭が痛い今日この頃。今朝は起きたらなぜか 3 時(もちろん午後)だったわけですが;、自覚意識はなかったけど疲れてたのかなぁと思ったり。や、GW 後半はイベントラッシュなのできちんと回復しておかねば……っていうかコンサートで体力ボロボロとかいう事態は避けたい……;
というわけで今日は昨日片付けたコミックスの中から書評を一つ。
やぶうち優さんの「ないしょのつぼみ」。この人のコミックスと言えば、水色時代から延々と続けている少女漫画家もとい性教育担当の漫画家さんなわけですが;、ちょっとテイストが変わってきたこともあって、しばらく敬遠してたんですよね。で、先日、少女少年の別冊みたいなのを読んで、さらに今回の新刊のこれを読んだんですが、いやー、なんというかすっかり大成しちゃった感がありますねぇ;。(例によってネタバレ全開なので、これから読む予定の方は適当にスルーしてください^^)
今回のコミックス、どんな感じというと、恋愛感情が退化してしまい、クローンなどの高度な科学技術によって子孫を残すようになった星から男の子が調査にやってくる、という話。彼(クロウくん)は、地球の男の子と女の子の生態を観察するために、人間たちの記憶操作をして、ヒロインの草壁つぼみ(ちなみに小学 5 年生)の双子の兄を騙って彼女の家に住み着いてしまう。で、恋愛感情が退化している彼に、ヒロインのつぼみちゃんと、その子が好きな男の子怜麻くんが引っかき回されて……とまあそんなお話。
と、ここまで書くとどっかで聞いたような話としか言いようがなくて;、最近で言えば あかほり外道アニメかしまし^^もまさに肝の部分は同じ設定。要するに、恋愛感情の欠如=他人への関心そのものの退化。で、宇宙人のクロウくんもまさにその辺が欠如しているんですよね。
……なんですが、驚いたのはこの作品のラスト。もともとつぼみには双子の兄がいて、体が弱くて 1 歳のときに死んじゃっているんですが、クロウくんは家族やクラスメイトの記憶を操作して、このつぼみの双子の兄に成りすましてその日常生活に入り込むんですね。ところが、いざ彼が自分の星に帰ろうとするとき、つぼみのお母さんが彼に服を渡して、こう言うんですよ。
「あなたの故郷ではそんなもの必要ないかもしれないけど……“母さん”の気持ちだと思って受け取って。」
「えっ……気付いてた……んですか!?」
「なんとなく……ね。たまに、つぼみと話してるの盗み聞きしちゃった、っていうのもあるけど。
でもね、それ以前に記憶がないの。」
「え……?」
「あなたを、この手で抱っこしたり、叩いて“育てた記憶”がないのよ。」
……凄い。問答無用で凄い。かしましと比べるまでもないでしょうが、男性的な感覚ではこういうラストは発想として絶対に出てこないと思うんですよ。クロウくんはお母さんに、名前や学校での生活といった「人物設定」を捏造することはできても、我が子に愛情を注いだ記憶を捏造することができなかった。実はそれって要するに、他者を愛しく思う心、つまりクロウくんの星から失われてしまった感情そのものなんですよね。だから、おそらくクロウくんにはそういう記憶を刷り込むという発想そのものがなかった。そしてそうした流れを踏まえれば、作品の落としどころも(前面には出されていませんが)ものすごく納得がいくところなんですよね。
これ、母親ならではの母性的な感性そのもので、正直、こんなセリフが出てくるとは全く予想もしてなかったんですが、これは絶対に自分の子供を育てた経験がないと書けないよなぁ……と思って調べてみると、やぶうちさんってやっぱりご結婚されて出産もされてるみたいですね。前回、今回と作品を見てみて、なんか作品がものすごく丸くなっている印象を受けたのですが、もしかしたらその辺が影響しているのかもしれません。
まあしかしそれにしても参りました。イラストの上手さはともかくも、ストーリーラインについては一時「?」みたいなところがあったにもかかわらず、こういう作品が描ける作家さんになっていたというのにはとにかく驚きです。多分、上記のシーンも本来の読者層(注:もちろん小学生の女の子;)にはピンとこないものだろうと思うんですが、それでもそういうシーンをちゃんと作品に織り込めるようになったというのは凄い。プロモーティングの方法としてはどうしても偏らざるを得ないのは仕方ないですが、母親としての視点を持った作品だということが読み取れると、また全然違う印象の作品に見えてきます。いやはや、凄い作家さんになっちゃったものですねぇ。
# ……というか 20 台の男性ヲタだけじゃなくてついにはお母さま方まで味方につけてしまうのだろうか、この人は;。
| Top
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |