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そんなわけで今日は最近読んだコミックスでよかったものの感想をいくつか。
・NANA 16 巻
いやー、なんつーかいい感じに壊れてるとしか言いようがないかも;。> ナナ
歌っても、歌っても、歌っても。
声が嗄れて行くだけ。苛立ちは収まらない。
他人は自分の思い通りになんかならない。
泣いても、叫んでも、すがりついても。
分かってる。だけどあたしはそれがどうしてもおもしろくないの。
レンが大事なものを大事に思ってあげられない。
相手の望みを叶えてあげられなくて苦しい。
自分の望みを叶えてもらえなくて寂しい。
そんな二人が一緒にいて楽しいわけがない。
ここ最近のモテブームで増殖中なハチに比べると、ナナのようなタイプは私の職場とかにはほとんどいないような気がしますが、ナナも結構ろくでもない;。ハチ(奈々)の方が、「自分がかわいくて他人を省みないタイプ」であるのに対して、ナナの方は「他人が自分の思うとおりにならないと気がすまないタイプ」。一刀両断してみれば、ぶっちゃけどちらもただの極度のわがままでしかないわけで、いくら理論武装しても結局のところ『決して相手を受け入れられない』というところに代わりはない。
このハチとナナの属性って、女性特有の『ろくでもなさ』の本質を鋭く突いてるようにも思いますが、時代の波をうまく掴んでいる作品だなぁとは思いますね。……と、この話題は微妙にきな臭くなるので回避;。
・ローゼンメイデン 7 巻
アニメ版とはまた違う流れに突入しつつありますが、なにげに神セリフ連発。
「言葉にできる寂しさは、誰かが慰めてくれます。
言葉にしない悲しみは、自分で乗り越えていくしかないのです。」
いやこれは見事なセリフ。ジュンにかけられるセリフなども本質をビシっと突いてくるセリフがいくつかあってなかなかいい作品に。特にモノづくりに関する発言は、ともすると作者のセリフの代弁にもなりかねないのできわどいものになることも多いのですが、この作品でのセリフはむしろ作家としてのある種の潔さを見せるものになっているのでかなり good。
で、コミックスではないですが。
・G's Magazine 11 月号
某氏が激写されていた某雑誌(笑)のついでに買ってみた雑誌。
や、この手の雑誌を買うのは久しぶりですが、この値段でフィギュアつきですか;。とりあえず組み立ててみるテスト。
……っていうかなかなかよく出来てるなぁ;;。いつも不思議に思うんですが、これって原価いくらぐらいなんですかね? これぐらいのサイズになると結構なお値段なんじゃないかという気がするのですが。(← 仮に 100 円だとしても雑誌の値段の 1 割ですからねぇ;。)
や、どっちがおまけなんだというツッコミは当然アリかと思いますが。
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