最近のトピック 2006年9月 |
なー、今日は会社の飲みで思いっきり午前様……どころか始発帰り;。さすがに疲れたなぁと思いつつも、明日から引きこもるためにちょろっと西友に買出しに……ううっ、酔いがさらに回ってやがる(当たり前;)。それでも blog は更新するぞ、ということで今日は昨日書いた、今クールの視聴予定への Web ツッコミから^^。
> ネギま!?はout of 眼中ですか?
> というか、まちばりさんって意外と見る前からフィルターをかけてるような・・・。
> ここに書かれていないアニメは端から興味なしということか、それとも見られないということでしょうか。
すいません、私が社会人だってこと忘れてませんか?;(苦笑)
ってまあこんな blog を書いてるまるでニートみたいな人間が言うセリフじゃないわけですが、実際問題として最近のアニメやゲームは物量と短期決戦で逃げ切るような「やり逃げ」作品が多すぎて、とてもじゃないけど追いかけ切れない、という感じ。や、時間が無尽蔵にあれば私も「石ころの山からダイヤモンドの原石」を見つけたいわけですが、そんなことはどう考えても無理なわけで、限られた時間で楽しもうと思うとある程度フィルタをかけざるを得ないんですよねぇ;。
私は基本的に「プロフェッショナルなお仕事」を見るのが大好きな人で、そうしたプロフェッショナルなお仕事は誰でも彼でもできるわけではない。それは分かってるんですが、だったらせめて魂ぐらいは込めてくれ、と思うんですが、そういう作品ですら随分減ってきてるように感じられる。テクニックがなくても、本気モード全開の人の仕事って何か魅せられるものがある。そういう作品が好きなんですが、物理的にこれだけ作品数が増えてしまうとさすがに追いかけきれず。や、薄めたオレンジジュースの中から果汁を抜き出せ、と言ってるようなものなわけで、そりゃさすがに無理;。
個人的には、数は少なくてもいいから繰り返して鑑賞したくなるような作品がもっと欲しい。や、ここ一年ぐらいだとリピート鑑賞した作品って AIR とかハルヒぐらいしかないんですが、昔はそれこそ一つの作品を擦り切れるほど繰り返して見てたんですよね。それは作品数が少なかったという理由もあるけれど、リピート鑑賞に耐え得る『何か』を持っていたからじゃないか、とも思います。できることならそういう作品がもっと欲しいんですけどねぇ……。
# ……というか、いいかげん粗製濫造気味の量産型アニメは見飽きましたよ;。
# まあハズレ率の高そうな作品ばっかり見ているという指摘はごもっとも、ですが;;。
さて、ちょっと ECO やってから寝るか……(ぉ)
というわけで今日の収穫〜。
……ってあれ?; この人、なかよしじゃなかったっけか;;。征海未亜さんってご存知ない方も多いでしょうけど、スーパードールリカちゃんとか東京ミュウミュウとかのコミックスをかなり長い間描かれてた作家さん。私の場合はミュウミュウが受け付けなかったのでスルーしてた作家さんなんですが、以前、この人はオリジナルものがいい! と聞いてたので、この機会に積まれっぱなしになっていたこちらを先に読んでみたり。
こちらはなかよし増刊号に掲載されてた作品みたいなんですが、まず一言。
凄い。
おいおい、この凄まじいクォリティの高さはいったいなんなんだと小一時間。
ストーリー自体は地獄少女みたいな感じで、空から降ってきた「天使のケータイ」を使って願いをかけると、たった一つだけなんでも願い事がかなえられてしまう、けれどもそれで幸せになるか不幸になるかはその人次第、というよくあるホラーものの設定。……なんですが、ストーリーラインがむちゃくちゃ上手いんですよこれが;。しかも 4 本収録されているのにどれ一つとして『決まったフォーマット』がないというバラエティーに富んだストーリー群。ハズレが一本もないというのは凄いとしか言いようが。
子どもってきらいなの。
夢見がちで自分勝手で……
だけど……
あの子はほんのすこし、おとなになったみたいね。
少女漫画の醍醐味の一つは、少女たちの心の繊細さだと思うんですが、そうした壊れやすい繊細な心の機微が描ける作家さんというのは実際問題として非常に少ない。恋する気持ち、わがまま、妬みや嫉み、思いやり、そうした様々な感情が入り混じった「存在感」のある少女たち。それが見事なストーリーラインの中でほんのちょっとだけ成長していき、『恋する心』を身をもって理解していく。それはいわば、思い出に残る『非日常的な体験』。
どれもかなりの逸品なんですが、個人的には Wish 2 と Wish 3 あたりがお気に入り。特に 3 本目の作品は「泣いてホントの恋を知る」タイプの作品で、こういうのはやっぱりぐっと来るものがある。また作品全体を通して言えることですが、作品そのものがものすごく緻密。や、絵そのものは決して上手いわけじゃないし(微妙にデッサン狂いぎみとかもある)、「華」のある絵ではないんですが、イラスト全体でストーリーを作り上げてる感があるんですよ。服装のセンスや髪型をストーリーラインと併せて効果的に変化させていったりする様子は、オーソドックスながらも実に見事。計算立てられた緻密な作品作りは、立川 恵さんの短編ものなんかを彷彿とさせるところがあります。や、こういう「感性と計算」とを併せ持った作品って非常に少ないんですよね。
いやはや、予想以上の快作だったのでとにかく驚きました。少女漫画が嫌いじゃない人にはかなりお勧めできる一冊です。本屋で見かけたら是非。
で、最初に書いた恋きゅーの方も読んでみたんですが……んー、個人的にはイマイチかなぁ、こっちは;。ベタベタなロリ萌え作品なんですが、なんというかフォーマットがお約束すぎて味気のない作品、という印象。読者ニーズには合ってるのかもしれないんですが、自分的には激しく微妙。すでになかよし増刊号での Wish の連載は終わってるようですが、Wish みたいなセンスのある作品を描ける人は少ないし、こういう作品も少ないので非常にもったいない感じがします。うむむ。
どうするよ、これ;;。
局名 | 番組名 | 日付 | 曜日 | 時刻 |
テレビ東京 | ときめきメモリアル〜OnlyLove〜 | 10/03〜 | 火曜 | 01:30-02:00 |
千葉テレビ | らぶドル〜LovelyIdol〜 | 10/03〜 | 火曜 | 02:10-02:40 |
日本テレビ | DEATHNOTE | 10/04〜 | 水曜 | 00:54-01:24 |
テレビ東京 | ゴーストハント | 10/04〜 | 水曜 | 01:00-01:30 |
日本テレビ | NANA | 水曜 | 23:25-23:55 | |
BS-i | 夜明け前より瑠璃色なCrescentLove | 10/05〜 | 木曜 | 02:30-03:00 |
BS-i | Kanon | 10/06〜 | 金曜 | 01:00-01:30 |
TBS | あさっての方向。 | 10/06〜 | 金曜 | 01:55-02:25 |
東京MXテレビ | Gift〜ギフト〜eternalrainbow | 10/06〜 | 金曜 | 03:00-03:30 |
キッズステーション | くじびき♥アンバランス | 10/07〜 | 土曜 | 00:00-00:30 |
TBS | 銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜 | 土曜 | 02:25-02:55 | |
テレビ東京 | おとぎ銃士赤ずきん | 土曜 | 09:00-09:30 | |
テレビ東京 | ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu! | 土曜 | 10:00-10:30 | |
東京MXテレビ | 地獄少女二籠 | 土曜 | 22:00-22:30 | |
BS日テレ | NIGHTHEADGENESIS | 土曜 | 23:30-24:00 | |
テレビ神奈川 | 乙女はお姉さまに恋してる | 10/08〜 | 日曜 | 00:30-01:00 |
テレビ神奈川 | らぶドル〜LovelyIdol〜 | 10/08〜 | 日曜 | 01:30-02:00 |
テレビ東京 | おねがいマイメロディ〜くるくるシャッフル!〜 | 日曜 | 09:30-10:00 | |
テレビ東京 | ギャラクシーエンジェる〜ん | 10/02〜 | 月曜 | 02:00-02:30 |
せっかくなのでついでにこれも書いてみたり〜。
や、南船橋にある巨大なショッピングセンターというか家具屋さん。無印みたいな雰囲気の家具をかなりの安値で売っているらしく、前からちょっと行ってみたいと思ってたので TGS の帰りにぶらりと立ち寄ってみたりしたわけですが、中に入って思わず呆然^^。
※ 注意:縮尺を勘違いしないように^^。写真に写ってる人のサイズを参照w。
いやー、気分はまるっきり小人さん状態;。システムとしては、まずショールームを回って気になる商品を決めてもらい、その後、この倉庫みたいなところで適宜ピックアップして会計&精算。あとは車でお持ち帰りください、という感じ。配送しないことを前提としているので値段はその分安く、配送を頼むと結構なお値段(\5,000〜\10,000ぐらいかかる;)。大量一括生産と配送などの中間コスト削減で値段を安くしてる、という感じですが、ざっと見た感じ、無印の半額ぐらいの値付けのものも結構あって、確かにこれは話題になるよなという印象。新婚さんと思わしき人たちや子供連れのお客さんがかなり多かったです。……っつーかカップルか家族連ればっかりでしたよ;;。(← まあ当たり前^^)
で、私もつい手が伸びてしまったわけですが、収穫としてはこんな感じ。
単三乾電池 10 本 190 円× 3 つ、17 種類のタッパ組み合わせ \590。や、安い;;。一瞬、鍋 3 つ \1,600 に手が伸びそうになりましたがぐっと我慢。こういう雑貨モノは見てるとめちゃくちゃ欲しくなるんですよねぇ;。
全体的な印象を言うと、家具については、品質はともかくデザインに関しては安かろう悪かろうだなぁ、という感じ。雑貨類は割と種類もいろいろあって使える小物も多かったですが、100 円ショップと普通のショップの中間といった位置づけなので、ちょっと中途半端な印象は拭えないかも。全体的に選択の幅が狭いので、特に部屋の雑貨などをある色彩に統一してるところに追加でひとつ買いたいとか、そういうニーズには応えにくい、という感じ。(まあこれは無理もないのですが。) 単身赴任などで限られた期間だけ使いたいとか、暫定的に、といったときにはこれだけ安いと便利かも、という印象ですね。
あと個人的にめちゃめちゃイヤだったのが、お店の作り。端的に言うと、ショッピングセンターの作りがアメリカの巨大ショッピングセンターそのものだったんですよね。打ちっぱなしでセンス皆無の内装、ジャンクフード類が売られている 1F フロア、識字率が悪い人たち向けであるかのような無駄に巨大な価格表示などなど、ショッピングを楽しむ場所ではなくて、『モノを買う場所』として設計されているような感じなんですよね。だからお店を回っていて、ぶっちゃけイマイチ楽しくない;。まあ、私はああいった機能重視というか無機質な感じのするアメリカ的なお店があまり好きではない、というのが大きいんですが、ちょっと気分的にへこんでしまったり;。
# なので、雑貨のコーナーは楽しかったけど、家具のコーナーはなんかイマイチ楽しくなかった、という。
# ああいうのをあれこれ物色するのは結構好きなんですけどねぇ;。
とはいえ、とんでもなく広大なフロアにはやはりびっくりしました。軽く 30 分ぐらいざっと見てみよう、と思ったら、一回りするだけで軽く 2 時間近くかかるワナ;。雑貨フロアなんかはいったいどこまで行けば終わるのかと小一時間状態でしたが、とはいえこういう超巨大ショッピングセンター自体はなじみがない方もいると思うので、興味がある方は立ち寄ってみてもいいかもしれません。
