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最近のトピック 2006年4月

目は口ほどにモノを言う?

 (注)ここは本屋じゃありません;。



 や、私の場合、ベッドの横に未読の積み本がまとめて置いてあるのですが、読み終わるとベルトコンベア方式で別の場所に積み上げていくんですよね;。で、適度に溜まった段階でダンボール箱とかに詰め込んで保存。……我ながらダメすぎる;。ちなみに未読本は現在 20 冊ぐらい……ええっと、頑張りたいと思います;。

 さてそれはともかく先日の資格試験のエントリへのツッコミに関連して、Web 拍手でこんなコメントが。

> 「今現在のその人の価値ってのはそもそも過去無くしてはありえないのでは?」

 いやいや、そういうことを言いたいのではなくて;。過去の事実(経歴とか学歴とか職歴とか資格とか)だけから現在のその人(個人)を推測して評価・判断するのは間違いだ、というお話なんですよ。

 もうちょっと正確に書くと、こういうことです。

 こたつさんが書かれている場合が一つの典型例ですが、経歴や資格は、統計的には概ね当たっていることが多いものです。例えば、医学部生は頭がいい。それはだいたい当たってます。けれども、だからといって全員頭がいいわけじゃない。『7 割ぐらいの確率で当たっていればよい場合』には過去の経歴を使ってもそんなに外れた判断にはならないのですが、『100 %確実な保証が欲しい』場合には、せいぜい最初のフィルタリングぐらいにしか使えない、というのが経歴や資格だと思うんですよね。そして同時に、フィルタリングを先にかけてしまうと、「すぐそばにあるホントの宝石」を見落としてしまう危険性があると思うんですよ。

 むろん、こたつさんの書かれているような「迅速な判断が求められるビジネスの世界」であるとか、「大量採用が求められる就職活動」などにおいては、効率性や迅速性の観点からある程度の歪さを受け容れた上で経歴や資格をまず重視、とせざるを得ない場合も多い。けれども、それはあくまで歪な判断方法である、ということを理解した上で行われるべきじゃないかと思うんですよね。

# や、なんでこんなことを思うのかというと、そういう実例が実際に身の周りにごろごろあるから。
# 例えばリアルマイシスターは経歴も資格も高くないんですが、ガチバトルしたら確実に負けます;。> 自分

 じゃあ、経歴や資格でフィルタリングをかけないとすると、何を元に他人を判断すればよいのか?

 私の場合、まず真っ先に見るのは、その人の普段の『目つき』だったりします。不思議なんですが、魂が宿っているような目つきをしている人はたいてい実直で、仕事でも成果をきちんと出してる人だし、穏やかな目つきをしている人は、優しい心の持ち主であることがほとんどなんですよ。逆に、デレのないツン(笑)の人とかは本気で目つきが悪い。というか、いつでもイライラしているような目つきをしてるんですよね。や、要するに心が穏やかじゃない、ってことなんですが、自分の場合はこういうタイプの人とは経歴の良し悪しを抜きにして、すぐに距離を置いてしまったりします;。

 男性でも女性でも、ファッションやメイクを変えれば雰囲気はがらっと変わるものですが(いわゆる「人は見た目が9割」の法則^^)、目つきだけは結構ごまかしが効かないんじゃないかと思う今日この頃。もちろん、笑顔のときは誰でも表情が緩むので、そうではない普段の顔つきを見るのが一つのポイントになりますが、『目は口ほどにモノを言う』の例えの通り、目つきってホントにその人のありのままが出てしまうんじゃないかなぁという気がします。

 ……にしても、デレのないツンツンタイプはホントに苦手です、私;。先日でじくま氏とそんな話をしたのですが、女性のこのタイプの人って結構タチが悪いような気がしたり。こういうタイプの人って事務系の女性社員の人に多いように思うんですが、なんで他人をそんなに簡単に怒ったり見下せたりできるんだろうみたいな発言をぽんぽんするので、話してるとホントにイヤ〜な気分にさせられることが多いんですよねぇ;。私が気にしすぎなんでしょうけれども。

2006/4/30 02:05 | 4.雑学&雑感 | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
残飯整理。

 というわけで今日は引きこもって積まれたコミックスとか溜まったネットラジオとか録り溜まったアニメをぼちぼち消費中。いくつか目を引いた作品もあったんですが、それはおいおい書いていくことにして、とりあえずは今日の晩ご飯(?)。



 豚肉のしょうが焼きとナスのミートグラタン……って例によって全然取り合わせを考えてないわけですが;、ふと気付いたら一ヶ月近く経ってる豚肉が冷凍庫にあったり、マカロニグラタン作ったときに余ったチーズがあったり。で、消費したくてもレシピの幅がないのでこんなふうになってしまうワナ;。いわゆる基本の料理と呼ばれる類のもの(肉じゃがとかシチューとか)は概ね一巡しているとはいえ、食材から料理を考えようとするとそんなんじゃ全然足りないんですよね。かといってネットで調べても変化球みたいなレシピも多くて、なかなか基本+αぐらいのところを抜け出せません。(ただでさえ料理する機会が少ないので;。) まあ、一般的には 0 点を 60 点まで持っていくのと、60 点を 80 点まで持っていくのとでは後者の方が全然大変なわけなんですが;。

 ミートグラタンは初めて作りましたが、当然のように面倒なのでミートソース缶使ってたり。けどやっぱりイマイチ。や、実はトマトがあんまり好きじゃないのですよねぇ。← だったら作るなよ、というツッコミはなしで;。や、なんか昨日西友で見てたらナスとか食べたくなったんですよ。でも普通に焼いてしょうが醤油でも良かったかも。

 それにしてもお料理覚えるとホントに引きこもりますねぇ(爆)。料理しなかった頃はとりあえず食料調達のために毎日外に出る必要があったわけですが、そこそこ食材備蓄を作って自宅で料理を始めると外出しなくてもいいや状態に;。や、ホントは一日一回ぐらいはお外に出て光合成した方がいいんですけどねー。

 ……というかそれ以前に今日の天気はどんなんだったんだ?;;

2006/4/29 20:54 | 6.お料理 | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
まほらば 11 巻

 明日は引きこもりたいのでさくっと西友までお買い物に行ってきたわけですが、さすがに春になって夜中も随分暖かくなりましたねぇ。や、冬場はとてもじゃないけど自転車で遠出する気にはとてもなれなかったわけですが;。で、ついでに立ち寄って買ってきたのはこんなコミックス。



 というか 10 巻が出たのはいつだったっけか;。さすがに月刊誌のコミックスは忘れた頃に出てくるという感じですね。というわけで早速読んだのでいきなり軽くインプレですが、例によって思いっきりネタバレなのでご注意を;。

 春先のエピソードなので、去就をネタにした何らかの話を展開してくるんだろう、とはすぐに見当がついたのですが(マリみてなんかの学生もののエピソードの定番ですし)、まさかこういう展開で来るとはさすがにびっくり。よもや恵が鳴滝荘を出ていくエピソードになるというのは予想もしておらず、思わず数冊前から読み返してしまうワナ。おかげでえらい時間になっちゃいましたが、しかしあいかわらずのハートウォーミングな話ですねぇ。

「そ……そんな受動的でいいんですかぁ〜?!
 今日日、男の言いなりになる女なんてハヤらないですよ〜?!」
「……それでいいのよ、あたしは。
 あたしにとって龍太郎は……何にもかえがたい存在なの。

 このシーンを読んで、あー、これが一つのまほらばの肝なんだよなぁ、と思ったり。恵のエピソードは 9 巻に出てきましたが、もともと恵はリスカちゃん。超一流のピアニストを目指しながらもそれに挫折して、リストカットしたことによって両親も友人も離れていき、ピアノだけでなく居場所も失ってしまう。そんな恵の居場所になってくれたのが、他ならぬ龍太郎だった。

「……あたしはそういうイカレた女なんだ。それでもあんたは……」
「いいよ。そんなところも含めて―――俺はお前が好きなんだから。」

 恵のようなリスカの女の子を受け止めてその居場所になる、っていうのは普通に考えればとんでもなく大変なことだし、一般的に言えば彼女みたいな子は疎まれてもおかしくないかもしれない。けれども、龍太郎はそれを受け止める覚悟をして、彼女の居場所になると決めて、彼女に告白するんですよね。恵みたいな女の子にとっては、そうした居場所がある、言い換えれば心の拠り所がある、ということが、心の傷をものすごく癒してくれることに繋がると思うんですよ。龍太郎が外国へ旅立った後は、鳴滝荘が彼女にとっての新しい居場所に取って代わっていったわけですが、そういう流れを踏まえて言えば、恵が龍太郎と結婚して鳴滝荘を出ていくという今回の本の見せ場のシーンは、リスカというトラウマを持っていた、彼女にとっての過去からの『卒業式』だったと思うんですよね。

 そしておそらくそうした『癒し』の構図は、そのまま梢と隆士の関係にも当てはまってくる。梢は DID(多重人格)ですが、そんな彼女の DID が解消されていくきっかけになっているのが、彼女を受け止める覚悟をした隆士という存在。龍太郎も隆士も、決して無理をするわけではなく、自然体で彼女たちを受け止めていく。そしてそれが、彼女たちを癒していく。そういう、受け止めてくれる『優しさ』とそれによる『癒し』が、作品全体の基調になっている。先日、絶対可憐チルドレンの書評でも似たような話を書きましたけど、こういう優しさは非常に心温まる話を生みますよね。こういう話は大好きです。

 作品全体の最終的な肝は梢がなぜ DID(多重人格)になってしまったか、というポイントで、そこを隆士が受け止めていくことによって物語はエンディングへと流れていくんでしょうけれども、個人的には、珠実がどう救われていくのか、というところにも興味があったりします。今回の一冊を読んで思ったんですが、珠実って、ひと言で言えば『変わっていくことができない子』なんですね。

 どういうことかというと、例えば恵や梢は『壊れて』しまったものの、龍太郎や隆士といった『救い』によって癒され、そして救われていっている。けれども珠実の場合はこれと非常に対照的。彼女はあまりにも優秀すぎるが故に自己完結してしまうんですよ。珠実は梢を失い、そして今度は恵を失うわけですが、そのことに苦しみながらも彼女はなんとか理由をくっつけて、自分を納得させてしまう。けれどもそれこそが彼女が『変われない』理由になっちゃってるんですよね。壊れない、けれども変われない。だから幸せになれない。この苦しみを永遠に味わい続けているのが、珠実というキャラじゃないかと思うんですよ。

 この作品の場合、全てのキャラにきちんと『救い』を与えてくると思うので、ちゃんと珠実にも何らかの救いが与えられると思うんですが、それがどういう形になってくるのかはちょっと興味深いところ。(← というのも、珠実を受け止めてくれる『誰か』は今のところ現れてないんですよね、キャラ配置上。) 個人的には珠実はめちゃめちゃ好きなキャラなので、このキャラも幸せになって欲しいなぁ……と思う今日この頃だったり。

 ……というわけでだらだら書いてみたんですが、なんか夜中で頭回ってないので全然まとまりないですね;。なんかえらい時間かかってる割にはろくな文章じゃないですが、とりあえずえいやっと上げてみたり。っていうかもう 4 時じゃん……や、寝るときはとっとと寝ないとダメかもですねぇ。

# でも意地でも blog は毎日更新すると心に決めてたりする自分(ぉ)。
# ちょっとネタが尽きかけてるのでなんとか補填せねばですよー;。

2006/4/29 04:07 | 3.アニメ&コミックス | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
資格試験の意味

 ふと気付いてみればなにげに 4 月ももうすぐ終わり。今年は 5/1, 5/2 を休めば実に 9 連休になるという大型連休のゴールデンウィーク……だそーですけど、さてはて果たしてどうしたものやら状態。や、一昨年みたく CLANNAD みたいな巨大ゲームがあれば一気プレイとかするのも一つの手なんですが、食指が動くゲームもこれといってないし(← っていうかひぐらしやれ;)。

 まあ、こういう場合はおとなしく引きこもって仕事してるのが一番いいんですけどね^^。というのも、私の会社の場合、サラリーマンですけど評価自体は売り上げを基本に行われるので、カレンダー上の休日ってほとんど関係ないんですよね。なので、割と裁量の高い働き方が出来る……というかアニヲタ的スケジュールにいくらでも最適化できるわけでありますよ(ぉ)。

 ……ってしまった、思い出したけど GW 明けに資格試験のための英語の論文提出が;;。
 まだなんにも手をつけてなくて、果たしてどーするかな状態;。

 や、実は私って資格試験に全然興味がないんですよね。なにより権威とか呼ばれる類のモノが大っ嫌いっていう性格的な問題も多々あるのですが;、そもそも資格なんか取っていったい何になるのよ? とか思ってるんですよね。というのも、評価っていうのは『今現在のその人の価値』によって行われるべきものであって、当人が持ってる資格や経歴で行うべきものじゃないんですよ。そんなものは、しょせんホコリをかぶった過去の栄光でしかないんですよね。

 にもかかわらず上司が往々にしてこの手の資格試験を取らせたがるのは、それが自分や組織の評価項目になってることが多いから。……って、そんなのこっちにしてみればいい迷惑じゃないですか;。まあ今回はプレミア性が高い資格だし、ネタになりそうなのでやってもいいかなとか思ったわけですが、積みゲーとか積みコミックスが多いと普段の仕事が忙しいとなかなかそういう気にもなれないんですよねぇ。

 あ、一応念の為に書いておきますが、私は資格試験が全く無意味だとは思ってないです。むしろ、何かまとまった知識を一気に学習したい場合にはものすごく便利だと思ってたり。例えば、全然業界の違う簿記とかの勉強をしたいと思ったら、その資格試験用の教材とかを勉強すると、カリキュラムが整ってるのでめっちゃ効率がいいんですよ^^。そういう意味で、比較的若手の社員の人には、(資格を取ることを目的とするんじゃなくて、効率的に学習することを目的として)資格試験の勉強をすることをよく薦めてます。というか私はそうやってたので;。

# んー、どっかにお料理 4 級とかの資格試験とかないかな……(違)

 まあ、なにはともあれゴールデンウィークはどうしたものやら。や、当然ながらコミティアとゆかりんコンサートは決定済みですが(ぉぃ)、あとは家の大掃除でもするかなぁ……。← っていうか資格試験どうするよ?;

2006/4/28 01:22 | その他 | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
ジグソーパズル

 さて、ここで問題で〜す。これはいったいなんでしょう??



 といってもご存知の方も多いかと思いますが、これ、キーボードのキートップを外すための道具。PC のパーツ屋さんで売られているもので、キーボードをぱちぱちと外していくことができるんですね。こんな感じ。



 これを使って、たまにキーボードのお掃除をするんですよね。

 掃除といっても簡単で、キートップを外してから、キートップ部分はキッチンハイターとかで洗って、キーボード側は溜まったホコリを掃除機で吸えばおしまい……なんですが。



 わ、わからん;。
 や、普段は当然ブラインドタッチですけど、いざキートップを正しく並べろと言われるとこれがなかなか難しい;。……といいながら横にもう一つ同じキーボードがあるので思いっきりカンニング可なわけですけどね^^。

 ところでどうでもいい話ですが、私は実は(ローマ字打ちではなく)カナ打ちの人間だったりします。これ、私にとってはごく当たり前なんですけど、IT 業界にいてもかなり珍しがられるんですよねぇ。人に言わせると、「アルファベットの配置とカナの配置の両方なんて覚えられない」とか言うんですけど、そもそも私に言わせれば、ローマ字入力が出来るようになったのなんてつい最近の話なんですけどとか言いたくなったり。

# すいません大嘘です、20 年近く前から出来ます;。> ローマ字打ち

 実は私は小学生 2 年生のときからパソコンを触ってるんですが、当時はそもそもアルファベットが読めなかったので、カタカナをカチカチと打つぐらいしか出来なかったんですよね。カタカナの配列は当時から全然変わってないので、そのときに覚えた配列が今でも役に立ってたりする、と。

 で、漢字変換についても最近の人は複文節変換(文章を一気に全部打ってしまって一気に漢字に変換する)が当たり前だと思うんですけど、私は今でも単文節変換、つまり文節単位に変換確定してたり。や、これだって昔は複文節変換なんてそもそもできなかったんですよ;。ただ、単文節変換をメインで使ってると、どんな漢字変換システムでもさして苦もなく使えるというメリットはあるんですけどね。実は私の場合、かの悪名高きことえりでも全然大丈夫だったり。(というか、Mac 使ってるときも結局最後まで ATOK 使わなかったです;)

# そういやリアルマイシスターもカナ打ち、単文節確定ですね。兄妹揃ってかなり珍しい人種かもしれず^^。

 それにしても、コンピュータの部品って歴史と共にどんどん進化していますが、一方でキーボードだけは確実にどんどん退化を続けてますよねぇ。昔はコンピュータそのものが結構高かったので、キーボードの部品にもかなりいいモノが使われてたんですが、PC がどんどん安価になるにつれてキーボードもどんどん安物に。最近だと ぺなぺな キーボードもかなり多くて、こんなんで仕事になるかよと言いたくなるようなキーボードも結構多いんですよね。で、私はそんな中でも比較的使い勝手のいい、一昔前の COMPAQ の PS2 キーボードを今でも愛用しています。が、当然のようにもはや生産中止で入手できず。

 キーボードとかマウスとかディスプレイって生産性に直結するんで、ちょっとでもいいモノを使いたいものですね。

2006/4/27 01:20 | その他 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
ヘビーローテ中;。

