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昨日のエントリに書いた School Days の鬱 T シャツ、せっかくなのでとりあえず寝間着代わりに着てみたわけですが、妙に寝つきが悪かったような気が;。え゛ーっと、なんかの呪い? あるいは怨念?;
というわけで今日は劇場版 DEATH NOTE の話題。昨日の塾の宴会の前にでじくま氏たちと劇場版をざくっと見てきたので軽く感想を書いてみたり。ひと言で言えば、「おお、意外によく出来てるじゃん?」という感じですね、これ。
100 分ぐらいの尺の実写版映画なわけですが、原作をアレンジした面白いシナリオに組み立てられている。原作を知らなくても十分楽しめるように分かりやすくストーリーが組み立てられているし、逆に原作の設定を知っていると、最後のあたりはデスノ設定の縛りの中でどうカタを付けていくのかが興味深かったところ。
ただ、致命的な難点は……いやぶっちゃけですが、ライトとエルのキャスティングがあんまりよくない点、ですね。ひと言で言うと、どっちの俳優も「賢そうに見えない」んですよ。や、インテリ臭がまったくないとでもいうか;。セリフの喋り方にもキレの良さがなくて、語れば語るほどキャラが崩れていく(涙)のがものすごく残念。演技指導でもっと改善できたんじゃないかと思うだけに、ちょっともったいなかったです。
# キャスティングとしてはミサミサが一番合っていた気が^^。
トリックとして「?」となったのは、ラスト付近でライトがボールペンを取り出したシーン。緊迫感を煽る演出効果を狙ったのかもしれませんが、デスノートへの書き込み内容を考えればあそこでボールペンを取り出すのは百害あって一利なし。でじくま氏は次作への伏線では?と言ってましたが、……んー、どうだろ? という印象。
あと個人的にひっかかったのは、詩織を犠牲にした後、リュークに「お前、彼女のこと好きだったんだろ?」と問われてライトが一瞬、悔恨にも似た複雑な表情を見せるところ。これ、ある意味『分かりやすい』演出なんですが(例えば女性客などには好かれそうな演出に見える)、私はライトというキャラは、どちらかというと、そういう悔恨の感情を無理矢理『飲み込んでしまう』タイプじゃないかと思うんですよね。自分の目指すもののために徹底的に自分の感情を殺し、湧き上がってくる罪悪感や悔恨の感情を飲み込んでいってしまう。けれどもそれによって、彼自身がどんどん壊れていき、ついには人としての心を失ってしまう。だからこのシーンは、どちらかというと、無理矢理強がってみせる表情の方が納得のいくものだったような気がします。(まあこれは人によってどっちかがいいのかは違うところだと思いますが)
11 月公開予定の THE LAST NAME はエルとの直接対決ですが、さすがに尺を考えるととても収まりきらないだけにどういうふうに原作をアレンジしてくるのかは楽しみですね。……っていうわけで、また秋になったら見に行きますか^^。
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週刊少年ジャンプで連載されていた『DEATH NOTE』の最終巻。管理人は週刊誌派ではなく単行本派なのでようやく読了。 論理的な詰め合い・誘導から、キラとニアのどちらが上手をいけるかという詰め将棋でしたが、...
羊飼いの戯言 : 2006年7月12日 13:56