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や、今日はほとんど一日 ECO やってましたけどね;。(← またか;)
とはいえ食糧買い出しとかは必要なわけで、ついでにいろいろ査収してきてみたり〜。
そんなわけでコミックス類いろいろ。NANA とかは冊数も多いのでどれが新刊なのかぶっちゃけ分からず一度は店頭で見かけながらもスルーしていたワナ;。マリみてもこれでようやく積まれた 3 冊も含めて一気読み予定……ってただでさえ大量に積まれてるのにこんなに買い込んでどうするよ自分;。
ところで全然関係ないですが、ECO やりながらスゴ録の地引網にひっかかったあしたのジョーのラスト 9 話一気放送をつらつら見てたんですが、なにげにめがっさ面白いじゃないですかこれ^^。実は見たことは一度もなかったんですが、いや確かにこれは名作と称されるだけのことはあるなぁと感心。何が素晴らしいのかというと、端的に言えば作品自体がものすごく「リアル」なところ、だと思うんですよ。
や、「リアル」という単語を使うとこんな荒唐無稽なシナリオのどこがリアルなんだと言われそうですが、リアルさ(実在感)というのはそういうところからは生まれてこないんですよね。リアルさというのは、おそらく細部の小さなリアルな描写の積み重ねによって生まれてくるものだと思うんですよ。例えばこの作品の場合、あるシチュエーションにおけるそれぞれの人の反応や仕草などに非常に説得力がある。力石の訃報を聞いて固まってしまい、そしてずり落ちてしまうような描写。過剰演出といえなくもないですが、「気持ち的に」よく理解できるリアルさがそこにはある。
確かに昨今のアニメは、作画も動画も音響もなにもかもがグレードアップして、どの作品も「そこそこ見栄えのよい」ものになってしまっている。けれどもなんだか「トータルとして及第点である」ことに甘んじてしまっていて、そこから先に突き詰め切れていないような印象を受けます。いわゆる「なんちゃって」作品(なんちゃって魔法少女とか、なんちゃってファンタジーとか、なんちゃってロボットものとか、そんな感じ;)。その点、古い作品であっても今の作品であっても、名作と称される作品はやはりそういう甘えがないような印象を受けます。
# 先日紹介した「狼と香辛料」なんかはまさにその好例とも言える作品ですね。
# そこに本当の世界があるかのごとき見事な描写は、制作者がその世界を細部にまでリアルに掴んでいてことできるもの。
いかにストーリーラインが荒唐無稽でも、あるいは絵が古臭くても、リアルさというのは小さなものの積み重ねがあってこそ生まれてくるものなんでしょうね。「小さなホントを積み重ねて大きなウソをつくのが作劇の基本だ」とは誰が言った言葉なのか忘れましたが;、まさにそういうことなのかもしれません。や、いろいろと面白かったです。
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昔の番組は本数自体も少ないこともあり、濃いリソースが投入されていたように思います。
ビデオが普及していなかった時代のほうが、繰り返し鑑賞に耐えられる内容のものが多かったというのはなかなかの皮肉。
さて、そんなあなたに「図書館戦争」を推薦。って積んでるんでしたっけ。
投稿者 夏のこたつ : 2007年4月1日 10:58
だから出崎のファンは濃くなるのです!
えぇ、劇場版Airだって大変素晴ら(ry
投稿者 本郷弥生 : 2007年4月1日 15:20