最近のトピック 3.アニメ&コミックス |
ちょwwwwww。
そそそ、それはアリなのかぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ(笑)。
やー、ハッタリだけの番組とは分かってますよ、ええ分かってますけどね、さすがにぶっ飛びました;。
やってくれるじゃんとしか言いようが。もーなんでもアリですかそうですか(苦笑)。
ふう〜、というわけで今日はお仕事モードで会社へ。下手すると明日まで作業がかかるかなぁと思ってたりしたのですが、まあなんとか今日中に片付けられたのは不幸中の幸い。デパ地下に夕食を買い出しに行ったりしたときに、気を抜いたらその場で寝込みそうな気分になっている自分に気付いて微妙にこれはやばいかも、とか不安になったのは秘密;。気力はなんとかなっても体力はなんともならないあたり、やはり WiiFit とかやれという神のお告げですかそうですか……orz。
# でもまあ明日は一日おうちで休めることが確定したのは助かるところ。
# とにかく来週に備えて体力回復せねば〜;。
というわけで今日はこちらのインプレを〜。
ええっと、先日もご紹介した最近の超マイブーム、「うちの三姉妹」の原作 blog コミックス版。作品の中味は要するに育児 blog で、1 巻のときもこれは凄いと思ったんですが、vol.2、3 と読み進めてみても
これは素晴らしすぎるww。
な作品だったり。子供ならではのおっぺけぺな行動をうまーくネタ化して捉えることで、とにかく育児の日常生活を面白おかしく描いているのですが、その合間合間に母親ならではの涙もんエピソードが織り込まれていて、思わず泣ける話に仕上がっているのが素晴らしい。初めて名前を呼んでもらったときとか、初めて自分を見て娘が微笑んでくれたときとか、そりゃもう感動もんなエピソードがてんこ盛りで、泣き・笑い・落としの組み合わせがとにかく見事。
番外編として織り込まれているショートエピソードの数々もまた泣ける話が多いんですが、「うんうん、きっとそうだよねぇ」と思ってしまったのが 2 巻の巻末エピソード。たぶん、実際の母親経験をお持ちの方だとものすごく共感できる話なんじゃないかと思うのですが、ちょっと引用してみるテスト。
よく、読者の方から「ぷりっつさんは大らかに育児を楽しんでいますね」って言われるんですが、いやいやいやいやいや、そんなことないんです。……(中略)……私だって、やさしく上手に子どもに接しているママを見たら「あんなふうになりたいな〜」とか思うし育児のことでいろいろ悩んでダンナにべそかきながら相談したりします。
そんな私が育児を楽しむためにふだんから心がけていることは、子どもの行動を漫才でいうところの「ボケ」としてとらえること。そうすると、私の役目は必然的に「ツッコミ」になります。「ボケ」はスルーされたらまったくおもしろくないわけです。……(中略)……
この「うちの三姉妹」の素晴らしいところは、普通であれば全力で泣きたくなるような子育てシチュエーションの数々を、持ち前の気転の良さと明るさでネタに作り変えてしまっている、というところ。つらいことが多い……というかつらいことばっかりの育児、けれどもその中にある幸せな一瞬を見事に捉えていて、癒されると同時に羨ましくもなる作品、だったりします。
いかんせん文字が多い作品なのでさらっと読めないのですが、ホントによい作品なので興味のある方はぜひ。ちなみにこの作品、コミックス版と私は書いてますが取り扱いはコミックスではないことが多いのでご注意を。(漫画コーナーではなく、生活関連書とかそっちに置かれてる書店が多いようです)
新刊やっと出ましたよ;;。というわけで今日のインプレはこちら。
えーと、眠杜文庫さんの同人誌、プーの一族の最新刊 #6。なかなか新刊が出なくてどーしよ、状態だったのですが、ようやく今回の夏コミで新刊登場。実に 2 年ぶりだそうですが、中身はいわやる少女恋愛もの。夢を追い求める少女たちが集まるアパート(通称プー荘)で繰り広げられる少女たちの夢物語、なのですが、今回の話は自分の紅茶屋さんを持つことを夢見て様々なお店のバイトで修業を積む、菜摘さんの物語。……なのですが、これが実にイイのですよ。
「私もシャーロットみたいに素敵なお店を作りたいなぁ……」
「菜摘ならきっとできるさ」
「本当? 私にもできる?」
「ああ、きっとできる。菜摘は紅茶とケーキの神様に愛されているもの」
幼い頃、不幸な事故で両親を亡くした菜摘が出会った、心温まる紅茶館シャーロット。そこでいただいた心温まる素敵なミルクティー。そんなミルクティーを出すお店を作るという夢を目指して頑張る菜摘。けれどもそんなに現実は甘くなく、自分のお店を持つための開業資金だってままならない。そんな中、彼女はあるアルバイト先でその腕を見込まれて、新しいお店の店長に抜擢されるのですが、ところがそのお店は菜摘がキライな珈琲のお店。あくまで自分の夢を貫くか、それともこのチャンスをものにするのか。そんな選択を突きつけられる、という物語。
この物語の素晴らしいところは、なんといっても紅茶館シャーロットのエピソード。両親を失ってもぬけの殻になっていた心を満たしてくれたミルクティーは、彼女にとっての心のよりどころ。そんなミルクティーを入れてくれたおばあちゃんのエピソードがまた実に見事で、心にしみわたってくる暖かさはさすが小山たまきさん、と思わせるものがある。展開はある意味ミエミエなところもあるのですが、それでもこの暖かい空気はやはり味わっていて楽しいところ。いつもながらいい作品を書きますねぇ。
少女恋愛もの、といっても実態としてはその毛色は非常に薄いので、割と万人にお勧めできるタイプの作品。心温まる作品が好きな方にはお勧めできる一作ですね〜。とらのあなとかでもそのうち委託されるはすずなので、興味がある方は手に取ってみてください。
ふう〜、今日は会社の飲み会。半ば接待みたいな飲みだったのであれこれ仕込みを入れておいたのですが、それなりに楽しんでもらえたようでなにより。こういうのについて知恵を絞ってあれこれ考えるのは面白いのですが、ネタの仕入れがやはり難しい。アンテナ張っておかないとなかなかネタは仕入れられないですねぇ;。
というわけで今日はこちらの話。もう発売されてからずいぶん経ちましたが先日見かけて購入〜。
えーと、しゅごキャラ!の挿入歌「BLACK DIAMOND」。しゅごキャラには水樹奈々さんが歌う挿入歌がいくつかあるんですが、最近出た一曲。どう考えても朝 9 時半台の女の子向けアニメの曲とは思えない男気溢れる一曲で、いつもながらの奈々さんの見事な声量に気圧される感じの曲。同一曲を編曲違いのメジャーバージョンとインディーズバージョンで収録するという予算節約ちょっと面白い構成の一枚ですが、まあ水樹奈々さんの価値を考えれば当然かなという気も。ただ、中毒性という意味でいうとあんまりない曲で、いい曲ではあるけど何度もリピートするような曲にはならなさそうだなぁ、という感じ。
しゅごキャラは OP/ED 含めて全般していい曲が多いですね。現在では事実上のなかよしの看板作品になっちゃってますが、作品の良さもさることながら運にも恵まれている感があって、いろんなものが好循環している作品。これからもがんばってもらいたいものです。
というわけでこちらをようやく振り込み〜;。
や、「秋だ、一番!ゆかりちゃん祭り!!」……ってまあどっかで聞いたようなというか世代を思わせるタイトルなのですが;、締切間近であることにぜんぜん気付いてなくて慌てて申し込みをした次第。とりあえず東京2公演について2+2で申込しておきましたが、さすがに JCB ホールとなると激戦が予想されるだけにたぶん落ちてるだろうなぁ、という気がしなくも;。
にしても気になるのがこれはいったい何をやるイベントなのか、という点。値段もそれなり(1 公演あたり \4,900)なので、そんなにしょぼいイベントでもないだろうと推測するわけですが、単なるコンサートツアーでもなさそうですし、かといって FC イベントのようなゆる〜いイベントというのも考えにくい。「秋を盛り上げるスペシャルなお祭りに遊びに来て下さいね♪」とあるのですが、いやそれじゃさっっぱりわからんのですが状態(笑)。まあ中身がわからないというのが楽しみなところでもあるので、前回のゆかりん FC イベのようなサプライズ企画の登場を期待しておきたいと思いますですよ、ええ^^。
というわけで先週は実は仙台日帰り出張があったのですが、ミーティングが終了したのがなにげに午後 3 時半。……ってこのまま帰ったらもったいなさすぎるよ状態になったのですが、実は土曜日の準備やらで忙しかったこともあって事前準備がまるで出来ず。仕方がないので現地で Web をチェックしてみてもこれといってピンとくる名跡もなく、うーん……
そうだ、メイド喫茶に行こう。(← いっぺん顔洗って出直してこい;)
そんなわけで速攻でネット検索してこちらのお店に行って参りました、とか。
えーと、仙台にあるメイド喫茶 fairy tale さん。正直なところ、秋葉原のメイド喫茶はどこも判を押したようなお店ばかりで行く気も起きないわけですが、地方のメイド喫茶はなにかと quality が高いということもあって、行ってみるとなかなかに面白い。ぱっと思いつくのがここしかなかったので行ってみたのですが、
やっぱりクォリティ高www。
やー、これはちょっと感心してしまったり^^。
お店があるのはアーケード商店街の一角の地下で、お世辞にもアクセスがよいとはちょっと言い難いような場所。席数も座席とカウンターを合わせても 30 に満たない程度のこじんまりしたお店なのですが、予想以上に手が込んでいる。せっかくなので、ということでカウンター席をお願いしてメイドさんの手つきを見ていたのですが、料理をしている手つきが明らかに慣れている様子で、狭いキッチンながらも手作りで結構頑張ってるなぁという様子が見て取れたり。巨大なホットケーキをハートの型抜きでくり抜いたり、生クリームで丁寧にデコレーションしたり、あるいはコースターの裏面にちょっとしたいたずら落書きをしてあったり。コーヒーはちゃんとサイフォンで出すし、紅茶にはちゃんとポットカバーをかけるという凝りよう(← 最近はどうだかわかりませんが、私が行った範囲ではポットカバーをかけてくれたのは執事喫茶の Swallowtail のみ。そんな話をメイドさんとしたら「というかポットカバーかけなくてどうするんですか??」みたいに驚いてましたが;)。
加えてやはり良いのは、東京と違ってお店の中が非常にまったりしているという点。お客さんの数が比較的少なかったというのもあると思いますが、メイドさんも気さくに話しかけてきたり、あるいはお客さん同士でも気軽にコミュニケーションしたりと、東京のメイド喫茶などでは味わえないまったり感があるあたりが good。
# 聞いたところによると、数年前のブームのときには仙台市内に数店舗できたものの、最終的に
# 現在でも残っているのはこのお店だけなんだとか。休日のイベントデーにはかなりにぎわうとか
# いった話をしてました。:-)
お見送りもわざわざ 2 人のメイドさんが店の入り口まで来て深々と頭を下げてくれましたが、なるほどこのクォリティならちゃんと生き残れるだろうなぁと思ったり。当たり前のことを当たり前にする営業努力こそが結果的にお店の永続条件なのですが、これからも頑張ってもらいたいものです。
……ちなみに帰りがけに立ち寄った牛タン屋さんは思いっきり外したのでエントリなしで;。
時間帯が中途半端だったのでこっちは適当に選んだのですが、いやハズレもいいとこでしょ、みたいな感じでしたよ、ええ;。
ふう〜、今日はちと遠くへ出張でお疲れモード;。書きたいネタあるんですがそれは後回しにして、今日は軽くこちらのインプレを〜。
えーと、松沢まりさんの新作、「さんぶんのいち。」。まだ恋心を知らない男気溢れるヒロインの柚、そんなヒロインの幼馴染の男の子、楓。そして柚に恋する女の子の葵の3人が演じる、三角関係ラブコメ。つい最近までいぬかみっ!のコミックス版を手がけられていたのですが、非常に良心的な作品を描かれる不思議な方。本作もさすが女性作家と思わせる感性がいろんなところに織り込まれているのですが、これがなかなかに面白い。恋愛オンチな柚を取り合うはずの楓と葵の間の奇妙な関係をはじめとした三角関係が絶妙。あんまり書くとネタバレになるのですが、葵の過去のトラウマに端を発したねじれが非常にうまくて、読んでいて引きこまれる一作。
毒にも薬にもならない作品ではあるのですが、割と万人に薦められるタイプの作品なので、ちょっと興味のある方は手に取って見てみてください^^。
というわけで今日のエントリはこちら〜。
えと、TBS アニメフェスタ 2008。今回は何を血迷ったのかコミケに日程をぶつけてくるという暴挙(さらに加えていえば MBS 系の OO & ルルーシュイベントも同日)に出たわけですが、正直なところ理解不能としか言いようが;。そもそもが採算度外視の広報イベントになってるのになんで広告効果が落ちるような日程を取るかなぁと思わずにはいられなかったのですが、とはいえ CLANNAD After Story をやるということもあって、コミケの日程の隙間を縫って参戦。さすがに一日まるごと参加するのはどう考えても無茶なので、18:00 頃のひだまりと CLANNAD のところだけ参戦してきたのですが。
無茶したけど参加してよかったww。
