最近のトピック 3.アニメ&コミックス |
というわけで、今日は C レヴォ参戦のために池袋サンシャインシティへ突撃してきたり。や、根性ないので午後にゆるゆる〜っと会場入り(汗)。
実は最近まで全然知らなかったんですが、C レヴォって今回が最終回だったんですねぇ。私はコミケとコミティアがメインの人なので C レヴォは行かないことも多いんですが、せっかくの最終回なので参戦。残念ながら祭り状態にはなってませんでしたが(ぉぃ)、普段よりちょっとは人が多かったかな、という印象。
# ……とか思ってたんですが、それは 1 時過ぎ会場入りだったかららしい(^^;)。
# 午前中はひどいことになってたみたいですねー。あと終了間際とか。
で、先日発掘された棒(=500円玉50枚)を握り締めて突入した本日の戦利品ですが……。
たったこれだけかい(涙)。っつーか 1 コインしか使ってないよ.....(^^;)
しかし、思い返せば夏コミ&冬コミを補完するアニメ&ゲーム系の最大規模のノンジャンル即売会として重要な位置付けを占めていた C レヴォ。実際問題としてすでに池袋サンシャインシティで実施できる規模を超えてるし、もう限界に達していたとは思うんですが、それでもやはり終わってしまうのは少し寂しい気がします。ビックサイトでの開催によって拡大路線に一応のメドを付けたのかとも思いましたが、傍から見ていていつ事故が起きてもおかしくないような状況になりつつあっただけに、いい潮時なのかもしれません。
これからますますコミケの一極集中が進むのか、それともジャンルの細分化が進んで発散していくのか、どうなるかは見当付きませんが、なにはともあれ長い間おつかれさまでした〜。> C-Revo スタッフの皆様
# というわけでエントリが長くなったので明日に続いてみたり。(え゛?)
というわけでようやく週末。えーと、まずは昨日分の「これが私の御主人様」を観賞。
……ほんっっっとに中身ないアニメですねぇ(苦笑)。このアニメからみつきを取ったら何が残るんだと小一時間。でもみつきがいれば、私は今日も元気です(^^;)。
ところでこの御主人様、中身はともかく OP と ED テーマはなかなか good なんですが、今クールも割といい曲がちらほらとあったり。……なんですが、どうしてこういつも CDS の発売が遅いんですか(涙)。やむを得ず TV 録画分から切り出したショートサイズのを聞いてますが、ざっとまとめるとこんな感じ。
・プリンセスはあきらめない(FLIP-FLAP → 04/27 発売予定)
ふしぎ星のふたご姫 OP テーマ。ラストの締め方はイマイチなんですが、中毒性のあるメロディラインがたまりません。今クールはやはりこれが最強っぽい?(^^;)
・Forever... (savage genius → 05/11 発売予定)
エレメンタルジェレイド OP テーマ。歯切れの良いシンセの音が聞いていて気分がいい一曲。編曲の良さもさることながら、ボーカルも上手い。ちょっとした声の回し方が耳に残りますね。
・恋せよ女の子 (田村ゆかり → 05/25 発売予定)
極上生徒会 OP テーマ。ときメモのリスペクトな出だしは結構微妙ですが、後半のメロディラインが伸び伸びとしていていい感じ。ただ、ライブで聴いたときに比べて全体的に音が軽めになっているのが残念、もうちょっと音が厚ければもっといい曲になると思うんですけどねぇ。
・オトメロディー (高橋美佳子 → 05/25 発売予定)
おねがいマイメロディーの OP テーマ。や、このあまりにもアホっぽい曲がなにげにたまりません(笑)。なんつーか、頭の中をからっぽにして聴ける一曲、みたいな感じが good。
・New World (ベ・ユミ → 04/27 発売予定)
フタコイオルタナティヴの力技な OP テーマ。OP の作りの良さにかなり助けられている感じもありますが、デビューしたての新人さんとはなかなか思えない一曲。最近では珍しい ED とのカップリング CDS ですね。
・TRUST (奥井雅美 → 05/11 発売予定)
これが私の御主人様 OP テーマ。中身のユルさに比べると OP はなぜかやたらとしっかりした曲。こういうふうに体裁を整えると中身までマトモに見えてくるので不思議です。……私の頭がユルいだけですか?(汗)
しかし御主人様は ED テーマ「愛情のカタマリ」もなにげに名曲なんですが、こちらはどうも 06/10 発売の音楽編 に収録される予定らしい。……またしてもたった 1 曲のためにフルサイズ CD を買うのか(涙)。
……とまあ、パッと思いつくのはこのぐらいですが、早いものでも 4 月末、ものによっては 5 月後半。別に今始まった話じゃないんですが、そもそもアニメが 1 クール 13 話構成の逃げ切り型(or やり逃げ型)が主流になってきたのに、CDS などのメディアがまったくそれに付いてきていないんですよねぇ。放映終了間際になってようやく発売……なんてとてもじゃないけど待ってられないんですけど。(汗)
リードタイムを短縮するだけでも多少の売上アップになりそうな気がするんですが、ジャケ準備やらプレス準備やらで何かと時間かかるんでしょうかね? うむむ。
食事しながら先々週分(遅っ)のまほらば見てたんですが、こずえちゃん、めちゃめちゃかわいいじゃないですか〜っ(笑)。
なんか最初に見たときにはあの年増声はないだろ、とか思ったんですが、今やすっかりこの声じゃなきゃダメだよ状態。あの甘え声が微妙にクリティカルヒットというか。ほんわかぬくぬく〜♪
で、見てて思ったんですが、中盤に出てくる 恵と珠実がそうめんを取り合って箸でバトルするシーン。確かこれってまずかったんじゃ?? えーと、名前が出てこない……と調べてみたり。
・ 嫌い箸 (Wikipedia エントリ)
そそ、合わせ箸でした。一応マナー違反ですよね。……と、書いてからさらに思い出したわけですが、TV 版 AIR #2 で思いっきり往人とポテトがやってるじゃないですかっ(汗)。なんで TV 版 AIR は OK でまほらばは NG なんだと我ながら小一時間。ま、気持ちは分かっていただけると思いますが(苦笑)。
ところでいつも思うんですが、まほらばの OP に出てくる謎の「ぬりかべ」、あれいったいなんなんですかね? ……と、再びネットを検索してみたんですが、もしかして、これ ですかね?
# ぜったい違います(^^;)。
ちなみに正解は KOJIMA。まほらばの作者さんの名前だそーです。しかし上のリンク、腹抱えて笑い転げちゃったじゃないですか〜。GJ!(^^;)
今日はサイゼリアで食事しながら ゆるゆる〜っと見ていて思わず寝落ちしかける始末(汗)。うがー、寝落ちするようなゆるいアニメが多いのがいけないんですよ。(逆ギレ)
# そこまでして見るなよ、というツッコミはさておき。
というわけで、昨日に引き続いて今クールの新作アニメをざっとまとめてみたり。
・ ふしぎ星の☆ふたご姫
「その気、やる気、気合い十分、未熟、半熟、魅力満点〜♪」
うわー、何回 OP 見返したか分からないんですけど(笑)。あの OP しょっぱなのダンス、めちゃめちゃかわいいっす。学園アリスのへそ出しチアリードも洗脳力ありましたが、こっちも洗脳される〜〜。(^^;)
しかしちょっと気になるのはプロミネンス(変身)するための資格に関する設定ですね。@ 自分のために使っちゃいけない、A 他人に言わない、は定番ですが、B 命あるものを作り出してはいけない、という設定はちょっと風変わり。これが終盤にかけて果たしてどう効いてくるのか? いや、スタッフ陣見てるとなかなか油断ならないんですよねぇ。今のところはまさしく ゆるゆる〜っと見てみて〜♪ なアニメなんですが。
・ ツバサ・クロニクル
えーっと、MADLAX 風 CC さくら?(^^;) っていうかまんま CLAMP のセルフパロじゃないですか(汗)。中身はまあなんというかなんなんですが(汗)、とりあえず一言。
あんなの知世ちゃんじゃない〜〜〜〜っっ。(涙)
普通には面白いですが、スタッフ陣がちょい心配。結構ハズレくじ引かされてるんですよねぇ。MADLAX とか .hack// とか。汚名挽回と行って欲しいところですが。
・ フタコイ オルタナティヴ
お、面白すぎるっ(^^;;)。しょっぱなの るる & らら のシーンから 30 分ずっと笑いっぱなし。つ、ツボすぎる……っていうかどうやったらあの双恋がこうも化けるのか状態。素晴らしかったです。雰囲気的にはふもっふに近いかも。ハイスピードギャグアニメですね。
ロングヘアスキーな私としては沙羅&双樹がヒロインというだけでもおなかいっぱい。しかも水橋かおりと来ればまさに言うことなし。……っていうかあの両手に花はいくら主人公でも羨ましすぎですが(笑)。>恋太郎
なにげに昨日の自宅鑑賞会で聞いた話によれば、なんと第 1 話は動画枚数が 1 万枚を超えてるらしいです(汗)。いや確かに見返してみるととんでもなくよく動いてるし、見返してみれば小ネタもたんまりと仕込まれてたり。なかなかよく出来てますね。
・ こみっくパーティー Revolution
うむむ、作画も声も中身も全部厳しいような。「ぱぎゅ〜」はかなり辛い……なんというか、うぐぅ 以上に(^^;)。確か最初 4 話ぐらいは OVA そのままだと聞いてましたが、それでこのクォリティはかなり厳しいですね。とりあえず新作が出てくるまでは適当に流し見で。
・ ハチミツとクローバー
前半がめっちゃスローペースでピンと来なかったですが、B パートでちょっとセンスいいシーンがいくつか。こういうスローテンポな作品は久しく見てなかったのでかえって新鮮味があったりしますね(^^;)。全般すればまだ掴みどころがないですが、巡回先のいくつかのサイトで原作を神扱いしてるとこもあるのでしばらく様子見。
・ ドラえもん New Voice Ver.