 そんなわけでゆかりんアルバムを聞き続けてるわけですが、一向に一曲目から先へ進めないワナ;。や、確かにヘビーローテーションしてるわけですが、一曲目だけをひたすらループしてるような気がするのは気のせいですか。……とかゆー話をでじくま氏に振ってみたら、

 「エントリ読みましたが、一曲に埋没しすぎです(笑)」

 うぐぅ(苦笑)。いやまー確かにその通りなんですが;。ところでデイジー・ブルーの作詞を担当してる「ふじのマナミ」さん、いったい他にどんな曲を作詞してるんだろ? と思って調べてみたんですが……

・ふじのマナミ (wikipedia)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%84

 ちょっ……ぱ、パーキッツじゃないですか;。ってことはとんでぶーりんなんですけどwwwwwww。思わずすっ転げそうに。いやはやなんつーか多芸だなぁとしか言いようが。

 で、さらにゆかりん CD の視聴を妨げるワナが……。



 っつーかですね、どの CDS もすでに売り切れ店続出というのはどういうことか、と。や、発売日は明日(水曜日)のはずなんですが、どこもフライング販売で売り切ればかり。で、数軒回って見つけたつど買い足していって、なんとか一通り get。やれやれ状態。

 しかしこの枚数の CDS を一度に買ったのは初めてかもしれませんが、さすがにちょっと高すぎですね。っていうか普通にゲーム 1 本と大差ない値段というのはさすがにどうかと思ったり。最近では \1,260 なんて値段を普通につけてくる CDS も増えてるし、もうちょっとなんとかならないものか、と。まあ今回は割といい曲が多いので仕方ないかなぁとは思うものの、こういうときにはダウンロード販売とかが欲しくなりますねぇ。

 で、とりあえず iPod に取り込みつつ、横でアニメ流してたら……

 うおおおお、メイドさんくーちゃんがっっっっ;。

 っていうかホントにこの番組はいったいどこをターゲットにしてるんだか;。今回、A パートも思わず笑い転げましたが、B パートはめっちゃ幸せとしか言いようが^^。いやもう涙目くーちゃんとか最高すぎる……というかやりすぎwww。いやはや、これでお茶碗三杯はいけそうですよ(違)。

 ちなみに余談ですが、くーちゃんの本名は 竹田 久美子。……っていうかその前時代的な名前はなんなんだ状態なわけですが、なんでもあみちゃんのモデルになった女の子(作者の幼馴染の娘さん)の叔母にあたる方の名前を借りたんだそうで。……っていうかそれって我々と同世代ってことじゃないですか;。いやはや、今どきこんな名前の女の子はいないよなぁ状態(苦笑)。

 いやまーいいんですけどね、本名なんて飾りですから、偉い人にはそれが(ry

2006/4/26 01:17 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
Formula 1 2006 Round #3 San Marino Grand Prix

 先ほど見ましたが、いやー、最後の最後まで魅せてくれる一戦でした。
 以下、思いっきりネタバレなので要注意。って遅い?;

 いやはや、見事な優勝でしたねぇ。思わず食い入るように見てしまったり。

 このアロンソ vs M シューって、言ってみれば、そら vs レイラさんみたいなもので(ぉぃ)、黄金時代を打ち立てた M シューマッハと、それをぶち壊して新たな時代を築き上げようとするアロンソとのガチンコ勝負、みたいなところがあると思うんですよ。37 歳で現役最年長ドライバーの M シューマッハは、あるインタビューで、成功の後の気の緩みと、それを打ち破ろうとする気迫を語ったそうですが、こういう人を見ているとやっぱり凄いとしか言いようがないですね。

 カレイドスターの第 3・4 クールを思い出しますが、ある意味、『頂点に立つまで』よりも、『頂点に立った後』の方が何百倍もつらいはずで、背負うものの大きさに負けずに実績を積み上げていくことは並の努力で為せるものではないと思うんですよ。加齢による気の衰えだって当然あるはずで(人間、歳を取ればどうしても弱気になる)、それらを常に超えていける人だからこそ、歴史に名を刻めるんだろうなぁ、と思います。今回の優勝が、M シューマッハの今後の一つの転機になっていって欲しい、そう願わずにはいられません。

2006/4/25 22:43 | その他 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
銀の旋律、記憶の水音。鑑賞中。

 というわけで今朝はなにげに山手線がとんでもないことになってたわけですが、思いっきりひっかかるワナ;。っつーかですね、blog のコメントなんぞ書いてる暇があったらとっとと仕事行け 状態だったわけですが、駅に入った直後にひっかかったおかげで結構さんざんな目に遭ったり。や、要するに Suica って入った駅では降りられないので係員にカードのロックを外してもらう必要があるんですが、係員が一人ずつ丁寧に目的地までの行き方を説明してるせいで大行列になっちゃってるんですよね、どの改札口も;。これ、ちょっとしたシステム見直し(今回みたいな状況になったら乗った駅でも一時的に降りられるようにする)だけで全然ラクになると思うんですが、多分、修正するのは言うほど簡単じゃないんでしょうねぇ;。

 予想通りまるで進まない行列にキレかけてるおば様方がかなり多かったわけですが;、私はここぞとばかりにゆかりんアルバムを聞きながら PSP でゲーム(ぉぃ)。で、アルバムを聞き始めたわけですが、なにげに一曲目から素晴らしいじゃないですか、これ^^。

 ラジオの OP にも使われてる「デイジー・ブルー」。しょっぱなのイントロやサビのメロディラインがものすごく耳に残る曲で、編曲もいいのでいきなりヘビーローテーション状態……だったんですが、メロディラインに慣れてきてちょっと歌詞に耳を傾けてみると、「え゛?」状態。これって曲調は明るめだけど、もしかして切ない系の曲なのでは?? と、帰ってきてみて歌詞を確認してみたんですが、ちょっ……これ、実はめちゃめちゃ素晴らしい歌詞じゃないですか;。

 どんな歌詞の内容かというと、彼氏とケンカ別れして、吹っ切るためにワンピから何から全部放り出して、もっといい人なんてたくさんいると強がってみたけど、でも街に出てみれば、結局いつも二人で待ち合わせたカフェに来てしまう。でもきっともう彼が来てくれることはないとそこで一人で泣き出しちゃって。けれどもそこに彼が現れて……という歌詞なんですが、

 あ・れ? なんでだろう ひとりでに あふれだす涙で

 これ、よく歌詞を読むと、1 ループ目と 2 ループ目で意味が変わってるんですよ。1 ループ目ではケンカ別れしちゃって失ってしまった寂しさや後悔であふれ出す涙で、2 ループ目では、絶対にやってくるはずがないと思った彼氏がそこに現れたためにあふれ出す涙。そしてデイジー・ブルーの花言葉は『純真無垢』。だから締めくくりは、押さえられない気持ちをくやしいといいながらも素直に自分の本音をささやく、

 だいすきよ キミとデイジー・ブルー

なんですよ。うわー……これ、ノリノリでコール入れるような曲じゃないですよ絶対。歌詞の意味が分かると、メロディラインと編曲が全く違う印象で聞こえてくる。せいいっぱいの強がりと、それに隠された純真無垢な想い、それがメロディラインそのものになっている。つまり、一見聞いたときの印象とは違う、強がりの中に隠されたホントの想いという二重構造こそがこの曲の真の魅力なんですよ。それに気付くと、最後の締めくくりの歌詞へのメロディラインの流れに、まさにくやしいぐらいにめっちゃ心揺さぶられます。

 この曲、今度の fancy baby doll のツアーの一曲目に持ってくると思うんですが、しょっぱなからこんな曲のフルコーラスやられたら確実にノックアウトされそうな気がしたり;。あんまり意識してなかった方はぜひお手元の歌詞カードの再確認を。1 ループ目と 2 ループ目の歌詞の掛け方が素晴らしいです。

 いやはや、歌詞が素晴らしい曲という意味では KOTOKO さんが泣き出してしまって歌えなかったといういわくつきの Feel in tears を思い出しますが、あれも歌詞の意味が分かるとメロディラインの響きが全然違って聞こえてくるんですよね。私は割と歌詞はいいかげんにしか読まない人なんですが、ふっとこういうのに気付いてしまうと思いっきりノックアウトされちゃいます^^。家の中とはいえ一時 挙動不審に;。

 いやそれにしてもこれは名曲でした。フルコーラスじゃないとこの良さには気付けないですが、他の曲ももう少しじっくり聞いてみようかと思ったり。

2006/4/25 01:11 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
布教活動

 そんなわけで今日でじくま氏と会ったのはこれを引き取るためだったり。



 や、ゆかりん姫の 5th アルバム、「銀の旋律、記憶の水音。」ですね。確か先週発売だったと思いますが、でじくま氏から配給されることが分かってたので実はスルーしてたり。でじくま氏は布教活動のためにこのアルバムを実に 5 枚も購入していて、さらには自身の blog にその惨状をアップしてるわけですが、無意味に圧巻としか言いようが;;。なんでも購入場所によって特典が違うらしいんですが;、とりあえず本体部分については配給してくれたのでありがたく頂戴してみたり。

 でもって今回のこれ、デジブック仕様なんだそーですが、デジブックってなんだったっけか……? と思って開けてみるとこんな感じ。



 あ゛ー、これかこれか^^。いや確かにこれはお金かかってる感じですね(← 結構ゆかり姫がネタにすることが多い;)。しかし写真は相変わらず表情硬くてもったいないなぁ状態;。や、一般に、どんなに化粧して着飾って綺麗にしていても & 若作りしていても、普段の表情での目つきだけはごまかしが効かないんですよね。ゆかりんの場合、オフショット類の着飾らない表情だと非常に性格が良さそうな & 優しそうなところが出るので良いんですが、この手の写真撮影になるととたんに借りてきた猫状態に;。これと逆(=人と接するときは性格のよさげな表情を作るのに、ちょっと気が緩むととたんに目つきに性格の悪さが出る;)の女性は世の中に掃いて捨てるほどいますが、ゆかりんのような子は最近だとホントに少ないんですよねぇ。写真撮影が苦手なゆかりんはホントに損してるよなぁ、という印象。

 しかしこのアルバム、全 15 曲で知らない曲が 10 曲近くも;。や、今回はコンサートツアー行けそうにないしスルーになるかなぁと思ってたんですが、なにげにでじくま氏からプレミアチケットを一枚譲ってもらえそうな気配w。やー、頑張って覚えたいと思います^^。

 しかしでじくま氏の布教活動も凄まじいわけですが、で、今回のチケットって結局どんな感じなの? というわけで今日ついでに見せてもらったんですが、



 ……; いや布教活動用にしても多すぎやしませんかこれ;;;。っていうかこれだけで軽く 5 万円超えてると思うんですけど;;。や、さすが王国国民の納税は違いますねぇ^^。

2006/4/24 00:49 | 3.アニメ&コミックス | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
さよなら交通博物館

 というわけで今日はここに行ってきてみたり〜。



 っていうか私はなんで秋葉原に 2 日連続で来てやがりますか;。や、昨日はメモリカードやケーブルの調達で来たんですが、迂闊にも交通博物館のことをすっかり失念してて、行ったときにはすでに閉館;。で、今日はでじくま氏と落ち合う用事があったので、せっかくだしということで襲撃してきてみたり、と。

 閉館間際の特需とはいえ、それにしてもさすがに凄い人だかり。親子連れが中心ではありましたが、多分親御さん(といっても自分と同年代)たちも小さい頃に来た思い出があって、自分たちの子供と一緒に記念に、なんでしょうね。そんなわけでいくつか写真を切り貼りしてみるわけですが、

 

 うわーっ、機関車懐かしすぎですよ^^。右側の N ゲージ(じゃなくてそれの大きいやつですが)もかなりリニューアルされているらしく、JR の新しい本社ビルだとか新しい新幹線の車体だとかが追加されていたり、あるいは車体の中に小型カメラが取り付けられていて、モニターで見ることができるようになってたり。さらには照明が落ちて夜モードになったりと趣向が凝らされてちょっとびっくり。私はすでに記憶があやふやでしたが、確かにこんなのあったかも。

 まあこの辺はふむふむ、という感じだったのですが、びっくりしたのはこれ。



 これ、ホンモノの山手線シミュレータ^^。三台のプロジェクターによって大画面投影が行われていて、それが手元のマスコンの動作に連動するという、いわゆる電車で GO! のデラックス版(違)。やー、子供連れの親御さんたちが大行列を成してたわけですが、子供の頃の夢を実現するマシンとしか言いようがなかったり^^。今はこんなものがあるんですねぇ。



 私はもうほとんど記憶に残ってなかったですが(多分最後に来たのは幼稚園か小学校;)、こういう形で子供たちの聖地が近場から失われてしまうのはちょっと残念ですね。さすがに JR もこんな一等地にこんなお金がかかる博物館を置きっぱなしにしてるわけにもいかないでしょうし、採算的にも無理はないと思うのですが、移転後の場所が新たな聖地になってもらいたいものです。

# というわけで積まれたコミックスの消費に戻らねば....;

2006/4/23 18:56 | その他 | コメント (0) | トラックバック (1) | このエントリへ拍手
というわけでぼちぼちアニメ消化中;。

 ふう、ようやくなんとか追いついたかも;。微妙に仕事忙しいので仕方ないんですが、やー、なんとかならんかな状態。そんなわけでいくつかざっくりインプレを。

・まじかるぽか〜ん
 見ているこっちがぽか〜ん状態;。井出ぽんなのが気になるものの、現時点ではまだ特徴がない番組という印象。斎藤桃子……ってモモーイかと思ったけど別人ですか。一瞬勘違い。

・砂沙美 魔法少女クラブ
 っていうか美紗緒ちゃんがぁぁぁぁぁ〜っ;。キャラだけ踏襲した全然違う番組になってますね。加えて活舌の悪すぎる CV がこれまた強烈。きらりんレボリューションといい勝負というかなんというか;。しかしなぜ今さら天地なのかがさっぱり分からないのですが。なぜ今さら……;

・姫様ご用心
 主に新谷良子さんの声を楽しむアニメでしょう、これはw。とりあえずあまやんないと〜。← よくこのセリフ喋れるよなぁと思ったり;。声優さんって凄いなぁ;;;。

・ザ・サード
 淡い微笑みを浮かべる青年、イクスというその青年の静かな視線を、ほのかは真っ直ぐに見ることができなかった。
 なぜなのだろう……? 何度自分自身に問いかけても、その答えは見つかりそうにない。

 恥ずかしいセリフ禁止(爆)。っていうかそういうモノローグは作品の『雰囲気』で描かなくちゃいけないものであって、小説ならともかくアニメでモノローグで入れちゃうのは自らの敗北宣言みたいなものなんですけど;。しかし雰囲気はいい作品。WOWOW のこの手のラノベアニメ化はそんなにハズレがないのでちょっと期待。

・ストロベリー・パニック
 清水 愛に手玉に取られる中原麻衣……新鮮だwww。(← 楽しむところはそこか??(違)) 劣化版マリみてとか言われてますけど、これはこれでベタでいいかも、というかかなり可^^。

・ラブゲッCHU
 声優だけでは食っていけずにアルバイトを始めるとかいう話。なんつーか切ない;。というかちょっと驚くのはえらい教育的な作品になってるんですが、これ;。

「自分は何ができないのか、それを知ることが大切なのです。できなければ、できるようになればよい。
 自分の実力を知り、努力することこそ、成長への一番の近道なのです。」

 その昔、ネットでチャットした中学生(だったっけか?)の女の子が声優やりたい〜、とか言ってて、気持ちは分かるけどもうちょっと落ち着いて考えようよ状態だったんですが、才能と努力の両方が求められるこういう業界は、あこがれだけでどうにかなる世界じゃないんですよね。そういう子に見せてあげたくなる教育的な作品……かと思いきや、バイト先はなぜかメイド喫茶で、かしまずいてオーダしながら「ご主人さま、オムライスには何を描きますか?」……っておいおい、さらにはふーふーあーんまで再現。い、いったい誰をターゲットにしたアニメなんだこれは状態;。
 ある意味、作りとしてはこみっくパーティに近いんですが、同人誌のような身近なネタではない分、今ひとつ親近感も湧きにくい。ちょっと掴みどころのない作品ですね。とはいえキャラが好みなので続投。(ぉぃ)

・アニ横
 (爆笑) 今週分、ひどすぎなんですがwwww。

「夜更かしは美容の敵よ、あみちん。
 若さが武器になるのは今のうち。お肌の曲がり角を越えたら、あとはまっ逆さまよ〜?」

 お、おいおい、アニヲタだけじゃなく、ついにはお母様方にまでケンカ売ってきたんですがこのアニメ;;。

・地獄少女
 ようやく今日終了しましたが、普通に面白かったですね。もともとの期待値が低かったせいもありますが、全体を通してあの手この手のアレンジを加えてかなり頑張ったなぁ、という印象。結局、他人を恨んでその瞬間は気が晴れたとしても、時間が経って痛みが薄れてくると自分に対する罪悪感が勝ってくる、というところを物語の落としどころにしてましたが、やや奇麗事の感もあるとはいえ、手堅いまとめ方かな、と思います。シリーズ通してみれば割と良かった作品じゃないかと思ったり。
 ……とはいえ第二シリーズを作るほどの作品なのかなぁ、という疑問はなきにしもあらず;。物語がきちんと完結してしまっているので、全然別物にしないと物語として成立しないかもしれないですね。

