ゲームとかアニメとか雑学とかのごった煮メモ書きページ since 2000.12.10

最近のトピック

スリップストリーム

 ぐぉっ、しまった区民税 & 都民税の支払い忘れてた;;。しかも支払期限は月末……ってあと 2 日しかないワナ;。や、こんなの面倒だからネットから支払いできるようにしてくれよと言いたいわけですが、そもそもなんでこんなに持っていかれるかな状態;;。まあ原因は源泉徴収されてない収入が一部にあったからですが、なんかものすごーくブルーな気分になりますねぇ。というか最初っから多めに源泉徴収しといて欲しいんですけど状態。明日忘れずに郵便局に行ってこよう……。

 それはともかく、先日のエントリへの Web ツッコミでこんなコメントが。

> predictable さを厭うとき、人は新しい趣味や分野に手を伸ばすのでしょうね。

 や、それそのうち書こうと思ってたネタなんですけど;。まあせっかくの機会なのでちょっと書いてみたり。

 ここのサイトの blog エントリを見てれば分かると思いますが、私って、趣味を増やすことはあっても減らすことは基本的にない人なんですよね。や、普通は例えば、アニメやゲームを卒業して、新しい趣味として料理を始める、とかいった具合に趣味を切り替えていくと思うんですが、私の場合(もちろん重み付けは変えますけど)前の趣味を捨てるということをしないんですよねぇ。

 いろいろ理由はあるんですが、私って昔っから「卒業」って言葉が大っ嫌いなんですよね。……と、モラトリアムの極みのような発言をしてみますが(ぉ)、例えば「アニヲタ趣味を卒業する」とかいう表現があるじゃないですか。でも、私はそれって卒業じゃなくて中退の間違いだろう、と思うんですよ。や、だってあなた、その趣味や分野を極めたわけじゃないでしょ? と。そうであるにもかかわらず敢えて「卒業」という言葉を使うのは、そこにある種の蔑みのような意識が混ざっているからじゃないかなぁ、と。だって実際問題として AIR みたいな化け物アニメはちゃんと出てくるし、自分の成長と共に、作品の良さが分かるようになってくることだって多々ある。そういうことを考えると、私は(ウェイトを下げたとしても)完全にその趣味を切り捨てるようなことはしたくないし、なるべくしないようにしてるんですよね。

# おかげで収集がつかなくなっているという話もありますが;。> この blog とか

 とはいえ、さすがに似たようなことを長年やってると飽きてくるのは確かで、アニメもゲームもかなり惰性が入っているのは事実;。っつーか、普段の仕事もかなり飽き飽きしてるのは実際なんですよねぇ……;。や、しばらく前に出した本もすでに 3 刷になってたりとか、仕事自体は確かに順風……なんだけど、ぶっちゃけつまらんのですよね;。その原因が、まさに先日書いた "予測可能性"。それもあって、実際、数年前から真面目に仕事をやめるかとか転職するかとかいろいろ考えてたりする;。

 じゃあだったらなんで転職して新しいチャレンジをしないんだよこのヘタレがっ、と怒られそうですが^^、理由は突き詰めればものすごく単純で、後継者が育ってないから。今現在のタイミングで自分が抜けたらあまりにも影響が大きすぎるし(← これは逆に言えばリスクヘッジができていないということなので大きな問題でもありますが)、少なくとも抜けるときには、自分なりのけじめとして、自分がいなくなってもちゃんと問題ない状態にしてから辞めたい、と思ってるんですよね。

 けれども、これってそんなに簡単な話じゃない。なぜかというとこれも理由はものすごく単純で、人って育てるものじゃなくて育つものだから。や、長年に渡って教育にまつわるようなことに携わってきた経験から言うと、基本的に、先生(というとおこがましいので講師といった方がいいんでしょうが)って、生徒を(外部からのチカラによって)「成長させる」ことはできない、と思うんですよ。先生ができることは、生徒が成長する「速度を速める」こと、そしてその「効率を高める」ことだけ。要するに、スリップストリームを作って、それを使ってもらうことしかできないと思ってるんですよね。

 だから、究極的には、成長することに対して貪欲な人、つまり気概のある若手が現れなければ、この問題は解決しないんですよね。(若手が入ってこない組織が不健全といわれるのは、この辺にもやっぱり原因があるんじゃないかと思ったり。)

 最近嬉しかったのは、今年入ってきた新人君(← 自分がトレーナーやってるんですが)がかなりのサラブレッド君で、長期的に見れば絶対に自分を追い越してくれると確信が持てる逸材だったこと。や、普通だったらいつ自分が食われるのかと戦々恐々とするのかもしれませんが、私はむしろものすごく楽しみなんですよね。彼が何年で自分に追いつき、そして追い越してくれるのか。私は今のところ自組織での最年少タイトルホルダーなのですが、きっと彼なら破ってくれるに違いない、そう思わせてくれる期待感。そして実際に記録を破ってくれたときこそ、自分のやってきたことに初めて意味があったと思えるんじゃないか、そんなふうに思っていたりします。

# っていうかもう自分は屍なんだからとっとと踏んづけて乗り越えていってくれよ、みたいな感じ;。

 もっとも一年とか二年でどうこうって話じゃないのでなかなかに長丁場な話ですけど、でも人が育っていく様子を見守るのは、ホントに面白いんですよ〜w。(と、微妙に年寄りくさい発言をするワナ;。)

投稿者 まちばりあかね☆ : 2006/6/29 00:59 | 4.雑学&雑感

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://pasteltown.sakura.ne.jp/akane/games/blog/tt_tb.cgi/706


コメント

コメントしてください




保存しますか? はいいいえ


< 2006年6月 >
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30