画面なしで声を聞いていると誰がどの役の声だかさっぱり分からないというオチ(--;)。ドラえもんの声が今一つノイズっぽくないので少し雰囲気違ったりとかしますが、画面見ながらだとこれはこれで結構いいかも。……しかし、しずかちゃんよりのび太くんの声の方がかわいく聞こえるというのは どうツッこんでいいのやら(大汗)。
それにしても確かに周辺陣が豪華。のび太くんのお母さんの三石琴乃さん、なにげに怒った声が多いので今にも「月にかわって……」とか言い出しそうな感じ(^^;)。「ドラえもんクラスの作品になると まほろさん 川澄さんですら端役なのか……」というツッコミも ごもっとも、状態。
えー、とりあえず今後の展開としてはドラミちゃんに清水 愛さんの起用を強く希望(^^;)。
通してみると、ご主人様、フタコイ、ふたご姫(え゛?)あたりがいい感じ。続投ものだと学園アリスとまほらば、再放送モノだとハガレン、ストラトスフォーがいいですね。今クールはどの辺をボーダーラインに置けばいいものやら、ちょっと迷うところ。
そういやファンタジックチルドレンも見なければ....とりあえず HDD には溜まっていってるんですけどねぇ。
今日は某ヲタ仲間と共に自宅のプロジェクターで御主人様やらいろいろ鑑賞会 @ 午前2時まで(汗)。っつーか、みんな仕事明けにもかかわらず、ツッコミ入れまくりながら鑑賞会って体力あるなぁ状態。まさしく「その気、やる気、気合い十分〜♪」としか言いようが(^^;)。
# まあ、たまにはこんなアホでもしてないとやってられないわけですがー。
# なにはともあれ、参加者のお二方、おつかれさまですた。
というわけで、今クールの新作アニメいろいろ話。食事中や移動中にちょろちょろ見てるんですが、新作はだいたい見たような気がするのでざっくりまとめてみたり。あまりに分量が多いので、今日と明日の 2 回に分けて書いてみたりするテスト(^^;)。
・ エレメンタルジェレイド
微妙に掴みどころない作品ですが、OP はなかなかキレがあっていい曲。でもコミックブレイドってことは女の子はかわいいけど、またゆるいアニメなんでしょうか(汗)。
でもって、本編……ええっと、逆プリート?(^^;)
・ 勇者王ガオガイガー FINAL
……えーと、なぜに今さら?(^^;)
と言いたくなるところですが、やはり凄まじいクォリティですね。これ、なにげに今から 5 年も前のアニメにもかかわらず、今見ても質感や迫力感に全く見劣りがない。たいしたものです。
しかし当時も思いましたが、やっぱり合体ロボットものだったら新幹線だろう、と思うのは私だけですか、やはり(汗)。OVA 版になって、新幹線じゃなくてヘンな飛行機に変わっちゃったんですよねぇ。そりゃなんか違うだろうと思ったわけですが。
・ ストラトス・フォー
これは新番じゃないですが、キッズで再放送開始したので見始めてみたり。とりあえず #3 までですが、雰囲気で見せる作品で、センスが良いですね。#2 で背中を押されるカットなどは見事でした。先日放映された OVA も録画してあるので、頑張って全話見てみたいところ。
・ 鋼の錬金術師
リアルタイムでチェキしなかったのが手痛かった一作。複数方面からかなり良いという話を聞いてるので見始めましたが、なかなかセンスいい作品ですね。#1 はピンと来ませんでしたが、#2 は good。とりあえずのんびり見る予定。途中で打ち切りされたりしない……ですよねぇ?(汗) >再放送
・ IZUMO -猛き剣の閃記-
……確か見たんだけど全く記憶にないような。(汗)
・ こいこい7
……上に同じような。こんなアニメは庶民には理解できんのですよ(違)。
・ ラブレス
……しまったやおいものじゃん。(ぉ)
・ これが私の御主人様
初回の放映はなんだかんだでリアルで見てしまったんですが、予想に違わず凄まじい頭の悪さ。今期で一番ユルいアニメかも。なんというか、ここまでやってくれるとかえって清々しいというか(^^;)。
原作もざっと読んだんですが、結構細かいギャグが効いててこの手のものにしては面白い。というか、完全にみつきの一人芝居になってるような気がするのは気のせいですか;。アニメ版だと永遠の妹 CV な 清水 愛さんの声が完璧すぎるほどハマってて素晴らしすぎ。OP/ED もなにげにヒットで、総じて言えば「これが BS-i クォリティ」なのか、状態。(^^;)
それにしてもすっかりヨゴレな人になっちゃいましたねぇ。>浅野さん シュガーのサガを演じてた頃の面影はいったいどこにやら(涙)。いずみに関しては声質は合ってるんですけど、こういう系統だと今一つ力を発揮できないような感じもしたり。
しかし、御主人様 #2 の予告編を見ながらの本日の会話。
「来週のサブタイトル(→ロリコンで制服マニアのギャルゲーマニア)は他人事とは思えないよなぁ。」
「いやでも我々の中には制服マニアはいないでしょ?」
……や、素で返されても困るんですが。(笑)
えーと、とりあえず今日はこんなところで残りはまた明日。(^^;)
# しかし長すぎる blog も考えモノですねぇ....(苦笑)
先週の土曜日放送分を食事しながら見てたんですが、思わず涙ぐんでしまいそうになるワナ。かなり良かったのでとりあえず書き込み、ネタバレありで。
「あいつはしょうがないロマンチストなんだ。
命っていうのは、愛したり愛されたりするために生まれてくるんだと思ってる。
だから、あいつが作るものには魂が宿るんだ。
あいつがぬいぐるみを作るのをやめちまったら、そう、きっと死んじまうんだよ。
やめろって言えるか?」
人形を作るとその人形に魂を宿らせることのできるアリスを持っているかなめ先輩。彼は自分の命を削っても女の子たちが望むままにたくさんの人形を作っていくわけですが、彼にとってぬいぐるみを作ることは生きることの証、すなわちレゾンテートル(存在理由)。だからかなめ先輩は周囲にどう言われようと身体を壊しても、ただただぬいぐるみを作り続ける。
けれども、そんなかなめ先輩を見てどうして蜜柑が黙っていられるのか。冒頭に引用したのはかなめ先輩の親友である翼先輩のセリフですが、翼先輩の言う「きっと死んじまう」というのは、単に命が失われるという意味じゃなくて、生きている意味が失われる、という意味なんですよね。そういう行き場のない、やり場のない想いが交錯する やるせなさが、今回は非常に際立っていたんじゃないでしょうか。
そしてまた、かなめ先輩の生き方って、おそらくモノを書いたり作ったりする人の生き様そのものなんじゃないかと。書かずにはいられない、作らずにはいられない。ムチャしても作る事をやめられない かなめ先輩の様子は、もしかしたら作り手の姿にも重なるんじゃないか、とも思います。そしてそうだからこそ、その作品に魂が宿る。創作物というのは概してそういうものなのかもしれません。
それにしてもこの「学園アリス」という作品、蜜柑という明るいキャラクターに支えられて表面的には穏やかな学園モノに仕上がっていますが、一つフタを開ければそこには死臭が漂っていて、とんでもなく重たい話に化ける可能性を秘めている。にもかかわらず、そうした薄氷の上でバランスを崩すことなく物語を作り込んできているアニメ版はホントに素晴らしいです。
一応原作にも同じエピソードはあるんですが、全くといっていいほど物語の『深み』が違いますね。完璧なまでに物語を消化してアニメ版を作り上げてるなぁ……と思ったらあの島田 満さんの脚本じゃないですかっ! いやもーさすがとしか言いようがないです。これからもこの調子で行って欲しいですねー。
DVD vol.1 に入っているコメンタリー、ようやく聞きました。おおー、めちゃめちゃアツいですねぇ。いや確かにこれは凄まじい。改めて TV 版 AIR という作品の細かさを知った、という感じ。かなり面白かったです。
以前のエントリにも書いた話ですが、やっぱりホンモノは徹底したこだわりから出来上がるものなんだなとつくづく思い知らされた、という感じ。歩き方や歩幅とか色彩設定とか、ここまでこだわらないと作れないものがあるんですよね。プロジェクターで投影していると映像の『映え』が本当に素晴らしいんですが、それは取りも直さず「引き伸ばしても」アラが出ないほど細部まで徹底して手を抜かずに作られている、っていうこと。この作品は大画面で見たい一作ですね。
しかし正確な数字は出てこなかったものの、このアニメ、いったい何枚原画を使ってるんだか状態。あの OP のキャラが奥の方に流れていくシーンだけで数 100 枚単位と言ってましたが、話しぶりからしておそらく 7000〜8000 枚ぐらいじゃないかと推測(ちなみに普通のアニメは 3000 〜 5000 枚程度らしい)。さらに単に枚数だけじゃなくてあの徹底した作画の良さ。やはりどう考えてもあり得ないとしか言いようが……。
ホントにいったいいくら予算かけてるんでしょうねぇ……。ちなみに前に見かけてメモっておいた備忘録から引用すると、他のアニメはこんな感じらしいです。
・ カレイドスター 1800万円/話
・ ガンダムSEED 2500万円/話
・ アトム 3000万円/話
・ エスカフローネ 3000万円/話
エスカはちょい古い作品なんで比較対象にはなりにくそうですが、これから推測しても 3000 万円はどうやっても下らない、という感じでしょうか? うーむ、恐るべし。12 話ものだから、概算で 5 億円ぐらいのプロジェクトという計算でしょうか。……そう考えるとたいしたことないのか?(違)
なにげにスタッフ陣がコメンタリーにかなり不慣れな様子で話ベタっぽかったですが(笑)、vol.2 以降ではさらに濃ゆめのトークを期待。あんまり期待してなかったんですが、俄然 DVD のリリースが楽しみになってきたり。今度は CG 効果のチームの方々のコメンタリーも聞きたいですね。
消費が追いつかず……とりあえず食事しながら見流した分をざっくり書いてみたり。ネタバレありで。
・ Formula1 Round #3 Bahrain Race Session
いよいよフェラーリが新車投入! ……と期待したのに早々にリタイア(涙)。一気に見る気を失って 10 分ぐらいで早送り再生(^^;)。終わってみればまずまず妥当な結果、という印象。しかし BAR ホンダの 2 台ともリタイアというのもかなり悲しい。トヨタが好調なだけにもっと頑張ってくれ〜っ(願)。
・ ふしぎ星のふたご姫
「ゆるゆる〜っと見てみて〜♪ でもでもかわいいからおっけ〜♪」
……というセリフに萌え転げました、はい(^^;)。
作品自体はかなり不思議なアニメっぽいというか、掴みどころがない感じ。とはいえ河本昇悟監督+佐藤順一総監督というチュチュコンビなので油断せずにとりあえず続投予定。どう化けるか分からないですからねー、ホントに。
・ おねがいマイメロディ
うわわっ、いきなり妖精界から追放食らっちゃってるんですけど(笑)。>マイメロ
食事中に見ていて思わず吹き出しそうになっちゃったじゃないですか。(^^;)
で、それはともかく、え゛え゛っ、マイメロの CV って佐久間レイさん なんですかっ?! うわーっ、めっちゃ懐かしいお名前。私にとってはらんま1/2のシャンプーの声あたりが思い出されたり。
・ ケロロ軍曹
……えーっと、まったく何にも変わってないような? (←当たり前(^^;))
・ DEATH NOTE 6巻
さすがに面白い。レムの動きは少し反則っぽい印象もありましたが、それにしても見事。理詰めベースでよくこれだけのものを作り込めるとホントに感心。私はコミックスで読んでるのでめっちゃ続きが気になります。うむむ。
で、それはともかく。
ドラえもんの新声優陣バージョンが 4/15 スタートだと聞いてたので、最後の見納めに!と 4/8(金)放送分を録画予約しようと思ったら……やってないじゃないですかっ! 特番で!(涙)
が、がーん……と打ちひしがれてたら横から母親のツッコミが。
「あんた何今ごろ言ってんの、もうとっくに終わってるでしょ。」
……分かってたんなら録画しておいてくれればいいものを〜(苦笑)。
# ゆとり教育の話 とか書きたいんだけど、時間がないので諦め。
# 「小学校の復習」セクションとか、いろいろツッこみどころ満載っぽいんですが。(^^;)
とか書いてたら極上生徒会が始まったり。やっぱり OP いいですねぇ。
……っつーか早く寝れ。>私 (^^;)
うぐぅ、仕事は進めど新作アニメの消費はまるで進まず……。
いったいどうしたものやらです。ううっ、教えて偉い人。(違)
で、東京アニメアワードなんていうものが あったらしい ですね。今年だけじゃなくて昨年・一昨年もあったらしいのですが、受賞作を見て妙にがっくし。カレイドスターもプラネテスも受賞してないんですか(涙)。
まあ確かに「最もアニメ業界に対して貢献したと思われる作品」という選定基準からすれば妥当な結果なのかもしれませんが、それって資本主義的に「富めるものがますます富む」だけなんじゃないか、という気も。アニメファンの間や業界人の間でだけ知られているような「名作」も、隅っこの方でいいから取り上げて欲しいものなんですけど、難しいのかもしれませんね。
来年の東京アニメアワードには AIR がきちんと受賞してますように(願)。……京都アニメーションですけど、そんなことで落選したりしないですよね? ね?(^^;)
巡回先の某 blog でサザエさんのワカメちゃんの声が変わってる!というエントリがあって、調べてみたらホントに変わってる(野村道子さん→津村まことさん)んですね。野村道子さんって、ワカメちゃんだけじゃなくてドラえもんのしずかちゃんの声もやってたわけですが、両方まとめて降板、ということのご様子。現在 66 歳だそうで、長年の現役、本当におつかれさまでした。
で、調べてみてびっくりしたんですが、サザエさん一家の声優さんって凄いことになってるんですね(汗)。(大元が分からないんですが、この辺かな?)