・ふたご姫 Gyu!
 初回を見たときにはもう切っていいかなぁと思ったんですが、いやここ数話なにげにいい展開になってきてますね。今回の作品の機軸がようやく見えてきた感じ。
 どんな設定になってるのかというと、いいことをするとポイントをもらえるというポイント制。けれどもヘマしたり魔法使いまくったりでがんがんポイントを引かれていってしまう。他のプリンセスたちがポイントを伸ばし続ける中、この二人だけがマイナスポイントを食らっていくんですが、にもかかわらずファインとレインはユニバーサルプリンセスとして認められる。じゃあ、そんなダメダメな二人にしかないモノはいったい何なのか? それは要するに人を惹き付ける魅力、カリスマ性。たとえマイナスポイントを食らっても、友達を助けるためだとか、ものすごく単純だけれども大切なコトをさらりとやってのけてしまう。要するに、「学校で習ういいコトよりも、人として大切なコトがある」、ってことなんですが、この機軸を明確に打ち出してきた感があります。もしかしたら前作よりもいい展開になるかもしれません。ちょっと期待。

・マイメロ
 げっ、OP の柊センパイって……; き、気付かなかったですよこれ;。

 しかしなんつーか、気を抜くとあっさり溜まっていきますな……; > 今クール

2006/4/23 00:28 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
企画と下請けと飼い殺し

 最近はゆるゆるなエントリばっかり書いてるので、たまには少しは真面目なエントリもだらだらと書いてみたり。

 割と大きな会社だとある程度軽い作業は外注とか下請けとかに出してるケースが多いと思うんですが、「下請け」って言葉は上下関係を強く意識させるのでよくないってことから、「協力会社」って言葉が使われたりすることが結構あります。が、言葉ばかりで実態は協力なんかしてない、なんてのはよくある話。

 どこの業界でもある程度分業化が進むと、企画作業と実際の製作作業を分けることは当然のように行われるんでしょうが、そうなってくると世の中には必ず勘違いする人が出てくるんですよね。「企画こそが神である」、と;。まあ確かにいい企画を作れる人はみんなを救えるので神だけど、ろくでもない企画しか作れない香具師ほどタチの悪いものはないんですよね。

 最近、仕事関係で不幸にもそういう人に当たってしまったんですが、こういう人によくありがちなのが、協力会社さんとの付き合い方を何か勘違いしちゃってるケース。発注者の論理を全力で振りかざして、こちらの状況を全く鑑みない。ま、もちろん仕事の理屈としては正しいんですが、このやり方だと、支払い金額以上のものを引き出せないんですよね。良くも悪くも人間って感情の生き物なので、褒めるところは褒めて、締めるところは締める、というふうにメリハリつけないと、「この人のためならちょっと頑張ってもいいかも?」とかいう気分になれない。で、結果的には発注する当人が損をする;。

 どんなことでもそうですが、(相手を育てることも含めて)相手の実力以上のものを引き出すことって、ものすごく重要なことなんですよね。そういう win-win な関係になるためには、相手を「リソース(資源)」とみなさず、(たとえ契約上の上下関係があっても)対等な関係として相手を尊重する「姿勢」が大切になる。そしてそれは、なによりお互いがハッピーになるための近道でもあるんですよね。私は幸いにしてクジ運がいいのかホントにいいお客さんに恵まれてるのですが(例えばうまくいけばちゃんと褒めてくれたり、場合によってはやんわりと諭してくれるとか)、こういうお客さんだとちょっと色をつけて頑張りたくなる。逆に、「お金さえ払えば動いてもらえるんだろ?」みたいな態度で接してくる人に対しては全力で仕事を断りに行くこともあります。(← や、ホントはビジネスとしてはいけないんですけど、めっちゃわがままな人なので^^。)

 もっとも、褒められすぎるっていうのも怖いんですよね。特に「腕一本」タイプの仕事(=その人自体に価値があるタイプの仕事)の人の場合には、いわゆる「飼い殺し」になる怖さがある。例えば声優さんを例に取ると、ほとんどの声優さんって、たいていは他の誰かでも代替が効いてしまうんですよ。今は一線級の声優であっても、次の若手世代に似たような声質の声優さんが出てくればそちらが登用されてしまうという恐ろしさ。井上喜久子さんみたいに「誰も真似できない独自の世界」を作り上げるとか、大山のぶよさんみたく「この声はこの人以外あり得ない」とか、金田さんとか能登さんみたく「この声質はこの人以外にはあり得ない;」とかにならない限り、常に飼い殺しにされるリスクをはらんでるんですよね。

 でも飼い殺しにされかねない人たちであっても、おそらく仕事がうまく回ってるときはめちゃめちゃ居心地いいんじゃないかと思うんですよ。例えば私の両親の知り合いに都内の某所で料亭やってる人がいるんですが、不況の煽りで会社員の接待は少なくなったのに、若い作家さんとか役者さんの接待が結構あるという話を聞いて衝撃を受けたり。若いうちにこういうのを経験してしまうと世界観が狂っちゃうんで、普段からよっぽど自制心を持ってないとかなり危険なんじゃないかと思うんですよね;。

 結局のところ、互いの良いところはフラットに尊重して認めつつ、自分に対しては常に自制心を持つこと、っていうことなんでしょうけれども、これってなかなか難しいものなんですよね。いやはや、私もなまじ今の会社は気楽で居心地いいだけに、飼い殺されないようにしないとですよ;。

# うーん、しかしまとまりのないエントリだな、オチもないし;。

2006/4/22 02:27 | 4.雑学&雑感 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
書評:女性がディズニーランドを愛する理由(★×3)

 先日もののついでに買った本。や、えらいベタなタイトルでこんなの買ってどうするよ状態なわけですが、なぜこんな本を手に取ったのかというと、帯に書かれていた「4 つのキーワード」に引かれたから。

 「安全性」「礼儀正しさ」「ショー」「効率」

 これ、courtesy の訳語がちょっと違うものの、昨年採り上げた「ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法」にあった、クォリティ・サービス・サイクルの 4 要素そのもの。ということは、これを書いた人は間違いなく『中の人』なわけで、しかも日本人なので TDL ベースでクォリティ・サービス・サイクルの話が解説されてるんじゃ? と思って買ってみたらビンゴ。講演会の採録のような軽めの本で、1 時間ちょっともあればすらすらと読めるんですが、めちゃめちゃ話が具体的で勉強になりますねぇ、これ。

 日本の TDR って、女性客の比率が他の国の Disneyland Resort に比べて高いらしいんですよね。例えば、California Anaheim の DLR なんかは家族連れが非常に多いんですが、これと比べると、TDR はカップルとか女性客の比率が相対的に高く、お客さんの 7 割以上は女性客だとか。当然、イベントやショーも女性客(しかも大人の女性客)を狙った施策が中心で、実際にそれが見事に成功している。これは日本特有の現象らしいんですね。(そりゃまあ、California の DLR なんかは TDR と違ってふらっと遊びに行けるような場所じゃない、ってのも大きな理由だと思いますが;)

 とはいえ、女性客の心をいかに掴むのか、すなわち女性向けマーケティングというのは、最近のマスマーケティングの中でも(裕福層向けやシニア層向けのマーケティングなどと同様に)一つ重要なトピックになっているらしいんですね。というのも、独身女性であれば可処分所得も多いし、また家族の場合にもお財布を握ってるのがお母さんだったりするわけで;、そこを押さえにかかろうとするのはある意味至極当然と言えば当然。私もいくつの雑誌でこの話は見かけてるんですが、じゃあ具体的にどうすればいいのか? という点についてはなかなかうまくまとめられているものが少ない。が、この本だと(Tips 的とはいえ)ものすごく具体的に解説されてるんですね。

 おそらく要点をひと言に集約するのであれば、女性にとっての『居心地のよさ』をいかに作り上げるのか、ということ。本書では「ちょっとだけ」というキーワードをうまく使って説明していますが、例えば、

・「ちょっとだけ」の優越感
・「ちょっとだけ」の自慢
・「ちょっとだけ」特別な感じ
・「ちょっとだけ」非日常
・「ちょっとだけ」贅沢

など、ほどよい居心地のよさとおもてなしをサービスすることがポイント、だというんですね。本書にははっきりとは書いてませんが、おそらくこの「ちょっとだけ」というのは、別の言葉で置き換えると『さりげない』『ほどよい』『気配りの効いた』『気遣いのある』といったこと。単におもてなしをするのではなくて、『心地よく』おもてなしをすることが重要。例えば、「California の DLR に行ってきたんだよー」というのは一歩間違えばただの自慢話ですが;、「舞浜の TDR に遊びに行ってきたんだよー」というのはほどよい優越感が味わえる。こういう、イヤミにならない程度の『さりげない』心地の良さが女性向けマーケティングでは重要だ、というんですね。

 けれどもその実現はとんでもなく大変。というのは、多くの人にとって、『さりげない』ことは普通『さりげなく』はできないから。特に男性視点、つまりパワーバランスの会社世界の中に生きているような人の場合には、ある意味全く違うロジックというか思考回路が必要になる。女性の場合には五感すべてを使ってそうした『居心地のよさ』を体感するので、通常の男性論理の世界観からでは到底辿り着けないんですよね。そこを科学して、クォリティ・サービス・サイクルという仕組みを作り上げたからこそディズニーは凄いわけなのですが、そうした考え抜かれた行動を『さりげなさそうに』やるために、途方もない努力が払われている、というのがディズニーの世界のホントに凄いところ、だと思うんですよね。

 あと、非常に興味深かったのは、こうしたサービスの作り込み方は全世界共通なのかと思いきや、完全にそうではないらしい、という話。特に日本人の女性はお姫様願望を持つタイプが基本なので、そこを意識したサービスを作らないとなかなかうまくいかないらしい。ここはアメリカとは違うらしく、アメリカだと自分から積極的に楽しむタイプの女性が多いのに比べて、日本は手を引かれてエスコートされるタイプが多い……というのはなるほど確かにそうかもしれません。(ただ、これが TDR に来るような女性に絞った話なのかどうか、という点についてはこの本では言及されていませんでしたが。)

 気軽に読める本なのに、なかなか奥が深くて面白く、なるほどと頷かされます。この手の本を読んでつくづく思いますが、ホントに女性向けマーケティングは奥が深いです。や、自分は少女漫画好きでも女性心理はよく分からない人なわけですが;、こういう女性心理を巧みに読み取れる感性を持っている人(ちなみに著者はサービス業のスペシャリスト)は凄いなぁと思います。ちょっとは見習いたいものです。

 ついでに余談ですが、この本を読んで氷解した謎。ずーっと気になってたカリブの海賊の横にあるレストラン、なんつーか雰囲気が微妙に暗いというかお墓みたいな感じがして いやいやいや〜んな感じだったんですが、あれが有名なブルー・バイ・ユーだったのか……。つまり割と高級なレストランってことじゃん、と。初めて知りましたよ;。

2006/4/21 02:08 | 5.DLR & WDW | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
続きが気になる;。

 昨晩の Web 拍手のコメントより。

23時
http://pasteltown.sakura.ne.jp/akane/games/blog/archives/2006_4_19_614.html
23時
「いい人」発言は ← ここで切れてる;

 すいません、続きがめちゃめちゃ気になるんですが(爆)。や、この Web 拍手、なんか調子が悪いのか途中で切れてることが結構あるんですよね;。なんかシステム変えた方がいいですかねぇ? アンケートシステムとかも作りたいので今度暇なときに探してみよう....

2006/4/20 10:22 | その他 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
新番組 OP/ED テーマいろいろ

 今期はとにかくアニメの本数がまさにとんでもないことになってるわけですが、となると OP テーマと ED テーマの本数も普通じゃない;。いやはやいったい何枚 CDS を買えばいいのか、いやそれ以前にいつ発売されるのかも気になったのでとりあえず書き出してみたり。軽く寸評も。

■ 4/19 発売

・せんちめんたる じぇねれ〜しょん (時東ぁみ, スクールランブル二学期 OP) ★
 前期と同様、作品にはピッタリな曲。とりあえず合いの手入れやすそう(違)。

■ 4/26 発売

・夢想歌 (Suara, うたわれるもの) ★★
 最初の剣がカチカチぶつかる効果音は TV 版だけ? 光ものな音が混ざりながらも雰囲気ぴったりのいい曲。

・少女迷路でつかまえて (美郷あき, ストロベリー・パニック! OP) ★★
 よくあるタイプの曲なんですけど、無難にいい曲。サビが耳に残ります。ED は……うーん;。というかやはり中原麻衣×清水愛のコンビは最強ですね、いろんな意味で^^。

・キミのアシタ (FLIP-FLAP, ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! OP) ★★★
 前期 OP テーマも結構好きでしたけど、新 OP テーマもハイテンションでいい曲。しかしこの OP、映像がなにげに凄いです。一見すると無難なコンテなんですが、よく見ると細かく動いてて作り込みが激しい。ハルヒの OP/ED も凄いけどこっちもなかなかのもの。作品の方は 1 回目は踊ってばっかりでしたが最近はちょっと雰囲気変わってきたかもしれず。

・冒険でしょでしょ? (平野 綾, 涼宮ハルヒの憂鬱 OP) ★★★
 これも無難な曲でパンチはあんまりないんですが、地味にいい曲。

・コイ・クル (黒木マリナ, おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜 OP) ★★★★★
 今期のイチオシ。っていうか。めっちゃツボにハマったんですがこれ^^。呪文のような歌詞、歯切れの良さと流れの良さを兼ね備えた見事なメロディライン、そして美しく流れるように変化していくコード。作詞・作曲・編曲の三拍子もさることながら、それをきっちり歌いきっている見事なボーカル。明るくそしてどこまでも前向きな一曲で、聞いててとにかく楽しくなる名曲。やー、前期の OP はある意味キワモノという意味で凄い一曲だったわけですが、今期の OP は普通に名曲です。こういうのはエレクトーンとかで弾いたらめっちゃ気分よさそうですね。……といってもとんでもない難易度であろうことは想像に難くないのですが;。

・screaming (橋本みゆき, Soul Link OP) ★★★
 I've 系の曲、とか表現するのはあんまり適切じゃないですが、多分それでお分かりいただけるかと;。こういう歯切れのいい曲は結構好き。橋本みゆきさんって私は光風(PS2 Φなるあぷろーち ED テーマ)の印象が強いんですが、やっぱり歌うまいですね。

・ユーフォリア (牧野由依, ARIA The NATURAL OP) ★★★
 作品に融合させたような OP テーマの流し方はすっかり板に付きましたが、前期同様、癒し系のいい曲。作品の方も高水準で安定していて素晴らしいです。

・百発百中とらぶるん♪ (姫子とナーナ, 姫様ご用心 OP) ★★
 地味に迷曲。えーと、どう表現したらいいのかというと、第一期ギャラクシーエンジェル OP を見たときのような感覚とでも言いましょうか状態;;。サビの部分が昔のヒット曲そのまんまなんですが、それと GA OP テーマを融合させたような感じ。これもめっちゃ耳に残ります。

■ 5/10 発売

・ハレ晴レユカイ (平野綾・茅原実里・後藤邑子, 涼宮ハルヒの憂鬱 ED) (5/10) ★★★
 OP 同様、割と無難で地味にいい曲なんですが、あの素晴らしすぎる振り付けが目に焼きついて離れないワナ。や、覚えられないですけどね;。

■ 5/24 発売

・オハヨウ (吉永双葉・梨々・小野寺美森, 吉永さん家のガーゴイル OP) ★★★
 ハートフルコメディ作品にピッタリな、楽しくて暖かい一曲ですね。こういう曲結構好きかも。アニメ版もいいですが、コミックスも普通に良かったです。これ、HAPPY☆LESSON のスタッフなんですよね?