そんなわけで今日は昨日襲撃した TGS のレポートを一つ。
今回の目玉はなんといっても PS3 と Wii の二つで、リリース直前ということできっと盛り上がってるだろう……と行ってみたわけですが、結論から言うとかなり肩透かしを食らった感があったり。いやー、任天堂ブースがないのはともかくも、まさか Wii の試遊台が一台もないなんて全く予想もしないじゃないですか;;。おかげで全体的なブームとしては PS3 一色……かと思ったら実際にはそんなこともなくて、DS、PS2、XBOX360、PSP と完全に入り乱れ状態。さすがに PS3 は目立ってましたが、昔ほどの感動もなくて飽和気味だなぁと思わずにはいられなかったり。
ま、そんなわけでいくつか個別にトピックを書いてみたり。
■ XBOX360 ブース
周辺機器の参考出展でハンドルが出てたんですが、正直に言えばなぜ今さらという印象。や、こんな汎用性のないハンドルじゃなくて Windows 用の MS のハンドルを XBOX360 で使えるようにすれば済むしその方がユーザからも喜ばれる気がするわけなんですけど、そうもいかない事情が何かあるんですかねー;。うーん。(← ちなみに XBOX360 では PC 用のキーボードとかマウスがそのまま使えるのですよ;) とりあえず気になったゲームとしては以下の 2 つ。
・シルフィード
軽くプレイを見てみましたが、予想外にピンとこない、という印象。デモムービーを見たときには期待してたんですが、この手の全方位型シューティングは『ウソ』が効かないのでかえってダメ、という感じかも。買おうか迷ってましたがスルー。
・カルドセプト
知る人ぞ知る、カードゲームの最高峰の XBOX360 版。さすがにプレイしていた人は結構カルトな人が多かった気がしますが^^、ゲームそのものはごく普通の出来。まあ凝りようがないのも事実なのですが、今回はネット常時接続前提なのでかなり盛り上がるかもしれませんね。個人的にはこの辺のゲームは XBOX360 なんておおげさなハードではなく、PSP あたりで出してもらってインターネット対戦できるようにしてもらえると有難いんですが、なかなかそうもいかないんですかね?^^
■ PS3 ブース
SONY ブースはブース全体を半分ぐらいに区切って、半分はシアターによるデモ、半分は試遊台という形にしてましたが、だいたいのゲームのデモを一気に見られたのでかなりラクでした。……がしかし、どこまでが実際のゲーム画面でどこまでがデモ用のムービーなのかが分からないのはかなり×。や、どのゲームとは言いませんが、デモはやたらとスムーズで美しいのに、実際に試遊台で見てみたら思いっきりコマ落ちしててそりゃねーよ状態。もともと PS3 のようなゲーム機は高解像度映像をプレイヤーがいじり倒せることにこそ意味があるわけなので、それはちょっとねー、という感じ。
・RIDGE RACER 7
さすがに素晴らしい出来。今回、唯一実際に試遊台で遊んだゲームなんですが、RR6 よりもこっちの方が一段上、という感じ。RR7 のキャッチコピーは「Real Unreality」という言葉みたいですが、これは確かにこのゲームの本質を端的に言い表してますね。ゲーム自体は HDTV 1080p 60fps で、RR6 とフレームレートなどは同一なんですが、モデリングの凝り具合がこちらの方が一段上。コースレイアウトも凝っていて、滝の裏側を駆け抜けるというお約束なコースレイアウトになっていたのは結構感動しました。……結局買ってしまうかもしれん、自分;;。> PS3
・Metal Gear Solid 4
今回実際のデモを見て激しく微妙だと思ってしまったゲーム。PS3 になってグラフィックス性能が向上し、よりリアルな表現ができるようになったんですが、逆に MGS4 の場合だとリアルすぎて気持ち悪い。や、銃を撃って人が倒れるのもあそこまでリアルに表現されてしまうとものすごく生々しくて怖くなったり気持ち悪くなるんですよ;。なんつーか、グラフィックス性能が上がりすぎるのも良し悪しだなぁと思わずにはいられなかったり。MGS4 は侵入ゲームとしての面白さが肝であって殺戮ゲーではないので、そういう意味でもちょっとどうなんだろうなー、という印象ですね。
・みんゴル5
ひと言言わせてください。……えーと、なぜ PS3 でなければならないのか、と(笑)。
・AFRIKA(仮)
一連のデモの中で異様に目を引いた謎のゲーム。スクリーンショットはこちらに掲載されてますが、とにかく驚いたのはその驚異的なグラフィックス性能。多少 CG っぽい動作をするところが残っているものの、一見すると実物と見紛うほどの映像。ゲーム内容は写真家が動物の写真を撮っていくといった平凡なものになるような気もしますが、いやはやこれだけの CG 性能があるとゲーム機以外としての用途も十二分に考えられそうな感じもしますね。(CG 性能単体であればおそらくその辺のコンピュータを圧倒してるはずでしょうし^^)
関係ないですが、RR7 のデモ中にマシンがフリーズしちゃって試遊台を開けてリセットしてもらったんですが、思わず笑ってしまったのが試遊台の目隠しの中に扇風機が取り付けられていたこと。要するに PS3 の発熱がとんでもなくて、密閉されてしまうと簡単に熱暴走してしまう、ということだと思うんですが、果たしてこんなヤワなハードで大丈夫なのかとちょっと心配に;。(さすがにこの時機だとすでにハードの量産体制に入ってるでしょうからねぇ;)
■ 雑感いろいろ
TGS への参戦は何度目か忘れましたが、正直言ってかなり様変わりしてきたなー、という印象。昔は TGS にはいろんな試遊台がごろごろしていて、目を引いた異色なゲームから宝石を掘り当てるような楽しみがあったんですが、今や TGS も完全にショーと化してしまっている。さすがに DoCoMo が AKB48 を引き連れてステージショーをやってたときにはぶっとびましたが;;、ステージショーを除外して考えても、結局は『目を引く』映像やムービーでの戦いに特化しちゃってる感がある。映像の美しさとゲームの中身の面白さは必ずしも直結しないことは DS Lite などのブームが証明してくれているはずなのですが、XBOX360 vs PS3 はパワーゲームのワナに陥ってしまっていて、結果として Wii に出し抜かれていくんじゃないか、という気もするんですよね。
特に今回感じたのが、PS3 のゲームタイトルの出来のバラつき。や、ゲームに限らず、アニメも何もサイズを小さくするとそこそこ綺麗に見えてしまうもので、解像度を上がる=目立ってなかったアラを引き伸ばす、というケースが非常に多い。特に背景まわりの出来の良し悪しの差はものすごく顕著で、例えば SCE の PS3 タイトルの一つである F1 ゲームやGENKI の湾岸ミッドナイトなんかは「これで PS3 はないでしょ?」と言いたくなってしまう。過去に積み上げてきたモデリングや特殊映像効果の技術力の差が、今まで以上に如実に出ている、という印象。せっかく PS3 を買っても本当の意味で唸らされるタイトルは今まで以上に減りそうな気配で、タイトルに幅が出てこないかも、という感じが。実際、私も XBOX360 で持っているタイトルはたったの 2 本だけだったりするわけですが;、PS3 も似たような状況になるんじゃないか、という気がしてしまいますね。そういう意味でも、大本命はやはり Wii なのかもしれません。
# や、そうはいっても結局 PS3 も買うんでしょうけどねぇ;。\50k まで値下がりしたし。
というわけで今日は TGS を襲撃してきたわけですが、レポは明日に回すことにして今日は別の話。TGS 終了後にけろっちゃ氏 & でじくま氏と秋葉原の万世 5F で焼肉パーチー。
お一人 6000 円ちょっと。絶対額として安くはないけど、食べた量と肉の質を考えるとお値段リーズナブル。や、万世はこのフロアに限らず全般的に結構 C/P が高い(絶対的な値段が高くても相応な量・質になる)ように思うんですが、どうでしょうね?^^
といいつつ今日はこれが本題ではなくて;、食事がてらけろっちゃ氏から出たおみやげ話の話。彼は先週、関西方面に聖地巡礼の旅に出ていて今日はその戦果報告だったわけですが、
っておいおい、すげーな;。思わず呆れてしまった感心してしまったわけですが^^、京都→大阪→神戸→美浜町→尾道という無茶苦茶な強行軍を敢行してきたらしく、いつもながらの彼の聖地巡礼の手腕には驚くばかり。美浜町の写真はいくつか見せてもらいましたが、いや確かにそのまんまだなーこれは状態^^。いやはや、あいかわらず乙でありました。> けろっちゃ氏
で、彼からおみやげものをいただいたわけですが、
? ……と中を開けてみると。
それかっwwww
っつーかあいかわらず無駄にクォリティ高すぎですよ、けろっちゃ氏www。
それにしても写真のフレームを作品と完全に一致させるのはもちろんのこと、写真撮影のために敢えて夕方まで時間をずらして海辺で撮影していたりとか、この徹底ぶりが職人としての心意気と匠の業を感じるところ。やー、おつかれさまでありましたw。
というわけで今日のリアルワールドでのお買い物〜。
……っていうか確実に病状が悪化しているような気がするのは気のせいですかご主人様;;。や、ぼちぼち基本的なシステムが分かってきた & そこそこキャラも育ってきたのでざっくり本を読んでみようかなと思ったりしたんですが、それにしても無駄によくできてやがります;;。さすが廃人続出のオンラインゲーム。ようやくうちの娘もこんなに育ちましたw。
っていうかトラベルドレスがなにげにかわいい〜^^。これ、Lv15 にならないと装備できないんですが、着てみたらめちゃめちゃかわいくて思わず感激。露店でハートのブローチも get して着飾ってみたり。で、ここまできたら当然スナップショットを撮ってみるわけですが、
かかかか、かわいいっ(爆)。
くそぅ、これじゃまるで娘を着飾って写真を撮りまくる、ただの親バカじゃないですか;;。
# いや、その通りですけどねっ;。
それにしてもこのエモーションシステムめっちゃ面白いですね。先日、モンスターに追い詰められてえらい目に遭ってるときに助けてくれた人が、終わった後に手を振って去っていって「なーにー」と思って調べてみたら、手を振るだけじゃなくて寝転がったり土下座したり、くるっと一回転(右回りと左回りの両方装備、しかもスカートがなびく(笑))したりといろいろなアクションが用意されていて、さらには上の写真みたいに♪マークを出したりすることもできる。やー、これは確かに楽しいw。こういうキャラを動かしているだけでも楽しいというあたり、中毒性の一因でもありますね。
……しかし確実に廃人への道を辿ってる気がするのは気のせいじゃないな;;。どっかで歯止めかけないと;;;。
ふー、ようやく週末なわけですが、今週はなんだかんだで踏んだり蹴ったり。週の半ばには PC が吹っ飛んで(しかもマザー故障っぽいので手の打ちようもない)別マシン上で OS 再インストールして ECO 再インストールしたりカード差し替えたり環境コピーしたりと雑務に追われたり。まあ PC なんて壊れるときには壊れるので仕方ないんですが、復旧作業で軽く一日近く吹っ飛んでしまうのが痛いところではありますね。
そんなわけでネタが補填できないので今日は軽めのネタを一つ。や、なぜか盛り上がる占いシリーズでありますよ隊長w。
・未来の旦那様の名前♪(女性&未婚限定)
http://u-maker.com/251106.html
・未来の奥様の名前は?(未婚男性用)
http://u-maker.com/254911.html
そんなわで早速やってみましたですよw。
まちばりあかね☆さんはひらがな名前の女性(まり子、みや、など) です!
