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先日の株のネタ、やたらと Web 拍手がいろいろと入っていたんですが、そんなにウケがいいネタなのか;。いろいろお薦め本とかありがとうございます〜。ちょっと調べてみますね。
さて、そんな中にこんなツッコミが。
> 資産運用と考えず、自分も働くが「お金にも働いてもらう」と考えれば「不労所得」と感じなくなると思います
ええっと、私は「自分以外の人やモノに働いてもらって得る所得」のことを「不労所得」と呼ぶと思うんですが;。もしその文脈で資産運用を不労所得ではないとするのなら、「どの会社に投資するのかを決定し、その人たちにお金という『道具』を使って、金銭面での手助けをする」という仕事をしているから不労所得ではない、という方が適切だと思うんですが、どうでしょう?
……と、字面を追っても仕方がないのでもうちょっとツッコミですが、私が基本的に不労所得を好まないのは、
「何らかの能力をもって生まれた人間は、その能力を何らかの形で人間社会に還元すべきだ。」
という考え方を持っているからです。私の場合、男としてはダメダメでも;、少なくとも他人よりちょっとは仕事ができる能力を授かって生まれている。だったらその能力の部分を何らかの形で生かして、ちゃんと人間社会の発展に貢献すべきだろう、と。私の場合は、それがたまたま「お金を運用する能力」ではなくて、「実務能力」だったので、せっかくなんだからその実務能力を生かして人間社会に貢献したい、と思っているわけです。
資産家の家に生まれたのであれば、その資産を、お金を本当に必要としている人に貸与する。
絵を描くのがうまいのであれば、アニメータとか漫画家になってみんなを喜ばせる。
声がきれいなら、声優さんになってとろけるヴォイスでみんなを魅了する。
イケメンに生まれたなら、ホストクラブで夢を売る(笑)。
や、能力を持って生まれた人はずるいから、その「凸部分」を全部削って社会に還元して、みんなが公平であるべきだ、なんて考え方は私は持ってないです(それに近いことを主張する意見は少なからず聞きますが;)。でも人それぞれ、どんな能力やどんな長所を持って生まれたかはまちまちでも、それを生かしてちょっとでも社会に還元する気持ちは持っていてもらいたいなー(=自分のことしか考えないのはどーよ?)、と思うことはよくあります。
私自身は不労所得は好きではないですが、それは「不労所得がずるいから」じゃなくて、どちらかというと「自分の存在価値とズレていると思うから」だったりします。自分の能力を界王拳で何倍まで伸ばしてどこまでできるのか? それが私にとっての仕事をする楽しみの一つ、ではありますね。
# ……と、こういう発想そのものが貧乏人の考え方だということは分かってますが。
# まあ、人間一人が生きていく分にはどーにでもなるだろ、みたいなところもあったり;。
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