・ヒカリ (堀江由衣, いぬかみっ! OP) ★
 さすがにほっちゃんなので外してはいないんですが、ある意味普通で無難すぎる一曲で、特徴がない、という表現がぴったりの曲かもしれません。今クールの大量作品の中では埋もれてしまった感があるかも。

・ひぐらしのなく頃に (島みやえい子, ひぐらしのなく頃に OP) ★★
 こういうのトランス系って言うんでしたっけ;。典型的な I've のお得意メロディライン+編曲、という感じの一曲。多分、本作にはめっちゃ合ってるんでしょうけど、ゲーム未プレイなのでよく分かりません;。

・なないろなでしこ (高本めぐみ, ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜 OP) ★★★
 作品もベタなら OP もベタベタな一曲なんですが、なにげにかなりお気に入り。サビの部分のメロディラインの回し方と歯切れの良さが非常にいいです。

■ 6/7 発売

・ダ・カーポII 〜あさきゆめみし君と〜 (yozuca*, D.C.II〜ダ・カーポII〜 OP) ★★★
 すでにプロモムービーが出ていたので DL してみましたが、さすが yozuca* さん、という感じ。私は一作目の第二ボタンの誓いはあんまり好きじゃなかったんですが、今回はちょっと自己主張を押さえ気味のメロディラインで、かえって印象に残る一曲ですね。

■ 6/21 発売

・ラブ chu ユー!! (りぼんガール, アニマル横町 OP) ★
 いくら幼稚園児とはいえ女の子にそんな踊りさせるんじゃありません状態な上に、ラストでは幼稚園児が投げキッスで媚びを売ってくるとんでもない OP なわけですが、作画はめっちゃ良くてくーちゃんかわいいんですよねぇ^^。曲の方は……うーん、微妙;。や、小学生とかが歌ってるのでこんな感じかなー、とは思いますが。

 ……っていうかざっと書き出しただけなのにとんでもない量になってるし;。しかしざっと書き出してみて思いましたが、これだけ曲の数が多くなると、良い曲なのかどうかというだけでなく、特徴や特色のある曲かどうかというのもものすごく重要なポイントになりますね。これは作品自体についても言えることですが、カタチとしての体裁を整えてるのは当たり前で、さらにプラスαとしてどんな特色を持たせるのか。そこが出来ているか否かが一つの分水嶺になってる気がします。

 しかしこれ、CDS 何枚買えばいいんだ;。や、結構出費もバカにならないわけでどの辺をボーダーラインにするか迷うとこですが、今のところ ★× 3 は購入確定、ですかねぇ? うーん。

2006/4/20 01:07 | 3.アニメ&コミックス | コメント (4) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
性格検査



 そんなわけで某氏のツテで性格診断テストを受けてみたり。が、いきなりしょっぱなからつまづくワナ。

「鉛筆で記入してください。」

 ……鉛筆なんてねーよ;。ま、それはともかく、この手の性格検査って就職したときにはたいてい受けさせられるんですが、結果について教えてもらえることはまずないんですよね。今回の検査は 250 問ぐらいあるんですが、気軽にちょろちょろとマーキングしていけばよくて、見た目に比べると実は結構簡単で単純。けれども、似たような方向性の質問を複数出してそれらの回答のバラつきを見ることでウソつき度チェックをかけるとか、いろいろやってるという話を聞いたことがあります。ホントかどーかは知らないですけど;。

 しかし回答してて思ったんですが、仕事のときの自分と普段の自分とで、答えが 180 度反転しちゃうような設問が結構あるんですよね;。ある程度は自覚してるんですが、例えば仕事だと、大抵のことはすぱーんと割り切って即決しちゃうし、危ないことも新しいこともどんどんチャレンジする。ところがこれがいったん会社を離れて普段の自分に戻ると、まるで反転衝動かのごとくヒッキー全開になるんですよねぇ。毎日ひきこもってアニメとゲームを消費したり、新しいことにもなかなかトライしなかったり、ぐだぐだぐだ〜っとあれこれ考え込んでしまうことも多々あったり、石橋叩いて壊したり;。このあまりの落差はいったいなんなんだと自分でも思うわけですが、そんな自分はリアルマイシスターに言わせれば「極度の気分屋」だそーで;。

# こういう性格の人は実は結構多いんじゃないかと思うんですが、その逆に、仕事のときは
# からっきしなのに、普段が強気モードな人もいるんですよね;。私には不思議なんですが。

 あと面白かったのが、「たいていの人は、根は善人だと思う」という設問。結局、他人って自分の鏡じゃないですか。やさぐれモード全開のときには他人のことを疑ってしまうし、逆に気分が落ち着いて穏やかな時には他人の善性を信じられたりする。ということは、この設問はそういうところを見てるんだと思うんですが、ついこういう設問で手が止まってしまうのは私の悪いクセかも;。でもこの手の考え込んでしまう設問って結構ありますよね?(← いや考え込んだらダメです;)

 で、この検査はすぐには結果が返ってこないので、せっかくだしエゴグラムで定期健診してみたり。経年変化を取ってるので、今までの経緯も含めて列挙してみたりすると……

 2003/01/15 acaab → 2003/03/30 ababb → 2003/07/12 aaabc →
 2004/01/13 ababa → 2004/05/16 ababb → 2005/01/09 baaaa →
 2005/06/15 aaaba → 2005/11/19 baaaa → で、今回は baaba。

 なー、やっぱり CP 下落傾向はっきりしてるし;。CP (Critical Parent)って自分に対する厳しさの尺度なんですが、要は、心が怠けてる証拠。自覚意識もあるだけにちょっとまずいな、という気もしなくもなかったり。性格診断のコメントも出てくるわけですが、

> 何故なら仕事や金儲けの際に、他人を押し除けて行く強引さの欠如や、他人の思惑を気にし過ぎる過敏性性格が、かなり顔を覗かせているからです。

 ぐはっ;。ううっ、それはその通りかも(涙)。でもケンカしたくないし;。

> 性格的には、恋愛や結婚の相手として、最も望ましいタイプの一つです。

 なー、望ましいだけかよ、おい(涙)。ちなみに大学時代の友人の談ですが、この手の「いい人」というのは最も恋愛や結婚から程遠いタイプなんだとか。つまり「いい人」=恋愛対象はおろか異性としてすら認識されてない、だそうな;。

# とか書くとリアルマイシスターに全力でツッ込まれそうだな、それが真因じゃない、と;。
# まあしかし、自分のことを横に置いておけば、確かに言い得て妙だとは思ったり。> いい人
# これ、「あなたには魅力がない」というのを、(言った本人自身は傷つきにくい)当たり障りのない言葉で遠まわしに言ってるようなもんですからねぇ;。
# 自省も込めてですが、この手のセリフは無意識に他人を傷つけてしまうセリフなので気をつけないといけないです;。

 まあしかし、私も自分を作るのが上手くなりましたよ〜w。性格検査ぐらいなら簡単に騙せるかも?(ぉ) ……と思ってたらラストにこんな設問が。

> 「このアンケートにたくさん嘘をついてきた」

 や、思わず吹き出しそうになっちゃったじゃないですか^^。

2006/4/19 01:16 | その他 | コメント (3) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
交通博物館

 え゛え゛え゛え゛〜っ。交通博物館、閉館しちゃうんですか??(涙)

・交通博物館:閉館のお知らせ
 http://www.kouhaku.or.jp/heikan.htm

 5/14(日)で閉館だそうですが、ちょっとショックかも;。や、確かに交通博物館なんてなかなか行かない歳になっちゃいましたが(すぐそばの電気の街にはよく行くけど;)、なくなってしまうという事実に寂しくなってしまいますね。こういうのって、「行くわけじゃないけれども、そこに思い出の土地がある安心感」みたいなのがあるじゃないですか。関東圏の小学生にとって、交通博物館と船の科学館はある意味遠足の双璧なわけで、え゛え゛え゛っ、という感じかも。

「でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。
 楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。ぜんぶ、変わらずにはいられないです。」
「それでも、この場所が好きでいられますか?」

 ……とは CLANNAD のセリフ。そこにあるのが当たり前だと思っているものがなくなってしまうのに寂しさを覚えてしまう感覚って、取りも直さず歳を食った証拠……かもしれないですが;、そうはいってもやっぱり、ですよねぇ。うむむ。

2006/4/18 02:07 | その他 | コメント (4) | トラックバック (2) | このエントリへ拍手
涼宮ハルヒの憂鬱 #3 「涼宮ハルヒの憂鬱 II」

 (爆笑) や、ヤバすぎる;。面白すぎるんですがwwww。

 先週に引き続いてお腹抱えて笑い転げるワナ。やー、かつての ToHeart とかもそうでしたが、お願いですから日曜日の夜からこんなもん見せないでくださいよ状態。明日から仕事する気起きなくなるじゃないですかwww。しかもこれ、もしかしてラストは投げっぱなし?^^

 この作品、ハイテンション & ハイスピードコントなわけですが、漫才アニメとしてのキャラ配置が上手いですね。ハルヒは作品をひっかきまわし、みくるがそれに振り回され、有希は文学少女……かと思いきやこいつも相当におかしい;;。で、それらに次々とツッコミを入れていくキョン。視聴者に冷静に考える暇とスキを与えない展開は見事な作りですね。や、よく出来てます。

 しかもオフィシャルサイトも凄まじすぎるし;;;;。っていうか文字読めないじゃん状態(苦笑)。

 それにしても、みくる役の後藤 邑子さんのポンコツ声、なかなかに強烈ですねぇ。というか SHUFFLE! の楓とかふたご姫のレインだったりするわけですが、微妙に声の表情を変えててなかなか上手い。けろっちゃ氏が萌えるのも分かる気が^^。

2006/4/17 01:37 | 3.アニメ&コミックス | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
書評:絶対可憐チルドレン

 何が悲しくて日曜日にお仕事……;。おかげでまだ 4 月 2 週目だというのにアニメ消化がまるで追いつかないワナ;。多重消化にも限度があるし、果たしてどうしたものやらなわけですが、とりあえず今日は先日読んだコミックスの書評を一つ。



 これ、こたつさんのお薦めで読んでみたりしたわけですが、2 巻目後半あたりからはテンションが上がって一気読み。いや〜、見た目のダメっぷりとは裏腹になかなかの良作じゃないですか。

 ざっとストーリーを紹介すると、レベル 7 の最強の力を持つ 10 歳の三人の超能力少女と、それを率いる、超能力を持たない二十歳の若きエリート学者・皆本光一。彼のミッションは、三人の少女を正しい方向に導いてその才能を開花させること。傍若無人でマセガキで超ワガママな三人娘。普段は背伸びしてマセガキっぷりを発揮しつつも、時おり見せる、歳相応の少女としての一面。超カタブツ青年の主人公はそんな彼女たちに振り回されつつも、その絆を深めていく……と、まあそんな感じの物語。

 最初に読んだときにはちょっとハートウォーミングな萌えマンガかと思ったんですが、少し読み進めてみると、見かけのダメっぷりとは裏腹に、ものすごく重たいテーマを扱ってることが見えてくる。ひと言でそのテーマを言うのなら、この作品は『許し』の物語なんですね。

 国家レベルで重宝されているヒロインの少女たちは、端的に言えば「規格外」の子供たち。その桁外れの能力ゆえに普通の小学校にも通うことはできず、家族からも疎外され、腫れ物に触るかのごとく常に接せられてきた少女たち。人間って、暗黙的に「普通であること」=「みんなと同じであること」が求められていて、それに収まらないハミ出た部分を持っている子供たちは、『規格外』の子供として、のけものにされたり、いじめられたり、問題を起こしてしまったりする。

 そうした個性や才能は、大人になればそれを活かして生きていく道も開けてくるかもしれないし、それを受け止めてくれる人が現れるかもしれない。けれども、そこに至るまでの長い道のりにおいて、家族にすら疎外されてしまう彼女たちはいったいどこに救いを求めれば良いのか?

 本作に出てくる少女たちは、一見すると傍若無人なマセガキながらも、心のどこかでは本気で叱られることを望んでいたりする。それは、彼女たちが心の奥底で『許し』、つまり「あなたはここにいてもいいんだよ」という実感を求めているから。主人公である皆本は、持ち前の性格も相まって、決して三人娘を特別扱いしたりなんてしない。そういうふうに真摯に彼女たちに向き合うからこそ、彼女たちは、皆本のそばに自分の居場所を見出すんですよね。

「怒ってるのは……君が自分の命を危険にさらしたから……それだけだ。
 今回の件は、僕の責任だよ。検査が完了してないのに出動させるべきじゃなかったんだ。
 君の能力も、君自身も、迷惑なんかであるもんか……
 君は、ここにいていいんだ。」

 ああ、そうか、僕は―――
 このクソガキたちに、ずっとそれを言いたかったのかもしれない―――


 三人娘の影に隠れてしまって見えにくいですが、主人公の皆本もまた、超能力を持たないながらも『規格外』としか言いようのない超天才の超エリート。そんな彼が、幼い頃に周囲からどのような仕打ちを受けたのかは想像に難くないでしょう。彼は、本能的に『規格外』の三人の少女たちに共感するものを覚えた……立場や能力の種類は違えど、本質的に通じるものがあったのかもしれません。

 ともあれ、本作に出てくる主人公や少女たちは極端すぎる例としても、似たような『世の中からの疎外感』は、多くの人間が多かれ少なかれ味わっているんじゃないかと思うんですよ。子供の頃はともかくも、大人になればなるほど人間関係は疎になっていき、体面を取り繕うが故に、悩みや苦しみを一人で抱え込むようになってしまう。そうした状況下では、他人の痛みや悩み、苦しみを分かってあげることはものすごく難しいことだし、それを受け止める勇気を持つことも大変。そしてまた逆に、自分のそうした悩みや痛みや傷を他人に打ち明けることだって、ものすごく勇気がいることだし、さらにはそうした悩みを打ち明けられる相手を見つけることもなかなか難しいでしょう。この作品を読んでいて救われたような感覚に陥るのは、そういう、『許し』が持っている、本質的な癒しの力ゆえのものなんじゃないかな、と思うんですよ。

 もちろん、皆本が三人の少女たちの痛みや苦しみを受け止めたところで、三人の少女たちに向ける世間の目が変わるわけではないし、問題が解決されるわけではない。けれども、三人の少女たちにとって、その痛みや苦しみを共有してくれる人がいることが、どれほどの心の支えになることか。生きることに絶望せずにいられる理由の一つとして、こういう『許し』、つまり許されているという実感、ベタな言葉で言えば「愛されている」という実感はものすごく大切なものなんじゃないかと思うんですよね。本作では、10 年後の未来に、薫が、世の中から疎外されているエスパーを先導して反乱を起こすという予知夢が提示されているのですが、これは『許し』をテーマとした作品ならではの重たい設定。最終的な結末をどうつけていくのかは非常に興味深いです。

 やー、こういうのを読んでるとさすがはベテラン作家、という感がありますね。> 椎名 高志氏
 なかなかいい作品でした。続巻が楽しみです。

2006/4/17 00:15 | 3.アニメ&コミックス | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
時間の有効活用

 しまった、なにげに気付いたらこんな時間で、しかもまだネタ仕込んでないよ状態;。え゛ーと、とりあえずネタがなくて困ったときは今日のばんごはんから(ぉぃ)。

 

 というか買うだけ買って料理する暇がなかったナスと、賞味期限切れが近づいてるお味噌を片付けたくてこんなものを作ってみたわけですが、お味噌ってなかなか使い切るのが大変。というか普段お味噌汁を飲まない or 作るとしたらインスタントなので、お味噌ってほとんど使わないんですよ;。豚汁作るときに買ったけどまるで使い切れず。最近、野菜炒めとかに応用できることを知ったのでちまちま使うようにしてるんですが、なかなか難しいですねぇ。

 加えて、これ作るのにピーマンとかこんにゃく使ってるんですが、余った分をどうするか。こんにゃく → 筑前煮、ピーマン → ホイコーロー、というコンボを想定して次の食材も調達しておいたんですが、うまく使い切るように調整するのがなかなか難しいです。っていうかレパートリーが少ないとこればっかりはどうにも;。

# ってあ゛あ゛、しまった豚ブロックを並行魔術で煮込むの忘れた.....これもとっとと消費しないと;。

 そんなわけで料理をしているとあっという間に時間が過ぎていくわけですが、ちょっとでも時間を有効活用するためにと最近はネットラジオ聞きながら料理をしていたり。や、実はラジオって大半のタスクと重ねられるんですよね。料理中にアニメを見るのは難しいですがラジオなら OK だし、電車の中で PSP でゲームしながらネットラジオとかもいける。(← あやしい人やめれ;) PodCast 対応のネットラジオは特に重宝しますね。とりあえず今日は To Heart 2 ラジオの第 1 話 とか聞いてましたが、ゆりし〜の伊藤 静御前のモノマネとか面白すぎ^^。最近はラジオを全然聞いてなかったですが、かしましラジオといい、構成といい内容といい、昔に比べてかなり進化しているという印象。ヘタなアニメよりもよっぽど面白い、というのはちょっと驚きかもしれず。

 ラジオだけじゃなくてニュース番組もうまく生活の中に組み入れないと、ですね。実は私、実家を出てから新聞を取ってないんですが(だって高いし;)、おかげで昔に比べてさらに世間の話題に疎くなるワナ;。や、だって生活時間帯が不規則な上に後ろにズレてるから、テレビでニュースなんて見られないんですよね。朝はアニメを 1 本消化してから出かけてるし で、考えた挙句に使っているのが日経ブロードバンドニュース。Imaginary Children な私の場合、自宅にいるときは朝だろうが夜だろうが間違いなく PC を立ち上げてるので、とりあえずブラウザのホームページを日経ブロードバンドニュースにしとけば、イヤでもざっとニュースを見ることにはなるんですよね;。難点としては土日の更新がない点ですけど、まあそこはやむなしとすればかなりいけるという印象。

 生活にいかに刷り込むように作業を組み込むかとか、いかに多重化して時間のゆとりを生み出すかとかって、日々の生活の効率に直結するので、ちょっとでも時間を取って考えねば、ですねぇ。……というか消化するモノが単に水増しされただけのような気もしますがきっと気のせいでしょう、はい;。

 そんなわけで、面白いおすすめネットラジオ(ただしヲタ系限定^^)があれば Web コメントとかで教えてください^^。ぜひぜひ。

2006/4/16 02:26 | その他 | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
きょうのおやつ

 なんか今朝は早いブランチでお腹空いたので冷凍庫から備蓄を出しておやつにしてみたり〜。



 や、マカロニグラタンでありますよ、隊長w。これ、ちょっと多めに作っておいて冷凍備蓄にしておくとお腹が空いたときに食べられるので結構いいかも状態。しかも耐熱ガラス使えばそのままオーブンレンジで焼けるんですよね。なのでホントにお手軽。ぼちぼちマカロニグラタンは作り慣れたので別のグラタンにもチャレンジですね〜。って夏場に向けたメニューにも try しなくちゃなわけですが^^。

# ちなみになんでこんな時間におやつを食べてるのかとゆーと、西友に襲撃する時間を遅らせたいから。
# いやだって安売りの時間帯を狙おうとするとですね、って発言がダメすぎますよ自分;;。なー。

 しかし夏場に向けて結構困ってしまうのが、やっぱり冷凍庫のサイズ。グラタンの備蓄とか便利なんだけど、場所食っちゃうのであんまり大量に備蓄できないんですよね。週末 + 暇になったときしか料理しない=冷凍食材を中心に使わざるを得ない、というのが苦しいところ。タッパがあっても場所が足りないのはどうにもならずですよ;。