● あなたは自分の気持ちに正直で、自由奔放な生き方を好むタイプです。フィーリングと直感で行動しますから、周囲の意見や世間一般の常識にとらわれない、とても個性的な人だと言えるでしょう。自分なりのポリシーを持つあなたは美的センスにも優れていますから、メイクやファッションに光るものがあり、アピール上手です。ただそれは、寂しさの裏返しだとも言えそうです。周囲から注目されたいために自分の個性を押し出して生きているあなたは、心のどこかで注目されなくなったときの孤独を恐れています。そんな孤独を恐れて、遊びか本気かわからない恋愛を繰り返してしまうことも。自分の心と真摯に向き合うことが、幸せを掴むポイントになるでしょう。
● まちばりあかね☆さんの開運一人称は、「わたくし」です!
全く当たってねーだろこれ;。しかも日本語おかしいし;;。
しかしひらがな女性ですか、つまりはゆかりんってことですかそうですか〜w。や〜、来ちゃったね、これは。ルート入っちゃいましたよ?
# がしかし本名は漢字だったりするワナ。ちっ(笑)。> ゆかりん
……しかしこういうのって実にしょーもないけどついついやっちゃいますねぇ;。
や、10 月からは秋の新番がえらいことになっている気がしますが、こちらもなにげに来た様子。
・プラネット・アース 第2シリーズ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/061001.html
今回は第5集から第7集まで。
・第5集「高山 天空の闘い」 2006年10月1日(日)午後9時〜9時59分
・第6集「草原 命せめぎあう大地」 2006年10月8日(日)午後9時〜9時59分
・第7集「海 ひしめく生命」 2006年10月15日(日)午後9時〜9時59分
って、第7集がめちゃめちゃ期待度大ですねー。や、海って好きなんですよ^^。ハイビジョンの高解像度の映像で見てると本気でイイわけですしw。いやー、今シリーズはどうなることやら、です。
えーと、今日はこちらのインプレを一つ。
DS 向けソフト、スターフォックスコマンド。や、往年のゲーマーにとってスターフォックスというゲームは忘れられない名作なわけで、前から気になってたこともあってタイトル買いしてみたわけですが……
うーわー、ダメすぎる;。
すいません、1 時間と経たずに投げ出しましたごめんなさい;。
や、これどんなゲームかというと、画面上をタッチペンでなぞって自機を飛ばして空中戦を行っていく、というゲーム。こちらのページを見てもらえればどんな操作方法なのかイメージが湧くと思うんですが、タッチペンを使わなければならない意味が全く分からない;。なんで十字キーでミサイル発射しなくちやいけないのかと小一時間状態。しばらくプレイしていると概ね思い通りに自機を飛ばせるようになってくるんですが、十字キー使って飛ばせばそれで十分じゃん、と思わずにはいられなかったり、という。
結局このゲームの問題は何かというと、以前に紹介したニューレインボーアイランドと似ていて、タッチペンを使うことが手段ではなく目的になっちゃっているということだと思うんですよ。戦闘マップでタッチペンを使う、というのは分かるけれども、戦闘機をコントロールするのにタッチペンを使わなければいけないという必然性は感じない。タッチペンを使うからこそできるアクションであるとか、タッチペンを使うからこそ面白みが増すとか、そういうものがないんですよね。結局、「なんでタッチペン??」となってしまう。
# そういう意味ではドラキュラなんかはよく出来てますね。
# タッチペンはボス戦で魔方陣を描くためだけにしか使われてなくて、他は従来通りの操作体系。
# 要するに、こういう昔ながらのゲームは操作系を無理に凝る必要はない、ってことなんですよね。
DS のゲームはすでに 10 本近くプレイしてるような気がしますが;、タッチペンの使い方に関しては上手い下手が明確に分かれている、という印象。まあまだタッチペンというデバイスの使い方がこなれていない、ということだと思うんですが、もうちょっと工夫して欲しかったなぁ、という感じですね。うーん。
は〜、めっちゃ疲れたけどようやく読破w。
いや〜、いろんな意味で脱力^^。当然のように奈々(ハチ)の腐りっぷりに開いた口が塞がらない。なにがひどいって、タクミとレイラの仲を疑い始めたかと思いきや、自分に都合のいいストーリーを組み立てて言い訳をし始めるという凄まじさ。挙句の果てには、タクミには人としての情がない、でもノブだったらこんな心を満たしてくれるかも? なんであんないい人を傷つけちゃったんだろう? とか言い出し始めてちょっかいを出し始める。
「どこまで本当でどこから嘘なのか分からなくて……
信じてた人に裏切られたショックってそー簡単に消せるものじゃないし……
だからもしかしたらノブも……
新しい彼女が出来たとしても、同じ様に辛い想いを引きずるんじゃないかな……
この先タクミと顔あわせることだって何度もあるだろうし……
あたしはタクミを選んだけど、ノブを本気で好きだったことも嘘じゃなかったって……
ちゃんと話して分かってもらう事が、あたしに出来る唯一のつぐないかもしれないよ……
でもそれって結局自己満足? よけい傷つける?
どう思う? 淳ちゃん……」
いったいこいつはなんなんですか状態;。いやもう腐ってるにも程があるんですけど;;。淳ちゃんはこの問いかけに対して難しい問題だね、と答えるわけですが、そんなのその行動が相手に対する思いやりゆえの行動なのか、それともそれを隠れ蓑にした自分に対する言い訳(自分の罪悪感を祓うための行為)なのか、ただそれだけの問題。
奈々が腐りきってる理由の根底には、そういう『言い訳』が立つような行動で他人を傷つけてしまう(そしてそれで自分がラクになろうとする)ところにあるんですよね。相手を傷つけた罪は一生背負っていかなくちゃいけないものだし、奈々にできる『償い』は、ノブに分かってもらうことじゃない。ノブの辛さが身を持って分かるというのであれば、その罪と辛さを一生背負っていくことが、彼女に許される唯一の罪滅ぼし。いやもうそんなの当たり前じゃないかと言いたくなるわけですが、それでも奈々はノブにあれこれ言い訳しようとする。で、「だから……もうほんとにいいから」と言われて受け流されて、初めて彼女は気付くんですね。
だから何? ノブの為に?
言い訳だ……
今さら何を言っても自分を擁護する言い訳にしかならないよ。
あの時……
信じ合えていたはずのノブに疑われた事が悲しくて、何も言えなくなった。
ノブと一緒にいたはずのナナが、来てくれなかった事も寂しかった。
あの時、あたしがタクミを選んだのは、
子供の為とかノブの為とかじゃなかったんだ。
あの時タクミが一番優しくしてくれたから。それだけだ。
あたしはいつもそれだけ。自分の事だけ。
独りぼっちになるのが怖いだけ。
そうした紆余曲折を経て、ブレていた軸足が、ようやく少しずつ固まってくる。そんな中で投げかけられる、奈々(ハチ)のセリフに対するナナの励ましの言葉が素晴らしいんですよね。
「ほんとに家出する気なの?」
「分かんない。昨日はちょっと熱くなりすぎて暴走しちゃったし、頭冷やしてじっくり考えるよ。」
「延長線か? おもしれえ」
「何がおもしろいのよっ!」
「くじけるなハチ公。人生は七転び八起きだ。立ち上がり続けりゃ勝つんだよ。」
いえ、お母さん。
タクミは猫かぶってるけど本当は暴君だし女たらしだし、
そんな毎日毎日幸せってわけにはいかないのよ。
でも昨日と今日は幸せ。
明日は泣くかもしれないけど、明後日はきっとまた笑える。
それでいいんだ。
日々の暮らしってそういうものだよね。
何があっても希望を捨てなければ、明日は来る。
うおー、めちゃめちゃいい作品じゃないですか(爆)。
なんかリアルマイシスターに聞いた話だと、映画版 NANA に出演した宮崎あおいが二作目については降板したそうですが、確かに奈々(ハチ)は事務所としてはやらせたくない役でしょう。けれどもどん底から這い上がるその姿には、同情の余地はないけど共感できるものがある。
結局のところ、奈々って、本人の心の持ち方一つだけで幸せになれるかどうかが決まると思うんですよ。だって、ぶっちゃけ内情を知らなければ奈々の歩んだ道のりはシンデレラストーリーそのもの。白金台の豪邸に何不自由なく暮らしている奈々(ハチ)が、あたしは幸せじゃない、恵まれてない、みたいなことを言い出すその姿は、
ふざけんな。
のひと言に尽きる。愛もお金も子供も、何もかも全てを手に入れられる場所にいながらなにを寝言を言ってやがりますかとしか言いようがないんですよね。けれども、転んで転んで転びまくって、ようやく人並みどころか普通の人では辿り着けないような幸せに向かって歩き始めた奈々は、多分、今の時代ならではのシンデレラストーリーなのでしょうね。
随所に見られる未来のショットから想像するに、レンとナナが失踪してしまって、トラネスとブラストの両方が瓦解して終了、というオチなのかなぁという気がしますが、果たしてどんな展開になるのやら。なかなか後半は読むのが進まなかったですが、でも全体を通した感想を言えば「読んでみて悪くなかった」という印象ですね。こういう「どん底から這い上がるストーリー」ってかなり嫌いじゃないのですよw。(自分には出来ないですけどね;。)
というわけできょうのおひるごはんはこれw。
や、今日は一日限定の吉野家牛丼復活の日。けろっちゃ氏から聞きつけてせっかくだしということで行ってきてみたり。舞にあやかって 4 限の牛丼弁当というのも良かったんですが^^、とりあえず普通に並盛+味噌汁。行列に挫けて断念、という人も結構いた様子ですが、牛丼なんて回転率いいわけだし、ゲームやってればどうせすぐ(ry
それにしても吉野家の牛丼もこれだけ間が開いてしまうと「今さら別に無理して食べなくてもいいかなー」と思ってしまいますね。実際問題、ここ数年で外食産業も随分様変わりしてきて、吉野家の「並+味噌汁」価格帯での選択肢も随分増えたし、今回みたいな『祭り』であればともかく、今さら常用する気も起きないかなぁという感じも。こういうのって、食べなきゃ食べないでもなんとかなっちゃうもんだなぁ、というかなんというか。
# ……っつーか \380 だったら自宅で作った方が圧倒的に美味い牛丼が作れるような気がする(苦笑)。
# タマネギも牛肉も備蓄できるし、レシピも簡単に暗記できるんですけど;。
そんなわけで今日は軽く仕事をこなしつつ聖地遠征に旅立つけろっちゃ氏の壮行会に参戦、ついでに今度の TGS のチケットを買うためにゲマにも立ち寄ってきたわけですが……
うわ、全然違うもの買ってるし(苦笑)。しかも TGS のチケット買い忘れるし(涙)。
# で、家に帰ってきて、でじくま氏から預かってたお土産を渡すのを忘れていたことに気付くワナ。
# ……日持ちするからまあ次回でいいよね、とか言ってみるテスト。スマソ;;。
っていうか微妙に健忘症になってきたなー;。脳トレでもやり直すか……;;
ぐはっ、今日は目が覚めたらなにげに午後 3 時過ぎ。あ、ありえなさす;。しかも夕飯作るのめんどい病に。
……っつーか完全にネトゲ廃人への道を歩みつつあるような気がするのは気のせいですかご主人様;。
# すいません、今日は一日引きこもって ECO をだらだらとプレイ。
# ……あっという間に夜中だよ、おい(涙)。
さてさて、先日ぶっ壊れた NEC の AX300H はネットワーク経由で録画データが吸い出せるということでめちゃめちゃ便利なレコーダだったんですが、最近は DLNA などの規格によってネットワーク経由でデータを転送して離れた部屋でも見れるようにするツールがいろいろ出てきたんですよね。スゴ録 RDZ-97A もこの DLNA という規格に対応してるんですが、問題は再生ツール。VAIO などなら簡単に再生できるわけですが、なんかフリーで再生できるツールはないかなーと探してみるとこんなツールが。