波平(54才) → 永井一郎さん(73才)
フネ(5?才) → 麻生美代子さん(78才)
カツオ(11才) → 冨永みーなさん(38才)
ワカメ(9才) → 野村道子さん(66才)
サザエ(24才) → 加藤みどりさん(64才)
マスオ(28才) → 増岡 弘さん(68才)
タラちゃん(3才) → 貴家堂子さん(63才)
た、タラちゃんっていったい(大汗)。麻生さんなんか 78 歳で現役なんて、ホントに凄いです。ドラえもんだけじゃなく、サザエさんの方もとんでもないことになっていたとは……
ま、それはさておき。
ドラえもんの声優交代が発表されたときに、一部の声優さんの黒歴史(特に 18 禁ゲーム関係での声優経験)がかなりのサイトで取り上げられていて、私は 黒歴史を持つ人を採用するのか! と、少なからず驚きました。というのも、前の声優さんに声が似ていないという批判はしばらく経てば風化しますけど、黒歴史は絶対に風化しないと思うんですよね。この辺についてはかなり気を払って選出するんじゃないかと思っていただけに、かなり意外感が。
思うに、ドラえもんのような超大作の声優を演じるということは、単純な声優としての力量を問われるのはもちろんですが、それ以上に、その歴史の重さを背負わなければならない、ということがとてつもなく大変だと思うんですよね。スーパーマンを演じていたクリストファー・リーブ氏、あるいは水戸黄門役を演じていた西村 晃氏。この方々に共通する悩みは、世界中(あるいは日本中)どこへ行ってもスーパーマン、あるいは水戸黄門という役を通して見られてしまうことだったとか。超大作の役を演じるということは、そういう重さもひっくるめて背負えるかどうか、ということじゃないかと思うんですよ。
ドラえもんの新声優バージョンは 4/15 からスタートするらしいですが、新声優人の方々には本当に頑張ってもらいたいです。始まってからしばらくの間は、多数の批判と非難にさらされることはまず間違いないし、とんでもなくつらい状況になると思います。そういう逆風に負けずに、役をモノにしていって欲しいです。私はドラえもんで育った世代の人間なだけに、この交代劇がうまくいって欲しいですね〜、ホントに。
今週は最終回ラッシュでしたね。というわけで軽くまとめてみたり。以下ネタバレありで。
……ひ、ひどい投げっぷり(^^;;;;) しかも履いてないし。> 命(大汗)
いやもうここまで行くとどうツッ込んでいいのやら状態。
久しぶりに凄まじい最終回を見た気がしますよ……。
で、それはともかく、なにげに玖我なつきがえらいかわいいんですが。(^^;;;) >PS2 版 イラスト買いかな〜、これは。(笑)
うーん、なんとも煮え切らない最終回。まだ全然話終わってないよー、状態。(^^;) 少し真面目に書いてみたり。
私は原作読んだことないですが、TV 版を見るに、草加 vs 角松がかなりクローズアップして取り上げられていたと思うんですよね。この二人の対照性って、「全体 vs 個」という言い方も出来るだろうし、「結果 vs 過程」という言い方も出来ると思うんですが、乱暴に一刀両断すれば、角松の発想って、平和ボケした現代日本人の感覚なんですよね。
みらいという、戦時下にはあり得ない強大な力をもってしても、理想論を貫き通すことはできない。人それぞれには尊い命と人生があるのだから、極限状態までは相手を攻撃してはならないなんていうのは、戦争下では戯言。冷徹な判断が出来なかったことの代償は、みらいの乗員の命によって支払われていく。そういうシチュエーションを積み上げることによって、現代人の考える「人としての尊厳」にゆさぶりをかけていくところに、ジパングの面白さがある。
主人公の角松は、そうした極限状態に追い込まれても、そして自らの友が失われてもなお、悪鬼となることなく人としての尊厳を失わないようにとあがき、そして個々の人々の生き様を見ようとしない草加の「超越者」としての行動を止めようとする。そして角松が草加を追ってシベリアへ向かったところで TV 版は終幕となる。
……んですが、ぶっちゃけそんなことは指導者たらんとする人は分かってると思うんですよ。実際、米内光政は作中でこう語る。
「だが、引き替えの死者300万柱。
たとえこの国が繁栄を掴もうとも、よしんば歴史が評価することがあっても、
私は、煉獄に住み続けねばならない。永遠に。」
草加サイドの描き込みが薄かったために、彼にどのような内面的な葛藤や決意があったのかがはっきりしないものの、角松サイドの甘さ(=現代人の持つ甘えと言ってもいい)が解決されないままで終幕となってしまっているので、非常に煮え切らないんですよね。まさしく「まだ終わってないじゃん」状態。
……まあ、残りはコミックスで補完しる!ってことなんでしょうか。(^^;)
これまた「なんじゃそりゃーっ」状態な最終回でしたね。AIR 編の後の 3 周目のつもりで構成するのかと思いましたが、そういうわけでもなかったようで。(←当たり前(^^;))
まあ、局の編成上の都合によるものだったんじゃないかと思いますが、どうせやるなら summer 番外編なんて要らないから 13 週構成でやってくれーっ、と思ったりするわけで、残念でした。
で、それはともかく、来週からの「これが私の御主人様」の番組情報が....
> 大ヒットした人気ゲームソフトをアニメ化! BS-iオリジナル作品
……いやそれ違うと思うんですけど。(汗)
……アルトがおいしいとこ全部持って行ってるんですが。(笑)
あまりにかわいかったので思わず blog に書いてみたり。
それにしてもうまくまとめましたねぇ。もはや誰が主人公なのかさっぱり。(^^;)
で、さらに新番予告で思わず目がテンに。
なぜにいまさら勇者王ガオガイガーFINAL??(^^;)
や、私的にはキッズで本放送分見てるのでいいんですが、うーん。
# 確か再終回って 30 分枠じゃなかったんじゃ....
名前 : まちばりあかね☆ |
職業 : NEET |
お住まい地区 : 電脳世界 |
A1. | 県名、位置、観光地 |
A2. | 行ったことはない |
A3. | 非常に興味がでた |
A4. | もっとして欲しい |
A5. | 今回のアニメキャラクターの方が親しみが持てる |
A6. | 良い絵だ、キャラクターに魅力がある、そこに行ってみたい、癒される、そこで撮影してみたい、このポスターが欲しい |
A7. | 絶対に行く |
A8. | 電車のみ |
A9. | 3〜5万円 |
A10. | 3〜5人 |
A11. | 美浜町 |
A12. | かぜ、まち、こえ、はね、つばさ、ほし、ゆめ、ひかり、うみ、そら |
A13. | ヒトデな風子 |
A14. | ひらがなみっつでことみちゃん |
A15. | アホな子 渚 |
A16. | AIR (PC版) |
A17. | AIR (ゲーム版) |
A18. | ……っていうかもっとやれ〜。← 煽ってどうする?(笑) |
……いったい私にどうしろと。(汗)
チャンネル 番号 局名 番組名 日付 曜日 時刻 CS2 272 AT-X 一騎当千 月曜 10:00-10:30 BS 102 BS2 アニメ夜話 第3弾 #1 03/28 月曜 23:00-24:00 CS2 167 キッズステーション フタコイ オルタナティブ 04/12 火曜 00:00-00:30 UV 12 テレビ東京 月詠 -Moon Phase- 火曜 01:30-02:00 BS 151 BS朝日 まじかるカナン 火曜 02:00-02:30 BS 151 BS朝日 こみっくパーティー Revolution ??/?? 火曜 02:00-02:30 CS2 167 キッズステーション 勇者王ガオガイガー (帯) 火曜 03:00-03:30 UV 12 テレビ東京 スクールランブル 火曜 18:00-18:30 UV 12 テレビ東京 EREMENTAR GERAD 04/05〜 火曜 18:00-18:30 BS 102 BS2 アニメ夜話 第3弾 #2 03/29 火曜 23:00-24:00 CS2 167 キッズステーション 勇者王ガオガイガー (帯) 水曜 03:00-03:30 BS 102 BS2 アニメ夜話 第3弾 #3 03/30 水曜 23:00-24:00 CS2 167 キッズステーション IZUMO -猛き剣の閃記- 04/14 木曜 00:00-00:30 CS2 167 キッズステーション こいこい7 04/14 木曜 00:30-01:00 UV 12 テレビ東京 極上生徒会 04/06〜 木曜 01:30-02:00 UV 10 テレビ朝日 LOVELESS 04/06〜 木曜 02:40-03:10 CS2 167 キッズステーション 勇者王ガオガイガー (帯) 木曜 03:00-03:30 BS 5 WOWOW GIRLSブラボー second season 金曜 00:00-00:30 BS 6 BS-i AIR TV版 金曜 00:30-01:00 BS 6 BS-i これが私の御主人様 04/08〜 金曜 00:30-01:00 UV 8 フジテレビ ハチミツとクローバー 04/15〜 金曜 00:35-01:05 UV 6 TBS ジパング 金曜 01:25-01:55 UV 12 テレビ東京 舞-HiME 金曜 01:30-02:00 UV 6 TBS ああっ女神さまっ 金曜 01:55-02:25 CS2 167 キッズステーション 勇者王ガオガイガー (帯) 金曜 03:00-03:30 CS2 272 AT-X アイドル天使ようこそようこ 金曜 07:00-08:00 UV 12 テレビ東京 ケロロ軍曹 金曜 18:00-18:30 CS2 167 キッズステーション ストラス・フォー 土曜 00:00-00:30 CS2 167 キッズステーション 勇者王ガオガイガー (帯) 土曜 03:00-03:30 BS BS2 学園アリス 土曜 08:05-08:31 UV 12 テレビ東京 ふしぎ星の☆ふたご姫 土曜 10:00-10:30 CS2 272 AT-X こみっくパーティー Revolution 04/09〜 土曜 10:00-10:30 UV 6 TBS 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 土曜 18:00-18:30 UV 3 NHK教育 ツバサ・クロニクル 04/09〜 土曜 18:30-18:55 UV 12 テレビ東京 ギャラリーフェイク? 日曜 00:55-01:25 UV 10 テレビ朝日 ふたりはプリキュア 日曜 08:30-09:00 UV 12 テレビ東京 アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル 日曜 19:30-20:00 UV 12 テレビ東京 まほらば 〜Heartful days〜 月曜 01:30-02:00
