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というわけで今日はぼちぼちサッカーなどをテレビで見てましたが、サッカーって見るのがなかなか難しいんですよねぇ。や、2 時間ぐらい見ていてもホントにシュートの打ち合いになるのは一瞬だけなので横で流し見してることが多いんですが、気を抜いた一瞬にゴールとかが決まっているとめっちゃショックだったり;。しかしパラグアイのオウンゴールはちょっとカワイソスな感じも……あれは不可抗力でしょうけど、記録としてはオウンゴールになっちゃうんですよねぇ;。
ま、それはともかく今日は自宅にひきこもりモードですが、それでもちゃんと blog ネタはやってくる^^。
っていうか年貢の振込み用紙つきでありますか。これはさすがというべきなのかなんなのか;。> コ○ミ どうもコンサートツアーでのグッズの余りモノ大処分会員販売みたいですが、確かに現地でも結構余ってましたからねぇ。会報も初めて読んでみましたが、こ、細かい;;。やー、そもそも会報なんてシロモノを読むのも何年ぶりだろう状態(多分 10 年以上昔;)なわけですが、なんというか懐かしさを感じますねぇ、こういう会報は。
でもって今回の会報には先月のコンサートツアーのレポートが載ってたわけなんですが、読んでみると、うーん、この記事なんかおかしいんじゃ?? となってしまったり。
や、何が書いてあるかとゆーと、ゆかりんはナンバーワンじゃなくてオンリーワンだけど、そんな言葉で語れるレベルじゃなくて、むしろ「絶対無比で模倣不可能」的なものである、と。そしてゆかりんは、自分がもっとも輝ける世界を構築することに手間を惜しまず、オリジナル性を守ることに対していい意味で頑固だ……といったことが書いてあるんですよ。でも、そう言われるとめちゃめちゃ違和感がある。
で、その違和感の正体は何か?
このレポって、彼女の強さの本質の話が抜け落ちてる気がするんですよ。それは、ゆかりんがファンに楽しんでもらうことを第一に考えてコンサートを組み上げている、という点。これ、別に珍しい話ではなく、一般的には『顧客志向』と呼ばれる考え方で、要するに『お客様に喜んでもらうことを第一の主眼とする考え方』のことですが、当たり前のようでいて、実のところ出来ている人って非常に少ないんですよね。
例えば、普段我々がやってるお仕事。当然のことながら、仕事は趣味ではない以上、リソース制約もあればノルマもある。で、そういう厳しい状況下で仕事をしていると、最初はお客様のために頑張るものの、ある一定線のところまで来ると「こんなもんでいいや」と妥協してしまう人が非常に多いんですね。
常に膨らんでいくお客様の期待値を上回る、というのは仕事をする上での最低限のノルマですが、その期待の遥か上を行くためには、こういう妥協が許されない。徹底的に妥協を許さず、仕事で求められるノルマとしてのレベルを超えて顧客志向であり続けることが必要。ゆかりんが絶対に妥協していないポイント、それは『自分が輝ける世界を創ること』ではなく、『ファンが喜んでもらえる世界を創ること』なんですよ。このレポートにはその視点が完全に抜け落ちているんじゃないか、と。
そして、そうした顧客志向的なワークスタイルがあるラインを突き抜けると、ものすごい良循環サイクルが出来上がるんですよね。要するに、お客様のためを思って仕事を頑張る → お客さんから喜ばれて感謝される → それがさらにお客さんのために頑張る動機になる、というサイクル。おそらく、ゆかりんはこのステージにすでに到達してると思うんですよ。
このレポートを読んでちょっと気分が悪くなったのは、(レポートを書いてる人は意識してないかもしれませんが)彼女の努力のベクトルが、基本的に自分の方を向いているかのような書き方がされてしまっている点。や、もちろん悪気があるわけじゃないはずですが、ちょっとゆかりんカワイソス、なような気がしたり。
# と、初めて読んだ会報にあれこれ書くのもなんですけど;。
顧客志向、という言葉はどの業界でもどの職種でも最近では当たり前のように使われている言葉ですが、本当の意味でそれを実現できている人、つまりノルマとして求められる水準を越えて「お客さまのために頑張る」という気概を持ってそれを実践している人となると、どの業界であっても、おそらくものすごく少ない。けれども、お客さんが最も喜んでくれるものを最も洗練されたカタチで提供していくことを突き詰めていった先には、良循環サイクルという大きな喜びがあるんじゃないかと思ったり。そしてその結果として出来上がった、あのコンサートの一種の異様な雰囲気と一体感、それこそが、ゆかりんの持つ最大の『絶対無比で模倣不可能なもの』だと思うんですが、どうでしょうね?^^
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