・RDLNA ツール
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/maniax/x6/
・VideoLAN - VLC media player
http://www.videolan.org/
上側がネットワーク経由でファイルを転送させるためのブラウジングツール、そして後者が実際にストリーミングデータを再生するツール。これらを使うと割と簡単に PC 上で映像がリモート再生できますね。制限事項としては、やはり CopyOnce コンテンツについては(RDLNA ツール上は見えても)再生できない様子。……まあこれは当たり前ですか;。
しかしこのツールを使うとなにげに RDZ-D97A 上のファイルを MPEG データとして PC に抽出することもできる。抽出したデータの転送直後の拡張子は *.MPG なんですが、極窓とかのツールで解析してみると中身は実は VOB ファイル。よって拡張子を VOB に変更すれば、HMP-A1 へのそのまま転送も可能。CopyOnce コンテンツを移動できないという問題はあるけど、これはかなり便利ですね。このツール、AX10exporter と違ってファイル名に日付を付与できない(全部タイトル名になってしまう)んですが、まあこれでも十二分に使えるという印象。や、DVD に焼くのって結構面倒な上に管理するのが大変なんですよね。これが出来るとなるとかなり違ってくるじゃないですか、と。
……故障した AX300H、修理しようかと思ってたんだけどどうしよう;。
修理代、めがっさ高いんだよなー;;。> NEC
というわけで今日のお昼はロッテリア〜。
……っていうか目的は写真右上にあるキッズセットのおまけのおもちゃだったんですが^^、いやー、このミニバッグ、メルヘンなぐらいにちっちゃい。でじくま氏ご所望ということで私とけろっちゃ氏と手分けしてロッテリアを襲撃したわけですが、果たしてこれをいったい何に使うつもりなのか聞いてみたいところ;。いや微妙に使い道ないのでは;;。
で、今住んでるとこは出身高校に近かったりするのですが、なにげに昔の同級生から文化祭やってるよ、とメールが来たので食事ついでにふらっと立ち寄ってきてみたり。さすがに高校来るのも相当久しぶりで、高校を出てからも軽く 10 年以上経ってるわけですが、驚いたことに当時の恩師の半分以上が普通にまだ高校に残ってる。さすがは私学なわけですが、私の恩師の一人が 30 年目の永年勤続賞を受けてて、いやもうこの先生もこんな歳なんだなぁ、と思ったり。そりゃ自分も歳食うわけです;;。
しかし驚いたのは私の方が忘れている先生から声をかけられたこと;。いや確かに自分が教わった先生のことよりも、自分が教えた生徒のことの方が圧倒的によく覚えているものだとは思うのですが(実際自分もそうだし;)、久しくほったらかしにしてたのに暖かく迎えてくれた先生方には本当に有難く思ったり。せっかくなので、と自分が書いた本も一冊寄贈してきたのですが、そんな先生からの有難いお言葉。
「○○君も、活躍してくれてるようで嬉しいよ。」
「いやいや、恩師の先生に報いる方法ってそれしかないですからねぇ。」
ああ、なるほど、と自分で言ったセリフに自分でえらく納得してしまったんですが;、要するに、恩師から受けた恩を返す先は恩師じゃないんですよね。恩師から受けた恩は、その後に続く別の誰かに引き渡していく。形はいろいろ違えど、頑張って社会に対して貢献(?)していくことが、恩師に対して報いる唯一の方法なんだろうな、と改めて思ったり。実際、自分も教え子からそういう活躍の報告を聞くと嬉しかったりするわけで、きっとそういうものなんでしょうね。
# がしかし、一番お世話になった先生はすでに退職されていたりするわけですが;。
# 今度連絡取ってみよう……^^
で、結局会ったすべての先生から「結婚は?」とツッ込まれたわけですが、えーと、ロッテリアでキッズセットを注文し、さらには行きがけにこんなものを買ってバッグに入れて文化祭回ってた人なんですけど;;。
NANA 読むとさらに心が荒びそうなのでハヤテでも読んで心を癒すことにしますか……(笑)
# 「現実逃避」とか言う人、嫌いですw。
や、やばい、廃人になる;;;。というわけでここ一週間ぐらいこれをやってみていたり。
ラグナロクオンラインで有名なガンホーさんのゲーム、エミル・クロニクル・オンライン。略して ECO。実はオンラインゲームって真面目にやったことが一度もなかったんですよね。実は以前、XBOX360 の FF を手助けしてもらって数時間プレイしたことはあるんですが、ぶっちゃけやってられん!と放り出した過去が^^。で、ECO ならキャラがかわいいからそれなりに続けられるんじゃないかとかいうワケの分からない理由でプレイを開始してみたり。
……うーわー、和むなぁ(笑)。
や、かわいいキャラだとオンラインゲーもこんなに楽しいのか、と^^。
# それにしても人多すぎ^^。みんな暇人 ← オマエモナー
しかしぶらぶらと初心者丸出しな格好(=最初の服)で歩き回ってるんですが、みんなかわいい服着ててめちゃめちゃ羨ましいんですけど(笑)。一苦労してアップタウンとかいうところに入ったものの、
たっ、高すぎる;;;。> アクセサリー類
ま、まるで手が出ないんですけど状態^^。すすす、すいません、出直してきます.....(涙)
そんなわけでとりあえずソードマンになるためにバウとかいう犬の肉を取ってこいと言われて(← 犬のくせに強い;)戦いに出たんですが、戦っていたら通りすがりの人が回復呪文をっ^^。い、いいひとだーwwww(笑)。
って、しまった肉を拾い忘れた……;;。
あ、あの人の好意を完全に無にしたような気が;;;。(笑)
# さらにバトルしてみたら二匹のバウに追いかけられて瀕死の状態に;;;。
# ちなみにその後も瀕死のところを回復してくれた方が何人か^^。みんないいひとだーwww。
で、なんとか肉を get してソードマンマスターの元に戻ってみたわけですが、
「防御力が高いと紋章が宿せない。
出来るだけ薄着になってくれっ!」
なに言い出しやがりますかこの親父はっ;;;。っつーか全部脱がないと紋章が宿せなかったんですが;;。えーとなんの嫌がらせかと小一時間。(苦笑)
で、さらには初心者丸出しの服装をなんとかしたくて大枚はたいてワンピを買ってみたわけですが、
「装備条件を満たしていません」
売るときに言ってくれよっ;;。。うー、お金ないー(涙)。
というわけでさんざん苦しんでみて、現在はこんな感じ。
ようやく Lv 11 のソードマン。なかなかかわいくて good でありますよ隊長w。
しかしまあ、MMORPG をまともにプレイするのは初めてなんですが、これはぶっちゃけ危険すぎるとしか言いようがないです。っつーか確かにこれめちゃめちゃ面白くて、廃人が続出するのも無理はない、という印象。MMORPG って何がそんなに面白いのか、外から見ている分には全く分からなかったんですが、中に入ってみてものすごく納得、という感じ。まだパーティに参加できそうなレベルではないのでもうしばらくはソロで頑張ってみますが、ソロでプレイしていてもこんなに面白いというのは驚きとしか言いようがなかったり。気付けば今日も 5 時間ぐらいぶっ通しでプレイしてて(まあアニメ見ながらですが;)、クエスト数制限とか憑依システムといった「プレイ時間に歯止めをかける」仕組みがなければ何時間でもプレイしていそうな勢いかも;;。
MMORPG をやったことがない人も多いと思うので、何が面白いのか、というところについてはそのうちまとめてみようと思いますが、いやー、これは確かにオフラインゲームの売り上げが落ちるはずだよ、と妙に納得してしまったり。いやはや;;。
というわけで本日の収穫〜。
……っていうかいったい何台目だこれ?^^ 確か通算 4 台目だったような記憶がありますがw、今回は従弟の分。や、店頭で見かけたので購入したわけですがえらい行列に;;。どうもビックカメラは木曜日とか金曜日の夕方にまとめて陳列するみたいですね。ま、それはともかく本当の収穫はこちら。
こちらが本命だったり。で、早速プレイしてみたわけですが、うー、さすがに低速 BASIC コースはやってられないんですけど状態;;。1 時間ぐらいプレイしても 3 レースぐらいしかクリアできなくて思わず放り出すワナ。や、前作のリッジレーサーズのセーブデータを見てもらって、初級コースすっとばし、とかいうオプションがあってもいいと思うんですけどねー;。
……ま、ぼちぼちお仕事の移動中にでも片付けます。はい;。
出張中にふらっと立ち寄ったコンビニでこんなものを見つけたり。
って、うーわー、めちゃめちゃ懐かしいですよこれ^^。や、今でこそ遊びといえばデジタルまみれの自分ですが、私が子供の頃はまだ割とアナログな遊びも多くて、コカコーラのヨーヨーは当時かなりやりこみましたよねぇ。といってもせいぜい「犬の散歩」とか「風車」(でしたっけ?)ぐらいしか出来ないわけですけど;。
って、取説つきなのかっ^^。ブランコとか国旗とか……ってさすがにこれは無理無理、状態(笑)。思わずホテルの中でヨーヨーに興じる自分……って結構アホな構図な気もする(苦笑)。
しかしこんなものがスプライトのオマケになってしまうんだから時代は変わったもんですねぇ^^。
あ゛ー、RR2 も出るっていうのにこの期に及んでなんでさらにタスク増やしてやがりますか自分;;。
PSP 版の Tales 最新作。前作の Eternia が結構良かったので本作も買ってみたんですが、なんか微妙に画面が横に間延びしていてカッコ悪い;。ま、ぼちぼち時間を見ながらプレイしてみようかと思ってたり。
で、ゲームを早速始めてみたわけですが、ゲームしょっぱなからこんなセリフが。
「今日はチェスターと約束してたんだった。」
「ああ、ペンダントのことは夕食の時にでも話そう。」
って、うーわー、いきなりフラグ立ってるよ、とか穿った見方をした自分がかなり寂しいかも;。
しかしこのゲームの OP テーマ「夢は終わらない」っていう曲、なかなかいいですね。結構有名な曲?なのでゲーム自体は未プレイでも曲は知ってたり。私はこの曲を聴くとなぜか悠久幻想曲の Far away という曲を連想するのですが(自分でも意味不明;)、往年のこの手のゲームのテーマ曲には名曲が多かったりしますね。微妙に懐メロ入ってるような気もしますが。
# でも確かこの曲ってアレンジが 2 パターンあった気が……。うーん、さすがに記憶が;。
なぜか無性に走りたくなったのでこれを買ってきたり。
や、14 日には PSP 版の RIDGE RACERS 2 が出るわけですが、どうにも待ちきれずに Get。実は本体購入時に買ったんですが、行方不明になってしまったので; Best 版を再購入。幸いにしてセーブデータは残っていたのでざっくりリプレイしましたが、なかなかに面白い。
で、せっかく走り始めたらもっと思いっきり走ってみたくなって、久しぶりに(多分数ヶ月ぶり;)XBOX360 を起動してリッジ 6 をプレイしてみたわけですが。
やたーっ、鬼門突破でありますよ隊長w。いやー、どうしても山岳レースが突破できなかったんですが、久しぶりにやり込んでみたらなんとかクリア。そこさえ突破してしまえばあとは一気にラストまで攻略して、デラックス版のゴ○ブ○とシロ○リを get。
いやー、長かったーwww。さて感動のスタッフロール、と思いきや。
なんだそりゃああああっっっ;。