 幸いなのは、いわゆるアイス類を滅多に食べないこと。実家とかだととんでもない量のアイス類が常備されてるわけですが;、アイスなんか入れる隙間ないよ状態。がしかし、先日、飲みの帰りにこんなアイスを買ってみたり。



 ハーゲンダッツのクリスピーですが、その名も抹茶黒みつクリスピーサンド。で、食べてみたわけですが……

 む、むちゃくちゃ美味い;。

 ハーゲンダッツのアイスって値段だけのことはあって基本的にはどれも美味しいし、いわゆるミニカップの抹茶アイスも美味しいんですが、ちょっとこれは本気で美味いかも^^。抹茶アイスを黒みつでコーティングして、それをクリスピーでサンドイッチに。口の中で黒みつの甘みが抹茶の味と合わさってめっちゃうまうまなんですがこれw。いや〜、なにげにヒット作かも。

# モノ自体は別に新しいモノでもないらしいんですけどね。昨年発売らしい。
# さすがにいいお値段なだけのことはありますねぇ。> ハーゲンダッツ

 そんなわけで現在、今週開始のアニメをぼちぼち消化中ですがまるで終わらん;。平日に消化できないとどうにも溜まって追い詰められるんですが状態。前クールはアニメの本数が少なかったんで割と大丈夫だったんですが、今クールはゲームやコミックス類がまるで消化できない状態に。うーん、なんとかせねばですよー;。

2006/4/15 17:32 | 6.お料理 | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
瞬殺ですか;。

 なー、全滅ですよ見事に(涙)。まあ無理もないでしょうけど、さっぱりですねこれ;;。

 まあでもこれ、勝てるわけがない感じはしますね。というか、前回の 11 月の公演は東京国際フォーラムで約 5000 だったわけですが、今回は東京厚生年金会館で GW 中の開催、でもこちらは客席数 2300。前者は一日だけ開催、後者は二日間の連続開催なわけですが、当然、ゆかり王国の国民は両日参加がデフォルトみたいな人ばっかりなわけで、それって競争率としては 5 倍ぐらいになってるんじゃないかという感じですよねぇ;。いや無理だからそれ状態;;。

 ……あと残るはヤフ○クとかいう力技ですかねこれ;。しかしとんでもない値段になりそうな気配、どうしたものやら。

# まあ無理にこだわるほどでもないのも確かですが^^。

[18:40 追記]
 でじくま氏から事後報告ありましたが、飛んでも Nothing な状況だったっぽいですね。

 ぴあ:店頭だと一番目に並んでも店員の手際が悪いとアウト。2番目だと問題外。
 CNプレイガイド:2分以内に終了。
 e+:13分の段階で終了を確認。
 ロッピー:6分の段階で終了していた。

 あ、あり得ないんですけど;;。しかし複数方面で購入かけられるようになってると、個々のチャンネルの枚数少なくなるからどうにもならないですねぇ……。

2006/4/15 10:32 | その他 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
電脳戦・戦闘準備開始

 今日は会社の歓送迎会の飲みだったわけですが、二次会まで付き合ったらなにげに午前様。やー、今日はとっとと寝るかなぁと思ってたわけですが、なにげにでじくま氏からメールが;。

> ごきげんよう。直前で申し訳ありませんが、明日の手配について連絡です。

 なんですかそれは;。って、なんのことはなくて 5 月のゆかりんライブツアーのチケット手配らしい。FC 枠は余裕で落選だったそうで、とにかく力の限りチケットを押さえろと、まあそういうことらしい。で、ご丁寧にも作業手順まで逐一マニュアルがついてきたわけですが、慣れてますよこの人状態;。さすが手配師。

 しかしチケット手配といえば、リアルマイシスターとその母親(っつーか私の母親だよ;)もジャンルは違えど極度のヲタで、土曜日の朝に演劇チケットの手配のために家中の電話機を総動員してたのが思い出されたり。うわー、要するにアレをやれってことですか状態なわけですが、

【電話】
1) チケットぴあ
 全国共通 0570-02-9966 からです。
2) CNプレイガイド
 一般:0570-08-9999

【インターネット】
1) 電子チケットぴあ
2) e+
3) CNプレイガイド

 おいおい 5 系統の並列魔術 ですか状態、しかも電脳戦ですよ;。しかしこんなことになるならリアルマイシスターに協力を仰いでおけばよかったかもしれず(苦笑)。え゛ー、微妙どころかかなり眠いんですが、明日は頑張って早起きします;。

 ……とりあえず今晩のうちに電子チケットぴあの会員登録でもしときますか;。というわけで勝敗についてはマテ次号(違)。

2006/4/15 01:12 | その他 | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
意外に奥深い索引作り

 うなー、ふと気付いたら結構な時間に;。というわけで今日は書籍執筆の話から雑談を一つ。

 先日、ようやく前書きとかまで含めた校正作業が片付いたんですが、校正作業と並行して必ずやらなきゃいけない作業が一つあったりします。それは索引作りのためのキーワードのピックアップ。や、専門書であれば必ず付いてる索引ですが、あんなのかなり適当かつ自動的に作られてると思うじゃないですか。でも実際にはそうじゃなかったりして、結構面白かったりするんですよ。

 まず、インデックス付け(索引の作成)って実は『手作業で』キーワードをピックアップしてたりします。校正作業が一段落した時点(=ページが fix した時点)で、索引に使うキーワードに赤マーカを振っておき、あとは DTP 担当者がそこから一生懸命索引を作るという、実はかなりローテクな作業;。

 大手の出版社でもこんなローテクなのか? と最初はびっくりしたんですが、冷静に考えてみるとこれって実は当たり前。実際にマーキングしてみるとすぐに分かるんですが、単純にキーワードを拾って並べただけだと使い物にならない索引になってしまうんですよ。例えばこの blog で言うと、「くーちゃん」とか「Disneyland Park」といった単語を含むページ(エントリ)を自動的に拾うことはできますが、それだけではどのエントリが最もくーちゃんの魅力を熱く語ったページなのかが分からないんですよね。

 つまり、なぜ索引起こしを手作業でやるのかというと、単に重要キーワードをピックアップするだけではなく、そのキーワードに関するトピックのうちで『最も重要な内容を含むトピック』に対してのみ適切にインデックス付けをしなければならないから、なんですね。だから、それがたとえ重要なキーワードであっても、そのキーワードに関する説明になっていないページであればそのキーワードに対してはマーキングをしてはいけないんですよ。

 となると、実はこの索引付けもそんなに単純な作業じゃないんですね。つまり、『利用者の立場に立った場合、どういうキーワードの検索でこのページに辿り着くのか』を推測しなくちゃいけない。例えば、「かわいいすぎるんですけどくーちゃん^^」という文があった場合には、これにベタにマーキングしちゃいけないんですよ。こういう場合は、「くーちゃん」、「くーちゃんかわいい」、「くーちゃん萌え」、「萌えるくーちゃん」といったキーワードを立てておく。そうしておくと、利用者が「くーちゃん」というキーワードを元にこのページに辿り着きやすくなるんですね。つまり、場合によってはそのページ上に書かれていない単語でマーキングしなくちゃいけないことすらある、というのが索引作りの妙だったりするんですよ。

 加えて日本語の場合には、ピックアップしたキーワードを読み仮名順に並べたり、あるいはカテゴリ別に分けたりする必要があるので、どうしてもローテクにならざるを得ない。や、実はこのキーワードによるインデックス付けって結構奥が深いんですよねぇ。

 でもその一方で、そう考えると恐ろしくよく出来ているのが、Google などを初めとする Web サイトの検索システム。ご存知の方も多いと思いますが、Google の検索システムを支えている生命線は、「ページランク」と呼ばれる、ページの重要度を決めるアルゴリズム。ある Web サイトやページの情報価値が高いかどうかを、著名サイトや一般サイトからのリンクの数などに基づいて決める仕組みで、これによって、あるキーワードに対するあるページの情報価値をかなりの精度で推測してるんですね。や、なんかこういうのを見ていると思わず「私の本もインデックス付けして欲しいんですけど^^」状態になっちゃったり。

 や、一冊の本の中の索引付けということになるとページランクのような情報が取れないという問題もあると思うんですが、いずれにしてもこういう索引付けとかの作業は将来的には自動化して欲しいなぁと思ったりしなくもないです。……っていうかだってめんどいんだもん;。本質的な作業じゃないし;;。

2006/4/14 01:56 | その他 | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
マリア様が見てる〜くもりガラスの向こう側

 というわけで遅ればせながら新刊のマリみてについて。や、読んだのは随分前ですが、いろいろ準備が;。すでに瞳子が祐巳の妹になることは確定でしょうけど、いや〜、見事な一冊でした。というわけで、以下ネタバレですが軽く感想を。

 この一冊、要するに祐巳が瞳子のお姉さまになるために必要な通過儀礼というか、成長劇なんですね。前作「未来の白地図」のラストの一節ですが、

 あの時、本心から瞳子ちゃんを妹にしたいと思った。
 なぜ、そう思ったのか。瞳子ちゃんのどこが気に入ったのか。うまく口にできないけれど。でも、それは確信だった。
 志摩子さん流に言うなら。―――「何となく」。
 何となく、瞳子ちゃんが妹なんだって、そう感じたのだ。


 祐巳は瞳子を妹にしたいと思ったわけですが、それは同時に、瞳子以外の妹はあり得なくなってしまった、ということでもある。本編で、瞳子にフラれてしまった祐巳の気持ちを少しでも癒すためにお姉さまが企画してくれた新年会でも、祐巳はどこかに寂しさを抱えてしまう。それを、由乃はこう指摘するんですよね。

 幸せ、って思った瞬間、心の中にすーっと冷たい風が忍び込むのはどうしてなのだろう。
 楽しい気持ちも、幸せな気持ちも、偽りではない。百パーセント本物なのに。
「気持ちをしまっておく部屋が違うんでしょ、それは。」
「部屋を先に作っちゃったのに、住むはずの妹がいないから、今、祐巳さんの心の中ですきま風が吹いちゃってるんだよ。」


 けれども祐巳の本当の不幸、それは心の中に単に「妹」という部屋を作ってしまったことではなくて、「瞳子の部屋」を作ってしまったということなんですよね。だから、その部屋は瞳子によってしか満たすことができない。でも、祐巳は間違えてしまった。

「でも、自分の気持ちを偽ることは、良いこととは言えないと思います。」
「乃梨子ちゃんは、瞳子ちゃんが私のことを嫌いじゃない、って思ってくれているんだ?」
「はい」
「じゃ、きっと私が何かを間違えちゃったんだね。」
「間違えた?」
「時とか、場所とか、相手の気持ちとか、伝え方とか……かな」


 相手の事情、抱える悩み、心、気持ち。自分のことを話さない瞳子のことを少しでも知りたいと思う祐巳はどんどん追い詰められていき、最後には瞳子の抱えるものそのものを知っている柏木の手を借りようとしてしまう。けれども柏木の家の前まで来ていよいよとなったとき、最後の最後に祐巳ははたと気付く。それが、瞳子の気持ちを汲み取らない、一方的な自分の感情であることに。

 相手の気持ちを少しでも知りたいと思う心。それは相手のことがホントに好きなら当たり前に湧き上がってしまう感情だし、時としてそれがどうにもならなくなってしまうこともある。けれども、それは祐巳の身勝手な感情。それを振り回している限り、彼女は決して瞳子のお姉さまになることはできない。もともと祐巳は『お姉さま』としての資質に欠ける面があって、友達として瞳子と同列に並ぶことはできても、姉として瞳子に接することができない。そういうフランクさが祐巳の魅力であると同時に、『お姉さま』になれない理由にもなってしまっていたんですよね。しかしそこを超えることで、初めて祐巳は『お姉さま』としての資質を得ることができる。

 そんなことをする人は、お姉さまじゃない。
 そう呼んでもらう資格はない。
 祐巳は踵を返して歩き出した。


 いやー……さすがというか参りました状態。実は今回の一冊で瞳子がさくっと祐巳の妹になるのかと思ってたんですが、まさかこういう展開になるとは予想もしておらず。特に祐巳の精神的な追い詰め方が見事で、ラストの祐巳がとにかくカッコ良すぎる;。や、こういうのって頭で理解していても感情が追いつかなくて出来ないという類のモノだと思うんですが、この『どうにもならない恋愛感情』と、それを克服していくラストシーンの祐巳の姿を見事な筆致で描き切ったのは凄かったです。祐巳は感情先行型の行動を取ってしまうことが多かったわけで、確かにこのエピソードなくして妹選びに決着は付けられない。読み終えてみれば、そう思える一冊でした。

 それにしてもこれ、いったいどうやって話を収集つけるつもりなのか? すでにストーリーラインは出来上がってるんでしょうが、それにしてもよくこんなストーリー作るよなぁ……という印象。マリみての真骨頂は「いとしき歳月」のあたりだと思ってたんですが、ここ数冊の出来はそれと同クラスかそれ以上かも。いつもながら感心させられます。> マリみて

 で、それはともかくここからが本題。や、絶対やるだろうと推測されてるとは思いますが、やってみましたよ、ハムエッグに麺つゆ(笑)。えー、もちろん市販製じゃなくて自家製ですよ?^^ 麺つゆの作り方は非常に簡単で、しょうゆ:みりん:だし汁= 1 : 1 : 3 の比率で混ぜて、軽く煮立ててアルコール分を飛ばすだけ。ちなみに天つゆは 1 : 1 : 5、そうめんのつゆだと 1 : 1 : 7。うわー、めっちゃ簡単、暗記できますよこれww。

 

 そんなわけで試食……うーん、想像通りの味ですね;。や、基本的に味が薄いので結構大量にかけないとダメっぽいかも。どちらかというと、かけて食べるよりも、天ぷらみたくどぼっとつけて食べるの方が正しいような気がします;。うむむ。

2006/4/13 03:24 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
やってみました。

 まちばりあかね☆さんはピーターパン空の旅 です!

● ピーターパン空の旅さんは、ひとことで言えばとてもユニークな人。印象的とも言えるほどの強烈な個性を持っていたり、他人にはなかなか真似のできない才能に恵まれていたりします。見た目が大人しいタイプなので、最初は誰もあなたのユニークさに気づかないのですが、つきあいを深めていくうちに驚いたり感心したり。自分の個性を自覚し、きちんとコントロールしていけば、どんな場所でもすんなりと溶け込んでいけるでしょう。仕事面では、持ち前のユニークさを生かした画期的な提案で注目されそう。恋愛面では、楽しく刺激的な恋を積極的にゲットしていくはずです。まずは自分自身の個性や方向性を良く見極めて。それを最大限に生かして、大きな幸せを掴んで下さい。

● まちばりあかね☆さんの前世は、ザビエルです!

 ……微妙に意味不明;。しかもなぜ前世がザビエル……;。> TDL 占い や、性格診断が当たってるかどーかはみなさんのご想像にお任せします(ぉ)。

 というわけでなぜか今日は平日ながらもけろっちゃ氏と DVD レコーダあさり & 飲み & ドキドキぱにっくライブラリー大会。や、こういう落ちモノパズルゲームってホントにエンドレスバトルになっちゃうんですよねぇ。しかも終わった時にはかなりくたくた状態に。……っていうか明日がお仕事とはとても思えません(← ダメ社会人;)。

# というかけろっちゃ氏はちゃんと終電に乗れたのだろうか……;

 しかし PSP に録画物を転送可能な RDR-AX75 ってすでに生産中止になってるんですね。で、後継機で PSP 転送をサポートしているものとなると RDZ-D97A, D77A という上位機種のみに限られるというワナ。しかも CopyOnce コンテンツはメモリスティックに転送すると HDD から消去されるというオマケつきで、事実上、流通在庫が残っているうちに RDR-AX75 をさっさと押さえるのが吉、みたいな感じになりつつあったり。

 うーん、AX300H + HMP-A1 の組み合わせで当面はしのげるので基本的にスルーとはいえ、いつ壊れるか分からない怖さもあるおかげでバックアップ用には欲しいんですけどねぇ;。実家暮らしだったら速攻で買ってたかもしれず;;。一人暮らしはなんにもしなくても出費がかさみますからねぇ。

2006/4/12 01:31 | その他 | コメント (4) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
取れるリスクと取らないリスク。

 なんか仕事が遅くて午前様だったわけですが、へとへとなところで涼宮ハルヒ第 2 話を鑑賞。

 ちょっwwww、ハルヒ面白すぎ & かわいすぎなんですけどこれ(笑)。
 夜中だというのに 30 分間ぶっ通しでお腹抱えて笑っちゃいましたよ^^。

 そうそう、こういうハイスピードコメディだった記憶が。や、コミックス版をざっくり読み流しただけなのであんまり印象に残ってなかったんですよねぇ。……と思ったら、これ、TV 版 AIR の監督の石原氏自ら脚本 & コンテですか。やー、さすが、という感じ。

 そんなわけで今日は先日いただいた某氏からの Web 拍手コメントへのリプライをちょろっと。

> DVDを早期に出す効果は認識していても、その分の一時的なコストアップ分をペイできるのかのデータが業界にないと、なかなか踏み切れないかもです (4/3 エントリより)

 はい、その通りですね。けれども、(どんな仕事でもそうですが)取れるうちに取れるリスクを取って少しずつ冒険しておかないと、最後に待ってるのは破綻じゃないか? とも思います。何事でもそうですが、変化すること、やりなれた方法を変えることって、ものすごく怖いことなんですよね。知らず知らずのうちに、リスクを避けるように行動しちゃうことは多い。けれども、全くリスクを取らずに日々の仕事に明け暮れてしまうと、旧態依然とした組織を作り出してしまうんですよ。