しかし今クールはファンタジックチルドレンを見落としてしまったのが痛かったです。2ch スレなどを見ると、AIR、巌窟王、ジパング、ファンタジックチルドレン、舞HiMEあたりが高評価。逆に JINKI やまじかるカナン、ゼノサーガあたりは低評価……ってこんなんばっか見てるよ、私。(涙)
# や、先に封じておきますが、「そんなの少ないほうです」、とか言う人、嫌いです。(^^;)
ううっ、眠い、眠すぎる(汗)。さすがにここ数日の睡眠不足の疲れが一気に出てきたという感じ。って、先週といい今週といい、仕事終わったとたんに電池切れたが如く眠気が襲ってくるというのはなんともはや。(笑)
そんなわけで、TV 版 AIR 最終話の話はちょっと明日に延期。かわりに今日は AIR まとめサイトのご紹介。
・届かない場所を見つめながら (遥高さん)
− AIR Link
このサイトのリンク、かなり便利。残念ながら現在ではリンク切れになっているものも多いんですが、当時の有名どころのサイトはほぼ一通り揃ってます。考察・論説系サイトなんかは読み応えのあるものも多いし、Free Soft 関連はこんなものもあったのか、と驚くこと請け合い。さらに 2ch の過去スレなんかを読み返してみると、当時の懐かしい雰囲気を再び味わえるんじゃないかと思います。
……そういや当時は Key の Official 板で暴れまくってたような記憶が(汗)。過去のこととはいえ恥ずかしいもんですねぇ、まったく(苦笑)。
深夜なのにその後の続き。← っつーか早く寝れ。(汗)
頭の中でそれなりに整理がついてから見返すと、なんだかんだでやはり破壊力があるなぁ、という印象(^^;)。実はじわじわと後から来るタイプかもしれません。押さえるとこはきっちり押さえてるからでしょうね。そして 2ch のスレもざっと目を通してみましたが、初見組の荒れっぷりに思わず苦笑。うわー、2000 年当時の再現としか思えないような(^^;;)。
しかし、やっぱりちょっと自分とはシナリオ解釈がズレてるような印象もありますね。この辺は原作者の麻枝氏などに確認を取ったのかどうか、どこかで話を聞いてみたいと思ったり。っていうか、制作スタッフ、この blog 見てたりしないかなぁ……とか言ってみるテスト(笑)。
# さすがにちょっと疲れが出てきたのでもう寝よう……残りの話はまた明日にでも。
え〜と……激しく微妙(笑)。う〜ん、ラストに微妙な違和感が残らないと AIR とは言えないのかっ?(違) まあこの出来で微妙とか言われてしまっては TV 版スタッフもやってられないと思いますが(^^;)、以下とりあえず速報ベースのネタバレで。
非常に良く出来てはいるんだけれども、#11 ほどの破壊力があったかというとやや微妙、という印象。90 点は余裕でつけられるんだけど、100 点ってわけではないなぁ、というあたりで微妙な出来ですね。
ある意味では大方の予想を裏切らず、後半戦はかなり頑張って原作をトレースしているわけなんですが、これがちょっと逆効果。構成はともかく、セリフはもっと端的に要約した方がいいし、劇場版風味(笑)な演出も避けた方が無難だったんじゃないか、という気がします。まあ、ここは冒険を避けた、という見方も出来るところではあるんですけどね。
ただ、それを差し置いても全体を通してなんとなく違和感がある。で、違和感の正体が今一つ分からなかったんですが、ああ、なるほど原作の根底にあるコアモチーフ(進化イメージ)をうまく掴めていないからなのか、と納得。シリーズを振り返って見てみると、尺の短さゆえに表現できなかったというよりも、コアモチーフそのものをうまく掴めていなかったような印象があります。これについてはどこかで一度議論したかったので、また明日にでも(?)書きます。
しかしまあ、なんにしてもシリーズ通して見れば本当に快作ですね。アニメでここまでのクォリティの作品が作れるということを証明してしまったという意味において、アニメ史に残る一作と言ってもいいんじゃないか、という気がします。
加えて、改めて AIR という作品に触れてみて分かりましたが、あー、やっぱり私にとって AIR という作品は本当に大きな作品だったんだな、と……。確かに AIR ゲームインプレッション では結構な酷評もしてるんですが、結局こういう愛憎伴ったインプレを書くほどには心のトラウマになってたんでしょうね(苦笑)。
全編通して言えば、最優秀作は #1, #6, #11、次点で #12, #7 といったところでしょうか。なんにしても本当に凄まじい出来でした。GJ、京アニ! ですよ、ホントに。
# ……しかしホントにムードぶち壊しっすね。> ご主人様の番宣(笑)
いよいよ最終話ですね。今日は午後 6:00 から全話鑑賞会を実施中(前半 6 話までは@電車の中(笑))。現在、時間合わせのため #10 開始待ち。(汗)
しかし見返せば見返すほど、ホントに良く出来てます。後半を見返してから前半を見ると、きっちりと対応する伏線が過不足なく張られていて、よくこれだけの脚本を仕上げたものだと感心。いや、その昔、ネタバレインプレを書いたときには AIR という作品に対する理解度に関してはそうそう他人に負ける気はしなかったのですが、正直言ってこの TV 版 AIR に関しては脱帽としか言いようがないです。
ここまでやってくれると最終回も否応なく期待度が高まりますが、きっちりそれに応えてくれるだけの内容であることを期待してます。……なんというか、これだけ期待してもまるで不安を感じさせないというのは凄いことだと思いますよ、ホントに。
え〜、なお一部の個人的知り合いの方々への業務連絡ですが、これから数時間は局地的な電波障害と回線障害により音信不通となります(笑)。お急ぎの方はメールにメッセージを放り込んでおいてください〜。
# っつーか、ただのダメ人間ですな......(^^;)↑
そんなわけで 先日のエントリ の続き(^^;)。実はあの間違い写真はネタのためにわざわざ聖地巡礼して撮影してきたものなのでした(汗)。ご参考までに当日の巡回ルートをご紹介 & LUMIX FX7 のスナップを。
さすがにここ数日来の無理がたたって本日はダウン気味……。24 耐コミケもスルーして、自宅に篭もってけなげにゲームと読書(ぉ)。いやぼちぼち消化しないと本棚が足りなくて(^^;)。
そんなわけで、ざっくりと当たり本をご紹介。
・ ハヤテのごとく!
おお、なにげに面白いじゃないですか。作りは古典的ラブコメなんですが、適度に持ち上げて適度に落とす。ツッコミの細かさとテンポの良さ、しつこすぎない適度な濃さが今どき風味で見事。絵が極端に上手いというわけでもないですが、ソツなくうまくまとめられていて、気軽に読める楽しい一冊。昔の良作によく見られた、「ぐいぐいと読者を引っ張っていく魅力」のある作品ですね。ラブコメ好きな方は是非。
・ JINKI EXTEND 1〜3巻
……これ、相当昔に買った記憶が(汗)。JINKI シリーズの続編ですが、つながりが悪くて思わず放り出してました。が、1 巻の終わりあたりまで読んでみるとなにげに萌え(笑)。新ヒロインの柊 赤緒がなにげにめっちゃかわいい。さすがブレードコミックス、期待を裏切らないというか(^^;)。
しかし、前 JINKI シリーズとは見違えるような萌えマンガに一変しまったような気がするのは気のせい……?(^^;) 絵柄も随分と強化されてますし。
・ 愛してるぜベイベ★★ 7巻
シリーズ完結。ちょいと肩透かしなネタもあったんですが、ラストは綺麗なまとめ方でしたね。シリーズ通してみると、ちょっと構成的にズルい面もある(子育ての良い面ばかりが取り上げられて、辛さが巧妙に排除されている)んですが、小中学生向けの少女漫画としては妥当な落としどころかもしれません。
しかし私は最近まで雑誌・書籍流通の仕組みをろくに知りませんでしたが、本売りの粗利が 23 %固定とゆーのには驚きました。詳しい話は ここ とか ここ に書かれてるんですが、目から鱗状態。なるほどそういう仕組みなのか、と。
私も仕事の関係である出版社とご一緒したことがありますが、なんというか、リスクのなすり付け合いであまりに不毛だなぁと思った記憶があります。……ま、そこそこ売れたので結果オーライだったんですが、予想以上に業界全体が旧態依然としているのかも、と思ったのは正直なところです。
っと、話が逸れましたね。えーと、なんの話だったっけか、そうそう、今日の戦利品の話でしたね。
・ JINKI EXTEND 4〜6巻
・ これが私のご主人様 1〜3巻
……あれ゛? 前より積み本増えてる?(^^;)
というわけで、本屋に買出しに行って購入してきた戦利品。
・愛してるぜベイベ★★ 7巻
・ハヤテのごとく! 1巻
・スクールランブル 8巻
・学園アリス 7巻
・学園アリス 公式ガイドブック 7.5巻
・whitepaper の既刊同人誌 2 冊ほど
・Megami MAGAZINE DELUXE vol.4
で、それとは別に、現在積まれている未読本。
・JINKI EXTEND とりあえず 1〜3巻
・ねこきっさ 2巻
・舞HiME 1〜3巻
・1年777組 2巻
・その他同人誌と少女漫画多数.....
……積むなら買うな、買うなら積むな、と。(汗)
# そういや私のご主人様の原作も読んでみたいな…… ← いやだからさ(^^;)
「ようこそ、ようこ!」 ← オープニングしょっぱなのセリフ
う、うわ〜っ、めちゃめちゃ懐かしいですよ。オープニングといい、お先真っ暗だけど幸先のいいサキさんといい、ホントに懐かしすぎ。「陽春のパッセージ」って、歌はともかく(汗)曲はめっちゃ好きなんですよね〜。
とりあえず #1 だけ見たんですが、映像は古いし、お子様向けなオーバアクションといいミュージカル仕様の演出といい、めちゃくちゃチープなアニメと言えばその通り。でも、愚直なまでに直球勝負で、どこまでも前向き。真っ直ぐに、そして明るく夢を目指す姿は、今見てみると、かえって新鮮味があるんですよね。
……なんかこういうの見てると、逆にちょっと気落ちしてしまいますね。いったいいつからアニメは今みたいになってしまったのか。斜に構えて拗ねて見せたり、この世を嘆くことがなぜカッコいいことになってしまったのか。セカイ系の二人だけの物語で甘い言葉を囁き合って傷の舐めあいをすることがデフォルトフォーマットになってしまったのはどうしてなのか。
世相の反映といえばその通りなのでしょうが、夢を目指すことはおろか、夢を語ることも忘れてしまったのではないかと思える昨今のアニメ。いや、これはアニメだけではなくドラマなんかもそうなのかもしれません。(韓流ドラマの流行なんかはその一端かも) 本作やカレイドスターのように、愚直に夢を描こうとする作品がもっとあってもいいんじゃないか? そんな気がしますよねぇ。
しかしさすがによっきゅんコーナーはカット。あの実写コーナーはなしか〜、と思ってたら ED で倒れそうに(^^;)。そういや ED にも実写入ってましたねぇ……油断してましたよ(汗)。
