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う゛ー、ゲームのおかげで微妙に睡眠不足でありますよ、隊長;。そんなわけで今日は軽い話題を一つ。
少し前の話ですが、女性誌の VoCE とかいう雑誌で 執事喫茶 の盗撮写真を掲載して店内の人たちをさらしものにしちゃった事件があったそうで;。詳細はこの辺のサイトが詳しいですが、主に 2ch 方面を中心に騒ぎになっていた様子。や、大手の出版社(ちなみに講談社)がこんな三流出版社みたいなことやっちゃダメだろうと思うわけですが、意外にこういう感覚って当事者の人たちにはないのかもしれないんじゃないかなぁと思ったりもするんですよね;。
Google を論じた「グーグル 既存のビジネスを破壊する」という本の中で、Google の危うさが語られていましたが、ここで指摘されている危うさとは、「Google が社会情報インフラを担うようになるにもかかわらず、公的機関のような公明正大な立ち振る舞いをする様子や意志が見られない」というもの。これと前述の問題って、結構近いものがあるような気がするんですよ。
端的に言えば、大きな企業になると、単に結果を出すだけではダメで、結果の正しさに加えてプロセスの正しさも求められるようになる、ってこと。それは法的な遵守はもちろんのこと、一般消費者に対する心理的なケアなども含まれる。そうしたところを一歩踏み外すと、みんなにそっぽを向かれてしまう。最近では Livedoor の事件、ちょっと昔だと東横インの高齢者向け設備の撤去などが挙げられますが、これらに共通する失敗は、「小さな企業のときにはお目こぼしを預かっていた部分を、大きな企業になっても引きずってしまった」ということなんですよねぇ。
大企業には大企業に求められる社会的責務がある……と言うとちょっと大げさかもしれませんが、最近いろんなところで口やかましく言われるようになってきているコンプライアンス(法令や社会的規範を遵守すること)もこういうことを考えればある意味当然かもしれません。
……っていうかメイド喫茶ぐらい安心して通える社会であって欲しいものです。(← 違うだろ、おい;)
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