 例えば深夜枠にアニメを放映する、なんていうのは最初にやった人は冒険以外の何でもなかったはず。けれども今じゃ全然珍しくないですよね。ちょっとずつこういう改善のための『実験』を続けておかないと、Yahoo BB! とか iTunes のような『黒船』に一気に席巻されちゃうリスクもあるんですよね。そういう意味で、取れる範囲でリスクを取ることはものすごく重要だと思います。

# ……と、ヘタレなお前がゆーな!と自分ツッコミを入れたくなるようなことを書いてるわけですが;。

 もっとも、DVD を早期に出すことがコストアップに繋がるかどうかは別問題のようにも思ったり。サービス業の基本は『削れるところは削って安くする』ですが、パッケージしかりおまけフィギュアしかり、不要な部分を徹底的に削ることでリードタイムも価格ももっと減らせるんじゃないかと思います。例えば実際問題として、「フィギュアが付いていること」が購買動機になっている DVD の購入者層っていったいどれぐらいいるんでしょうか? とか(作品にもよるでしょうけれども)。

 実際問題として、「アニメが大量に製造される」という環境に変わってきた現在において、「少数のアニメしか DVD が発売されなかった」頃のビジネスモデルを続けていくのには無理があると思う今日この頃。解決方法は私が挙げた方策以外にもいろいろあると思いますけれども、なんか考えなきゃいけないような状況なんじゃないのかなぁ、と思ったりします。はい。

 ……っとしまった結構とんでもない時間に;。とっとと寝よう;。

2006/4/11 02:34 | その他 | コメント (3) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
残りの新番組消化

 ふう、ようやく先週開始分の新番組は消化したかな? と思って今週のくるくるシャッフル!を見たわけですが、

 先週の風呂敷包みはそれかぁぁぁっっ!!(笑)
 や、すいません、見てなくて分からない人ごめんなさい;。いや思いっきり吹き出したんですが^^。

 というわけで新番についていくつか。

・涼宮ハルヒの憂鬱
 私は原作読んでないんですが、なんだか原作を読んでないとさっっっぱり楽しめない作りっぽい。第 1 話からダレるなぁと思ったんですが、原作マニアにはめちゃめちゃウケるみたいですね。コミックスは結構面白かった記憶があるので、評価は次回以降に保留。

・ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜
 う゛っ、かわいい……(ぉぃ)。というか、そこはかとなく昔ながらの古いキャラデザで、思わず面食いの血がうずいたりするというワナ;。しかし一見するとベタな萌えアニメっぽいですが、意外に話の芯がしっかりしてるんですよ。
 声優オーディションを受けた娘たちは、お子様丸出しの子たちばかり。あこがれの声優に会いたい桃子、なんとなく声優を目指した同人声優のりんか、とにかくアニメが大好きだからという祐理花、男の子役しかやらないと好き嫌いをいう翼、グラビアアイドルに息詰って声優に方向転換を図ろうとする天音。どの娘も、マネージャから見ると、ふざけるなとか、声優をナメるなとか言いたくなるような子たちばかり。
 声優養成所のマネージャである大門エリは、動機が不純だとか、実力が全然ないといった理由で不採用にしようとする。けれども、当たり前のことですが、誰もが皆、最初からプロフェッショナルというわけではない。最初から完成品の子なんていないんですよね。
 この話に出てくる女の子たちは、一般の会社でも典型的に『よくある』タイプのナメた新人君なのですが、最初はそんな子たちであっても、ほとんどの子は、適切な環境で適切なフォローを受けることでちゃんと成長していってきちんとプロになっていく。人間って、環境だとか周囲の人とかによって育てられていくものだと思うのですが、そういう物語を描いてくれることを期待させてくれる第 1 話だったのが印象的でした。
 ……や、カレイドスターみたいなアニメにはならないとは思いますが;、けれども『普通の人の普通のサクセスストーリー』にはなりそうな気配でちょっと期待。

・うたわれるもの
 猛烈に作画が良くて、なかなかに OP テーマはいいんですが、しかし内容自体はごくごく無難な手堅いアニメ化、という印象。しかし柚木涼香+沢城みゆきのコンビは強烈;;。やー、全然分からんかったです。この人たち、ホントに芸幅広いなぁ。

・いぬかみっ!
 すいませんなんですかこの下品なうる○やつらは;。実は先日買ったコミックスはめちゃめちゃ出来が良かったのでちょっと期待してたんですが、まるで違うんですけどこのアニメ版(涙)。アニメ版の方は昔のうる星やつらを彷彿とさせる……というかそのまんまうる星やつらなんですが、これはひどすぎ;。あまりにも下品で途中で耐え難くなってしまったり。
 コミックス版の方は設定からして違っていて、あまのじゃくだけどどこかに寂しさを抱えた犬神のようこと、一見するとワルだけど性根は優しさを持っている啓太のペアが非常にマッチしていて、読んでいて非常に心地よい。で、なんかどっかで見たような話そっくりなんだよなぁ……と思ってでじくま氏と Messenger で話してたら、なんのことはない、このコミックス版の作者の松沢まりさんって、ひなどり GIRL を描いた方じゃないですか。これにはめちゃめちゃ納得、というかテイストはひなどり GIRL と全く同じ。作者の方は女性の方だそうですが、なるほど納得できます。
 ……というわけでアニメ版は切りますがコミックス版は引き続きチェキします^^。

・NANA
 多分、今クールのイチオシ。実はしばらく前から人気を博しているという話を聞いてたのでコミックスは 4 冊ぐらい買っておいたんですが、絵柄があんまり好きじゃない上に今どきの乱れた(というか壊れた)作品なんで、少し読んだところで積んじゃったんですよね。がしかしアニメ版を見てびっくり。これ、とんでもない秀作じゃないですか。

「ねえナナ、あたしたちの出逢いを覚えてる?
 あたしは、運命とかかなり信じちゃうタチだから、これはやっぱり運命だと思う。
 笑ってもいいよ?」

 奈々とナナ。年齢も名前も同じだけれど、容姿も違えば雰囲気も性格もまるで違う二人。吹雪のせいで遅れた新幹線の中で出会ったゆきずりの二人。新幹線を降りた瞬間に別の道を歩みだすけれども、二人は住まい探しで見に来た物件で偶然の再会を果たし、そしてその 2LDK の物件をルームシェアして暮らしていくことになる……というそんな話。
 と、あらすじだけ書いてしまえばそんな物語でしかないし、それは物語の必然という名のただの偶然の積み重ねでしかない。けれども、二人はただのゆきずりの関係でしかないにもかかわらず、お互いの話にその瞬間瞬間に本気で共に笑い、お互いに共感を示すんですよ。これって、女性ならではの感性なんですよね。
 この点に限らず、この作品、第 1 話を見る限り、男性と女性の描写がイヤなぐらいリアル。ある種の女性の身勝手さや、男性の子供じみたイタさなんかも含めて、等身大のキャラクターたちが描かれている。少女漫画(といっても実際には少し上の年齢向けの Cookie とかいう雑誌)とは思えないほど、今どきの若者たちがリアルに描かれている。けれども、そんな中に『生きていることの充実感』みたいなものが漂っている。
 奈々とナナの生き方は、傍目に見ていると非常に刹那的な生き方に見えるけれども、その半面で、自分だけの人生を生きているという実感にあふれている。一般的に、男性に比べて女性は生活に対する『感度』(感性)が高い、と言われますが、そういう感性に直接的に訴えかけてくるものがごまんと盛り込まれている作品ですね。若い女性に大人気なのも分かるような気がします。
 ……でもまあ、私にはこんな生き方はとてもできないですけど;。← 平凡に生きたい臆病なヘタレでありますよ隊長;

・女子高生 Girl's High
 女子のいない男子校がひどいのと同様に、男性のいない女子高がいかにひどい生態かを描くギャグアニメ……なんでしょうか;。しかしちょっとテイスト合わないのでスルー;。

・ひぐらしがなく頃に
 全力で原作ネタバレらしいですが、あのテンポの悪くてダルい原作も、ちゃんとアニメ化で密度を高くすればこんなにキレイな作品になるのか、という印象。や、原作は 1 本目だけプレイしてるんですが、システムの出来の悪さにプレイを断念しちゃったんですよね。日常コントとかとっとと飛ばしたいのに飛ばせなくて時間かかりすぎだし。
 原作をプレイしてから見るのが筋でしょうが、プレイしてる時間もないし気力もないので、このままアニメ版で見てしまう予定。……やっぱりちゃんと原作をプレイしてからの方がいいんでしょうか;。

・吉永さん家のガーゴイル
 むっ、なにげにいい出来^^。特に何か明確で壮大なテーマがあるわけでもないんですが、ちょっとハートウォーミングなドタバタコメディという感じ。第 1 話では盲導犬をからめたエピソードで相手を信頼するっていうテーマをさらっと描いてきていて、非常にきれいな作品になってましたね。スタッフを見てみると、これ、HAPPY☆LESSON のスタッフ陣っぽい。あの作品も見た目はともかく中身は結構良かったので、本作もハートウォーミングな作品に仕上げてくれることを期待。


 というわけで整理すると、今期の続投は以下の通り。おすすめマークは★で。

吉永さんちのガーゴイル ★
おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ ★
アニマル横町 ★★★
ラブゲッCHU 〜ミラクル声優白書〜★
NANA ★★
ひぐらしのなく頃に
かりん
Fate/stay night ★
地獄少女 ★★
おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜 ★★★
涼宮ハルヒの憂鬱
ARIA The NATURAL

 あとは今週開始分が何本残るかですねぇ。状況次第ではもう少し切り落としたいところ。しかし今日はいったい何本見たんだ自分;。加えてインプレまとめてるとやっぱり時間かかるし、溜まってた AT-X 放映の OVA もまとめて片付けたのでさすがに疲れたり……明日からまたがんばりまっしょい〜っ。

2006/4/10 00:29 | 3.アニメ&コミックス | コメント (4) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
……;

 JCB カード、そこまで追い詰められてるのか?;;

・Maid Figure & photograph collection present!
 http://www.jcbcard.jp/maid/

# いやまあそういうわけじゃないと思いますけどね;。単に提携の一種でしょうけど。

 しっかし今期ってつらいアニメ多いなぁ、ホントに;。部屋片付けながら流し見するぐらいでちょうどいい番組多すぎなんですが;。

2006/4/9 15:54 | その他 | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
新番組、鋭意消化中;。

 うなー、なかなか減らない;。> 未消化 微妙に仕事も忙しいし、片っ端から切らないとダメかも状態。とりあえず覚え書きがてらいくつかインプレをざくっと。

・ふたご姫 Gyu!
 第 1 話は佐藤順一氏によるコンテでしたが、完全に子供向けミュージカルアニメとしてのスタイルで行くってことかもしれないですね、これ。しかし冷静に見ると OP の作り込みが凄まじい。よく動く上にめっちゃハイクォリティ。

・マイメロくるくるシャッフル!
 お助けキャラ呼び出しといいその後の落とし方といい……なんつーか昔のタイムボカンシリーズを思い出すんですが;。それにしても第 1 話のしょっぱなからマイメロママの毒舌っぷりがたまりません。

「それより、あなたはうちの娘には似合わないわ。付き合うなら、人間の子にしなさい。」
「ミキちゃんもミキちゃんよ? ポエムちゃんを見習って、もう少しポエムの腕を上げなくっちゃね。あなたのポエムって、意味不明なの。」
「カケルくん? どうしてズバっと告れないの? うちのパパでさえ出来たのよ? 意気地なしね。そんなことじゃ、斑鳩先生の歳まで寂しい独身男になっちゃうわよ?」

 ど、毒舌すぎるw。さりげなく視聴者にまでケンカ売ってやがりますよマイメロママ;。しかし母親が母親なら娘も娘、アメをエサにしてお助けキャラを召喚するというのはいったいどういうことかと小一時間;;。いやはや、やってくれますねぇ;。

・Soul Link
 というかなぜ若本……; 一見すると何もかもがタクティカルロアの二番煎じみたいな感じですが、若本氏が出てきたとたんに萌えアニメからお笑い番組に変貌を遂げる作品ってのもいったい;。

・ARIA, スクラン二学期
 ……え゛ーと、前作と全然変わんないような気が;。ARIA は前作と同様にいい出来。

・きらりん☆レボリューション
 原作のテイストはそのまんまですが、テンポの悪さがどうにもならず。コミックスだと通常の 3 倍速で読み流せるので気軽な作品になるものの、アニメの等倍速再生だとかなりつらいかも;。しかしなにより強烈なのは主人公きらりの途方もない活舌の悪さ;。や、モー娘の子らしいので仕方ないっちゃ仕方なさそうですが。
 しかしこの作品、なんかの昔の作品を彷彿とさせるなぁ……と思ったら、そうそう、だぁ!^3 ですね。名塚さんも最初は途方もなく活舌が悪かった……あ゛ー、そういや満月をさがしてもそんな感じだったかも;。

 んー、とりあえず ARIA とマイメロは続投、あとはスルーかも。残りは明日見るかな;。
 しかし数は多いものの、どれもどんぐり状態で、悪くないけどよくもない、みたいな作品が多いですねぇ。うむむ。

2006/4/9 01:59 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
終わったーっ。

 というわけでようやっと校正作業終わり〜。や、まだ実際の出版まではひと月以上かかっちゃうんですが、私の作業はだいたい終わり。なので後は野となれ山となれ状態でありますよ、隊長w。(ぉぃ)

 そんなわけで今日は冷凍フライをごちそうにする技を一つ^^。

 年明けの親戚での新年会での話。私と同い年の従兄は親戚の中では唯一結婚してるんですが、大学時代から一人暮らししていることもあって、料理の腕はかなり凄い;。なにしろ奥さんよりも上手くて教え込んでいるほどらしいんですが、料理の話になったときにこんなネタを私に吹き込んでくれたり。

「冷凍フライをごちそうにする方法って知ってるか?
 まず、お茶碗いっぱいのタルタルソースを作る。あれ、買うもんじゃなくて簡単に作れるから。
 で、次にそれにエビフライとかをどぼっと付けて食べる。
 これだけで手抜きご飯が一気にごちそうに変わるぞ?(笑)」

 ……や、冷凍フライものは大量に備蓄されてるし、せっかくなのでやってみますかw。レシピを調べてみると、なるほど確かにタルタルソースってそんなに難しくないですね。マヨネーズに、みじんぎりにしたタマネギとゆで卵とピクルスを加えて混ぜ合わせて塩コショウで味を調える。手軽だ;。



 さらに調べてみると、ピクルスって保存食品なだけに日持ちも良さげ。しかもタルタルソース作成用に最初からみじん切りになってるヤツまで売られてて、確かにこれを使えば簡単にお茶碗いっぱいのタルタルソースが生成できますねぇ。



 で、早速試食〜。



 えーと、一言言わせてください。これ、限りなく不健康だよ、おい;。
 ……いやそんなの作る前から分かっていたわけですが。でも幸せw。← いやだから;。

 しかし、フライを揚げるときには翌朝の朝食分とかもまとめて揚げてしまっておくと便利ですね。油の処理そのものは慣れたこともあってたいした手間でもなくなりましたが、何度も火を入れてると簡単に油が痛むからもったいないんですよねぇ。揚げ物は意外に油のコストがバカにならないということに気付く今日この頃。や、冷凍食品は 4 割引でも油は 4 割引にならないですからねぇ;。うーん。

 さて、今週の新番組をとっとと消化しなければ……; っていうか何本溜まってるんだいったい;。

2006/4/8 22:33 | 6.お料理 | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
Fate/stay night #14 理想の果て

 遅めのお昼ごはん食べながら今週の Fate 見てたんですが、ちょっwwww、これとんでもない神ストーリーじゃないですか;;。食事そっちのけで思わず食い入るように見てしまったり。これ、原作知らないと(というかエミヤの背景を知らないと)どこがいいのか全然分からないと思うんですが、原作のテーマとかを理解していると珠玉の出来という言葉に相応しい素晴らしい一作になるんじゃないかと。

 以下、思いっきり原作含めてネタバレなので、未見の方 or 原作未プレイの方はご注意を。

 この #14 のストーリーで描かれたものは、サブタイトルにある通り『理想の果て』、つまり自らの理想を追い求めた士郎(アーチャー)がその果てに行き着いた、彼の死に様なんですよ。

 原作プレイ済みの方はご承知でしょうが、士郎が目指したものは誰もが幸せであって欲しいという願い。そのために、彼は人に裏切られながらも果てには英霊となり、みんなの正義の味方であろうとする。彼は、人が傷つくよりも前にまず自らを犠牲にしてしまう。凛の言葉を借りれば「自分のことを勘定に入れていない」。それが士郎であり、それを貫き続けて英霊となったアーチャーなわけですが、そこには士郎本人にとっての救いがない、それが士郎というキャラの歪さなんですよね。(この辺は Fate のネタバレインプレにさんざん書きましたが;) そのことを意識しておくと、この話は分かりやすいと思うんですよ。

 事実上使い物にならないセイバーと、それをかばう士郎。イリヤとバーサーカーと対峙した 4 人が全滅せずに済む可能性のある唯一の方法。それは凛が言う通り、アーチャーにバーサーカーの足止めをさせ、そのスキに三人が逃げること。

「アーチャー、少しでいいわ。一人であいつの足止めをして。あたしたちはそのスキに逃げる。」
「バカな?! 正気ですか凛? アーチャー一人で、バーサーカーの足止めなど!」
賢明な判断だ。凛が先に逃げてくれれば、私も逃げられる。それに単独行動は、弓兵の得意分野だからな。」