と思わせてくれるイベントだったり^^。ひだまりスケッチ 365 の方は、最新コミックスからのエピソードによる1話で、DVD の特典としてつく予定のストーリー。ED テーマはアコースティックバージョンでのライブもあり、OP テーマの方は予想通り会場大盛り上がり。場所的にもちょっとフィーバーできなかったのが残念ですが(体力も気力もなかったですが;(苦笑))、DVD 特典ストーリーはこういう機会でなければ多分見ずに終わってしまうものなのでちょっとありがたかったり。
そして一方の CLANNAD After Story は #1 が放映されたのですが、これが凄まじい出来。OP テーマ「時を刻む唄」は麻枝氏による作詞と折戸氏による作曲、そして Lia さんのボーカルという力の入れよう。ED テーマ「TORCH」の方は作詞が魁氏、作曲が折戸氏、そしてボーカルは同じく Lia さん。OP テーマの方は鳥の詩のような神がかった破壊力はないのですが、映像と相まって素晴らしい出来栄え。ED テーマはややしっくりこなかったところもありましたが、もうちょっと聞き込んでみないとなんとも言えないかな、という印象。で、なにより素晴らしかったのが本編。ネタバレは避けておきますが、さんざん笑わせておいてから一気にぐぐっと作品に引き込む強烈なまでの引力には正直なところ参ったの一言に尽きる、という印象。さんざん笑いの渦に飲み込まれた会場が一瞬で水を打ったように静かになったのは凄かったです。
# ただ、全般してトークがつまらないのはなんとかならんかな、とは思いました。
# 「これからどうなっていくのか楽しみです」って、あなたゲーム版で声当ててるから
# 展開知ってるでしょ;、みたいな予定調和 & 形式的なトークが多くて、なんか非常に
# 空々しくて印象悪いなぁ、という気が。というかさっさと本編に進んでよ、という;。
いすれにしても CLANNAD After Story の放映開始が楽しみなところ。私は 16:9 の BS-i 版待ちですが、それ以前に CLANNAD 本編の方を見終わっていないような気も....orz ううっ、頑張ってみなくちゃなぁ;。もったいなくてなかなか気軽に見られなくて;。
ふう、やっと終わった〜〜〜〜。
というわけで 3 日間……といいつつ実質的には 2 日間しか参戦してませんが;、コミケットもようやく閉幕〜。いや〜、ここ数日はホントに無茶苦茶な生活をしていたわけですが、ここしばらくのタイムテーブルを書きだしてみるテスト。
13日(水)
11:00〜15:30 会社でお仕事。しかし予想通り仕事が早く終わったのでとっとと切り上げてネカフェへ。
15:30〜20:30 ネットカフェに引きこもってカレイドスター見ながらひたすら宝箱15をかき集める。レイラさんすごいよレイラさん。
20:30〜21:30 自宅へ帰りつつ食事。
21:30〜22:30 ECO でコミケの打ち合わせ〜。
22:30〜02:00 メリさんに原稿の最後の追い込みをかけてもらいつつ自分はフレさんたちと一緒に超兵器遺跡クエ。
14日(木)
02:00〜10:00 ぐっすり睡眠〜。よく寝た〜^^。
10:00〜11:30 とりあえず家事全般をこなす。お部屋の片づけしないとどーにも;;。コミケの宅配荷物も引き取り〜。
11:30〜14:00 うかつにも Fre 鯖で遺跡荒らしが出てることに気付いて参戦してしまうワナ;。ってかなにやってるよ自分;;。
14:00〜17:30 溜まってたメール類をかたっぱしから返信しまくり。
17:30〜18:00 メリさんから最後の DP パネルのイラストのファイルを受け取る。なかなかこれがいい出来^^。
18:00〜20:00 新宿に出かけて DP 用品類をひたすら購入。
20:00〜05:00 会社飲み……がなぜか all に突入;。途中で再来週のボランティアのためのライブミーティングを
飲み屋から実施。というかどう考えても先方に失礼....(苦笑)
しかし 23:00 時点で翌日のミーティング参加要請が;。え゛ー。
05:00〜06:00 とりあえず帰宅。ログインして露店のブーストを買おうとするとゴレの人の所持金オーバで購入できず;。うぐぅ。
15日(金)
06:00〜09:30 とりあえず寝る……というかもっと寝たかった;。
09:30〜10:00 起床して ECO にログインしてみると今朝の露店の人が。直接交渉してメンテ直後に優先的に譲ってくださる話に。
10:00〜11:00 朝食取りつつ会社へ〜。
11:00〜12:00 会社で協力会社さんとのミーティング。先方のマネージャさんが出てきてくださったので話が早い^^。
12:00〜14:00 実家へ移動、お昼ごはんをごちになりつつ DP パネルの印刷作業。ものすごくいい出来〜。
14:00〜17:00 祖母のお見舞いのために病院へ。
17:00〜18:00 自宅へ帰宅……する最中にモバイルで ECO に入ると露店の人が。途中下車して錦糸町のホームでブー取引(笑)。
18:00〜21:00 コミケの参戦準備〜。印刷用ファイル準備やサークル荷物の中身チェックなど。光の召喚石の買い取りゴレ出し。
21:00〜24:00 でじくま氏宅へ移動、サークルのポスター印刷をするも色ズレとノズル詰まりに苦しんでかなり時間がかかる。
16日(土)
24:00〜03:30 仮眠。というかでじくま氏宅のソファいいなぁ……。かなり欲しくなるワナ。置場ないけどorz。
03:30〜04:30 コミケ会場へ移動。
04:30〜10:00 一般入場行列に並びつつ仮眠〜。しかし暑すぎて溶けそう……。
10:00〜11:00 東方をりゅうくんさんにお願いして竹箒に貼り付き。なんとか 1 時間程度で get。
11:00〜11:20 西館に回る前に東館の知人のサークルにちょろっと挨拶回り。
メリさんからいつもお願いされてる購入委託サークルさんの人がいたので新刊セットを渡す。持ってきておいてよかった^^。
11:20〜12:30 企業ブースのブロッコリの様子を見に行く。予想通り ECO チケセットは売り切れだけどその他はあり。
購入特典の暑中見舞いセットがあったのでとりあえず 2 ループして 2 セットゲット。
がしかし、企業から西ホールへの移動がひどいことに....えらい時間を食ってしまうワナ;。
12:30〜13:00 りゅうくんさんたちと合流、地獄の購入になっていた東方を譲っていただくことに! ホントありですよ〜〜;。
13:00〜15:00 撤退開始するもまた脱出にかなりの時間と体力を消耗。帰りがけにビックカメラに立ち寄って印刷用ハガキなどを購入。
15:00〜17:30 DP パネルの作成作業とポストカードセットの作成を開始。なかなかいい出来のポスカセットに。
17:30〜21:30 何を血迷ったか TBS アニメフェスタ 2008 に参戦。レポはそのうち書きますが CLANNAD After Story が素晴らしい出来。
ひだまりもかなりよくて、無茶して参加した価値があったかも。
外出中にメリさんが出先からファイルを送信してくれてて、この辺の機転の良さに脱帽。
21:30〜23:00 自宅に戻ってポスカセットシール作り & 貼り込み作業。この手の細かい作業の効率が思った以上に落ちていて、
自分の手際の悪さに愕然とするワナ。翌日は雨という話だったこともあり、荷物をすべて雨対策して再梱包。
サークル関係の取りまとめをしてメール、メリさんと打ち合わせのために ECO に入っておくも力尽きてダウン;;。
17日(日)
23:00〜05:00 仮眠〜。ここで 6 時間寝られたのはかなり幸いだったかも。
05:00〜07:00 起床して会場に移動。
07:00〜10:00 サークル設営。えらい手の込んだ設置をするのでいつも 1 時間以上かかるのですがこれが楽しい^^。
10:00〜12:30 頒布開始〜。今回はサークルの位置が悪いのか割と動きが鈍い。微妙に売上の心配をしつつも色紙類完売へ。
12:30〜14:30 引き続き頒布継続。ECO のお友達(M さんとかベルナさん)とかもいらしていただけていろいろ話し込んだり。
楽しかったです & また遊びましょう〜。(← ってお前が Fre 鯖行かないからダメなんじゃん;;)
ベルナさんも気をつけてお帰りを〜;。
戻ってきたでじくま氏が「PINSIZE とコゲを追加で買っておきましたが要ります?」
おおお、注文もしてないのに intelligent すぎる動作。さすがすぎます(笑)。カッタも譲ってもらった^^。
14:30〜15:00 さくっと創作系サークルの買出し。定番のお目当てサークルは一通り購入。
15:00〜16:00 最後までちまちまと売れ続けるのがこのサークルの特徴だけど、今回は雨対策梱包が必要なので少し早目に少しずつ
サークルの片づけを開始。
16:00〜17:00 撤退開始〜。宅配の手配をしてから移動を開始。
17:00〜18:00 東京駅へみんなで移動。
18:00〜19:30 みんなで打ち上げ〜^^。中華料理屋さんでしたが割とおいしかった^^。
19:30〜20:00 自宅へ移動。
20:00〜21:30 サークルの片づけ作業。精算してみましたが今回は 600 円ずれ;。ううっ、連勝記録が……!;orz
21:30〜00:30 ECO にログインしてメリさんと最後の整理〜。いやはや、今回もおつかれさまでした〜。
コミケ打ち上げ狩り! ということで Zinnia でマイマイ奥を突破。……でもドロップは河童;。
18日(月)
00:30〜09:30 ECO が終わったとたんにだうん;;。
09:30〜 現在に至る。いまここ。
……まあなんといいますか。
よくがんばりましたで賞。(笑)
や、正直なところ、実は私は今ではあんまり同人誌とかを買わなくなってしまっているのですが(もちろんせっかく行ったからには欲しいサークルさんのを買いますが(笑))、自分にとってのコミケとは年2回、無茶をして楽しむ場所なんですよね(笑)。同人誌を買うための場所としてのコミケの魅力は今となってはあまりないのですが(とらのあなとか通販とかが充実してきているため)、真夏と真冬にみんなと同じ「空間」を共有し、無茶して汗を書き、知恵を絞ってサークルのディスプレイに凝り、楽しく売り子をし、そしてコミケでしか会えない知人たちと会ってくる。そういう場は、やっぱりコミケを置いて他にはないんですよね。
言ってみればコミケとは、参加し続けることに意味がある。
前回よりもっと無茶ができるか(笑)、前回よりもっと凝ったディスプレイができるか、前回よりもっと効率的な動きができるかどうか。そういうことを考えて知恵を絞って参加するのがとにかく楽しい空間なんですよね〜。いやはや、今回もめっちゃ全力で楽しみましたよ、ええ^^。
……まあ、いつまでこれを続けられるのか、というツッコミは当然あるのですが(笑)。
でも、仮に買う本が1冊もなかったとしてもこの空間に来てみたい、と思わせてしまう磁力がある。そんな空間ではありますね。
なにはともあれ、サークル参加者、一般参加者のみなさん、ホントにおつかれさまでした〜!
また冬コミも頑張りましょう〜(笑)。
ううっ、つ、つかれた〜〜;;。
というわけでコミケ 2 日目に参戦。早目に切り上げて帰ってきたので雨には降られなかったのですが、日中は文字通り猛暑としか言いようのない天候で、じっとしてるとホントに溶けるという表現がぴったりな状況;。しかも日焼け止め忘れたから微妙に焼けてるし……ううー;;。帰ってきたのはもうちょっと前なのですが、明日の準備をひたすらしていて、今ようやく一段落したので今日のエントリを書いてたり〜。
今日のコミケで特筆すべきポイントとしては、やはり安全対策。荷物検査は結局行われなかった(もしかしたら初日同様に日中の行列の人たちだけ実施したのかも)のですが、最悪だったのがエスカレーター。西館の企業ブースへのエスカレーター停止はともかくも、ガレリアから西ホールへ抜けるエスカレーターについても荷重対策で「一段ずつ空けて乗る」となったので、輸送力が激減。東館のエスカレーターも停止したりして、結果としていたるところで人があふれまくるという最悪な灼熱地獄に。館内の環境の悪さは群を抜いていて、知り合いのサークルに立ち寄ったときも開口一番「汗だくでごめんなさい;」状態に;。
とはいえりゅうくんさんや夏のこたつさんの協力もあって、収穫はバッチリですよwww。
今回の狙い目は竹箒(TYPE-MOON)と東方の 2 つ。私は後者を絶対に入手したかったのですが、サークル入場していたりゅうくんさんにこれをお願いしつつ竹箒を突破するという構図でなんとかクリア。企業ブースの方の ECO のチケセットはすでに初日で完売してたのですが、二日目以降もおまけ品の方はくっついてたので 2 ループしておまけ品 get。さてはてどのサーバで現金化するかなー。(え?w
というわけで現在は昨日実家に立ち寄ったときに印刷してきたパネルの制作を遂行中〜。やはりこの縦のメイドさん(写真左にあるパネルの)はかなり神な出来だ....
# しかしホントに今回は無茶言いまくりで追加ポスターとかお願いしまくった
# わけですが、ホントぜんぶしっかりこなしてくれてありですよ〜、や、ホントに^^。
それにしても明日は雨っぽいので雨対策して持ち込みしなくちゃ、状態。あとはサークルの委託情報をざっくり整理すればおしまい……のはずなんだけどなんか抜けてるような気も;。まあとりあえずこれに行ってきてから考えますかね……
って、お前どんだけ無茶なんだwww、というツッコミはなしで;。
(ちなみにこれ、TBS アニメフェスタのチケです。CLANNAD アフターみてくる〜ww)
連日数時間睡眠がたたってさすがに活動限界に近づきつつありますが、まだまだがんばりますよ〜〜??
