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今日はちょっとだけ ECO を小休止して CLANNAD の #12「かくされた世界」を鑑賞。や〜、ぜんぜん見てなくてホントにどうしよう状態だったのですが、連日の ECO 疲れもあって今日は CLANNAD を……と思ったのですが、#12 見たら止められずにそのまま #13、#14 と、結局ことみ編を一気見。
魂が震えた;;。
ってかこれはヤバすぎる……;。いったいどんだけ感動させてくれれば、状態;;。
なんというか……AIR の #11 も自分的にはヤバすぎたのですが、あれがむしろ軽く思えてしまうワナ;。ちょっとあれこれ書きたいので一応文字反転にて。ちなみに原作のゲームインプレはこちら。
やはり改めてことみルートは偉大すぎる、と思わずにはいられなかったり。実際のところは、このことみルートは原作の劣化コピーと言わざるを得ないのですが、にもかかわらずこれだけ感動させてくれるのは驚異としか言いようが……。
TV 版の場合、尺不足と設定改変の都合(=マルチエンディングにできないために朋也との恋愛色を強められない)からかなりの改変が加えられてますね。一番大きな改変のポイントは、ことみを家の中から外へ連れ出すところ。原作では「たんぽぽ娘」という短編小説の一節を使って、家に閉じこもってしまうことみを外へ連れ出す(そしてこのシーンが物語の肝を握っている)のですが、ここの部分についてはタイムマシン云々の部分はごっそり切り落とし。原作の場合、
・論文を燃やしてしまって途方に暮れ、そこから一歩も動けずにいる(=喪失への恐怖)幼き日のことみに逆戻りしてしまう。
・そのことみを過去から現在へと連れ出すための鍵として、かつての庭(再現された過去の庭)と、小説(タイムマシン)の二つを使う。
という構成になっていて、この二つの鍵を組み合わせることで、過去に逆戻りしてしまったことみを「今」(=外の世界)へと連れ出すんですよね。そして「外の世界」へと踏み出したことみの元へ、両親の残した想いが届けられ、そのぬいぐるみへと「成長した(=瞳を開き、友達を見つけ、大人へと歩み始めた)ことみ」が語りかける(=報告する)ことで、物語が幕引きを迎える。
# だから、ホントは TV 版のラストのぬいぐるみのシーンは逆順でなければならないのです。
# つまり、「両親からの手紙の内容が読み上げられ」てから、「ことみがそれに対して返答する」、という構成になってなくちゃいけません。
# 残念ながら TV 版は逆順になっていたのですが、これは原作の演出を読み違えたせいかも。
# (原作だとことみがまず全文を読み上げてから、リフレインとして再度、両親の言葉が出たはず。)
と、原作と比較するとかなりボロボロであるにもかかわらずこれだけ感動させてくれるのは、端的に、成長したことみの元に、両親の想いが届けられる奇跡、でしょうね。改めて映像の威力というものを思い知らされるのですが、あのスーツケースが出てきた瞬間に
魂震えまくり;;。
別になんということのない映像のはずなのに、そこに置かれたスーツケースにとてつもない『重さ』がある。もったいつけないあの淡々とした演出がかえって強烈に響くのは、風子がふっとそこに現れる演出にも通じるところがあるのですが、そこに籠められた想いの重さゆえに、とてつもなく心に響くんですよね。
# こんな感動を味わったのは何年ぶりだろうか、と;。
# もう #14 が始まったときから涙腺スイッチ押されまくりではありましたが、
# いわゆる魂が震えるまでの感動というのはそうそう味わえるもんじゃないです。
# 確かに思い返してみれば、原作のことみルートのときもとてつもない感動を味わった
# ものですが、あれに近い感動を再び味わえたのは僥倖としか言いようが。
なんというか、マルチエンディングを統合ルートにしちゃっているのでとてつもなくもったいないのは確かなんですが、にもかかわらずなんとか原作のエッセンスやキーポイントはなるべく捻じ曲げずに丁寧に演出しているところはとにかく素晴らしい、としか言いようが。原作の凄さに助けられている部分は多々あるのですが、それにしてもよくぞやってくれた京アニ!と言いたくなるところはありますね。これを 3 話一気に見られたのはとにかく良かったです。
しかしなんというか風子編もそうだったんですが、なんか CLANNAD 見てると、この作品がいかに自分にとってかけがえのない作品なのかというのを改めて痛感させられたり。そうそうリプレイできるわけではないのですが、フルボイス版を買ってくるかなー……うむむ。
# ……というかですよ、明日は 7 時起きで出張しなくちゃいけないのに何やってるよ自分;;。
# いやもう精神的にぐったりすぎる……いいかげん寝ないとですよ;。
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