# っつーわけで、今から会社行ってミーティングですよ....
# 休日に仕事したら負けだと思ってる人間なのに。(涙)
今日は一日じゅう目がどぼどぼ。や、花粉でもなんでもなくて、睡眠不足と AIR のせい。(汗)
そんなわけで、昨日に引き続いて AIR のお話。……なんですが、ちょっと脇道に逸れてみたり。
おそらく日本人でディズニーランドを知らない人はいないでしょうが、ディズニーといえば世界でも数少ない超優良企業の一つ。顧客満足度は世界一と言われ、パークを訪れるほとんどのお客さんはリピータ。例えば日本のディズニーリゾートであれば、その 97% は国内からの来園者で、その 70%は大人、来場者総数はオープン以来で約 3 億人、つまり国民一人あたり 3 回行っている計算になるんだとか。
なぜディズニーランドがこれほどまでのリピータを獲得しているのか? もちろんそれはひと言で言えるものじゃないでしょうけど、ディズニーランドにまつわる逸話で、こんな面白い話を読んだことがあります。
すっ、すげぇ……美凪&みちる編の #6 を超えてますよ、これ……
真面目な話、まさに『ありえない出来』としか言いようのない素晴らしさ。本当に素晴らしいものに接したとき、人は語る言葉を失うと言いますが、いやもうホントにそうとしか言いようのない出来。まだ全く感動覚めやらず、なのですが、とりあえず以下ネタバレで。
A パートも素晴らしいのですが、B パートの海辺のシーンがとにかく神としか言いようがなかった。コンテ、演出、作画、声優、すべてが完璧すぎる。特に川上とも子さんのあのセリフは本当に神としか言いようがなくて、本気で心を揺さ振られました。なんというか、まさに「涙が止まることなく溢れ出してくる」、そういう感覚なんですよ。
このシーンだけでなく、この #11 はその素晴らしさが隅々まで行き届いている。例えば各画面のカットの構成の取り方の上手さ。16:9 の横長の画面を生かしたカットが本当に見事で、晴子が車椅子を押すカットや、観鈴を連れ帰ろうとする敬介と晴子の対話、あるいはラストの海辺のシーンのコンテの切り方も、16:9 画面だからこそ出来る作りをしています。
また、微妙な各キャラクターたちの心情を見事に描いてみせた作画も素晴らしい。晴子と観鈴の二人の細やかな心情を、本当に微妙な表情として描き込んでいる。アニメにおける原画や作画は演劇における役者なんだという例えがありますが、それを見事なまでにやってみせている。例えば海辺のシーンで晴子のもとに駆け寄ってくる観鈴の表情に至っては、原作など遥か遠く及ばないほどの桁違いのクォリティで、その表情に観鈴の感情が溢れている。あるいは最後に観鈴を抱きとめた後、敬介と話し合う晴子の表情には、母親としての魂が宿っている。ここまで芯の篭もった作画などそうそうないでしょう。
音楽や効果音、あるいは効果光の演出なども一切の手抜きなし。ヘッドフォンなどで聞いてみるとよく分かりますが、音の作り込みの細かさも桁違い。フォーカスの当て方なども本当に細かく行われています。BGM の選曲も効果的で、外れが本当にない。
いやもう、あれこれ書き出すと本当にキリがないのですが、アニメという媒体には限界がないんだ、ここまでのクォリティのものが作れるんだ、ということを示してしまったという印象すらあります。正直、「あり得ない出来」としかホントに表現のしようがない。
summer 編で時間を稼いだことが見事に功を奏していて、まさに air 編に全力投球している、という印象ですが、本当に素晴らしい。まだ最終話じゃないのにこんなに泣かせてくれてどうするの状態ですよ、ホントに。
さすがにそろそろ寝ないとあしたがあしたが大ピンチなのですが、いやー、これだけ感動してると本当に寝付けませんですよ(^^;)。また細かい話は別の日にでも。ううっ、感動....
# そうそう、一点だけ。できればこの話、スピーカーではなくヘッドフォンで聞きながら見てみてください。
# 多分、破壊力が倍増すると思います。:-)
「そういや、AT-X でようこやるのね……」
「とりあえずこちらもチェック予定。デフォ。」
「今見て、果たして視聴に耐えられるかどうか。。。」
「多分、#17 & #18 の『アイドルへの道』あたりは今でも神じゃない?」
「いや、よっきゅんコーナーが(笑)」
「そっちかっっ。(笑)」
90 年放映だから、実に 15 年前のアニメ。……私も業が深いっすね、やはり(汗)。
ようこのストーリーで一番のお気に入りはなんといっても #17 & #18 の『アイドルへの道』。この話に使われた挿入歌「君はオリジナル」が出色の出来だったんですよね。話の内容は漠然としか覚えてませんが、せっかくの再放送なので見てみようかと。……きっと AT-X だからよっきゅんコーナーもあると思われ。(笑)
この #17 & #18 の脚本を書いた島田 満さんという方、後日、実は女性だったと知って驚いたものですが、現在もアリス学園の脚本などでご活躍中。今でもいい本書かれてます。いやなんだか嬉しいですね〜。
そんなわけで、ようこそようこは 3/18(金) スタート。昔見たという方は是非。(^^;)
さてさてさて。SEED DESTINY が三流ラブコメと化してるのならこちらはすっかり意味不明なバトルロワイヤルと化している舞-HiME。先週分といい、ますます訳の分からない展開になりつつありますが、来週はまた再び頭の悪いストーリーっぽいですねぇ……。私の友人が見つけた法則なんですが、舞-HiME の頭の悪い話って、実は規則性があるらしいんですよ。
#04『風のイ・タ・ズ・ラ』
#09『海とオトメとなつきのヒミツ♪』
#16『Parade♪』
……と、並べてみると分かりやすくて、要するに n^2 の法則。で、次回はというと、
#24『コイ・ハ・タタカイ』
……ちっ、画竜点睛を欠くとはまさにこのこと、ここまでやっておいて最後の最後に法則を崩すとは。テレ東規制に真っ向から挑んだサ〇ライ〇のやることとはとても思えないぞ以下略(^^;)。
というわけで溜まったアニメをぼちぼち消化中。……いやー、SEED DESTINY、すっかり三流ラブコメ & ギャグアニメと化してますねぇ(^^;)。いったいどうしたものやら。
で、ふと気付いたらまじかるカナン、もうてっきり作る気がないものとばかり思ってましたが、ようやくオープニングがついたんですねぇ。しかもなにげにやたらとかわいいんですが、これ(^^;)。Go Go コールのところで入るマスコットキャラたちといい、あずまんがの大阪ライクなへにょへにょ腕振りも妙にかわいいし(笑)。
いや〜、微妙にもったいないですねぇ。せっかくちゃんとした OP/ED がついても #10 から付けたんじゃ 3 or 4 話しか使われない、という(^^;)。なんだかなー、もう。
と、いうわけで次は舞-HiME を消化、っと....溜まりすぎ(汗)。
4 月からの新番組をチェキしてたら、なにやらカレイドスターが再び 4/23 から キッズステーションで再放送 する様子。さすがに今度は帯放送というわけではなさそうですが、2 話 / week のペースなのでじっくり見られそう。
この作品、まだ見たことがないという方は騙されたと思って是非一度は見てみてください。このサイトの評価基準で言うなら ★× 5 つ〜6 つ、といったところ。見た目こそ子供向けですが、中身としてはかなり大人向け。扱っているテーマも普遍性が高いので、予備知識なしにすんなり入り込めると思います。
余談ですが、カレイドスターの紹介文っていうと、この文章がよく引き合いに出されますよね。
カレイドステージ―――――それはサーカスでもない、ミュージカルでもない、マジックでもない世界的に大人気のエンターテインメントショウ。主人公・なえぎの苗木野そらは16歳の女の子。幼い頃、今は亡き両親と観た想い出の「カレイドステージ」に憧れて、オーディションを受けるため義父母の反対を押し切り、日本から単身アメリカへやってきた。オーディションに遅刻しながらも特例として入団を認められはしたが、周囲の風当たりは冷たい。そんな中、そらは持ち前の、決して諦めない根性と天性の<華>、そして仲間との友情と確執の中で、ステージの花形《カレイドスター》を目指してあらゆる試練を乗り越えていく。
私はこの紹介文って片面的だなぁと思ってたんですが、さっき見つけた GONZO のオフィシャルサイトの コメンタリー の方が的確ですね。ちょっと引用。
『美少女戦士セーラームーン』『おジャ魔女どれみ』の佐藤順一氏(原案・監督)が「不変的な感動」と「本物のエンターテインメント」を追求した本作は、キャラクターデザインに渡辺はじめ氏、シリーズ構成に吉田玲子氏を迎えた夢のチームが創り出す、最高のエンターテインメント。更に、GDHが誇るデジタル技術によって可能となった、幻想的かつ広大なステージ映像が作品に彩をそえる。人々の心を熱くする自我意識とプロ意識。『カレイドスター』は”本物の心の感動”を世界中のファミリーに届けます。
……まあ微妙にヨイショっぽいところはありますし、音楽の窪田ミナさんが取り上げられていないあたりは納得いかーん!って感じですけど。(^^;) ちなみに私の紹介だと こんな感じ。あ、どーでもいいですか、そうですか;。
しかし……くっそー、どうして毎週これだけ大量のアニメをチェキしてるというのにこの作品をリアルタイムで見なかったのかと未だ激しく後悔。来期はこんなことがないようにせねばっ。(^^;)
いや〜、先週はなにげに微妙な出来でしたが、今週は普通に神復活(^^;)。以下ネタバレで。
dream 編のリプレイになるだけにダレないかと少し心配だったんですが、……すいません、ナメてました(汗)。実に見事な作りです。
AIR 編は dream 編を裏側から見る、いわば「ネタバレ編」なわけですが、いやあのカットとかこのカットとか、そういう見せ方するかっ(^^;)、と思わず大笑いしたところもいくつか。それでいながら押さえるところはビシっと押さえていて、最初から最後まで非常にキレイにメリハリがついている。さすが。
一見フィルムを使いまわせそうなカットも使い回しは必要最小限。「総集編」なんていう考えはこの制作陣には毛頭ないんでしょうねぇ……。某 SEED DESTINY に見習わせてあげたいものです、ええ(汗)。
そして今回は本編もさることながら、最後の次回予告が強烈すぎ。予告編だけでマジにキツいんですが……(涙)。しかもサブタイトルも言われてみればああなるほど、という感じ。これだとやはり最終回は air -そら- で確定、っぽいですね。
それにしても、一部の隙もない作り、っていうのはこういう作品のことを言うんでしょうね。来週は果たしてどうなることやら……予告見る限り、本気で致命傷を食らうかも(汗)。
うがー、なんでこんな時間まで仕事せなあかんのだー。Tales がさっぱり進まんじゃないかー。(再び逆ギレ)
# 土日に遊び転げているからです。(汗)
というわけで、素直に諦めて amazon で発注。> シンフォニック=レイン デジタルピクチャーコレクション これ、いくつか店舗回って探してみたんですが、結局見つけられず。こういうとき、さくっと買えて便利なんですよねぇ、amazon って。
しかしまだ本編も終わってないのにとりあえず購入するあたり、我ながら業が深いとしか……かくして着実に積みゲー&積みコミックスが増えていくわけですよ、いやホントに。(汗)
# あー、ちなみにシンフォニック=レイン本編はまだ終わってません。(ぉ)
……そこのあなた、私のこと笑えないでしょうにっ。(^^;;;) >思い当たる人(おそらく)多数(笑)
