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間違いを認める勇気とプライド

 うーあー、や、やらかした;;。

 や、お仕事の話だったりするのですが、先日、提案に行っていたお客さんからびっくりするようなメールが来るワナ;。普通に読むと怒ってるんだかなんだか解釈に苦しむメールだったのですが、営業さん経由で裏から確認を入れてみるとヘソを曲げていたりする様子。かなり穏やかに話が終わって、さてこれで無事に受注できるかな? ぐらいに思っていたところだったので営業さんともどもびっくりだったのですが、いやはやホントにもう参ったなぁ……という感じ。

 そもそもの経緯はこんな感じ。

・数ヶ月前に出された RFP に基づいて提案をしようとするも、RFP に明らかな無茶がある;。
 このまま進むと失敗すると思うので、違うやり方をしましょうという提案をするも予想通り敗退。
・数ヶ月後に、案の定、納入された品物が使えないものであることが判明。
 内容をざっくばらんに見てもらってコメントくれないかというので行ってみることに。
 やっぱりこうなりましたよね、だから今からこう軌道修正すべきじゃないですか? という提案に。
・提案受けますよ、という話になったので提案を持っていき、普通に話が軌道に乗りかける。
 これでやっとプロジェクトも正常化してくれる……と思ったら突然のびっくりメール;。

 要するに、うちはここまでちゃんとやってきてるのでそんな提案いらん、とちゃぶ台ひっくり返されたのですが、いやいやちょっとマテ、それで失敗したんだろう、と思うワナ;。いやはやこれにはちょっと参ってしまったり。

 この会社さん、日本ばかりか世界に名だたる大企業さんだったりするのですが、この手の大手一流企業さんの中には少なからずプライドの塊みたいな人種の方々がいる。一流企業で働いているんだという自負は単体ではそんなに悪いものではないですが、立ち入りの業者さんからちやほやされ続けたりして自分を見失ってしまって、自分の非を認められなくなってしまうようになるとタチが悪すぎる。結果として、周囲が常時その人のご機嫌伺いをするようになっていく、という最悪の構図が出来上がっていくんですよね。

 ぶっちゃけ、あなたが偉いんじゃなくて会社が偉い。それに加えて、それはプライドに見せかけた見栄にすぎない。それなりの立場にいるにもかかわらず、自分の間違いや過ちを認める勇気やプライドがない人を見ると、ホントにげっそりするんですよねぇ;。

 もちろん、そうはいっても仕事は仕事。こういう方々を相手にする場合には常時接待モード(たとえあなたが間違っていてもお客様なので神様ですモード)で行くのが普通なのですが、会話をしていく中で、この人は自分の間違いを認められる勇気を持ってる人だ、と私が勘違いしちゃったのが運の尽き;。うーあー、地雷踏んじゃったよ、状態に;;。

 なんつーか、改めてこういうことは注意しすぎてもしすぎるということはない、と思ったり。少なくとも自分は間違いを認められるプライドを持ち続けたいものだとは思いますが、現実的にそうであり続けることはきっと難しいだけに、他人と接するときはやっぱり気をつけなくちゃなぁと思ったりしますね。うむむ。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2008/6/19 00:57 | 4.雑学&雑感

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コメント

茶化しレス:うおぉっ!こんなに社会人らしい記事は初めてでは!!ブログを読んでると、ECOをプレイしてるか、イベントに参加してるか、コミックorDVDを見てるかしてないのでは?と疑いかけてきたところです。たまに会社の話題が出ても、クッキーを配ったとかの話だったし・・・。
真面目レス:推測すると、問題を分かって修正したいが、自分からは譲歩出来ず、相反する指針に葛藤して、訳の分からないメールになった、というところでしょうか?
自分は全く悪くは無いが、相手から困ると懇願されたので仕方なく修正した、という都合の良い結論を望んでいる様な気がしますぅ・・・。
自虐レス:私は素直に非を認めます。2人目のENDを終えたころ、ようやくクラナドは「全年齢対象版」だと知ったことを・・・。

投稿者 ラスティ : 2008年6月20日 01:00

うわー、シンドイところですねぇ。
こういう分野の話は普段どういう感じで進むものなのか
知らないくせにコメしちゃうんですが・・・

ダメなもんはダメ、とはっきり言い合える相手かと
思ったら、そうじゃなかった・・・という話でしょうか。

相手方の「コメントくれないか」というのは
「俺の顔を潰さないようにしながら、なんかアイデア
出してくれないか」と言ってる様に感じます。
まちばりさんは、かなり慎重にお話をされたんだと思いますが、
「やっぱり、こうなりましたよね」という部分が
時間の経過につれて相手方に黒く残っていったという
こともあるかもしれず、まったく人間って難しい。
でも、なんにせよ、相手の方、
「良い仕事をしようよ」ってのを一番に持って来てくれる人
じゃないような。
まちばりさん、本当にお疲れさまでした。


投稿者 こんち : 2008年6月21日 03:33

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