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心穏やかに生きるために。

 先日の話ですが、会社の飲み会のときにかな〜り年上の女性社員からこんなことを言われたり。

「や〜、○○さんって温和ですよねぇ〜。ぜんぜん怒らないでしょ〜?
 私はもーぜんぜんダメで、昔、マネージャと大喧嘩して、会社で泣かされたことあるんですよ〜。」

※ ↑ 微妙に関西弁でしたが、再現できないので普通の標準語で;;

 んー、部下(しかも女性)とケンカして泣かせる上司ってどうよ?? とか一瞬思いましたが、確かに私って滅多なことでは怒らない & 腹を立てないんですよねぇ。で、なんで怒らないの? とか聞かれたわけなんですが、だって怒るのって面倒っちい(というか他のところにパワーを使いたい)じゃないですか。……とかいう気力面での問題もありますが(ぉぃ)、それ以前の問題として、仕事とか街中とかいろんな場所で怒っている人を見かけるたびに、「なんでそんな些細なことでいちいち怒るの??」と逆に聞きたくもなるんですよね;。

 ……といっても、私も昔(といっても 10 年ぐらい前)は血の気が多かった人なので些細なことでいちいち怒っていたんですが、ある時から考えをちょっとだけ変えてみたんですよね。それは何かとゆーと、

 「相手に悪意や悪気がない限りは怒らない」(というか怒ってもしょーがない)

 実際問題として、腹を立てるケースって、大半は自分が勝手に怒ってる(= 相手に悪意がないのに自分の勝手な誤解や思い込みで怒ってる)んじゃないかと思うんですよね。相手の方も「いやそんなつもりで言った & やったわけじゃないのに;」ということも多い。そういう状況下でホントに怒ってしまうと、簡単にコミュニケーションが壊れてしまう。

 けれども、人が人に純粋な悪意を持つことなんてそうそうない。や、ホントに自分に非がないのに悪意を向けられているときは怒ってもいいと思うんですが、そうじゃないときは、一歩立ち止まって、なんで相手が自分の腹の立つようなことをしたのかということを考えてみることが大切だと思うんですよ。実際、こんな思考回路の私でも過去には本気でキレかけたこともありますが、それだってちょっと立ち止まってみれば、相手がそんな態度や行動に出たのには必ずそれ相応の理由があると思うんですよ。でもそういう理由って、反射的に怒ってしまうと気付けなくなる。だから、頭にかっと血がのぼったときこそ、なんでもいいからちょっとでも気を紛らせてとにかく冷静になって、立ち止まって考えてみないといけない、と思うんですよね。

 ちょっとむっとしたときは、まず相手に悪意があるかどーかを考えて、悪意がないと思ったらなるべく笑って受け流す。で、仮に悪意を向けられていると思ったとしても、なぜそんな行動を自分にしてきたのかを考えてみる。そうすると、案外「むかっ」とすることの大半には、自分に何らかの原因があったりするんですよね(← って、情けない話ではありますが;)。そういう状況において、自分のことを棚に上げて相手に対して怒ったりするのって情けない & 恥ずかしいじゃないですか、いい大人なんだし;。

 まあ本気で怒って本音をぶつけ合うガチの心の殴り合い(ぉ)が必要なこともあると思いますが、少なくともビジネスの場ではみんなもうちょっと大人に振舞おうよー、と言いたくなることも多々あったり。や、みんな大人なんだから分かるでしょ〜??と思うわけで;。(← ってネタが分からない人には分からないですねこれ;;)

 でもまあ実際問題として、『怒らない』ようにするだけで、日々をなんとなく心地よく過ごせるのはホントじゃないかなとも思ったり。なんとゆーか、いちいち細かいことに目くじらを立てて怒ってる人たちを見てると、この人たちにとっての日常って、きっと日々是決戦なんだろうなぁと思ってしまうわけですが(← 言葉の使い方間違ってます;)、やっぱりもっとゆったり心ゆるゆる〜ゆるやかに生きていきたい……とか思うのは珍しい人種なんですかね?;

 ……というわけで、心の平穏を保つためにも だめーぽ D.C.II をプレイ開始でありますよ隊長w。(← それかよ、おい;) や、なんつーか最近ギャルゲをプレイしてなかったので(智代アフター以来?)なぜかえらい新鮮なのですが;;。