(こういうのを壊れた馬車馬とかいうんですよねきっと;orz そのうちここ数日の活動ログをまとめてみよう……)
さてさて、昨日は珍しく会社の休みを取ったのですが、「資料が早く出来すぎてしまったので、ちょっと時間を置いてからお客さんに送信するため」という極めてろくでもない理由;;。昔から塾のテキストなんかをバリバリ作ってたせいで、この手の仕事はめっちゃ早かったり。がしかし何を血迷ったのか。
なんで all で飲んでやがりますか;;。> 自分;
我ながらアホかと小一時間;;。や、会社の飲みだったのですが思いっきりハシゴするワナ。
コミケ初日は行きたいサークルもほとんどなかったのでサボったのですが、今日は実家に行ってパネルの印刷したりとかで大わらわ。荷物も受け取り〜。
でもって、実はコミケではサークルの売り子をやってるのですが、王様特権でいつもサークルの既刊とかをいろいろいただいてるんですよね。で、今回はなんとこんなのもらったw。
なんとなんと、ネコマタさんラミカセット〜^^。
なんでも ECO 本の新刊を買った方に、宝くじ方式でランダム配布していたらしいのですが、コンプリートでもらうという素敵なプレゼントがwww。いやー、これは最初に見たとき思わず発狂。ってかかわいすぎですよ〜〜www。
# ちなみにメリさんいわく「コンプしてる人は絶対にいない」とか。
# ……まあそれはそうかも。(笑)
というわけで、準備も終わったのでぼちぼちでじくま氏宅へ移動開始。がんばりますよ〜?^^
ちょっとびっくりな情報を見かけたので貼り付けてみるテスト。
・コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ
http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74Oshirase.html
このうち 2 つ目のエスカレーター利用停止に関しては、先日のワンフェスで事故があったばかりなのである意味当然とは思うのですが、びっくりしたのは 1 つ目の方。参加者の手荷物検査をするそうなのですが、これいったいどうやってやるのかと小一時間、状態。この手荷物検査の理由が、悪意のある人に対する対策になっているのですが、いわゆる通常のイベントなどで行われる手荷物検査はどちらかというと悪意のない人に対して良識的な対応を促すためのセレモニー。ホントにきちんとやろうとすると、空港のようなセキュリティ対策や手荷物検査が必要で、そこまでできるはずもない。
……いやこれいったいどうなるんだろう、とちょっと心配になったり。
まあいつも我々をうならせてくれるコミケスタッフのことなのできっと上手い方法を考えてるんじゃないかと思うのですが、当日の混乱は避けられなさそうな感じはありますねー;。うむむ。
さて今日はやんごとなき理由(といったら一つしかないw(笑))により夜更かししていたのですが、今日はゆかりん FC イベントの日。そういや FC イベって会員証必要だったよなー、と思って探しつつ、何時からだったっけかと確認してみたわけですが。
え゛?; 16:30 開演ってwww。
や、なんかえらい早い開演時間なんですけど、状態^^。実は 18:00 ぐらいの開演を想定していたので、祖母のお見舞いに行きがてらイベント行くかなぁと思っていたのですが、計画変更;。今回は中野で開催なので、ちょろっとサンプラザあたりにでも立ち寄ってこようかなぁと思ってみたり。(← ゲーセンに立ち寄りたいらしい^^)
ま、それはともかく今回の FC イベ、今週月曜日に福岡でも開催されているのですが、先発隊として参加したでじくま氏によるとむちゃくちゃ面白いのだとか。ネタバレが致命的らしく緘口令が引かれているため、私も現在情報封鎖中なのですが、果たしていったいどんなイベントが待ち受けているのやら^^。なにはともあれ、せっかくなので全力で楽しんでこようと思います。
ってその前に体力回復のために寝ないと、ですよ〜;;。
なかなか読めなかったのですがようやく読めた^^。
1年777組の最終巻。本郷氏にお勧めされて購入後、のんびり読み続けていた1年777組もようやく最終巻に。イラストのかわいさもさることながら、ちょっとほんわかしたラブコメエピソードが楽しいシリーズだったのですが、最後の最後までまったり作品のまま終わっていて、よしよし、という印象^^。いわゆるよくある萌えかわいい系の4コマ漫画なのですが、ラストの方は4コマ漫画の形式をとりながらもごく普通のラブコメものに。コマ割りこそ4コマだけど、コマの使い方はまったく4コマっぽくなかったのですが^^、なるほどこういう作りもアリかな、という一冊でした。
それにしても、この手の続きものコミックスってとにかく連載期間が長くて困る、という気もしますね。や、読めば普通に面白いのは面白いのですが、ぶっちゃけ次の巻を出すころには前の話を忘れている、という問題が;。特にこの手のキャラものはキャラの名前を覚えきれないという問題もあるわけで(まあその一方でキャラの名前を覚えてなくても読めてしまうのですがw)、手前の巻に戻って読まなきゃいけなかったりするのはそれなりに大変。記憶力がゆるい人間的には結構つらいところです;。
というわけでこれ買ってきたw。
えーと、恒例の夏の祭典。いつになったら卒業できるんだとかゆーなw。今回のとらのあな特典はペットボトルホルダーでしたが、個人的にはちょっとイマイチ、という印象。以前は扇子なんかがついてたこともあったのですが、そういう方がホントは使い勝手はいいんですよねぇ……と、おまけに文句言っても仕方ないのですが^^。ざっと確認したところ、東方が 2 日目というのが困りどころ。初日が事実上皆無なので、初日をすっ飛ばして 2 日目を朝から、3 日目サークル参加という流れがベストなような気がしていたり。
そしてこちらもついでに買ってきた^^。ひだまりスケッチ×365 の OP テーマと、スレイヤーズの OP/ED テーマ〜。
ひだまりスケッチ×365 の OP テーマ「?でわっしょい」の方はアップテンポなノリノリの一曲で、とにかく聞いてて楽しい。わっしょい、わしょしょい! のコールがとにかく楽しくて、今度の TBS アニメフェスタでのライブが楽しみ……だけどやってくれるかな;;。作曲した Tatsh さんめっちゃGJ!とか思って過去の楽曲調べてみましたが、知ってる曲は一曲もなし。ビートマニアに楽曲を提供されてる方みたいですね。
一方、スレイヤーズ Revolution の OP/ED テーマ「Plenty of grit」と「Revolution」はシンセの和音がとにかく気持ちいい一曲で、なんというかテイストが昔のスレイヤーズそのまんま、という感じ。ひだまりの OP も中毒性が高いですが、こちらも負けず劣らず中毒性の高い一曲で、現在2曲まとめてヘビーローテ中。
それにしても今期は食指を動かされる作品がまるでなくて、実はほとんどアニメを見てないワナ。先日、でじくま氏と話したときにも彼も今期はかなり不作と嘆いてましたが、こういうときこそたまりにたまったゲームを消化すべきなんだよなー、ホントは;。ECO ばっかりやってる場合じゃないですよ、ええ;;。
というわけで今日はこちらの話題を一つ〜。
えーっと、うちの3姉妹の単行本第1巻。もともとは大人気の育児 blog で、それが単行本化、そして前クールからはテレビアニメも開始。私はテレビ版から入ったクチなのですが、これがなにげに大のお気に入り番組だったり。で、コミックス版は読んだことがなかったので買ってきて読んでみたのですが。
これ、最高wwww。
いやこれヤバいぐらいに楽しい & いやされるんですが^^。あまりにツボすぎる(笑)。
作品としては、お母さん漫画家の松本ぷりっつさんが、3人の小さな娘さんたちの奇想天外な行動の数々を面白く楽しく綴った育児ダイアリーのようなもの。……なのですが、もうとにかく3人娘がむちゃくちゃかわいすぎる(笑)。子供ってとにかく大人では全く想像のつかない言動の数々を取るのである意味ツッコミどころ満載なわけですが、それが面白おかしく綴られている。とにかく爆笑エピソード満載で、例えば長女と次女とのケンカの仲裁をするために母親が放つ一言。
「じゃあ…もう別々に暮らそ」
「加藤さんっていうおじさんが子供欲しがってたから…スーはそこにいきな」
あるあるある(爆笑)。いやもう腹抱えて笑ってしまった^^。あとは娘が携帯電話いたずらしてかけてしまう、というエピソードとか(← ちなみにこれは私も 2 回ぐらい電話をかけられたことがあります(笑))。
けれども面白おかしいだけかといえばそんなことはなくて、子供たちに振り回される日常の節目節目に母親としての幸せを感じる瞬間があって、読んでるこっちもいやされて幸せになれる、という一冊。p.77 とか、三女を出産した時のエピソードとか、読んでるだけでも幸せおすそわけ、状態。アニメ版もお気に入りで毎週楽しみにしているのですが、コミックス版はそれを上回る出来栄えで、いやこれは素晴らしい^^。
# や、基本的にこういう作品って好きなんですよね〜、私^^。
# にしても「たっとぅーん♪」って三女の口癖だったのか……(笑)
文字が多い作品なので結構読むのに時間がかかるのですが、とにかく読んでてニコニコしてしまう作品。blog でも読めるようですが、再録本であるコミックスの方が読みやすいです。全ページカラーなのでお値段はちょっと高めで 950 円。女性やすでに娘さんがいるようなお母さんとかだと、いろいろ自分に重なるものとかがあって非常に共感できるかも。興味がある方はぜひ読んでみてください。
……というか 2 巻目以降も買ってこよう^^。
ふう〜、というわけでホントは今日から海外出張の予定だったのですが、お客さんの仕事の都合で急遽キャンセルに。正直、移動と時差ボケがとにかく面倒なのであんまり行きたくないなぁと思っていたのでちょっとラッキー^^。で、お客さんの仕事で忙しくなるかと思いきや今度はお客さん側の都合でミーティングが来週に延期に……って、いやさすがにそれはどうよ? と思ってしまいましたが;、ただでさえ積んでるもの多いし海外からだと ECO できないし、まあちょうどいいかな? というわけで最近サボっていたコメントへのリプライをまとめ書き;。すすす、すみません、なんつーか夏休みの宿題を最後に駆け込みで一気にやる小学生みたいな感じなのですが、こういうのはホントはリアルタイム性が大切なんですよね;。メールもちょっとサボるとホントにえらいことに;。ううっ、ごめです;;。
というわけで今日はこちらをでじくま氏より get。
えーと、3 月に実施された田村ゆかりの Live DVD。あいかわらず特典狙いで 6 個ぐらい get したらしく、そのうち 1 個を下取りした次第……というか特典いらないし私;^^。そんなわけで、でじくま氏の DVD 鑑賞ルームで 3 時間ほど鑑賞会してきたり。や、我が家もプロジェクターはありますが、部屋が狭い=視聴距離が短いので、やはりでじくま氏の DVD 鑑賞ルーム(別名:童心に帰るの部屋、またはゆかりを大画面で楽しむの部屋w)を使うことになったわけですが。
懐かしいwww。
やー、まだ 4 か月しか経ってないはずなんですが、妙な懐かしさがwww。
Live のレポ自体は 3 月のときに up したので繰り返しませんが、やはり客席から楽しむライブと、編集されたビデオを見て客観的な視点から楽しむライブというのはずいぶん味が違うなぁと改めて思ったり。特に、舞台側から会場を見るとやはり全く印象が変わるもので、
よく統率の取れた国民どもだwww。
と思ってしまったり^^。や、8,000 人(ぐらいでしたっけ?)規模の観客たちがいっせいに「めろ〜ん」とのけぞるシーンや、さらに「め……ろ……〜……ん」と寸止めめろ〜んで固まるシーンは圧巻のひと言。いや圧巻という言葉の使い方を間違えているような気がしなくもありませんが(笑)、それにしても異様な光景であることには違いありません^^。
DVD 自体の出来としては、特に序盤の編集が結構微妙。かなりの台数のカメラが撮影で入っているのですが、数秒ごとにカメラが切り替わってしまうので、映像を認識しきれずに次のカットへ移ってしまうという感じ。Chelsea Girl の曲に合わせてタイミングを取っているのはわかる & かなり頑張って編集しているのはわかるのですが、これはむしろ逆効果。中盤以降は力尽きたのかカット切り替えがかなり減ってきて普通に見やすかったです。
# あと、想像以上に「めろーんのテーマ〜ゆかり王国国歌〜」が浮きまくっている。
# 衣裳のやりすぎ感もすさまじいのですが、滑り方も半端ないなぁ……という印象。
# ちゃんと合いの手を入れられるようになると非常に楽しい一曲、なんですけどね。
そんなわけでゆかりんの次のイベントは 8/9(土) の FC イベント。さてはてどんなことになるやら、です^^。
いやなんか ECO の育成が楽しすぎて blog 書きの優先順位がかなり落ちているワナ。先週から今週にかけてホントにひどい状況になってるのですが;、もう今さらツッコミ遅いよと思いつつツッコミ入れとこうと思って書いてみたり。
・コードギアスR2 13話
http://d.hatena.ne.jp/simula/20080707/p1
> ギアスは他人を思い通りにする力ですけど、それを持つルルが彼らを思う通りに
> する=皆をあの学園で幸せにすることはできなかったのですよね。
えとですね、私が思うのは、コードギアスのテーマは「他人は思い通りにはならない」だと思うんですよ。
ギアスという力は、自己暗示を使って他人を強制的に思い通りにさせるものとして扱われていますが、実態としての結果論を見ると、まるっきりルルの思い通りにはなっていない。ところが、黒の騎士団は、ルルがギアスを全く使っていないにもかかわらず、見事なまでに統制が取れている。このギャップのいわんとするところは簡単で、
人は想いや大義に共感して動くのであって、強制されて動くのではない。
ということなんですよね。TURN 11 の「想いの力」というサブタイトルが非常に分かりやすかったですが、結局のところ、ギアスという強制力を使ったところで、他人は思い通りにはならない。この点については、作品中を通して割ときちんと筋が通されているように思います。
……とはいえ、ですよ。
いくらなんでもあのシャーリーはやりすぎだ。
先週リアルタイムで見ていてあまりのことに衝撃を受けすぎたのですが、演出として正しいのは分かるけど血も涙もなさすぎるとしか言いようが;;。あれはいろんな意味でキツすぎました……。
というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。
えーと、アニマル横町 vol.9。正直なところ、月刊誌でまったりと連載している作品なので忘れたころにコミックスが発売されるのですが、まあまずは一言言わせてください。
あいかわらずおもしろすぎwww。
というかよもやくーちゃんの乾電池ネタをまだ引っ張ってくるとは思ってなかったのですが(ってか何回バレンタイン話をやれば気が済むのかと小一時間ww)、子供向け作品の皮をかぶった大人向け作品であるが故にあいかわらず笑わせてくれるなぁという印象。イヨの電撃結婚ネタで
「でもなんか今年はそういう波がきてる気がすんだよね!」
「なんだその結婚願望丸出しの 20 代みたいなセリフは」
というケン太のツッコミに思わず爆笑^^。ちょww、いったいどんだけ暴走すれば気が済むんだと小一時間^^。しかもこの作品、枠外の作り込みがとにかく細かいのですが、質を下げることなく続けているあたりも good。やー、一冊堪能させてもらいました^^。
あいかわらずな作品ではありますが、あいかわらず楽しい一作なので、タイトルご存じの方はぜひ^^。
先日のバースディなエントリに入っていた Web 拍手より〜。
> 毎日楽しくblogを読ませて頂いています。このエントリとは直接関係がありませんが、
> よしながふみさんの「愛すべき娘たち」という漫画を読むとまちばりさんの悩みの
> 幾分かは答えが出るかもしれません。
って、ちょwww。と言われても実際に読んだこともないしどういうことだかさっぱり不明なので、とりあえず買ってきて読んでみた〜。
ええっと、内容はというと、母と娘の確執(という表現もちょっと違うけど)を基軸にしながら、オムニバスストーリーを数本挟むという構成の一冊。ものすごくおおざっぱにまとめてしまうと、要するに、人間ってどっか欠けたところがあって、それまでひっくるめて愛しいと思えますか? というお話。作品タイトルの「愛すべき娘たち」、という名前が秀逸で、
母というものは、要するに一人の不完全な女の事なんだ。
