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未来に対する希望と予測可能性

 今日はどうにも気分が乗らなくて一日中ずっとダウナーモードで完全に参ってしまったり。や、自分って落ち込むときはとことん落ち込む系な人で、最近は歳食ったせいもあってか軽い全身症状(といっても少し気持ち悪いとか頭痛いとか食欲ないとかだるいとかその程度ですが)も出たりするんですよねぇ。もちろん仕事ではそんな寝言も言ってられないので、セルフコントロールしてスイッチを入れる(=自分の感情を完全に切り落としてしまう)ことで対処することが多いんですが、今日はそのスイッチすら入らないワナ;。で、どうにも仕事の効率が上がらないのでとっとと切り上げて帰ってきたわけですが、なんつーか、こういうときってホントに何やってもダメで、帰ってきて料理したらケガをしてしまうワナ;。や、もう踏んだり蹴ったり戦力半減状態ですよ(涙)。

 別に湿度が高いからとか 5 月病というわけでもないのですが、まあ理由は自分でも分かっていてどうにもならないことであることも分かっているわけなんですが、いろいろつらつらと考えてみたときに、結局、問題の本質は、未来に対する希望のなさ、なんだろうなぁと思ったり。や、端的に言えば、「生きてればきっといいことがあるよ」なんて言葉がありますが、そんなのウソだよ、というヤツ;。

 最近思うんですが、「未来に対する希望」って、おそらく「根拠のない期待感」のことを指すんじゃないか、とゆー気がするんですよねぇ。や、どういうことかというと、希望格差社会なんかでよく『挫折の先送り』という言葉が出てきますが、これ、膨らみきった願望が満たせないという『事実』に直面することを避けるために、「きっといつかは願いが叶う」と思って挫折を先送りする、って話ですよね。けれどもそこそこ歳を食ってくればそんな都合のいい魔法なんてないということが身にしみて分かってくるじゃないですか。要するに、数年後、10 年後、数十年後の自分の姿がおおよそ想像できてしまう。

 ……とか書くと、「あんたは日常を頑張ってないからそんな絶望感ばっかり持つんだ」とツッコミ受けそうですが、そういうわけでもないというのがまた根の深い問題なんですよね。や、自分が本気で頑張ったときに、どれぐらいの期間でどれぐらいの成果が出せるのか、それのアタリが付いてしまうんですよ;。つまり、「これぐらい頑張れば、これぐらいのことができて、これぐらい嬉しくて、これぐらいハッピーになりそう」という予測がついてしまう。だから何をやっても自作自演っつーか、マッチポンプ的な辛さがある;(← この言葉、知らなきゃ良かった言葉の一つですね;)。predictabilty (予測可能性、たとえば今期の売り上げがどのぐらいになるとかいつまでにどんなことができるかとか)ってビジネスの世界ではものすごく大切なんですが、人生に関して言えば、predictable であればあるほど絶望の根は深くなるんじゃないか、という気がするんですよねぇ。

# なまじ自分の未来予想図が割と当たるだけにつらい;。

 結果の分かったネタバレアニメやゲームほどつまらないものはない。自分の先行きが見えてきちゃったりすると投げ出したくなったりもするわけで(← や、だからって投げ出したりするつもりは毛頭ないし最後まで全力で足掻きますけどね;)、なんつーか、少しは気持ちを切り替えなきゃなぁと思う今日この頃。や、気持ち的にやさぐれモード入ってるのでこういうときはあんまり考え込まない方がよいのですが(悪循環になる;)、こういうときはしっかり寝てリフレッシュしないといけないかも。明日はお仕事予定なので、気分を一転したいものです。はい。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2006/6/24 00:24 | 4.雑学&雑感

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