# うーむ、今回は音夢が分裂して音姫姉さんと由夢妹になってるのか^^。
# 最初は双子かと思ったんですけど、姉妹なんですねこのキャラたち。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2006/6/17 00:59 | 4.雑学&雑感

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コメント

「何に対して怒るかでその人の考えが分かる」って言葉がありますな。

正当な怒りは時に必要で貴重ですが、父性的な文化が減退している昨今
世の中であまり歓迎されていない感もある。

ただ、あまり怒らずに済む環境にいるとしたら、それは幸せな状態であるという自覚は必要かも。

投稿者 夏のこたつ : 2006年6月17日 01:44

つい最近、友人とのやり取りでかなりカチンときたことがあったのでちょっと思うことがあります。

といっても私も他人と諍いを起こすのは好きではありませんので、
「相手は何が納得いかなかったのか?自分は何に納得いかないのか?」
を考えた上で、それでも自分がどうしても腑に落ちないのならば、それを意見として相手に伝えるようにしています。

結局は違う人間である以上、考え方・感じ方なんて異なるのは当然なのだから、そこの部分に拘って相手との会話や関係を止めてしまうのは余りに馬鹿らしいですし。

ただ、相手にも「私はこう思ったんだよ、そういう思考もあるんだって事は理解してね」という意思はわかって欲しいです。…伝わっていればいいのだけど。

投稿者 るかやか : 2006年6月17日 10:02

職務柄後進を育成する立場だったりなかったりするわけですが、どうしても叱り飛ばしたくなる場面に遭遇するわけで。しかし、周囲の評価からすると私も徐々にキレにくくなっているとのこと。
もちろん、私も永遠の17歳になりそうな齢を迎えており、何となく丸くなってきた(あかねさんと同じ?)こともあります。しかし、実際のところ、後で振り返ってみて冷静に叱れていないないと感じるところが多く、私のストレス発散にはなっても(ぉ)現代的な育成という観点からすると先方からは歓迎されないと感じているからです(夏のこたつさんがおっしゃっている父性的な文化の減退とも関係あるでしょうか)。
ま、エゴグラムでCP(父親的側面)とAC(“いい子”的側面)が高い私としては、無駄にストレスが溜まっているついこの頃です。
そういう意味で、周りに迷惑かけながらも楽しくやっている(アニメ版)ハルヒ(おそらく高CPと高FC=やんちゃ坊主的側面)はうらやましい限りです。ま、私はみくるがいれば十分ですが。

投稿者 恥めてのお医者さん : 2006年6月17日 10:42

このネタ、Web 拍手でもコメントいただきましたが、いろいろ皆さん思うところがあるようで。

> 夏のこたつさん
> あまり怒らずに済む環境にいるとしたら、それは幸せな状態であるという自覚は必要かも。

おそらくその通りだと思います。
いや別に無自覚というわけではないのですが、そういう環境を無意識に選んでいるというところはあるかもしれません。

> るかやかさん

んー、その問題は難しいですね。というのも、相手だって同じことをきっと思っている可能性もあるから。

私は、自分の考え方を相手に伝えることをあんまりしないんですよね。
自分の考え方にそれほど強い自信がない(この考え方で間違いがない!という自信がない)というのもあるし、それを言ったり伝えたりしたところでそれが自己満足ではないとは言い切れない、みたいなところもあるので。

こういうのもなんですが、人間って他人から教わることよりも、自分で学ぶことの方が多いんじゃないか、と。
でしゃばって相手に何かを伝えたり理解させたりしようとしても上手くいかないことが多いのは、結局のところは、自分で悩んで掴んだ考え方だけがその人にとって価値や意味があるからなんじゃないかなと思ったりするんですが、どうでしょうね?

> 恥めてのお医者さん

後輩の育成指導に際して怒るというのは非常に難しい問題ですね。
現代の OJT (On the Job Training、現場での先輩社員による育成指導) の基本は「気付きを与えること」だとされる場合が多いですね。要するに、本人が本当の意味で理解・納得しない限り、その知識は血肉にならない、と。

実際にそういったアドバイスを与えることは非常に難しいのですが、それ以上に、若手メンバが「自ら学ぼう」という姿勢を少しでも持たないと、実際にはアドバイスも空転してしまう、という問題はありますね。
現実問題として、向上心が薄い人たちに対してはアドバイスの与えようもないので、適当なところで手を打つしかないのかもしれないのですが。

投稿者 まちばりあかね☆ : 2006年6月19日 01:14

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