すでに年老いてしまった祖母が、自分の娘(母親)に子供の頃のトラウマ体験を重ねる姿を見て、母親というのは完全な人間ではなくて欠けた人間であることに気付く。そして娘が母親を赦して終わる、というストーリーライン。大きく物語を捉えれば、この作品における「娘たち」というのは作中に出てくる女性すべてのことを指してる言葉で、その欠けた部分も含めて愛しいと思えますか? と問いかけているのがこの作品、だと思うんですよね。
# ……いやまあ、理解はするけど共感できるかどうかは別の話で。(爆)
しかし、うーん、Web 拍手入れてくださった方がこの作品のどの辺を持って前述のコメントを入れてくださったのかイマイチピンと来ないのですが、個人的に気に入ったのは第4話ですかね〜。いやこの話、ものすごく黒すぎる、としか言いようがなくて;。以下、軽く文字反転して少し細かい話を。
さんざん大口を叩いた挙句、友人を「佐伯はまだ子供だね」と切って捨てた牧村は、最後には実業家の青年を掴まえてゴールイン。その一方で、夢を目指して実直に頑張る佐伯は、現状の『型』から抜け出すことができずにずるずると歳を取っていき、気付いてみれば三十路も超えて先の見えない生活に突入。そんな佐伯の元に如月から手紙が届くわけですが、こんな手紙にしか希望を見出せない佐伯の姿が切ないとしか言いようがない。牧村が佐伯を切って捨てたのは、結局のところ佐伯が現実を受け入れて柔軟に変わっていくことができないからなのですが(この作品における大人の定義は、挫折し受け入れることにある)、一番「普通」「無難」に生きているが故にどこにも行けなかった佐伯の姿は、いわば自滅型の絶望みたいなところがあって、真面目に生きることが幸せにはつながらないという今の世相を思いっきり見事に反映しちゃっている。
その一方でそれ以上に強烈だったのが、第3話の莢子(修道女になっちゃった子)の話で、これまた相当に黒い。ブックカバーを見ると、様々な愛のカタチの一つとして「全方向の愛」という言葉が挙げられているのですが、この莢子は人を愛することができない人として描かれている。お見合いを繰り返す中で、相手の人たちは自らを隠すことなく自分の立ち位置を積極的に打ち明けるのに、莢子は自分の立ち位置をはっきりさせることができない。ところが最後に莢子が唯一心を惹かれた男は、欠けたところを見せない男として描かれているんですよね。減点法で男性を見てしまう莢子と付き合い続ければ、いずれ関係は破綻するのがオチ。欠けている姿を愛することがこの作品の愛の定義。けれども欠けている姿を愛せない莢子は、結局誰かを愛することはできない。にもかかわらず、
「でもあたし、気付いてしまったの。
恋をするって人を分け隔てるという事じゃない。」
ちょwww、おまwww、それ違うだろうと小一時間。莢子が修道院に行ったのは、建前上は誰か一人を分け隔てることができないから、という理由ですが、実体としては、莢子は欠けているところを愛する(愛おしく思う)ことができないんですよ。他者を愛せないということは、リアルな世界で生きることができないということであり、だから莢子は修道院という隔離された世界で生きざるを得ない。な、なんてブラックすぎる;;。
とまあ、書き始めるといろいろと書きたいことが出てきてしまう作品ではありますが、しかしなるほど確かに Web 上の批評をざっと眺めてみると、やはり女性(特に 30 代の女性)に圧倒的支持を得ている作品である様子。いやまあ言いたいことは分かるけど正直どうだろう……というところもあったり。ある意味非常にわかりやすい部分もあり、その一方で女性ならではの感性もあり、なるほどねぇと考えさせられる作品ではありました。はい。
ふう〜、他にもいろいろ積まれているラノベはあるのですが、こちらを先に一気読破〜。
ええっと、「零と羊飼い」。もともとは「羊の方舟」というタイトルのビジュアルノベルが原作で、これをリメイク & ラノベ化したのが本作品。ちなみにちょろっと調べたところ、もともと原作をプレイしたのが 2005 年のときのこと。いやはやも〜すっっっっかり内容を忘れてしまっていたのですが、原作者はかの名作シンフォニックレインの作者さん。文章がこなれていなくて非常に読みづらいのですが、それでもさくさくと読み進み、あっという間に一作読破。……とはいえこれ、ネタバレが結構致命的なのでとりあえず反転して中身について書いてみるテスト。
ちょwww。
なんすかそのデウス・エクス・マキナな超絶展開に加えて、ラストの超絶メタ展開は;;。いやさすがにこれにはかなり「ぽか〜〜〜ん」状態になってしまったり。
これ、確かもともとの原作ではラストの展開が全く違っていたような気がするのですが(こんな素敵メタ展開ではなかった気が;)、なんつー救いのない物語にしちゃったんだよ状態で、さすがに驚かずにはいられなかったり。や、どういうことかというとこの物語、デウス・エクス・マキナな展開によるエンディングが、まるっきりハッピーエンドじゃないところにミソがある、と思うんですよね。
どういうことかというと、もしこのストーリーラインでスィフルが出てこなかった場合、物語に出てくるキャラクターたち……アロイスにしろウォルシュにしろアキラにしろ、彼らは真なる愛を掴み、そして死んでいく。彼ら一人一人が、今際の際に「それぞれにとっての生きる理由」を見つけたからこそ、彼らの生きざまは輝くことになる。ところが、この物語に出てくるデウス・エクス・マキナとしての存在であるスィフルは、それらを全面的になかったことにしてしまう(=物語そのものを無にしてしまう)、のですよね。隕石を存在ごと消し去るということは、パラレルワールドとして分岐した彼らの世界をまるごと「なかったこと」にし、彼らの営み、つまり彼らが見つけた真実の愛そのものをなかったことにしてしまうことに他ならない。それは果たして、幸せなことなのか、不幸せなことなのか。
そして唯一、ノアから特別な存在として認められたシャオリーは、その世界の変革(=パラレルワールドの消失)を逃れる(=記憶の一部を引き継ぎ、少なくとも「残された紙」が実際に起こったことであったという記憶が残される)ことになるわけですが、当然、ウォルシュにはそんな記憶は全くない。はたしてそれは幸せなことなのか、不幸せなことなのか。そしてまたこの作品をメタ物語として読むのであれば、ノアはこのリアルワールドを我々読者に贈ったということになるけれども、この作品の論理に従えば、我々がアイロスやウォルシュ、アキラのような運命を辿り、このリアルワールドがある日突然「なかったことになってしまう」可能性が当然存在する、ということになる。
本来、「唯一無二の存在」として世の中が存在するからこそ、この物語で描かれた「真実の愛のカタチ」は輝きを得る。にもかかわらず、その前提条件である「世の中の唯一無二性」を根底から否定しまったら、「真実の愛のカタチ」など幻想にすぎない、ということになってしまうじゃないか、と。
つまりこのデウス・エクス・マキナであるスィフルは、みんなを救うためのハッピーエンドとして存在するのではなく、物語そのものの『真実性』を失わせ、『ただの物語』に堕落させるための機能として使われている、と思うんですよ。っつーかそれってどんだけ救いがないんだと小一時間、状態……orz いやこれなんつーか物語として黒すぎませんか、状態なわけで;;。
とまあいろいろ深読みしてみたわけですが、なんにしても自分的には面白かったのは確か。っつーかこういう話、かなり好きなんですよねぇ(笑)。過去のインプレ読み返してみたらやっぱりだったんですが、自分的なイチオシはやはりウォルシュとシャオリーの物語。や、こういう物語って大好きなんですよねー;(苦笑)。
まあ、ビジュアルノベルゲームとして楽しむよりもラノベとして小説で楽しんだ方がラクだと思うので、興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
というわけで今日のインプレはこちら〜。
えーと、いぬかみっ!のコミックス版最終巻。ひなどり GIRL の松沢まりさんによるコミックス版なのですが、正直どーにも救いようのなかったアニメ版とは全く異なり、女性ならではの優しさにあふれた作品に仕上がってたんですよね。にもかかわらず、5 巻あたりからどうにもひどい話になってきてしまって、いやこれテコ入れにしてもひどくないかなーと思っていたら、この 6 巻で完結に。なるほど単なる尺合わせだったのかと納得したのですが、
最終話の Last Step 「ガール・ミーツ・ボーイ」がなかなかによい出来。
や、別にどうということのない話といえばその通りなのですが、こういう「ちょっといい話」をさらっと描くのが松沢まりさんの持ち味というか良さだと思ったりするんですよね。この一冊もさらっと読めてしまう作品なのですが、最後の最後に口当たり良く作品を締めくくってくれたあたりはなかなかにGJ!という感じですね。アニメ版が生理的に受け付けなかったような方でも、コミックス版はおすすめできるので是非。
しかし気になるのは松沢まりさんの次の作品。どうもコミックエールという雑誌で「さんぶんのいち。」という作品の連載をスタートしている様子。前作のひなどり GIRL もなかなかの良作だったので、こちらにも期待したいところですね。
なんか巡回先でちょっと気になったエントリがあったのでトラバしてみるテスト〜。
・[アニメ]コードギアスR2 8話
えーと、要するに今回スザクがルルーシュを見逃したっていうことは、罪を許したってことじゃないのかという話なのですが、個人的にはちょっと違うんじゃないかなぁと思ったり。
今回の話は、見掛け上「罪を許してよいのか?」といった問いかけがなされるわけですけど、たぶんポイントは、スザクの中でのプライオリティ付けをはっきりさせたところであって、別にスザクはルルーシュを許したわけでもなんでもない、と思うんですよね。
スザクの場合、「ユフィに関するルルーシュへの復讐」、「内政面からの立て直し」など、やりたいことがいろいろある。けれども究極的なシチュエーションにおいては、すべての「目的」を同時に達成できないこともある。ルルーシュへの復讐もユフィーへの愛によるものなら、ユフィーが目指した夢を取ることもユフィーへの愛によるもの。今回のストーリーの肝は、ルルがスザクに対して「結局お前にとって一番大切なものは何だ?」ということを突きつけたところにある。そしてスザクは結局、自分個人の感情に基づく「復讐」よりも、ユフィーが目指した「夢」を大切にすることを取った、というのがポイントだと思うんですよ。
これはルルーシュの場合とは対極的な行動で、スザクはこういうシチュエーションで大義を取る。けれども、ルルーシュは迷わず個人の感情に基づく復讐を取る、と思うんですよね。ナナリーがスザクの手によって殺められたら、何があってもどんなことをしてもスザクを葬る。それがルルーシュだと思うんですよ。
# だから私は最終的にはナナリーがスザクの手によって殺められる、あるいはスザクが
# ナナリーを守りきれなくなる、というシチュエーションがどっかで発生するのでは、と。
# ルルーシュはスザクを葬りにかかるけど、スザクにかけたギアスが邪魔になる、みたいな。
だから今回の一件は、スザクがルルーシュを許したのではなくて、スザクがユフィーを優先させた結果として、単に「スルーされた」だけなんじゃないか、と。
まあそれにしてもこのアニメ、もう意味不明というか超見かけ倒しまくりな展開が呆れてものも言えなかったりするわけですが、それでもついつい見てしまうのがなんともはや、という感じですね。ガンダム SEED といい、この時間帯はムチャクチャなアニメが多いというかなんというか;^^。
えーと、今日はこちらの話を一つ。
・たんぽぽ娘 〜 dandelion girl 〜
原文 → http://www.scifi.com/scifiction/classics/classics_archive/young2/young21.html
訳文 → http://egf.or.tp/another/dandeliongirl.html
や、これ何かというと、CLANNAD ことみシナリオで使われている短編小説の元ネタ。結構有名な古典的 SF だそうで、私は全然知らなかったのですがアニメ版 CLANNAD では OP のカットでたんぽぽが使われていたり、小説の表紙にもたんぽぽ娘という文字がそれっぽく映っていたりといろいろネタが差し込まれている様子。
調べてみたところ、原文はすでに著作権切れで Web 上で公開されており、有志による翻訳が行われてたり。翻訳はやや表現が堅いところもありますが、かなり頑張られているので印刷して読んでみたりしたのですが。
ほほ〜、なるほどこんな話だったのか、と。
たいした長さではないのと、ネタバレになるとつまらないのでストーリーについてここで細かく触れるのは避けますが、いやまあタイムマシンというネタのつながり以外では CLANNAD とは全然ストーリー的なつながりはないなぁ、という感じ(笑)。OP で敢えてたんぽぽを前面に押しているので何かつながりがあるのかなとちょっと期待したのですが、その点についてはやや期待外れ。内容的にはさすがに古典で、現在においては使い古されてしまったネタではありますが、当時としてはかなり斬新な SF 小説だったんでしょうね。
いずれにしても、ちょっと興味がある方は読んでみてもよいかもしれません^^。
ぐあ;、東方を起動しようとして ECO を起動してやがるワナ。しかもパスワードを打ち込んで課金切れのメッセージが出て、初めて「ちがうちがう;」と我に帰るワナ。いやこれってどー考えても中毒者の禁断症状以外の何物でもないと思うわけなのですが(苦笑)、激しく何やってやがりますか自分、状態;。まあどうせ週末にはログインしてクエ消化するつもりではありますが、ECO のない日常というのも自分的にはかなり微妙な今日この頃。そんなわけで今日はこちらのインプレを一つ。
えーと、仮面のメイドガイ ED テーマ「ワクガイ!!」。先週の OP テーマに引き続いての発売だったわけですが、いやはやこれがなかなかにヨイ。OP 同様、歌詞が全く聞き取れなかったのですが、歌詞カードを見てなるほど納得。「Go Home! Shit!!」はわからんっちゅーの;。
歌い手はキングゲイナーやマクロス7の福山芳樹氏で、十分な声量を武器に、熱気あふれる魂の歌を叫んでる感じがかなり good な一曲。個人的には ED イントロはアニメ版のように小山さんのモノローグから入るのが好きなのですが、さすがにこれは無理だった様子。まあそこだけが微妙に残念ですが、アップテンポなメロディになんか乗せられてしまう一曲ではありますね。
# それにしてもこの歌詞を書いてるのが三重野 瞳さんってのがびっくり;。
# この方、どんだけ多芸なんだろう;;。
# ちなみに最近の他の曲だとふれふれっぽんぽん!とか、かりぬいとか。(笑)
というわけで今期の OP/ED でまだ買ってないのはしゅごキャラの OP/ED……って、うげ、これは 5/14 に発売済みだった様子;。見落としてた;;(Kiss!Kiss!Kiss!/みんなだいすき)。あとは絶対可憐チルドレン ED の「絶対love×love 宣言!!」(5/28)といったとこ? 今期はなかなかの豊作ですねぇ。
ちなみに東方は今のところ Normal ノーコンクリアをなんとか達成〜。まだ霊夢 A のみ。
Hard はどうにもなりそうにないんですけどこれ;。がんばらねば〜;;。
というわけで今日のインプレはこちら〜。
えーと、仮面のメイドガイ OP テーマソング、Special Life!。I've の KOTOKO さんによる久々の電波ソングで、OP テーマを聞いたときからかなりほしいよ状態だったのですが、無事に発売されたので購入してきてヘビーローテ中。で、とりあえず一言。
いやー、これはカラオケ激しく厳しいだろう、状態(笑)。
や、しょっぱなの口上がとにかく楽しい一曲なのですが、恐ろしく早口でまくし立てて、いやそもそも何て言ってるんだか、状態だったり;。歌詞カードみてようやく分かりましたが、これはぶっちゃけ自分では無理;。
KOTOKO さん、最近メジャーになってしまったせいでこの手の電波ソングがやっぱりかなり減ってる(この曲も電波度合いとしてはかなり弱い)のですが、たまにはこういう曲みたくもっとはっちゃけてほしいなぁと思ったり。メジャーになるほど曲が万人受けする=味気がなくなる、という一般則そのものになりつつあるので、もちっとなんとかなると嬉しいんですけどね〜;。
ふ〜、ECO の Zinnia も一段落まであとちょっと。適当に追い込みかけねば〜、と思っているところで今日はこの話題。
えーと、狼と香辛料の最新刊。最近ちょっとびっくりするぐらいのペースで出版されているような気がしなくもないのですが、気付けば早くも第 8 巻。第 6 巻で新しい仲間コルを迎え入れ、そして箸休めの第 7 巻を置いて本編復帰となったわけですが、実にこれが面白い。