さてさて、そんなわけで引き続き TV 版 AIR のシナリオ考察の続き。今日はちょっとだらだらと。関連して 先日のエントリ の方に kagami さんからコメント頂いてますが、こちらに合わせた形で書かせてください。
# あ゛、無駄に濃いので、興味ない方は適当にスルーしてください。(^^;)
以下、ネタバレありますのでご注意を。一応文字反転で。
原作の summer 編のラストシーン(実は柳也のホントの連れ添いが裏葉だったことに気付くシーン)はトリック的な色合いが強く、TV 版では映像化のマジックとして両親+娘の構図を強調し、話をその線に整合させていることは、先日の kagami さんのコメントのご指摘の通りだと思います。先日のエントリには書きませんでしたが、八百比丘尼の
「それなら、わらわの心持ちはわかりますまい」
といったセリフが削られていることや、裏葉が宿した柳也の子の描写が全面的に削り落とされていることからも、その辺のことは推測できますよね(母親が二人いると困るし、娘も別にいると困る(^^;))。
これに関して、実際問題として summer 編を 2 週間で突破するためには『そうせざるを得なかった』ということも分からなくもないのですが、一方で、はてこれで本当に良かったんだったっけか?? というのも少なからずあるんですよね。なぜかというと、それをやってしまうと、「小さくてもちっぽけな幸せ」が、(狭義的な)「家族愛」のみに限定されてしまうから。それは原作の AIR という作品のニュアンスとはちょっと違うんじゃないか、と。
もう少し補足しますと、(いずれ TV 版 AIR が終わったときにでも整理しようと思ってたことですが) AIR という作品の構成的な肝は、
「大きな歴史(生物の進化)の中にある、(個人の)小さな幸せの物語」
を対比的に描いた、というところにあると思うんですよ。最近アップされた、 のりさんの AIR レビュー はこの辺のところにうまく言及してますが、私はこの構成こそが、AIR という作品を AIR という作品たらしめている所以ではないか、と考えています。
小さな幸せの物語が他者への愛から始まり、その連なりが大きな歴史へと繋がっていくという構図は、なにもことさらに強調せずとも当たり前のことで、そこから AIR と CLANNAD のテーマの同質性を論じることは(可能ではありますが)あまり意味がないように思えます。というのは、これと似たようなテーマを持つ凡作は数多にあるわけで、テーマの良さのみが AIR や CLANNAD の作品としての良さの理由ではないはずだからです。AIR や CLANNAD が優れているのは、そのテーマの描き方が出色の出来だったから だという、当たり前の事実も忘れてはならないと思うんですよ。
そしてそのテーマの描き方という観点から見ると、ゲーム版の AIR と CLANNAD は、全くといってもいいほどに違っている。
まず、CLANNAD は、どこまでも「今生きる人の物語」を大切にしていた。これはギミックに頼りすぎた AIR という作品の反省などからも来ていたのでしょうが、とにかく人間関係や思いやりといったものを、多面的に優しく描き出すことによって、立体的な「街」(=人のつながり)を『暖かく』描き出した作品でした。トリックやギミックなしのガチンコ勝負で挑んできた作品、とでも言えば分かりやすいでしょうか。(^^;)
これに対して AIR は、「今生きる人の物語」を大切に描きながらも、その背景に "1000th summer" という、大きな生物の進化の歴史を持ってきていて、そこを『冷徹に』描いている。
例えば、往人が方術を受け継いで空にいる女の子を救わなくちゃいけないとか、我らがみすずちんに神奈の記憶が降り注ぐなんて、ぶっちゃけ、長い歴史の過去の人々からのとばっちり以外の何物でもない(^^;)。あるはずのない痛みに苦しみ、記憶を失い、壊れていく少女たちと、それを救うために少女を探し続ける方術を受け継ぐ者たち。それは歴史という名の冷徹な時の流れに翻弄される者たちの、どこまでも悲しい物語でしかない。
それでも、そこには確かに小さな幸せがある。それが最期の最期で本当の連れ添いを見つけられた柳也であり、記憶を失いカラスになっても観鈴のそばに居続けたいと思った往人の行く末であり、観鈴のゴールであったわけです。どれも「大きな歴史」から見ればあまりにちっぽけな幸せだけれども、そこには「当人にとっては」大きな幸せが存在していた、というのがこの AIR という作品の構成上の肝だったはず。そしてその幸せの「形」を、「家族をなして互いを思いやること」といった具合に極度に具体的に限定していないというのも、AIR という作品の特徴の一つだと思うんですよ。
つまりもっと単純に言えば、(幸せが具体的に何であるのかはともかくとして、)
「大きな歴史の流れの中では、我々は悲劇的でちっぽけな存在だけれども、
それでも確かにそこにはそれぞれに『本当の幸せ』があるんだよ。」
という確かな実感そのものこそが、AIR という作品の壮大さに触れて涙した多くの人々の根底にあるんじゃないかと思うんですよね。(それが Key 制作陣が意図したものかどうかは別として。)
ところが、TV 版 AIR は「本当の幸せのカタチ」を表層的に狭義的な「家族愛」に限定してしまっている(少なくとも summer 編に関しては)ので、分かりやすくはあるけれど、厳密に言えば原作の感動のカタチとはちょっと違うんじゃないか、と思うんですよね。
もちろん、だからといって TV 版 AIR がダメだ、とかいうつもりは毛頭ないし、違うといっても誤差範囲内に収まっている、とは思います。ただ、#6 なんかを見ていると、「決して諦めない」がこの TV 版 AIR の持ち味でもあると思えるので、ついいろいろと欲が出てしまうんですよ(汗)。
……や、まあしょせんは原作原理主義者のたわごとだと聞き流してもらえると嬉しいんですけどね(^^;)。
# あー、なんか読み返してみたら全然まとまってないです。ごめんなさい。
# でも書き直す気力もないのでそのままアップ。(ぉ)
っていうか、悪いのはすべて 13 話構成にしなかった企画そのものなわけですよ。13 話目の週に総集編なんかやってる場合じゃないんですってば〜(涙)。
今週は総集編なので PSP でゲームしながら GIRLS ブラボーを横で流しつつ観賞(ぉぃ)。
……と油断して観賞してたら、なにげに NTT フレッツ CM に新作映像がっっ。むぅ、こんなところに新作映像を挟み込んでくるとは侮りがたしっ(違)。
# がしかし、今回のはキレっぷりはイマイチ....(^^;)
しかし中身のないアニメは並列進行で消化していかないととても時間がないというこの状況、なんとかならないものか、と……アニメの多重進行はどっちのセリフだかどっちの BGM だか判断つかなくなるし(汗)。
ま、それはともかく。
さっきからぼちぼち 2ch スレを見てたんですが、絶賛ばっかりで私の書いたような批判はまるで見当たらず。いやさすがにそれは、と思って見ていったら、私と似たような趣旨の書き込みが袋叩きに合ってる(^^;)。うわー、言論統制ですか、恐るべし(汗)。
ネットの他の場所でもあまり私と似たような意見は見かけないんですが、少数派なんですかね?
しかし AIR をプレイした 2000 年前後の頃はかなりみんなであれこれと血を見るような議論をしたものなんですが、あの頃の人たちはどこへ行ってしまったのやら(^^;)。当時のサイト(「AIR の真実を求めて」のサイト)の手元の過去ログをちょっと見返してみましたが、自分も含めてみんなアツすぎる、という。微妙にサルベージしたくなってしまいます。
# あ゛〜、要するに私が みすず幼稚園居残り組なわけですか、そうですか。(汗)
最近はこんなふうに我を忘れて熱中するモノって少なくなりましたよねぇ。1 年近くに渡って何かに囚われ続けるという体験をしたのも、考えてみれば AIR が最後だったような気もします。うーん。
# しかしやや頭痛ぎみ、微妙に体調悪いのでありますよ、隊長。
# 明日はハレの日だとゆーのにこんな調子で大丈夫なのか……?(^^;)
や〜、久しぶりに見返してますけど(BGV モード)、やはり面白いですねぇ。(^^;)
「今まで奇跡を起こしつづけたガイなら、できる!
なぜならガイは……勇者だからだ!」
……それ、ぜんぜん理由になってないやん。(^^;)
と、さっき気付いたんですが、ラストの勝利の鍵がないですね。削られてしまったのか....勿体無い。
……えーと、一言で言うと、激しく微妙(^^;)。やはり summer 編を 2 話で駆け抜けることにはさすがに無茶でしたね。あと 30 分あれば全く違う構成に出来ただろうにと思うと、13 話構成じゃないのが本気で悔やまれます。
以下、ネタバレにつき文字反転。
あいかわらず映像面は perfect としか言いようのない出来で、今回、夜空を背景にした神奈だとか、翼人の力の描写などは映像化の威力というものを思い知らされた感があります。原作テキストもかなり頑張っていましたが、こういうのは百聞は一見にしかず。よくぞここまで見事に映像化してくれた、と関心しました。
が、問題なのは脚本面。
もともと先週分からの流れで、旅路の長さや神奈の母への思いの強さという要素がバサっと切り落とされてるんで、A パートの八百比丘尼のシーンがあまり印象的でなくなってしまっているんですよね。加えて B パートも限界までセリフを削ってるから、翼人の設定とか、あれでは全然分からないでしょう。
でも、今回の場合、そこは本質的な問題じゃない。最大の問題は、summer 編のラストシーンのニュアンスが変わっちゃってる、ということ。
summer 編のラストシーンって、空に囚われた神奈を解放するためだけに生きてきたはずの柳也が、最後の最後で自分の本当の連れ添いが裏葉だったことに気付く、というシーンなんですよね。ところが、TV 版ではそのニュアンスがごっそりと抜け落ちてしまっている。しかも、この削り方が実は確信犯的なんですよ。原作テキストをちょっと見てみると、これがよく分かります。
まず、神奈が空に囚われた後で悪鬼となった柳也を裏葉が止めるシーンでは、
「お誓いくださいませ。そのお生命、決して無駄には散らさぬと。
お生命の最後の最後まで、神奈さまのためにつくす、と。」
と言って、裏葉は『神奈のことを想っている』柳也を止めるんですよね。そして知徳の元に身を寄せた柳也も、神奈のためにすべての時を使う。だから、子を遺せばいいと言う裏葉に対しても、柳也はすぐにその提案を受け入れることができず、裏葉があの手この手で(^^;)柳也のことを口説き落として、初めて柳也はそれを受け入れる。そして、柳也が想う神奈のために、裏葉との間に子を遺す、その自分の行為に対する柳也の誠意が、
「ただし、ひとつだけ条件がある。
裏葉。俺は残りの時のすべてを、おまえのために使う。
それでいいな?」
なんですよね。そして柳也は、『神奈のために』すべてをやり終えて、最期の今際の際になって、初めて裏葉が自分の連れ添いだったこと(=自分の本当の幸せが裏葉にあったこと)に気付くんですよね。(だからこそラストシーンでは、柳也と裏葉が連れ添ってあの世へと旅立っていく、というカットになっている)
指先から伝わってくるもの。溢れるほどの想い。
だから、俺は己に問う。
俺は頑張れただろうか?
俺は幸せに暮らせただろうか?