 アーチャーのセリフは、常に凛の不安を打ち消し、彼女の背中を後押しするような形で投げかけられる。それは最初にアーチャーが凛に語ったセリフ(最強の魔術師が呼び出したサーヴァントが最強でないわけがない)などからも分かる。ヘラクレスと一騎打ちしてかなうわけがないことなど、アーチャーのみならず、凛もセイバーも分かっている。凛の言葉は一歩間違えばアーチャーの死を意味するセリフ。けれども、さらにアーチャーは言葉を紡ぐ。

「ところで凛。一つ確認していいかな? 時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?
「アーチャー……ええ、遠慮はいらないわ。」
「では、期待に応えるとしよう。」

 聡明な凛であれば、彼のセリフの意味するところが分からないはずもない。アーチャーのセリフは、凛たちを逃がしきるまでは絶対に引かないという意思表明に他ならない。だから凛は城を出た後、ためらうことなく、後ろを振り返ることなく、絶対に逃げ切ろうとするんですね。

 しかし、アーチャーがたとえ宝具を駆使したところでバーサーカーにかなうはずもなく、いよいよというところまで追い詰められて自らの死を覚悟したとき、過去のフラッシュバックと共に、彼は理想を追い求めていたかつての自分と、そしてその想い人であった凛のことを思い出してしまう。

「振り払ったつもりだったんだがな……」

 彼が追い求め、そして行き着いた先で死を覚悟した彼が思ったものは、みんなの幸せでもそれを守ることでもなかった。たった一人のかつての想い人である凛を生かすこと。それが、英霊になってまで行き着いた理想の果てで、最後に彼が願った、彼のみの願いだった。

「あいかわらず容赦がないな、イリヤ……。
 こちらの敗北は動かないが、終わらせるのは手間だぞ、バーサーカー。
 せいぜい手を抜け、その間に、あと二つはもらっていく!!」

 原作の凛ルートでは、最後の最後まで結局アーチャーは救われることはなかった。けれどもアニメ版のこの話では、アーチャーは最後に自分だけの願いを掴み、自らの命を賭して自らの願いだけのために戦った。それが彼の理想の果て、彼の死に様だったと思うんですよ。いやもうカッコ良すぎとしか言いようがないんですが^^。や、こういうの見ちゃうと桜ルートの士郎っていったい何よ?状態になっちゃうんですけどね^^。

# というか、これって原作とほとんど同じはずなんですが、こんなに良かったっけか? 状態;。
# や、後で確認してみるか....

 アクションシーンのアツさに加えて BGM エミヤの使い方といい、いやもう素晴らしいとしか言いようがなかったり。士郎 vs アーチャー戦も見たかったけど、桜ルートがベースになっている以上仕方ないですね。にしてもカッコよすぎる;。Unlimited Blade Works も素晴らしかったです。いやはや、実に見事な神アニメでした。

 ……っていうか仕事しる〜。こんな長文インプレ書いてる場合じゃないだろ状態;。> 自分

2006/4/8 16:11 | 3.アニメ&コミックス | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
なー。

 手前のエントリ書いてから校正作業しようとマーカーペンを手に取ったわけですが……普通に眠すぎる;。
 や、今日は朝の 10 時からお客さん先でミーティングだったんですが、それって普段の起床時間にミーティングなわけで、眠くて仕方がないわけでありますよ、隊長。……とか社会人としてダメすぎる発言をしてみるテスト;;。

 というかですね、思うんですけどね、大人でも一日 8 時間ぐらい寝ないと寝足りないと思いません?
 やー、よく 4 時間睡眠で生活してる人の話とか聞くわけですが、あり得ないとか思うわけですよ。だってそんな睡眠時間じゃ頭回らないじゃないですか;;。なぜそんな睡眠時間でまともに仕事が出来るのかと小一時間問いたい……というか裏技とかあるなら教えて欲しいんですけど状態。コーヒーとか飲んでも限界あるし;。

# 単なる根性の問題とか言う人、嫌いです(違)。

 うーん、そんなわけでとっとと寝るです;。(← 翠星石風に^^)
 ……っていうか仕事放り出してるような気がしなくもないけど、今日はまあいいことにして明日リカバリしよう;;。

 あ、そんなわけで BS-i 版 AIR ですが、今度の水曜日の深夜から再放送ですよーw。
 前回録画できなかった人はこの機会に是非。(← と、唐突な話を振ってみるテスト)

2006/4/8 00:59 | その他 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
え゛? え゛?

 さっき夜中のニュースを見てたら US Disney がテーマパークで上海進出を計画みたいな話が。や、散々出ている話なだけに食傷気味な感がありますが、その映像の中でなんか見知らぬコースターが;;。見たことないような? とか思ったら、WDR に新しくオープンした Expedition Everest とかいうコースターらしい。や、なんかこういうのを見てると無意味に乗りたくなりますねぇ。

 ……と、なんかネットを回ってたら、TDL のスペースマウンテンが長期休止らしい??

> スペース・マウンテン 2006/10/30〜2007/4/27

 いやこれはもしかするともしかするのでは?^^ なんといっても TDL のスペースマウンテンは California Disneyland Park のものと基本的に同一仕様なわけで、設計図面はもとより部品類とかもそのままスライドできそうな気配。やや、これはめっちゃ期待かも? ホントにリニューアルだったらめっちゃ乗りたいんですがwwww。

 しかし TDR もかなりハデに投資してますねぇ。昨年度の来園者数は前年比 99% だそうですが、上記のスペースマウンテンの長期休止を初めとして、TDS のショーは 7 月前後に軒並み終了(多分リニューアル?)、シンデレラ城ミステリーツアーも終了するし、ホテルも続々建築するわ、2008 年度にはいよいよリアルカレイドスターことシルク・ドゥ・ソレイユが TDR に上陸。や、これって来園者数は増えてなくても客単価は上がってるってことですよね多分;。うーん、恐るべし……まさに不況知らずというか;。

2006/4/8 00:15 | 5.DLR & WDW | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
Disneyland Hotel

 というわけで昨晩は有害認定されたので腹いせに無害で夢のあるエントリを(違)。

 しばらく前の話ですが、舞浜の TDR に新しい Official Hotel が建設されるというニュースが。その名も東京ディズニーランドホテル。……ってそのまんまな名前ですが、なんか完成予想図のぱっと見のイメージはまるっきり DLR の Disneyland Hotel そのまんま、という印象。そんなわけで今日は DLR の Disneyland Hotel について〜。



 DLR には 3 つの Official Hotel がありますが、その中で最もディズニーっぽい(というかキャラクターものしている)のはおそらくこの Disneyland Hotel。さすがに土地がアホみたいに余ってるアメリカの場合だとホテルそのものもやたらと巨大で、中にはリゾートプールはあるわコンベンションセンターはあるわとちょっとびっくりするような広さだったり。や、プールで泳いでる暇なんてないですけどね^^。

 
 

 初回襲撃時は DLR の外のホテルに泊まったのですが、今回 Disneyland Hotel に泊まってみると、やっぱりOfficial Hotel だといろいろ便利、という印象。なによりラクなのは、ちょろっとホテルに戻ってきて手軽に身支度を整えられるという点。日本と違ってカリフォルニアは日中と夜の寒暖差が激しいので、昼間は T シャツで OK でも夜は上着が必要。こんなときはやっぱりいったんホテルに戻れると何かと便利です。

 もちろんメリットは場所だけじゃなくて、ホテル内の施設も便利。

 

 左の写真はホテル内のキャラクターグッズショップ Fantasia。DLR 内にはグッズショップが点在していて、それぞれ売られているものが違うわけですが、欲しいと思うようなグッズの大半はここに揃っているという便利さ。そして右の写真は Goofy's Kitchen。Disneyland Hotel のキャラクターは Mickey の飼い犬である Goofy なので、ダイニングルームも Goofy's Kitchen になってるんですね。や、Goofy's Kitchen はいろいろとめっちゃ面白かったんですがこれはまた後日^^。

 実はこの Goofy 君、結構このホテルの中をうろちょろしていて、リアルマイシスターはここのロビーだけで 3 回ほど遭遇してるらしい;。で、その証拠写真……あいかわらずな写真だけどあいかわらず写真写りはめっちゃいいな;。> リアルマイシスター

 

 このロビーのすぐ右側には上の写真のようにキャラグッズを壁一面に展示してるとことかあったりして、見どころ満載の面白いホテルでした。……とか書くとなかなかよさげなホテルに見えるかもしれませんが、実はこのホテル、建物としては最も古いので、部屋とかの内装類はというと激しく微妙な点も多かったりするんですよ。が、これについても長くなったのでまた後日;。

 ちなみに TDL Hotel の総工費は 440 億円だそうですが、ToT とスプラッシュマウンテンの総工費を合わせた額よりも安いというのもちょっと驚きますね(ちなみに ToT が 210 億円、スプラッシュが 285 億円)。日本は新しいホテルだからかなり綺麗になるんでしょうねー、多分。

# と、最後がお金の話で終わるあたりが夢がないというオチか;。
# や、別にオチをつける気はなかったんですが、冷静に読み返してみると;;。

2006/4/7 00:36 | 5.DLR & WDW | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
Windows on Intel Mac

 っと、今朝ニュースを見てたらついに出たっぽいですね、Intel Mac 上での Windows XP のサポート。8 月からは OS プリインストールモデルも出るそうで、ちょっと欲しくなったかも;;。や、学生時代は Mac 使いだったので。Intel Mac が出たときから予想されていたことではありますが、意外なぐらい早くに登場したな、という印象。

 ただ、買い時としては微妙ではありますよね。というのも今年の年末〜来年頭にかけて新しい Windows である Windows Vista も出てくるわけですが、Windows Vista はとにかくマシンパワーを要求されるっぽいので、現行の Intel Mac でパワー的に十分なのかどうかとなるとかなり疑問。かわいいので欲しくなるところではあるんですが;、ちょっと待ちかなぁ、状態。

 でも、Mac マシン上での Windows 動作というのは多くの人にとっては朗報でしょうね。学生時代も結局 Windows マシンと Mac マシンとを併用してましたからねー。研究所やデザイン系の会社ではめちゃめちゃ便利かも? です。

2006/4/6 10:41 | その他 | コメント (3) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
有害サイト認定?;

 季節はようやく 4 月なわけで、うちの組織にも新人くんが入ってきたり。や、なんか自分の組織ってなかなか若手の新人が採用できなかったおかげで、入社以来ほぼずっと最年少(or + 1 歳ぐらい)のまま今に至っちゃってたんですよね。聞いてみると同年代の私の友人や従弟なんかは似たような状況の人が多いようで、いつまでたっても使いっ走りでコキ使われてて悲惨な状況らしく、いったい日本の若者はどこに消えちゃったんだろう状態。おそらくちょっと下の世代の人たちは就職氷河期でえらいことになってたということだと思うんですが、けれども若手が入ってこないと組織の空気も淀んできてしまうというもの。健全な組織維持のためには、ある程度の人材の流動性の確保は重要ですね。

 っていうかこれでようやく若手社員の肩書きから脱却でありますよ、隊長w。
 ……や、歳下がいなくてももう若手社員と呼べる歳じゃないんですけどね(涙)。下手なミスとかできないし;。

 ま、それはともかく。うちは自他共に認めるアホなサイトですが、けろっちゃ氏からのタレコミによれば、なにげについに有害サイト認定されたらしい。

・キッズ goo はじかれサイト同盟
 http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/8914/kidsgoobang/

 うちのサイト(http://pasteltown.sakura.ne.jp/akane/games/)、思いっきりはじかれるんですが;。なんでだーっ、お料理とかネ○ミーとか、夢あふれるコンテンツばっかり書いてるはずなのにっ(ぉぃ)。

 え゛ー、一応これからは「アホだけどバカじゃない」を標語に頑張りたいと思いまっす;。
 ……や、バカだけどさー、分かってるけどさー。ぐすん(涙)。

2006/4/6 01:25 | その他 | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
本日の収穫物

 というわけで本日の収穫〜。



 ……っていうか買うなら積むな、積むなら買うな状態;。> 自分 や、こたつさんが連日のように Messenger でお薦めしてくるので買ってきたわけなのですが、

夏のこたつ氏  「絶対可憐チルドレン、全力で駄目人間になりそうです(笑)>刊行済みまで」
まちばりあかね☆「や、買ってきましたよそれ。」
夏のこたつ氏  「1 巻?」
まちばりあかね☆「いや問答無用で 4 巻全部ですが何か?;」
夏のこたつ氏  「:-) まぁ堪能してください。では私はビデオ鑑賞に戻ります:-)」

 いやそれもどーよ?; > ビデオ鑑賞に戻ります

 で、絶対可憐チルドレン、ざっくり 1 巻を半分ぐらい流し見してみましたが……なるほど確かにダメすぎる。や、主に読んでる自分が;;。テイストとしてはこどものじかんにかなり近くて、マセガキが時おり見せる、あどけない女の子としての一面に萌えまくる、というタイプの作品。まあ、こどものじかんに比べると凶悪さはかなり薄いですが、それでもパッケージとしての収まりの良さは抜群。これ、GS 美神の椎名高志さんの作品なんですが、やっぱりさすがですね。

 しかし微妙に仕事が忙しい;。新番組があっっっっさりと積み上がってるこの状況なんとかならないものかと小一時間状態。よりによってこの 4 月の初めに忙しくなるのは勘弁してくださいご主人様〜っ(涙)。

2006/4/5 01:03 | 3.アニメ&コミックス | コメント (3) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
お花見 @ 聖地訪問

 や、季節はすっかり春ですねぇ。4 月に入ったとたんにぐっと温度が上がって、夜もほとんど暖房要らず状態に。さらに先週からはとにかく桜が綺麗で、すっかりお花見シーズン。一昨日、チャリで会社に行く途中で桜が綺麗な場所が何箇所かありましたが、昼間っから飲んでる人も結構いて めっちゃうらやましい いい季節だなぁと思いましたよ、ええ。

 そんなわけで、私もお客さんやらに訪問する途中でちょろっとお花見してきましたよー。こんな感じ。



 といっても、もちろんただのお花見じゃないですけどね、当然ながら聖地訪問ですよ?



 って、ネタ古すぎ;。CC さくらももう何年前の作品なのやら。……まあさすがに飛び降りはしませんでしたけど(違)。

 しかし F10、どこで撮影してもカラーバランスは結構綺麗ですね。先日の雪山でもかなり綺麗でしたが、こういうスナップでも特に補正なしでこういう色が出せるのはいい感じです。っていうか便利w。

2006/4/4 00:51 | その他 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
商品寿命とリードタイム

 そんなわけで今日はつらつらと校正作業やら溜まってた本の消化やらをぼちぼちしていたわけなんですが、この原稿って出版されるのはまだひと月以上も先。原稿書いたのが正月明けぐらいだったことを考えると、実にリードタイムが半年近くある計算になるんですが、いやそれってどう考えてもおかしいだろうと思ったり。や、理由は非常に簡単で、商品寿命が数年間ぐらいしかないのに、編集やらの作業に半年もかかってどうするのよ? と。

 私が 5 年ぐらい前からこの手のアニメやゲームのインプレを全部 Web 上でやるようになったのは、リードタイムの問題と手間の問題の二つなのですが、このリードタイムとコストの問題というのは、これから多くの業界で今まで以上に重大なテーマになるはずなんですよね。

 今クールのアニメ、ご存知の方も多いように、真の最終回は DVD で、という作品が多い。よみがえる空、かしまし、IGPX、SoltyRei、びんちょうタン、REC などなど。むろん、セル DVD の売り上げで制作の赤字を補填するビジネスモデルになっている今のアニメ業界では当然の流れといえばそうですが、問題なのは、DVD が出る頃にはすっかり興味が薄れている、という点。要するに、商品寿命が短い場合にはそれに見合うようにリードタイム(発売までの時間)を短縮しないと、販売の機会損失がものすごく大きくなっちゃうんですよ。

 ところが出版業界やメディア業界は、概してこの取り組みが遅く、未だ旧態依然としている。未放送分収録の DVD は放映終了から半年後、主題歌 CDS ですら作品が終わる頃になってようやく発売。けれども、放映直後から数百円でダウンロード販売されるとか、放映終了後 2 週間後に簡易パッケージで通販限定 2,000 円で発売とかの方が、今のアニメの 1 クール放映スタイルに合っていると思うんですよね。

 ヲタク業界的にこの取り組みが圧倒的に進んでいるのは、おそらく雑誌を初めとする漫画業界。週刊誌とかだと恐ろしいほどリードタイムが短いんじゃないかと思います。まあこれは商品寿命を意識したというよりも、多くの作家が締め切りギリギリまで原稿を上げられないために出版社側が鍛えられたというのが真因のような気もしますが;、これと似たような取り組みをしないと、セル DVD で赤字補填をするというビジネスモデルそのものが崩れかねないように思います。

 ……というかまだまだ先の発売になりそうなかしまし最終回がめっちゃ気になるんですが。やす菜エンドでいいんだよね? ね?;

2006/4/3 01:07 | 3.アニメ&コミックス | コメント (2) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
アニメ最終回の感想いろいろの続き

 そんなわけで最終回感想いろいろ〜。

■ おねがいマイメロディ

 まったく役に立ってないんですけど、この人;;。> マイメロ

 「もーっともっと、おねがい?」で柊センパイをキレさせるわ、タクト振る体力も根性もないわと、ここまで役に立たない主人公も久しぶり^^。加えてテロップつきでテレビの前の女の子にまで歌わせようとか、エンディングのリテイクとか、オーラスは全く脈絡のない温泉シーンのサービスカットで締めてくれるとか、いやー、最終回まで油断ならないとしか言いようのないぶっ飛びぶりにかなり感心。