や、そんなこと考えなくていいからっ(笑)。っていうか勘弁してくださいご主人様;;。
で、プレイしてみたわけですが、なんの悪い冗談ですかこれは状態(苦笑)。結構いいとこまではいけるんですが、最後のところがどうにも鬼門で抜くことができず。……しばらく寝かせてからリプレイするかな状態。
しかし、XBOX360 のレーシングゲームというと Project Gotham 3 がよく採り上げられますが、静止画はともかくゲームプレイ時の爽快感ではやっぱりリッジの方が上ですね。純粋に高 fps であるが故にスピード感を肌で感じられる、というのが大きいんですが、これだけよく出来たゲームが今や \2k ぐらいで叩き売られているのはかわいそうだよなぁ、と思わずにはいられなかったり。果たして PS3 のリッジ 7 はどうなるのやら、という感じですね。
というわけで今日はけろっちゃ氏と共に、かつてのバイト先の名簿作りミーティングに参加してきたり。や、隔週ぐらいでミーティングしているわけですが、いつも終わったあとに A 級グルメをゴチになっていたりして(というかいわゆる接待;)文字通り『美味しい』ミーティングなわけですが、今日は焼肉屋でおいしいお食事をご馳走していただいたり。
っていうかしまった肉の写真を撮り忘れた;。なにげに会計がとんでもない額になっていたような気がしますが(というか地元であの価格帯は結構あり得ない;)、まあ実務もしてるのでそれぐらいはゴチになってもバチは当たらないかなー、とか言ってみるテスト^^。や、なかなかにおいしいお話でありますよ隊長。
そんなわけで現在は微妙に(どころかかなり)酔っ払いモードなわけですが、つらつらと思ったことを書いてみたり。
この名簿作りミーティング、微妙に地味な面倒っちい作業でありながらもなぜ参加しているのかというと、おいしい食事をゴチになれるからではなくて、実業家の思想や発想をいろいろ聞かせてもらえるから、というポイントが自分にとっては大きかったりします。というのも、自分の会社では自分の周りも上司も良くも悪くも会社の色に染まってしまったサラリーマンが多いので、叩き上げの起業家らしい考え方を聞けることがほとんどないんですよね。私も今の会社に 6 年も勤めているので、そういう意味で刺激になる。
で、さすがに現場の人間がいないので微妙に社長も毒舌になってしまうわけですが^^、いろいろ聞いてみて、この人にはあって自分に欠けている能力は何だろうか、と突き詰めて考えると、究極的には以下の 2 つなんじゃないか、と思ったり。
・現場の人たちより(専門職としての能力が)劣っていること。
・『人』に対して興味を持てること。
まず一点目。管理職と実務ラインを分けろということはよく言われることだし、管理職と実務の専門職は違う、ということもよく言われることなんですが、実際問題として専門職としてダメな人は管理職としてもダメなことは多い。けれども、本当の「管理職としての一流」を目指すのであれば、専門職として一流であってはならない、と思うんですよね。その理由はなぜかというと、現場の専門職の人たちを見ていて、つい「自分だったらもっと上手く出来るし、もっと上手く出来て当然だ」と思ってしまうから。でも、自分が専門職として二流以下であれば、専門職として一流の人たちにどうやってもっと力を発揮してもらえばいいか、どうやったらもっと力を発揮してもらえるようにできるのか、そういう方向に発想が行くと思うんですよ。そういう意味で、管理職や社長は、現場の人たちに比べて専門職としての能力は劣っていなければならない。
そして二点目は、そうした多種多様な専門職の人たちを抱えていくために、多種多様な人たちにうまく接することができることが必要。や、言葉で書くと簡単な話ですが、人ってホントにいろんなタイプがいるわけで、場合によってはホントに文字通り「いけ好かない」人たちもいるかもしれない。けれどもそういう人たちをも飲み込めるだけの包容力があることが必要なんじゃないか、と。今日、飲み会をしているときに「○○はさぁ、そういえば昔は○○に住んでたんだよな」と言われて本気でビビったのですが(っつーか一介のアルバイト君(しかも 10 年ぐらい前の話)のプロフィールをそこまで正確に覚えているのは凄すぎるとしか言いようがない)、こういうタイプの記憶力の良さは、『人』に対して興味を持っていることの証そのものなんじゃないか、と思うんですよね。
考えてみると、私の場合は良くも悪くも好き嫌いがはっきりしすぎているわけで、こういう人と話していると、専門職として一流になれたとしても管理職としては一流になれないんじゃないか、と思うことしきり。や、よく自分の上司から管理職やらないか? と言われるわけですが、いろんな意味で自分には足りない要素がめっちゃ多いなぁ、と思ったり。
まあ管理職をやるかどうかは別の話としても、足りない要素についてはぼちぼち補っていきたいものだな、と思う今日この頃。普段、なまじ手持ちの仕事ばかりに集中しちゃっているので、こういう「業界の違う人の話」を聞くのはいい刺激というか、振り返りの機会になりますね^^。
や、先日の涼元氏のエントリに関連して Web ツッコミがあったので軽く。
> keyはバックにVAっていう巨大なのがくっ付いてるイメージだったんですが。
多分そういう形にはなってないんじゃないんじゃないかなー、と思って調べてみたらやっぱりこんな感じらしい。要するに、
・ Visual Arts はノベルゲーの実行エンジンと開発環境をライセンス提供し、販売などの周辺業務もサポート
・ クリエイターたちはイラストや音楽、シナリオといった『ゲームの中身部分』にだけ注力すればいい。
という形にして、(プログラマのいない)クリエイターたちの起業を支援していたのではないか、と。実際問題として、クリエイターが自分の才能を生かして起業するためにはそうした周辺業務が大問題になるわけで、そこをサポートするビジネスモデルでやってたのが VA なんじゃないかな、と推測。VA の直営ブランドの場合は社員は VA 所属という形になるようですが、おそらくそれでもブランドごとの独立採算制モデルは採ってるんじゃないかな、という気がするので、Key は Key の中だけである程度のお財布の管理はしてたんじゃないかと思ってたりします。
でもまぁ、実際のところはどうなんでしょうね? や、私には分かりませんが;。
というわけで今日はお外に出かけて get してきたこちらを一つ。
……っていうかなにげにコゲどんぼさん直筆サイン入り(笑)。や、普通にサイン入り!とかいって平積みされていたので「おお、珍しいなぁ」と思いつつ買ったわけですが、先ほどご本人の blog を見たら実は営業活動でいろんな書店を回ってたようで、そのときに直筆サイン入りの本を投下していった(or 在庫にサインを入れた)様子。っつーかお前が買ってどうすんだよと後から自分でツッ込みを入れましたが(← 本来はちっちゃな子向けですよねぇ;)、もともと今日お出かけしたメインの用事はこれを get するためだったので許してくださいダンナ状態(苦笑)。そんなわけでせっかくなのでタイムリーにエントリを書いてみたり。
# といっても私はサイン本だからって手心を加えたりしないあたりが容赦ないわけですが^^。
前作のかみちゃまかりんはこのエントリに書いたんですが、前シリーズはかなりきれいに終わっていたので果たして新シリーズはどうなることかと多少心配もしてたんですが、結論としてはひとこと。
や、非常によく出来た少女漫画ですよこれ。
っつーか、もうすっかり正統派少女漫画家さんじゃないですか、コゲどんぼさん^^。
実はかみちゃまかりん chu の第 1 話は読者投稿で 1 位を取った、とご本人が blog にも書かれてるんですが、この 1 巻を通して読んでみると、なるほど人気が出るのもこれは当然、という印象の作品ですね、これ。端的に言えば、作品に華があるんですよ。いくつか要素をピックアップして書いてみるとこんな感じ。
・キャラ配置
少女漫画は逆ハーレムのキャラ配置(やたら男が出てきてヒロインにめろめろ〜ん)が基本ですが、こういうのって単にイケメンな男がたくさん出てくればいいわけじゃないんですよね。それぞれに性格の振り分け(すなわちキャラ配置としての色分け)が必要なんですが、その基本がちゃんと出来ている。メインの和音くんはクールだけれども、考え方は昔ながらの男尊女卑タイプ(=男は女を守るべき)で、ちょっと恥ずかしがり屋さん。新キャラの久我 神くんはちょっと軽めのチャイドルで、いかにもなナンパタイプのキャラ(← これはこの後でちょっと変えてくるでしょうけど)。そして最後の錦織みちるは、頼れるおにーさんタイプのしっかりもの。つまり、ちゃんと多様な読み手の好みに合わせられるように、いろんなタイプの魅力を持つキャラを登場させていて、その描き分けも出来ている(キャラの魅力を出せている)んですよ。
そしてもう一点重要なのは、これらのキャラの取り扱いが基本的に『対等』である、という点。や、どういうことかというと、『本命』以外の男キャラが『当て馬』として設定されることも多いんですが、この作品ではそういう扱われ方をしていない。『本命』はちゃんといるけど、本命とくっつけるための『当て馬』としてキャラを配置しているわけではない。
この辺のことは当たり前といえば当たり前なんですが、意外にちゃんとできていない作品も多いんですよね。
・イラスト
ぺらぺらとページをめくって思ってしまったこと。「ぴたテンの時とはトーンの消費量がえらい違うな」(笑)
や、これは冗談ですが^^、要するにページに余白が全くないんですよね。これって実はかなり普遍的な法則だと思うんですが、売れてる漫画家ほどページがびっちり描かれてることが多いんですよ。例えば種村有菜さんの紳士同盟†とか、前川 涼さんのアニマル横町なんかを見てもそういう傾向がある。この作品の場合は、くどすぎるぐらいのトーンと効果線の嵐なんですが、逆にここまで徹底的な作り込みをするからこそ(真面目にマンガを読む子供たちから見て)読み応えが出てくる。実際、単純に要素一つ一つを取ってもとにかく凝っていて、例えばコマ割り線が普通のペンで描かれてるのがごくわずか、というあたりからもそれは伺える。
こうした細かい作り込みって、人気作品=お金が潤沢にあってアシさんがたくさんいて……というような物量の違いから来るもの、と思われるかもしれませんが、多分それは違う。これは私の推測ですが、おそらくこれは純粋な創作力の違いから来るものじゃないか、と思うんですよね。例えば、ページが白い(物理的に白いという意味ではなく、単にトーンが貼られているだけといった、『情報として何も含まれていない部分が多い』という意味)漫画家さんに、もっと作り込みを細かく……といっても、おそらくそこにどんな情報を足せばいいのか分からない可能性が高い。ここまで細かい作り込みが出来るというのは、それだけ作家としての引き出しが大きい、ということを意味するのだと思います。……っつーかあのぴたテンの白さを知ってる人からするとこの作り込みの細かさはある意味で脅威です;。
・セリフ
逆ハーレム作品であれば、当然のように男の子のセリフに女の子がドキドキさせられなくちゃ困るわけですが、女の子をドキドキさせるようなちょっとしたセリフがちゃんと大量に盛り込まれてますね。
「何があっても守る。守るためならなんでもする。
家族(あいつら)のためなら、オレはどうなってもかまわない。」
「アホかおまえ。
取られたらうばいかえすに決まってんだろ!」