ホロとロレンスのいちゃつき具合も非常に面白かったのですが、そこに頭は回るが色恋沙汰にはめっぽう弱いコルが入ってくることによって、単調だった二人のいちゃつき方にさらに変化球が加わってきていたり。それだけでも十分に面白いのですが、素晴らしいのはやはり本筋の物語。ここ最近、商売ものとしての物語性はかなり薄れてきていたのですが、第 6 巻の時点から張られていた物語の伏線を使った見事なストーリー展開には舌を巻くばかり。エーブを追いかけてきて優位に立っていたはずの一行が、エーブと商会の思惑の狭間で見事なまでに追い詰められていく様は見事、としか言いようがないです。
上下巻構成なので正直なところかなり焦らされてしまう感はありますが、それにしてもこの作者、どんだけ頭いいんだと思わずにはいられなかったり。適当に読んでると読んでるこちらまでごっちゃになりかけてしまうほど複雑な物語を、こうも巧妙に展開していく手腕についてはすごいとしか言いようがないです。いやはや。
今日はちょっとだけ ECO を小休止して CLANNAD の #12「かくされた世界」を鑑賞。や〜、ぜんぜん見てなくてホントにどうしよう状態だったのですが、連日の ECO 疲れもあって今日は CLANNAD を……と思ったのですが、#12 見たら止められずにそのまま #13、#14 と、結局ことみ編を一気見。
魂が震えた;;。
ってかこれはヤバすぎる……;。いったいどんだけ感動させてくれれば、状態;;。
なんというか……AIR の #11 も自分的にはヤバすぎたのですが、あれがむしろ軽く思えてしまうワナ;。ちょっとあれこれ書きたいので一応文字反転にて。ちなみに原作のゲームインプレはこちら。
やはり改めてことみルートは偉大すぎる、と思わずにはいられなかったり。実際のところは、このことみルートは原作の劣化コピーと言わざるを得ないのですが、にもかかわらずこれだけ感動させてくれるのは驚異としか言いようが……。
TV 版の場合、尺不足と設定改変の都合(=マルチエンディングにできないために朋也との恋愛色を強められない)からかなりの改変が加えられてますね。一番大きな改変のポイントは、ことみを家の中から外へ連れ出すところ。原作では「たんぽぽ娘」という短編小説の一節を使って、家に閉じこもってしまうことみを外へ連れ出す(そしてこのシーンが物語の肝を握っている)のですが、ここの部分についてはタイムマシン云々の部分はごっそり切り落とし。原作の場合、
・論文を燃やしてしまって途方に暮れ、そこから一歩も動けずにいる(=喪失への恐怖)幼き日のことみに逆戻りしてしまう。
・そのことみを過去から現在へと連れ出すための鍵として、かつての庭(再現された過去の庭)と、小説(タイムマシン)の二つを使う。
という構成になっていて、この二つの鍵を組み合わせることで、過去に逆戻りしてしまったことみを「今」(=外の世界)へと連れ出すんですよね。そして「外の世界」へと踏み出したことみの元へ、両親の残した想いが届けられ、そのぬいぐるみへと「成長した(=瞳を開き、友達を見つけ、大人へと歩み始めた)ことみ」が語りかける(=報告する)ことで、物語が幕引きを迎える。
# だから、ホントは TV 版のラストのぬいぐるみのシーンは逆順でなければならないのです。
# つまり、「両親からの手紙の内容が読み上げられ」てから、「ことみがそれに対して返答する」、という構成になってなくちゃいけません。
# 残念ながら TV 版は逆順になっていたのですが、これは原作の演出を読み違えたせいかも。
# (原作だとことみがまず全文を読み上げてから、リフレインとして再度、両親の言葉が出たはず。)
と、原作と比較するとかなりボロボロであるにもかかわらずこれだけ感動させてくれるのは、端的に、成長したことみの元に、両親の想いが届けられる奇跡、でしょうね。改めて映像の威力というものを思い知らされるのですが、あのスーツケースが出てきた瞬間に
魂震えまくり;;。
別になんということのない映像のはずなのに、そこに置かれたスーツケースにとてつもない『重さ』がある。もったいつけないあの淡々とした演出がかえって強烈に響くのは、風子がふっとそこに現れる演出にも通じるところがあるのですが、そこに籠められた想いの重さゆえに、とてつもなく心に響くんですよね。
# こんな感動を味わったのは何年ぶりだろうか、と;。
# もう #14 が始まったときから涙腺スイッチ押されまくりではありましたが、
# いわゆる魂が震えるまでの感動というのはそうそう味わえるもんじゃないです。
# 確かに思い返してみれば、原作のことみルートのときもとてつもない感動を味わった
# ものですが、あれに近い感動を再び味わえたのは僥倖としか言いようが。
なんというか、マルチエンディングを統合ルートにしちゃっているのでとてつもなくもったいないのは確かなんですが、にもかかわらずなんとか原作のエッセンスやキーポイントはなるべく捻じ曲げずに丁寧に演出しているところはとにかく素晴らしい、としか言いようが。原作の凄さに助けられている部分は多々あるのですが、それにしてもよくぞやってくれた京アニ!と言いたくなるところはありますね。これを 3 話一気に見られたのはとにかく良かったです。
しかしなんというか風子編もそうだったんですが、なんか CLANNAD 見てると、この作品がいかに自分にとってかけがえのない作品なのかというのを改めて痛感させられたり。そうそうリプレイできるわけではないのですが、フルボイス版を買ってくるかなー……うむむ。
# ……というかですよ、明日は 7 時起きで出張しなくちゃいけないのに何やってるよ自分;;。
# いやもう精神的にぐったりすぎる……いいかげん寝ないとですよ;。
というわけで昨日はふらっと実家に立ち寄りつつ再び ECO。結局力尽きてそのまま寝てしまったのですが;、あともうちょっとでもろもろ軌道に乗っけられるはずなのでもうちょっと頑張らねば……と思いつつ、今日のエントリはこちら〜。
えーと、BLASSREITER の OP テーマ「デタラメな残像」。ハードロック調の楽曲で、アニメの OP を見たときから結構耳に残るいい曲だと思ってた(というかこういう曲も結構好き^^)ので発売日を待ってたり。でもって中身も割となかなかよくて good〜、とか思ってたんですが、二か月連続シングルリリースとか書かれてて、結構メジャー? と思って調べてみると。
ちょwww、ランティス所属で発端は君が望む永遠のキャラソンなんすか?? orz
いやー、ハードロックといいつつも、確かになんとなくアニメ楽曲っぽさがいろんなところに感じられる(特にコード運びやサビへの繋ぎ方なんかはいかにもアニソンっぽい)のですが、まさかホントにそうだとは思っておらず(苦笑)。私は基本的にコード進行が綺麗な曲が好きなので、こういう曲だとハードロックでも好きだったりします。
それにしても今期はアニソン OP/ED で好みの楽曲が多くて豊作。来週、再来週とメイドガイの OP/ED が続くので密かに楽しみだったり^^。
……というわけで微妙に眠い気がしますが再び ECO に戻ろう〜。(ぉぃ;)
ってか朝飯前からフルの遺跡荒らしってどうなんだろう……(← フレから誘われると基本的には断らない性格らしい(笑))
というわけで GW 大型連休最終日の本日だったわけですが、実は GW 中はずーっと会社に通いづめだったりしていたワナ;。まあふらっといって仕事して帰ってくる、という感じだったので出勤時間そのものは短かったりもしたのですが、今日はさすがに最終日だし自宅でまったりお仕事するかな〜、と思っていたらでじくま氏からの携帯メールが。
「久々にバカラにでも行こうかと思いますが、どうですか?」
って、ちょwww。
# 私の携帯メールの着信ランキング 2 位がでじくま氏であることは秘密だ(汗)。
# ちなみに 1 位が誰かは……ええっと、マメな人。(← わかる人にしかわからんネタだなこれ;)
そんなわけで久しぶりに行ってきました、メイドさんカジノ〜。
結果。惨敗;;。
ってかここまで片っ端から裏目裏目に出るとは……;;。
のっけからバンカー祭りと化していた出目の偏り具合もひどかったのですが、さらにその裏目を読もうとすれば見事にかわされ、さらに自分の予想と逆にかけてもこれまた外すワナ;。見事なまでにぐんぐん吸われてしまったのには正直参りました状態で、前回預けておいたゲームチップが見事にすっからかんに。……いやまあこんなこともあるけどさ;;。うぐぅ;;。
しかしバカラはまだルールを覚えてないので、場の雰囲気を楽しむのがせいぜいといったところなのがつらい。帰りがけにでじくま氏からルールを聞きましたが、わかったようなわからんような状態で、実際ちょっと練習するなりしてみないとこれはダメかなぁ、という印象。身の回りにはカジノ好きな人がいないので完全にアキバギルド専用になりそうな気がしなくもないのですが、ルールがわかってないとカードを絞っても(カードをじわじわめくっても)面白さが半減;。まあ、半減しててもあれだけ面白いのは場を盛り上げるプレイヤーさんたちのなせる技なのですが^^。
# といってもあんまりハマるのもなんなんですけどね;^^。
# このアキバギルド、ハイローラーさんたちがホントにいたりするのですが、明らかに空気が違う(笑)。
# 店舗が狭いだけに、一種異様な空気があったりするのはなんともはや;。
というわけで、先週から今週にかけてやったこと一覧。
・えこ。ひたすらえこ。ちなみに現在ブレが Lv88/41、ドルが Lv79/37、双子ブレが Lv64/29。
なんか知り合いとか結構増えた^^。お友達の協力もあって飛空庭の改造も開始〜^^。
・飲み会 3 回(うち 1 回は実家、うち 1 回は徹夜;)
・もの書き。(なんとか一冊書き上げたらしい)
・お料理。たぶん 5 回ぐらい。めんたいこスパとか親子丼とかの飢えしのぎ系。
・換気扇のお掃除。
・お洗濯。今日は久しぶりに布団干したよ....。
・リンクのボウガントレーニング(そのうちエントリ書かねば;)
・メイドさんカジノ〜。負けたけどさ;。
やれなかったこと。
・RIVEN12 をプレイする。
・積まれたライトノベルの消化。
・CLANNAD の DVD を見る。← ことみ編で止まっているらしい;;。
え、えっと、充実した GW デシタヨ??orz ってかホントに会社と家とアキバしか往復してないよな自分……;;。
なぁぁぁにぃぃぃ;;。
・堀江由衣 クリスマスライブ 〜由衣がサンタに着がえたら〜
http://www.starchild.co.jp/artist/horie/disco/index.html
や、最近テレビで CM をぼちぼち流し始めたので、ちらっと見たことがある方も多いかと思うのですが、私自身はライブには参加したものの、特に DVD とか買うつもりなんかなかったんですよね。が、しかし。
Happy Snow の CDS が添付されるとはっっ!!!
あの名曲がこんなところで CD シングル化されるとはっ!!
CM で流れている曲がまさにこの曲なのですが、クリスマスライブのために作られたというこの曲が実は超神曲。クリスマスソングといえば、なんといってもやまなこの「恋の天使舞い降りて」が素晴らしい名曲なのですが、正直この曲はそれを遙かに凌駕する神曲と言っても過言ではない一曲。さすがに季節を考慮してか CM 聞いただけではクリスマスソングとは分からないと思うのですが、とにかくサビがめちゃめちゃ耳に残る中毒性の高い一曲で、"Merry Christmas, Merry Christmas, for you, for me" のサビがとにかく耳から離れない。ライブから数か月経った今でもあのフレーズは特に忘れられなかったりするんですよね。
# というわけで某氏からの島流しを覚悟しつつ DVD を予約(笑)。
しかしクリスマスソングっていうと自分的にはこのあたりが好きだったり〜。
・サンタの贈り物(きんぎょ注意報!)
・Ever stay snow(Snow Drop / I've)
・恋の天使舞い降りて(やまなこ)
・Happy Snow(ほっちゃん)
……上二つはかなりマイナーですかね、やはり;。どの曲もサビが最強なのですが^^。
さてさて、今日は昨日に引き続いて一日ひきこもってひたすら積まれたコミックスとアニメ類とゲームをいくつか消化。や、この土日はどっちかは仕事しようかなぁと思ったのですが、一方で積まれたモノの量がそろそろどうにもならず状態;。まあおいおいインプレはまとめていくとして、この二日間で見た中でとにかくズバ抜けていたのが今週のしゅごキャラ。っつーかこれおもしろすぎ(笑)。いやなにがって、
・アミュレットエンジェル。
どう見てもタイタニアさんな羽に、ネグリジェにしか見えないフリフリピンクなドレス。
……っつーかむちゃくちゃかわいい(爆)。ECO とコラボしたりしないかなこれ(笑)。
・水樹奈々さん炸裂しまくり。
どう見てもドミニオンにしか見えない羽のナイトメアローレライもツッコミまくり。
なのですが、それ以上にデレがかわいすぎる(爆)。っつーかそれは反則すぎる(笑)。
ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、後半戦笑いっぱなし(笑)。いやこれ、決してギャグアニメではないのですが^^、お腹かかえて笑うハメに。あのアミュレットエンジェルの必殺技は最高すぎ^^。
しかし笑えるだけかというとそういうわけではなく、設定面でもなかなか面白い展開に。もともとしゅごキャラというのは、「なりたい自分」の暗喩なのですが、このしゅごキャラが、あむと歌唄の間で交換された上に、さらにそのしゅごキャラを使って "キャラなり"(変身)するというびっくり展開に。いやー、これはよく考えたなぁと感心。交換されているのは、要するに「自分もその要素を持っているけれども、『自分のキャラじゃない』といった理由で切り捨てたり排除しようとしている人格」。もともと、あむはしゅごキャラを 3 つ持っている(=ものすごくいろんな可能性を持っている)のですが、その『可能性』というものはいずれ消えていくこともあるし、他人に触発されて新たな可能性を得ていくこともある。それらを暗喩した設定じゃないかと思うのですが、ちょっと思いつかなかった設定なだけにかなり感心^^。
この作品、意外に拾いモノですね。正直、それほど期待してなかったのですが、意外に中ダレもほとんどなくスマートに進んでいる感もあって、なかなかに健闘しているなぁと感心。ルルーシュなどはともかくとしても、今クールの新作にヒットがいま一つ少ないだけに、こういう続投作品にも頑張って欲しいところです。
というわけで今日はこちらのインプレをひとつ。
ええっと、硝音 あやさんのコミックス、EPITAPH。もともとはやおい系の同人作家さんっぽいのですが、この作品はベタベタな百合もの。死者からの言葉を届ける葬儀屋の少女、十和(とわ)とアスタルテの二人が織りなす、ゴシックロマンス物語……という触れ込み。とらのあなで見かけて思わず表紙買いしちゃったわけですが、これが読んでみると中身がなかなかに素晴らしいんですね。
「…あら。貴女たち、良く似ているわ。
そんなトコで隠れ続けてるなんてそれこそ。お馬鹿さん。」
クレイドル鎮魂協会に勤める二人の少女のお仕事は、依頼された人の遺言状を届けるというもの。遺された方々にもいろいろあり、遺言状を届けても必ずしも喜ばれるというわけではないというなかなかにつらいお仕事。設定自体は非常にベタで、遺言状を届ける十和は白くて純粋無垢そのままの造形であるのに対して、アスタルテの方はこの世の闇を知る黒い少女の造形。そんな二人が互いに惹かれあいながら、それでいながらすれ違い、悩みながらお仕事をしていく、というそんな物語だったりします。
正直なところ、非常によくあるベタな百合もの。ストーリーラインもそれほど奇抜なわけではないのですが、にもかかわらず思わず一気に読んでしまったのは、純粋にベタながらもクォリティが高いからでしょう。とにかくこの方、画力がホントに素晴らしいのですが、それ以上に感性がやはり素晴らしく、琴線に触れてくるような微妙な感情の揺れがものすごくうまく表現されている。これは女性作家さんかな? と思って調べてみるとやっぱり、という感じ。コミックスの表紙も実はちょっと凝ってて、私が表紙買いした帯のイラストカバーを外すと、地味だけれども作品の闇がそのまま表現されているようなホントの表紙が出てくるようになっていて、この辺もさすがだなぁと感心。
いずれにしても、ゴスロリ、百合というキーワードにひっかかる方(笑)であればお勧めできますし、また「少女の闇」なんていうキーワードにひっかかる方にもお勧めできる一作。書店で見かけたら手に取ってみてください。
というわけで今日はこちらのインプレ〜。
