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というわけで廃人狩り続行中ですが、今日はまだインプレを書いてなかったこちらの話題をひとつ。
えーと、マリオカート Wii。これ、先月のけろっちゃ氏の結婚お祝いパーティで、話題が尽きたときのためにと思って購入しておいたパーティゲームなのですが、みんな話題が豊富だったために結局出番がなかった一品だったり。で、ちょろっとは私もプレイしたものの、そういやインプレ書いてなかったなーと思って、今さらながら書いてみたり。
このゲーム、テレビや電車の広告なんかで結構売りだしてるのでご存じの方も多いと思いますが、空中ハンドルゲームだったりします。
写真のようなちょろいプラケースに Wii コントローラをセットすると簡易ハンドルになる、という仕組み。見た瞬間、誰もがこれでまともに操作なんかできるのか? と思うわけですが、ところがこれが意外にちゃんと操作できるんですよ。もともとカートゲーム(=それほど厳密なハンドルさばきを要求されない)であるおかげで、結構いいかげんな操作でもそこそこ走れてしまう、という点を逆手に取っている、という感じ。
それにしてもこのゲーム、なにげによくできてます。
■ マニア向け用途とパーティゲームとしての用途をうまくバランスしている点
コース中にばらまかれたアイテムを拾うことによってお互いの「ジャマ」ができるのですが、このランダム要素があることによって、かなり順位がころころと入れ替わるんですよ。プレイしてみると、ぶっちゃけカオスとしか言いようのない状況になる上に、ハンドル使えばまさにみんなで「わいがや」で楽しめるわけで、パーティゲームとしてはこれがなかなかによい。でも、かといって一切テクニックが不要かというと、そういうわけでもない。十字コントローラに使って精密なハンドル捌きをすると、明らかにラップタイムは上がるわけで、頂点を目指そうという場合には、昔ながらの遊び方も普通にできる。
■ 色彩感豊かな、バリエーションに富むコース群
いわゆるレース場はもちろんのこと、炭鉱を走ったり野原を走ったりお城を走ったり氷山を走ったり海辺を走ったりと、用意されているコースがとにかく多彩。いわゆるマンガ調の CG をうまく使うことで、マリオならではの「わいがや」な楽しさが演出されているあたりも実に見事。
■ WiFi コネクションによるインターネット対戦
いまやレースゲームではごく当たり前となってしまったインターネット対戦ですが、フレンドリストなどを使うことで、ネット越しに友達同士で遊ぶことなんかも可能。この手のインターネット対戦って、過去を振り返るといわゆるコアゲーマー向きのものにしか搭載されていなかったですが、Wii のようなライトゲーマー向けのものにどんどん搭載されると、友達同士とか単身赴任同士とか、そういう人たち同士でもかなり楽しめるようになるんじゃないかと思ったり。
正直、ゲームそのものに目新しさがあるわけではないので、一人でやり込もうという気はちょっと起きないのですが、ちょっとしたパーティゲームにはもってこい、という感じのゲームですね。とりあえず実家にでも持っていって転がしておきますか....(笑)
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