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しばらく前のことですが、会社でメールを読んで一瞬「ぷちっ」となりかけるワナ。自分は怒るのがめんどいという脱力系な人なので基本的に滅多に怒らないのですが、その日はたまたま虫の居所が悪くて「ちょっww、おまwww」状態に;。あ゛ー、いかんいかん、冷静にならねばと思ってちょっとうろうろしたりと微妙に不審者状態に。
でもって落ち着いてからメールを返したわけですが、どうして毎度のことながらこの人はこうも失礼なこと言うのかなとがっくり状態。で、よーく考えてみると、ああなるほど、その次に何が起こるのかとか、その先に誰がどう動くのかとか、そういうことを全く考えてないメールなんだな、と気付いたり。
メールでなくてもこの手の話はしょっちゅうあるんですよね。典型的によくあるのが、大企業ならではの無茶苦茶な要求。仕事柄、大企業のお客さんとお付き合いすることがしばしばあるのですが、とんでもない失礼なことを言ってくるお客さんもたまにいたりする。大企業であっても概して若い人たちだとそういう「奢り」みたいなものはないことが多いのですが、マネージャクラスの人たちになってくるとホントに何様のつもりだろう、みたいな人もいて頭を抱えたくなることも。ぶっちゃけ「あなたが偉いんじゃなくて会社が偉い」のですが、こういう人たちって、自分のセリフがどういう結果をもたらすのか、その後に誰がどういう動きをすることになるのかをあんまり考えてないんじゃないか、という気がするんですよね。
なぜって、そういうことを言われてしまうと、ビジネスライクなお付き合いしかできなくなるから。
確かに理屈上は、同じお金を払う人には同じサービスを提供すべき……なんでしょうが、実際問題として人間はやっぱりウェットな生き物で、恩義を感じる人にはできる限りのことをしたいと思うのが人情というもの。けれども利権を振りかざされればこちらも身を固くせざるを得ない。例えば、先日狩り出されたお仕事の件も、同僚がお客さん先で罵声を浴びせられて心が挫けちゃったのが原因なのですが、正直こういうことをされたお客さんに対してだと一定以上頑張る気が起きないんですよね。冷たくされれば義務は果たすけれどもそれ以上のことはしないよ、となってしまう。正直な話、「あ゛ー、この人たちめちゃめちゃ損してるなぁ」と思うこともあって、その辺に気付ければ大きなブレイクスルーがあるんじゃないかなぁ……、と思うこともあったりします。
# もちろんウェットにやるばかりがよいというわけではないんですけどね。実際、仕事に対して不真面目な人も
# いるわけで、そういう場合にはドライにやらざるを得ないこともある。要するにドライとウェットをうまく
# 使い分けたり組み合わせたりすることが重要で、杓子定規に対応しちゃいけない、ってことなんですけどね。
しかしこういうのって実のところ他人の欠点はよく見えるけれども自分の欠点は見えにくいものなわけで、ホントに気をつけなきゃいけないのは自分自身。実は先日、はたとめちゃめちゃ失礼なことをメールに書いてたと気付くワナ;。ちょっと調子に乗ると物事を多側面的に見られなくなってしまうことが私はしょっちゅうあるのですが、今回もまさにそのパターンで、う゛〜あ゛〜、ごめんなさい状態;;。一度書いてしまった内容は取り消せるものではないので、それによって起こる問題はすべて真摯に受け入れるしかないのですが、最近この手のミスが割と多いような気も。まあ子供じゃないんだから誰かが怒ってくれるなんて都合のよいことはあり得ない上に、他人の気持ちを読むのは割と苦手な人なのでますます注意しなくちゃいけないのですが、ホントに普段から意識しなくちゃいけないですね;。
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