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というわけで今日は一日つらつらとコミックス類を消化してたのですが、こちらの書評を一つ。
ええっと、こどものじかんの作者である私屋カヲルさんの 4 コママンガ。とらのあなに積まれていたのをたまたま見かけたのですが、どこにもこじかの文字がなくて「あれ? 確かこの人こじかの作者さんだよな?」と思って買ってきたらやはり当たり。こじかの作者さんならきっといい話を描くんじゃないかなぁと思ってつらつらと読んだんですが。
素晴らしすぎる。
っていうか、この人ってなんでこんな心やさしいお話が描けるんだろう、とホントに感心してしまったり。
内容はというと、20 歳新婚のヨメのほんわか夫婦の日常 4 コマ漫画。オットに持たせるお弁当の話とか日常的な話(それこそトイレの話とか(笑))など、身近なネタをどこまでもほのぼのと描き続けている作品。全体的にセリフが少なく、イラスト中心に描かれている作品なんですが、なんといっても素晴らしいのは、どこまでも日常劇であるにもかかわらずヨメがオットに向けてる愛情がいろんな行間からにじみ出ているというところ。作品タイトルの「だめよめ」というのは家事とかができないという意味ではなくて、人としてちょっとだめなぐらいにオットを熱愛してる、という意味なんだそうですが、まさに文字通りのだめよめ作品(笑)。読めば読むほど熱愛っぷりにアテられそうになる、そんな作品なんですよね。
# しかもさすがは女性の作者さんで、どこまでも視点が女性視点なんですよ。
# 例えば、仕事帰りにテレビを二人で見ているときに、オットの視界にはテレビしか入ってないのに
# ヨメの視界にはテレビとオットの両方が入ってる、という 4 コマがあるんですが、この感性は
# 女性作家さんならではのもの。逆に、ヨメがオットの行動に気付かされるような 4 コマもちゃんと
# 入っていて、男性視点と女性視点のねじれをものすごく見事に捉えている。いやはやホントさすがです。
なんでも作者の私屋カヲルさんはリアル新婚一年目さんなんだそうですが、いろいろあるけどものすごく幸せな雰囲気がコミックスのあらゆるところから滲み出ていて、ホントに文字通りアテられそうになる作品です。(描いたのは 2004 年だそうですが、ご本人の Web サイト見る限りご結婚されたのは最近?っぽい?) いずれにしても、こじかが行ける方であれば一読の価値はある作品。ぜひ読んでみてください。
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どもです。
4コマでの名作に「ちびとぼく」があります。
よろしければそちらもドゾー。
ではでは。
投稿者 にくやさいいため : 2008年1月21日 19:39