S・A 〜スペシャル・エー〜というアニメの OP テーマ、Special days。歌うのは我らがゴトゥーザ様こと後藤邑子さん。今期の OP テーマでは一番乗り?の発売なんじゃないかと思ったり。かなり耳に残るテーマ曲だったこともあり、速攻で get してきたのですが、やっぱりこれがなかなによい。
ぶっちゃけトークしてみれば、正直、ボーカリストとしてはお世辞にも上手とはいえず、どちらかというと音痴の一歩手前;。音程こそ外してはいないのですが、音と音とをきっちり区切るような歌い方をするので、みくるっぽい、という表現がピッタリ合ってしまうような感じ。にもかかわらず、この曲には妙な吸引力がある。「ものすごく前向きな明るさ」とでも言うべきものなんでしょうが、作品自身が持っている前向きさをそのまま表現したようなメロディラインと編曲、そしてそれにマッチしたボーカル。聞いていると自然と元気を分けてもらえるような、そんな印象すらある一曲になっているとこがいいんですよね。朝なんかに聞いてると、非常に前向きになれていい感じですね。
ところでこの S・A という作品、実は今期のアニメの中でもなかなかに面白い作品ですね。もともとはノーチェックの予定がゴトゥーザ様が出ているという理由だけで見始めたのですが、天才と凡人のロジックの違いみたいなものがそこかしこに描かれていて、見ていて「うーん;」となってしまったり(苦笑)。や、S・A というのは Special A-Class、その学年の中でトップ 8 人だけが入れるという超優等生の天才揃いのクラスで、超鈍感娘の主人公 華園 光が、どんなに頑張っても勝てない、常に学年トップをキープする滝島 彗に妙な勝負を申し込む、みたいなストーリーライン……なのですが、この二人が展開するロジックや、彼らが持っている誇りの在り方が凡人とは異質なんですよね。特に主人公の光は、(いまどきの作品には珍しい)直球勝負の努力家という設定で、甘えのロジックが目立つ最近の少女漫画の主人公とはえらい違うなぁという印象。ゴトゥーザ様が CV を当てる、というのもある意味非常にマッチしてるな、という印象がありますね。
そんなわけでちょっとお気に入りなこの作品、今後の展開が楽しみだったりします。:-)
というわけで着弾〜。
ええっと、ゆかりんイベント申込専用ファンクラブの新会員証。まーぶっちゃけ、この歳にもなってアイドル声優のファンクラブに入ってるってどうよ? と激しくセルフツッコミなわけですが、とはいえファンクラブ会員でないとチケ取りが面倒……という極めて乱暴な大人な事情によって FC 会員を続けているという次第。
とはいえゆかりん FC に関してはさすがにお金が割と潤沢にあるせいか、結構ファンサービスが行き届いているなぁと思うことはあったり。実用性については激しく謎ですが、上の写真にあるようなちょっとしたグッズをくっつけたりとか、凝ったフルカラーの会報を送ってきたりとか。まあ FC 単体で採算ベースに乗せる必要がないからだとは思いますが、こういうちょっとしたサービスはいいですね〜。
というわけで、なんでも次の FC イベは 8/9(土) で中野サンプラザだとか。……ってかコミケの前の週のような気がするのは気のせいですか;;。うーん。
「でも、もういいんだ」
本当にいい訳ではないけれど。
「使い魔のボクがこんなことを願うなんて、笑ってしまうけどね」
人間は弱くもろくて壊れ物のようだ。その中身は複雑怪奇でなにもわからない。でも。
「幸せに、なって、欲しいんだ」
―――というわけで今日はこちらのインプレを一つ。
えーと、MAMA という作品。ミミズクと夜の王という作品を書かれた紅玉いづきさんの新刊で、最初に見たときにはイラストの雰囲気などがどことなく DEATH NOTE などを彷彿とさせたのですが、中身はといえば、オーソドックスすぎるほどにオーソドックスなセカイ系の物語。海沿いの王国ガーダルシアの、魔術師の血統サルバドールに生まれた少女トト。彼女は生まれつき魔術の才に恵まれなかったものの、ふとしたきっかけから、片耳を失うかわりに強大な魔力を持つ魔物ホーイチを手に入れることになる。そんな少女トトと、魔物ホーイチの半生を描いたお話、それがこの MAMA という作品。
……なのですが、これがなんとも筆舌に尽くしがたい、非常に不思議な作品なんですよ。
正直なところ、ストーリー自体も最後の落としどころも非常にオーソドックスだし、文章を読んでいると、やや散文的なところもあって、いわゆるライトノベルにあるような「小ぎれいさ」がない。にもかかわらず、読んでいると驚くほど物語に引き込まれるんですよ。孤独な人喰いの魔物のママになろうとした少女トト。サルバドールの落ちこぼれから這い上がってガーダルシアの外交官になり、ついには天国の耳(ヘブンズイヤー、いわゆる地獄耳の逆^^)と呼ばれるまでになるのですが、そこにいわゆる「王子様」役であるゼクンが現れる。要するに(ネタバレ)、トトがホーイチに向ける感情は、文字通りママ(母親)としての感情(少し歪んでるけど;)で、ゼクンに向ける感情は恋愛感情なのですが、それらが時系列的に逆になっている(普通は恋愛があり、母親があって、息子に向ける愛情が発生する)ために物語的な歪み(ねじれ)が発生している。あの結末は、ホーイチが転生することで、おさまりの良いあるべき形へと解消される物語なんですよね。
そう考えると、あのエンディングはまさに見事なハッピーエンド、と言えるでしょうが、そんなちまちましたことを考えなくても、トトの深い感情の片鱗に触れるだけで心を揺り動かされる物語になっているのがさすがなんですよ。散文的でありながら、トトやホーイチたちの感情が心に直接沁み入ってくるものがある。前作のミミズクもそんな側面がありましたが、本作は前作以上、という印象もあります。加えて、ティーランを始めとするサブキャラがまたいい味を出してますね。もう一つの物語 "AND" もまたミレイニアの深い愛情が素晴らしい。
前作もかなりセカイ系なお話でしたが、本作もものすごーくセカイ系なお話。けれども読後感として残る感情は、確かにこの作品が名作であると確信させるに足るものがあります。前作はちょっと人を選ぶかなと思いましたが、本作は割と読みやすくなっているのでいろんな方にお勧めしたい物語ですね。
# というわけで、Web 拍手で教えてくださった方、ありがとです〜^^。
というわけで今日はこちらのインプレを一つ。
ええっと、先日発売された CLANNAD のコミックス。このコミックスの面白いところは、麻枝さんなどを始めとする Key のスタッフ陣が書いたショートエピソードをコミック化している、という点で、6 本のサイドストーリーが収録されているというものなのですが、
ラスト 2 本のショートエピソードが神。
っていうか素晴らしすぎるんですけど、状態^^。
でも、こいつの顔をもう一度輝かせてみたい。
ろうそくをたくさん立てたケーキみたいに。
ラストの 2 つはそれぞれ公子と秋生のエピソードなのですが、これがまたとんでもなく素晴らしい。ショートエピソードであるが故に内容に触れにくいところが悔しいところなのですが、CLANNAD ってこういう話なんだよなぁと改めて思い出させてくれるエピソードに思わず目頭が;^^。
細かいことはあれこれ言いません。まーとにかく CLANNAD 好きなら読め、と^^。続刊も出るっぽい感じですが、ぜひ続けてほしい一作ですね。
えらい時間がかかってしまいましたが、こちらをようやく読破。
ってあれ? 中巻どっかいっちゃった;。上中下巻の 3 冊なのですが、えらい時間がかかりつつもようやく読破。この作品、Fate/stay nights などを世に放った TYPE-MOON の奈須きのこ氏のいわば処女作とも言える作品。多方面で絶賛されていることもあって、私もいずれ読まなくちゃなぁと思いつつ放置していたのですが、ようやく読み終わったのでとりあえず一言。
……いやこれそんな面白いのかな?;
世の中で言われてるほどにはそれほど面白いとも傑作とも正直思えないんですけど、状態;。
まあいろいろと理由はあるのですが、やはり一番大きなポイントとしてはエンターテイメント性の薄さ。読みにくくキレの悪い文章、想像しにくいイメージ、そしてなによりバランスの悪さ。もともと奈須きのこさんの文章の素晴らしさはその研ぎ澄まされた鋭利な刃物のような表現力にこそあると思うのですが、それがこの文章にはない。端的に言ってしまえば、やはり駆け出し作家の稚拙さが目立つ作品になっちゃってると思うんですよね。
ではこの作品の魅力は何なのか、という話になると、それはなにより倒錯しながらも完成された世界観にあると思うのですが、実はその世界観は月姫や Fate といった作品ですでに既読になってしまっており、そこに目新しさがあまりない。もしこれを月姫などを読む前に読んでいたとしたらその圧倒的な世界観にびっくりしていたかとも思うのですが、順番が逆だっただけにそこに驚きはなかったんですよね。
# 叙述トリックも全般的に稚拙だなぁと感じてしまうところがありますね。
# もっと何かがあってもよかったんじゃないか、と思う自分は琥珀さんにやられた人ですが;。
ある意味、世界観そのものは今でも圧倒的であるがゆえに、これを丁寧に映像化したという劇場版は非常に面白いのかもしれません……が、実はとっくに第三章まで進んでいるらしいワナ(笑)。どうも一気上映してるっぽいので、時間を見つけて見に行ってみますかねー;。
# あ、それと RIVEN12 は積まれています;。最初 30 分ぐらいプレイした感じではかなりいいですね。
# たぶんこの第二四半期はアニメを相当切り落とす予定なので(というか食指か動かない....)、時間を見つけてプレイする予定です。
というわけで今日はこちらのインプレを一つ。
ええっと、内容の感想の前に。ごめんなさい、正直に白状します。
ジャケ、最初に見たときに目をそむけました....orz というかさすがにこれはやりすぎかと;;(笑)。
これ、先日のライブで発売されたライブ限定シングル CD。mon cheri とめろ〜んのテーマの 2 曲セット。後者はいわゆる超電波ソング(いわゆる超ぶりっこモードで歌うという頭の悪い一曲;)なのですが、実はこの CDS にはウラがあって、ラジオ番組で最初にこのめろーんのテーマが流されたときに、
「あのー、これー、まるでめろーんのテーマが表題曲、みたいな言い方してますが、
すみません表題曲は mon cheri です(笑)。
あ、あのー、一応ね、田村ゆかりの方を表にしたいなーっていうか。
で、ゆかり姫さんは、ま、ちょっとごめんなさいねー、っていう感じで。」
とさんざん前振りがあったんですよ。いやー、それでこのオチとはある意味爆笑もんなわけで(笑)。
この人のすごいなぁと思うところの一つに、こういうネタをやってのけてしまう、というところがあると思うんですよね。どういうことかというと、この人は自分自身のことをネタにしたり、みんなに笑われたりすること自体を無理に避けたりしようとしないんですよ。普通の人の感覚だったら、32 歳にもなってこんなアホな格好で写真を撮影してジャケットにするなんて狂気の沙汰としか思えないでしょうし、たとえ仕事でもこんな格好するぐらいなら死んだ方がマシ、ぐらいに思う人も多いはず。けれどもこの人がこれをやってのけてしまうのは、プライドの持ちかたが内面を向いているからだと思うんですよね。
ある音楽家さんがゆかりんについて語ったセリフの中に、「この人は言われたことでも自分が納得しないとテコでも動かない」という発言があったそうなのですが、この言葉がおそらくこの人の性格をよく表していると思うんですよ。おそらくこの人にとって大切なのは自分の中の誇りであって、そのために自分のことを落として見せたり笑ってもらうことは決して恥ずかしいことじゃない、と思ってるんじゃないかなと思うんですよね。普通の人は、他人からちょっとでも悪く言われるのがイヤで、なんとか外面を取り繕うことに必死になるわけですが、それは本質じゃない。たぶんこの人にとっては、みんなに楽しんでもらうことが最も大切で、そのためには極端な話、どんなに自分のことを笑ってもらってもいい、ぐらいに思ってるんじゃないかという気がするんですよ。
# 実際、こういう感性は非常に重要で、例えば大人になっても謝れない人っているじゃないですか。
# こういう見栄のカタマリみたいな人って、(一部の例外を除けば)概して仕事ができないタイプの人なんですよね....;。
というわけでぜんぜん中身の話を書いていませんが、表題曲の mon cheri は名曲です。(笑)
これ、デイジーブルーなどから連なる曲なんですが、フランス語で、直訳すると「私のいとしい人」とかいう感じの意味。ゆかりの恋の曲は歌詞をじっくり聞くといい曲が多いんですが、これもなかなかに名曲だったりします。ライブ会場限定販売というのがもったいないところではあるんですけどね^^。
というわけで昨日はでじくま氏とともにこちらに参戦〜^^。
ええっと、田村ゆかりの武道館ライブ "Love Live 2008 Chelsea Girl" に参戦。平日しかも年度末という、どう考えても社会人的にはあり得ないスケジュールの中で開催された今回のライブ……なわけですが、フタを開けてみれば大入り満員の大盛況。私もこの一日をまるまる空けるために数か月前から日程をブロックし、さらには仕事をスケジュールしようとする多方面の関係者からの依頼をすべて reject するという暴挙に出たわけですが、さすがに無理もあって、今週はとにかく睡眠時間を削って仕事をこなすハメに(← といっても ECO はぼちぼちプレイしているぐらいなのでそんなにホントには逼迫してないのですが(苦笑))。さらに朝からでじくま氏からの依頼で物販行列に並ぶことになったので睡眠時間的にも体力的にも結構キツかったのですが、いやいや終わってみればなんのことはない、
めちゃめちゃ楽しかったwww。
いやー、結局のところはこの一言に尽きるのではないか、と^^。
ゆかりんにとっては自身初の武道館ライブという巨大なコンサートだったのですが、自分は正月に大宮スーパーアリーナの奈々さんライブに参加してきたためにめちゃめちゃ大きいという印象はなかったです。まあ実際、武道館というのは縦方向に大きいところなので(=床面積はそんなに大きくない)、体感的には国際フォーラムやパシフィコの方が巨大なイメージがあるのですが、会場のサイズ感はともかくとしても巨大なライブであることには変わりがない。25 曲 3 時間ちょっとという、ゆかりんのライブとしては高密度な曲数。巨大かつ立派なステージセット。そして大量に搬入されているビデオカメラ機材の数々と異様なまでの物販のグッズ数(笑)。さすがに動いているお金が尋常じゃないなぁと感じさせる点が非常に多かったのですが、とはいえ内容面ではなによりセットリストそのものの構成が非常によく、序盤からラストまで一気に駆け抜けることができた感があります。……というか、よもや自分が声が枯れかけるほどになるまで叫ぶことになるとは全く思ってなかったのですが;。い、いったい自分はいつからこんな弾けたオッサン人に(笑)。
というわけで、以下トピック別につらつらと思うところを書きつらねてみたり^^。
■ いつもながらの盤石なセットリスト
まず、今回のセットリストはこんな感じ。
01.チェルシーガール
02.惑星のランデブー
03.Fortune of Love
(MC1)
04.片思いルーレット
05.デイジーブルー
06.Lovely Magic
07.恋は波のように
08.上弦の月
(MC2)
09.未来パラソル
10.Petite Lumiere
11.星空のSpica
(MC3)
12.Beautiful Amulet
13.Sand Mark
14.Swing Heart
15.mon cheri
16.お気に召すまま
17.童話迷宮
(MC4〜めろーん〜)
18.めろーんのテーマ〜ゆかり王国国歌〜
19.candy smile
20.恋せよ女の子
21.Happy Life
22.Little Wish〜first step〜
(encore)
23.Baby's Breath
(MC5)
24.恋するラズベリー
25.fancy baby doll
しょっぱなに新曲「チェルシーガール」を配備、続いて定番曲「惑星のランデブー」を立て続けに投入するというドーピングで一気に会場のボルテージを上げる手腕はさすがなのですが、個人的に嬉しかったのはやはり「デイジーブルー」の復活。や、この曲は大好きなんですがセトリ(セットリスト)落ちしていたので復帰はもうないかなと思ってたんですよね。前半戦での投入は意外な誤算。そしてもう一曲非常に嬉しかったのが PS2 版の極上生徒会 ED テーマ「未来パラソル」。この曲は地味に名曲なのですがなにげにライブ初登場。しかも非常によかったのが、歌い始める直前に全員に座ってもらったという点。知名度が高いアップテンポの曲なだけに、一歩間違うと跳び跳ねコール曲になり果ててしまうのですが、全員が着席状態で聞く形になったのでじっくり聴き入ることができたのが非常によかったですね。
