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や、何話なのかは知りませんがだらだらとまもロリ鑑賞中。ぶっちゃけ作品の出来は褒められたもんじゃない(ロス○ユニバースの再来w)なわけですが、BGV にはちょうどいいので適当に流していたわけですが……
うーわー、このエピソードまでこの出来なのか……ギザカナシス;。
ちなみにタイトルは「〜ゼロ&イチイ〜出会いとキズナ」、まあ要するにゼロとイチイの出会いのエピソードなわけですが、原作のこのエピソードはキラリと光るものがあったんですよね。(というか、これを読んでなぜこの作品がウケるのか、というのがよく分かったというか。) が、しかし。
「姉さん、オレじゃないだろ? さ、涙を拭いて。姉さんの一番の笑顔で、あの人を見なくちゃ。
さ、行って。あの人の元へ。幸せは、あの人が持ってきてくれるから。幸せにね、姉さん。」
……って、せっかくのセリフもそんな畳み掛けるように早口で言ったらもったいなさすぎじゃないですか;;。
や、別にこの作品に限らず、少女漫画原作のアニメ化作品が失敗する原因の多くは、少女漫画特有の『行間』をうまく映像化できないから、だと思うんですよね。ストーリーラインで魅せるタイプの作品と違って、少女漫画の多くは、あるストーリーやキャラクターそのものを楽しむというよりも、そのキャラクターたちが語ったセリフによって沸き起こる感情とか、あるシチュエーション下におけるキャラたちの心情を想像して楽しむといった具合に、『行間』に作品の本質があることが多いと思うんですよ。ところが、マンガと違ってアニメは読み手に速度を強制してしまう。この辺のことをよほど意識しながら映像化しないと、ストーリーラインの上っ面をなぞるだけアニメになってしまう。
思い返せば、立川 恵さん原作の怪盗セイント・テールもよく出来ていたのは最終話だけだったわけですが、やっぱりよほどのスキルがないとこういう少女漫画原作のアニメ化というのはうまくいかないものですね。……まあ、セイント・テールと違って「脚本」というテロップがちゃんと使われているだけまだマシなのかもしれませんが;;。
# ちなみに、怪盗セイント・テールでは後半クールで「脚本」というロールに相当するものとして
# 「採録」という名前が使われていたんですが、冷静に考えるとこれも凄い話だよな……(苦笑)
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