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うぐぅ、なんだかんだで今日もお仕事;。や、人に任せてもラチが開かない仕事は自分で片付けるしかないモードなわけですが、なんか疲れが溜まってるせいかイマイチ頭も廻ってなくて効率が上がらず。やっぱり休むときはちゃんと休んだ方がいいんですが、なんつーか、こういう時って気持ち的に休めないんですよねぇ。気持ちをきちんと切り替えて休むときは休むべきなんですが、うまくいかないときもありますね、やっぱり;。
# というわけで明日はちゃんと休もう....
そんなわけでここ最近はなにげにコミックスやらががんがん積まれていくわけですが(← 気を抜くとあっという間に溜まる;)、今日はその中から一冊をピックアップしてみたり。
や、りゅうくんさんからお薦めされたのでとりあえず amazon で買っておいてさっき読んでみたんですが……うわ〜、ベタベタベタすぎるんですけど、これ^^。
背が小さくて、何をするにも何かと要領の悪い女の子の千村さん。お漬け物みたいな、主役になれないみそっかすな女の子。そんな彼女になにかと親切で優しいけれど、やっぱりこちらも要領が悪い背の高い男の子の黒川くん。ちびっこで不器用な女の子とのっぽで優しい男の子。めちゃめちゃ奥手な二人が、おっかなびっくり恋愛していく、というお話ですね。
例えばこんな感じ。千村さんのことを気遣っていろいろと頑張りすぎてダウンしかける黒川くんへ向かってのセリフ。
「そうだ。ねえ、黒川くん……。あんまり、頑張らなくていいから。」
「へ? いやあの?」
「が、頑張んなきゃいけない時もあるけど……でも……あんまり頑張りすぎると疲れちゃうから……。
だからあの、頑張らないで頑張ってってゆーか、えーと、なんてゆーか……」
かかか、かわいい(爆)。
や、なんつーか明らかにダメマンガだ、読めば読むほど自分がダメに;;(苦笑)。
手を繋ぐというネタだけで 2 話も引っ張れるとか、告白されたけど不安になって断っちゃうとか、なんつーかもうめっちゃこそばゆすぎで、これはどこのダメーポかと小一時間^^。要するにこれ、『小学生みたいな幼い初恋のこそばゆさ』そのものなんですよ。恋をすると主役になれる、なんていうベタな言葉がそのまま似合ってしまう、同人誌みたいなベタベタな創作少女系の初恋少女漫画。読んでると恥ずかしすぎてのた打ち回りたくなるような感覚が至るところに溢れてる。普通、こういう感覚はエッセンスとして作品に織り込むものですが、直球勝負ど真ん中で投げてきてる作品、という印象。なるほど amazon などで人気を博しているのも分かります。
でもこれ、テイストは完全に男性思考だなぁ……と思って調べてみたら、やっぱり男性作家さんっぽい。や、なんでそう思ったのかというと、この作品、恋愛観が男性視点なんですね。女性作家が描く少女漫画って、基本的にはヒロインの一人称視点から物語が描かれるんですが、この作品の場合、ヒロインが第三者視点からマスコットキャラ化して扱われているところが多々あるんですよね。端的に言えば、ヒロインに『芯』がない、と感じてしまうシーンがいくつもある。そういう意味で、この作品って男性ヲタ向け少女漫画なんですよね。
……とかつらつらと考えてたんですが、そもそもこの作品ってどう考えても普通の少女漫画誌に載ってるとは思えないわけで、いったいどこの男性ヲタ向け雑誌で連載してるのかと思って調べてみたら、コミックハイ!……って、あ゛あ゛あ゛、これって新井葉月さんがマンガを描いてた雑誌じゃないですか。で、調べてみたら雑誌のふれこみは「男性向け少女漫画誌」……あ゛〜、ものすごく納得。っていうか予想通りじゃないですか;。や、絶対こんな作品は今どきの女の子にはウケるはずがないわけで(苦笑)。
しかしなんつーか、こういう男性ヲタ向け少女漫画が商業ベースで成立してしまうというのはある意味凄いというかなんというか;。や、同人誌として生き残るのならなんとなく分かるんですけどねぇ……って、私みたいな人が買ってるからですかそうですか;;。
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