ゲームとかアニメとか雑学とかのごった煮メモ書きページ since 2000.12.10

最近のトピック

フラワーアレンジメント@日比谷花壇

 というわけで今日はこちらのエントリを。



 ええっと、これ、先日のけろっちゃ氏の結婚お祝いパーティでプレゼントしたお花。お祝いにご祝儀をプレゼントしよう、という話にはなっていたんですが、現時点で別居となるとどうしても消えモノ類にせざるを得ない。となると、選択肢としてはお酒かお菓子かお花が代表格。お酒は先日、別のメンバーのときに使ってしまった & お菓子というのもちょっと難しい、ということで、今回はお花をチョイス。で、実際にプレゼントしたのが写真のやつなのですが、予想以上に見事な出来でびっくり。これ、日比谷花壇さんにお願いしたのですが、これは最初に見た瞬間にGJ! と思ってしまったり。

 でもって、当日、「これどうやったの?」という話が出たので、エントリにまとめておきます(笑)。

 自分はこういう形でお花を頼むのは初めてで、いったいいくらでどうやって頼むのかもあまりよく分かっていなかったのですが、そこはさすがは日比谷花壇。実はある程度のパターンがありました。最初に決めるべきポイントは 3 つで、@ 形態(花束、フラワーアレンジ、プリザーブドなど)、A 予算(=サイズ)、B 色(ブルー、ピンク、ホワイトなど)。だいたいこの 3 つで注文ができるのですが、当然のことながら普通のものであってはならないという考えから(笑)、あれこれと追加でお願いをすることに。

 今回の場合の注文のポイントは二つ。

・持ち帰れるサイズにすること
 ご夫妻が別居されているため、多分このお花は奥さんが持って帰ることになる。ということは持ち帰れるサイズであることが必須条件。花の量が多くなってしまうととても持ち帰れないわけで、現実的に片手で持ち帰れる程度のサイズに抑えることがまず第一条件。(このため、まず先に持ち帰り時の紙袋のサイズを先に決めています。)

・生花にすること。
 当初、私が考えていたのはプリザーブドフラワーによるアレンジ。プリザーブドフラワーとは、生花に対して特殊な溶液を使い、長期保存できるように加工したもの。造花に比べると遙かに生花に近い上に、なによりメンテナンスがラクで長く楽しめるというメリットがある。私も会社でフラワーアレンジに挑戦してみたときに、生花はあっという間にダメにしてしまって激しく悲しかったこともあってプリザーブドにしようと思った……のですが、グルメ会の既婚メンバの奥さんから「生花の方がいい」というアドバイスが。生花の方がお花自体を楽しめるというのもありますが、ぶっちゃけプリザーブドだと処分に困る、と;。確かに結婚のときに贈り物でプリザーブドを贈る人は最近多いし、ましてや今回贈るご夫妻の場合には記念の品として取っておきたいと思う可能性大。だとすると、ちょっと期間は短いものの生花を楽しんでもらった方がよいだろう、ということで最終的には生花を選択。

 この二つの条件に基づいて、なるべくいいお花を作ってもらう、というのが課題でした。で、実際に予算として max \20k 程度を持って、一週間前に日比谷花壇さんにアレンジの予約をお願いしに行ったのですが、開口一番、

「2 万円のフラワーアレンジは無理です。」(即答)

 ちょっwww。と、いきなり出鼻をくじかれるワナ(苦笑)。や、お花って値段がピンキリなので、いい花材を使えばいくらでも高くなるだろうと踏んでたのですが、「持ち帰れるサイズにする」以上、サイズ的な限界がある。加えて、実は生花を使った方がかなり安上がりになるらしいんですね。プリザーブドは花材の単価が 1.5 倍程度(例えばバラであれば生花が 600 円、プリザーブドが 900 円など)になるそうなんですが、それに加えて花を割と密に詰めるために、使う花材の量が多くなるんだとか。で、特に春先はもともと単価の安い花が多いそうなので、結果的に生花を使うと半額ぐらいで済んでしまうのだとか。どんなに頑張っても 10,000 円ぐらい、という話だったので、じゃそれぐらいで、という話に。

 次に問題になったのはアレンジメントの色合い。結婚のお祝いということになると定番はやはりホワイト系やピンク系なのですが、サンプルにあったホワイト系はグリーンを交えた色だし、またピンク系はどちらかというと赤+ピンクという構成に近く、割と強めの色合い。前者だとややシニア色が入ってしまうし、後者だとお母さんチックになってしまってどちらも NG。ここは自分的好みを元に、ホワイトをベースに淡いピンクを刺してもらえるようにお願いしてみたり。実際、奥さん自身がものすごくかわいい系な方なので、ぴったりマッチするだろうと推測していたのですがここは見事にジャストミート。加えて出来上がったアレンジのセンスを見て思わず脱帽。