# セトリでは 18 曲目の「めろーんのテーマ」が超問題の一曲だったのですが、これについては後述。
ちなみに今回も生バンド起用(前回ツアーと同じ桃色男爵)だったのですが、今回は完全生バンド演奏だったのが微妙といえば微妙でした。というのも事前録音分+生バンドの構成にしないと、原曲にあったメロディラインの一部が欠けてしまうために、副旋律がなくなっちゃったりするんですよね。特にデイジーブルーは副旋律と主旋律の調和が非常に素晴らしい一曲だったのでややもったいなかった気がします。この辺は生バンドの功罪といったところでしょうかね。
あと全体的に興味深かったのが、振り付けがかなり変わっていたというポイント。全体的には簡単化されてミラーしやすいものに変わってしまっていて、なぜか振り付けに戸惑う自分がここに、みたいなモードに(え゛?^^)。まあ定番曲(恋せよとか)は変わってなかったのですが、上記のデイジーブルーなんかも結構変わってしまっていてちょっとやりづらかったです(笑)。
■ 武道館クラスならではのリッチなステージセット
さすがに武道館クラスともなればステージの作りも非常にリッチ。構造そのものはよくある花道つき T 字型ステージで、先端部には競り上がり式のステージがついてたり、左右には暗がりから一気に飛び出せるような構造になっていたりとよくある工夫が多数。けれどもうまかったのはこれらのステージの使い方。特に 7m の競り上がり式のステージについては、上がった状態のまま MC に突入し、さらに「え゛〜、高いところから失礼します〜;(ちょっと棒読み)」から始まり、(観客からの歓声を受けて)「はいはい〜、ゆかりんですよ〜?」(超やる気のない投げやり口調)→ 揺れて怖い → 下げて〜 → (下がり始めたら)「ストップ!」みたいな、ゆかりんならではの遊び心溢れる演出が見事。
また Spiritual Garden では炎が一気に噴き出すという(よくある)特殊効果演出もありましたが、どちらかというと目を惹かれたのは、幕間のクラウン(っぽい人)による演出。衣装替えのためにステージから消えた後で、つなぎにクラウンっぽい人が出てきたのですが、思わずシルク・ドゥ・ソレイユのステージを思い出してしまったのは秘密。(というかあの空中からぶらさがってくる布は、シルクだと空中アクロバットに使うものなんですよね。一瞬「ホントにやるのか?!」と訳のわからない期待をしてしまったのひ秘密^^。)
実際のところ、もともとゆかりんは奈々さんなどとは違ってやたらと動きまわるタイプの人ではないので、(花道も含めて)まだまだ使い方には工夫の余地があるな(=もっと遊べるだろうな)、とは思ったのですが、それでも初めての武道館としてはなかなかうまかったんじゃないかと思います。ちなみにこれだけ巨大なステージともなればバックダンサーもものすごく多くて 12 人程度。けれどもそれだけ一斉に出ても全く窮屈さを感じさせないあたり、やはりステージの大きさを改めて感じるところですね。
ちなみにこのクラスともなると、幕間用にムービーを作って流すといった演出も当然あるのですが、この中つなぎのメンバー紹介がなかなかに爆笑もの。ねこさん着ぐるみの本名が(ピンク色のねこが)「くすんでない」(グレーのねこが)「くすんだ」になっているあたりもかなりウケました^^。あと、非常にうまかったのが、アンコールのところの映像。アンコールのときにスクリーンに観客席の様子を写しながら、合成でうさぎパペットが手をパチパチと叩く映像が流れたのですが、この映像のおかげでアンコール!の掛け声がちゃんと揃ったのが非常によかったですね。先日の大宮で感じたことですが、会場の規模が大きくなると、会場の端から端まで声が届くのに 1 秒近くかかる(笑)ので、掛け声がまったく揃わなくなっちゃうんですよ。これは非常にうまかったですね。
■ やや駆け足気味の MC トーク
いつもは割とぐだぐた感のある(それでいながら爆笑を誘う)定番のゆかりん MC トークですが、今回は割とおとなしめ。もともと武道館という会場自体、非常に時間に対してシビアなところらしく、タイムコントロールを崩しがちな MC トークに関しては今回は逆にキッチリと締めてきた感がありました。が、その分、逆に遊びやゆとりがないので MC トークに味がないという結果に。ゆかりんのライブは倒れるほど跳んで叫んで笑いまくる、という独自の持ち味があるのに、今回は最後の要素についてはやや消化不良な感はありました。
とはいえ限られた時間の中で最大限に笑わせてくれるあたりはさすがに老練の域に達している、という印象。例えばいつもながらの年齢ネタについても「じゃ男の子ー」と手を上げさせた後で、「ええっと、ちょっと別の言い方していい?」といった前振りをしてから「オッサンの人ー?」……って、おいwwww(笑)。まあ会場の 3〜4 割の人間が手を挙げたのには思わず苦笑でしたが(ってか自分も含めていったいこの年度末になにやってんだ状態ですが(笑))、女の子がちょっとうるんでいる様子を見て自分もうるっと来てしまったというエピソードで、「涙もろいです 32 歳になると……あ、違った! 17 歳だ!」という落とし方をするあたりもさすが見事な手腕。こういうイヤミを感じさせない話題の振り方は、本当に後味のよいトークでさすがだなと感心させられますね。もっとたくさん聞きたかったですけど^^。
# 要するにこの MC のミソは、自分自身をネタにすることに関して躊躇がないところから来るんですよね。
# と、これは実はものすごーく重要な話だったりするのでまた別エントリにでも書きます;。
■ 大幅納税の物品の大行列
とまあコンサートそのものについての話題はこれぐらいなのですが、どうしても話題として外せないのがこの物販大行列の話。今回は武道館という超大型ライブになったこともあって、それこそアホみたいな量のグッズ類が投入されたのですが(=要するにライブ単体では赤字なのでグッズでそれを回収しようというモデル)、どう考えてもやりすぎだろうというほど凄まじい量のグッズが投入されてました。ちなみにこんな感じ。
6 時 45 分頃に現地入りしたでじくま氏と 8 時過ぎに交代して代理購入したのですが、10 時販売開始で結局購入できたのは 12 時過ぎ。これだけ大量のグッズとなると会計処理も異常に時間がかかるわけで、相当数のカウンターが用意されていたにもかかわらず結構な時間がかかりました。といってもレジ係の人はいつもにも増して精鋭揃い。コミケの一部のブースのようなダメ店員は全くおらず、あの大量のグッズを恐るべき速さでてきぱきと処理していました。ここは非常に感心。
で、問題なのはこのグッズ類の販売場所。武道館があるのは北の丸公園、つまりお花見のメッカなわけで、一般人が大量に横を通り過ぎていく……にもかかわらず、スピーカーから大音響で流れるのはあの超電波ソング「めろーんのテーマ」。レジで大量のグッズを渡され、道端でそれを整理している横を一般人が通り過ぎていく中で「うわー、この人だかり何??」「田村ゆかりっていったい誰?」といった声が聞こえてきたのには思わず苦笑。……っていうかごめんなさい、自分も一般人から見たら全力であっち側の人なわけですが(笑)。
# ちなみにでじくま氏から依頼された購入委託物が値段も量もとんでもないことになっていたのは秘密。
# というかレジで「だ、だ、大丈夫ですか? 持てませんよね??」とか思いっきり心配されたり;。
そういえばグッズといえば、今回もサイリュームが新しいグッズとして投入されていたのですが、やはりというかなんというか今回もこれがイマイチ。比較のために写真で示しますが、上から順に、今回、一般市販品、前回のサイリューム。一番下の前回のは輝度が足りずに論外で、それに比べれば一番上の今回のものはかなりマシになりましたが、色がややくすんだピンクになっているという点と、やはり輝度が弱いという点がイマイチなところ。加えて端子の接触不良(というよりもある一定以上長くボタンを押してから離さないと電圧がかからなくて点灯しない様子)やまっすぐになっていないリウム棒など、造りの悪さも致命的。会場内ではかなりの人が今回のオフィシャル品を使っていたのですが、アリーナから会場をざっと見まわしたときに全体的に色がくすんでいると感じられたあたり、ちょっとイマイチでした(ちなみに会場横のところでサイリュームの不良品の交換を行っていたらしいのですが、これがかなりの行列になっていたとか)。ぶっちゃけトークをすれば、何にも考えずに一般市販品にシールを張り付けてケースをちょっと立派にするだけで十分なわけで、もう少し値段が高くてもいいからまともに使えるものを出してほしいと思わずにはいられませんでした。
# ただ、搬入部数が十分だった点(=買いそびれがほとんどなかった点)については評価できますね。
# バックカウンタでざっと数えたところ、CD が 5,000、ハンドパペットが 500 ぐらいの搬入部数だったのでは
# ないかと推測。売り切れるとヤフオクとかでとんでもないことになるので、その点は高評価かな、と。
■ 最後に総評 〜 安定感とマンネリ感
というわけでつらつらと書いてきましたが、全体を通しての総評を。このライブコンサート、確かに非常に面白かったのですが、良くも悪くも安定しすぎているが故の物足りなさを感じるところもありました。
例えば今回の衣装セット。PTP のときのような奇抜な衣装もなく、白と青を基調としたドレスや黒ドレス、あるいはエプロンドレスといったいわば万人ウケしそうな定番ドレスが非常に多いものの、それだけに没個性的なところがあり、ゆかりんらしさはどこにあるのか、という問題がある。
あるいはアンコール前の締め曲「Little with〜first step〜」。この曲は確かに名曲で、特に Cutie Cutie Concert で観客とステージを見事なまでに一体化させたという前例があるだけに、ゆかりのライブでは絶対に外せない一曲になっている……のですが、困ったときの Little with とでも言うべき位置づけになってしまっていて、定番曲としていいかげん使い古されてしまっている感がある。
これらの問題は、規模の理論でマスを狙っていくことと、内容面での密度の濃さの両立が難しい、という本質的な問題に根付いたものなんですよね。
例えば今回のセットリスト 18 曲目で投入された「めろーんのテーマ〜ゆかり王国国歌〜」。この曲は簡単に言えばひとむかし前の KOTOKO ばりの超電波ソング(でも非常に面白い曲で私は非常に大好き)で、客席が一体となってコールを入れたり振りを入れたりめろ〜んしたりしないとステージが浮きまくるという非常にリスクの高い曲。ところが問題なのは、この曲は会場限定販売シングルで、事前に放送されたのはラジオしかも一回だけ。もちろん忠誠度の高い国民(ゆかりん FC ファンクラブ会員)であれば事前の予習もコール練習も欠かせないでしょうが、実態としてそんなお客さんはほとんどいない。この曲、1番の歌詞の最後の合いの手である「ウンウン、そだそだ!」×4連発を入れると
めちゃめちゃ楽しい一曲。(いや本気で楽しすぎる(笑))
なのですが、でじくま氏と私の周りでこの合いの手をちゃんと入れてた人は皆無。一応、曲をスタートする前に簡単な振り付け練習であるとか、めろーんの練習とかいろいろありはしたのですが、正直、誰もついてこられてなかったんですよね。
実際問題、そもそも FC 会員の数が 7,000 とか 8,000 ぐらいしかいない中で、8,000 人クラス?の武道館ライブをやろうという場合、仮に FC 会員がいたとしてもそのうち半分、さらにラジオもちゃんと聞いていてしっかり予習をしている人がいたとしても 1 割程度と予想できるわけで(たぶんコールまで入れられた人となるとそれ以下でしょう)、大多数派の人たちからすれば「自分たち、別にそんな国民とか言われるほど忠誠なんて誓ってないよ」となるはず。ああいうリスクの高い曲は、ゆかりとみんなでバカをやるという共通認識が成立する規模のライブでしか成立しない、と思うんですよ。
つまり規模の理論でマスを狙うと、どうしても濃い内容や個々の人たちのニーズに完全に即した料理は提供できなくなる。これは昨今の様々なマス向け産業が常に抱えている問題であり(例えば新聞や雑誌が隙間産業的なフリーペーパーにシェアを食われたり、ヒット作に依存せざるを得ない既存リアル書店が amazon のようなロングテール書店にシェアを奪われるなど)、ゆかりんの場合もまさにこの壁にそろそろぶつかりつつあり、岐路の選択を迫られつつある状況にある、と思うんですよね。
ゆかりんのライブは確かに安定感があるし、参加していてとにかく楽しい。それは間違いない。にもかかわらず、どこかに物足りなさを感じてしまうのは、そうした「規模の理論」が見え始めてしまっているせいでしょう。今回のライブの最後にゆかりんが観客みんなに手を振るシーンで、今まではどんなに会場の規模が大きくても、そして何分時間がかかろうともじっくりと観客一人ひとりに丁寧を見て手を振っていた。しかし今回はそれがなかった。それは様々な制約を考えれば当たり前だし無理もないとわかるけれども、半面、それはゆかりらしさとしてどうなのか? という問題もある。
Cutie Cutie Concert のときは、ある意味大きなステージへと繰り出すという、ゆかりんが一皮むけるための正念場だったと思うのですが、多分、今このタイミングが、ゆかりんにとって第二の正念場なんじゃないか、という気がします。当のゆかりん本人が、この問題に対してどんなふうに思っているのかは私には想像ができませんが(というかあれだけ仕事にこだわりを持つ人だったらかなり苦しむんじゃないかと思うのですが)、どんな選択肢を取るにしても、(経済原理に漠然と流されるのではなくて)後悔のないよう自分の意志で自分の未来を決めて欲しいなぁ、と思ってしまったライブでした。
とまあ、つらつら思うところを書きましたが、なんにしてもホントに楽しかったのは間違いなし(笑)。次回がいつになるのかはわかりませんが、次のライブをまた楽しみに待ちたいと思います。:-)
というわけでライブに参戦してきてレポをまとめてたのですが、あまりにも疲れててあまりにも睡眠不足なのでまともにまとまらずぐだぐだに;。こういうときはやっぱり寝るに限ると思うのであきらめてレポは明日に〜。が、一言。
めちゃめちゃ楽しかったwww。
いやー、平日に社会人横目にライブって最高ですねぇ(違)。
というわけで、詳細は明日に〜^^。
というかもろもろ忙しくてまともに準備できてない....
とりあえず年休は無理矢理取ったわけですが(← この年度末のめっちゃ忙しい時期に休むという暴挙を取る人間;)、あやうく仕事を入れられそうになって、
「いや、28日は休む予定でして。」
「なになに、デート?」
ある意味ではな。(激しく違;;)
っていうか野暮なツッコミ入れないでくれよ同僚....(苦笑)
# まあ確かに平日に休みを取るのは無駄な妄想が掻き立てられるのはわかるけど
# みんなが考えてるような休みは取らないですよ自分;;。(笑)
というわけでさしあたり朝 8 時頃に物販行列の並び要員チェンジらしいです。
……っつーか大丈夫かな自分;。とりあえずがんばる〜;;。
というわけで今日のインプレはこちら。
ええっと、新井葉月さんのコミックス、薬屋りかちゃん。新井葉月さんのインプレは過去にも書いたことがありますが、かつてなかよしで活躍されていた作家さんで、現在はアクションコミックス(コミックハイ!)に移籍されてそちらでコミックスを描かれている様子。で、その最新刊がこちらの「薬屋りかちゃん」。
以前にもちらっと書きましたが、新井葉月さんは現役の薬剤師さんで、中学 3 年生でデビューを果たした若き天才作家さん。当時の担当さんが、漫画家一本でやろうとせずに、食べていける技術、資格を身につけなさいとアドバイスしてくれた(← 今だととても考えられないような話ですが;)ために、漫画家との二足のわらじを履きながら薬剤師の資格を取り、現在では調剤薬局の主任さんを務めているのだとか。そんな新井葉月さんが、薬剤師をテーマにして描いたコミックスがこの作品。実はコミックスそのものを完全に見落としていて、先日 vol.2 が店頭に並んでいたので初めて気づいたという体たらくぶりなのですが、いやはや読んでみてびっくり。
素晴らしすぎる....。
というかこの豊かな感性はいったいどこから生まれてくるのか、と思わずにはいられなかったり。
え……?
私……
ナニ言った……?
