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というわけで、今日は朝っぱらから Kanon #09 を鑑賞してたわけです。が。
ぐはっ。
っていうかいきなりクリティカルヒットで撃沈ですか状態……。
いやー、なんというか桁外れに丁寧な描写。一瞬の気の緩みもなく 30 分のフィルムを作り上げるとこうなるのか、という感じ。カットひとつひとつの作りがものすごく丁寧なんですよ。しょっぱなの「春が来て」で撃沈されるのは当然として(ぉぃ)、神がかっていたのが飯塚さんの演技。ちょっとずつ変化していく真琴の病状を、ものすごく丁寧に演じてる。
加えて美汐の描写も素晴らしいですね。
「私はそれ以来、こんな人間になってしまいましたが……
相沢さんは、どうか、強くあってください……」
Kanon のメインテーマは過去のトラウマとそこからの脱却。このシナリオでは美汐がそのテーマを担っているわけですが、そこを疎かにすることなくきっちり描いてきているのはちゃんとわかってるなー、という印象。坂本真綾さんの演技も見事。やはりこういうフィルムを見ると、2 クール作品でよかったなと思えますね。丁寧な描写をするために取りこぼしなくきっちり描くためにはどうしても尺が必要、ということを感じさせられます。や、多分これでもかなり一生懸命詰め込んでるんだと思いますが(無駄が全く感じられないので)、無理のある詰め込み感もなく綺麗に描いているのが嬉しいところ。
いや〜、なんかこんな精神状態でこれから出張というのがある意味自分でも信じられないわけですが(ぉ)、とりあえずとっとと仕事片付けて帰ってきて真琴編オーラスに臨みたいと思います。はい。
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