 最後に問題になったのが、ベースの花瓶。今回は持ち帰りを想定し、まず先に手提げ袋のサイズを決めたのですが、困ったことにちょうどいいサイズの花瓶がなく、ひとまわり大きな花瓶を使ってしまうと花瓶の方が目立ってしまうアレンジになってしまう。実際問題、たくさんお花を入れるためには大きな花瓶を使うべきだとお店の人から薦められたのですが、ここは自分のフラワーアレンジメント経験が役立つことに(笑)。実はフラワーアレンジメントには大きなポイントがあって、

 花瓶(バスケット)から広がるようにお花を盛ると、非常に見栄えがよくなる。

というのがあるんですね。つまり、下側を絞り込んで上に広がるような形にするのが大原則。となると、やや無茶でも小さな花瓶を使った方がよいわけで、小さなバスケットから盛り上がるような形で作れないか? とお願いしてみたり。先方からは、可能だと思うけど 10,000 円分挿すのはちょっと難しいかも、という返答。もちろん無理に 10,000 円にする必要はないので、とお願いしておいたのですが、結果論としてはこれが大正解。当日引き取りに行ってみたら、つぼみ状態のピンクのバラを刺してくれるという見事なチョイス。しばらく水を刺しているとだんだんつぼみが広がってきて一粒で二度美味しいアレンジになっている、と。いやはやこれまた見事なGJ!に。

 結果的にお花は 10,500 円のアレンジ(通常このサイズだと 5,250 円なので倍額のアレンジ)になったのですが、予想以上に素晴らしい出来にしてもらえて大感謝。実は先週の注文時にあまりにもあれこれ悩んでお願いしたこともあって、引き取りにいったときにものすご〜く心配そうに、

「こちらでこんな感じで大丈夫でしょうか……?」

とか聞かれてしまったのですが、思わず全力で「予想以上の出来でびっくりしました」と即答してしまったり(苦笑)。いやはや実にいい方に当たりました^^。

# こういうのって、アレンジする方のスキル差が思いっきり出るでしょうからねぇ^^。
# どこで買うのかというのも重要ですが、それ以上に誰にアレンジしてもらうのか、というのが
# とても重要。お店も割と近場なので、今度もう一度ご挨拶に行ってこよう....(笑)

 にしても、こうやってお花をプレゼントするのは初めてでしたが、こういうのもなかなかにいいですねぇ^^。また機会があれば使ってみたいものです。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2008/4/26 03:22 | その他

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://pasteltown.sakura.ne.jp/akane/games/blog/tt_tb.cgi/1438


コメント

おおー、さすが気遣いマイスター。
凝ったフラワーアレンジメントだとは分かっていましたが、まさかここまでとは。
ちなみに、写真だと分かりませんが、かすみ草(に相当するお花)にラメがまぶしてあったりと、細かいところまで豪勢な作りです。
落し物大王の私としては、なくしたりしなくてよかったぁ。
アレンジしてもらった方にも、二人とも大変喜んでいたとお伝えくださいな。

投稿者 けろっちゃ : 2008年4月26日 18:38

実はエントリを上げた日の買い出しついでに日比谷花壇さんには立ち寄ってきました。
幸い、アレンジしてくださった方がいらっしゃったのでご挨拶したのですが、開口一番

「だ、大丈夫でした……??」

ってそんなに心配だったんかーー??(笑) みたいな感じでしたが、お礼伝えました。

# おそらくこの手のお花って、買われていく方は非常に多くてもそのフィードバックをもらう
# 機会はほとんどないはずなので、作っている側は結構不安だったりするんじゃないかと。

私もちょっと不安だったのは、つぼみの状態で刺さっているバラが開いてきたときにかなり
キツキツになるかなぁという点でしたが、そのころには一部のお花が萎れてきているはずなので
ちょっとばかり手を入れれば、雰囲気を変えつつしばらく楽しめるんじゃないかと推測。
……とか簡単に書いてますがそんなに簡単じゃないかも;;。

でもまあ実際問題、素人目にもかなり素晴らしいアレンジでした。
とりあえず名刺はもらったので、また何かあったら同じ人にお願いしよう....^^

投稿者 まちばりあかね☆ : 2008年4月30日 10:39

あなたがそこに持っている素敵なサイトでは、これは私のコメントを信用不良債権です, bad credit loans [url&eq;http://badcreditloansus.blogspot.com]bad credit loans[/url] bad credit loans

投稿者 bad credit loans : 2013年4月7日 07:06

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ


< 2008年4月 >
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30