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あ゛ち゛ゃちゃちゃ;。しまった流しに流すはずの熱湯を自分の足にこぼすワナ。なんかちょっと疲れてるなぁとか思った矢先のミスなだけに我ながらアホとしか言いようが;。そんなわけで、今日は最終回の感想をいろいろ。例によってめっちゃ長いので、今日と明日の 2 回に分けて書いてみたり〜。
■ 灼眼のシャナ
中盤の中だるみがちょっと厳しかったですけど、トータルすれば割といいお話だった気がします。要するに、機械として生きるフレイムヘイズが、自らの意志、すなわち『自分』というものを得ていくお話ですね。
「おまえを連れて帰ってくれって頼まれたから。
あのふたりと、吉田一美に。
でも、あたしが一番そうしたかった。」
ツンデレアニメ、と言ってしまえばそれまでですが;、フレイムヘイズである自分と、シャナである自分を両立していく様は、単なる『デレ』ではない清清しさがあって good。で、せっかくなのでシャナにあやかってお昼ご飯にメロンパンを食べてみたり〜。← や、今日じゃないですけどね;。
硬い部分とやわらかい部分を交互に食べるカリカリモフモフが正統派ですよ〜……ってネタのための昼食としては不健康すぎる気がしました、自分でも;。全然関係ないですが、ここ数年、ちゃんとしたメロンパンを見かける機会が多くなりましたねぇ。ひと昔前はいわゆるカリカリ部分がないパチモンメロンパンが多かったような気がするんですが。……気のせい?;
■ ふしぎ星の☆ふたご姫
「泣くな! その悲しみも、ブラッククリスタルのエネルギーになってしまうんだ! 忘れたのか!
あいつらもだ! 泣くな! いつまでも泣いてる場合じゃないっことが、どうして分からない!」
「シェイド、ダメだよ、怒ったらブラッククリスタルが喜ぶだけだよ……」
「?! そうか……すまなかった……」
や、それって能天気なプリンセス二人だけが大丈夫ってことじゃないかと小一時間;。さらに加えてファイナルプロミネンスって……ちょっwww、それってまるでもーっともっとおねがいに近いものが;。
プリンセスチュチュのスタッフ陣だったので、ある程度は濃い内容を盛り込んでくるのかと思いましたが、完全に子供向けに特化した作品にすることでうまく二年目以降に繋ぎましたね。なんつーか、とにかくどうやって踊らせるのかばかり考えてるような節がなかったわけではないですが;、こういう子供に安心して見せることができる人畜無害な作品ってアニメの全体数から言えば少ないわけで、こういう作品がきちっと続投してくれることはとても重要なことですね。会社でも、お子さんのいる同僚がふたご姫ショーに子供を連れてった、みたいな話を聞いたぐらいだし^^。
■ Rec
「仕事……楽しそうだな……」
「え? うん……。」
「いいよな、人気声優はっ! 忙しいって言えばなんでも許されて、
自分でした約束もすっぽかして、女王様みたいだなっ!」
……この腐った野郎をなんとかしてください;。っていうかですね、ハートフルアニメなびんちょうタンと組み合わせないでくださいお願いですから;。
これ、割とベタベタな作品で、ひょんなことから一夜を共にしてなりゆきで同棲を始めた二人の物語。主人公の松丸 文彦は売れないサラリーマンで、仕事でもまるっきり成果が出せないダメ男。対してヒロインの恩田 赤はどんどん実力をつけて出世していく若き売れっ子声優さん。そんな彼女を見て、平凡で失敗ばかりのサラリーマンの自分は不釣合いだとドン引き。がしかし、実は彼女の方はぜんぜんそんなことなんて求めていなくて……というお話。
作品としての肝の部分は非常にオーソドックス。相手の心が見えなくて、思い込んでしまってすれ違い。自分のことに自信が持てず、相手の気持ちにも自信が持てず。そして追い詰められて、はじけてしまう。けれども離れればまた再び惹かれあって、元の鞘に戻っていく。そしてその繰り返しで、少しずつ絆が出来ていく。ある意味、非常に教科書的な物語。
……なんですが、ヘタレなのは百歩譲って許せるにしても、ヒロインに八つ当たりしまくりという腐った性根はさすがになんとかならないものか、と;。や、ある意味こうも不快感を煽る主人公を作り上げる脚本家の吉田玲子さんも徹底してるよなぁと思ったり。いくらでもキャラを丸めたりすることは出来るのに、こうも性格の悪さを前面に押し出してくる作りは珍しいですねぇ。
■ びんちょうタン
で、もう一方のびんちょうタン。なぜこんなハートフルな作品がなぜ Rec のようなすさんだ作品とペアになってるのかはまっったく分かりませんでしたが、ホントに環境アニメでしたねぇ;。なんというか、ぶっちゃけびんちょうタン、不憫すぎ;と言いたくなるシーンがてんこもりな作品で、やりたいことは分かるんだけど、今ひとつカラ周りしている感がありましたね。
個人的には、こういう作品は小学校など向けの教育作品の素材として生かして欲しいところ。例えば交通安全とか火の用心ビデオとか、そういうのに。いやーだって一歩間違うと、埼玉県健康福祉部医療整備課の監修による「おー・157章」とかが企画として通りかねないわけで;。この手のビデオ、その昔、花の魔法使いマリーベルで作られてたのは知ってるんですが、最近だとどんな作品が使われてるんですかねぇ?
というわけで、続きはまた明日〜。っていうか明日はひきこもって原稿の校正作業しないとですよ;(涙)。
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