 しかし、マイメロ見てると時代は変わったなぁと思いますね。や、ヒロインの歌ちゃんはイケメン柊センパイに恋しちゃうわけですが、すぐそばにはイケてないけど頑張り屋さんの小暮くんという、思いを寄せてくれてるクラスメイトの少年がいる。で、一応少女漫画というか魔法少女ものの定番あるいはお約束としては、なんだかんだで最終決戦に向けて小暮くんにひと花持たせてくれるのが普通じゃないですか。しかしそのそぶりがからっきしないというのには思わず苦笑;。おいおい歌ちゃん、小暮くんの扱いひどすぎるよ状態なわけですが、最後にダークパワーから解放された柊センパイが歌ちゃんに向かって一言。

「いろいろとごめんね、夢野くん。それに、ありがとう。
 君みたいな妹がいたら、僕も、こんな間違いは犯さなかった。」

 ってオイ、歌ちゃんのこと さくっとフッてやがりますよこの人;。> 柊センパイ ひ、ひどす(ry。そんな報われない小暮くんは沢城みゆき嬢でありました。……ホントにミラクルボイスだよな、この人;。

 それにしても最後の最後まで神アニメでしたねぇ。
 や、今日始まったくるくるシャッフル!もなにげに神なのですがwwww。ま、これはまた別途。

■ かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜

 前回を見たときにはもうひと波乱あって締めくくってくるかと思いましたが、随分あっさりと締めてきたのがちょっと意外。とまりの話の方は前回で片付いているのかと思いきや、さらに傷口をえぐるようなシナリオが続くとは;。振られ役のゆかりんめっちゃカワイソス;。しかし、ラストのあゆきが最高に良かったですねぇ。

「?! 覗きか? 趣味が悪いぞ。」
「………肩が必要かと思ってね。」
「お前の肩なんていらないよ。あたしには自分の足がある……。
 ……あゆき?」
「……あたしが代わりに泣いてあげる……」
「さんきゅ……あゆき……」

 はずむの背中を押すために自分の心を殺したとまり。せめて泣ければちょっとはラクになるだろうに、けれどもとまりは泣けない。傍目からすればそれは気丈な姿に見えるけれども、それは単に自分の心を殺すことで自分を維持してるだけなんですよね。そんなとまりを想って涙を流すあゆきの姿が印象的なラストでした……が、ちゃんと終わったんですよね、これ?; 微妙に思わせぶりな「あのね」なラストはなんなんだ状態なのですが^^。

 ……しかしある意味、ヒロインのはずのやす菜の方がかなーりぞんざいな扱いのような気がするのは気のせい?;

■ よみがえる空 -Rescue Wings-

 萌えはないけど出来そのものは今クールの一番の作品。っていうか最終回はこれまた神としか言いようが;。いやはや、素晴らしい出来でした。救難隊によって行われる、極限状態での救助活動。一縷の望み、そして失望と絶望の繰り返し。理性では分かっていても感情は思うようにいかず、しかし現実はただ淡々と、静かに事実を紡いでいく。本気を出さなければあっという間に飲み込まれてしまう環境。希望とは異なる部署に配置されたために腐っている内田三尉は、そんな環境の中で少しずつ成長していく……と、そんな感じの物語。ドキュメンタリー的な雰囲気を持つ作品で、見ていてシビれる描写も多かったです。

 素晴らしかったのはやはり最終話ですね。ここ一番というときに、一点の曇りのなく、ただ前だけを見続けてヘリの操縦を続ける内田三尉の姿がとにかく凛々しい。希望の F10 乗りを外されて救難隊のヘリに回されて腐っていた内田三尉、しかし極限状態の中で徐々に鍛えられ、そして最後にはプロとしての境地に手がかかる。

 物語の締めくくりで、本郷三佐は内田三尉に自分の過去を語る。空がオレを拒絶してたんじゃない、オレが空を拒絶してたんだ、と。それは結局のところ、自分が熱意を失ったことを他人のせいにしていただけという暗示なのですが、

「お前の腕だと、二回に一回は失敗する。」
「百回やって、百回成功するようになります。」

 という締めくくりがとにかくカッコいい。どんな場所であろうとも、どんなことであろうとも、本気で戦った者だけが辿り着ける場所がある。腐っていた青年の成長物語、それを見事に描いてくれたと思います。いやー、素晴らしい作品でした。

 えーと、ついでにちょいと書きたいことがあるのですが、それはちょっと長いので別エントリに分けてみたり;。って、blog って書いた順番と逆順に並ぶんだよな……; ま、いいことにしちゃいます。

2006/4/2 23:29 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
F1 Grand Prix '06 Round 3 Australia

 や、気付いたのがレース中盤で、机で作業しながら横目でちらちらと見てましたが、えらいことになってましたねぇ;。特にオーラスのバトンのマシントラブルにはさすがにびっくり。まさかゴール 150m 手前で止まるとは誰も想像してなかったでしょう。いやはや、最後の最後まで何があるかは分からないですねー。

# そこで「手で押せ!」と思ったあなたは間違いなくサイバーフォーミュラヲタw。

 しかし気になるのはやはり M シューマッハ。ちょっと従弟と Messenger で話してたんですが、なんつーか、この人老け込んじゃったのかなぁ、みたいなところが最近あるんですよね。昔のような強烈で揺るぎない自信と強さが感じられなくなってきた、という。確かにここ数年、フェラーリのマシン自体が落ち込んできていることもあって、必ずしも本人の実力や気持ちだけの問題ではない(卵と鶏)と思うんですが、ある意味、若き新チャンピオンのアロンソと比べるとその差は歴然としてくる。

 要するに端的に言えば、若い頃って、何の疑念もなくただ突っ走ることができるんですよね。言い方を変えると、訳もなくとにかく強気になれるし、そして強くもなれる。M シューのかつての強さ、そして今のアロンソの強さは、『立ち止まったことのない者の強さ』だと思うんですよ。

 けれども、ふっと何かの理由で『突っ走ること』に疑念を持ってしまうと、気持ちが揺らいでしまう。その雑念が、圧倒的だった強さに翳りや濁りを作ってしまう。M シューの場合、そこまでの貯金量が尋常ではないので、ちょっとやそっとの翳りや濁りじゃびくともしないわけですが、それが数年も続くとさすがに息が途切れてきてしまう。なんか傍から見ていると、もうすぐ引退かと思えてしまうあたり、ちょっと心配。歳のせい、とは言いたくないし、レイラさんの不死鳥のごとく復活してくれることを期待したいところ。

 しかし今期のアロンソの強さはホンモノかもしれず。レイラさんとそらの一騎打ちよろしくバトルを見たいところなんですけどねー。うむむ。

2006/4/2 18:23 | その他 | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
アニメ最終回の感想いろいろ

 あ゛ち゛ゃちゃちゃ;。しまった流しに流すはずの熱湯を自分の足にこぼすワナ。なんかちょっと疲れてるなぁとか思った矢先のミスなだけに我ながらアホとしか言いようが;。そんなわけで、今日は最終回の感想をいろいろ。例によってめっちゃ長いので、今日と明日の 2 回に分けて書いてみたり〜。

■ 灼眼のシャナ

 中盤の中だるみがちょっと厳しかったですけど、トータルすれば割といいお話だった気がします。要するに、機械として生きるフレイムヘイズが、自らの意志、すなわち『自分』というものを得ていくお話ですね。

「おまえを連れて帰ってくれって頼まれたから。
 あのふたりと、吉田一美に。
 でも、あたしが一番そうしたかった。


 ツンデレアニメ、と言ってしまえばそれまでですが;、フレイムヘイズである自分と、シャナである自分を両立していく様は、単なる『デレ』ではない清清しさがあって good。で、せっかくなのでシャナにあやかってお昼ご飯にメロンパンを食べてみたり〜。← や、今日じゃないですけどね;。



 硬い部分とやわらかい部分を交互に食べるカリカリモフモフが正統派ですよ〜……ってネタのための昼食としては不健康すぎる気がしました、自分でも;。全然関係ないですが、ここ数年、ちゃんとしたメロンパンを見かける機会が多くなりましたねぇ。ひと昔前はいわゆるカリカリ部分がないパチモンメロンパンが多かったような気がするんですが。……気のせい?;

■ ふしぎ星の☆ふたご姫

「泣くな! その悲しみも、ブラッククリスタルのエネルギーになってしまうんだ! 忘れたのか!
 あいつらもだ! 泣くな! いつまでも泣いてる場合じゃないっことが、どうして分からない!」
「シェイド、ダメだよ、怒ったらブラッククリスタルが喜ぶだけだよ……」
「?! そうか……すまなかった……」

 や、それって能天気なプリンセス二人だけが大丈夫ってことじゃないかと小一時間;。さらに加えてファイナルプロミネンスって……ちょっwww、それってまるでもーっともっとおねがいに近いものが;。

 プリンセスチュチュのスタッフ陣だったので、ある程度は濃い内容を盛り込んでくるのかと思いましたが、完全に子供向けに特化した作品にすることでうまく二年目以降に繋ぎましたね。なんつーか、とにかくどうやって踊らせるのかばかり考えてるような節がなかったわけではないですが;、こういう子供に安心して見せることができる人畜無害な作品ってアニメの全体数から言えば少ないわけで、こういう作品がきちっと続投してくれることはとても重要なことですね。会社でも、お子さんのいる同僚がふたご姫ショーに子供を連れてった、みたいな話を聞いたぐらいだし^^。

■ Rec

「仕事……楽しそうだな……」
「え? うん……。」
「いいよな、人気声優はっ! 忙しいって言えばなんでも許されて、
 自分でした約束もすっぽかして、女王様みたいだなっ!」

 ……この腐った野郎をなんとかしてください;。っていうかですね、ハートフルアニメなびんちょうタンと組み合わせないでくださいお願いですから;。

 これ、割とベタベタな作品で、ひょんなことから一夜を共にしてなりゆきで同棲を始めた二人の物語。主人公の松丸 文彦は売れないサラリーマンで、仕事でもまるっきり成果が出せないダメ男。対してヒロインの恩田 赤はどんどん実力をつけて出世していく若き売れっ子声優さん。そんな彼女を見て、平凡で失敗ばかりのサラリーマンの自分は不釣合いだとドン引き。がしかし、実は彼女の方はぜんぜんそんなことなんて求めていなくて……というお話。

 作品としての肝の部分は非常にオーソドックス。相手の心が見えなくて、思い込んでしまってすれ違い。自分のことに自信が持てず、相手の気持ちにも自信が持てず。そして追い詰められて、はじけてしまう。けれども離れればまた再び惹かれあって、元の鞘に戻っていく。そしてその繰り返しで、少しずつ絆が出来ていく。ある意味、非常に教科書的な物語。

 ……なんですが、ヘタレなのは百歩譲って許せるにしても、ヒロインに八つ当たりしまくりという腐った性根はさすがになんとかならないものか、と;。や、ある意味こうも不快感を煽る主人公を作り上げる脚本家の吉田玲子さんも徹底してるよなぁと思ったり。いくらでもキャラを丸めたりすることは出来るのに、こうも性格の悪さを前面に押し出してくる作りは珍しいですねぇ。

■ びんちょうタン

 で、もう一方のびんちょうタン。なぜこんなハートフルな作品がなぜ Rec のようなすさんだ作品とペアになってるのかはまっったく分かりませんでしたが、ホントに環境アニメでしたねぇ;。なんというか、ぶっちゃけびんちょうタン、不憫すぎ;と言いたくなるシーンがてんこもりな作品で、やりたいことは分かるんだけど、今ひとつカラ周りしている感がありましたね。

 個人的には、こういう作品は小学校など向けの教育作品の素材として生かして欲しいところ。例えば交通安全とか火の用心ビデオとか、そういうのに。いやーだって一歩間違うと、埼玉県健康福祉部医療整備課の監修による「おー・157章」とかが企画として通りかねないわけで;。この手のビデオ、その昔、花の魔法使いマリーベルで作られてたのは知ってるんですが、最近だとどんな作品が使われてるんですかねぇ?


 というわけで、続きはまた明日〜。っていうか明日はひきこもって原稿の校正作業しないとですよ;(涙)。

2006/4/2 02:06 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
春っぽい歌

 いや別にシスプリの春歌じゃなくて;、なんとなーく春を感じさせる歌の話。

 今日は会社に初校を印刷しに行くついでにチャリで往復しながら自宅周辺のスーパーとか探してみて回ったんですが、iPod Shuffle で聞いてたのはなんとなく春っぽい曲ばっかり;。えーっと、例えば。

・涙の誓い (とらいあんぐるハート3 OP テーマ)
・サクラサクミライコイユメ (D.C.S.S. OP テーマ)
・勇気の神様 (ときめきメモリアル2 OP テーマ)
・HAPPY FLOWER (だぁ!だぁ!だぁ! OP テーマ)
・HAPPY! SMILE! HELLO! (ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット 最終 OP テーマ)
・Heart to Heart (To Heart 2 OP テーマ)
・センチメンタル (美鳥の日々 OP テーマ)
・流れ星☆ (成恵の世界 OP テーマ)
・JUMP〜メイいっぱい抱きしめて (ハンドメイド・メイ OP テーマ)

 え゛ーと、分からない方のために、古いところで挙げてみると、ですね。

・陽春のパッセージ (アイドル天使ようこそようこ OP テーマ)
・夢色のスプーン (スプーンおばさん OP テーマ)
・メイプルタウン物語 (メイプルタウン物語 OP テーマ)

 っつーか古すぎるよ、と思わず自分ツッコミ;。でも、なんとなく分かってくれますよね? ね?(笑) なんつーか、こういう歌を聞いてると気分が前向きになれるから好きだったり。まあ普段が後ろばっかり見てる人なのでせめて気分ぐらいはw。他に春っぽい曲ってなんかありましたっけね?

 しかし帰りがけに西友に寄って(全然会社と方向が違うのはご愛嬌;)冷凍食品 5 割引を買い込んできたわけですが……



 なー、しまった入りきらないよ状態;。Kanon ネタのためとはいえ体積大きすぎ(ぉぃ)。> たい焼き
 それにしても、冷凍庫はほぼ常に満杯状態なのに冷蔵庫の方はかなりスカスカなんですよねぇ。体積逆にしたい……;

 で、そんなわけで BS-i 版 Kanon ですが、なにげに 2 クールあるとかいう話が;。大丈夫かなぁと心配になるわけですがここからダウンロードできるプロモーションムービーはなんというか強烈な出来。や、別にどうということはないムービーなのに BGM を聞くと反射的に涙腺が緩むというワナ。うぐぅ、今年の TBS アニメフェスタは Kanon でえらいことになりそうですねー^^。

 と、ぼちぼちご飯が炊けるので夕飯の支度せねば……;

2006/4/1 21:37 | 3.アニメ&コミックス | コメント (1) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
きらりん☆レボリューション

 なんか今日は夜中まで原稿が上がってくるのを待ってたんですが、結局上がってこなかったのでやむなく終電で帰宅……がしかし、終電になると一部の出口が閉鎖されるおかげで、駅近徒歩 2 分のはずが 10 分近くかかるんですが(涙)。や、まさかこんな遠回りさせられるとは思ってなかったり;。

 というわけでふと気付けば 4 月……っておい、今日エイプリルフールじゃん;。でもすぐに思いつくネタは自虐ネタぐらいだし自分的にワンパターンすぎるので今回はスルーってことで;。それにしても 4 月からは新番アニメの本数が本気でシャレになってないっす。普通にピックアップしてったら軽く 30 本超えてるんですけど;。誰かエイプリルフールだと言って(違)。

 ま、そんな新番の中でも魔法少女 & 少女漫画 & 美少女アニメ系がプラットフォームの私としてはこの辺もチェキかな? というわけで、店頭で見かけたこれを先日 get してみたり。



 や、Kanon のいたる絵再来? とか言いたくなるぐらい目がでかい;。まあ私はイラスト的にそっちの方が好きなので全然 OK ですが、最近ではちょっと珍しいかも。ちなみにお話の方もなんというか今どき珍しいベタベタな作品。天真爛漫の美少女きららが、悩みもなにもかも持ち前の明るさとかわいさで全部吹き飛ばしていき、あっという間に芸能界デビューを果たしてしまう、という、なんともお気楽極楽、めっちゃ能天気なお話。

 実のところ、最近の少女漫画テイストはあんまり好きくないのでどうかなぁと思ったんですが、これは確かにアニメ化されても不思議じゃないほど素性のいい作品。そのまんま子供向けで、はっきり言ってアホ話で中身も薄すぎる……にもかかわらず、読後感が不思議といいんですよ。なぜかといえば、おそらく、キャラクター造詣にイヤみなところがまったくないから。ヒロインのきららって、一言で言えば、かわいいけど、おバカ^^。普通なら、羨望を集めて妬みや嫉みを一身に受けそうだけど、「まあこの子ならしょうがないよねぇ;」と言わせてしまう魔力がある、そんな愛されるべきヒロインなんですよ。一歩間違えると「何このヤな子は?」状態なのにもかかわらず、不思議と許せてしまうキャラなんですねぇ。

 そういやミルモも(少なくとも最初は)割と人畜無害な作品でしたが、ちゃおはこの手のお気軽作品って結構あるんですかね? この作品も果たしてどんなふうに料理されてアニメ化されるのかは見当つきませんが、この軽さがそのままアニメ化されるといいですねー。……といっても全 5 冊中の最初の 2 冊しか読んでないんですけど;。

2006/4/1 02:41 | 3.アニメ&コミックス | コメント (0) | トラックバック (0) | このエントリへ拍手
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