こういうセリフがなかなかにイイ。……とはいえ、全体的に言うとちょっとやりすぎな感はあるかもしれず。本来、こういう決め台詞というのは、適切なシチュエーションで魂の籠もった本音の言葉として出てくるからこそ効果がある。けれどもこういうセリフが 1 つのエピソードの中に 4 つも 5 つも出てくるとさすがに作品が浮ついて見えるし、そのキャラに芯がないように見えてしまう;。まあ女の子はこの手のだだ甘セリフが好きなものでしょうから、ニーズには合致してるんでしょうが^^、私的には結構な減点要素ですね。
関係ないですが、エクサルシス(exalsis)って言葉って一般用語? なんですか? なんとなく意味は分かるけど辞書にも載ってないし。教えてエラい人。
・ぷちエロ
少女漫画といえど昨今はエロは基本になりつつありますが;、そうはいってもなかよしくらいの読者層になると適度なぷちエロ加減が重要になってくる(← や、親から「読んじゃいけません!」認定されると困るし^^)。……なんですが、ここがものすごく上手い。なにがって、メインの和音くんはクールで男尊女卑だからそんなぷちエロなんてするはずがないキャラ造詣なのに、酔っ払うと適度なえろえろモードに突入するという設定。酒のせいにするってどこぞのセクハラ親父の言い訳かよっ!と思うわけですが、こういう形にすればキャラの魅力を保ちながらぷちエロを入れられるわけで、なるほど上手いなぁ、という印象。
・ストーリー
キャラ設定上、花鈴ちゃんと和音くんは前世で夫婦という設定で、しかもママ4よろしく未来から二人の娘もやってきてしまう。この辺のラブラブ幸せハッピー路線の設定はお約束といえばお約束なわけですが、やってきた娘のおかげで二人がラブラブになった直後にいきなりの爆弾発言。
「ね……未来の私たちってどんな感じ? き……きかせて?」
「パパ……知らない女の人とでていっちゃった……
ずーっとずーっと帰ってこないの……」
思わず爆笑www。う、上手すぎるwwww。や、これ落とし方も上手いんですが、和音くんはこの話を聞いていなくて、花鈴しかこれを聞いていないというのがミソ。こういう少女漫画らしい伏線をギャグを使いながらもきっちりと織り込んでいるあたりはさすがに上手い。
……と、あれこれ書いてきましたが、もちろんここに書いたことなんて作品全体の要素の一部でしかない。けれどもこういう『当たり前』のことを当たり前にこなし、さらに作品としても魅力があれば、そりゃ売れないわけがない。実際問題として、ここに書いたような内容って、例えばネギま!なんかと全く同じなんですよ。あの作品も多様なニーズに答えるための多彩なキャラ、細かい描き込み、ぷちエロなどなど、上述したのと似たような要素をたくさん持ってますが、こういうものを作り上げる実力を備えた作家って、やはり業界全体を見回しても少ないわけで、大したものだなぁ、とは思います。
とはいえ減点要素がないわけではなくて、(ネギま!なんかと同じなんですが)作り込みや描き込みが細かすぎて、たまについていけなくなることがある、という点はやっぱり減点要素。そしてもう一つは、セカンドターゲットを狙うための要素が作品に混ざっている(ように思える)という点ですね。例えば episode 3 の扉絵では花鈴が赤ちゃんのコスプレしておしゃぶり咥えてるんですが、さすがにそこまでやると意味不明。(いや、一応ちっちゃくなっちゃうエピソードなんですけどね、だからっておしゃぶりはさすがにどうか、と;。それはかなり特殊なニーズです;;。)
前作のかみちゃまかりんを読んだときはまだ昔の少年誌のテイストを残していたのでこういうのもアリかなと思ってたんですが、今作の chu ぐらいに少女漫画してるのなら、むしろ少年誌向けのテイストは完全に捨てて欲しい、と思ってしまう。や、要するに少女漫画家として超一流になれるのなら、セカンドターゲットは狙わなくていい(むしろそういうテイストは積極的に排除した方がよい)、と思うんですよねぇ。まあ私が気にしすぎなのかなー、という気もしますが。
ま、そんなわけでつらつら書いたらとんでもない量になっちゃいましたが^^、これだけあれこれ書けるのも作品の密度と質の高さゆえ、というもの。次巻以降にも期待、ですね。もともとコゲどんぼさんの作品はリアルタイムで読むよりも一気読みした方がよいと思うので、積極的に第 1 巻だけお薦めしてよいのかどうかは疑問ですが、前作がなかなか良かっただけに今作も期待しちゃいますね。これからも本誌連載を頑張って欲しいものです。
# って、これについてはもう一つ書きたいことがあるけどそれはまた別エントリにしよう;。
や、今日はおうちにひきこもってネット巡回したり夏コミの本とかいろいろ消化中なわけですが、ネットで見かけた面白い話をいくつか。
・涼元氏、アクアプラスに入社。
ご本人の9/8の日記に書かれてましたが、思わずひと言。
「アクアプラス、むちゃくちゃな資本力だな;。」
Key ブランドからの涼元氏の退社については、麻枝氏が mixi の自身の日記で涼元氏の退社に至る理由などを書かれていて炎上してましたが、要約すれば「仕事にムラがありすぎるクリエイターを抱えていることはできない」という話。涼元氏の仕事のムラを麻枝氏がカバーすることで完成したのが CLANNAD という作品だった、ということなんでしょうが、『ごくたまに超一級の仕事をするけど、普段はまるっきりダメ』といった波のあるタイプのクリエイターを抱えるためには、会社自体にそのムラを吸収するだけの体力とキャパがあることが必要。Key のような弱小ブランド(※ 名作を出していることと会社組織として巨大であることは別の話)では涼元氏のような人材を抱えることができなかった、ということなのでしょう。
それにしても、アクアプラスの最近の勢いは凄いものがありますね。先日、タイトル買いしてみたフルアニは 5 分で投げ出すほどのひどい作品でしたが、こういう作品を騙し売りのごとく売り切ってしまうのもブランド名としての強み(もちろんみつみさんという看板含めてですが)が定着してきた、ということなんでしょう。
・切込隊長BLOG 「乙武洋匡氏のブログの小炎上で寄せられたコメントを深く吟味する」
や、中身はともかく炎上ブログに寄せられるコメントへのツッコミが最高。前提知識なしでも OK。思わず笑い転げてしまったので是非一読を。
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/09/09_034408.html
確かにこういうコメント多いですよねぇ^^。
さて、ちょっとお買い物行ってくるか……^^
や、何話なのかは知りませんがだらだらとまもロリ鑑賞中。ぶっちゃけ作品の出来は褒められたもんじゃない(ロス○ユニバースの再来w)なわけですが、BGV にはちょうどいいので適当に流していたわけですが……
うーわー、このエピソードまでこの出来なのか……ギザカナシス;。
ちなみにタイトルは「〜ゼロ&イチイ〜出会いとキズナ」、まあ要するにゼロとイチイの出会いのエピソードなわけですが、原作のこのエピソードはキラリと光るものがあったんですよね。(というか、これを読んでなぜこの作品がウケるのか、というのがよく分かったというか。) が、しかし。
「姉さん、オレじゃないだろ? さ、涙を拭いて。姉さんの一番の笑顔で、あの人を見なくちゃ。
さ、行って。あの人の元へ。幸せは、あの人が持ってきてくれるから。幸せにね、姉さん。」
……って、せっかくのセリフもそんな畳み掛けるように早口で言ったらもったいなさすぎじゃないですか;;。
や、別にこの作品に限らず、少女漫画原作のアニメ化作品が失敗する原因の多くは、少女漫画特有の『行間』をうまく映像化できないから、だと思うんですよね。ストーリーラインで魅せるタイプの作品と違って、少女漫画の多くは、あるストーリーやキャラクターそのものを楽しむというよりも、そのキャラクターたちが語ったセリフによって沸き起こる感情とか、あるシチュエーション下におけるキャラたちの心情を想像して楽しむといった具合に、『行間』に作品の本質があることが多いと思うんですよ。ところが、マンガと違ってアニメは読み手に速度を強制してしまう。この辺のことをよほど意識しながら映像化しないと、ストーリーラインの上っ面をなぞるだけアニメになってしまう。
思い返せば、立川 恵さん原作の怪盗セイント・テールもよく出来ていたのは最終話だけだったわけですが、やっぱりよほどのスキルがないとこういう少女漫画原作のアニメ化というのはうまくいかないものですね。……まあ、セイント・テールと違って「脚本」というテロップがちゃんと使われているだけまだマシなのかもしれませんが;;。
# ちなみに、怪盗セイント・テールでは後半クールで「脚本」というロールに相当するものとして
# 「採録」という名前が使われていたんですが、冷静に考えるとこれも凄い話だよな……(苦笑)
さてさて、今日はこの本の感想をひとつ。
白い死神モモと使い魔の黒猫ダニエルの、哀しくて優しいストーリー。アニメ版はもうとっくに終了してますが、コミックスはぼちぼち続いてますね。……といっても買ったのは随分前のような気も;。
「これから死ぬ人間が他人のこと考えられるワケないじゃん。
あれ……愛とかなんとかいってごまかしてるだけじゃん。
誰かを好きになったら、生きていたいって思うに決まってる。」
人の生き死ににかかわるエピソードは琴線に触れやすいものですが、この巻の最初と最後の対のエピソード「スノウリバース」と「しちがつなのか」がなかなかいいんですよ。主人公の誠剛は、高校のとき、彼女を病気であっけなく失ってしまう。
この言葉は七星がいなくなったあと、俺を苦しめるだろう。
でも……
「いいんだ。」
大事なものは、いつだってここにある。
七星を失った後、絵描きを目指していた誠剛は彼女をモデルにした絵を出展。満足のいく作品を作り上げたものの、優勝作品との才能の違いを見せ付けられて絵描きになることを諦め、学校の教師になる。こうしたプロセスを経て彼は過去の痛みを消化していくのですが、それは人間としての年輪を重ねることに他にならない。
そんな彼が学校で出会った一人の生徒。アズリというその少女は、両親を事故で失ってしまって立ち直れずにいるんですが、彼女から過去の絵のことを問われて、彼はこんなふうに答えるんですよね。
「ちゃんとあいつが生きてたこと、確かめたかった。」
「今は……忘れてないの……?」
「忘れないよ。」
そして誠剛はアズリの一人ぼっちの寂しさや悲しさを発散してあげるんですが、それはかつて彼自身が通ってきたプロセスそのもの。悲しみを忌避するのではなくて、ちゃんと受け止めて消化していく、そういうプロセスが 2 つの連編を通して綺麗に描かれていたのが非常に印象的でした。センスのあるいい作品ですね。
や、昨晩は知り合いの壊れた PC のリカバリをしてたわけですが、今度は自分のところの AX300H が壊れるワナ;。HDD が壊れたわけではなく、どうもチューナーカードあたりが壊れた様子で、電源は入るし時計も動くけど起動しきらない状態に。修理するにも代替機がないとどうにもならん……ということで、大慌てで買ってきたのがこちらのデッキ。
単に HDD レコーダーということであれば選択肢の幅は広いんですが、重要なのは外出時に持ち出せるという点。AX300H → MPEG2 → HMP-A1 の組み合わせは最強だったんですが、すでに AX300H は生産完了。で、やむなく PSP にファイルコピーできるスゴ録を買ってきたんですが、なにげに最上位機種しかデータ転送をサポートしてないじゃないですか;。まあ幸いにしてポイント還元を考慮して実売 9 万ちょいぐらいで購入できたんですが、地デジとか BS/CS デジタルとかややオーバスペックぎみ。まあ仕方ないのでこれは諦めることにして、早速設置してみたり。
数時間使ってみましたが、ざっくりとした感想を書くとこんな感じ。
・意外とリモコンが使いにくい。真ん中の十字コントローラがイマイチ使いにくい。慣れの問題?