そして、気づいた。
その答えは初めから、ここにあったのだ、と。
「…そう…か…
それでこそ…俺の…連れ添い…だ…」
「はいっ…」
もう一度、空を見上げる。高く、晴れ渡った空。
光に満ちた空。それなのに、大粒の雨がぽとぽとと頬に降ってくる。
「りゅうやさま…」
温かい夏の雨。
「りゅうやさま…りゅうやさま…」
だれかの涙のような雨…
「…あり…がとう…」
「…う…ら……は………」
「りゅうや…さま………」
だぁぁぁぁっ、ラストのセリフの順番違うだろ〜〜〜っ(T_T)。>TV 版 このカットは原作でも屈指の名シーンだったので、その改変はあんまりだよ……と思わず泣きそうになったり。
原作と比較してみるとよく分かるのですが、ただでさえ話が複雑な summer 編を無理矢理 2 週間に詰め込んでいるので、こうせざるを得ないという判断を下したのかもしれません。……がしかし、AIR は「本当の幸せ」がどこにあるか、がサブテーマの一つなので、ここを正しく作り込めなかったのは致命的でもあります。表面的に形だけ真似たラストシーンを作ってもダメなんですよぅ、このシーンは。(涙)
美凪編もかなりの詰め込みだったとはいえ、テーマ的な本質は全く変わっていなかった。けれども、summer 編に関してはこの点はかなり致命的。もうちょっとなんとかならなかったのか、と思うと非常に残念。
……とケチをつけてみましたが、総じて言えば AIR 編のしわ寄せで summer 編を犠牲にした、という印象。ここまで神アニメとしか言い様のない、申し分のない出来だったので、ちょっと今回のミスはもったいなかったですねぇ。これでシリーズ通しての満点をつけることは出来なくなってしまった、という印象。
とかいう話を Messenger で従弟君と話してたんですが……。
従弟君 「つーか、ずいぶん贅沢になったな。冷静に考えると(^^;」
まちばり「まったくだよなぁ。劇場版見て頭冷やしてこい、と。(笑)」
しかし来週からはついに AIR 編。summer 編で無理繰りで作ったこの時間を全力で活用して欲しい、というかそうじゃなきゃ許されませんっ。ここまで来て裏切らないでくださいよ〜、京アニ様(祈)。
この AIR アニメ版がアニメ史上の伝説に残る作品になるかどうか、楽しみです。……いやもう十分伝説に残る作品になってる気もしますけどね。(^^;)
えー、関東地方は今晩、大雪の恐れがあるそうで……って、おいおい先週に引き続いて今週もかっ!! いやもー、これが翼人にかけられた呪いなのかと小一時間。(^^;)
幸いにして 23:30 現在、雪は降ってないですけど、雨はすでに降ってるし外気温は一気に下がってきてるし。雪になるときはホントに一気に雪になりますからねぇ……かなり心配。降らないでくれ〜っ(祈)。
私はほとんどロボットものアニメを見ない人なんですが、それでも超が付くお奨め番組の一つがこの「勇者王ガオガイガー」。昨日からキッズステーションの帯枠で再放送開始したんでさっきぼちぼち見てたんですが……。
「成功率なんてのはただの目安だ。
あとは勇気で補えばいい! ファイナルフュージョン、承認!」
あ、アツい、無駄にアツいなぁ(^^;)。さすがはロボットアニメの集大成。第 2 話でいきなり合体不能に陥るとか、ロボットアニメで使われるギミックをすべて盛り込んだといってもいいアニメなんですよね。「努力、友情、勝利」だけでそれ以上大きな話ではないものの、ギミックの積み重ねでここまでアツくさせてくれるアニメを私は他に知りません。
途中から見てもかなり面白いので、キッズを見られる人は是非。電子レンジを集積させた荷電粒子砲とか、素敵すぎです(^^;)。
# しかし第 1 話で環境破壊ネタとか入ってる割には全然無関係な話に発展したような....?(汗)
えーと、シンフォニック=レインにちょっと疲れて溜まったアニメを消費中……。
……ヤバい、今週の SEED 面白すぎです。開始早々 5 分で大笑い(^^;)。
いや〜、さすがにやりすぎでしょ、これ(汗)。
しょっぱなのペイントザグとラクスコールに始まり、本気で意味不明なアスラン争奪戦、崩れ去った唯一の良心レイ・ザ・バレル。後半戦のお茶会もあまりに面白すぎで、なんて分かりやすい小学生向け説明なんだと小一時間。いや〜、ここまで確信犯的にギャグアニメになっているというのはある意味凄いんですが(^^;)。
従弟君 「ま、今作の主役は、議長で間違いないようで(^^;」
まちばり「え゛? ルナマリアが主役じゃないの?」
従弟君 「それもいい(笑)。ほえほえステラたんも捨てがたいが。」
まちばり「まったくもって(笑)。惚けたステラたん萌え〜。」
ぉぃぉぃ(汗)。そんなわけで、種運命の副題は「議長と愉快な仲間たち」に けて〜い(笑)。
「本日はゲストをお招きしてます。学園アリス蜜柑役の植田佳奈さんです?。
うる星やつらの後に登場しますので、お楽しみに?。」
がーん(涙)。エンディングまでしか録画してないし。ちゃんと予告してよぅ(^^;)。
そんなわけで BS アニメ劇場の「学園アリス」。前クールから見てますが、かなり良い出来。原作の方は(設定の筋はいいものの)物語としてうまく作り込めていない感があるんですが、アニメ版の方はそれをきちっと組み立て直している。立て板に水を流すが如く、毎回きれいに流れていくストーリーは見事としか言いようがないです。BS アニメ劇場は、だぁ!^3、プラネテスなど秀作揃いではありますが、今回の学園アリスもしっかり原作を超えてます。いやはや、こういう良作を輩出してくれる BS アニメ劇場は嬉しい限り。
しかし非常によく出来たアニメだとは思うんですが、その一方でなにげに「これっていいのか?」と思うような作品でもあったり。そもそも舞台となっているアリス学園は、「アリス」と呼ばれる特殊能力を備えた人間ばかりをかき集めた超エリート学校。その中ではさらにアリスの能力によってランク付けが行われていて、『星階級』という名で制服にバッチをつけてマーキング。その最上位は「プリンシパル」、最下位は「星なし」の俗称まで。それによって待遇もおこづかいも何もかもが変わってくるし、教室での発言権も変わってくる、と……。さらに前々回の学園アリスではこんなセリフもあったり。
「あんたいいかげん、アリスとしての自覚を持ったらどうなの!?」
「相手がどんなアリスを持って、どんな危険かも分からないのに、
一般人を巻き込むなんて許されないわ。
言ったでしょ? わたしたちはアリスよ。
普通の人間より選ばれた立場にいる分、負った責任も違うのよ!」
え゛?っと、こんなバリバリに選民思想なアニメを(BS2 だけど)公共放送で流していいんでしょうか……?(^^;;;)
とりあえずリピート観賞中。いやはや、今回はかなり詰め込み気味、というかよくここまで詰め込んだなぁ、という印象。削れるところを限界まで削ってきてる。#8 でここまで持ってきてしまうのか、ということは summer 編は 2 週間突破で確定。見返してみると、設定を出し切れていなくて無意味に浮いてしまっているシーンもいくつかあって空中分解しかけてる。うーん、個人的にはあと 1 話欲しかったところ。それでも十分すぎる出来なんですけどね。
それにしても今回の CG 効果はなかなか素晴らしかったです。きっちり作り込まれていて、とにかくビジュアル的に美しい。#4 のあのチープさはいったいなんだったんだと小一時間。加えて神奈もめっちゃかわいいし。いやっほ?、ツンデレ最高! ……とか(^^;)。
来週のサブタイトルにはまさしく「やられた」状態でしたが(これも考えてみれば当たり前(^^;))、いやはや、また来週も打ちのめされそうっす(涙)。
あ゛、ところで先ほどの書き込みの従弟君ですが、除雪作業でなんとか乗り切ったらしいものの、見返してみたら A パートや B パートの冒頭でちょっとだけブロックノイズが乗ってたらしい。
> ぎりぎりまで雪落とししすぎた(T-T)
> この手が…ぐあー!!!
い、いやどう言えばいいのやら(汗)。とりあえずご愁傷さまっす。……という私の家も 1 時間ズレてたらヤバかったです。今はまるっきりダメで全然映らず。ひぇ?っ(汗)。
# 実際問題として、ホームシアター、私も従弟も完全に AIR 専用と化してますしねぇ……(^^;)。
さっき、突然、従弟からメッセンジャーが。
> ぐわぁぁ、電波強度がー!! 大ぴんち(笑)
すいません、不謹慎ですが思わず吹き出してしまいました。(^^;) 要するに AIR 放映 1 時間前にして大雪のおかげでえらいことになっているらしい。……や、彼もふつーに東京 23 区内なんですけどねぇ。ここまで温度が違うのか、と(汗)。ちなみに私のところは普通に雨だったり。
しかしあと 1 時間、なにげに温度が下がってきてるからこっちも予断を許さないわけなんですけどね?。微妙にちょっと恐ろしい。AIR って、再放送ないですからねぇ……。うむむ。
> 今、アンテナ拭いてみたら、CS、BSとも10くらい数字アップ(笑)
すいません、さらに吹き出しました。いや、従弟君も笑ってる場合じゃないって。(^^;)
オープニング CDS「大事 Da・I・Ji」購入?。このシングル、欲しかったんですよね?。実際問題として実にどうということのない曲(失礼(^^;))ではあるんですが、「ほんわかぬくぬくハートフルストーリー」にピッタリの曲調で、作品にジャストフィットしてるんですよね。なんか聞いてるだけでちょっと幸せになれるような感じで good。現在リピート中。
……と、これだけだとあんまりなのでちょいと作品についても軽く書いておくと。(^^;)
私、この作品、原作含めてかなり好きなんですよねぇ。なんとゆーか、まさに「ほんわかぬくぬく」で。言葉にすると陳腐ですけど、行き着くところこの作品の魅力って、「自然体で紡がれていく、小さいけれど暖かいささやかな幸せ」なんでしょうね。
多重人格、失恋、貧乏、エリートゆえの失望。この作品のキャラクターたちはそれぞれ何かしらの『影』を抱えている。こういう『影』を伴う設定を持った作品って、悲劇を煽ったり世の中を嘆いてみたりと「やり場のない痛み」を表現する方向に走りがちだけど、この作品はそういうイヤな部分が全然なくて、決して陰湿になったりしない。みんなが普段通りの自然体であり続けていて、そこに住む人たちが笑顔をかわす。そんな日常が、お互いの支えになり、ささやかな幸せとして紡がれていく。
これってある意味、非常にちっぽけと言えばちっぽけな幸せなんだけれども、多分誰しもが求めて止まないもの。それがこのまほらばという物語の基底にあるものなんじゃないかな、と。そこにある小さな幸せがとてもかけがえのないものに思えてくるというこの構図は、ゲームで言うととらいあんぐるハートなんかに良く似てますね。「ほんわかぬくぬく」という表現はまさにピッタリ。なんかこう、見ていて幸せになれる作品なんですよねー。
しかしなんというか、同じ木村監督の作品でも、まぶらほとはえらく違う作品だなぁ、と。……やたらとタイトルが似てるんで、私もよく言い間違えるわけですが。
# っていうか、文章読み直したらホントに思いっきり書き間違えてたよ....(汗)
さっき Web サイトを巡回していて思ったんですが、最終話のサブタイトルが「AIR」だろうということは誰しもが予測してると思うんですが、問題はその当て字。
(1) たいき
(2) くうき
(3) そら
普通に考えると (3) だろう、という気はするものの、原作のオープニングテロップの中では「大気」という言葉も使われてたりするんですよねぇ。ここまでセンスのよいサブタイトルが多いので(除・#2 のまち -town-(^^;))、最終話に限らず、後半戦のサブタイトルをどうするのかは興味深いところ。
AIR 編の最初の 1 話のサブタイトルは……からす -crow- とかだったりするんですかね?(^^;) あとは ははうえ -mother- とか、かぞく -family- とかもありそう。family の当て字は おやこ (母娘)とかでも良さそうな気もしますが。
# あ、掲示板の res は今晩にでも。(^^;)
……ううっ、痛い、痛すぎる。アバンタイトルだけでも情緒不安定になり、前半戦ですでに画面にソフトフォーカスが掛かってしまうという(涙)。先週の #6 も神だと思いましたが、今週の #7 ゆめ -dream- も神としか言いようがないです。
見返してみて改めて凄まじいと思うのは、見事なまでの構成力。単に個々のシーンが綺麗に繋がっている、なんていうレベルの低い話じゃなくて、個々の要素が美しいまでに協調してるんですよね。叶えられない夢、笑顔で居続けて欲しいという願い。#1 ? #6 までの様々なシーンが、フラッシュバックのようにすべてリンクしてくる。アニメ作品でありながら立体的な奥行きを持っていて、見返せば見返すほど様々なシーンがリンクしてきて、それがまた涙を誘う。一つ一つのセリフがとにかく重い。作り込み度の高さという意味でも、カレイドスターなどを超えているかもしれません。作画もあの微妙な表情をきっちり描き込んでるあたり、原作を超えてますし。
いやホントにこれ、後半戦いったいどうなることやら……この分だと、また再び 2000 年のあの夏の悪夢再来になる可能性大、という感じがしますよねぇ。うーん、3 月後半から 4 月頭には大きい仕事入れないようにしておくかな……(← 考え方間違ってます(汗))
# しかし週末の最後に大ダメージを食らって、再び明日から仕事というのもどうかと……(汗)。
AIR のことを思い出すと、なにげに青空をぼ?っと見上げたくなったりすることがありますが(^^;)、きっとそんな人は私だけじゃないだろう、ということでコミティア 71 からちょっとした小ネタを。
コミティアやコミケの創作少女ゾーンを回っていると、センスの良い小物を見かけることが結構あるんですが、今回見かけた小物はこれ。
「この星の一番好きな場所から見上げた空」と題して、同じ場所からゆっくり時間をかけて撮影したんだとか。ゆっくり空を見上げる機会なんて自分の日常生活の中ではほとんどないですが、こういうのを見ていると、穏やかに流れる時間を感じて安らぐものがありますね。
写真の下側にあるパネルは、ガラス板(プレパラートですね)に映し取った空の写真。6 枚組で 300 円。いったいどうやって作ったのかと頭を傾げましたが、自宅に帰って開けてみて納得。あ?、なるほど頭いいなぁ、と。(^^;) 写真の真ん中に見えるカプセル錠剤はペーパーだったり。こういうセンスのいいラッピングも同人ならでは です。
ちなみに今回の小物はこちらのサイトさんのものです。次回のコミティアにも出す予定みたいなので、興味がある方は覗いてみてもいいかも?
