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うわ〜ん、今週は御主人様の放送がないじゃないですかっ。GW のおバカ〜っっ(涙)。
# ふつー GW で怒る人はいません。(汗)
# でも例年通り、半分ぐらいはカレンダー無視してお仕事だから関係ないんですけどねぇ……。
そんなわけで今日は仕方がないのでみつきの魅力を語ってみるテスト。
えーとですね、これが私の御主人様、ホンっっとに中身のないどうしようもないただのエロアニメだとは私も思うんですけどね(汗)、それでも妙に心惹かれる作品でもあるんですよ。
で、それはなぜなのかと突き詰めてみると……要するに『みつきの笑顔に救われるから』、なんですよね。
とか書いても例によって意味不明なので少し補足してみたり。
ヒロイン姉妹のいずみとみつきって確かにありがちなキャラ造形ですけど、その内面にある中核のロジックはかなり、というか全く違うと思うんですよ。
姉の方のいずみって、確かに妹想いではあるけれど、ぶっちゃけその実は周囲を省みないわがまま娘。妹のみつきを父親の魔の手(汗)から守るために連れ出して、二人で家出……したのはいいけれど、現実に中学生の二人(しかもワニ持ち;)が生きていけるはずもない。いずみもそんな状況が分かってるからこそ、鼻持ちならない義貴のメイドになることを甘んじて受け入れる……けれども、彼女にとって義貴のメイドになることは、現実を生き抜いていくための最大限の『譲歩』であり、『我慢』なんですよね。
けれども、みつきは全く違う考え方をしている。今のこの状況が不可避で他に選択肢がないのであれば、いっそそれを受け入れて楽しんじゃおう! という発想ですべての行動が形作られている。メイド服を着せられることも、それが不可避だったら「イヤだ」と思って着るよりも、「かわいい」と思って着た方がよっぽど気楽。義貴がロリコンで制服好きでギャルゲーマニアなら、そのこと自体をネタにして周囲を巻き込んで遊んでしまえばいい。彼女の中には『我慢』の二文字がないんですよね。
もちろん、ふつーの人間ならいずみの反応が当たり前だけど、二人の置かれた状況下で、いずみのようなボーダーライン(=「どこまでのことは笑って許せるか」)を持つことは、冷徹に言えば「わがまま」でもある。みつきはこの「ボーダーライン」を、自分の置かれた状況に合わせて下げてるんですよね。(もちろんみつきにだってボーダーラインはあるんだけれども、この作品って、みつきが設定しているボーダーラインに踏み込むようなシチュエーション、つまりみつきが本気でイヤがるようなことは決してやってないんですよね。この辺、見た目のアホっぷりとは相反して、割と巧妙に作られてます。)
だから、二人の性格や考え方の違い、極論すれば「我慢しながらも不満不平を言いながら過ごすのか、それともそれを受け入れた上で楽しんで過ごすのか」は、そのまま『毎日の日常を楽しんでいるのかどうか』に直結すると思うんですよ。
「面白いこと、まだまだいっぱいありそうな予感♪ わくわく♪」
みつきはいつでも現状を受け入れた(ある意味では「諦める」ことも含めて)上で、ポジティブな考え方をする。だから、みつきの目に映る世界は楽しい。多分それは、「イヤだ」「許せない」という感情で塗り固められたいずみの目には決して映らない世界。どんな状況でも常にめいいっぱい楽しく、それでいながら結果的には自分の欲しいものを手に入れちゃう、そういう子がみつきなんですよね。
日常生活でも、追い詰められてくるとつい「こんなはずじゃない」「こんなの許せない」という言葉が口をついて出そうになることはある。けれどもちょっと見方を変えてみたり、あるいは現状を受け入れてみたりすることで笑顔でいられるなら、きっとその方がずっと楽しい。実際、仕事のプロジェクトでもこういうポジティブな考え方を持つ人が一人でもいると全然空気が違ってくると思うんですよね。みつきの笑顔を見てると、ホントにこういう笑顔があると救われるよなぁ、と思うわけで。
え゛? よりによって この 作品がそんなこと考えてるわけがない? ……ええ、私もそう思いますよ、だってあれこれ言葉を弄してみたけど、結局ここで言いたいことはただ一つ、
みつきはかわいい♪(ただし声つきで;)
だけですから〜(笑)。
# っていうか、御主人様でこんな長文のアホエントリ書いてる blog は多分ここぐらいなもんでしょうね....(汗)
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