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今日は一日ひきこもっていろいろ作業。しかし料理できるようになるとホントにいくらでも引き篭もれるな……外に出る気が起こりません。(ぉぃ)
そんなわけで基本的にヒッキーひきこもりで新しいことやるのはあまり好きではない私ですが、お仕事方面だと割とあれこれトライしてみるのが好きだったりします。で、先日、翻訳本の巻頭序文の寄稿をお願いされて、やったことないしちょっとカッコ良さげだし一度やってみたいなー、などと思ってやってみたんですよね。が、しかし。
うーあー、むずい。めっちゃむずい。めがっさむずい;。
っつーか安易に受けるんじゃなかったよ状態。なにげに激しく後悔するハメに;;。
序文といってもたいしたもんじゃなくてたったの 1 ページちょっと、文字数にすれば 1,500 文字ぐらいのちょろっちい原稿。普段 blog でさんざんアホなこと感想文をあれこれ書き連ねている自分ならそんなに難しくないだろう、などと甘くみたのが大間違い。書き始めてすぐに気付いたんですが、自分の本の序文書くより数段難しいんですよ;。
いやどういうことかというと、自分の本だったら何が書いてあるかも分かるし、アピールポイントも分かる。けれども他人の本となると話は別。や、まあ感想文みたいなの書けばいいんでしょ?ぐらいに思ってたんですが、実際には実際の著者自身が書いてる序文の意図とずれちゃいけないし、本のウリもアピールしなくちゃいけないし、それでいながら適度に自分の色も出す必要がある(← 自分に対してみんなから期待されている「カラー」との整合性ですね)。まあちょっと考えれば、どんなトピックをどんなストーリーラインで書くのか、はおおまかに決まるのですが、さらにそれを読んでそれなりに面白くて興味を惹かれて思わず本を読んでみたくなるような文章に仕立て上げなきゃならないわけです。しかも 1,500 文字以内で。
……すいません、ヘタな入試問題の作文よりよっぽど難しいんですけど、これ;;。
# しかしこういうのって、何日かしてからふっと書き始めると、一気に書き上がってしまうのが
# フシギなんですよねぇ。自分の本の序文もそうだったんですが、頭の中で適度に練り込んで
# おいたものを一気に掃き出すとなぜかうまく行く。
# まあ感性に依存した書き方なので、安定した作り方とはいえないんですが;。
それにしても改めて思いましたが、こういう仕事をやるときって、自分が自信を持ってお薦めできるモノであること、がすべての大前提になりますね。「自社製品を使っていないような営業から商品を薦められても説得力がない」とはよく言われる話ですが、自分の意にそぐわないものを書くのは(仕事でやむを得ない場合もあるでしょうけど)避けたいところ。や、自分があんまりよくないと思っているものを薦めてみたところで、お客さんにはそれは伝わってしまうものだし;。
やっぱり official でやるよりも、こういう blog で適度に書き散らかしてる方が私の性格には合ってるよーです(苦笑)。
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