サークル PASSACAGLIA (海月夜散歩さん)
blog Web サイト : 空色標本
コミケだと決まったサークルを回るのでどうしても手一杯になってしまいますけど、コミティアだとこういうものに新しく出会えたりするんで好きな即売会なんですよね?。
AIR #7 観賞以来、身体中に あるはずのない痛みを感じてる今日この頃。……や、単なる先日のスキーの筋肉痛なんですけどね(^^;)。
ところで、AIR の舞台がどこかという話に関しては諸説ありますが、TV 版 AIR #6 で美凪が受け取った手紙に「美浜町」という文字がありました。誰か確認してくれないかなぁ……と思ってたら、早速確認に行った方がいる様子。
・風車の不夜城 (風車さん)
http://www.fusha-fuyajo.com/
こちらのサイトの 2/11 ? 15 の写真を参照。和歌山県美浜町で正解みたいですね。……いやもしかしたら木崎湖に続く聖地になるのか?(汗)
う゛、う゛うっ……開始早々、30 秒と経たずにいきなりクリティカルヒットを食らってしまう私。いやマジでキツいんですが、これ(涙)。
とはいえ、アニメ版だけだと『全く』意味不明なアニメになっているような気も(^^;)。後半戦はいろいろ唐突だし、描写が足りていないので、アニメ版初見の人は今一つ「?」になってしまうかもしれません。……って、アニメ版が初見という人なんていませんか、そーですか。(汗)
しかしやっぱりこうやって見てみると、観鈴ルートは恋愛ドラマなんだなぁ、と。確かにこの後の後半戦は全く話が変わってきますが、ここだけ取り出すと確かに恋愛ドラマなんですよね。観鈴の「この夏を?」の下りがホントに重い、重たすぎる。この重たさこそが、AIR が AIR たる所以なんでしょうね。
さて、来週からはいよいよ summer 編。さてはてどうなることやら楽しみっす。
プリキュア見ながら TH2 の花梨を攻略しつつ、チャットしながら WHITE HEAT を聞くという 4 多重進行中。……いや我ながら何やってるんだか(汗)。
そんなわけで yozuca* さんの新曲 WHITE HEAT、これなかなか good。あいかわらず伸びのいいボーカルが耳に心地よい。さすがは yozuca* さん、って感じですね。
GIRLS ブラボー second season の Ever After は今一つピンとこなかったのでスルーしましたが、こっちは OP 見て即購入決定。……や、アニメ(アルティメットガール)はアホさ加減大爆発ですけど、曲には罪はない、ということで(^^;)。
しかし最近のアニメ OP/ED はシングル出るまでにかなり時間がかかるのがつらいですね。もうすぐアニメ終わっちゃうよ、みたいな状態になってから出るし(^^;)。今期アニメではあとは 2/23 発売予定の大事 Da・I・Ji に期待。っていうか早く出てくれ?。
このサイトだけ見てるととてもそうは思えないでしょうが、私のホームグラウンドはもともと少女漫画。そんなわけで今日はちょっと少女漫画の話題を。
私が今でも読み切り少女漫画の最高峰と信じて疑わない「あさがおのポートレート」という作品があるんですが、その作者の立川 恵さんも、現在はなかよしの第一線を退かれて同人ベースで活動中。久しぶりにサイトを覗いてみたら、今度の描き降ろしの同人誌は再び夢幻伝説タカマガハラ番外編だとか(^^;)。や?、こういう形でまた作品が読めるのは嬉しい限りです。
すでに発刊されている同人誌もいくつか持ってるんですが、ぶっちゃけ商業誌クォリティといってもいい出来。今度の日曜日のコミティア71にも委託される様子なので、さくっと出かけて購入予定。ちょっと楽しみです。……っていうか、また以前みたいに完売したりしない……よね?(汗)
# ちなみに「あさがおのポートレート」はこのコミックスに収録されてます……って、え゛っ、これもすでに絶版なのか……(涙)
せっかく blog 作ったことですし、誰かにトラバされることを期待して(笑)、先日の AIR #6 について軽くシナリオ考察を。(原作・アニメ両方まとめて思いっきりネタバレしてますので、未見の方はご注意を。)
トップページにも書きましたが、先日放映された TV版 AIR #6 の美凪編は、神降臨としか言いようのない出来で、ある意味では原作以上に洗練された一作でした。「詰め込みすぎで、泣く暇がない」という批判も一部にはあるとはいえ、よくあの物語を 30 分という尺に詰め込むことに成功したものだと思います。
美凪スキーな人(笑)は気付いたかと思うんですが、TV 版 AIR #6 では、原作の美凪シナリオの肝だった設定の一つを大きく変更しています。それは、美凪の言う「自分の罪」。アニメ版では、妹が欲しいと願ったことそのものを罪だと言いますが、これだと話の筋がちょっと通りません。というのも、その後の妊娠中毒症という不幸な出来事が起こったのは美凪のせいではないし、それにより心を病んだ母親に寄り添うのは美凪の思いやりでこそあれ、贖罪というのには多少無理があります。
これに対して原作の美凪が言う「罪」とは、母が妊娠中毒症を患ったときに、母親を救いたいがあまりに妹(みちる)のことを憎んでしまったことでした。憧れた妹のことを、一瞬とはいえ憎んでしまった美凪。(美凪のせいではないとはいえ)妹は生まれてくることができず、母は心を病み、家族は離散。そしてさらに自分を気遣って空から降りてきてくれた「みちる」に居場所を求めてすがるのに、自ら一歩を踏み出すことは決してできない。そういう自分の汚い心、醜い心を全部ひっくるめて、星に綺麗にして欲しい(父親が残した言葉)と願う。あの時、そして今、自分の心がもっと清ければこんなことにはならなかったのに、という、いわば「ありもしない救い」を屋上で待ち続けるのが、美凪(=止まってしまった風)でした。
もちろん、美凪 & みちるシナリオは、ラストの二人の別れのシーンが秀逸であることは言うまでもありません。不幸な出来事で笑顔を失った人々と、それに対してみちるが最後に祈った願い。それはそこだけ取り出しても十分に胸に刺さる名シーンではあります。しかし原作がただの「泣きゲー」で終わらなかったのは、そこに「凪」の描写が含まれていたからでしょう。立ち止まってしまった美凪と、彼女がその凪の中で見つづけてきた夢。望まざると動き出してしまう時、やがて訪れる別れ。「凪」はそこに立ち止まれば枷になるし、逆に変化を受け入れた者にとってはそれは暖かさや美しさを育み、美しい想い出へと変わっていくものになる。原作ではそうした『凪』のプラス面とマイナス面をうまく描出し、それが変わっていく一連の流れを丁寧に描いているからこそ、往人のモノローグが心に響きます。
でも、この別れは悲しくない。
寂しいけれど、悲しくはない。
俺たちは、もう知っているから。
たとえ、どんなに離れていようと、俺たちの間を隔てるものは、空気だけだということを。
そして、望みさえすれば、いつだって氷が溶けてゆくようにその距離を埋めていけるということを。
これと比べると、TV 版 AIR は、みちるの想いと願いを昇華させ、美凪をその過去の呪縛から解放することには成功しているのですが、美凪シナリオのもう一つのテーマである、『凪』の描出には成功していません。というより、意図的にバッサリと切り落としています。また、これにあわせて一部のシーンやセリフの順番なども微妙に変えています。例えば、夜の駅舎でみちるが泣き出してしまったり、あるいはみちるを自宅へと連れていく流れも少し違っています。少なくとも、この TV 版 AIR が初見になる人の場合には、「凪」(=立ち止まってしまった風)がなぜ美しいのか? という部分に感動して涙することは難しいように思います。
しかし、この TV 版 AIR の凄いところは、30 分の尺に納めるためにこのような表側のテーマに話を絞り込みつつも、そこで決して諦めることなく、『分かる人だけが分かればよい』ように、裏側のテーマを行間に織り込んでいることでしょう。自分からは決して行動を起こさない美凪、三人の星の砂の移し替え、そして最後の父の新しい娘とのやり取り。こうした原作の重要シーンを無理のない範囲できちっと織り込みつつ、ラストではロングスカートからパンツルックに着替えた美凪に、往人から「飛べない翼(=凪)にも意味はある」という言葉が投げかけられる。これは取りも直さず、美凪 & みちるシナリオの裏側のテーマを的確に捉えたもの。こういう的確な作りを見ると、「ああ、このスタッフの人たちはホントに AIR のことをよく分かって作っているんだなぁ」と感じさせられます。
敢えて切り落とされて残念だったところとしては、みちるが最後の最後にシャボン玉を膨らますのに成功するシーンでしょうか。(みちるの壊れてしまうシャボン玉は、生まれてこなかった命の比喩なんですが、それが最後にあの一家の食卓の団欒のあとに綺麗に成功する、という象徴的なシーンが原作にはありました。) ですが、圧縮気味の作品の中にこうした穏やかな時間のカットを入れることの難しさを考えると、致し方のない部分でしょうね。
原作を単にトレースするのではなく、きっちりとそのエッセンスを理解した上で再構築してきた作品、それが TV 版の AIR でしょう。美凪の自宅での再会シーンや別れのシーンは原作以上に原作してますし、原作を知っていれば想像を膨らませる余地がたくさんある。加えて、美凪やみちるの微妙なニュアンスを表現しきった作画陣、そして背後にあるものまで含めてその微妙な心情を声に乗せ切ってみせた田村ゆかりさん(みちる)と柚木涼香さん(美凪)。特に声優さんに関しては DC/PS2 のときの演技と比べてみると、人が変わったとしか思えないほどにその演技は神掛かっている。脚本もコンテも演出も演技もすべてが神だと思うのは、ファンとしての贔屓目が入っているからかもしれませんが、それを差し引いても素晴らしい出来です。
作品への愛があり、実力も伴い、コストもきちんとかけている。想いも力も兼ね備えたこんなアニメ作品は、まさに空前絶後という言葉が相応しそう。いよいよ TV 版 AIR も折り返して今週はいよいよ dream 編ラスト。残り 6 話、果たしてどういう作り込みをしてくるか、今から楽しみです。
[参考資料]
美凪シナリオ編(TRUEルート)・解釈
多少時間がある方は、この機会にもう一度ゲーム版の AIR の美凪ルートをリプレイしてもいいかも。TV 版も十分感動的なのですが、いやゲーム版もこれまた神としか....(^^;)
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