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やー、急遽アンテナ線を集合アンテナ側に切り替えて事無きを得ました。ふう。そんなわけでざっくりインプレ。
なんつーか、一言で言うと「惜しい」、なんですかねぇ……なぜ TV 版本編の間にこれを入れられなかったんだろう、と。
前編も後編もかなり出来はいいんですが、そもそも原作からしてどちらも単品で切り出せるほど厚みのあるエピソードでもないんですよね。良くも悪くも TV 版 AIR の 12 話が全力で疾走しきった後のエピソードなだけに、なんというか、今さら感や蛇足感が出てしまったのが本当にもったいないとしか言いようがない。せっかくこれだけのクォリティがあるのに、という。
あともう一点言えるのは、summer 編のサブエピソードのみで 1 時間という尺は長すぎる、という点。なまじ TV 版 AIR が超高密度の作り込みアニメだっただけに、この密度だとちょっと薄すぎるという印象を受けてしまうんですよね。見ていて「うわっ、尺もったいないよ」とか思ってしまったのは私だけ?(^^;)
ただ、それでも非常に丁寧な作りで最後まで作り切ったことはホントに素直に賞賛。ある意味、summer 編の企画が後から出てきたときにスタッフの人たちも「どうしよう?」状態だったんじゃないかと思うんですが、普通に作ったら形にすることすら難しいこの無茶な企画をきっちりと作り込んできたというのはやっぱり凄いことですよね。
なんというか、夏特別編の 2 話分の尺を、TV 版 AIR の SUMMER 編に 1 話、AIR 編に 1 話という形で回せたら、本気で非の打ち所のないアニメになってたかもしれない……とかいうのは、やっぱり後付けだから言えちゃう話ではあるんですけどね(^^;)。
ま、なにはともあれこれでホントにおしまいですね。なんか非常に寂しい気もしますが、ホントにスタッフの皆様方、GJ! & おつかれさまでした〜。素晴らしい作品でしたよ、本当に。
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