・メニュー画面の一覧性が悪い。ごちゃごちゃしていてすっきりしてない。レスポンスは good。
・デジタル/アナログの表裏二番組は割と便利。(私は地アナ中心ですが、裏番取りたければ地デジで録画すればいい。)
・1125i 固定出力が出来ないのが意外と不便。DVD 再生は 525p 固定出力なので、あまり綺麗じゃない。
・CopyOnce タイトルは PSP へデータ転送すると消える。結構不便。
・録画最中の PSP 転送用データの作成は、デジタル/アナログどちらか一系統にしか使えない。かなり不便。
・携帯電話からのリモート録画予約機能が便利。だがしかしデジタル放送には対応してない様子;。
総評としては……「まあ、こんなもんだろう」という感じかなぁ、と。
使ってみて思ったことですが、やっぱり良くも悪くも SONY 製品だな、という印象。全体的にクールな印象を与える UI やリモコンなんですが、クールさを優先させているがゆえにかえって使い勝手を落としてる。携帯電話の SO902i を使ったときにも思ったんですが、UI 操作に一貫性がない場所が結構あるんですよ。例えば、どこでも「戻る」ボタンを押せば前の画面に戻れるように設計されていれば便利なのに、場所によってはこのボタンが効いたり効かなかったり。またボタン数を制限するために直感的なボタン配列になってないとか、一つのボタンが複数の機能を兼ねているとか、そういう使い勝手の悪さがあります。この辺はまだまだ研究の余地があるなぁ、という印象ですね。
デジタル特有の機能制限については仕方がないので不満はないのですが、マシンの使い勝手という意味だと、写真の上に置いてある SHARP の HRD200 とか NEC の AX300H の方がよいかも。まあでもこのデッキの導入のおかげで、2 系統での Kanon の録画が可能になったっつーことなので、ま、それはそれでよしとしますかw。
そういえば、紀子さまが無事ご出産されたようで。39 歳という高齢出産にも驚きますが、14 歳離れた姉弟というのも凄いというかなんというか。最近の出産技術の話なんかをいろいろ特集してる番組とかありましたが、最近は高齢出産も珍しくないのでそういう意味でも興味を引くのかもしれないですね。なにはともあれおめでたい話でなによりです。
や、昨日と今日はなにげに出張だったわけですが、昨晩、出張先に昔お世話になっていた塾の社長から電話が。何事かと思いきや、VAI○の Windows が突然起動しなくなってしまってえらい困っているのでなんとか助けてくれ、という依頼。あんまりこの手の依頼は受けないのですが(言葉に出さなくても「直って当たり前」と思われてしまうことが多いので失敗した場合に不満に思われるリスクがかなり高い;)、今でもいろいろお世話になっているのでせっかくなので try してみたり。
# 実際問題としてこういうのってめっちゃ厄介なんですよね。
# 特に社長業なんかやってる人だと(セキュリティを考えると)業者に頼むこともできないし、知人にお願いしない限りはお手上げかもしれず。
しかしどうなるかと思ったんですが、結局 5 時間ぐらいかかったものの無事にサルベージ完了。HDD 物理破損、しかもノート PC(分解が難しいタイプ)という状況下でどうやって HDD 上のファイルを引き抜くか、というところが問題だったんですが、今のバックアップソフトってめっちゃよく出来てるんですねぇ。CD-ROM からブートすると Linux が立ち上がって、そこから USB デバイスを認識するようになっている。このため、ノート PC の HDD から USB の HDD にバックアップが取れるんですよ。このパターンに持ち込むまでどうしようかと苦戦しましたが、分かってしまえば作業そのものは 2 時間ぐらいで完了。夜中に作業してたのですが、バックアップソフトもインターネットのダウンロード販売を使って入手(← パッケージ版より安いw)。いやー、便利な時代になったものです。
でもって、さすがに塾にはまるっきり作業設備がないので自宅まで出向いてもらったのですが、自宅のデコレーションを見て社長から一言。
「……意外にきれいだなぁ。」
……いったいどんな部屋を想像してたんですか社長;;。(苦笑)
ま、なにはともあれ無事に片付いてよかったよかった、ですよw。
さてさて、今日はこちらの書評を一つ。
皆さんもご存知、世界最優秀ソムリエコンクールの日本人初の優勝者である田崎真也さんの著作。知人から面白いと薦められたので私もちょろっと読んでみたんですが、確かにめちゃめちゃ面白い。
本書で語られている内容の多くは、一流のサービスについて語る著作の多くと、本質的な部分では共通している。つまり、「気持ちよくお金を使っていただき、対価に値する以上の満足を味わっていただくことがサービスの本質」である、そしてお客様の望みにあった演出がポイントになる、と語っているのですが、ここだけ取り出すとよくあるサービスの本と変わりがない。けれども、目から鱗が落ちたのは次のひと言。
サービスという仕事。私は今まで、随分と勘違いをして理解していました。
……(中略)……
そしてもう一つは、サービスをおもてなしと考えてしまっていたことです。これは大きな過ちでした。……(後略)
最初に読んだとき「?」となっちゃったんですが、読み進めてみてものすごく納得。
「お金をいただいてするサービスでありながら“おもてなしの心”を基本にするのはおかしい。」
ホテル西洋銀座で仕事をする中、ボクの疑念はふくらんでいた。ホスト、つまりは「もてなす主」をアシストすることこそがサービスではないかと気付いたのは、そのときのことだった。
カップルで来店されたお客様であれば、通常は男性がホストとなり、主たる「もてなしの対象」、つまりゲストは女性になる。この場合、サービススタッフが直接的なコミュニケーションをするのは原則として男性のみとなるべきである。女性からの注文も男性を通じて受け、メニューや飲み物を女性におすすめする場面であるとしても、男性を通じてするのが鉄則だ。「女性のお客様にはこちらのほうが……」などと女性に直接おすすめしてしまうとしたら、それはホストの立場をおかすことに他ならない。
……(中略)……
ボクの理想は、ホストであるお客様一人に「お疲れ様、ありがとう」といっていただけるサービスを貫くことだ。「楽しかった、ごちそうさま」は、もてなしを受けた方が対価を支払うホストに贈る言葉であり、ボクやお店がいただくべき言葉ではない。
ああ、なるほど、という感じ。言われてみれば至極当然のことなんですが、サービスって自分が陽の当たる表舞台に立つことじゃないんですよね。あくまで主役はお客様であり、それをサポートすることこそがサービスの真髄である、というのはものすごく納得できる。この本を読むと田崎さん自身の辿ってきた過去の人生についても垣間見ることができるんですが、様々な過去の経験から、田崎さんはサービスについてこんなひと言を書かれています。
この人にとって、今は何が大事なのか。
自分にとって、今は何が大事なのか。
本物のサービスは、それを読み取るところからしか始まらない。押し付けや独りよがりをしてサービスだ、または「愛」だと誤解しているかぎり、本物のサービスは遠ざかるばかりでしかない。
なんというか、非常に重みのある言葉に思わずため息。言葉だけではない、実績という重みを伴った結論。この結論に至るまでに積み重ねられた年輪の数々、積み重ねられた努力、正しいことを貫き続ける意志の強さなどを思うと、サービスの分野のスペシャリスト、しかも世界一になる人は桁が違いすぎる、と思えて仕方ありません。……というか自分自身を振り返ってみて恥ずかしい & 情けないばかりだとしか言いようが;。激しく反省;;。
こういう本を読んでると、こういう人たちの生き方は素敵だなぁと思いますね。田崎さんは、敢えて記そうと断った上で、この仕事は(堅苦しい意味での)正義の味方であってはならない、見たくない場面に遭遇しても自然に受け流せる人でなければ勤まらない、と書いていますが、そういうところも含めてやっぱり凄いなぁ、と。ホンモノは清濁併せ呑むところを持っているものですが、そういう人だからこそ超一流であり、世界の頂点に立てるのかもしれません。いろいろ考えさせられる、いい本でした。
というわけで今日はこちらに行ってきてみたり〜。
や、童話迷宮発売記念のポスターお渡し会 兼 握手会。といっても実際に当選したのはでじくま氏で、私は応募すらしていなかったり;(苦笑)。かなりの高倍率抽選だったにもかかわらず見事に当選したのはやはり愛のなせる業ですかそうですかw。彼のあまりの気合の入れっぷりに思わず遠目であの人あたまおか(ry 声援を送っていましたが^^、握手会自体、かなり久しぶりなんだとか。ゲマの方では 100 人ぐらいの握手会になってたそうですが、にもかかわらずみんなお行儀も良くてなかなかいいイベントだったらしい。
# 後から詳しい話も聞きましたが、ゆかりん、その単語は反応しちゃダメだよ状態^^。
# 話を聞いて全力でツッ込んでしまったり;。
で、彼がお楽しみの間に時間つぶしに私とけろっちゃ氏で襲撃してきたのはこちら。
とらのあなの 2F に出来たネコミミ喫茶「Cafe With Cat」。実にどうということのない喫茶店でしたが(苦笑)、カップなども全体的にかわいらしくまとまってるし、なにより建物自体が出来たばかりなのでとにかく綺麗で清潔感がありますね。やってきたネコミミさんがなぜ片っ端からドジっ娘属性 標準装備だったのはかなり謎でしたが;、隣のカップルの彼女さんの方がオムライスを注文していてなかなか面白いことになっていたのに思わず吹き出しそうになってました。や、一般人はこういう反応するのかー、みたいな^^。
そして握手会を終えたでじくま氏と合流して、本日最後の打ち上げはこちらw。
っていうかお約束ですな(苦笑)。注文したのはゆかり焼きとゆかりサラダw。さすがに With Cat でパフェを注文していたけろっちゃ氏は微妙に撃沈気味でしたが^^、現地の様子は聞けば聞くほど楽しいとしか言いようがなかったり。
それにしてもゆかり姫、ちょっと最近はハードスケジュールですね。10 月頭は FC イベント、12 月 23 日は横浜パシフィコでコンサートと過密スケジュール。正直なところこの秋・冬はコンサートなしでも良かったと思うんですが、潰れないことを祈るばかり。過労にならない程度に頑張ってもらいたいところです。
今日は父親の還暦祝いで、赤坂にあるふぐ料理屋さんで親族揃ってお祝いパーティ。や、両親の知人がやっているお店で、いつもものすごーくよくしてくれるのですが、今回もまためちゃめちゃよくしてもらって食いまくり状態ww。いやー、凄い料理の数々に思わず写真取りまくり(笑)。というわけで今日は思わず空腹を誘うエントリを書いてみたりw。
