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学生の方にはあまり馴染みがないでしょうが、日経ビジネスという社会人向けの雑誌の記事の一つに、「敗軍の将」というのがあります。これ、なにかしら社会的に大ポカやったとか、巨大プロジェクトを失敗させたとか、そういう人たちを毎週選んでインタビューをするというもの。……なんですが、しばらく前(どの号かは書きませんが)に、私が前の会社で関わっていたプロジェクトの話が出ていて、かなり感慨深かったり。実はそのプロジェクトの失注のおかげで今の会社に転職したという経緯があるんですが、あれがなかったら今の自分はないよなぁ……とふと昔を振り返ってしまったり。人生、何がどう影響するのかは振り返ってみないと分からないもんです。
しかしこれを読んでいて思ったんですが、なぜ「敗軍の将」なんていう記事が延々と続いているのか? いやもちろん世の中の人間がそうしたスケープゴートを求めている、というのが一番大きな理由でしょうが、そもそもなぜ日本ではこうも失敗した人をつるし上げて袋叩きにしたがるのか?
考えてみると、日本には敗者復活戦を認めない文化があるんですよね。一回失敗を犯したら、二度とその分野では再挑戦が認められない(あるいはそれを許さない)。そういう考えが日本人の底に結構根強くあるんじゃないかと。しかしそれって要するに、人間が成長する可能性を見限ってるんじゃないか、とも思うんですよ。
仕事の場だと結構よくある話ですが、小さな失敗ならともかくも、何かしら一度大きな失敗すると、二度とその人には大きな仕事が振られなくなる。それは、再び大きな失敗をすることを避けるためのリスクヘッジだと説明することもできますが、本質的には「その人が成長する可能性は絶対にない」と切り捨てているのと同じことなんじゃないか、と。なぜそこで、「もしかしたらその人は成長するかもしれない」と少しでも温かい目で見守ってあげることができないのだろうか、と。
長年、何らかの形で教育に関わるような仕事をしてきて思うことですが(← 実は中学・高校の教育免状も持ってたりする;)、人って何らかのきっかけで変わったり成長したりすることは必ずある。もちろん、すべての人がいつでもそうだとは思いませんが、「かつてこういう人だった」という過去のレッテルにとらわれてしまうと、『今の』その人の本当の姿を見失うことになってしまうんじゃないか、と思うんですよ。
確かに今の日本においては、敗者復活戦を認めない空気が主流であることは間違いないでしょう。けれども少なくとも自分が他人と接するときには、それを認めるぐらいの度量を持っていたいものですねぇ、などと思う今日この頃。
# ……なんか書き始めたはいいがうまくオチが付けられないエントリだな、これ。うむむ;。
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敗軍の将兵を語るってコーナーですね。
失敗談ってのは実に有意義でして、受験指導者の間でも「自慢話の合格体験談より、不合格体験記のほうが役立つ」とか言われてますしw
投稿者 雀バル : 2005年12月6日 02:17
うむむ。
この職業だと、医者側としては失敗して成長していくという認識、患者側としては自分で失敗してもらっては困るという認識、このあたりの解離がものすごく大きいですね。
以前、徒弟制度のような感じで親方の後姿を見ながら失敗しつつ慣れていったものが、現在の医療訴訟時代では許されなくなっています。
ま、前の職場の上司はそのようなことを重々承知していて、犯しそうな間違いについては勉強会という形で何度も繰り返しレクチャーしてくれました。そのプロトコールにしたがって奮闘したにもかかわらず何らかのまずい結果が生じた場合は、上司自らが責任を取ると明言してくれていた漢な方でした。これも危機管理の一種ですな。
ということで、論点が外れている上に、まとまりのない話、終了。
投稿者 恥めてのお医者さん : 2005年12月6日 11:51
最近は読んでないので分かりませんが、「敗軍の将兵を語る」って連載は、イコール”そうした”失敗した人をスケープゴートにする・つるし上げて袋叩きにするといった意図の連載ではなかったように記憶してます。
「他山之石、可以攻玉」という意図の企画だったような。
過去現在を問わずマスメディアにそういった傾向が強いのは否定できない所ですが。
「敗軍の将」と言えば、共和政時代の古代ローマは「敗軍の将」を負けたことを理由として処断しなかった稀有な国だったそうです。時には「敗軍の将」に再度兵を任せることもあったそうな。
投稿者 さすらう者 : 2005年12月7日 18:04
> 「敗軍の将兵を語る」って連載は、イコール”そうした”失敗した人を
> スケープゴートにする・つるし上げて袋叩きにするといった意図の連載では
> なかったように記憶してます。
いやおそらく今もそういう意図ではないと思います。建前上は;。
ま、個人的経験で言えば日○さんのインタビューはやりにくいんですよね。
勝手にインタビューして、勝手に記事書いて、レビューもなしに掲載。
きちんと記事書いてくれればいいんですが、「面白い記事にすること」が
優先されるのでまるっきり週刊誌なんですよねぇ。技術誌であっても;。
「敗軍の将兵を語る」の連載を読んでてちょっとイヤな感じがするのは、
インタビューアがうまく『つるし上げやすそうな』発言を誘導して、それを
記事にしているような雰囲気があること。毎回というわけではないんですが、
読み手に「そんなんだから失敗するんだよ;」とツッコミを入れたくさせる
ようなストーリーになっているのが私としては気に入らなかったりします。
ま、そういうところは差し引いて読め、ということなんでしょうけど;。
投稿者 まちばりあかね☆ : 2005年12月10日 01:00
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