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フリーザ様に学ぶフリーター問題

 のっけから実にどうでもいい話ですが、最近、ティファールの鍋か圧力鍋が欲しい(笑)。や、今日の晩ご飯はクリームシチューだったんですが、小さな片手鍋が一つしかないので、煮込み処理が並列魔術できないしクリームシチューもうまくかき混ぜられないのでタマネギ焦がしちゃうんですよね;。んー、ゆかりんチケットでは涙を呑んだので、自分用クリスマスプレゼントに今度探してみるかな状態。(ぉぃ)

 で、それはともかく、こたつさんに教えてもらったんですが、これあまりにダークすぎる……;

・フリーザ様に学ぶフリーター問題
 http://gazouko2.tripod.com/img/seli-1.html

 っつーかすいません、不謹慎ですが吹きました;。これ、シリーズものらしくてその2その3まであるんですが、元ネタは何かと聞いてみたらこれらしい。

・「就職できない人は欠陥品」 近畿大HPをめぐって議論
 http://www.j-cast.com/2006/11/27004007.html

 あ゛〜、と思わず唸ってしまったり。言いたいことは分かるし危機意識の欠如というのは事実なんだろうけど、こんなこと言ったからといって事態が改善されるわけではない(=学生が危機意識を持つに至るはずがない)んですよね。これに似た話なんですが、前回の N.H.K. のラストで、思いっきり突き刺さったセリフがあるんですよ。

 問い。なぜひきこもり続けられるのか?
 答え。衣食住が保証されているから。
 なまじっか最低限の生活が許されているから、いつまでもひきこもりでいられるんだ。
 ひきこもってられるってのは、それ自体、とても贅沢なことだったんだ。
 衣食住の保証がない状態で、死ぬ覚悟もなかったら、働くしかないんだ……。

「おめでとう、佐藤くん。ついに引きこもり脱出だね……」


 このセリフの意味するところは何か。要するに、本当の意味で追い詰められれば自ずと人は変わっていくし、逆にそういう状況でない場合には意志を持って自ら変わっていくことは難しいってことだと思うんですよ。それは別に引きこもりとか就職活動とかに限った話じゃなくて、『今さしあたり困っていない』という状況に対する危機意識の欠如に関する一般則。そしてそういう自分への『甘え』に対するペナルティは、結局回りまわって自分に刺さり、そのツケは自分で払わざるを得なくなる、ということだと思うんですよね。

 や、そういう私自身、明らかに『ツケが回ってくる』ことが確実な問題というのをいくつか認識してるわけですが、いずれどっかでツケを払うことにはなるんだろうなー、とは思っていたり。どんなに願ったところで起こらないから奇跡って言うんですよなわけで;。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2006/12/18 00:13 | 4.雑学&雑感

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コメント

 「ニート」は「アルコール中毒者」と構造上の共通点がありますが、それは生きていくために「イネイブラー」の存在が不可欠ということ。
 「イネイブラー」とは「見捨てることが出来ずに世話をしてしまう人」のことを指しますが、ニートにせよアル中にせよ、世話をしてくれる人がいる内は自立することはほとんどありません。更に言うとダメ人間のくせに何故か寄生する相手を見つけるのは上手かったり。

 結局のところ、体もボロボロ生活もボロボロになり皆からも見放されて「そして誰もいなくなった」状況(どん底に落ちた状況なので「底つき体験」という)まで突き落とされて初めて、自分の足で踏ん張れるかどうか真価を問われます(立ち直れないと…それっきり…)。

 上記の会話は「底つき体験」の好例を示していると思われますが、今後の課題は「底つき体験」から脱するのを支援する受け皿・仕組みがあるかどうか。…「再チャレンジ」って名前だけは良いんですけどね。

投稿者 で・じ・くまっちゃ : 2006年12月18日 12:09

これ頭抱えたんですが、若い人は案外こういう実態知りませんからね。
その意味では10代後半に意味はあるのかもしれませんけど。

しかしどれもこれも見事に絵とセリフがマッチしているのが(汗)
第3のラストに至ってはもう(^^;)

投稿者 夏のこたつ : 2006年12月18日 23:12

「底つき体験」ってそういえば以前に単語聞きましたね。思い出しました。
人間、痛い目を見ないと結局のところ認識できないんだよなぁ、というのは
よく思う話ではありますね。失敗からの方が学ぶものが大きい、という。

しかし私も第3のラストはさすがにヤバいなー、と思いました;。
これネタとして結構シャレになってなくて、リストラされた中高年が自殺を
図って家族を養う、ってのが実際あるそうですからねぇ……うーん。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2006年12月22日 03:53

>> あ゛〜、と思わず唸ってしまったり。言いたいことは分かるし危機意識の欠如というのは事実なんだろうけど、こんなこと言ったからといって事態が改善されるわけではない(=学生が危機意識を持つに至るはずがない)んですよね。



どうして、改善されないよ言い切れるのか理解できないww現に、俺は危機意識持ったぞ。俺は龍谷でフリーターでもいいっておもってたけど、新卒の浪人は無いことや、社会が受け入れてくれないって聞いて、すごく危機意識を持ちましたが?

投稿者 ばき : 2007年2月14日 17:43

ばきさん、はじめまして。書き込みありがとうございます。

> どうして、改善されないよ言い切れるのか理解できないww
> 現に、俺は危機意識持ったぞ。

確かに言い切りは言いすぎでした。すみません。でももし、ばきさんがこの話で危機意識を持ったとしたら、それはきっとばきさんの元々の意識レベルがものすごく高い、ってことじゃないかと思いますよ。

自分もそうですが、多くの場合、人間って失敗とか手痛い経験から物事を学ぶ事は多くても、失敗していない状況で『想像力を働かせて』未来の危機を回避することってものすごく難しいと思うんですよ。
それが出来る人は、非常に想像力がある人とか、元々の意識レベルが高い人とかに限られることが多いんじゃないか、と。

失敗を事前に回避できるような人になりたいものですね……
いやそれって非常に難しいんですけど;。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2007年2月14日 23:03

>>あかねさん

貴方の言いたいことが分かりましたww
でも、厳しく言うことも必要ではないでしょか?
欠陥品は、言いすぎだと思いますがフリーター率が高く、就職意識が低い今の日本。

確かに、言ったところで分からん人には分からんとおもうけど・・・

ん゛〜難しいですね(^^;)

投稿者 ばき : 2007年2月15日 01:49

ばきさんのように「伝わる」人がいるのなら、言うことにはきっと意味があると思います。

ただ、「伝え方」にはもうちょっと工夫の余地があったかもしれないですね。
不特定多数に伝えるときと、個々人に対して伝えるときとでは、望ましい言い方ややり方は当然違いますからね。
その辺に対する配慮が足りなかったんじゃないかな? と思います。

厳しい言葉って、受け止める方にも受け止めるだけの度量やゆとりが必要になりますからね。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2007年2月15日 02:24

はじめまして。突然のコメント。失礼しました。

投稿者 グッチ 店舗 : 2012年11月10日 09:16

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