この物語は、新米薬剤師の塩乃樹リカが、薬局の最前線で様々な経験を通して成長していくという、ある種の王道ストーリー。医師の処方箋やジェネリック薬品、タミフルなどの様々なネタを交えながら、主人公が成長していく様が描かれているのですが、この作品の素晴らしさの本質は、これが気付きの物語になっていること、じゃないかと思うんですよね。
薬剤師というお仕事は、いわゆる専門技術職(プロフェッショナルな職業)であり、高度な知識が求められる。けれども(どんな専門技術職でも)ある一定レベルを超えると、必ず何かしらのヒューマンスキルが求められるようになってくると思うんですよ。この主人公リカは、大学卒業から間もない独身女性という設定になってますが、やってくるお客さんの中には、子供もいればお母さんもいるし、お客さんの中には信じられないような薬の使い方をしてしまう人もいる。そうした人たち、つまり自分の知識や体験からでは想像もつかないようなお客さん相手にいい仕事をするためには、どうしても自分の枠(定規)を打ち破っていく必要がある。そのためには、なによりいろんなことに自分から気付いて、そして自分を変えていく必要があると思うんですよ。
「―――あのさ、塩やん。麻疹ってやったことある?」
「? ハイ……」
「んじゃ水疱瘡は?」
「やってませんけど……?」
「じゃこの患者に投薬すんのはムリか―――……」
「はぁ!?」
「なんですかソレ、関係ないじゃないですか。やったコトなきゃ投薬できないなんてそんなワケ…っ……あ……」
「―――ま、そーゆーコト☆」
主人公は、自分の知識や経験の少なさによって、他人の心を傷つけてしまったり、思いやりのない発言をしてしまったりする。けれどもこの主人公は、そうした失敗に誰よりも敏感に気付き(あるいは気付こうとし)、そして同じ失敗を繰り返さないように自分から変わっていこうとする。たとえ新米薬剤師さんだとしても、そこには自律したプロとしての一つの理想像があると思うんですよ。
「でももう、同じ轍は踏みませんから」
仕事上で出くわす様々なシチュエーションは、ちょっと物事の見方を変えるだけでぜんぜん違って見えるし、一見するとわがままなお客さんであったとしても、そこには当人なりの事情が存在する。そうした様々な人の心を思いやり、様々な人の事情を慮り、そしてうまく自分を変えていくこと、それは高度なヒューマンスキルに他ならないのですが、そうしたスキルが培われていく様子を描いた物語が本作品ではないかと思うんですね。
この作品に対する評価を読むと、薬剤という特殊な業界を扱っているので医療関係の仕事の人じゃないと楽しめないのでは、みたいな話も多いようなのですが、そこに描かれている姿はプロとしての理想像に他ならない。ある意味、薬剤に関する様々な小ネタはうんちくトークみたいなもので(笑)、仕事に対する姿勢そのものは、あらゆる専門技術職の人たちに共通する理想像だと思うんですよ。そういう意味で、この物語はもっと高く評価されていいと思うし、もっといろんな人に読んでみてもらいたい物語なんですよね。
# 私がびっくりするのは、こんなある意味『売れなさそうな』良作を連載(しかも不定期;)している
# コミックハイ!の雑誌としての懐の深さ、ですね。こどものじかんもコミックハイ!の連載ですが、
# こういう本当の意味での良作を愚直に取り扱ってくれる雑誌というのは、いまどきものすごく貴重じゃ
# ないかと思うんですよね。これからももっとこういう作品を取り扱って欲しいところです。
しかし新井葉月さんっておそらく自分とほぼ同い年ぐらいの方のはずなのですが、こういう物語を描けるというのはすごすぎるとしか言いようがなかったり。いやはや、とにかくびっくりするほど素敵な素晴らしい物語でした。業界関係者はもちろんのこと(笑)、一般の方々にも間違いなくオススメできる超良作。ぜひ手にとって読んでみて欲しい作品です。
一昨日の話ですが、ようやく着弾〜。
ええっと、3/28(金) のゆかりん武道館ライブのチケット。FC 経由で購入したものですが、さてはてどこかと調べてみればアリーナ席の左側の真ん中あたり……ということは結構微妙な席。武道館に限らず、ライブでのアリーナ席は後方になると舞台がまともに見えないといわれており(実体験したことないですが;)、結構びみょ〜んな席だなぁと思ったり。
# まあチケットが入手できないよりは遙かにマシなのですが;。
そういえば、なにげに会場限定のシングル CDS の発売が発表されたらしいのですが、正直やめてくれという気がしなくもなかったり。いやだっていったいいつから並べば入手できるんですかそれ、状態なんですよね。限定発売=余るほどは作らない=買占め組が発生、という危険性が十二分に考えられるわけで、いったい何時から並べば....と;。なまじ収録曲がいいだけにホントに困ったものなんですけど;。うーん。
というわけで今日はこちらのインプレを。
MooNPhase さん原作、藤枝雅さんと源久也さんがイラストレーターを務めるコミックス、Alice Quartet。教会をリフォームして作った洋服店 Alice Quartet で駆け出しのデザイナーとして頑張る 4 人の少女たちの物語。実はもう一か月以上も前に発売されていたのですが、積み & 放置モードだったので今さらながらに読んでみたり。
「こゆ時さー、がんばろうって気持ちだけで
できることがないともどかしいねー。」
基本路線としては典型的な百合もの(といっても百合度は低い)なのですが、ベタでオーソドックスな作りがなかなかによい作品。駆け出しだけれども志は非常に高い少女たちが、日々の仕事や生活の中で様々なものを感じ、共有していく。プロフェッショナルでありながら感受性の高さを兼ね備えた彼女たちの有り様が非常に清々しい一作なんですよね。「プロフェッショナル性」と「感受性」のいずれか片方が秀でている人というのは現実の世界の中にもたくさんいると思うのですが、両方を兼ね備えた人となるとこれは意外に少ない。少女たちがお仕事に打ち込むタイプの話は概してこの二面性の共存がキャラクターの魅力になるものですが、なるほどこの作品もそんな印象のある一作だな、という感じがします。
私は実はこの方のイラスト自体はそれほど好きではないのですが(緻密さみたいなものに今一つ欠けるので;)、でもこういうタイプのお話はかなり好きかも、ですねぇ^^。
今日も一日ひきこもって ECO ……と言いたいところでしたが、あまりにも家の中が荒れすぎてるので部屋のお片付け。や、なんのことはなくて液晶テレビを買いたいのでお片付け中なのですが、ぶっちゃけとてもかたづかねーよ状態ではたしてどうしたものか、という感じ。コミックス類を片づけてるだけで一日が終わってしまったわけですが、ついでに積まれていためろぷり(ゆかりん FC)の会報もつらつらと読み。
基本的には会報なんてぺらっと読んで終わりなのですが、ちょっと面白かったのがレコーディング時の仕出し弁当のエピソード。や、2,500 円とかの弁当を贅沢に毎回注文してると制作費に直結するので、基本的に 1,200 円以下のものに抑えるようにしている、という話なのですが、こういう話はホントにサラリーマンな人たちに聞かせてあげたいよなぁと思ったり。や、会社員だと会社のお金は自分のサイフじゃないと思ってる人がたくさんいるので、出張費とかをここぞとばかりに無駄に使いこむ人が少なくないんですよね。もちろんある程度はそういうメリットがないと締め付けばかりで息苦しくなるのは確かなのですが、結局自分たちに跳ね返ってくるという意識をもうちょっと持ってほしいなと思うことがなくもなかったり。ゆかりんのように制作費のお財布が見えやすい環境だと、そういうのは特に気になるんでしょうね。
そんなわけで、今日はこちらのインプレを一つ。
ええっと、でじくま氏から配給された、ゆかりんアルバム CD 「十六の月、カナリアの恋。」。3/28(金) の武道館ライブに先駆ける形でリリースされた 1 枚で、中身はぶっちゃけびっくりするほどお金かかってそうな贅沢な作り。DVD クリップまでついて \3,200 というのだからかなり優遇されてることが露骨に見てとれるのですが、いやまあホントにすごい人になってしまったなぁ、という印象。さらには日本テレビとのタイアップ(汐留☆イベント部の 2 月のエンディングテーマ)も行われていたらしく、ついに地上波進出しちゃったのかといろんな意味で感慨深かったり。そんなわけでつらつら聞いていたわけですが。
チェルシーガールが神曲。
ってかごめん、これどんだけ飛ばせば気が済むんだよみたいな超トンデモ曲なんですけどっっっ;;。
や、ゆかりんの曲の中にはいわゆるイベントに特化した曲がかなりあって、観客がコールを入れたり飛んだりすることで完成するタイプのものが結構ある。で、その中でもこの曲はいくらなんでもやりすぎだろうというぐらいイベント向きな曲で、曲を聴きながら心の中でコールを入れてるだけでも楽しすぎる一曲なんですよ。特に間奏部の Hey! × 16 連打は直後のクラッカー炸裂が高確率で想定できるだけにとにかく次のイベントが楽しみすぎるとしか言いようが。ってかどんだけ名曲作ってくれるんですか状態の嬉しい悲鳴(笑)。
まあでじくま氏に言わせると、ゆかりんが本当に歌いたい曲はちょっと違うという話も確かにあるのでしょうが、いわゆるステージと観客とが作り出す一体感のあるライブを味わえることこそがゆかりんのライブの非常に大きな魅力であるだけに、ぶっ倒れるまで跳んで叫べといわんがばかりのこの一曲は、自分的にはうれしいところではありますね。ってか 3/28(金) のライブが楽しみですよ^^。
そんなわけで今日はこちらのインプレを〜。
前巻で新メンバーを加え、装いも新たに新シリーズに突入……かと思って読んでみれば、実はなにげにサイドエピソードが 3 編。ひとつは I 巻の終了後のミニエピソード、ひとつはホロがロレンスと出会う前のちょっとしたエピソード、もう一つはリュビンハイゲンでの羊飼いノーラとの一件をホロ視点から描きなおしたエピソード。特に 3 つ目のエピソードはシリーズ初となるホロ視点からの書き下ろしストーリーで、超鈍感なロレンスの思考回路と対比を成す、超敏感だけれども自分の感情に振り回されるホロの内面描写がこれでもかというぐらい書き込まれていたりします。
……なのですが、一言言わせてください。うーん、これはちょっと違うんじゃ;;。
ってかホロ視点からの書き下ろしエピソードはやっちゃいけない禁忌じゃないのか? と思ったりするのですが;。
いや、別に書かれている内容自体には特に違和感もないし、まあ確かに賢狼ホロのよく回る頭脳と、感情に振り回される思考が見事な筆致で描かれているのは確かに秀逸と言ってよいでしょう。がしかし、ホロの内面を描くことはホロの魅力を半減させる、と思うのは私だけなんですかねぇ?; というのは、そもそもこの物語は、ロレンスの相手が人智の及ばぬ賢狼ホロという前提条件で成立している、と思うからなんですよね。ただでさえ、他人の心はわからない、それにも増して賢狼ともなればいったい何を考えているのかさっぱりわからない、にもかかわらずその間から垣間見えるホロの心をうかがうところにこそ、この作品の魅力があると思うんですよ。
ある意味、ホロの内面を描いてしまうことは一種の答え合わせのようなものであって、それを暴露してしまうこの短編はどうなんだろう、と思ってしまったのは正直なところ。Web 上の評価を見ると好評が多い(というより不評を見ない)ので、こういうふうに感じるのは自分だけなのかもしれませんが;。
とはいえこの一冊、2 本目の「少年と少女と白い花」がこれまた秀逸。っていうかアリエス萌え(笑)。まあなんのことはなくて、これ、要するにがんばれ男の子なお話なのですが、こういうお話、なにげにかなり好きなんですよ自分^^。この短編はこれで終わりにせずにもっとサイドエピソードを描いてほしいところですね。
ふらふらとネット巡回してたら見つけたのですが。
・後藤邑子ってだれ?謎のブログ人気急上昇 ガッキーら上回る勢い
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/080219/gam0802191849000-n1.htm
って、おおおお(笑)。なにげにお祭りモード入ってるじゃないですか^^。
というわけで私も便乗で貼ってみるテスト^^。
・TSUBUYAKI - 後藤邑子オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/goto-yuko
思い返せばこのお方、1 年前には ITP(突発性血小板減少性紫斑病)という難病持ちであることをカミングアウトされて話題になりましたが、改めてこういう形で話題になるのはびっくりですね^^。今回のケースは何がトリガになったのかはよくわからないですが、まあなんというか、
とりあえず職業ぐらいは書いておこうよ;(笑)。
という感じですか^^。なにはともあれ、これからもさらにいっそう活躍してほしい声優さんですね。> 後藤邑子さん
ううっ、今日は飲み会だったのですがつい飲み過ぎ;。なんか最近飲み会になるとつい歳を忘れてアルコールを煽ってしまう傾向があるのですが(といっても無茶な飲み方はさすがにしませんが;)、こういう飲み方をしてしまうと家に帰ってきてからしばらくクールダウン(酔いざまし)しないと寝られないんですよね;。まあ他部署との仲間内での飲みだったので飲み会自体は楽しかったのですが^^、睡眠時間が削れるのが問題……というわけで酔いも適度に覚めたところで今日はこちらのインプレ〜。
ええっと、Pia キャロット GP 主題歌「顔面ぱんち」。最近しょっちゅう CM で流れてた & 妙に耳にこびりついてたのでつい購入……したのですが、なんかこれが非常に妙な一曲。全体的にテクノっぽい曲なのですが、サビ以外の部分のメロディラインがかなりヘン。アイドル曲っぽくもなく電波っぽくもなく、ただただヘン、としか表現のしようがないんですよ。少なくともまともな曲の形を為しているのはサビの部分(よく CM でやってる部分)だけで、それを適当につなぎ合わせているカオスな一曲、という感じ。(サビの部分も終わり方が激しく微妙……というかしっくりこない;)
実はこれを聞いて「??」となってしまったのは、なぜこれが TV CM まで含めてこれほど強烈にプッシュされているのか、という点。電波ソングとしても中途半端だし、かといって昔ながらの正統派(?)アニソンには程遠い。楽曲を手がけているのは名曲ハッピー☆マテリアルを手掛けた大川氏とのことなのですが、ベースラインやコードの運びそのものに違和感バリバリなのでホントによーわからん、というのが正直なところ。音楽のジャンルが A-POP(アキバ系 POP)なんだそうですが、いやいやなんか微妙に勘違いしてる気がしなくもないのですがはたしてどうよ? という印象。
# Web 上のレビューも見てみたのですが、どうもしっくりくるものがなかったり;。
まあなんつーか、自分がわからないもののインプレを書こうと思うとどうにも歯切れが悪くなるものですが、この CDS もなんかそれに近いものを微妙に感じるとこがありますね;。うーん、誰かこの曲についてわかる人いたら教えてください;。
ぬあー、しまったつい Wii のファミリースキーをやり始めたらこんな時間に;。明日は普通に仕事だっちゅーのに;;。や、今日は普通にお仕事に行ってたのですが、東京は大雪 → 雪が恋しくなる → 滑るしかないじゃないですか(意味不明)。というわけで ECO で狩りに行ったあとでつい軽くプレイ……のつもりが;。いやこれホント危険すぎるな;;。
# なにげに実家でも速攻で購入したらしいですが;。> ファミリースキー
というわけで今日はこちらのインプレをひとつ〜。
コミックス版「マリア様がみてる」最終巻の vol.8。このシリーズはこの blog でも何度か取り上げているのですが、最終巻となる vol.8 が実に素晴らしい出来栄え。
でも、それでもいい。
――これが私たち3人の、つながり方なのだから。
マリみてシリーズを最初に読んだとき、自分の中でマリみてという作品が大化けしたのがこの vol.8 の原作である「いとしき歳月」のあたりなのですが、コミックスという形で改めて読み返してみて、改めてその作品の良さを感じたり。要するに「縦横斜めのいろんな方向に網目状に広がっている人間同士の関係」があるが故に、『総体として』語りかけてくる作品になっているように思うんですよね。卒業生三人の横のつながりはもちろんのこと、聖様と祐巳、あるいは蓉子と祐巳の関係など、いろんな方向に人間関係がつながっている。そんな人間関係を通してそれぞれのキャラクターのいろんな魅力が描き出されていく。確かに物語の主軸としては一応紅薔薇ではあるのですが、みんなが物語の主役を少しずつ担っているような感があって、『総体としての』物語になっているように思うんですよね。
# 本編の方は、祐巳と瞳子の関係に非常に強く焦点が当たってしまっている感もありますが、
# 本質的には「少女たちみんなが紡いでいく物語」なんですよね。
小説のコミックス化としては、原作とは違う媒体でありながら、原作の魅力を存分に伝えてくれた素晴らしい作品だったと思うのですが、この vol.8 で完結になってしまうというのは非常に残念。まあ商材としての旬が過ぎてしまっているのはわかるのですが、ここから先がまた素晴らしい物語になっていくだけに非常に惜しい作品ではありますね。いずれにしても、原作小説が苦手な方でもコミックスであればさらさらと読めると思うので、ぜひ読んでみてください。
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