まずはお酒〜。
や、お好きなものをお選びを、と言われてもいったいどうすれば状態www。いろいろ飲んだ中では私は一番左の「洗心(せんしん)」というヤツが一番おいしかったです。ちょっと調べてみましたが、朝日酒造の季節限定商品のお酒なんだそうですが、ものすごく透き通っていて研ぎ澄まされた味、という感じ。そんなにお酒を飲むわけじゃないんですが、いやもうめっちゃおいしかったり。
ちなみに写真の中にペットボトルが見えますが、これは実はお酒の仕込み水(お酒を造るときに使う水)。稲葉酒造の仕込み水なんだそうですが、これが不思議なぐらいものすごくまろやかな味なんですよ。しかもこの水を使うとお酒の水割りが出来る。ちょっとクセのあるお酒もこの水でちょっと割るとさっぱりした飲み心地になったりするんですね。や、もちろん普通そんなことはしませんが^^(すっきりしたお酒をもう一本頼むw)、非常に面白い話だったので思わずメモ書き。へー、なるほどねぇ、と感心。
で、前菜いろいろなわけですが、珍しかったのがこの写真の奥にあるふぐの卵巣。ふぐの卵巣といえば猛毒なわけですが、塩漬けにしてからぬか漬けにすると毒が抜けるそうで、これがめちゃめちゃ美味い。やー、これ初めて食べたんですが、おいしい酒と一緒に食べると最強としか言いようがない異次元の美味しさ^^。や、ちょっと調べてみたら石川県でのみ作ることを許可されている珍味だそうですが、また食べてみたいかも、ですねぇ。
そして細工物、ふぐさしと続く。ちなみにふぐさしは一人一皿w。
続いてお刺身ですが、伊勢海老+アワビ+マグロの豪華セットでありますよ隊長w。
いやー、どれもさすがに美味いw。そういやアワビはかつて結構苦手でしたが、最近は普通においしく食べられるようになってきたり。けれどもやはり伊勢海老と大トロが美味かったーw。
でもってこちらはアワビのきも。よく考えたらアワビのきもなんて食べたことなかったですが、これも珍味で美味しい……というかお酒が進むw。きもを潰してお刺身と和えて食べるのも美味しかったです。
そして練り物(って言うんでしたっけ?;)とお味噌汁を経て……
ふぐの唐揚げ。や、これがまたおいしいんですよw。系統としては鳥の唐揚げに近いと思うんですが、澄んだ味でとても美味しい。ちなみに写真では山がいくつかに分かれていますが、場所ごとに選り分けてあったりします。(目の近くは骨が多いとかあるんですよ)
そして真打ちのふぐのしゃぶしゃぶ登場w。
ふぐのしゃぶしゃぶというと、いわゆるふぐさし(刺身)をしゃぶしゃぶするのかと思いますが、これが違う。ふぐの『皮』を湯通しするんですよ。ふぐの皮というとなんとなく硬そうなイメージがありますが、これがまた全然違う食感で、舌の上で溶ける鳥の皮みたいな感じ?(意味不明;) 要するにコラーゲンの塊みたいなものなんですが、これがまたなんとも言えず美味い。初めて食べましたが、おおお、こういう味なのか、という感じ。美肌効果がありそう(笑)。
その後のてっちりもさすがの美味さ。あー、お野菜とかお豆腐がめっちゃ美味しい^^。そしてオーラスはお約束の雑炊で締め。や、この雑炊がやっぱりというか予想通りたまらなく美味いわけでww。
そして最後にデザート。妹の希望によりメロンになった様子ですが、
なんですかそのデタラメなサイズはっ。(笑)
や、リアルマイシスターはメロンのためなら悪魔に魂を売れる人らしいので^^、妹だけ特別サイズになったらしい(笑)。
……と、とりあえず食べたものをつらつらと書き出してみたわけですが、いったいどれだけ食べてるんだよ状態^^。いやー、写真を加工 & リサイズするだけでも結構な手間でしたが、数えてみたら実に 12 品。オフシーズンにもかかわらず、こんなに豪勢な宴にしてくれたお店の方々には感謝感激です。……Web サイトのカウンタが壊れているらしいので後で直しておこう(笑)。
それにしてもなにげに自分の父親も還暦。そりゃまあ自分も歳取って当然だよなぁと思ってしまいましたが(苦笑)、こんなパーティはなかなか滅多に出来るものじゃないですね。こういう豪勢なお祝いというのも、節目を祝うイベントとしてはやはりいいものです。っていうかこんなおいしい思いが出来るなら古希→喜寿→傘寿→米寿→白寿とさらにコンボを続けてもらいたいものです、はいw。(← なんかアプローチが間違ってるぞ、おいw)
というわけで今日は Web で見かけた非常に興味深いエントリの話題を一つ。
・コゲどんぼさん 2006/08/30 日記
http://kokolog.blog40.fc2.com/blog-entry-104.html#more
ぴたテンやかみちゃまかりんなどを描かれたコゲどんぼさんの blog のエントリなんですが、非常に面白いエントリだったり。や、めちゃめちゃ容赦ないエントリだなぁ……とも思いましたが(同業者が読んだら怒るんじゃないかという気も;)、書かれている内容自体はものすごく理にかなってるというか、一流の人ならではのエントリなんですよ、これ。
ちょっと引用。
そんな事はどうでもよくって、最近
商業界で残っていくにはより沢山の能力を持ってる事が必要なのかしら、
……と思ってみた。
漫画家が話が作れるのは当たり前です。
漫画家が絵が上手いのは当たり前です。
まずスタートラインがみんなそこなので、
そのラインからどれだけ前に出れるかは能力で決まると思うわけです。
うーわー、言っちゃったよ、という感じのお言葉ですが、実際問題としておそらくその通りなんでしょう。これって別に漫画家に限った話じゃないんですが、当たり前のことが当たり前に出来るだけでは、今の時代は一流としては生き残れないってことだと思うんですよね。
# まあ確かに当たり前のことが当たり前に出来ない人がいるのも確かですが、それは論外として;。
例えば声優さんであれば、声が上手に出せるのも演技をつけて喋れるのも当たり前。けれども、さらに歌も歌えてルックスも良くてトークも上手くて作詞もできる、といった具合に、マルチタレントぶりを発揮できなければ、一流として生き残っていくことは難しい。一流として生き残れないということは代替が効くということだから、経営者の視点からすればパーツとして取り替えができるということだし、若い人で似たようなスキルを持った人が出てくれば淘汰される運命にある。実際、5 年から 10 年ぐらい前に第一線を張っていたような声優さんで、今も生き残っている人なんて果たしてどれだけいるものなのか。そして今いる声優さんたちの中で、5 年後や 10 年後も生き残っている声優さんたちはどれだけいるのか。
コゲどんぼさんは、先のエントリの中で「つーか絵が上手い人なんてめちゃくちゃ余ってんだよー!マジで!!」と書かれてますが、要するに、『あなたが only one として生き残っていくためのスキルはなんですか?』ということだと思うんですよ。
でもってこう書くと、あたかも「一流として生き残っていくためには、他人が全く持っていないスキルを持っている or 作り出せることが必要だ」といった具合に勘違いする人が多いんですが、実際のところはそうじゃないと思うんですよね。おそらく一番重要なのは、「複数のスキルを組み合わせてブレンドし、新しい only one を組み立てていくことができるかどうか」という点。世の中にはものすごくたくさんのスキルがあって、その組み合わせも無数にある。こういう『調合スキル』とでも言うべき二次創作的スキルを持っていると、全く新しいモノを作り出せなくても十二分に生きていくことができるんじゃないか、コゲどんぼさんのエントリはそこを突いてるんじゃないか、と思うんですよね。
# 二次創作と書くとマイナスイメージかもしれませんが、そもそも新しいモノって完全に『無』から生まれるわけじゃないんですよね。
# 「守」「破」「離」 (しゅはり) という有名な言葉がありますが、この言葉のように、従来のモノを越えていく『新しいモノ』って、過去の模倣がベースにあって、そこに独自の工夫を加えていくことで生まれていくんじゃないか、と。
# 過去のやり方を守るだけでもダメだし、過去のやり方を破る(捨てる)だけでもダメ。
# この言葉は伝統工芸などでよく使われる言葉ですが、業界を問わずに通用する概念だと思うんですよね。
私はコゲどんぼさんはぴたテンの bitter ending がめちゃめちゃ気に入って、それ以来ずっとチェックしている作家さんになってますが、こういう物語を描ける人っていったいどんな「人生経験豊富」な人なんだろう? とは思ってしまいますね^^。や、実は最近コゲどんぼさんの blog を読むようになって、作家としての能力だけでなくビジネスセンスもある人なんだなぁと思っていたのですが、普通の社会人としての経験を持っている作家さんってマーケティングや露出の重要性とかをものすごくよく認識してるんですよね。OL も掛け持ちしているというのは私にはちょっと信じがたいんですが;、きっとこうしたバイタリティを持っているからこそこれだけ成功しているのでしょうね。
いやはや、こういう方のこういうエントリはやっぱり読んでいて面白いですね。業界は全く違うし、ぶっちゃけ足元にも及ばないですけど;、いろいろと感じるところがあるエントリがアップされる blog は読んでて楽しいです。
# そういやコゲどんぼさんのところの夏コミの通販頼んだんだよな、不在で受け取れなかったけど;。
# 明日受け取らねば……
というわけで今日はこちらの書評をー。
えーと、すいませんいわゆる表紙買い(笑)。中身はさっぱり不明でしたが、とらで押してる様子だったので買ってみたわけですが、これがなにげにめちゃめちゃかわいい(笑)。
実は表紙だけ見たときにはよくある萌えマンガだろうなぁ、と思ってたんですが、これがちょっと違う。4 コママンガなんですが、ネコ同士が話しているとき(ネコの視点)のときには、表紙のような「擬人化された」キャラの形で描かれて、人間の視点でネコを見ているときには普通の動物の姿で描かれる、という変わった作り。で、作品のコアは何かというと、
ネコ萌えマンガ(笑)。
や、ネコを飼った人だったらこれはめちゃめちゃ共感するだろうなぁ、というエピソードがたくさん詰め込まれているし(ちなみに私自身はないですが、親戚の家がネコを飼ってるので多少は分かる;)、擬人化されてるネコたちの会話も、ある意味では飼い主の妄想炸裂みたいなところがあってめちゃめちゃ楽しい^^。
確かに萌えマンガと言ってしまえば他ならぬ萌えマンガですが、全体に漂う『ほのぼの感』がものすごく心地よい一作ですね。かなりお薦めできる一作かも、です。
| Top
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |