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な゛ー、GW 中の不摂生がたたって毎晩寝つきが悪いワナ;。とっとと昼夜反転の時差ボケ生活をなんとかせねばと思うわけですが;、なかなかさくっとは戻りませんねぇ。うむむ。そんなわけで今日は軽めの話題を一つ。
ちょっと昔の話ですが、巡回先の のりさんの日記で面白いエントリがあったので軽くツッコミ入れてみるテスト。や、細かいとこは読んでみていただきたいわけですが、ひと言で言えば、blog で自分のことさらすなんて考えられないよ、とかいうお話。
考えてみるまでもなく、私の場合は毒電波垂れ流しな blog をだらだらと書いてるわけですが、かといって、別に自分のことを不特定多数に晒してるという気はあんまりないんですよね。多分その理由は 2 つあって、
・書けることと書けないことは、それなりに自分の中で線引きしてる。
・この blog を読んで不快感を覚えたりするような相性の合わない人は、多分この blog を読んでない。
ということなんじゃないかな、と。
私はネットの世界って、パソコン通信の時代からインターネットの時代に移行した頃から、徐々に意味が変わってきたと思うんですよ。その昔、夏のこたつさんと話してるときに、いったいどんな人が私の blog を読んでると思うか? という私の質問に対して、「オフラインの友人や知人、またはファンか信者^^」とか即答されたことがあるんですが、表現の良し悪しはともかくとして;、多分これ、今のネットの姿の本質を突いてるんじゃないか、と思うんですよね。
パソコン通信の時代は、良くも悪くも nifty-serve とか pc-van とかの『限られた空間』に、老若男女様々な人が集まってくるモデルだった。だから、年齢詐称やネカマなんてのは当たり前だし、荒らしが来るのも当たり前。だって、そこ以外に行くところがないんですから。ところが、パソコンが使いやすくなってインターネットの時代になると大量の人が流れ込んでくるようになると、別にイヤな人たちとは顔を合わせる必要がなくなる。つまり、興味のないものとかイヤなものはそもそも読まなくてもいいような状態になっちゃったんじゃないか、と思うんですよ。
# そういえば nifty-serve も終了しちゃいましたねぇ……。しみじみ。
実際、みなさん自身もどんな blog を読んでるのか? となると、声優とか芸能人とかの有名人を除けば、おそらくは自分の嗜好や感性に合ってるとか、個人的な知り合い or 友人 or 兄妹だとか、面白いエントリが多いとか、そういうところを中心に選んでるんじゃないか? と。というかなにより実際問題として、自分がそういう blog しか読んでない;。そうすると、多分、この blog の読者層のメインは、私と似たようなひきこもりヲタか Imaginary Children 感性の人たち、となるんじゃないか(ぉぃ)と思うんですよね。おそらくパソコン通信の時代だったら、うちの blog って荒らしに徹底的に叩き潰されてる;と思うんですが、それが起こらないのは、おそらく上述のような理由なんじゃないかなぁと思います。要するに、こんなちまっこい blog を叩いてもめんどいだけ、と;。(← や、だからって荒らさないでくださいね、お願いですから;)
まあ、個人の心境とか日常生活とかをどこまで書くのか or 書けるのかはどちらかというと個人の性格の問題でしょうけれども、ネットや blog がこれだけ一般化してくると、少なくとも書き手の個性なり感性なりが出てない blog が面白くないのは確かだと思ったり。そういう意味では、のりさんの日記は十二分すぎるほどに個性的だと思えたりするわけですが、のりさんのように、自分をネタにせずにサイトの個性を出せるってのは凄いことだと思います。っていうか、本来は私の blog みたいに自虐ネタとか生活とかをネタにするのは最後の手段なんですよ、きっと^^。
……と思ってたら、先日遊びに来た大学時代の友人からの Web 拍手コメント。
> ○○です.充実していますね.もっとも,私には..
や、ヲタじゃなきゃ絶対に無理です、うちの blog は;。← ちなみにこの友人はカタギです。っていうか無理して読まなくても;;。
# で、それはともかく、のりさん、生きてますか〜? ちょっと心配になった;。
# blog とか日記とかって、止まると心配になりますよねぇ。
# や、私も何回か blog 止めちゃったことがありますが、やっぱり心配されましたし;;。
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む、そんな事いいましたっけね?
あまり考えずさらりと答えただけだろうし綺麗さっぱり忘れてます。
が、相場としてはそんなものなのでしょう。
今にして思い返すと、パソコン通信の時代は参加者の絶対数が少なかった上、
その参加者は少なくともPCをそれなりに扱えてモデムの設定等、本当の一般人には
多少敷居の高い作業をこなしてきているわけですから知的に全く駄目というわけでは
なく、多少議論の質にも正の相関の影響を与えたのでしょう。
私もインターネット時代の移行期直後には行き場所が無くて迷った記憶があります。
今は薄い関係である事に慣れてしまったというのが正直なところでしょうか。
しかしながら、少なくとも10代や20代前半くらいであれば、相容れない考えの人とも
同じ場を共にすることの意味はあるのでしょう。今はそれがあまり無い時代かも
しれません。
自分の経験としても、最近はインターネット上のコミュニティで多少強い意見を
述べても反発は存外無いという印象があります。駄目な反応がないのはいいのですが、
その分野でより優れている人の厳しい指摘もやはり少ないという印象もあります。
まぁ、年を取るに従って、より知的に成長し続けることの困難さは増すものでありますが。
投稿者 夏のこたつ : 2006年5月12日 23:28
> 今は薄い関係である事に慣れてしまったというのが正直なところでしょうか。
同感です。というか、昔はまさに名実ともに『肉弾戦』が実際によくあった記憶があります。
当時の議論などのおかげで、随分と打たれ強くなった気がします。
……複数方面に多大なるご迷惑をお掛けし続けたわけですが;。今から思うと;;。
今でこそ閉鎖してしまっていますが、上位サイトを立ち上げたのが 1998.09.26。
実に 8 年近く前になります(汗)。
ただ、この頃と比べると今はさらに随分と過疎化が進んだ感があり、当時、ゲームなどで
激論を交わしていた人たちは今頃どこで何をしているのだろう? と思うこともしばしば。
……いや、まあ私が幼稚園居残り組みだから、という話はさておき^^。
皮膚感覚的には、世の中全体的に、密度の濃いコミュニケーションは避ける方向に
あるような気がしています。単に歳を食ったからそういうふうに見えるだけなのか
どうかは分かりませんが、表面的なコミュニケーションが世間一般的に増えているような。
まあ、濃いところと薄いところの濃淡をはっきりつけるようになった、というだけの
話なのかもしれません。mixi のヘビーユーザなどを鑑みるに、ごく親しい友人などとの
コミュニケーションはむしろ昔よりも濃厚、という人も多いのかも。
投稿者 まちばりあかね☆ : 2006年5月14日 13:33