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今さらながらに継続鑑賞中なんですけどね、第 3 クールに入って全然作品が大化け;。第 1 & 2 クールのいいかげんっぷりはいったいなんだったのかと小一時間状態。電車の中で見ていて思わず挙動不審者になっちまったじゃないですか(^^;)。
以下ネタバレで。
#32 あたりからかなりの良作が連発で、見ていてめちゃめちゃリキ入っちゃいましたよ。
#32 「素顔の円(まどか)」
「今村さん……私、歌が歌いたいんです!」
「……あなたがそう言うのを待ってたのよ。」
このキャラ、いわゆるベタベタなライバルキャラなんですけど、それでもどこか憎めない人間「らしさ」を持っている。激辛ラーメンなんて食べられない、といいつつ実は大の辛味好きだったり、フルムーンに勝てないかもという恐れからスキャンダル専門芸能カメラマンに手を伸ばしてしまったり。臆病で自分をぶつけたり、誰かに自分を託すことが出来ないその様は、同情の余地がないにもかかわらず、憎みきれない部分もあるように思えてしまう。そのまどかのターニングポイントとなるエピソードとしてこういう話の持って行き方をしたのはまさに見事としか言いようがなかったです。上のセリフに魂が篭っているように感じられたのはなかなか素晴らしかったです。
#34 「ブランコのおじさん」
この 1 話を挟んできたのは見事。これ、原作にはないエピソードなんですが、そこまで匂わせてきた死臭を一気に開放させて、ガラっと作品の雰囲気を変えちゃいましたね。カレイドスターでもドナ=ウォーカーがストーリー上の見事な転機になってましたが、なにげにカレイドのドナ=ウォーカーの話も中瀬理香さんが脚本を担当されてるんですよね。(^^;)
後半戦に入ってからというもの、ストーリーラインは完全に詰め将棋になってきてますね。いやはやどうなることやら、残り 15 話ぐらいです。
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